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JP4542351B2 - 内視鏡 - Google Patents

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Description

この発明は、経口的または経肛門的に体腔内に挿入して体腔内を観察する内視鏡に関する。
医療用内視鏡を体腔内の深部消化管腔、例えば小腸へ挿入する場合の手技として、経口的に挿入する場合と経肛門的に挿入する場合とがある。いずれにしても、腸管は複雑に屈曲をしているために、体腔外で内視鏡の挿入部を押し進めても、挿入部の先端部に力が伝わり難く、深部へ挿入することは困難である。
そこで、内視鏡の挿入部を複雑に屈曲した腸管にスムーズに挿入できるように、内視鏡の先端部に内視鏡用バルーンを設けると共に、内視鏡挿入部に外挿したオーバチューブ(スライディグチューブ)の先端部にオーバチューブ用バルーンを設けたダブルバルーン式内視鏡システムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
これは、内視鏡挿入部を深部に挿入する際のガイドとしての役目を果たすオーバチューブを腸管の深部まで挿入した後、オーバチューブ用バルーンを膨らましてオーバチューブ用バルーンを腸管に固定し、この状態で、オーバチューブを後退させることにより、腸管の撓みをとって内視鏡挿入部をより深部に挿入するようになっている。
また、オーバチューブ用バルーンを膨らましてオーバチューブを腸管に固定する際に、腸管等に負担を掛けないように、バルーンの材質をラテックスのように軟質のものにしたもの、またバルーンの内圧を測定して圧力を制御できるようにしたものも知られている(例えば、特許文献2,3参照。)。
特開平11−290263号公報 特開2001−340462号公報 特開2002−301019号公報
しかしながら、一般的に内視鏡挿入部の先端部への内視鏡用バルーンの取付け作業は煩雑であり、取付け作業性が悪いという問題がある。特許文献1〜3は、これらの解決策を提示するものではなく、また確実に所望の位置にバルーンを取付ける具体的手段についての言及もされていない。
この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、内視鏡用バルーンを内視鏡挿入部の遠位端に簡単かつ確実に所望の位置に取付けることができる内視鏡を提供することにある。
この発明は、前記目的を達成するために、請求項1は、内視鏡の挿入部の遠位端の部位にバルーンを取り付けるようにした内視鏡において、前記挿入部の遠位端部位外周に弾性を有したバルーンを被嵌し、該バルーン自体の弾性力で前記内視鏡の挿入部に前記バルーンを係止して着脱自在に取り付けると共に、前記遠位端の部位の外周には前記バルーンの近位端開口縁を突き当てて係止する突堤を設け、かつ前記突堤を前記バルーンの取付け位置を示す指標とし、更に、前記バルーンの遠位端縁を前記内視鏡に対し着脱可能に装着されるフードに固定し、前記フードの外径は前記内視鏡の挿入部に外嵌されるオーバチューブの近位端側の内径よりも大径であることを特徴とする。
請求項2は、前記突堤は、前記挿入部の外周に全周位にわたる環状の突堤としたものであることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡である。
請求項3は、前記内視鏡に前記フードを装着したときに前記内視鏡の先端構成部に突き当てる突き当て部を前記フードに設けたことを特徴とする請求項に記載の内視鏡である。
請求項4は、前記挿入部に設けられた湾曲部の軸方向の中間部位に前記バルーンの近位端縁を係止する前記突堤を設けたことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の内視鏡である。
請求項5は、内視鏡の挿入部の遠位端の部位にバルーンを取り付けるようにした内視鏡において、前記挿入部の遠位端の部位における外周に段差を有した環状凹部を形成し、この環状凹部に弾性を有したバルーンを被嵌し、該バルーン自体の弾性力で前記内視鏡の挿入部に前記バルーンを係止して着脱自在に取り付けると共に、前記環状凹部を前記バルーンの取付け位置を示す指標とし、更に、前記バルーンの遠位端縁を前記内視鏡に対し着脱可能に装着されるフードに固定し、前記フードの外径は前記内視鏡の挿入部に外嵌されるオーバチューブの近位端側の内径よりも大径であることを特徴とすることを特徴とする。
