JP4514550B2 - 操作装置及び撮影装置 - Google Patents
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Description
中心軸を中心として回転可能に支持されたシャフトと、
上記移動部と上記シャフトを連結し、上記シャフトの回転を上記移動部の移動に変換する機構と、
上記シャフトの一端側に、上記シャフトと共に回転可能に、且つ、上記シャフトに沿って後退位置と前進位置との間を上記後退位置と前進位置との間にある中間位置を経由して移動可能に取り付けられた操作部と、
上記操作部を上記後退位置から上記中間位置を経由して上記前進位置に前進させる第1の動作に基づいて、上記前進位置に到達した上記操作部を上記前進位置から上記中間位置に後退させて上記中間位置に位置決めし、上記中間位置に位置決めされた上記操作部を上記中間位置から上記前進位置に移動させる第2の動作に基づいて、上記前進位置に到達した上記操作部を上記前進位置から上記中間位置を経由して上記後退位置に後退させて上記後退位置に位置決めする位置決め機構と、
上記操作部が上記後退位置にあるときは上記操作部と上記シャフトの回転を許可し、上記操作部が上記前進位置及び上記中間位置にあるときは上記操作部と上記シャフトの回転を禁止する機構を備えたことを特徴とする操作装置。
上記患者位置付け機構は、
患者に向かって進退自在に設けられた患者位置付け部材と、
上記患者位置付け部材を患者に向かって進退させる操作装置を有し、
上記操作装置は、
中心軸を中心として回転可能に支持されたシャフトと、
上記患者位置付け部材と上記シャフトを連結し、上記シャフトの回転を上記患者位置付け部材の移動に変換する機構と、
上記シャフトの一端側に、上記シャフトと共に回転可能に、且つ、上記シャフトに沿って後退位置と前進位置との間を上記後退位置と前進位置との間にある中間位置を経由して移動可能に取り付けられた操作部と、
上記操作部を上記後退位置から上記中間位置を経由して上記前進位置に前進させる第1の動作に基づいて、上記前進位置に到達した上記操作部を上記前進位置から上記中間位置に後退させて上記中間位置に位置決めし、上記中間位置に位置決めされた上記操作部を上記中間位置から上記前進位置に移動させる第2の動作に基づいて、上記前進位置に到達した上記操作部を上記前進位置から上記中間位置を経由して上記後退位置に後退させて上記後退位置に位置決めする位置決め機構と、
上記操作部が上記後退位置にあるときは上記操作部と上記シャフトの回転を許可し、上記操作部が上記前進位置及び上記中間位置にあるときは上記操作部と上記シャフトの回転を禁止する機構を備えたことを特徴とする。
上記位置決め機構が、
上記中心軸方向に移動する第1の部材と、
上記第1の部材の上記他端側に配置され、上記中心軸方向に移動する第2の部材と、
上記第2の部材を上記一端側に付勢する付勢部と、
上記第1の動作に基づいて上記操作部が上記前進位置に到達すると、上記付勢部の付勢力に基づいて、上記中心軸を中心として上記第2の部材を回転し、上記第2の部材を上記中間位置に対応する位置に規制する手段と、
上記第2の動作に基づいて上記操作部が上記前進位置に到達すると、上記付勢部の付勢力に基づいて、上記中心軸を中心として上記第2の部材を回転して上記規制する手段から解放すると共に上記第2の部材と上記第1の部材を介して上記付勢部の付勢力を上記操作部に伝達し、上記操作部を上記後退位置に後退させる手段を備えたことを特徴とする。
上記操作装置が筐体を有し、
上記筐体は上記操作部を収容する開口部を有し、
上記操作部は上記開口部の中に配置されており、
上記操作部は、上記後退位置にあるとき上記一端側にある端面が上記開口部から外側に突出しており、上記中間位置にあるとき上記一端側にある端面が上記開口部の近傍に位置していることを特徴とする。
上記操作装置が筐体を有し、
上記筐体は上記操作部を収容する開口部を有し、
上記操作部は上記開口部の中に配置されており、
上記操作部は、上記後退位置にあるとき上記一端側にある端面が上記開口部から外側に突出しており、上記前進位置にあるとき上記一端側にある端面が上記開口部の内側に位置していることを特徴とする。
