JP4536434B2 - 製袋方法及び製袋機 - Google Patents
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Description
注出用のストローが内蔵された袋体の製造方法としては、特許文献3に記載されたものがある。この文献に記載の発明では、フィルムに凹部をプレフォームして、凹部にダクト手段(ストロー)を設置してから仮止めし、ストローの周囲をシールするようにしている。
このような問題点を解決する手段を提供する特許文献3に記載の発明では、フィルムの中央部でストローを装着している。このため、プレフォームで凹部を深くあるいは大きく成型しても上記の送り寸法の狂いを顕在化させないため製袋に支障はない。しかし、この発明においては、フィルムの中央部でストローを装着しているため、袋体の外側に突出するストロー部分の設置位置や形状に著しく大きな制約を受けるという問題がある。また、フィルムの端部にストローが配置される1面取りとするとフィルムの片側のみが縮み、サイズの大きい袋体を製袋することができないという問題もある。
ここで、前記スパウトシール工程は、前記フィルムとスパウトとのシールを2回以上行うことが好ましい。
スパウトは、前記フィルムの幅方向の両端縁に設けられることが好ましい。
前記引き伸ばし工程は、スパウト仮止め工程および/またはスパウトシール工程においても同時に行うこともできる。
ここで、前記スパウトシール手段は、前記フィルムの搬送方向に沿って2箇所以上配設されていることが好ましい。
前記フィルム搬送手段は、前記スパウトを回避する位置で前記フィルムに当接して前記フィルムを搬送するようになっていることが好ましい。
また、フィルムにスパウトを仮止めした後で、さらにフィルムとスパウトとのシールを2回以上行うと、間欠的なフィルムの搬送が行われる製袋機上の短いフィルム搬送休止時間であってもスパウトのシール強度を確保することができ、シール不良や漏れの発生を抑制することができる。
図5は、本発明により製造されるスパウト付き袋体の一例を示す図面であり、図5(a)は正面図、図5(b)は縦断面図である。
このスパウト付き袋体10においては、2つ折りにされた底部フィルム12が一対の胴部フィルム11,11の間に配置されている。これらのフィルム11,12は、スパウト(注出口)16が挟着された側の周縁シール部13(上端シール部)と、袋体の両側の側端部の側部シール部14,14と、スパウト16とは反対側の底部シール部15にて溶着されることにより袋体が構成された自立性を有するスタンディングパウチである。
スパウト16は、胴部フィルム11に接合されたフランジ部17と、フランジ部17から袋体の外方に突出した筒状部18とを有する。フランジ部17はなくてもよいが、フランジ部17があるとフィルム引き伸ばし工程が行いやすくなると共に、フランジ部17の両端部における胴部フィルム11とのシールが確実になるので好ましい。また、筒状部18は単なる筒状でなくてもよく、蓋体や各種アタッチメントが付設されていたり、異形の中空体であったりしてもよい。本発明においては、胴部フィルム11、11の側端にスパウト16を挟着するので、様々なスパウトを採用することができる。
胴部フィルム11と底部フィルム12とは、互いに溶着等によって接合できる限り、材質や厚さなどが互いに同じでもよく、また異なっていてもよい。
図1は、本発明の製袋機の一例を示す概略構成図であり、図2は、図1の製袋機の外観を示す正面図である。図3は、本発明の製袋方法の一例を説明する説明図である。図4は、スパウト仮止め手段及びスパウトシール手段を示す部分拡大図である。
なお、図2では、予熱手段24、スパウト挿入手段25、スパウト仮止め手段26の図示が省略されている。
符号31は、上下の胴部フィルム11同士、前後左右の位置が正確に重ね合わさるように、各胴部フィルム11の搬送方向を偏向させる合わせロールである。この合わせロール31は、サーボモータ(第一及び第二の移動手段、図示せず。)により、胴部フィルム11の重ね合わせの方向である上下方向及び胴部フィルム11の幅方向に移動可能とされている。また、上記サーボモータの作動は、胴部フィルム11の図柄・光電管マーク及び幅方向両端部の位置をそれぞれ検出する光学センサ(第一及び第二の検出手段、図示せず。)と、これら光学センサの出力値に基づき、胴部フィルム11の図柄・光電管マーク及び幅方向両端部の位置をそれぞれ比較して、上下の各胴部フィルム11の搬送方向及び幅方向に沿った位置ずれを検出する制御手段(図示せず。)により制御されている。
