JP4536881B2 - 蓋付き包装用紙箱 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、蓋付き包装用紙箱、特に閉蓋状態における蓋体の不本意な開蓋を防止するために、閉蓋状態を保持する保持手段を備えた蓋付き包装用紙箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の蓋付き包装用紙箱として種々提案されているが、例えば、実公昭52−22499号公報に開示された蓋付き包装用紙箱(J)、図8に示すように、箱本体(61)の前側壁(62)の上端部に外方突出状係止片(72)が設けられる一方、箱本体(61)の上縁部に被さる蓋体(80)の前側壁(82)の内面に係止部(86)が設けられると共に、該前側壁(82)の外方突出状係止片(72)の対応位置に円弧状切目(90)を設けて指押部(91)が形成されてなる構成が採用されている。
【0003】
このような構成を有する蓋付き包装用紙箱(J)は、図8(イ)に示す開蓋状態から、蓋体(80)を箱本体開口に被せるように下降させると、蓋体(80)の係止部(86)と箱本体(61)の外方突出状係止片(72)とが自動的に係止し合うものである。
【0004】
すなわち、蓋体(80)を、その係止部(86)が外方突出状係止片(72)を箱本体前側壁(62)に押し付けるように下降させた後、係止部(86)が外方突出状係止片(72)を通過すると、外方突出状係止片(72)がその弾性反発力により、蓋体前側壁(82)の内面に当接する。この状態で蓋体(80)を上方に回動させると、係止部(86)の先端が、外方突出状係止片(72)の先端又はその裏面に当接することにより蓋体(80)の上方への回動が阻止され、もって蓋体(80)の閉蓋状態が保持されるものである。
【0005】
そして、その閉蓋状態において蓋体の指押部(91)に指を押し当てて、蓋体前側壁(82)の内面に当接している外方突出状係止片(72)を箱本体前側壁(62)に押しつけながら、蓋体(80)を上方に回動させると、外方突出状係止片(72)と係止部(86)との係合が解除され、開蓋することができるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このような蓋付き包装用紙箱(J)は、閉蓋状態が確実に保持されるので、その閉蓋時に包装用紙箱(J)を倒したり、落としたりしても収納物が不本意に箱外に飛び出したり、漏出したりすることのないものである。
【0007】
しかしながら、このような蓋付き包装用紙箱(J)は、外方突出状係止片(72)が、箱本体(61)の前側壁(62)上縁から外方に折り返されてなるものであるところ、通常は、箱本体(61)の表面のみに化粧印刷が施されているから、外方突出状係止片(72)は、非印刷面が完全に露出してしまい、開蓋したときにいささか体裁が悪い。
【0008】
また、外方突出状係止片(72)は、単に前側壁(62)上縁から外方に折り返されているだけであるので、その弾性反発力も弱く、開閉を数度繰り返すと徐々に反発力が低減してきて、所期する閉蓋状態の保持効果を得られなくなってしまうこともある。
【0009】
この発明は、このような課題を解決することを目的としてなされたもので、繰り返し使用にも耐えうる耐久性を有すると共に、外観体裁上も良好な蓋付き包装用紙箱を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
而して、この発明は上記目的を達成するために、箱本体の少なくとも一側壁の上端部に蓋体係止用舌片を切り起こし形成すると共に、蓋体係止用舌片の裏側に該側壁内面に重合される折り返し重合片を設けて、蓋体係止用舌片の弾性反発力を増大させるものとした。