図1は、本発明に係る操作装置を搭載した放射線撮影装置(例えば、X線撮影装置)10を示す。図示するように、放射線撮影装置10は、床12に固定された支柱14を有する。支柱14は、この支柱14に沿って上昇及び下降するコ字状の昇降部16を支持している。昇降部16は、本体18と、本体18の上部と下部から前方に突出する上部アーム20及び下部アーム22を有し、上部アーム20がその下に旋回アーム24を支持しており、下部アーム22がその上に患者位置付け機構26を支持している。旋回アーム24は、水平部28と、水平部28の両端から下方に伸びる一対の懸垂部30、32を備えており、図示しない垂直軸を中心として旋回できるようにしてある。また、一方の懸垂部30に放射線源34が設けてあり、他方の懸垂部32に放射線検出部(図示せず)が設けてある。このように構成された放射線撮影装置10によれば、対向する懸垂部30,32の間で患者位置付け機構26に位置付けられた患者の周囲を懸垂部30,32が旋回し、患者の撮影部位(例えば、歯列)に対して放射線源34から放射線が放射され、撮影部材を透過した放射線が放射線検出部で検出され、この放射線検出部で検出した放射線をもとに撮影部位の放射線撮影画像が作成される。
本発明の操作装置は、患者位置付け機構26に組み込まれている。図2,3に示すように、患者位置付け機構26は、下部アーム22の上面に沿って、患者に向かって前後に移動するスライド部40を有し、このスライド部40に患者の顎を受けるチンレスト42(チンレスト42を含むスライド部40を患者位置付け部材という)が取り付けてある。そして、患者の体型等に応じてチンレスト42を前進又は後退させるために、本発明の操作装置100が設けてある。尚、本発明にいう患者位置付け機構はチンレストによる位置付けに限るものではなく、例えば前額部押さえや鼻下点支持による位置付け機構、あるいは側頭部固定具を患者に対して前後に移動させる位置付け機構にも用いることができる。
図4〜図6に示すように、操作装置100はシャフト200を有する。図6に最も良く示すように、シャフト200は、円柱体からなり、中心軸202を水平方向に向けて配置されている。実施の形態において、シャフト200は水平方向に向けられているが、これは本発明にとって限定的なことではない。シャフト200の略中央部にはシャフト固定部204が設けてある。実施の形態では、シャフト固定部204は、シャフト200に形成された環状段部206と環状溝208を備えており、図4,5に示すように、シャフト200は下部アーム筐体210の壁212に形成された貫通孔214に挿通され、環状段部206と環状溝208にC型リング216,218をそれぞれ装着し、中心軸202を中心として壁212に回転自在に固定される。
図4〜図6、特に図6に示すように、壁212から突出したシャフト200の一端側220には、ヘリカルスプリング(付勢部)300が装着されている。スプリング300の内径は、シャフト200の環状段部206の外径よりも小さいため、スプリング300がシャフト環状段部206よりも他端側へ移動することはない。
図6に示すように、シャフト200の一端側にはまた、同一形状の2つの円筒歯車400(第2の部材),500(第1の部材)が外装されている。図7に詳細に示すように、円筒歯車400,500はそれぞれ、シャフト200の外径よりも僅かに大きな内筒内面を有する円筒部402,502からなり、一方の軸方向端面に8つの歯部404,504を周方向に等間隔に(45度ごとに)備えている。実施の形態では、各歯部404,504は、軸方向外側に向かって突出する三角形をしており、頂上部406,506を挟んでその両側に対称に配置された係合面(斜面)408と410及び係合面(斜面)508と510の内角が90度、谷部412,512を挟んでその両側に対称に配置された係合面(斜面)408と410及び係合面(斜面)508と510の内角が270度に設定されている。したがって、図示するように、2つの円筒歯車400,500の歯部404,504を噛み合わせた場合、一方の円筒歯車400の係合面408,410が他方の円筒歯車500の係合面508,510に接触した状態で、歯部404、504はほぼ隙間無く噛み合う。本明細書では、必要に応じて、この隙間無く噛み合う状態を「完全な噛み合い状態」という。
