JP4508127B2 - コンテナ脱着車両及びコンテナ脱着方法 - Google Patents
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Description
図43(a)に示す如くキャリア部4’は、車体F’の車体長手方向(図43の左右方向)に延びる形状のダンプフレーム5’、該ダンプフレーム5’の前方に回動するように接続し車体長手方向に延びる形状の支持アーム6’、及び支持アーム6’の前方に接続し上下方向に延びるスライドアーム7’から構成する。
スライドアーム7’の上方には、コンテナCt’の前方上部に設けた掛止部T’と係合するようなフックアーム8’が備えられ、支持アーム6’には、該支持アーム6’を車体長手方向に起伏回動させるメインシリンダ7’が接続する。
(1)第1コンテナC4tを積み降す際、
a.車体長手方向の前方側の第1位置でフックアーム8を停止させ、フックアーム8を伸長位置で停止させ、固縛装置12がコンテナC4tを固縛した状態で走行可能状態に設定する積載ステップと、
b.第1位置から車体長手方向の後方側の第2位置にフックアーム7及びスライドアーム8を車体長手方向にスライドさせ、第1コンテナC4tと固縛装置12との固縛を解除する固縛解除ステップと、
c.キャリア部4をダンプフレーム5に対して車体長手方向の後方に回動させながら、案内部で第1コンテナ底部レールR4tを案内し、第1コンテナC4tの後部輪を着地させる回動ステップと、を備え、
(2)第2コンテナC2tを積み降す際、
a.(1)a.の第1位置よりも車体長手方向の後方側に設定した第3位置でフックアーム8を停止させ、フックアーム8をスライドアーム7に対して短縮位置で停止させ、固縛装置12が第2コンテナC2tを水平に固縛した状態でコンテナを走行可能状態に設定する積載ステップと、
b.第3位置よりも車体後方側に設定した第4位置にフックアーム8をスライドさせ、第2コンテナC2tと固縛装置12との固縛を解除する固縛解除ステップと、
c.キャリア部4をダンプフレーム5に対して後方に回動させ、案内部がコンテナ底部レールR2tを案内する第1案内ステップと、
d.第2コンテナ後部車輪Wが着地したときにキャリア部4を所定角度で停止させる停止ステップと、
e.停止中にフックアーム8をスライドアーム7から伸長させる伸長ステップと、
f.キャリア部4をダンプフレーム5に対して後方に回動させ、案内部の上空を第2コンテナ底部レールR2tが通過し、第2コンテナC2tの後部輪を着地させる第2案内ステップと、
を備えることを特徴とする。
積載容積が大きな第1コンテナC4tと、第1コンテナC4tよりも積載容積が小さな第2コンテナC2tを含む、複数のコンテナC4t,C2tを車両後部から車体長手方向に移動させて脱着させ、
第1コンテナC4t,または第2コンテナC2tを積載した状態で走行する場合には固縛装置12が第1コンテナC4t,または第2コンテナC2tを固縛するコンテナ脱着方法において、
(1)第1コンテナC4tを積み込む際、
a.伸長位置で停止させたフックアーム8を、水平に着地した第1コンテナC4tに掛止する掛止ステップと、
b.キャリア部4をダンプフレーム5に対して前方に回動させながら、第1コンテナC4tの前脚を地面から離脱させ、案内部で第1コンテナ底部レールR4tを案内しフックアーム8を第2位置に移動する回動ステップと、
c.第2位置から車体前方側の第1位置にフックアーム7及びスライドアーム8をスライドさせ、第1コンテナC4tを固縛装置12で固縛する固縛ステップと、
d.車体の前方側の第1位置でフックアーム8及びスライドアーム7を停止させ、第1コンテナを走行可能状態に設定する積載ステップと、を備え、
(2)第2コンテナC2tを積み込む際、
a.伸長位置で停止させたフックアーム8を、水平に着地した第2コンテナC2tに掛止する掛止ステップと、