【0011】
すなわち、この発明は、上面開口の紙箱本体と、紙箱本体の上縁部に被さるように前記上面開口を覆う蓋体とからなり、紙箱本体の少なくとも一側壁の上端部に設けられた蓋体係止用舌片と、蓋体の前記係止用舌片に対応する位置に設けられた係止用舌片係合部とを備え、閉蓋時に蓋体係止用舌片と係止用舌片係合部とが係合することにより、閉蓋状態が保持するものとなされてなる包装用紙箱において、紙箱本体の前記一側壁上縁から折目を介して該側壁内面に重合される折り返し重合片が連設される一方、前記一側壁上端部に、蓋体係止用舌片が前記折り返し重合片用折目と平行な折目を回動軸として、当該一側壁に非拘束状態に切り起こし形成され、閉蓋状態のもとでの蓋体の前記蓋体係止用舌片との対応位置に係止用舌片押圧用手指挿入口が設けられてなる構成を採用する。
【0012】
この発明によれば、蓋体を箱本体の上縁部に被せるようにして閉蓋すると、閉蓋前に箱本体前方に突出している蓋体係止用舌片が、閉蓋途上において、一旦は蓋体の対応側壁の内面により紙箱本体内方に向かって押さえ付けられ、当該一側壁と面一となるが、蓋体の係止用舌片係合部が蓋体係止用舌片を通過すると、蓋体係止用舌片が弾性反発力により蓋体の対応側壁内面に当接する。この状態において、蓋体を上方に引き上げようとする力が加わっても、係止用舌片係合部が係止用舌片に係合するので、前記引き上げが阻止され、不本意な開蓋が防止されることになる。その反面、任意に開蓋しようとする際には、係止用舌片押圧用手指挿入口に手指を挿入し、蓋体係止用舌片を押圧して蓋体の係止用舌片係合部との係合を解除しながら、蓋体を上方に引き上げると難無く開蓋することができる。
【0013】
蓋体係止用舌片の形状は、特に限定されるものではないが、半円状であることが好ましい。蓋体係止用舌片の回動軸となる折目を当該一側壁よりも外方に突出するものと設定することにより、当該一側壁よりも確実に前方に突出する蓋体係止用舌片を形成することができるからである。しかも、展開状態においては、単に半円状の切目を設けることにより、このような蓋体係止用舌片を簡単に創出することができるからである。
【0014】
前記蓋体係止用舌片の折目は、当該一側壁の延長線上に位置するものと設定されても良いが、その場合は、前記一側壁に蓋体係止用舌片の周縁に沿って溝状切欠部が設けられることを要する。この溝状切欠部が存在しないと、蓋体係止用舌片の切り起こしが行い難くなるからである。
【0015】
係止用舌片係合部は、蓋体係止用舌片が嵌合する嵌合凹部であることが好ましい。
【0016】
前記折り返し重合片は、その両端が紙箱本体の対応する両側壁の内面に圧接するものと設定されてなることが好ましい。折り返し重合片を重合される側壁内面に接着することなく、その重合状態が保持されるからである。前記両端が対応する側壁内面に圧接するためには、両端に圧接用小突起を設けても良いし、折り返し重合片の長さを両側壁間の距離よりも僅かに長く設定しても良い。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明を図面に基づいて説明する。図1ないし図3は、この発明に係る第1実施形態の蓋付き包装用紙箱(A)を示すもので、該蓋付き包装用紙箱(A)は、薄手の段ボールからなる紙箱本体(1)と蓋体(20)とが一体化され、折り目(52)を回動軸として蓋体(20)が箱本体(1)の上縁部に被さるように開閉自在となされているものである。
【0018】
これを図3に示す展開状態に基づいて詳しく説明すると、紙箱本体(1)は、折目(41)(42)(43)を介して、後側壁(4)、右側壁(3)、前側壁(2)及び左側壁(5)が横一連に連設されてなり、さらに左側壁(5)の一側縁に折目(44)を介して胴貼り用接合片(10)が連設されている。また各側壁(4)(3)(2)(5)の下縁には折目(45)(46)(47)(48)を介して、底壁構成片(8)(7)(6)(9)が連設され、これらを組み合わせることにより、底壁が構成されるものとなされている。