図6に示すように、スプリング300と円筒歯車400,500が外装されたシャフト200の一端側220には、筒体600が更に外装される。図7に示すように、筒体600は、中心軸202に対して同軸的に配置された小径の内筒612及び大径の外筒614と、これら内筒612と外筒614の一方の端部を連結するドーナッツ状の端部壁616を有し、後述するように端部壁616をハウジング壁212(図4,5参照)にねじ等で連結して固定される。図示する実施形態のように、これら内筒612、外筒614及び端部壁616は、一体的に成形することが好ましい。
図6に示すように、筒体600の内筒612に挿入されるシャフト200の一端側には、操作摘み基台700が連結される。操作摘み基台700は、筒体内筒612の小径円筒部618の内径よりも僅かに小さな外径を有する軸筒部702と、軸筒部702の一端側にその一端部を径方向外側に向かって拡幅して形成されたフランジ部704を有する。軸筒部702の内部空間は他端部において開放されている。また、軸筒部702は、その他端側に、中心軸202に直交する貫通孔706を有する。このように構成された操作摘み基台700は、シャフト200の一端部に外装されて連結される。このとき、図示するように、スプリング300と2つの円筒歯車400,500を外装したシャフト200は、2つの円筒歯車400,500の突条414,514を一列に整列すると共にそれら整列した突条414,514を内筒の内溝624に係合し、スプリング300の付勢力に対抗して、筒体600を一端側から他端側に移動させて、シャフト一端部を筒体内筒612の一端から突出させる。そして、筒体内筒612の一端部から突出したシャフト200を軸筒部702に挿入し、次に、貫通孔706とシャフトスロット222にピン708を貫通する。ピン708は貫通孔706に固定することが好ましい。そのため、貫通孔706に雌ねじを形成するとともにピン708には雄ねじを利用し、これら雌雄のねじを噛み合わせることが好ましい。このようにして操作摘み基台700が連結されたシャフト200に対し、スプリング300の付勢力に対抗して筒体600を他端側に移動し、筒体端部壁616をハウジング壁212にねじで連結して固定する。この状態で、一端側にある円筒歯車500がスプリング300の付勢力によって内溝624の一端側端部に規制される。また、この状態で、操作摘み基台700の軸筒部702は筒体内筒612の小径円筒部618に僅かに挿入されていることが好ましい。
図6に示すように、オペレータが操作する操作部(操作摘み)800は、操作摘み基台フランジ部704の外径よりも大きな内径を有する筒部802と、筒部802の一端を閉鎖する端部壁804からなり、操作摘み基台700に外装され、操作摘み基台700のフランジ部704を端部壁804の内面に当て、ボルト等によって固定される。なお、実施の形態では、操作摘み基台700に対する操作部800の固定は、操作摘み基台700をシャフト200に固定する前に行われる。操作部筒部802の内面には、上述した筒体外筒614の外周に形成されている噛み合い部646と噛み合う噛み合い部806が全周に形成されている。
このように構成された操作装置100の動作を説明する。
図8(a)、(a’)に示すように、操作状態において、2つの円筒歯車400,500は、スプリング300の付勢力により、筒体内筒612の一端側に置かれている。また、円筒歯車400,500は、それぞれの外周突条414,514を内溝624に係合して中心軸方向に整列し、不完全な噛み合い状態にある。さらに、操作部800は、スプリング300の付勢力によって最外位置に規制されており、筐体210から最も突出した状態にある。このときの操作部800の位置を「後退位置」という。したがって、操作部800は筺体210に対して自由に回転することができるので、この操作部800を持ってシャフト200と共に回転することで、チンレスト42を前後に移動できる。