b.キャリア部4をダンプフレーム5に対して車体長手方向の前方に回動させ、第2コンテナC2tの前脚を地面から離脱させ、第2コンテナ底部レールR2tが案内部36の上空を通過する第1案内ステップと、
c.第2コンテナの後部車輪Wが離陸するときにキャリア部4を停止させる停止ステップと、
d.停止中にフックアーム8をスライドアーム7に対して短縮させる短縮ステップと、
e.キャリア部4をメインフレーム3に対して前方に回動させながら、案内部36がフックアーム8が第4位置に至るまで第2コンテナ底部レールR2tを案内する第2案内ステップと、
f.第4位置よりも車体長手方向の前方であって且つ(1)c.の第1位置よりも車体長手方向の後方側に設定した第3位置にフックアーム8をスライドさせ、第2コンテナC2tを固縛装置12で固縛する固縛ステップと、
g.第3位置でフックアーム8及びスライドアーム7を停止させ、第2コンテナC2tを走行可能状態に設定する積載ステップと、
を備えることを特徴とする。
以下に、本発明の好適な一実施形態であるコンテナ脱着車両1について図面を参照して説明する。コンテナ脱着車両1は最大積載量が4tである。コンテナ脱着車両1は積載容積が8m3のコンテナ(以下、コンテナC4tという)と積載容積が4m3のコンテナ(以下、コンテナC2tという)とを入れ替えて積載できるようにした構造を備える。コンテナ脱着車両1の主要諸元や制動力は、コンテナC4tを積載して走行するように設計し、車体構造をコンテナC2tも積載できるように設計してある。コンテナC4t積載時とコンテナC2t積載時とでは積載状態が相違する(図25参照)。
次に本実施形態のコンテナ脱着車両1の動作を説明する。図25(a)は、コンテナC4tのピンP4tを第1固縛部13が固縛し走行可能な状態(以下、積載状態という)を示し、図25(b)は、同様にコンテナC2tの積載状態を示す。なお、コンテナ脱着車両1の各部の形状は若干異なる。
図25(a)に示すコンテナC4tの積載状態では、スライドシリンダ10が伸長することによりスライドアーム7が最前方位置(図28の第1位置)にあり、第1固縛部13がピンP4tを固縛し、フックアーム8の位置がコンテナC4tの掛止部Tの高さと合うように高さを調整され、フックアーム8は掛止部Tと係合する。
図25(b)の実線及び図38の二点鎖線に示すコンテナC2tの積載状態では、スライドシリンダ10の収縮によりスライドアーム7が中間位置(第3位置)にある。第2固縛部14がピンP2tと係合するとともに、フックプレート53がフック91と係合し、フックアーム8の位置がコンテナC2tの掛止部Tの高さと合うように位置調整し、フックアーム8は掛止部Tと係合する。フックアーム8の位置調整は、フックシリンダ11を収縮させてフックアーム8を最下方位置にすることによって行う。
コンテナC4tの積降方法を図26乃至図28(a)(b)を用いて説明すると、先ず、図26(a)の二点鎖線に示す積載状態において、スライドシリンダ10を短縮作動させることにより、スライドアーム7とフックアーム8とを図26(a)の実線位置まで後方移動させる。図28(a)で第1位置から第2位置にスライドさせることに対応する(以下、固縛解除ステップ1という)。図28(a)中の二点鎖線は第1位置にあるスライドアーム7及びフックアーム8を示し、図28(a)中の実線は第2位置にあるスライドアーム7及びフックアーム8を示す。固縛解除ステップ1の間、コンテナC4tのレールR4tは側フレーム30上を車体後方に水平方向にスライドする。固縛解除ステップ1により、第1固縛部13に対しピンP2tが車体後方に移動し、固縛を解除する。