搬送ローラ23は、サーボモータ23aによって駆動されている。搬送ローラ23は、良好なシールを行うために、好ましくは、図示略のコントローラによりフィルム11,12を一定の周期で間欠的に搬送し、フィルム11,12および/またはスパウト16のシールを行うときには、搬送を休止するものとされる。
なお、図1において、搬送方向の上流側は図1の右側であり、搬送方向の下流側は図1の左側である。
スパウト16が装着される領域19は、スパウト16が装着されるフィルムである胴部フィルム11の幅方向の端縁Tに設けられている。図3中、間隔Wを介して図示された2本の二点鎖線Fは、一対の袋体10となる部分の境界線を示している。
この場合、図3中、搬送ローラ23の一つを二点鎖線で図示したように、搬送ローラ23の胴部フィルム11に接触する部分は、スパウト16が取り付けられた端縁Tを避けるような寸法に設けることができる。つまり、スパウト16が取り付けられた箇所では胴部フィルム11よりも厚さが大きくなるが(図4参照)、この部分の径を小さくしておくことで、搬送ローラ23がスパウト16を乗り上げて位置ずれやフィルムのシワ等の原因となることがなく、搬送ローラ23によるフィルム11,12の搬送が安定して行われる。
なお、ここでは搬送手段23として搬送ローラ(ニップローラ)を用いたが、これに代えて、フィルムの幅方向に複数のゴムなどの挟持部材を配置した挟持バーを上下に一対で配置し、この一対の挟持バーでフィルムを挟持して下流方向にフィルムを移動させる搬送手段も採用が可能である。
図1,図2に示す製袋機20の場合、胴部フィルム11の図柄・光電管マークを検出することにより、フィルム11,12の送り量を検知する光学センサ30(光電管やCCDカメラ等)が配置されている。また、光学センサ30の出力値に基づいてサーボモータ23a(フィルム駆動手段)の駆動を制御するコントローラ(図示略)が設けられている。これにより、フィルム11,12の送り量が一定値に制御されている。
なお、フィルム11,12の送り量を制御する手段としては、光学センサ30に基づく制御に限定されるものではなく、図柄のない袋体などピッチ制御が不要な場合はこれに代えて、サーボモータ23aの回転量を一定に制御することにより、フィルム11,12の送りを一定に制御する手段も採用が可能である。
予熱工程により、予熱部19が伸びやすくなる。予熱手段24が胴部フィルム11を加熱する方式は、ヒータを直接接触させる接触式の他、赤外線などを輻射する非接触式も採用することができる。加熱する側は内側からでも、外側からでも、いずれでもよい。
予熱手段24の位置では、胴部フィルム11同士がシールされないように、胴部フィルム11間を離間させておくことができる。また、加熱時間や接触圧力等、予熱手段24の加熱条件を適宜調節することにより、予熱手段24からの熱が胴部フィルム11のシーラント層を溶融させる直前に予熱を終えることが好ましく、その観点からは、胴部フィルム11の外側から加熱することが好ましい。
スパウト16が胴部フィルム11間に挿入され、胴部フィルム11が搬送ローラ23により搬送されると、搬送ローラ23の引っ張りにより、スパウト16の周面(詳しくはフランジ部17の外周面)に沿って予熱部19が引き伸ばされる(引き伸ばし工程)。
スパウト挿入手段25よりも上流側で胴部フィルム11を搬送する搬送ロール23によるフィルム送り量と、スパウト挿入手段25よりも下流側で胴部フィルム11を搬送する搬送ロール23によるフィルム送り量とを等しくなるように制御することにより、スパウト16の挿入に要した分だけ予熱部19が引き伸ばされる。この結果、スパウト16が装着される側の端縁(図3では符号Tで示される胴部フィルム11の両側の端縁)と、スパウト16とは反対側の端縁(図3では符号Cで示される胴部フィルム11の中央線の側)とで、胴部フィルム11の送り量のずれが抑制されるので、スパウト16の装着後にも、寸法精度の高いフィルム送りを実現することができる。
