JP4547773B2 - データ配信システムとその方法、および、データ受信装置とその方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、所望のコンテンツデータを適切に権利処理を行い配信することのできるデータ配信システムおよびデータ配信方法、配信されるコンテンツデータを受信し適切な権利処理を行なって利用可能に出力するデータ受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、衛星放送やCATVなどの種々の形態の放送や、いわゆる放送に限られないたとえばインターネットなどの通信ネットワークを介したデータ配信システムなどの、種々のコンテンツ配信システムが実現されている。そしてそのようなデータ配信システムにおいては、有料で配信されるコンテンツが大きな割合を占めるようになってきている。
コンテンツを有料で配信する際の、コンテンツの使用をコントロールする方法としては、コンテンツを暗号化して送出し、受信機器側に暗号を解くためのライセンスを行うことによりコピーコントロールを行なうようにしている場合が多い。ライセンスによって、受信機器側の再生出力自体がコントロールされる。
なお、このような観点で言えば、DVDなどのパッケージメディアを介したコンテンツの配信についても、同様のことが言える。
【0003】
適切なコピーコントロールを行いながら所望のコンテンツを配信する従来のシステムについて、図10〜図13を参照して説明する。
図10に示すコンテンツ配信システム911においては、まず、コンテンツの権利者であるコンテンツオーナー920が、暗号化されていないコンテンツを放送事業者930に渡す。放送事業者930は、暗号鍵Kbを用いてコンディショナルアクセス(CA)のための暗号化を行い、放送網940に送出する。
これを受信したセットトップボックス950は、予め契約などにより配布されている暗号鍵Kbを用いてコンディショナルアクセスのための暗号化を解く。そして、表示装置970との間で伝送を行なうための暗号化を行い、表示装置970に対して送出する。
なお、セットトップボックス500と表示装置700との間の表示装置I/F600は、たとえばIEEE1394インターフェイスなどが用いられる。その場合、セットトップボックス500は、復号化したコンテンツデータを5C−DTCP方式の暗号化を行なう。
【0004】
図10に示したシステムにおける、コンテンツデータの使用の制御(以後、単にコピー制御と言う場合もある。)の処理について、図11を参照して詳細に説明する。
まず、コピー制御の条件などは、通常コンテンツオーナー920が決定する。
したがって、コンテンツオーナー920は、このコピー制御情報と、コンテンツデータとを放送事業者930に提供する。
放送事業者930は、コンテンツオーナー900から受け取ったコピー制御情報を制御記述子に変換し、制御記述子付加部932においてコンテンツデータに付加する。
そして、この制御記述子の付加されたコンテンツデータに対して、放送事業者930が、暗号装置934において、暗号鍵Kbを用いてコンディショナルアクセスのための暗号化を行い、セットトップボックス950に送出する。
【0005】
セットトップボックス950においては、復号装置952でコンディショナルアクセスのための暗号化が復号化され、制御記述子検出部954においてコンテンツデータに付加された制御記述子が検出される。
そして、たとえばこの制御記述子に、セットトップボックス950から暗号化したコンテンツデータを出力するように記載されていた場合には、制御記述子検出部954からの制御信号に基づいて、復号装置952からの出力を5C暗号化部956で暗号鍵Kcを用いて暗号化したデータを出力スイッチ958において選択し、セットトップボックス950より出力する。
また、制御記述子に、セットトップボックス950から暗号化されていないコンテンツデータを出力してよい旨の記載があった場合には、制御記述子検出部954からの制御信号に基づいて、復号装置952からの出力を出力スイッチ958で選択し、セットトップボックス950より出力する。
【0006】
この時に放送事業者930で使用される制御記述子の例を図12に示す。
図12に示すディスクリプタにおいては、(1)の箇所に出力データに対するコピーコントロールタイプとして5Cを選択する旨の設定がなされている。また(2)の箇所にコピー制御情報であるCGMSが記載されている。
【0007】
このようなコンテンツ配信システム911においては、暗号化されていないコンテンツ(ソース)であっても、放送時には暗号鍵Kbのコンディショナルアクセスの暗号化によって守られ、受信後CAを解かれたあとも受信機から出力される際には暗号鍵Kcで暗号化されて伝送されるので、コンテンツのセキュリティは保たれる。
また、受信機と表示装置間の接続は放送サービスの形態に係わらず、5C−DTCP対応のIEEE1394での標準化が可能であり、受信機と表示装置は標準のものを用いることができる。
【0008】
また、XCA(Extended Conditional Access) と呼ばれるコンテンツ配信システムを図13に示す。
このビットストリーム化回路912においては、まず、コンテンツオーナー920が暗号鍵Kaを用いて、コンテンツ自体に暗号をかけて放送事業者930に渡す。次に、放送事業者930は、暗号鍵Kbを用いて、さらにコンディショナルアクセスのための暗号化を行い送出する。
セットトップボックス950は、暗号鍵Kbを用いてコンディショナルアクセスを解き、これをそのまま表示装置に送る。この状態でまだコンテンツは暗号化されている。
そして、表示装置970において、内蔵される復号装置972により、暗号鍵Kaを用いて暗号化を解き、復号化されたコンテンツを得る。
【0009】
このコンテンツ配信システム912においては、最初に暗号化されたコンテンツは、途中の経路では一切暗号が解かれることなく伝送され、表示装置に伝送されて初めて暗号が復号化される仕組みになっている。したがって、伝送経路の装置や放送事業者に不正があるような場合でも、コンテンツの最終到着地である表示装置内でのみ最初の鍵Kaによる暗号が復号化されるので安全性が高い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図11を参照して説明した従来のシステムでは、コンテンツオーナーからデータが放送事業者に渡される際には、コンテンツデータも、コピー制御情報も、全く暗号化されていない状態で取り扱われる。その結果、放送事業者が制御記述子を間違えたり、載せるのを誤ったり、あるいは故意に変更したりすると、コンテンツオーナーが意図していた本来のコピー制御、すなわちコンテンツデータの使用の制御が行なえなくなるという問題がある。
一方で、図13を参照して説明した従来のシステムにおいては、安全性が高い反面、表示装置が全て暗号鍵Kaによる暗号を復号化できる機能を持つ必要があり、表示装置を標準化、共通化することができないという問題がある。
【0011】
したがって本発明の目的は、受信機より後段の処理装置として標準的な装置を使用しながら、コンテンツオーナーが直接、所望のコピーコントロールを行なうことができるコンテンツ配信システムおよびコンテンツ配信方法を提供することにある。
また本発明の他の目的は、そのようなコンテンツ配信システムにおいて用いられ、配信されるコンテンツデータを受信し適切な権利処理を行なって利用可能に出力するデータ受信装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、画像データおよび/または音声データを含むコンテンツデータを提供するデータ提供装置と、データ送信装置と、第1の通信路と、データ受信装置とを有するデータ配信システムであって、
前記コンテンツデータを提供する前記データ提供装置は、前記データ受信装置において、復号したコンテンツデータを出力するか、または、復号したコンテンツデータをさらに暗号化してコンテンツデータを出力するかを指示する情報を含む制御情報に対して電子透かし処理した制御情報を、前記提供すべきコンテンツデータに重畳して第1の重畳信号を生成する、第1の重畳手段と、前記第1の重畳信号を第1の暗号鍵を用いて暗号処理して第1の暗号処理信号を生成する、第1の暗号処理手段と、を有し、
前記データ送信装置は、前記データ受信装置において、復号したコンテンツデータを出力するか、または、復号したコンテンツデータをさらに暗号化してコンテンツデータを出力するかを指示する情報を含む制御記述子を、前記第1の暗号処理信号に重畳して第2の重畳信号を生成する、第2の重畳手段と、前記第2の重畳信号を、前記第1の暗号鍵とは異なる第2の暗号鍵を用いて暗号処理して第2の暗号処理信号を生成する、第1の暗号処理手段と、を有し、