コンテナC2tの積降方法を図29〜図33を用いて説明する。積み降ろしが完了するまでフックアーム8と掛止部Tとが係合したままの状態である。図25(b)及び図32(a)の積載状態に示す通り、スライドアーム7及びフックアーム8の位置は第1位置から第3位置に変更する。この第3位置は、第1位置、第2位置よりも後方に位置が設定する。(図3参照)。フックシリンダ11を収縮する作動をさせ、フックアーム8を下降させ、点線位置から実線位置に下降させ、掛止部Tの高さに合致するように高さも調整する。第3位置ではコンテナC2tが積載状態となっている。第3位置を始点として積降方法(2t)を行う。
コンテナC4t,C2tに関しコンテナ脱着車両1のダンプ動作を説明すると、図25(a)(b)に示す積載状態において、ダンプ・ロックシリンダ54を伸長させると、フックプレート53がフック91と係合し、ダンプフレーム5と支持アーム6を一直線上にロックする。図34(a)(b)に示す通り、メインシリンダ9を伸長させると、キャリア部4は一体となって横軸35を中心として後方に回動し、コンテナC4t,C2tをダンプ上げし、コンテナC4t,C2t内の収容物を外部に排出する。又、メインシリンダ9を収縮させれば、コンテナC4t,C2tをダンプ下げして車体部2上にキャリア部4を降ろす。ダンプ作動時には固縛装置12はピンP2t又はP4tを固縛する。
フックアーム8をスライドアーム7に対して伸縮することにより、コンテナの掛止部Tの位置に合わせて、フックアーム8の位置を調節できるので、1種類のコンテナ脱着車両1に入れ替えて積載できる。1種類のコンテナ脱着車両1で様々なニーズに対応できるので、利便性が高くなり、保険料、車検費用、人件費等のコスト削減、駐車スペースの削減ができる。
第2実施形態のコンテナ脱着車両1の固縛装置212について図35〜図37を参照して説明する。この固縛装置212は、車体長手方向にスライドすることで固縛又は固縛解除する構造である。固縛装置212は、ピンP4tを固縛する筒状の第1固縛部213と、ピンP2tを固縛する筒状の第2固縛部214と、フレーム支柱50上を車体長手方向に移動することで、ピンP4tとピンP2tとを交互に固縛をする固縛スライダ215と、固縛スライダ215を駆動する固縛シリンダ(図示略)と、を備える。第1固縛部213、第2固縛部214は自由に昇降できるように保持部材(図示略)が保持する。固縛スライダ215は、車体長手方向の前方に前方に傾斜する傾斜面215aと、車体長手方向の後方に後方に傾斜する傾斜面215bと、上面に上方に突出する突部215cとを備える。傾斜面215aと突部215cの間に平坦部215d、突部215cと傾斜面215bとの間に平坦部215eを備える。第1固縛部213の下部には隙間213aが形成する。第2固縛部214の下部には隙間214aが形成する。図35は固縛スライダ215が中立位置(固縛解除状態)にあるとき、突部215cが第1固縛部213と第2固縛部214の中間に位置する。対応するピンの位置は点線で示す。図36はコンテナC4tの固縛時であり、固縛スライダ215が車体長手方向の前方にスライドし、固縛スライダ215の前方部が隙間213aに差し込まれて、第1固縛部213がロックする。このとき第2固縛部214は自重で降下する。図37はコンテナC2tの固縛時であり、固縛スライダ215が車体長手方向の後方にスライドし、固縛スライダ215の後方部が隙間214aに差し込まれて、第2固縛部214がロックする。このとき第1固縛部213は自重で降下する。なお、第2実施形態の他の構成は第1実施形態と共通するので、説明及び図示は援用する。