図8(b)、(b’)に示すように、スプリング300の付勢力に対抗して、操作部800の端面に押圧力を加えて操作部800を他端側に押し込むと、2つの円筒歯車400,500は操作摘み基台700に押されて他端側に移動する。そして、操作部800の外側端面がハウジング開口部810の近傍に到達すると、他端側の円筒歯車400の突条414が内溝624の出口よりも中心軸方向他端側に位置し、内溝624から解放される。このときの操作部800の位置を「前進位置」といい、この状態で2つの円筒歯車400,500は不完全な噛み合い状態にある〔図8(a)、(a’)参照〕。したがって、スプリング300に付勢されている他端側の円筒歯車400は、係合面410が係合面510に沿って摺動し、両者は完全な噛み合い状態に移行する。その結果、回転可能な円筒歯車400が回転不能な円筒歯車500に対して矢印X方向に回転すると共に一端側(円筒歯車500側)に移動する。
上述のように、操作部800が前進位置まで押し込まれた状態で、回転した他端側円筒歯車400の突条414は、その一端面418が第1の鋸歯632の第1の係合面636に対向している。したがって、操作部800に加えられていた他端側方向への押圧力を解放すると、図8(c)、(c’)に示すように、スプリング300の付勢力によって、他端側の円筒歯車400が一端側に付勢される。その結果、他端側円筒歯車400の突条端面418が、第1の鋸歯632の第1の係合面636に当接し、第1の係合面636に沿って一端側に摺動すると共に他端側円筒歯車400が矢印X方向に回転し、突条414の軸方向側面416(図7参照)が軸方向係合面638に当たって規制されるとともに、円筒歯車400,500は不完全な噛み合い状態になる。このときの操作部800の位置を「中間位置」という。なお、本明細書において、「中間位置」とは、後退位置と前進位置のまんなかの位置を意味するものでなく、単に後退位置と前進位置の間にある位置を意味するものである。
次に、操作部800の端面に押圧力を加えて操作部800を中間位置から前進位置まで押し込むと、図8(d)、(d’)に示すように、他端側の円筒歯車400が再び前進し、突条414と軸方向係合面638との係合が解除される。その結果、円筒歯車400,500が不完全な噛み合い状態から完全な噛み合い状態に移行し、その際、他端側の円筒歯車400は矢印X方向に回転すると共に一端側に移動する。
操作部800が前進位置まで押し込まれた状態で、他端側円筒歯車400の突条414は、その一端面418が第2の鋸歯634の第2の係合面640に対向している。したがって、操作部800に加えられていた押圧力を開放すると、スプリング300の付勢力によって、他端側の円筒歯車400が一端側に付勢される。その結果、他端側円筒歯車400の突条端面418が、第2の鋸歯634の第2の係合面640に当接する。また、突条端面418は、第2の係合面640に沿って一端側に移動すると共に他端側円筒歯車400が矢印X方向に回転し、続いて、次の内溝624の開口部に対向する位置まで移動する。この状態で、円筒歯車400,500の突条414,514は内溝624の延長上で一列に整列する。したがって、押圧力を解放すると、スプリング300の付勢力により、他端側円筒歯車400は一端側円筒歯車500と共に内溝624に案内されながら一端側に移動し円筒歯車500の突条514の一端側端面が内溝624の始端部626に当接する位置に規制される。これにより、操作部800も後退位置まで後退する。
このように、上述した実施形態の操作装置100によれば、スプリング300、円筒歯車400,500の歯部404,504及び外周突条414,514、及び筒体600の円筒歯車部630によって構成される位置決め機構によって、操作部800はその押し込み動作に基づいて後退位置、前進位置、中間位置の3つのポジションを移動し、後退位置と中間位置に安定して保持される。また、操作部800が後退位置にあるときに限って該操作部800をシャフト200と共に筺体210に対して自由に回転させることができるが、操作部800が前進位置又は中間位置にあるときは該操作部800とシャフト200の回転が禁止される。さらに、実施の形態では、後退位置にある操作部800は、筐体210から突出しているので、オペレータによって回転操作することができる。しかし、中間位置にある操作部800は、その端面を筐体210から僅かに突出させるか又は筐体内に完全に収めることができるため、オペレータによって回転操作されることがない。したがって、通常は操作部800を中間位置に位置させておき、操作必要なときに操作部800を押せば、操作部800はスプリング300の付勢力によって後退位置に突出(ポップアップ)する。また、通常の非操作状態における筐体210はその外観に操作部800が突出して現れず、デザイン性に優れた筐体を得ることができる。