前記データ受信装置は、前記第1の暗号鍵、前記第2の暗号鍵および第3の暗号鍵を保有しており、前記第1の通信路を介して前記第2の暗号処理信号を受信する受信手段と、2入力端子を有する出力スイッチと、前記受信した第2の暗号処理信号に対して前記第2の暗号鍵を用いて解読処理して前記第2の重畳信号に対応する第1の復号信号を生成する、第1の復号手段と、前記第1の復号信号に対して前記第1の暗号鍵を用いて解読処理して前記第1の重畳信号に対応する第2の復号信号を生成して、当該第2の復号信号に含まれるコンテンツデータを前記出力スイッチの第1の入力端子に出力する、第2の復号手段と、前記第2の復号信号に含まれるコンテンツデータに、前記第3の暗号鍵を用いて第3の暗号処理信号を生成して、前記出力スイッチの第2の入力端子に出力する、第3の暗号処理手段と、前記第2の復号信号に含まれる電子透かし処理された前記制御情報から当該制御情報を検出する、制御情報検出手段と、前記第1の復号信号に含まれる前記制御記述子を検出する、制御記述子検出手段と、前記検出された制御情報または前記制御記述子とが前記第3の暗号処理手段で生成した前記第3の暗号処理信号を出力すべきことを示しているときは、前記出力スイッチの第2の入力端子に印加された信号を出力させ、他のときは、前記出力スイッチの第1の入力端子に印加された信号を出力させるように、前記出力スイッチを制御する、判定制御手段とを有する、
データ配信システムが提供される。
【0013】
好ましくは、当該データ配信システムは、前記データ受信装置から出力された信号を、所定のインタフェース方式の通信経路を経由して受信して、受信した信号から前記コンテンツデータを再生する、データ再生装置をさらに有する。
【0014】
また好ましくは、前記所定のインタフェース方式は、IEEE1394に規定されているインタフェース方式である。
【0015】
また本発明によれば、上記データ配信システムにおける、データ配信方法が提供される。
【0016】
さらに本発明によれば、画像データおよび/または音声データを含むコンテンツデータを提供するデータ提供装置と、データ送信装置と、第1の通信路とを含むデータ配信システムに、前記第1の通信路を介して接続された、データ受信装置であって、
前記コンテンツデータを提供する前記データ提供装置において、前記データ受信装置において、復号したコンテンツデータを出力するか、または、復号したコンテンツデータをさらに暗号化してコンテンツデータを出力するかを指示する情報を含む制御情報に対して電子透かし処理した制御情報を、前記提供すべきコンテンツデータに重畳して第1の重畳信号を生成し、前記第1の重畳信号を第1の暗号鍵を用いて暗号処理して第1の暗号処理信号を生成し、
前記データ送信装置において、前記データ受信装置において、復号したコンテンツデータを出力するか、または、復号したコンテンツデータをさらに暗号化してコンテンツデータを出力するかを指示する情報を含む制御記述子を、前記第1の暗号処理信号に重畳して第2の重畳信号を生成し、前記第2の重畳信号を、前記第1の暗号鍵とは異なる第2の暗号鍵を用いて暗号処理して第2の暗号処理信号を生成し、
前記データ受信装置は、
前記第1の暗号鍵、前記第2の暗号鍵および第3の暗号鍵を保有しており、
前記第1の通信路を介して前記第2の暗号処理信号を受信する受信手段と、
2入力端子を有する出力スイッチと、
前記受信した第2の暗号処理信号に対して前記第2の暗号鍵を用いて解読処理して前記第2の重畳信号に対応する第1の復号信号を生成する、第1の復号手段と、
前記第1の復号信号に対して前記第1の暗号鍵を用いて解読処理して前記第1の重畳信号に対応する第2の復号信号を生成して、当該第2の復号信号に含まれるコンテンツデータを前記出力スイッチの第1の入力端子に出力する、第2の復号手段と、
前記第2の復号信号に含まれるコンテンツデータに、前記第3の暗号鍵を用いて第3の暗号処理信号を生成して、前記出力スイッチの第2の入力端子に出力する、第3の暗号処理手段と、
前記第2の復号信号に含まれる電子透かし処理された前記制御情報から当該制御情報を検出する、制御情報検出手段と、
前記第1の復号信号に含まれる前記制御記述子を検出する、制御記述子検出手段と、
前記検出された制御情報または前記制御記述子とが前記第3の暗号処理手段で生成した前記第3の暗号処理信号を出力すべきことを示しているときは、前記出力スイッチの第2の入力端子に印加された信号を出力させ、他のときは、前記出力スイッチの第1の入力端子に印加された信号を出力させるように、前記出力スイッチを制御する、判定制御手段と
を有する、データ受信装置が提供される。
【0017】
本発明によれば、画像データおよび/または音声データを含むコンテンツデータを提供するデータ提供装置と、データ送信装置と、第1の通信路とを含むデータ配信システムに、前記第1の通信路を介して接続されたデータ受信装置におけるデータ受信方法が提供される。
【0018】
本発明によれば、画像データおよび/または音声データを含むコンテンツデータを提供するデータ提供装置と、データ送信装置と、第1の通信路と、データ受信装置とを有するデータ配信システムであって、
前記コンテンツデータを提供する前記データ提供装置は、前記データ受信装置において、復号したコンテンツデータを出力するか、または、復号したコンテンツデータをさらに暗号化してコンテンツデータを出力するかを指示する情報を含む第1の制御記述子を、前記提供すべきコンテンツデータに重畳して第1の重畳信号を生成する、第1の重畳手段と、前記第1の重畳信号を第1の暗号鍵を用いて暗号処理して第1の暗号処理信号を生成する、第1の暗号処理手段と、を有し、
前記データ送信装置は、前記データ受信装置において、復号したコンテンツデータを出力するか、または、復号したコンテンツデータをさらに暗号化してコンテンツデータを出力するかを指示する情報を含む第2の制御記述子を、前記第1の暗号処理信号に重畳して第2の重畳信号を生成する、第2の重畳手段と、前記第2の重畳信号を、前記第1の暗号鍵とは異なる第2の暗号鍵を用いて暗号処理して第2の暗号処理信号を生成する、第1の暗号処理手段と、を有し、
前記データ受信装置は、前記第1の暗号鍵、前記第2の暗号鍵および第3の暗号鍵を保有しており、前記第1の通信路を介して前記第2の暗号処理信号を受信する受信手段と、2入力端子を有する出力スイッチと、前記受信した第2の暗号処理信号に対して前記第2の暗号鍵を用いて解読処理して前記第2の重畳信号に対応する第1の復号信号を生成する、第1の復号手段と、前記第1の復号信号に対して前記第1の暗号鍵を用いて解読処理して前記第1の重畳信号に対応する第2の復号信号を生成して、当該第2の復号信号に含まれるコンテンツデータを前記出力スイッチの第1の入力端子に出力する、第2の復号手段と、前記第2の復号信号に含まれるコンテンツデータに、前記第3の暗号鍵を用いて第3の暗号処理信号を生成して、前記出力スイッチの第2の入力端子に出力する、第3の暗号処理手段と、前記第2の復号信号に含まれる第1の制御記述子を検出する、第1の制御記述子検出手段と、前記第1の復号信号に含まれる前記第2の制御記述子を検出する、第2の制御記述子検出手段と、前記検出された第1の制御記述子または前記第2の制御記述子とが前記第3の暗号処理信号を出力すべきことを示しているときは、前記出力スイッチの第2の入力端子に印加された信号を出力させ、他のときは、前記出力スイッチの第1の入力端子に印加された信号を出力させるように、前記出力スイッチを制御する、判定制御手段とを有する、
データ配信システムが提供される。
【0019】
好ましくは、当該データ配信システムは、前記データ受信装置から出力された信号を、所定のインタフェース方式の通信経路を経由して受信して、受信した信号から前記コンテンツデータを再生する、データ再生装置をさらに有する。
【0020】
さらに好ましくは、前記所定のインタフェース方式は、IEEE1394に規定されているインタフェース方式である。
【0021】
本発明によれば、画像データおよび/または音声データを含むコンテンツデータを提供するデータ提供装置と、データ送信装置と、第1の通信路と、データ受信装置とを有するデータ配信システムにおけるデータ配信方法であってが提供される。
【0022】
また本発明によれば、画像データおよび/または音声データを含むコンテンツデータを提供するデータ提供装置と、データ送信装置と、第1の通信路とを含むデータ配信システムに、前記第1の通信路を介して接続された、データ受信装置であって、
前記コンテンツデータを提供する前記データ提供装置において、前記データ受信装置において、復号したコンテンツデータを出力するか、または、復号したコンテンツデータをさらに暗号化してコンテンツデータを出力するかを指示する情報を含む第1の制御記述子を、前記提供すべきコンテンツデータに重畳して第1の重畳信号を生成し、前記第1の重畳信号を第1の暗号鍵を用いて暗号処理して第1の暗号処理信号を生成し、
前記データ送信装置において、前記データ受信装置において、復号したコンテンツデータを出力するか、または、復号したコンテンツデータをさらに暗号化してコンテンツデータを出力するかを指示する情報を含む第2の制御記述子を、前記第1の暗号処理信号に重畳して第2の重畳信号を生成し、前記第2の重畳信号を、前記第1の暗号鍵とは異なる第2の暗号鍵を用いて暗号処理して第2の暗号処理信号を生成し、
