JP4519794B2 - マイクロ流路素子 - Google Patents
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Description
それら試料の分析を行うためのものとして、種々のマイクロ流路素子が利用されている。これらマイクロ流路素子の中には、基板部と、この基板部に形成され、チューブ型の3次元構造を有する流路とを備えたものが知られている(例えば、非特許文献1参照。)。そして、基板部に試料を導入し、この導入された試料を、流路を介して輸送することによって各種分析が行われる。
さらに、DNAチップを利用した分析手法も知られている。DNAチップは、ガラスなどの基板の上に多種類のDNA断片や合成オリゴヌクレオチドを固定した検査素子であり、遺伝子の発現や変異の存在を、短時間で網羅的に行うことを可能にしている素子である。
"Microfluidic Large−Scale Integration"、SCIENCE VOL298 2002年10月18日発行
また、上記のようなクロマトグラフィー技術では、微小試料の分析には適しているものの、一分析に要する時間が長くかかってしまう(数十分の単位)だけでなく、複数試料の分析を同時に行うことができないという問題がある。複数試料の分析を同時に行うためには、相応の台数のクロマトグラフィー機器を用意する必要があるため、スループットを向上させることは困難である。
さらに、クロマトグラフィー技術では、分析対象物質が、液体か又はガス状に均一に拡散される物質かに限られ、分析項目が特定のものに限定されるという問題がある。例えば、たんぱく質などの分析には適さない。すなわち、近年の一塩基多形やたんぱく質解析においては、分子間相互作用を検出することが重要であるが、クロマトグラフィー技術は、基本的に試料の成分分離・分析を行う手法である。そのため、クロマトグラフィー技術では、特定の分子が他の分子とどのような相互作用を示すのかといった分子間相互作用について分析することはできない。
ここで、今日においては、上述のように、分析をハイスループットに行うことが要請されているが、DNAチップのスループットは、単位面積当たりにいかに数多くの異なる種類の断片を固定できるかに依存している。そのため、DNAチップに固定する断片の面積を小さくすれば、ハイスループットが期待できるが、その代償として分子間相互作用の検出が困難になってしまう。一方、DNAチップの面積を広くすることにより、スループットは向上するが、この場合はより多量の試料が必要になり、微量試料の分子間相互作用の分析に対応できなくなってしまう。すなわち、DNAチップに固定する断片の面積を小さくすれば、より少ない試料量での検査が可能となるが、DNAチップによる検出では、そもそもクロマトグラフィー法に比べるとはるかに大量の試料が必要となる。
本発明に係るマイクロ流路素子は、試料の分析を行うためのマイクロ流路素子であって、基板部と、この基板部に設けられ、前記試料を輸送するための流路と、を備え、前記流路が、脂質二分子膜の単一膜により構成され、前記脂質二分子膜の単一膜は、自発展開することにより構成され、前記試料は、前記自発展開によって輸送されることを特徴とする。
図1及び図2において、符号1はマイクロ流路素子を示している。
マイクロ流路素子1は、矩形板状の基板部2を備えている。
基板部2の材質としては、表面に酸化膜を有するシリコンウエハ又は表面酸化膜を除去したシリコンウエハ、石英ウエハ、パイレックス(登録商標)ガラスウエハ、サファイア(アルミナ)及びマイカ(雲母)等を用いることができる。更に、これらの基板の表面を親水性にするような表面修飾したものを用いてもよい。
基板部2の上面には、疎水膜3が設けられている。疎水膜3の材質としては、例えば、フォトレジストなどの樹脂並びに金及びチタンなどの金属類を用いることができる。
さらに、基板部2の上面の長さ方向の両端部には、試料が収容される矩形平面状の収容部7,8が設けられている。両収容部7,8のうち、長さ方向の一端側の収容部を一方の収容部7とし、他端側の収容部を他方の収容部8とする。一方の収容部7及び他方の収容部8は、後述するように疎水膜3が剥離されることにより形成されている。一方の収容部7及び他方の収容部8のサイズは、1mm四方に設定されている。
まず、酸化膜が付されたシリコン基板上にフォトレジストを塗布する。すなわち、回転支持台に基板を固定して、その基板の上にフォトレジストを滴下する。そして、回転支持台を駆動して基板を高速回転させる。これにより、基板上に均一な膜厚を有するレジスト薄膜が形成される。このときのレジスト薄膜の膜厚は、数百nm〜数μmとなる。
これにより、図1に示すマイクロ流路素子1が得られる。
ここでは、一方の収容部7を試料の導入部とし、他方の収容部8を反応部とする。すなわち、他方の収容部8には、あらかじめ反応物質が付着しているものとする。