請求項6は、前記挿入部に設けられた湾曲部の軸方向の中間部位に前記バルーンの近位端縁を係止する前記突堤を設けたことを特徴とする請求項に記載の内視鏡である。
この発明によれば、挿入部の遠位端にバルーンの取付け位置を示す指標を設けたため、ユーザーが内視鏡用バルーンを内視鏡挿入部の遠位端に簡単かつ所望の位置に確実に取付けることができるという効果がある。
以下、この発明の各実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3は第1の実施形態であり、図1はダブルバルーン式内視鏡の全体の側面図、図2は挿入部の先端部の縦断側面図、図3は作用説明図である。
図1及び図2に示すように、例えば、小腸用の内視鏡1は細長い軟性の挿入部2を有しており、挿入部2の遠位端(先端側)には湾曲部3を介して先端構成部4が設けられている。挿入部2の近位端(基端側)には操作部5が設けられており、この操作部5にはアングル操作ノブ6が設けられている。さらに、操作部5は遠位端にコネクタ7を有するユニバーサルコード8が接続されている。
挿入部2には鉗子チャンネル、先端構成部4には照明光学系、固体撮像素子等の観察光学系(いずれも図示しない)が設けられ、挿入部2には鉗子チャンネル9が設けられ、この鉗子チャンネル9は操作部5の処置具挿入口10と連通している。
前記挿入部2には、該挿入部2に外挿される内視鏡用オーバチューブ11が設けられ、このオーバチューブ本体12の遠位端にはオーバチューブ用バルーン13が、近位端には把持部14が設けられている。さらに、オーバチューブ用バルーン13には第1の送気チューブ15の一端部が接続され、この他端部にはエアポンプ等のエア供給源(図示しない)に接続される接続口16が設けられている。
内視鏡1の先端構成部4及び湾曲部3の外周部にはその周方向に後述する内視鏡用バルーン19の取付け位置を示す指標としての段差を形成する環状凹部18が設けられている。環状凹部18には内視鏡用バルーン19がその弾性を利用して嵌合固定されている。
内視鏡用バルーン19は、シリコンからなる内周筒部19aと外周筒部19bとの両端部を溶着または接着することによって袋状に形成されている。従って、内視鏡用バルーン19を環状凹部18に装着する際には、内視鏡用バルーン19の内周筒部19aを拡径方向に押し広げた状態で、内視鏡1の先端構成部4の前端部から嵌合し、内周筒部19aを環状凹部18に位置決めすることにより装着される。この内視鏡用バルーン19はそれ自体の弾性力によって環状凹部18に密着するため、固定部材を設けることなく、簡単かつ強固に固定できる。
さらに、内周筒部19aと外周筒部19bとの手元側の縁部にはゴム等の環状リング20が嵌着されている。従って、内視鏡用バルーン19はそれ自体の弾性と環状リング20の弾性によって環状凹部18に嵌着されている。なお、環状リング20を設けることによって円環状凸部が形成されるため、オーバチューブ本体12を前進させた際に、その遠位端が環状リング20に当接し、それ以上の前進を阻止するストッパを兼ねている。
さらに、内視鏡用バルーン19の内周筒部19aと外周筒部19bとの先端側の縁部には第2の送気チューブ21の一端部が接続され、この第2の送気チューブ21は内視鏡用バルーン19の内部と連通している。
また、内視鏡1の先端構成部4には前端面に開口する挿通孔22が設けられ、この挿通孔22には挿入部2の内部に突出する接続管23が設けられている。そして、この接続管23には鉗子チャンネル9の遠位端が接続されている。従って、挿通孔22は鉗子チャンネル9を介して操作部5の処置具挿入口10に連通している。
また、内視鏡用バルーン19と接続する第2の送気チューブ21は先端構成部4に設けられた挿通孔22から鉗子チャンネル9に挿通され、第2の送気チューブ21は処置具挿入口10から導出されてエア供給源に接続されている。ここで、第2の送気チューブ21を挿通するチャンネルは吸引機能を確保するために鉗子チャンネル9ではなく、専用のチャンネルにしてもよい。