前記データ受信装置は、前記第1の暗号鍵、前記第2の暗号鍵および第3の暗号鍵を保有しており、前記第1の通信路を介して前記第2の暗号処理信号を受信する受信手段と、前記受信した第2の暗号処理信号に対して前記第2の暗号鍵を用いて解読処理して前記第2の重畳信号に対応する第1の復号信号を生成する、第1の復号手段と、前記第1の復号信号に対して前記第1の暗号鍵を用いて解読処理して前記第1の重畳信号に対応する第2の復号信号を生成して、当該第2の復号信号に含まれるコンテンツデータを2入力端子を有する出力スイッチの第1の入力端子に出力する、第2の復号手段と、前記第2の復号信号に含まれるコンテンツデータに、前記第3の暗号鍵を用いて第3の暗号処理信号を生成して、前記出力スイッチの第2の入力端子に出力する、第3の暗号処理手段と、前記第2の復号信号に含まれる第1の制御記述子を検出する、第1の制御記述子検出手段と、前記第1の復号信号に含まれる前記第2の制御記述子を検出する、第2の制御記述子検出手段と、前記検出された第1の制御記述子または前記第2の制御記述子とが前記第3の暗号処理信号を出力すべきことを示しているときは、前記出力スイッチの第2の入力端子に印加された信号を出力させ、他のときは、前記出力スイッチの第1の入力端子に印加された信号を出力させるように、前記出力スイッチを制御する、判定制御手段とを有する、
データ受信装置が提供される。
【0023】
また本発明によれば、画像データおよび/または音声データを含むコンテンツデータを提供するデータ提供装置と、データ送信装置と、第1の通信路とを含むデータ配信システムに、前記第1の通信路を介して接続された、データ受信装置におけるデータ受信方法が提供される。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図1〜図9を参照して説明する。
【0025】
全体構成
まず、本実施の形態のコンテンツ配信システムの全体構成について、図1を参照して説明する。
図1は、本実施の形態のコンテンツ配信システム100の全体概略構成を示す図である。
コンテンツ配信システム100は、コンテンツオーナー200、放送事業者300、放送網400、セットトップボックス500、表示装置I/F600および表示装置700を有する。
【0026】
まず、各部の構成について説明する。
コンテンツオーナー200は、配信対象のコンテンツの権利者であり、配信対象のコンテンツを所望の暗号鍵Kaを用いて暗号化し、暗号化された状態のコンテンツを放送事業者300に提供する。本実施の形態においては、コンテンツは、たとえばテレビプログラムや映画などの、映像および音声を含むコンテンツとする。
なお、ここで言う暗号化とは、コンテンツデータそのもの、あるいはコンテンツオーナー200が要望する任意の付加データなどを、暗号鍵Kaなしでは何ら変更したり読み出したり使用したりすることができない状態にすることを広く指すものとする。したがって、具体的には、実際にコンテンツデータを暗号化する場合、付加データを電子透かしなどの形態で重畳する場合などが含まれる。なお、実際の具体的な処理内容については、後のより具体的な構成の説明の際に説明する。
【0027】
放送事業者300は、コンテンツオーナー200より提供された暗号化された状態のコンテンツに、さらに暗号鍵Kbを用いてコンディショナルアクセスのための暗号化を行い、放送網400を介して配信する。
【0028】
放送網400は、デジタル地上波放送、デジタル衛星放送、CATVあるいはインターネットなどの通信ネットワークを介した任意のデータ配信システムなどを含む、任意のデータ配信手段であり、放送事業者300により送出されたコンテンツデータを任意の利用者に配信する。
【0029】
セットトップボックス500は、たとえば各利用者の家庭などに設けられ、利用者の操作に基づいて、放送網400を介して放送事業者300より送出されたデータを受信する受信装置である。
セットトップボックス500は、利用者により選択されたコンテンツデータを受信すると、たとえば予め契約などに基づいて配布される暗号鍵Kaを用いて復号化する。そして、予め設定されている暗号鍵Kcを用いてその復号化されたコンテンツデータを再度暗号化し、表示装置I/F600に送出する。本実施の形態においては、セットトップボックス500と表示装置700とは、IEEE1394をインターフェイスとして接続されており、セットトップボックス500はIEEE1394に規定されている5C暗号化方式によりコンテンツデータを再度暗号化する。
【0030】
表示装置I/F600は、セットトップボックス500と表示装置700との間の接続手段であり、前述したように本実施の形態ではIEEE1394である。
【0031】
表示装置700は、表示装置I/F600を介してセットトップボックス500より入力される暗号化されたコンテンツデータを、予め設定されている暗号鍵Kcを用いて復号化し、使用者が視聴可能に表示する。
【0032】
次に、このような構成のコンテンツ配信システム100の全体の動作の概略について説明する。
まず、配信対象のコンテンツは、その権利者であるコンテンツオーナー200により暗号鍵Kaを用いて暗号化された上で放送事業者300に受け渡され、放送事業者300によりさらに暗号鍵Kbを用いてコンディショナルアクセスのための暗号化をされ、放送網400に送出される。
【0033】
放送網400に送出されたデータは、これを視聴しようとして選択した視聴者(コンテンツの使用者)により、具体的にはその使用者の操作されるセットトップボックス500により実質的に受信され、内部の復号装置によりまずコンディショナルアクセスのための暗号が復号化される。この時の暗号鍵Kaは、使用者が予め放送事業者300と受信契約を結ぶ際に、たとえばICカードのようなセキュアな記録媒体などの形態で提供される。
【0034】
復号化されたコンテンツデータは、予め設定された暗号鍵Kcを用いてIEEE1394の5C方式により再度暗号化され、表示装置700に送出される。
そして、表示装置700において復号化され、使用者が視聴可能に表示される。
なお、視聴者がセットトップボックス500に対して行なう、受信するコンテンツデータの選択や、セットトップボックス500から表示装置700へのコンテンツデータの送出などの操作は、セットトップボックス500内の課金情報メモリに逐次記憶され、コンテンツ受信に伴う課金に用いられる。
【0035】
このように、コンテンツ配信システム100においては、コンテンツオーナー200自体が配信対象のコンテンツに実質的に暗号化を行なっており、またその暗号化は、使用者のセットトップボックス500まで復号されない構成となっている。したがって、たとえば使用者側におけるコンテンツデータの再生やコピーを制御するコントロール情報を暗号化してコンテンツデータに重畳しておけば、コンテンツオーナー200自身が使用者側におけるコンテンツデータの使用をコントロールすることができる。すなわち、理由の如何を問わず、放送事業者300によるコンテンツの使用状態や使用条件などが変更されてしまうことを防ぐことができる。
【0036】
また、コンテンツ配信システム100においては、コンテンツの使用をそのようなコンテンツオーナー200のコントロールの範囲内に置きながら、セットトップボックス500と表示装置700との間は標準インターフェイスを用いることができる。また、表示装置700もそのインターフェイスに対応した標準的な装置を用いることができる。
【0037】
具体的適用例
以上、本発明に係わるコンテンツ配信システム100の全体の構成の概略を説明したが、以下は、より具体的な構成例、具体的な適用形態について、第1の具体例〜第5の具体例として説明する。
なお、放送網400、表示装置I/F600および表示装置700はいずれも標準的なものなので、以下の説明においては、図面上へのその記載および説明を省略する。
【0038】
第1の具体例
コンテンツ配信システム100の第1の具体的な適用例を、図2を参照して説明する。
第1の具体例としては、コンテンツオーナー200がコンテンツの使用を制御する制御情報を電子透かしの形態でコンテンツデータに重畳して配信し、これにより使用者に受信されたコンテンツデータの使用が制御されるシステムを例示する。
図2は、コンテンツ配信システム100の第1の具体的構成の、コンテンツオーナー200〜セットトップボックス500までの構成を示す図である。
【0039】
図2に示す第1の具体的構成においては、コンテンツオーナー200は、電子透かし重畳部208を有しており、セットトップボックス500において有効となるコンテンツの使用を制御するコピー制御情報を、電子透かしの形態でコンテンツデータに重畳する。
さらにコンテンツオーナー200は、暗号装置210を有しており、電子透かしの重畳されたコンテンツデータを、暗号鍵Kaを用いて暗号化する。
そして、この暗号化されたコンテンツデータを放送事業者300に渡す。
【0040】
放送事業者300は、暗号装置302を有しており、コンテンツオーナー200から入力されたコンテンツデータに対して、暗号鍵Kbを用いてさらにコンディショナルアクセスのための暗号化を行い送出する。
【0041】
セットトップボックス500は、2個の復号装置502、復号装置504、電子透かし検出部506、5C暗号化部508、出力スイッチ510および課金情報メモリ524を有する。
復号装置502は、放送事業者300より受信した暗号化された信号を、暗号鍵Kbを用いて復号する。すなわち、コンディショナルアクセスのための暗号化を復号する。復号した信号は、コンテンツオーナー200により暗号化された信号であり、まだ使用することはできない。
【0042】