【0019】
前記前側壁(2)の上縁には折目(50)を介して前側壁(2)内面に重合される折り返し重合片(11)が連設されている。該折り返し重合片(11)の両端には対応する箱本体左右両側壁(3)(5)の内面に圧接される小突起(11a)(11a)が突設されている。
【0020】
一方、前側壁(2)上端部に、半円状蓋体係止用舌片(12)が前記折り返し重合片用折目(50)と平行な折目(51)を回動軸として、当該一側壁(2)に非拘束状態に切り起こし形成されるものとなされている。前記折目(51)が折り返し重合片用折目(50)と平行なもう一つの折目(49)よりも展開状態において下方位置に設けられることにより、蓋体係止用舌片(12)が前側壁(2)よりも外方に突出するものと設定されている。(13)は、蓋体係止用舌片(12)を切り起こすための円弧状切目である。
【0021】
蓋体(20)は、その天面(21)が箱本体後側壁(4)の上縁から折目(52)を介して連設され、天面(21)の三側縁から折目(53)(56)(57)を介して前側壁(22)、右側壁(23)及び左側壁(25)が連設されている。また、前側壁(22)には、中央に手指挿入口(24)が設けられる一方、その下縁に前側壁(22)内面に重合される折り返し重合片(26)が折目(54)(55)を介して連設されている。この折り返し重合片(26)の中央部には蓋体係止用舌片(12)よりも僅かに大きい目の係止用舌片係合部としての半円状切欠部(27)が設けられ、閉蓋時に、該切欠部(27)に蓋体係止用舌片(12)が嵌合し、該舌片(12)の先端と切欠部(27)内縁とが係合することにより、閉蓋状態が保持されるものとなされている。また、折り返し重合片(26)の下縁には、前記切欠部(27)を挟んで一対の係止用小突起(26a)(26a)が下向きに突設されている。
【0022】
蓋体(20)の左右両側壁(25)(23)端縁には、前側壁(22)と折り返し重合片(26)間に介在される連結片(29)(28)が折目(59)(58)を介して連結される一方、連結片(29)(28)の上縁には、前記係止用小突起(26a)(26a)が係止される係止用孔(32)(33)を備えた受け片(30)(31)が連設され、それらの所定の組み合わせ状態において、係止用小突起(26a)(26a)が前記係止用孔(32)(33)に係止されることにより蓋体(20)が箱状に組み立てられるものとなされている。
【0023】
而して、上記構成を有する蓋付き包装用紙箱(A)は、前記展開状態から所定の折り曲げ操作及び組立操作を経ると、図1(ロ)に示すような組立完成状態が得られることになる。
【0024】
このように組み立てられた蓋付き包装用紙箱(A)に被収納物を収納した後、蓋体(20)を折目(52)を回動軸として下方に回動させて箱本体(1)に被せると、図2に示すように蓋体係止用舌片(12)が、蓋体前側壁(22)内側に設けられた半円状切欠部(27)内に嵌合されることになる。この状態において、蓋体(20)を上方に回動させようとすると、切欠部(27)の内縁が蓋体係止用舌片(12)の先端に引っ掛かって両者が係合するので、蓋体(20)の前記上方への回動が阻止され、蓋体係止用舌片(12)又は蓋体前側壁(2)を破壊する位の強い力を加えない限り、開蓋は不可能となる。
【0025】
しかしながら、このような閉蓋状態において、手指挿入口(24)に手指を挿入し、蓋体係止用舌片(12)を押圧して半円状切欠部(27)から脱出させながら、蓋体(20)を上方に回動させると難なく開蓋することができるものである。