本実施形態によれば、内視鏡用バルーン19にエアを送気する第2の送気チューブ21が内視鏡1の挿入部2に内挿されるため、第2送気チューブ21が手技の邪魔にならないと共に、ダブルバルーン式内視鏡の構成の簡素化を図ることができる。さらに、環状凹部18を設けているため、内視鏡用バルーン19を所望の位置に確実にかつ簡便に取り付けることが可能である。また、バルーンの開口部を係止できるので、バルーンがずれることも防止できる。
なお、本実施形態においては、第2の送気チューブ21を鉗子チャンネル9に挿通したが、第2の送気チューブ21を鉗子チャンネル9の遠位端に接続し、鉗子チャンネル9を送気通路としてもよい。この場合、処置具挿入口10にエア供給源と連通する接続チューブを接続すればよい。
次に、ダブルバルーン式内視鏡の作用について説明する。
図3はダブルバルーン式内視鏡を経口的に小腸に挿入して腸管の内壁を観察する手技を示し、aは食道、bは胃、cは小腸を示す。まず、内視鏡1の挿入部2にオーバチューブ本体12を挿通し、内視鏡用バルーン19及びオーバチューブ用バルーン13のエアを抜いて収縮状態とする。
次に、図3(A)に示すように、内視鏡1の挿入部2を患者の口から体腔内に挿入し、操作部5のアングル操作ノブ6を操作して湾曲部3を湾曲操作しながら、挿入部2を食道a、胃bを経て小腸cに挿入する。そして、内視鏡1の挿入部2の先端構成部4が例えば十二指腸を通過したところで、リモートコントローラ等を操作してエア供給源を駆動する。
そして、図3(B)に示すように、第2の送気チューブ21を介して内視鏡用バルーン19にエアを供給して内視鏡用バルーン19を膨張させると、内視鏡用バルーン19が小腸cの内壁に圧接し、内視鏡1の先端構成部4が小腸cに固定される。この状態で、オーバチューブ本体12の把持部14を把持してオーバチューブ本体12を挿入部2に沿って前進させると、オーバチューブ本体12の遠位端が内視鏡用バルーン19の後端部まで導かれる。
次に、図3(C)に示すように、再びリモートコントローラ等を操作してエア供給源から第1の送気チューブ15を介してオーバチューブ用バルーン13にエアが供給される。従って、オーバチューブ用バルーン13が膨張して小腸cの内壁に圧接し、オーバチューブ本体12の遠位端が固定される。この状態で、オーバチューブ本体12の把持部14を把持して内視鏡1の挿入部2と一体的にオーバチューブ本体12を手元側に後退させると、その引張り力によってオーバチューブ本体12と共に挿入部2の曲率半径が大きく、略直線状態になるため、小腸cの余分な撓みを取って小腸cを短くすることができる。
次に、図3(D)に示すように、内視鏡用バルーン19のエアを抜いて収縮した状態とし、内視鏡1の挿入部2を小腸cの深部に向って押し進めると、挿入部2はオーバチューブ本体12に案内されながら小腸cの深部に向って挿入される。
そして、内視鏡1の挿入部2の先端構成部4が小腸cの所望の位置まで前進したところで、図3(E)に示すように、再び第2の送気チューブ21を介して内視鏡用バルーン19にエアを供給して内視鏡用バルーン19を膨張させて内視鏡用バルーン19を小腸cの内壁に圧接して先端構成部4を固定する。
この状態で、オーバチューブ用バルーン13のエアを抜いて収縮した状態とし、オーバチューブ本体12の把持部14を把持してオーバチューブ本体12を挿入部2に沿って前進させる。そして、オーバチューブ本体12の遠位端が内視鏡用バルーン19の後端部まで到達したところで、図3(F)に示すように、再びオーバチューブ用バルーン13を膨張させる。
この操作を繰り返すことにより、内視鏡1の先端構成部4を小腸cの深部まで挿入することができる。また、手技の際にオーバチューブ本体12を内視鏡1の挿入部2に沿って頻繁に進退操作するが、第2の送気チューブ21は挿入部2に内挿されているため、オーバチューブ本体12を円滑に進退させることができるとともに、第2の送気チューブ21が手技の邪魔にならない。
なお、図3はダブルバルーン式内視鏡を経口的に小腸に挿入する手技を示したが、ダブルバルーン式内視鏡を経肛門的に大腸を経て小腸に挿入する場合においても基本的に同じである。