復号装置504は、復号装置502において復号された信号に対して、さらに、暗号鍵Kaを用いて復号化し、復号化した信号を電子透かし検出部506、5C暗号化部508および出力スイッチ510に出力する。復号装置504において復号化された信号は、ベースバンドのコンテンツデータにコピー制御情報が電子透かしとして重畳されている信号である。
電子透かし検出部506は、復号装置504において復号された信号より、電子透かしとして重畳されているコピー制御情報を検出し、これに基づいてセットトップボックス500から出力する信号を制御する信号、具体的には出力スイッチ510を制御する信号を生成して、出力スイッチ510に印加する。
5C暗号化部508は、復号装置504において復号された信号を、暗号鍵Kcを用いて5C方式により暗号化し、出力スイッチ510に印加する。
【0043】
出力スイッチ510は、電子透かし検出部506より印加される制御信号に基づいて、セットトップボックス500からの出力信号として、復号装置504より出力される暗号化されていないコンテンツデータ、あるいは、5C暗号化部508で暗号化されたコンテンツデータのいずれかを選択し、セットトップボックス500より出力する。
課金情報メモリ524は、実質的にセットトップボックス500より出力される信号を検出することにより、あるいは、IEEE1394を介して表示装置700より入力される情報を監視することにより、コンテンツデータの使用に伴う課金に係わる情報を検出し、これを記憶しておく。課金情報メモリ524に記憶された情報は、適宜所定の決済機関に送信され、課金処理が行なわれる。
【0044】
このようなセットトップボックス500においては、復号装置502で放送事業者300により施されたコンディショナルアクセスのための暗号化が復号化され、復号装置504でコンテンツオーナー200自身が施した暗号化が復号化され、その復号化されたコンテンツデータより、電子透かし検出部506において、電子透かしとして重畳されているコンテンツオーナー200により付加されたコピー制御情報が検出される。
そして、たとえばこのコピー制御情報に、セットトップボックス500から暗号化したコンテンツデータを出力するように記載されていた場合には、電子透かし検出部506からの制御信号に基づいて、復号装置504からの出力を5C暗号化部508で暗号鍵Kcを用いて暗号化したデータを出力スイッチ510において選択し、セットトップボックス500より図示せぬ表示装置に対して出力する。
また、コピー制御情報に、セットトップボックス500から暗号化されていないコンテンツデータを出力してよい旨の記載があった場合には、電子透かし検出部506からの制御信号に基づいて、復号装置504からの出力を出力スイッチ510で選択し、セットトップボックス500より出力する。
【0045】
このように、第1の具体例においては、コンテンツオーナー200が電子透かしという形態でコピー制御情報をコンテンツデータに重畳し、さらに暗号化を行なっており、放送事業者300の手を介することなく、コンテンツオーナー200自身が受信側の出力を直接制御することができる。
【0046】
第2の具体例
コンテンツ配信システム100の第2の具体的な適用例を、図3を参照して説明する。
第2の具体例は、第1の具体例におけるコンテンツオーナー200の暗号装置210を無くし、暗号化処理を省略した構成である。またこれに伴って、セットトップボックス500においても、復号装置504が省略された構成となっている。
【0047】
そのような構成においては、コンテンツオーナー200は、電子透かし重畳部208においてコピー制御情報を電子透かしの形態で重畳し、その状態のコンテンツデータをそのまま、すなわち暗号化せずに放送事業者300に提供する。
そして放送事業者300においては、これを暗号装置302でコンディショナルアクセスのための暗号化を行なって送出する。
送出さた信号を受信したセットトップボックス500においては、復号装置502でコンディショナルアクセスのための暗号化を復号化することにより、直ちに何ら暗号化されていないコンテンツデータが得られ、これより電子透かし検出部506において、電子透かしとして重畳されているコピー制御情報を検出し、これにより出力スイッチ510を制御する。
5C暗号化部508、出力スイッチ510および図示せぬ課金情報メモリなどの動作は、第1の具体例と同じである。
【0048】
このように、第2の具体例においては、コンテンツオーナー200における暗号装置210およびセットトップボックス500の復号装置504が省略されているため、各装置の構成を簡単にすることができる。
このような構成においては、コンテンツオーナー200の暗号装置210による暗号化処理がなくなるため、放送事業者300には暗号化されていない状態のコンテンツデータが渡されることになるが、セットトップボックス500の出力はあくまでも電子透かし情報により制御されており、また、電子透かしデータが重畳されているため不正利用された場合のトレースが可能であることなどから、不正利用される可能性は低いと言える。
このような条件でよければ、構成の簡単なこの第2の具体例が有効である。
【0049】
第3の具体例
コンテンツ配信システム100の第3の具体的な適用例を、図4および図5を参照して説明する。
第3の具体例は、放送事業者300においてコンテンツオーナー200が付加するのとは別の独自の制御記述子を付加するようにした構成である。
【0050】
具体的には、コンテンツオーナー200における処理は、第1の具体例の処理と同じであり、まず、セットトップボックス500において有効となるコンテンツの使用を制御するコピー制御情報を、電子透かしの形態でコンテンツデータに重畳する。次に、暗号装置210において、電子透かしの重畳されたコンテンツデータを、暗号鍵Kaを用いて暗号化し、この暗号化されたコンテンツデータを放送事業者300に渡す。
【0051】
放送事業者300は、コンテンツオーナー200から渡された暗号化されたコンテンツデータに対して、制御記述子付加部306において、独自の制御記述子を付加し、暗号装置302において暗号鍵Kbを用いて暗号化して送出する。
【0052】
これを受信したセットトップボックス500は、復号装置502において放送事業者300により行なわれたコンディショナルアクセスのための暗号化を暗号鍵Kbを用いて復号する。
この復号された信号より、制御記述子検出部512において、放送事業者300が付加した制御記述子が検出され、判定制御装置514に出力される。
また、復号装置502で復号された信号は、さらに復号装置504において、暗号鍵Kaを用いて復号される。
この復号された信号より、電子透かし検出部506において、コンテンツオーナー200が電子透かしの形態で重畳したコピー制御情報が検出され、判定制御装置514に出力される。
【0053】
判定制御装置514は、電子透かし検出部506から入力されるコンテンツオーナー200により設定されたコピー制御情報、および、制御記述子検出部512から入力される放送事業者300により設定された制御記述子に基づいて、受信したコンテンツデータの使用を制御する判定を行い、その判定に基づいて出力データを制御する。
ここで、コピー制御情報および制御記述子には、各々セットトップボックス500からコンテンツデータを出力する際に、5C暗号化して伝送するか、暗号化せずに伝送するかの設定が行なわれているものとする。その場合、判定制御装置514はたとえば図5に示すようなフローチャートに従って判定を行なう。
【0054】
すなわち、判定を開始すると(ステップS10)、まず、電子透かし検出部506から入力されるコピー制御情報を参照して、5C暗号化の設定が行なわれているか否かを判定する(ステップS11)。そして、5C暗号化の設定が行なわれていた場合には、出力スイッチ510に5C暗号化部508の出力を選択するような制御信号を出力することにより、セットトップボックス500から5C暗号化したコンテンツデータを出力させる(ステップS12)。
【0055】
電子透かし検出部506から入力されるコピー制御情報に、5C暗号化の設定が行なわれていなかった場合には(ステップS11)、制御記述子検出部512から入力される制御記述子を参照して、5C暗号化の設定が行なわれているか否かを判定する(ステップS13)。そして、5C暗号化の設定が行なわれていた場合には、コピー制御情報において設定がなされていた場合と同様に、出力スイッチ510に5C暗号化部508の出力を選択するような制御信号を出力し、セットトップボックス500から5C暗号化したコンテンツデータを出力させる(ステップS12)。
【0056】
制御記述子検出部512から入力される制御記述子にも、5C暗号化の設定が行なわれていなかった場合には(ステップS13)、判定制御装置514は、出力スイッチ510に、復号装置504からの出力を選択するような制御信号を出力し、セットトップボックス500から暗号化されていないコンテンツデータを出力させる(ステップS14)。
【0057】
このように、第3の具体例においては、コンテンツオーナー200および放送事業者300が、各々独自にコンテンツデータの使用をコントロールする設定を行なうことができる。そして、どちらの設定をどのように優先させて、どのようなコントロールを行なうかは、判定制御装置514に設定するアルゴリズムを変えることで任意に設定することができる。