まず、試料を脂質分子に混入し、これら試料と脂質分子とを混合させた混合物S(図3に示す)を用意する。そして、その混合物Sを一方の収容部7に付着させる。このとき、脂質分子は室温・大気中で粘着性を有する固体であるため、混合物Sは一方の収容部7に容易に付着する。これによって、混合物Sが一方の収容部7に収容される。
これら脂質二分子膜の単一膜は、疎水面12上には広がらず、親水面11上を他方の収容部8に向けて広がっていく。そして、脂質二分子膜の単一膜が、他方の収容部8に到達する。これによって、一方の収容部7から他方の収容部8にわたって、脂質二分子膜の単一膜から構成される流路15が形成される。
加えて、従来のマイクロ流路素子においては、流路を微小化すると、試料を微量にすることができるが、その代償として溶液の粘性抵抗により流路内での試料の輸送が困難となってしまう。本実施形態においては、以下のようにして試料が容易に輸送される。
脂質分子には試料が混合されているため、自発展開によって流路15が形成されていくことによって、試料が他方の収容部8に向けて移動させられる。すなわち、脂質二分子膜の単一膜を、流路15そのものとして利用するだけでなく、さらに試料の担体として機能させている。
また、親水面11の幅寸法がそれぞれ異なることから、輸送される試料の量がそれぞれの親水面11で異なることになる。
特に、膜たんぱく質などのたんぱく質は、脂質二分子膜中への取り込みが容易であり、また、脂質二分子膜中のように生体類似の環境におかれることでのみ分子間相互作用を発現することが期待されるので、これらの分子に対してはむしろ脂質二分子膜中に取り込むことが前提になっている。また、脂質分子と結合した化合物を合成することにより、有機分子を脂質二分子膜中に容易に取り込むことが可能である。また、そのような化合物を合成しなくとも、脂質二分子膜の疎水部に有機分子を取り込むことも可能である。
また、基板部2に親水面11と疎水面12とが交互に設けられていることから、脂質二分子膜の単一膜の自発展開を案内することができ、一方の収容部7から他方の収容部8にわたって流路15を確実に設けることができる。
さらに、自発展開速度の差異により、反応物質への到達に時間差を設けることができ、時間差による分析を行うことができる。
また、親水面11の幅寸法がそれぞれ異なることから、輸送される試料の量がそれぞれの親水面11で異なることから、反応物質に反応する試料の量的な差を設けることができ、それら量的差異による分析を行うことができる。
また、親水面11の幅寸法が異なるものとしたが、これに限ることはなく、それぞれの幅寸法を均一にしてもよい。
さらに、一方の収容部7及び他方の収容部8のサイズは、1mm四方としたが、これに限ることはなく、その数値は適宜変更可能である。例えば、0.1mm四方〜5mm四方であってもよい。また、一方の収容部7及び他方の収容部8の形状は矩形以外にも、適宜変更可能である。
また、親水面11及び疎水面12の長さ寸法は700μmに設定され、幅寸法は1〜50μmに設定されているとしたが、これに限ることはなく、その数値は適宜変更可能である。例えば、長さ寸法を100μm〜2000μmの範囲に設定し、幅寸法を0.1μm〜100μmの範囲に設定してもよい。
ここで、本実施形態におけるマイクロ流路素子1の実施例について以下に説明する。
<マイクロ流路素子の製造とその機能確認>
(1)フォトレジスト製マイクロ流路素子の製造
300nmの酸化絶縁膜を表面に有するシリコンウエハ上に、以下に述べるプロセスを経て、図2に示すマイクロ流路素子を得た。
すなわち、4インチシリコンウエハに、プライマーとしてヘキサメチルジシロキサンを滴下し、毎分500回転で30秒間、引き続き毎分2000回転で30秒間スピンコートした。続いて、フォトレジスト(TSMR―V3、東京応化工業株式会社製)を滴下し、毎分500回転で30秒間、引き続き毎分2000回転で30秒間スピンコートした。
卵黄由来フォスファチジルコリン(L−α―PC)6.15mgと、フルオレセイン色素が結合した1,2‐ジヘキサデカノイル‐sn‐グリセロ‐3‐フォスフォエタノールアミン(フルオレセイン‐DHPE)0.10mgを、クロロホルム3mLに溶解させて、混合した(フルオレセイン濃度1mol%)。
これをガラスびんの中にとり、クロロホルムを蒸発させ、混合した脂質分子でできた膜をガラスびんの内壁に形成した。これをさらに真空下で12時間乾燥させ、クロロホルムを除去した。得られた膜は、空気中・室温において、粘張性を有する固体であった。
次いで、ガラス製キャピラリーを作製し、その尖端で上記の粘張な膜を掻き取り、掻き取った物質を一方の収容部に付着させた。試料は、およそ直径100μmの塊であった。
<金属製マイクロ流路素子の動作確認>
(1)金属製マイクロ流路素子の製造