以上、本発明の操作装置を放射線撮影装置に適用した適用例を説明したが、操作装置は種々の操作部(例えば、操作ハンドル、操作ボタン)や他のシステムに利用できる。また、以上の説明では、シャフト200の他端側に歯車部226を形成し、この歯車部226をラック228と係合したが、シャフト200の他端側に設ける物はこれに限るものでなく、操作装置100の適用箇所に対応して種々変更できる。
Claims (13)
- システムの本体に移動可能に取り付けられた移動部を操作する操作装置であって、
中心軸を中心として回転可能に支持されたシャフトと、
上記移動部と上記シャフトを連結し、上記シャフトの回転を上記移動部の移動に変換する機構と、
上記シャフトの一端側に、上記シャフトと共に回転可能に、且つ、上記シャフトに沿って後退位置と前進位置との間を上記後退位置と前進位置との間にある中間位置を経由して移動可能に取り付けられた操作部と、
上記操作部を上記後退位置から上記中間位置を経由して上記前進位置に前進させる第1の動作に基づいて、上記前進位置に到達した上記操作部を上記前進位置から上記中間位置に後退させて上記中間位置に位置決めし、上記中間位置に位置決めされた上記操作部を上記中間位置から上記前進位置に移動させる第2の動作に基づいて、上記前進位置に到達した上記操作部を上記前進位置から上記中間位置を経由して上記後退位置に後退させて上記後退位置に位置決めする位置決め機構と、
上記操作部が上記後退位置にあるときは上記操作部と上記シャフトの回転を許可し、上記操作部が上記前進位置及び上記中間位置にあるときは上記操作部と上記シャフトの回転を禁止する機構を備えたことを特徴とする操作装置。 - 上記シャフトの回転を上記移動部の移動に変換する機構は、
上記シャフトに一体的に形成され又は固定されたシャフト歯車部と、
上記移動部に設けられ、上記シャフトの歯車部にかみ合う移動部歯車部を有し、
上記シャフトの回転が上記シャフト歯車部と上記移動部歯車部を介して上記移動部の移動に変換されるようにしてあることを特徴とする請求項1の操作装置。 - 上記位置決め機構は、
上記中心軸方向に移動する第1の部材と、
上記第1の部材の上記他端側に配置され、上記中心軸方向に移動する第2の部材と、
上記第2の部材を上記一端側に付勢する付勢部と、
上記第1の動作に基づいて上記操作部が上記前進位置に到達すると、上記付勢部の付勢力に基づいて、上記中心軸を中心として上記第2の部材を回転し、上記第2の部材を上記中間位置に対応する位置に規制する手段と、
上記第2の動作に基づいて上記操作部が上記前進位置に到達すると、上記付勢部の付勢力に基づいて、上記中心軸を中心として上記第2の部材を回転して上記規制する手段から解放すると共に上記第2の部材と上記第1の部材を介して上記付勢部の付勢力を上記操作部に伝達し、上記操作部を上記後退位置に後退させる手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の操作装置。 - 上記操作装置は筐体を有し、
上記筐体は上記操作部を収容する開口部を有し、
上記操作部は上記開口部の中に配置されており、
上記操作部は、上記後退位置にあるとき上記一端側にある端面が上記開口部から外側に突出しており、上記中間位置にあるとき上記一端側にある端面が上記開口部の近傍に位置していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の操作装置。 - 上記操作装置は筐体を有し、
上記筐体は上記操作部を収容する開口部を有し、
上記操作部は上記開口部の中に配置されており、
上記操作部は、上記後退位置にあるとき上記一端側にある端面が上記開口部から外側に突出しており、上記前進位置にあるとき上記一端側にある端面が上記開口部の内側に位置していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の操作装置。 - 上記操作装置は、上記筐体に固定された噛み合い部と、上記操作部に固定された噛み合い部を有し、上記操作部が上記後退位置にあるとき上記筐体の噛み合い部と上記操作部の噛み合い部が噛み合わず、上記操作部が上記シャフトと共に回転することを特徴とする請求項4又は5に記載の操作装置。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の操作装置を備えたシステム。