そして、たとえば図5に示したようなアルゴリズムを採用することにより、放送事業者300による設定よりもコンテンツオーナー200による設定を優先して実行するようにすることができる。
【0058】
第4の具体例
コンテンツ配信システム100の第4の具体的な適用例を、図6および図7を参照して説明する。
第4の具体例は、第3の具体例と同様の構成であるが、コンテンツオーナー200によるコピーコントロールを、電子透かしをコンテンツデータに重畳することにより行なうのではなく、放送事業者300と同様に、制御記述子をコンテンツデータに付加することにより行なうようにしたものである。
【0059】
すなわち、コンテンツオーナー200は、セットトップボックス500において有効となるコンテンツの使用を制御するコピー制御情報を、制御記述子付加部212において、制御記述子(制御記述子1)の形態でコンテンツデータに付加する。そして、その制御記述子の付加されたコンテンツデータに対して、暗号装置210において暗号鍵Kaを用いて暗号化し、暗号化されたコンテンツデータを放送事業者300に渡す。
放送事業者300は、コンテンツオーナー200から渡された暗号化されたコンテンツデータに対して、制御記述子付加部306において、独自の制御記述子(制御記述子2)を付加し、暗号装置302において暗号鍵Kbを用いて暗号化して送出する。
【0060】
これを受信したセットトップボックス500は、復号装置502において放送事業者300により行なわれたコンディショナルアクセスのための暗号化を暗号鍵Kbを用いて復号する。この復号された信号より、制御記述子2検出部512において、放送事業者300が付加した制御記述子2を検出し、判定制御装置514に出力する。
また、復号装置502で復号された信号は、さらに復号装置504において、暗号鍵Kaを用いて復号される。そしてこの復号された信号より、制御記述子1検出部516において、コンテンツオーナー200が付加した制御記述子1を検出し、判定制御装置514に出力する。
【0061】
判定制御装置514は、制御記述子1検出部516から入力されるコンテンツオーナー200により設定された制御記述子1、および、制御記述子2検出部512から入力される放送事業者300により設定された制御記述子2に基づいて、受信したコンテンツデータの使用を制御する判定を行い、その判定に基づいて出力データを制御する。
ここで、制御記述子1および制御記述子2には、各々セットトップボックス500からコンテンツデータを出力する際に、5C暗号化して伝送するか、暗号化せずに伝送するかの設定が行なわれているものとする。その場合、判定制御装置514はたとえば図7に示すようなフローチャートに従って判定を行なう。
【0062】
すなわち、判定を開始すると(ステップS20)、まず、制御記述子1検出部516から入力される制御記述子1を参照して、5C暗号化の設定が行なわれているか否かを判定する(ステップS21)。そして、5C暗号化の設定が行なわれていた場合には、出力スイッチ510に5C暗号化部508の出力を選択するような制御信号を出力することにより、セットトップボックス500から5C暗号化したコンテンツデータを出力させる(ステップS22)。
【0063】
制御記述子1検出部516から入力される制御記述子1に、5C暗号化の設定が行なわれていなかった場合には(ステップS21)、制御記述子2検出部512から入力される制御記述子2を参照して、5C暗号化の設定が行なわれているか否かを判定する(ステップS23)。そして、5C暗号化の設定が行なわれていた場合には、制御記述子1において設定がなされていた場合と同様に、出力スイッチ510に5C暗号化部508の出力を選択するような制御信号を出力し、セットトップボックス500から5C暗号化したコンテンツデータを出力させる(ステップS22)。
【0064】
制御記述子2検出部512から入力される制御記述子2にも、5C暗号化の設定が行なわれていなかった場合には(ステップS23)、判定制御装置514は、出力スイッチ510に、復号装置504からの出力を選択するような制御信号を出力し、セットトップボックス500から暗号化されていないコンテンツデータを出力させる(ステップS24)。
【0065】
このように、第4の具体例においては、コンテンツオーナー200および放送事業者300は、ともに制御記述子を付加するという形態で、各々独自にコンテンツデータの使用をコントロールする設定を行なうことができる。そして、どちらの設定をどのように優先させて、どのようなコントロールを行なうかは、判定制御装置514に設定するアルゴリズムを変えることで任意に設定することができる。
そして、たとえば図7に示したようなアルゴリズムを採用することにより、放送事業者300による設定よりもコンテンツオーナー200による設定を優先して実行するようにすることができる。
【0066】
第5の具体例
コンテンツ配信システム100の第5の具体的な適用例を、図8を参照して説明する。
第5の具体例は、セットトップボックス500からのアナログの出力に対しても、適切にコピーコントロールが行なえるようにしたものである。
【0067】
この場合、まずコンテンツオーナー200は、設定したいコピー制御情報を、電子透かし重畳部208において、電子透かしの形態でコンテンツデータに重畳する。この電子透かし情報は、セットトップボックス500からのアナログ出力のコピープロテクションに用いられる。
そしてコンテンツオーナー200は、その電子透かし情報の重畳されたコンテンツデータに対して、暗号装置210において暗号鍵Kaを用いて暗号化する。
この、暗号化されたコンテンツデータと、先のコピー制御情報の両方を、コンテンツオーナー200は放送事業者300に渡す。
【0068】
放送事業者300は、コンテンツオーナー200から渡されたコピー制御情報を制御記述子に変換した後、これを、制御記述子付加部306において、コンテンツオーナー200から渡された暗号化されたコンテンツデータに付加し、暗号装置302において暗号鍵Kbを用いて暗号化して送出する。
【0069】
これを受信したセットトップボックス500は、復号装置502において放送事業者300により行なわれたコンディショナルアクセスのための暗号化を暗号鍵Kbを用いて復号する。この復号された信号より、制御記述子検出部512において、コンテンツオーナー200からの指示により放送事業者300が付加した制御記述子を検出し、出力スイッチ510を制御する制御信号を生成して出力スイッチ510に印加する。
また、復号装置502で復号された信号は、さらに復号装置504において、暗号鍵Kaを用いて復号される。この復号化された信号は、5C暗号化部508において5C暗号化されて、あるいは、直接、出力スイッチ510に印加され、出力スイッチ510でいずれかが選択してデジタル出力として出力される。
一方、復号装置502で復号された信号は、アナログ信号エンコーダ518に入力されて、ここでアナログ信号に変換されて、セットトップボックス500より出力される。
【0070】
このように、第5の具体例においては、特に、セットトップボックス500より、電子透かしにより著作権保護情報が重畳された適切に権利処理されたアナログ信号を出力することができる。したがって、アナログ信号出力を必要とする場合には好適である。
【0071】
なお、図8に示した構成においては、コンテンツオーナー200が要求するコピー制御情報を、放送事業者300が制御記述子に変換してコンテンツデータに付加している。放送事業者300が十分信頼のおける機関であれば、このような構成として何ら問題はない。しかし、何らかの理由でコンテンツオーナー200が自ら設定を行う場合には、第3の具体例の場合と同様に、制御記述子の設定もコンテンツオーナー200が行なうようにしてよい。
【0072】
第6の具体例
コンテンツ配信システム100の第6の具体的な適用例を、図9を参照して説明する。
第6の具体例は、セットトップボックス500からのデジタル出力を、モニタ接続用のDVI(Digital Visual Interface)およびその著作権保護された出力(DVI−CP)のいずれかとし、また、アナログ出力をON/OFFできるようにしたものである。
【0073】
この場合、コンテンツオーナー200は、電子透かし重畳部208において、設定したいコピー制御情報を電子透かしの形態でコンテンツデータに重畳し、暗号装置210において、その電子透かし情報の重畳されたコンテンツデータを暗号鍵Kaを用いて暗号化し、暗号化されたコンテンツデータを、放送事業者300に渡す。
【0074】
放送事業者300は、制御記述子付加部306において、独自の制御記述子をコンテンツオーナー200から渡された暗号化されたコンテンツデータに付加した後、暗号装置302において暗号鍵Kbを用いてコンディショナルアクセスのための暗号化を行い、送出する。
【0075】
これを受信したセットトップボックス500は、復号装置502において、放送事業者300により行なわれたコンディショナルアクセスのための暗号化を暗号鍵Kbを用いて復号し、制御記述子検出部512において、この復号された信号より放送事業者300が付加した制御記述子を検出し、判定制御装置514に出力する。