【0026】
図4ないし図6は、この発明に係る第2実施形態の蓋付き包装用紙箱(B)を示すもので、箱本体(1)と蓋体(20)とが別体のものとして構成されているが、下記に特記する以外の構成は、第1実施形態の箱本体(1)及び蓋体(20)と同じであるので、同じ部位には同一の符号を用いて示すものとする。
【0027】
この第2実施形態の蓋付き包装用紙箱(B)の紙箱本体(1)は、第1実施形態の蓋付き包装用紙箱(A)と同様に前側壁(2)に折り返し重合片(11)と蓋体係止用舌片(12)とが設けられると共に、後側壁(4)にも同様の折り返し重合片(14)と蓋体係止用舌片(12)とが設けられている。また、蓋体(20)は、紙箱本体(1)に対応して前側壁(22)に半円状切欠部(27)が設けられると共に、後側壁(22)にも同様の半円用切欠部(27)が設けられている。
【0028】
而して、閉蓋時に蓋体係止用舌片(12)と半円状切欠部(27)とが係合することにより、閉蓋状態が保持されることは先の第1実施形態と同様であるので、その説明は省略する。
【0029】
図7は、この発明に係る第3実施形態の蓋付き包装用紙箱(C)を示すもので、箱本体(1)と蓋体(20)とは、第1実施形態の蓋付き包装用紙箱(A)と同様に一体的に形成されているものであり、同じ部位には同一の符号を用いて示すものとする。
【0030】
この第3実施形態の蓋付き包装用紙箱(C)の紙箱本体(1)に設けられた蓋体係止用舌片(12)は、横長の方形状に形成されると共に、その回動軸としての折目(51)は、箱本体(1)の前側壁(2)の延長線上、すなわち、折目(49)の延長線上に設けられている。また、蓋体係止用舌片(12)の周縁には、横倒しコ字状の切り溝(15)が設けられ、蓋体係止用舌片(12)が前記折目(51)を回動軸として前側壁(2)に非拘束状態に自在に回動するものとなされている。
【0031】
而して、閉蓋時に蓋体係止用舌片と半円状切欠部(27)とが係合することにより、閉蓋状態が保持されることは先の第1実施形態及び第2実施形態と同様であるので、その説明は省略する。
【0032】
【発明の効果】
この発明は、上述の次第で、
紙箱本体(1)の前記一側壁(2)上縁から折目(50)を介して該側壁内面に重合される折り返し重合片(11)が連設される一方、前記一側壁(2)上端部に、蓋体(20)の係止用舌片係合部(27)に係止する蓋体係止用舌片(12)が前記折り返し重合片用折目(50)と平行な折目(51)を回動軸として、当該一側壁(2)に非拘束状態に回動自在に設けられてなるものであるから、蓋体係止用舌片(12)に比較的強い弾性反発力が付与され、開閉を繰り返しても蓋体係止用舌片(12)と係止用舌片係合部(27)との係合が確実に行われる蓋付き包装用紙箱、耐久性に優れた蓋付き包装用紙箱を提供できる。
【0033】
また、閉蓋状態のもとでの蓋体(20)の前記蓋体係止用舌片(12)との対応位置に係止用舌片押圧用手指挿入口(24)が設けられているので、係止用舌片押圧用手指挿入口(24)に手指を挿入し、蓋体係止用舌片(12)を押圧するだけの操作で蓋体係止用舌片(12)と係止用舌片係合部(27)との係合を簡単に解除でき、開蓋容易な蓋付き包装用紙箱を提供できる。
【0034】
しかも、蓋体係止用舌片(12)が前記折り返し重合片用折目(50)と平行な折目(51)を回動軸として、当該一側壁(2)に非拘束状態に切り起こし形成されてなるものであるから、蓋体係止用舌片(12)の表面が実質的に箱本体の表面と同一の外観体裁の良好な蓋体付き包装用紙箱を提供できる。
【0035】