これに対して本形態例の製袋方法では、スパウト16が胴部フィルム11間に挿入された後に、スパウト16自体を型として胴部フィルム11を伸ばすので、胴部フィルム11がスパウト16の形状とぴったり合うように成形することができる。なお、上述した予備成形によるシワやスパウト16のシール不良の恐れを避けるために、最終的にスパウトの周面でフィルムを引き伸ばす余地を残して、予備的なフィルム引き伸ばし工程として予備成形を行うこともできる。そのような予備成形は公知の真空成形、圧空成形、プラグアシスト成形などで実現できる。ここで、予熱部19は伸びやすくなるように予熱されているのに対し、胴部フィルム11のうち予熱部19以外の部分には予熱は付与されていないので、スパウト16に接触する前には、予熱部19は実質的に伸びることがなく、胴部フィルム11の寸法精度を確保することができる。
また、スパウト挿入工程は、側部シール工程の前に行われるので、スパウト挿入工程の際には、胴部フィルム11は袋体10の側端部14に対応する部分がまだシールされていない。このため、胴部フィルム11の端縁Tの側で胴部フィルム11同士の間を容易に開閉することができるので好ましい。
スパウト仮止め手段26は、例えば図4の右側に示すように、胴部フィルム11とスパウト16の周面との間を部分的にシールするポイントシール装置である。
このポイントシール装置26は、重ね合わされた胴部フィルム11の両側に互いに対向するように配置された一対の金型であり、スパウト16とその両側(図3の上下)の胴部フィルム11とを挟み込んでシールすることができる。
ポイントシール装置26は、スパウト16の一部分(ここでは搬送方向の中央部)にのみ当接することが確実な仮止めを行う観点から好ましい。この場合、ポイントシール装置26が当接した部分のみを集中的に加熱し、フィルム11,12の搬送が休止された時間内に、スパウト16と胴部フィルム11との間に充分なシール強度を得ることができる。なお、ポイントシール装置26の金型は必ずしも一対である必要はなく、位置ズレを防止できる限り片側のみでもよい。
この仮止め工程では、少なくとも胴部フィルム11に対するスパウト16の相対的位置がずれない程度に仮止めされればよいが、スパウト16が小さいものである場合、スパウト16と胴部フィルム11との間に充分なシール強度を得ることができる限りは、かなりの部分がシールされてもよい。また、このとき、予熱部19がポイントシール装置26によりスパウト16の形状に合わせてさらに引き伸ばされる引き伸ばし工程が併存してもよい。
このため、胴部フィルム11とスパウト16とのシールを行うためのスパウトシール手段27は、搬送方向におけるスパウト仮止め手段26の下流側に設けられている。スパウトシール手段27は、好ましくは、フィルム搬送方向に沿って2箇所以上(ここでは3箇所)に設けられる。スパウト16の仮止めのときにスパウト16周り全体を加熱する場合、スパウトが小さいものやシールしやすい材質である場合、スパウトシール工程は1回のシールで完了させることもできる。この場合は、スパウトシール手段27は1箇所に設ければよい。
これらのスパウトシール手段27によって複数回シールされることにより、スパウト16は、スパウト16周りに漏れが発生しないよう、充分にシールされるので好ましい。
この場合、ここで引き伸ばし工程は完了し、下流のスパウトシール手段27B、スパウトシール手段27Cによってスパウト16のシールがより確実なものとされる。
なお、本発明はこの例に限定されるものではなく、スパウトシール手段27のABCの順序を代えてもよいし、袋体10の上縁部13のシールは、スパウト16のシールとは別の部材を用いて、別の工程で行うこともできる。
従来、例えば、オフラインで手作業で行う場合や特許文献3に記載の発明を用いてスパウト16を胴部フィルム11に一回でシールしようとすると、熱の伝わりやすいスパウト16のフランジ部17の角部17a(図5参照)などでスパウト16を構成する樹脂やフィルム11のシーラントが過度に溶融し、「ポリ溜まり」と呼ばれる樹脂の膨出部を生じることがある。「ポリ溜まり」があると、袋体10が落下等の衝撃を受けた時に、「ポリ溜まり」が胴部フィルム11を突き破るおそれが高くなる。また、スパウト16付近は袋体10の使用者の目につきやすい箇所であるので、外観上も好ましくない。
これに対して、スパウト16のシールを仮止めの後に2回以上行うことにより、仮止め工程ではシールが行われなかった部分を含めてスパウト16周り全体が2回以上シールされることになる。従って、スパウト16のシールの加熱条件(温度や圧力など)を余り厳しくしなくてもスパウト16のシール強度を確保できるので、「ポリ溜まり」の発生を抑制し、耐衝撃性や美観の優れたスパウト付き袋体10を製造することができる。