図4及び図5は第2の実施形態を示し、第1の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。図4は内視鏡の先端部の縦断側面図、図5は内視鏡の側面図である。本実施形態は、内視鏡1の先端構成部4と湾曲部3の外被となる弾性部材25には挿入部2の軸方向に離間して後述する内視鏡用バルーン27の取付け位置を示す指標としての環状溝26a,26bが設けられている。
一方、内視鏡用バルーン27はシリコンからなる円筒体で、その両端開口縁には環状溝26a,26bに弾性的に係合する環状凸部28a,28bが設けられている。さらに、内視鏡用バルーン27の一端側の環状凸部28aには合成樹脂材料からなる円筒状のフード29が外嵌して設けられ、このフード29は先端構成部4に着脱可能に嵌合できるようになっている。
従って、内視鏡用バルーン27を内視鏡1に装着する際には、内視鏡用オーバチューブ11を挿入部2に外挿した後、内視鏡用バルーン27の環状凸部28a,28bを拡径方向に押し広げた状態で、内視鏡1の先端構成部4の前端部から嵌合し、環状凸部28a,28bを環状溝26a,26bに位置決めすることにより装着される。この内視鏡用バルーン27はそれ自体の弾性力によって環状溝26a,26bに密着するため、固定部材を設けることなく、簡単かつ強固に固定できる。
さらに、環状凸部28aの外周にはフード29の一部が外嵌されているいので、より強固に固定することが可能である。なお、30は連通孔であり、先端構成部4の径方向に貫通し、内視鏡用バルーン27の内腔に連通しており、この連通孔30は挿入部2に内挿された送気管路31と接続されている。このとき、送気管路31は挿入部2内から操作部5を経てユニバーサルコード8に内挿し、コネクタ7に設けられた送気接続口24に接続されており、送気管路31が外部に露出しないため、手技の邪魔にならないという効果がある。
さらに、内視鏡1の挿入部2にはオーバチューブ本体32が外嵌されるようになっているが、内視鏡1に装着されたフード29の外径をA、オーバチューブ本体32の近位端側の内径をBとしたとき、A>Bの関係にある。従って、内視鏡1に内視鏡用バルーン27を装着した後に、オーバチューブ本体32を内視鏡1の先端構成部4側から外嵌することを不可能として、内視鏡用バルーン27の破損を未然に防止するようにしている。
図6は第3の実施形態を示し、第3の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。図6は内視鏡の先端部の縦断側面図である。本実施形態は、内視鏡1の先端構成部4と湾曲部3の外被となる弾性部材25には後述する内視鏡用バルーン33の取付け位置を示す指標としての環状突堤34が設けられている。
一方、内視鏡用バルーン33はシリコンからなる円筒体で、その一端開口縁には環状突堤34に弾性的に係合する環状凸部35が設けられ、他端開口縁にはフード36が一体に設けられている。このフード36は先端構成部4に着脱可能に嵌合でき、その内周部には先端構成部4の前面4aに突き当たる突き当て凸部37が設けられている。
従って、内視鏡用バルーン33を内視鏡1に装着する際には、内視鏡用バルーン33の環状凸部35を拡径方向に押し広げた状態で、内視鏡1の先端構成部4の前端部から嵌合し、フード36の内部の突き当て凸部37を先端構成部4の前面4aに突き当てた後、環状凸部35を環状突堤34に位置決めすることにより装着される。この内視鏡用バルーン33はそれ自体の弾性力によって環状突堤34に密着するため、固定部材を設けることなく、簡単かつ強固に固定できる。
図7は第4の実施形態を示し、第1の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。図7は内視鏡の先端部の縦断側面図である。本実施形態は、内視鏡1の湾曲部3の軸方向の略中間部には短管状のバルーン固定部38が設けられている。さらに、先端構成部4とバルーン固定部38には後述する内視鏡用バルーン27の取付け位置を示す指標としての環状溝26a,26bが設けられている。一方、内視鏡用バルーン27はシリコンからなる円筒体で、その両端開口縁には環状溝26a,26bに弾性的に係合する環状凸部39a,39bが設けられている。