第3実施形態のコンテナ脱着車両1の回動式の固縛装置312を図38〜図40を参照して説明する。固縛装置312は、車体幅方向に回動しピンP4tを固縛する第1固縛部313と、車体幅方向に回動しピンP2tを固縛する第2固縛部314と、車体幅方向に設置し第1固縛部313を駆動する第1固縛シリンダ316と、車体幅方向に設置し第2固縛部314を駆動する第2固縛シリンダ317と、を備える。中立位置で第1固縛部313と第2固縛部314とは直立する。ピンP4tを固縛する場合には、第2固縛シリンダ317が伸長し第2固縛部314が倒伏状態にシフトし、第1固縛シリンダ316が短縮し第1固縛部313が起立状態にシフトし第1固縛部313がピンP4tを固縛する。ピンP2tを固縛する場合には、第1固縛シリンダ316が伸長し第1固縛部313が倒伏状態にシフトし、第2固縛シリンダ317が短縮し第2固縛部314が起立状態にシフトし第2固縛部314がピンP4tを固縛する。固縛装置312は固縛装置12と同様の機能を備える。
第4実施形態のコンテナ脱着車両1の可動式のローラ436を図41を参照して説明する。ローラ436はサポート493が支持しローラシリンダ494がサポート493を車体長手方向に回動する構成である。油圧装置17にローラシリンダ494用の切換弁(図示略)を追加し、その出口ポートはローラシリンダ494に接続する。ローラシリンダ494は順次作動制御部197、各部シリンダ緩除装置198が制御し伸縮作動する。図41に示すローラシリンダ494を伸長作動させ、ローラ436を二点鎖線位置から実線位置に移動させる。ローラ436の位置が図41の二点鎖線位置のままであると、コンテナC2tがローラ436上を傾斜しながらスライドする際に、コンテナC2tの傾きが大きくなる。これを防止するため、ローラシリンダ494を伸長作動させ、ローラ436を実線位置に移動させる。車体長手方向長さが短いコンテナC2tであっても、大きく傾けることなく脱着作動を行える。ローラシリンダ494にリミットスイッチ(図示略)を設けて伸縮を制御する。なお、第4実施形態の他の構成は第1実施形態と共通するので、説明及び図示は援用する。ローラ436の回動に代えて水平方向へのスライドしてもよい。
第5実施形態のコンテナ脱着車両1の傾動式のスライドアーム507を図42を参照して説明する。スライドアーム507は、枢動する2つのケーシング507aと507bとを備え、ケーシング507aを傾動シリンダ540で駆動する。傾動シリンダ540の伸縮によってスライドアーム507aが矢印Zに示す通り傾動する。スライドアーム507aを湾曲形状にしてもよい。なお、第5実施形態の他の構成は第1実施形態と共通するので、説明及び図示は援用する。
4・・・キャリア部 5・・・ダンプフレーム 6・・・支持アーム
7・・・スライドアーム 8・・・フックアーム 9・・・メインシリンダ
10・・・スライドシリンダ 11・・・フックシリンダ
12,212・・・固縛装置 13,213,313・・・第1固縛部
14,214,314・・・第2固縛部 15・・・連結部
16,316a,316b・・・固縛シリンダ 17・・・油圧装置
18・・・各種センサ 19・・・電子制御装置 36・・・ローラ
215・・・固縛スライダ
C2t,C4t・・・コンテナ P2t,P4t・・・ピン T・・・掛止部
W・・・車輪 L・・・脚部 R2t,R4t・・・レール
Claims (9)
- 車体部と、
該車体部の車台に取り付けたメインフレームと、
前記メインフレームに連結するダンプフレームと、
前記ダンプフレームに対し車体長手方向に回動自在に結合し、積載容積の相違する少なくとも2種類の第1コンテナと、第2コンテナとを車両後部から脱着するL型のキャリア部と、
前記キャリア部を駆動する駆動部と、
前記駆動部を制御する制御部と、を備え、
前記キャリア部が、
該ダンプフレームに車体長手方向に回動自在に連結する支持アームと、
該支持アームの軸方向にスライドするスライドアームと、
前記スライドアームの縦ケーシングの軸方向に沿ってスライドするとともに前記第1コンテナと前記第2コンテナの前上部にそれぞれ設けられた第1掛止部または第2掛止部と掛止するフックを有するフックアームと、を備え、
前記駆動部が、
前記キャリア部を回動するメイン駆動部と、