また、複数回シールされることにより、結果的に予熱部19がスパウトシール手段27によって引き伸ばされてからシールされることとなり、シール後の残存応力を小さくできるので好ましい。
スパウト16の仮止めのときにスパウト16周り全体を加熱した場合は、仮止め工程後のスパウトシールが1回でも、仮止めと合わせて実質的に2回以上のシールを行ったことと同等の効果が得られる。
底シール手段28がフィルム11,12をシールする時間は、スパウトシール手段27が胴部フィルム11とスパウト16とをシールする時間と同期するように設定されてもよいし同期しなくてもよい。ここでは、底シール手段28は、スパウトシール手段27のうち、上流側の2箇所のスパウトシール手段27A,27Bの位置に合わせて、搬送方向に沿う2箇所に設けられており、フィルム搬送の休止のタイミングに合わせて底部シール工程がスパウトシール工程と同期して行われるようになっている。
なお、底部シール工程は、スパウト挿入工程、スパウト仮止め工程および側部シール工程の全部またはそのうちのいずれか一以上の工程と時期的に重なりがあってもよい。
側部シール工程は、スパウト挿入工程より後にあれば、スパウト仮止め工程やスパウトシール工程と時期的に重なりがあってもよい。本形態例においては、スパウトシール手段27のうち、下流側の1箇所のスパウトシール手段27Cは、側部シール手段29間に配置されている。
側部シール工程では、袋体10の側端部14となるシール部を、フィルム11,12の搬送方向に沿って所定間隔で形成する。これにより、内容物が収容される空間が搬送方向に沿って画成され、側端部14及び底部シール部15で連結された状態にはあるが、個々の袋体10が形成される。
レザーカッターまたは丸刃カッターは、胴部フィルム11の幅方向両端縁Tの位置を検出し、胴部フィルム11の幅方向に沿った蛇行を検知する光学センサ(第三の検出手段、図示せず。)と、この光学センサの出力結果に基づき、前記カッターを上記蛇行と同期して左右に移動させるサーボモータ(第三の移動手段、図示せず。)とを備えている。
すなわち、本形態例の製袋機20の場合、上記光学センサの検出結果に基づき上記サーボモータを作動させ、前記カッターを、上記蛇行と同期して左右に移動させることにより、胴部フィルム11に対する前記カッターの切断位置のずれ(上記蛇行に伴う胴部フィルム11の幅方向のずれに起因して生じることがある。)を防止している。また、上記光学センサには、例えば光電管やCCDカメラ等が使用される。
また、フィルムにスパウトを仮止めした後で、さらにフィルムとスパウトとのシールを一回以上行うので、スパウトのシール強度を確保することができ、シール不良や漏れの発生を抑制することができる。
袋体がフィルムの搬送方向と直交する幅方向に2列に並ぶ2面取りで形成されることにより、袋体が一列に形成される1面取りに比べて生産速度が2倍になるので、生産性を向上することができる。
例えば、上記実施形態例においては、図5に示すスタンディングパウチを説明したが、本発明において袋体の様態は特に限定されるものではなく、例えば、三方シールや四方シールの平袋、四角底袋など、横取り製袋が可能な各種様態の包装袋に適用することも可能である。
本発明において底部フィルムを省略した場合、例えば、2枚の胴部フィルムをシールして製袋する方法、1枚の胴部フィルムをその長手方向に沿って2つ折りにし、中央の折り線を袋体の底部とする方法も、実施可能であることはいうまでもない。
また、袋体のサイズが大きい場合は1面取りとすることもできる。1面取りとした場合、フィルムの一方の端縁にスパウトを装着し、他方の端縁は包装袋の底部となる。スパウトが装着される領域に予熱部19を設けた予熱工程の後に、スパウト挿入工程を行う。これにより、スパウト16が装着される側である一方の端縁と、スパウト16とは反対側である他方の端縁との間で、胴部フィルム11の送り量のずれが抑制されるので、スパウト16の装着後にも精度の高いフィルム送りを実現するという本発明の効果が顕著に発揮される。