従って、内視鏡用バルーン27を内視鏡1に装着する際には、内視鏡用バルーン27の環状凸部39a,39bを拡径方向に押し広げた状態で、内視鏡1の先端構成部4の前端部から嵌合し、環状凸部39a,39bを環状溝26a,26bに位置決めすることにより装着される。この内視鏡用バルーン27はそれ自体の弾性力によって環状溝26a,26bに密着するため、固定部材を設けることなく、簡単かつ強固に固定できる。
前記各実施形態によれば、次のような構成が得られる。
(付記1)内視鏡の挿入部の遠位端にバルーンを設けた内視鏡において、前記挿入部の遠位端に前記バルーンの取付け位置を示す指標を設けたことを特徴とする内視鏡。
(付記2)前記指標は、挿入部の遠位端に周方向に設けられ、バルーンの内周筒部が係合する環状凹部であることを特徴とする付記1記載の内視鏡。
(付記3)前記指標は、挿入部の遠位端に軸方向に離間して設けられ、バルーンの両端に設けられた環状凸部と係合する環状溝であることを特徴とする付記1記載の内視鏡。
(付記4)前記指標は、挿入部の遠位端に軸方向に離間して設けられ、バルーンの両端に設けられた環状凸部と係合する環状突堤であることを特徴とする付記1記載の内視鏡。
(付記5)前記バルーンは、シリコンであることを特徴とする付記1記載の内視鏡。
なお、この発明は、前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組合わせてもよい。
この発明の第1の実施形態を示すダブルバルーン式内視鏡の全体の側面図。 同実施形態の挿入部の先端部の縦断側面図。 同実施形態を示し、(A)〜(F)はダブルバルーン式内視鏡の作用説明図。 この発明の第2の実施形態を示し、内視鏡の先端部の縦断側面図。 同実施形態を示し、内視鏡の側面図。 この発明の第3の実施形態を示し、内視鏡の先端部の縦断側面図。 この発明の第4の実施形態を示し、内視鏡の先端部の縦断側面図。
符号の説明
1…内視鏡、2…挿入部、3…湾曲部、4…先端構成部、6…操作部、12…オーバチューブ本体、13…オーバチューブ用バルーン、18…環状凹部(指標)、19…内視鏡用バルーン、21…送気チューブ

Claims (6)

  1. 内視鏡の挿入部の遠位端の部位にバルーンを取り付けるようにした内視鏡において、
    前記挿入部の遠位端部位外周に弾性を有したバルーンを被嵌し、該バルーン自体の弾性力で前記内視鏡の挿入部に前記バルーンを係止して着脱自在に取り付けると共に、前記遠位端の部位の外周には前記バルーンの近位端開口縁を突き当てて係止する突堤を設け、かつ前記突堤を前記バルーンの取付け位置を示す指標とし、更に、前記バルーンの遠位端縁を前記内視鏡に対し着脱可能に装着されるフードに固定し、前記フードの外径は前記内視鏡の挿入部に外嵌されるオーバチューブの近位端側の内径よりも大径であることを特徴とする内視鏡。
  2. 前記突堤は、前記挿入部の外周に全周位にわたる環状の突堤としたものであることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  3. 前記内視鏡に前記フードを装着したときに前記内視鏡の先端構成部に突き当てる突き当て部を前記フードに設けたことを特徴とする請求項に記載の内視鏡。
  4. 前記挿入部に設けられた湾曲部の軸方向の中間部位に前記バルーンの近位端縁を係止する前記突堤を設けたことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の内視鏡。
  5. 内視鏡の挿入部の遠位端の部位にバルーンを取り付けるようにした内視鏡において、
    前記挿入部の遠位端の部位における外周に段差を有した環状凹部を形成し、この環状凹部に弾性を有したバルーンを被嵌し、該バルーン自体の弾性力で前記内視鏡の挿入部に前記バルーンを係止して着脱自在に取り付けると共に、前記環状凹部を前記バルーンの取付け位置を示す指標とし、更に、前記バルーンの遠位端縁を前記内視鏡に対し着脱可能に装着されるフードに固定し、前記フードの外径は前記内視鏡の挿入部に外嵌されるオーバチューブの近位端側の内径よりも大径であることを特徴とすることを特徴とする内視鏡。
  6. 前記挿入部に設けられた湾曲部の軸方向の中間部位に前記バルーンの近位端縁を係止する前記突堤を設けたことを特徴とする請求項に記載の内視鏡。
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