また、復号装置502で復号された信号は、さらに復号装置504において、暗号鍵Kaを用いて復号され、この復号された信号より、電子透かし検出部506において、コンテンツオーナー200が電子透かしの形態で重畳したコピー制御情報が検出され、判定制御装置514に出力される。
【0076】
判定制御装置514は、電子透かし検出部506から入力されるコンテンツオーナー200により設定されたコピー制御情報、および、制御記述子検出部512から入力される放送事業者300により設定された制御記述子に基づいて、受信したコンテンツデータの使用を制御する判定を行い、その判定に基づいて出力データを制御する。
具体的には、判定制御装置514は、セットトップボックス500からのデジタル出力として、ベースバンドデータの出力を行なうか、DVI−CPにより暗号化されたデータを出力するかの判定、および、アナログ出力を行なうか否かの判定を行ない、各々その判定結果に基づく制御信号を、出力スイッチ510およびアナログ出力スイッチ522に出力する。
【0077】
また、復号装置504において復号化された信号は、暗号化部520においてDVI−CPに暗号化されて、あるいは、直接、出力スイッチ510に印加され、出力スイッチ510でいずれかが選択してデジタル出力として出力される。
一方、復号装置504で復号された信号は、アナログ信号エンコーダ518に入力されて、ここでアナログ信号に変換されて、アナログ出力スイッチ522に印加され、判定制御装置514の制御に基づいてアナログ出力スイッチ522において選択され、アナログ出力として出力される。
【0078】
このように、第6の具体例においては、セットトップボックス500から、DVIにより、RGBベースバンド信号あるいは符号化された信号として、デジタル映像信号を出力することができる。また、電子透かしにより著作権保護情報が重畳された適切に権利処理されたアナログ信号を、選択的に出力することができる。
【0079】
変形例
なお、本発明は本実施の形態に限られるものではなく、任意好適な種々の改変が可能である。
たとえば、コンテンツ配信システム100においてセットトップボックス500に接続されて利用される装置は、映像信号を表示する表示装置としたが、これに限られるものではなく、任意の画像処理装置を接続するようにしてよい。たとえば、出力されるデータを記録する記録装置を接続してもよいし、出力されるデータを伝送する伝送装置などを接続してもよい。
また、セットトップボックス500の出力I/Fも、前述した実施の形態中で示したIEEE1394およびDVIに限られるものではなく、任意のI/Fを用いてよい。
【0080】
また、放送事業者300とセットトップボックス500との間でデータを伝送する手段は、放送手段に限られるものではなく、任意の情報伝送手段を適用してよい。
また、いわゆる放送に限られるものではなく、セットトップボックス500からの要求に応じて所望のコンテンツデータを要求のあったセットトップボックス500に送信するような伝送手段であってもよい。
【0081】
また、本実施の形態においては、配信されるコンテンツは映像信号およびオーディオ信号を含むビデオ信号としたが、これに限られるものではなく、任意のコンテンツデータの配信に適用してよい。たとえば、オーディオデータ、静止画像データ、ゲームソフトプログラム、任意のプログラムソフトなどの配信システムとして使用してよい。
【0082】
【発明の効果】
このように本発明によれば、受信機より後段の処理装置として標準的な装置を使用しながら、コンテンツオーナーが直接、所望のコピーコントロールを行なうことができるコンテンツ配信システムおよびコンテンツ配信方法を提供することができる。
また、そのようなコンテンツ配信システムにおいて用いられ、配信されるコンテンツデータを受信し適切な権利処理を行なって利用可能に出力するデータ受信装置を提供することができる。
また、コンテンツの権利者がその利用をコントロールできる状態で配信対象のコンテンツデータを提供するデータ提供装置およびデータ提供方法を提供することができる。
さらに、そのように提供されたデータを送出するデータ送出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施の形態のコンテンツ配信システムの全体概略構成を示す図である。
【図2】図2は、図1に示したコンテンツ配信システムの第1の具体例の主要部の構成を示す図である。
【図3】図3は、図1に示したコンテンツ配信システムの第2の具体例の主要部の構成を示す図である。
【図4】図4は、図1に示したコンテンツ配信システムの第3の具体例の主要部の構成を示す図である。
【図5】図5は、図4に示したセットトップボックスの判定制御装置における判定処理を説明するためのフローチャートである。
【図6】図6は、図1に示したコンテンツ配信システムの第4の具体例の主要部の構成を示す図である。
【図7】図7は、図6に示したセットトップボックスの判定制御装置における判定処理を説明するためのフローチャートである。
【図8】図8は、図1に示したコンテンツ配信システムの第5の具体例の主要部の構成を示す図である。
【図9】図9は、図1に示したコンテンツ配信システムの第6の具体例の主要部の構成を示す図である。
【図10】図10は、従来のコンテンツ配信システムの全体概略構成を示す図である。
【図11】図11は、図10に示したコンテンツ配信システムの第1の具体例の主要部の構成を示す図である。
【図12】図12は、図11に示した放送事業者で付加する制御記述子の具体例を示す図である。
【図13】図13は、図10に示したコンテンツ配信システムの第2の具体例の主要部の構成を示す図である。
【符号の説明】
100…コンテンツ配信システム、200…コンテンツオーナー、208…電子透かし重畳部、210…暗号装置、212…制御記述子付加部、300…放送事業者、302…暗号装置、306…制御記述子付加部、400…放送網、500…セットトップボックス、502…復号装置、504…復号装置、506…電子透かし検出部、508…5C暗号化部、510…出力スイッチ、512…制御記述子検出部、514…判定制御装置、516…制御記述子1検出部、518…アナログ信号エンコーダ、520…暗号化部、522…アナログ出力スイッチ、524…課金情報メモリ、600…表示装置I/F、700…表示装置、911、912…コンテンツ配信システム、920…コンテンツオーナー、930…放送事業者、932…制御記述子付加部、934…暗号装置、940…放送網、950…セットトップボックス、952…復号装置、954…制御記述子検出部、956…5C暗号化部、958…出力スイッチ、970…表示装置
Claims (16)
- 画像データおよび/または音声データを含むコンテンツデータを提供するデータ提供装置と、データ送信装置と、第1の通信路と、データ受信装置とを有するデータ配信システムであって、
前記コンテンツデータを提供する前記データ提供装置は、
前記データ受信装置において、復号したコンテンツデータを出力するか、または、復号したコンテンツデータをさらに暗号化してコンテンツデータを出力するかを指示する情報を含む制御情報に対して電子透かし処理した制御情報を、前記提供すべきコンテンツデータに重畳して第1の重畳信号を生成する、第1の重畳手段と、
前記第1の重畳信号を第1の暗号鍵を用いて暗号処理して第1の暗号処理信号を生成する、第1の暗号処理手段と、
を有し、
前記データ送信装置は、
前記データ受信装置において、復号したコンテンツデータを出力するか、または、復号したコンテンツデータをさらに暗号化してコンテンツデータを出力するかを指示する情報を含む制御記述子を、前記第1の暗号処理信号に重畳して第2の重畳信号を生成する、第2の重畳手段と、
前記第2の重畳信号を、前記第1の暗号鍵とは異なる第2の暗号鍵を用いて暗号処理して第2の暗号処理信号を生成する、第1の暗号処理手段と、
を有し、
前記データ受信装置は、
前記第1の暗号鍵、前記第2の暗号鍵および第3の暗号鍵を保有しており、
前記第1の通信路を介して前記第2の暗号処理信号を受信する受信手段と、
2入力端子を有する出力スイッチと、
前記受信した第2の暗号処理信号に対して前記第2の暗号鍵を用いて解読処理して前記第2の重畳信号に対応する第1の復号信号を生成する、第1の復号手段と、
前記第1の復号信号に対して前記第1の暗号鍵を用いて解読処理して前記第1の重畳信号に対応する第2の復号信号を生成して、当該第2の復号信号に含まれるコンテンツデータを前記出力スイッチの第1の入力端子に出力する、第2の復号手段と、
前記第2の復号信号に含まれるコンテンツデータに、前記第3の暗号鍵を用いて第3の暗号処理信号を生成して、前記出力スイッチの第2の入力端子に出力する、第3の暗号処理手段と、
前記第2の復号信号に含まれる電子透かし処理された前記制御情報から当該制御情報を検出する、制御情報検出手段と、
前記第1の復号信号に含まれる前記制御記述子を検出する、制御記述子検出手段と、
前記検出された制御情報または前記制御記述子とが前記第3の暗号処理手段で生成した前記第3の暗号処理信号を出力すべきことを示しているときは、前記出力スイッチの第2の入力端子に印加された信号を出力させ、他のときは、前記出力スイッチの第1の入力端子に印加された信号を出力させるように、前記出力スイッチを制御する、判定制御手段と
を有する、