前記スライドアームをスライドするスライド駆動部と、
前記フックアームをスライドするフック駆動部と、を備え、
前記制御部から前記駆動部に出力する信号が、少なくとも、第1信号と第2信号を有し、
前記第1信号によって、
前記フック駆動部が前記フックアームの位置を前記第1コンテナの第1掛止部に合わせて調整し、
前記第2信号によって、
前記フック駆動部が前記フックアームを前記第2コンテナの第2掛止部に合わせて調整することを特徴とするコンテナ脱着車両。 - 前記フックアームが停止した状態で、前記制御部は、操作部のダンプ操作により、前記ダンプフレームを前記支持アームに自動的にロックし、前記支持アームの前記ダンプフレームに対する回動を禁止する請求項1のコンテナ脱着車両。
- 前記制御部は、前記フックアームを少なくとも3つの高さ位置に制御する回路を備え、
積載容積が大きな前記第1コンテナを前記キャリア部に脱着するとき、前記フック駆動部は伸長位置を維持し、
積載容積が小さな前記第2コンテナを脱着するときに、前記キャリア部の回動位置が所定位置よりも車体後方である場合には、前記フックアームは前記伸長位置よりもさらに伸長させた最大伸長位置を維持し、前記回動位置が所定位置よりも車体前方である場合には、短縮位置を維持する請求項1のコンテナ脱着車両。 - 前記スライド駆動部は、1本の油圧駆動部と、該油圧駆動部の原点を検出する原点センサと、前記油圧駆動部のロッドの位置を検出する検出部とを備え、前記制御部は前記ロッドの位置を数値制御する制御回路を備え、設定する目標位置に前記ロッドが接近したとき、前記油圧駆動部の速度を減速する請求項1のコンテナ脱着車両。
- 前記制御部が操作部を備え、該操作部は、前記第1コンテナと前記第2コンテナを切り換える第1コンテナ/第2コンテナ切換スイッチ、前記第1コンテナと前記第2コンテナの両方に対応するダンプ/脱着切換スイッチを備え、該スイッチに対応して前記制御部に順次制御を設定する請求項1乃至4いずれかのコンテナ脱着車両。
- 前記スライドアームは、枢動する2つのケーシングを備え、該ケーシングを傾動シリンダで駆動する請求項1のコンテナ脱着車両。
- 車体部と、
該車体部の車台に取り付けたメインフレームと、
前記メインフレームに連結するダンプフレームと、
前記ダンプフレームに対し車体長手方向に回動自在に結合し、積載容積の相違する少なくとも2種類の第1コンテナと、第2コンテナを車両後部から脱着するL型のキャリア部と、
前記キャリア部を駆動する駆動部と、
前記駆動部を制御する制御部と、を備え、
前記第1コンテナと前記第2コンテナの底面部にそれぞれ設けられた第1係合部または第2係合部に対応させて前記キャリア部又はダンプフレームに配置する可動式の第1固縛部および第2固縛部と、該第1固縛部および第2固縛部を駆動する固縛駆動部と、を備える固縛装置を設け、
前記第1コンテナまたは第2コンテナを脱着するときに前記第1コンテナまたは第2コンテナに応じてそれぞれ前記制御部から前記固縛駆動部へ出力する第1信号または第2信号を設定し、
前記第1信号によって、
前記固縛駆動部は、前記第2固縛部が前記第1コンテナの係合部に衝突しないように、前記第1固縛部と第2固縛部の位置を前記第1コンテナの係合部に合わせて移動させること、
前記第2信号によって、
前記固縛駆動部は、前記第1固縛部が前記第2コンテナの係合部に衝突しないように、前記第1固縛部と第2固縛部の位置を前記第2コンテナの係合部に合わせて移動させることを特徴とするコンテナ脱着車両。 - 車台上に取り付けたメインフレームにダンプフレームを備え、該ダンプフレームに対してメイン駆動部が、支持アームとスライドアームとフックアームを備えるL型のキャリア部を、車体長手方向に回動させ、スライド駆動部が前記スライドアームを前記支持アームに対してスライドさせ、前記フックアームを前記スライドアームに対してスライドさせ、