例えば、図6に示すように、スパウト16が袋体の隅部Kから斜め方向に突出した袋体10Aに適用することも可能である。この場合、スパウト16が挟着される側の周縁である上縁部13としては、切欠部に接する隅部Kまで含まれる。図6に示すような袋体10Aを製造するには、胴部フィルム11の幅方向の端縁Tから切欠部を設けることにより、スパウト16が装着される隅部Kに対応した位置に胴部フィルム11の端縁を出すことができる。そして、スパウト16が装着される領域に予熱部19を設けた(予熱工程)のち、スパウト16を挿入し(スパウト挿入工程)、さらに周縁シール部13を設けてスパウト16の装着を行う(スパウト仮止め工程およびスパウトシール工程)。引き伸ばし工程、底部シール工程、側部シール工程は、上述した袋体10の製造方法と同様にして行うことができる。これにより、本発明の方法および装置を用いて、袋体の製袋を行うことができる。
図7に示すような袋体10Bを製造する際には、例えば、図8に示すように胴部フィルム11の幅方向の端縁Tから切欠部41を設けることにより、スパウト16が装着される隅部Kに対応した位置に胴部フィルム11の端縁を出すことができる。そして、スパウト16が装着される領域に予熱部19を設けた(予熱工程)のち、スパウト16を挿入し(スパウト挿入工程)、さらに周縁シール部13aを設けてスパウト16の装着を行う(スパウト仮止め工程およびスパウトシール工程)。引き伸ばし工程、底部シール工程、側部シール工程は、上述した袋体10の製造方法と同様にして行うことができる。これにより、本発明の方法および装置を用いて、袋体の製袋を行うことができる。
Claims (7)
- 帯状をなすフィルムを折り重ね、又は複数枚重ね合わせ、複葉のフィルムをその長手方向に搬送しつつ、前記フィルムの内面同士をシールして前記フィルムの端縁で周縁シール部にスパウトが挟着された袋体を横方向に連続して製造する横取り製袋方法であって、
前記フィルムのうち、スパウトが装着される領域を予熱する予熱工程と、
側部シール部が形成される前に前記予熱された領域を有する前記フィルム間にスパウトを挿入するスパウト挿入工程と、
挿入された前記スパウトの周面に沿って前記フィルムの前記予熱された領域の少なくとも一部を引き伸ばす引き伸ばし工程と、
前記フィルムにスパウトを仮止めするスパウト仮止め工程と、
スパウト仮止め工程の後に、前記フィルムとスパウトとのシールを1回以上行うスパウトシール工程と、
を有することを特徴とする製袋方法。 - 前記スパウトシール工程が、前記フィルムとスパウトとのシールを2回以上行うことを特徴とする請求項1に記載の製袋方法。
- スパウトが前記フィルムの幅方向の両端縁に設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の製袋方法。
- 前記引き伸ばし工程がスパウト仮止め工程および/またはスパウトシール工程においても同時に行われることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の製袋方法。
- 帯状をなすフィルムを折り重ね、又は複数枚重ね合わせ、複葉のフィルムをその長手方向に搬送しつつ、前記フィルムの内面同士をシールして前記フィルムの端縁で周縁シール部にスパウトが挟着された袋体を横方向に連続して製造する横取り製袋機であって、
前記フィルムを搬送するフィルム搬送手段と、
前記フィルムのうち、スパウトが装着される領域を予熱する予熱手段と、
前記予熱された領域を有するフィルム間にスパウトを挿入するスパウト挿入手段と、
スパウトを仮止めするスパウト仮止め手段と、
を備え、
さらに、前記フィルムとスパウトとのシールを行うスパウトシール手段が、前記フィルムの搬送方向における前記スパウト仮止め手段の下流側に、1箇所以上配設され、
前記フィルム搬送手段は、前記スパウト挿入手段よりも上流側および前記スパウト挿入手段よりも下流側にそれぞれ設けられ、前記スパウト挿入手段よりも上流側で前記フィルムを搬送する前記フィルム搬送手段によるフィルム送り量と、前記スパウト挿入手段よりも下流側で前記フィルムを搬送する前記フィルム搬送手段によるフィルム送り量とを等しくなるように制御することにより、前記スパウト挿入手段において前記スパウトの挿入に要した分だけ前記予熱された領域が引き伸ばされることを特徴とする製袋機。 - 前記スパウトシール手段が、前記フィルムの搬送方向に沿って2箇所以上配設されていることを特徴とする請求項5に記載の製袋機。
- 前記フィルム搬送手段は、前記スパウトを回避する位置で前記フィルムに当接して前記フィルムを搬送するようになっていることを特徴とする請求項5または6に記載の製袋機。
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