前記蓋体係止用舌片(12)が半円状に形成されると共に、前記折目(51)が当該一側壁(2)よりも外方に突出するものと設定されてなる場合には、該一側壁(2)に拘束されない蓋体係止用舌片(12)を切り起こし形成するためには、切目を設けるだけで良いので、製作容易な蓋体付き包装用紙箱を提供できる。
【0036】
係止用舌片係合部(27)が、蓋体係止用舌片(12)が嵌合する切欠部である場合には、蓋体係止用舌片(12)と係止用舌片係合部(27)との係合がより一層確実に行われる蓋体付き包装用紙箱を提供できる。
【0037】
蓋体係止用舌片(12)の折目(51)が当該一側壁(2)の延長線上に位置するものと設定される一方、前記一側壁(2)に蓋体係止用舌片(12)の周縁に沿って溝状切欠部(15)が設けられてなる場合には、蓋体係止用舌片(12)の形状を種々採択可能となり、意匠性の富んだ蓋付き包装用紙箱を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)は、この発明に係る第1実施形態の蓋付き包装用紙箱の斜視図、(ロ)は、同蓋付き包装用紙箱の開蓋状態の斜視図である。
【図2】(イ)は、図1(イ)のII−II線断面図、(ロ)は、閉蓋時の箱本体の正面図である。
【図3】同展開状態の平面図である。
【図4】(イ)は、この発明に係る第2実施形態の蓋付き包装用紙箱の斜視図、(ロ)は、同蓋付き包装用紙箱の開蓋状態の斜視図である。
【図5】図4(イ)のIV−IV線断面図である。
【図6】(イ)は、同蓋体の展開状態の平面図、(ロ)は、同箱本体の展開状態の平面図である。
【図7】(イ)は、この発明に係る第3実施形態の蓋付き包装用紙箱の斜視図、(ロ)は、同蓋付き包装用紙箱の開蓋状態を蓋体を鎖線で示した斜視図である。
【図8】(イ)は、従来の蓋付き包装用紙箱の開蓋状態の斜視図、(ロ)は、同要部の中央縦断面図である。
【符号の説明】
A、B…蓋付き包装用紙箱
1…紙箱本体
2…前側壁
3…右側壁
5…左側壁
11…折り返し重合片
12…蓋体係止用舌片
15…溝状切欠部
20…蓋体
24…蓋体係止用舌片押圧用手指挿入口
27…係止用舌片係合部
50、51…折目
Claims (3)
- 上面開口の紙箱本体(1)と、紙箱本体(1)の上縁部に被さるように前記上面開口を覆う蓋体(20)とからなり、紙箱本体(1)の少なくとも一側壁(2)の上端部に設けられた蓋体係止用舌片(12)と、蓋体(20)内側の前記蓋体係止用舌片(12)に対応する位置に設けられた係止用舌片係合部(27)とを備え、閉蓋時に蓋体係止用舌片(12)と係止用舌片係合部(27)とが係合することにより、閉蓋状態が保持するものとなされてなる包装用紙箱において、
紙箱本体(1)の前記一側壁(2)上縁から折り返し重合片用折目(50)を介して該側壁内面に重合される折り返し重合片(11)が連設される一方、前記一側壁(2)上端部に、前記折り返し重合片用折目(50)に平行な山折目(51)を回動軸とする蓋体係止用舌片(12)が前記一側壁(2)から切り起こし形成され、箱形態に組み立てられた状態のもとで、前記山折目(51)が当該一側壁(2)よりも外方に突出した位置に設けられ、前記蓋体係止用舌片(12)を切り起こすための切目(13)が前記折り返し重合片用折目(50)に連なると共に、閉蓋状態のもとでの蓋体(20)の前記蓋体係止用舌片(12)との対応位置に蓋体係止用舌片押圧用手指挿入口(24)が設けられてなることを特徴とする蓋付き包装用紙箱。 - 前記蓋体係止用舌片(12)が半円状に形成されてなる請求項1に記載の蓋付き包装用紙箱。
- 係止用舌片係合部(27)が、蓋体係止用舌片(12)が嵌合する切欠部である請求項1又は請求項2のいずれかに記載の蓋付き包装用紙箱。
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