データ配信システム。 - 当該データ配信システムは、前記データ受信装置から出力された信号を、所定のインタフェース方式の通信経路を経由して受信して、受信した信号から前記コンテンツデータを再生する、データ再生装置をさらに有する、
請求項1に記載のデータ配信システム。 - 前記所定のインタフェース方式は、IEEE1394に規定されているインタフェース方式である、
請求項2に記載のデータ配信システム。 - 画像データおよび/または音声データを含むコンテンツデータを提供するデータ提供装置と、データ送信装置と、第1の通信路と、データ受信装置とを有するデータ配信システムにおける、データ配信方法であって、
前記コンテンツデータを提供する前記データ提供装置において、
前記データ受信装置において、復号したコンテンツデータを出力するか、または、復号したコンテンツデータをさらに暗号化してコンテンツデータを出力するかを指示する情報を含む制御情報に対して電子透かし処理した制御情報を、前記提供すべきコンテンツデータに重畳して第1の重畳信号を生成し、
前記第1の重畳信号を第1の暗号鍵を用いて暗号処理して第1の暗号処理信号を生成し、
前記データ送信装置において、
前記データ受信装置において、復号したコンテンツデータを出力するか、または、復号したコンテンツデータをさらに暗号化してコンテンツデータを出力するかを指示する情報を含む制御記述子を、前記第1の暗号処理信号に重畳して第2の重畳信号を生成し、
前記第2の重畳信号を、前記第1の暗号鍵とは異なる第2の暗号鍵を用いて暗号処理して第2の暗号処理信号を生成し、
前記データ受信装置において、
前記第1の通信路を介して前記第2の暗号処理信号を受信し、
前記受信した第2の暗号処理信号に対して前記第2の暗号鍵を用いて解読処理して前記第2の重畳信号に対応する第1の復号信号を生成し、
前記第1の復号信号に対して前記第1の暗号鍵を用いて解読処理して前記第1の重畳信号に対応する第2の復号信号を生成して、当該第2の復号信号に含まれるコンテンツデータを2入力端子を有する出力スイッチの第1の入力端子に出力し、
前記第2の復号信号に含まれるコンテンツデータに、前記第3の暗号鍵を用いて第3の暗号処理信号を生成して、前記出力スイッチの第2の入力端子に出力し、
前記第2の復号信号に含まれる電子透かし処理された前記制御情報から当該制御情報を検出し、
前記第1の復号信号に含まれる前記制御記述子を検出し、
前記検出された制御情報または前記制御記述子とが前記第3の暗号処理信号を出力すべきことを示しているときは、前記出力スイッチの第2の入力端子に印加された信号を出力させ、他のときは、前記出力スイッチの第1の入力端子に印加された信号を出力させるように、前記出力スイッチを制御する、
データ配信方法。 - 画像データおよび/または音声データを含むコンテンツデータを提供するデータ提供装置と、データ送信装置と、第1の通信路とを含むデータ配信システムに、前記第1の通信路を介して接続された、データ受信装置であって、
前記コンテンツデータを提供する前記データ提供装置において、
前記データ受信装置において、復号したコンテンツデータを出力するか、または、復号したコンテンツデータをさらに暗号化してコンテンツデータを出力するかを指示する情報を含む制御情報に対して電子透かし処理した制御情報を、前記提供すべきコンテンツデータに重畳して第1の重畳信号を生成し、
前記第1の重畳信号を第1の暗号鍵を用いて暗号処理して第1の暗号処理信号を生成し、
前記データ送信装置において、
前記データ受信装置において、復号したコンテンツデータを出力するか、または、復号したコンテンツデータをさらに暗号化してコンテンツデータを出力するかを指示する情報を含む制御記述子を、前記第1の暗号処理信号に重畳して第2の重畳信号を生成し、
前記第2の重畳信号を、前記第1の暗号鍵とは異なる第2の暗号鍵を用いて暗号処理して第2の暗号処理信号を生成し、
前記データ受信装置は、
前記第1の暗号鍵、前記第2の暗号鍵および第3の暗号鍵を保有しており、
前記第1の通信路を介して前記第2の暗号処理信号を受信する受信手段と、
2入力端子を有する出力スイッチと、
前記受信した第2の暗号処理信号に対して前記第2の暗号鍵を用いて解読処理して前記第2の重畳信号に対応する第1の復号信号を生成する、第1の復号手段と、
前記第1の復号信号に対して前記第1の暗号鍵を用いて解読処理して前記第1の重畳信号に対応する第2の復号信号を生成して、当該第2の復号信号に含まれるコンテンツデータを前記出力スイッチの第1の入力端子に出力する、第2の復号手段と、
前記第2の復号信号に含まれるコンテンツデータに、前記第3の暗号鍵を用いて第3の暗号処理信号を生成して、前記出力スイッチの第2の入力端子に出力する、第3の暗号処理手段と、
前記第2の復号信号に含まれる電子透かし処理された前記制御情報から当該制御情報を検出する、制御情報検出手段と、
前記第1の復号信号に含まれる前記制御記述子を検出する、制御記述子検出手段と、
前記検出された制御情報または前記制御記述子とが前記第3の暗号処理手段で生成した前記第3の暗号処理信号を出力すべきことを示しているときは、前記出力スイッチの第2の入力端子に印加された信号を出力させ、他のときは、前記出力スイッチの第1の入力端子に印加された信号を出力させるように、前記出力スイッチを制御する、判定制御手段と
を有する、
データ受信装置。 - 当該データ受信装置に、当該データ受信装置から出力された信号を、所定のインタフェース方式の第2の通信路を経由して受信して、受信した信号から前記コンテンツデータを再生する、データ再生装置が接続されている、
請求項5に記載のデータ受信装置。 - 前記所定のインタフェース方式は、IEEE1394に規定されているインタフェース方式である、
請求項6に記載のデータ受信装置。 - 画像データおよび/または音声データを含むコンテンツデータを提供するデータ提供装置と、データ送信装置と、第1の通信路とを含むデータ配信システムに、前記第1の通信路を介して接続されたデータ受信装置におけるデータ受信方法であって、
前記コンテンツデータを提供する前記データ提供装置において、
前記データ受信装置において、復号したコンテンツデータを出力するか、または、復号したコンテンツデータをさらに暗号化してコンテンツデータを出力するかを指示する情報を含む制御情報に対して電子透かし処理した制御情報を、前記提供すべきコンテンツデータに重畳して第1の重畳信号を生成し、
前記第1の重畳信号を第1の暗号鍵を用いて暗号処理して第1の暗号処理信号を生成し、
前記データ送信装置において、
前記データ受信装置において、復号したコンテンツデータを出力するか、または、復号したコンテンツデータをさらに暗号化してコンテンツデータを出力するかを指示する情報を含む制御記述子を、前記第1の暗号処理信号に重畳して第2の重畳信号を生成し、
前記第2の重畳信号を、前記第1の暗号鍵とは異なる第2の暗号鍵を用いて暗号処理して第2の暗号処理信号を生成し、
前記データ受信装置において、
前記第1の通信路を介して前記第2の暗号処理信号を受信し、
前記受信した第2の暗号処理信号に対して前記第2の暗号鍵を用いて解読処理して前記第2の重畳信号に対応する第1の復号信号を生成し、
前記第1の復号信号に対して前記第1の暗号鍵を用いて解読処理して前記第1の重畳信号に対応する第2の復号信号を生成して、当該第2の復号信号に含まれるコンテンツデータを2入力端子を有する出力スイッチの第1の入力端子に出力し、
前記第2の復号信号に含まれるコンテンツデータに、前記第3の暗号鍵を用いて第3の暗号処理信号を生成して、前記出力スイッチの第2の入力端子に出力し、
前記第2の復号信号に含まれる電子透かし処理された前記制御情報から当該制御情報を検出し、
前記第1の復号信号に含まれる前記制御記述子を検出し、
前記検出された制御情報または前記制御記述子とが前記第3の暗号処理信号を出力すべきことを示しているときは、前記出力スイッチの第2の入力端子に印加された信号を出力させ、他のときは、前記出力スイッチの第1の入力端子に印加された信号を出力させるように、前記出力スイッチを制御する、
データ受信方法。 - 画像データおよび/または音声データを含むコンテンツデータを提供するデータ提供装置と、データ送信装置と、第1の通信路と、データ受信装置とを有するデータ配信システムであって、
前記コンテンツデータを提供する前記データ提供装置は、
前記データ受信装置において、復号したコンテンツデータを出力するか、または、復号したコンテンツデータをさらに暗号化してコンテンツデータを出力するかを指示する情報を含む第1の制御記述子を、前記提供すべきコンテンツデータに重畳して第1の重畳信号を生成する、第1の重畳手段と、
前記第1の重畳信号を第1の暗号鍵を用いて暗号処理して第1の暗号処理信号を生成する、第1の暗号処理手段と、
を有し、
前記データ送信装置は、
前記データ受信装置において、復号したコンテンツデータを出力するか、または、復号したコンテンツデータをさらに暗号化してコンテンツデータを出力するかを指示する情報を含む第2の制御記述子を、前記第1の暗号処理信号に重畳して第2の重畳信号を生成する、第2の重畳手段と、
前記第2の重畳信号を、前記第1の暗号鍵とは異なる第2の暗号鍵を用いて暗号処理して第2の暗号処理信号を生成する、第1の暗号処理手段と、
を有し、
前記データ受信装置は、
前記第1の暗号鍵、前記第2の暗号鍵および第3の暗号鍵を保有しており、