- 撮影時に被写体を適正に位置付けるための患者位置付け機構を有する撮影装置において、
上記患者位置付け機構は、
患者に向かって進退自在に設けられた患者位置付け部材と、
上記患者位置付け部材を患者に向かって進退させる操作装置を有し、
上記操作装置は、
中心軸を中心として回転可能に支持されたシャフトと、
上記患者位置付け部材と上記シャフトを連結し、上記シャフトの回転を上記患者位置付け部材の移動に変換する機構と、
上記シャフトの一端側に、上記シャフトと共に回転可能に、且つ、上記シャフトに沿って後退位置と前進位置との間を上記後退位置と前進位置との間にある中間位置を経由して移動可能に取り付けられた操作部と、
上記操作部を上記後退位置から上記中間位置を経由して上記前進位置に前進させる第1の動作に基づいて、上記前進位置に到達した上記操作部を上記前進位置から上記中間位置に後退させて上記中間位置に位置決めし、上記中間位置に位置決めされた上記操作部を上記中間位置から上記前進位置に移動させる第2の動作に基づいて、上記前進位置に到達した上記操作部を上記前進位置から上記中間位置を経由して上記後退位置に後退させて上記後退位置に位置決めする位置決め機構と、
上記操作部が上記後退位置にあるときは上記操作部と上記シャフトの回転を許可し、上記操作部が上記前進位置及び上記中間位置にあるときは上記操作部と上記シャフトの回転を禁止する機構を備えたことを特徴とする、撮影装置。 - 上記シャフトの回転を上記患者位置付け部材の移動に変換する機構は、
上記シャフトに一体的に形成され又は固定されたシャフト歯車部と、
上記患者位置付け部材に設けられ、上記シャフトの歯車部にかみ合う位置付け部材歯車部を有し、
上記シャフトの回転が上記シャフト歯車部と上記位置付け部材歯車部を介して上記
患者位置付け部材の移動に変換されるようにしてあることを特徴とする請求項8の撮影装置。 - 上記位置決め機構は、
上記中心軸方向に移動する第1の部材と、
上記第1の部材の上記他端側に配置され、上記中心軸方向に移動する第2の部材と、
上記第2の部材を上記一端側に付勢する付勢部と、
上記第1の動作に基づいて上記操作部が上記前進位置に到達すると、上記付勢部の付勢力に基づいて、上記中心軸を中心として上記第2の部材を回転し、上記第2の部材を上記中間位置に対応する位置に規制する手段と、
上記第2の動作に基づいて上記操作部が上記前進位置に到達すると、上記付勢部の付勢力に基づいて、上記中心軸を中心として上記第2の部材を回転して上記規制する手段から解放すると共に上記第2の部材と上記第1の部材を介して上記付勢部の付勢力を上記操作部に伝達し、上記操作部を上記後退位置に後退させる手段を備えたことを特徴とする請求項8又は9に記載の撮影装置。 - 上記操作装置は筐体を有し、
上記筐体は上記操作部を収容する開口部を有し、
上記操作部は上記開口部の中に配置されており、
上記操作部は、上記後退位置にあるとき上記一端側にある端面が上記開口部から外側に突出しており、上記中間位置にあるとき上記一端側にある端面が上記開口部の近傍に位置していることを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載の撮影装置。 - 上記操作装置は筐体を有し、
上記筐体は上記操作部を収容する開口部を有し、
上記操作部は上記開口部の中に配置されており、
上記操作部は、上記後退位置にあるとき上記一端側にある端面が上記開口部から外側に突出しており、上記前進位置にあるとき上記一端側にある端面が上記開口部の内側に位置していることを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載の撮影装置。 - 上記操作装置は、上記筐体に固定された噛み合い部と、上記操作部に固定された噛み合い部を有し、上記操作部が上記後退位置にあるとき上記筐体の噛み合い部と上記操作部の噛み合い部が噛み合わず、上記操作部が上記シャフトと共に回転することを特徴とする請求項11又は12に記載の撮影装置。
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