上述の実施例1と同様に、フォトレジストによるマイクロ流路素子を製造した。そして、スパッタ蒸着法によって、ウエハ上にチタンを5nm蒸着し、引き続き金を45nm蒸着した。スパッタ蒸着を行った後のウエハは、メチルエチルケトンに浸漬して超音波を加えることによって、レジストを溶解・剥離する(リフトオフプロセス)。そして、純水流水下で洗浄し、金属製マイクロ流路素子を得た。この場合の流路の高さは、蒸着した金属の総量の膜厚に等しく、50nmであった。スパッタ蒸着をチタン5nmのみとした、流路高さ5nmのマイクロ流路素子も同時に製造した。
卵黄由来フォスファチジルコリン(L−α―PC)1.63mgと、クマリン色素が結合した1,2‐ジミリストイル‐sn‐グリセロ‐3‐フォスフォエタノールアミン(クマリン‐DHPE)0.10mgを、クロロホルム3mLに溶解させて、混合した(クマリン濃度5mol%)。
これをガラスびんの中にとり、クロロホルムを蒸発させ、混合した脂質分子でできた膜をガラスびんの内壁に形成した。これをさらに真空下で12時間乾燥させ、クロロホルムを除去した。得られた膜は、空気中・室温において、粘張性を有する固体であった。
次いで、ガラス製キャピラリーを作製し、その尖端で上記の粘張な膜を掻き取り、掻き取った物質を一方の収容部に付着させた。試料は、およそ直径100μmの塊であった。
<マイクロ流路素子による分子間相互作用の検出>
本実施例においては、一方の収容部と他方の収容部との双方を試料の導入部とした。すなわち、両収容部から互いに接近する方向に流路を通して自発展開する脂質二分子膜が、流路の中心付近で衝突し、両収容部に導入した試料間の分子間相互作用が生じる。したがって、この場合の流路は反応部を兼ねることとなる。
クマリンとの間に、蛍光共鳴エネルギー移動として知られる分子間相互作用が働いたためである。実際、二つの脂質二分子膜が衝突した直後から、フルオレセイン及びクマリンは、ともに互いの脂質二分子膜中に拡散して広がる。クマリンもフルオレセインを輸送してきた脂質二分子膜中に拡散するはずであるが、励起されたクマリンは、蛍光共鳴エネルギー移動によりフルオレセインに励起エネルギーを緩和するため、クマリンの発光がみられず、代わりにフルオレセインの発光が観察されることによる。
衝突前には、図5(a)のグラフに示すように、おのおのの発光はほぼ同じ強度で独立に観察されたが、衝突後は、図5(b)のグラフに示すように、フルオレセインの発光領域がクマリンを輸送してきた脂質二分子膜内に大きく広がっていることが明らかに示された。
これにより、本実施例のマイクロ流路素子が、流路を用いて目的の分子を目的の場所に輸送し、分子間相互作用を検出する用途に適することが示された。
<ハイスループット化の例>
上記実施例3において示した分子間相互作用分析をハイスループット化するマイクロ流路素子を設計した。
図6は、基板部2の表面に形成されたパターンを示している。
基板部2の中央部に、一方の収容部7が設けられ、この一方の収容部7の周囲を囲むようにして、他方の収容部8が複数設けられている。そして、親水面11は、一方の収容部7から、複数設けられた他方の収容部8のそれぞれに対して、放射状に延在している。
これにより、他方の収容部8を反応部とし、最大で反応部の数だけ分子間相互作用の分析を行うことができる。
図7は、基板部2の表面に形成されたパターンの変形例を示している。
基板部2の一端部に一方の収容部7が複数設けられ、他端部に他方の収容部8が複数設けられている。そして、それら複数の収容部7,8同士がそれぞれ親水面11を介して接続されている。
これにより、両収容部7,8に、それぞれ独立に試料を導入でき、複数の独立な分子間相互作用を同時に分析することができる。この場合、反応部は流路の中心付近となるため、その領域を例えば蛍光顕微鏡の一視野で観察することができ、ハイスループット化に貢献する。
また、本発明の技術範囲は上記の実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。
2 基板部
11 親水面
12 疎水面
15 流路
Claims (4)
- 試料の分析を行うためのマイクロ流路素子であって、
基板部と、
この基板部に設けられ、前記試料を輸送するための流路と、を備え、
前記流路が、脂質二分子膜の単一膜により構成され、
前記脂質二分子膜の単一膜は、自発展開することにより構成され、
前記試料は、前記自発展開によって輸送されることを特徴とするマイクロ流路素子。 - 前記基板部に親水面が設けられ、
前記流路が、前記親水面に設けられることを特徴とする請求項1に記載のマイクロ流路素子。 - 前記基板部に、疎水面と前記親水面とが交互に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のマイクロ流路素子。
- 前記流路は複数あり、それぞれの流路は異なった寸法に設定されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のマイクロ流路素子。
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