前記第1の通信路を介して前記第2の暗号処理信号を受信する受信手段と、
2入力端子を有する出力スイッチと、
前記受信した第2の暗号処理信号に対して前記第2の暗号鍵を用いて解読処理して前記第2の重畳信号に対応する第1の復号信号を生成する、第1の復号手段と、
前記第1の復号信号に対して前記第1の暗号鍵を用いて解読処理して前記第1の重畳信号に対応する第2の復号信号を生成して、当該第2の復号信号に含まれるコンテンツデータを前記出力スイッチの第1の入力端子に出力する、第2の復号手段と、
前記第2の復号信号に含まれるコンテンツデータに、前記第3の暗号鍵を用いて第3の暗号処理信号を生成して、前記出力スイッチの第2の入力端子に出力する、第3の暗号処理手段と、
前記第2の復号信号に含まれる第1の制御記述子を検出する、第1の制御記述子検出手段と、
前記第1の復号信号に含まれる前記第2の制御記述子を検出する、第2の制御記述子検出手段と、
前記検出された第1の制御記述子または前記第2の制御記述子とが前記第3の暗号処理信号を出力すべきことを示しているときは、前記出力スイッチの第2の入力端子に印加された信号を出力させ、他のときは、前記出力スイッチの第1の入力端子に印加された信号を出力させるように、前記出力スイッチを制御する、判定制御手段と
を有する、
データ配信システム。 - 当該データ配信システムは、前記データ受信装置から出力された信号を、所定のインタフェース方式の通信経路を経由して受信して、受信した信号から前記コンテンツデータを再生する、データ再生装置をさらに有する、
請求項9に記載のデータ配信システム。 - 前記所定のインタフェース方式は、IEEE1394に規定されているインタフェース方式である、
請求項10に記載のデータ配信システム。 - 画像データおよび/または音声データを含むコンテンツデータを提供するデータ提供装置と、データ送信装置と、第1の通信路と、データ受信装置とを有するデータ配信システムにおけるデータ配信方法であって、
前記コンテンツデータを提供する前記データ提供装置において、
前記データ受信装置において、復号したコンテンツデータを出力するか、または、復号したコンテンツデータをさらに暗号化してコンテンツデータを出力するかを指示する情報を含む第1の制御記述子を、前記提供すべきコンテンツデータに重畳して第1の重畳信号を生成し、
前記第1の重畳信号を第1の暗号鍵を用いて暗号処理して第1の暗号処理信号を生成し、
前記データ送信装置において、
前記データ受信装置において、復号したコンテンツデータを出力するか、または、復号したコンテンツデータをさらに暗号化してコンテンツデータを出力するかを指示する情報を含む第2の制御記述子を、前記第1の暗号処理信号に重畳して第2の重畳信号を生成し、
前記第2の重畳信号を、前記第1の暗号鍵とは異なる第2の暗号鍵を用いて暗号処理して第2の暗号処理信号を生成し、
前記データ受信装置において、
前記第1の通信路を介して前記第2の暗号処理信号を受信し、
前記受信した第2の暗号処理信号に対して前記第2の暗号鍵を用いて解読処理して前記第2の重畳信号に対応する第1の復号信号を生成し、
前記第1の復号信号に対して前記第1の暗号鍵を用いて解読処理して前記第1の重畳信号に対応する第2の復号信号を生成して、当該第2の復号信号に含まれるコンテンツデータを2入力端子を有する出力スイッチの第1の入力端子に出力し、
前記第2の復号信号に含まれるコンテンツデータに、前記第3の暗号鍵を用いて第3の暗号処理信号を生成して、前記出力スイッチの第2の入力端子に出力し、
前記第2の復号信号に含まれる第1の制御記述子を検出し、
前記第1の復号信号に含まれる前記第2の制御記述子を検出し、
前記検出された第1の制御記述子または前記第2の制御記述子とが前記第3の暗号処理信号を出力すべきことを示しているときは、前記出力スイッチの第2の入力端子に印加された信号を出力させ、他のときは、前記出力スイッチの第1の入力端子に印加された信号を出力させるように、前記出力スイッチを制御する、
データ配信方法。 - 画像データおよび/または音声データを含むコンテンツデータを提供するデータ提供装置と、データ送信装置と、第1の通信路とを含むデータ配信システムに、前記第1の通信路を介して接続された、データ受信装置であって、
前記コンテンツデータを提供する前記データ提供装置において、
前記データ受信装置において、復号したコンテンツデータを出力するか、または、復号したコンテンツデータをさらに暗号化してコンテンツデータを出力するかを指示する情報を含む第1の制御記述子を、前記提供すべきコンテンツデータに重畳して第1の重畳信号を生成し、
前記第1の重畳信号を第1の暗号鍵を用いて暗号処理して第1の暗号処理信号を生成し、
前記データ送信装置において、
前記データ受信装置において、復号したコンテンツデータを出力するか、または、復号したコンテンツデータをさらに暗号化してコンテンツデータを出力するかを指示する情報を含む第2の制御記述子を、前記第1の暗号処理信号に重畳して第2の重畳信号を生成し、
前記第2の重畳信号を、前記第1の暗号鍵とは異なる第2の暗号鍵を用いて暗号処理して第2の暗号処理信号を生成し、
前記データ受信装置は、
前記第1の暗号鍵、前記第2の暗号鍵および第3の暗号鍵を保有しており、
前記第1の通信路を介して前記第2の暗号処理信号を受信する受信手段と、
前記受信した第2の暗号処理信号に対して前記第2の暗号鍵を用いて解読処理して前記第2の重畳信号に対応する第1の復号信号を生成する、第1の復号手段と、
前記第1の復号信号に対して前記第1の暗号鍵を用いて解読処理して前記第1の重畳信号に対応する第2の復号信号を生成して、当該第2の復号信号に含まれるコンテンツデータを2入力端子を有する出力スイッチの第1の入力端子に出力する、第2の復号手段と、
前記第2の復号信号に含まれるコンテンツデータに、前記第3の暗号鍵を用いて第3の暗号処理信号を生成して、前記出力スイッチの第2の入力端子に出力する、第3の暗号処理手段と、
前記第2の復号信号に含まれる第1の制御記述子を検出する、第1の制御記述子検出手段と、
前記第1の復号信号に含まれる前記第2の制御記述子を検出する、第2の制御記述子検出手段と、
前記検出された第1の制御記述子または前記第2の制御記述子とが前記第3の暗号処理信号を出力すべきことを示しているときは、前記出力スイッチの第2の入力端子に印加された信号を出力させ、他のときは、前記出力スイッチの第1の入力端子に印加された信号を出力させるように、前記出力スイッチを制御する、判定制御手段と
を有する、
データ受信装置。 - 当該データ受信装置に、当該データ受信装置から出力された信号を、所定のインタフェース方式の第2の通信路を経由して受信して、受信した信号から前記コンテンツデータを再生する、データ再生装置が接続されている、
請求項13に記載のデータ受信装置。 - 前記所定のインタフェース方式は、IEEE1394に規定されているインタフェース方式である、
請求項14に記載のデータ受信装置。 - 画像データおよび/または音声データを含むコンテンツデータを提供するデータ提供装置と、データ送信装置と、第1の通信路とを含むデータ配信システムに、前記第1の通信路を介して接続された、データ受信装置におけるデータ受信方法であって、
前記データ受信装置において、復号したコンテンツデータを出力するか、または、復号したコンテンツデータをさらに暗号化してコンテンツデータを出力するかを指示する情報を含む第1の制御記述子を、前記提供すべきコンテンツデータに重畳して第1の重畳信号を生成し、
前記第1の重畳信号を第1の暗号鍵を用いて暗号処理して第1の暗号処理信号を生成し、
前記データ送信装置において、
前記データ受信装置において、復号したコンテンツデータを出力するか、または、復号したコンテンツデータをさらに暗号化してコンテンツデータを出力するかを指示する情報を含む第2の制御記述子を、前記第1の暗号処理信号に重畳して第2の重畳信号を生成し、
前記第2の重畳信号を、前記第1の暗号鍵とは異なる第2の暗号鍵を用いて暗号処理して第2の暗号処理信号を生成し、
前記データ受信装置において、
前記第1の通信路を介して前記第2の暗号処理信号を受信し、
前記受信した第2の暗号処理信号に対して前記第2の暗号鍵を用いて解読処理して前記第2の重畳信号に対応する第1の復号信号を生成し、
前記第1の復号信号に対して前記第1の暗号鍵を用いて解読処理して前記第1の重畳信号に対応する第2の復号信号を生成して、当該第2の復号信号に含まれるコンテンツデータを2入力端子を有する出力スイッチの第1の入力端子に出力し、
前記第2の復号信号に含まれるコンテンツデータに、前記第3の暗号鍵を用いて第3の暗号処理信号を生成して、前記出力スイッチの第2の入力端子に出力し、
前記第2の復号信号に含まれる第1の制御記述子を検出し、
前記第1の復号信号に含まれる前記第2の制御記述子を検出し、
前記検出された第1の制御記述子または前記第2の制御記述子とが前記第3の暗号処理信号を出力すべきことを示しているときは、前記出力スイッチの第2の入力端子に印加された信号を出力させ、他のときは、前記出力スイッチの第1の入力端子に印加された信号を出力させるように、前記出力スイッチを制御する、
データ受信方法。
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