積載容積が大きな第1コンテナと、該第1コンテナよりも積載容積が小さな第2コンテナを含む、複数のコンテナを車両後部から車体長手方向に移動させて脱着させ、
前記コンテナを積載した状態で走行する場合には固縛装置が前記コンテナを固縛するコンテナ脱着方法において、
(1)第1コンテナを積み降す際、
a.車体長手方向の前方側の第1位置で前記フックアームを停止させ、前記フックアームを伸長位置で停止させ、前記固縛装置がコンテナを水平に固縛した状態で走行可能状態に設定する積載ステップと、
b.前記第1位置から車体長手方向の後方側の第2位置に前記フックアーム及びスライドアームを車体長手方向にスライドさせ、前記第1コンテナと前記固縛装置との固縛を解除する固縛解除ステップと、
c.前記キャリア部を前記ダンプフレームに対して車体長手方向の後方に回動させながら、案内部で前記第1コンテナ底部レールを案内し、前記第1コンテナの後部輪を着地させる回動ステップと、を備え、
(2)第2コンテナを積み降す際、
a.前記(1)a.の前記第1位置よりも車体長手方向の後方側に設定した第3位置で前記フックアームを停止させ、該フックアームを前記スライドアームに対して短縮位置で停止させ、前記固縛装置がコンテナを水平に固縛した状態で走行可能状態に設定する積載ステップと、
b.前記第3位置よりも車体後方側に設定した第4位置に前記フックアームをスライドさせ、前記第2コンテナと固縛装置との固縛を解除する固縛解除ステップと、
c.前記キャリア部を前記ダンプフレームに対して後方に回動させ、前記案内部が前記第2コンテナ底部レールを案内する第1案内ステップと、
d.前記第2コンテナ後部車輪が着地したときに前記キャリア部を所定角度で停止させる停止ステップと、
e.前記停止中に前記フックアームを前記スライドアームから伸長させる伸長ステップと、
f.前記キャリア部を前記ダンプフレームに対して後方に回動させ、前記案内部の上空を前記第2コンテナ底部レールが通過し、前記第2コンテナの後部輪を着地させる第2案内ステップと、
を備えることを特徴とするコンテナ脱着方法。 - 車台上に取り付けたメインフレームにダンプフレームを備え、該ダンプフレームに対してメイン駆動部がキャリア部を車体長手方向に回動させ、スライド駆動部が前記スライドアームをスライドさせ、フック駆動部がフックアームをスライドさせ、
積載容積が大きな第1コンテナと、該第1コンテナよりも積載容積が小さな第2コンテナを含む、複数のコンテナを車両後部から車体長手方向に移動させて脱着させ、
前記第1または第2コンテナを積載した状態で走行する場合には固縛装置が前記第1または第2コンテナを固縛するコンテナ脱着方法において、
(1)第1コンテナを積み込む際、
a.伸長位置で停止させた前記フックアームを、水平に着地した前記第1コンテナに掛止する掛止ステップと、
b.前記キャリア部を前記ダンプフレームに対して前方に回動させながら、前記第1コンテナの前脚を地面から離脱させ、案内部で前記第1コンテナ底部レールを案内し前記フックアームを第2位置に移動する回動ステップと、
c.前記第2位置から車体前方側の第1位置に前記フックアーム及びスライドアームをスライドさせ、前記第1コンテナを固縛装置で固縛する固縛ステップと、
d.前記車体の前方側の第1位置で前記キャリア部を停止させ、前記第1コンテナを走行可能状態に設定する積載ステップと、を備え、
(2)第2コンテナを積み込む際、
a.伸長位置で停止させた前記フックアームを、水平に着地した前記第2コンテナに掛止する掛止ステップと、
b.前記キャリア部を前記ダンプフレームに対して車体長手方向の前方に回動させ、前記第2コンテナの前脚を地面から離脱させ、前記第2コンテナ底部レールが前記案内部の上空を通過する第1案内ステップと、
c.前記第2コンテナの後部車輪が離陸するときに前記キャリア部を停止させる停止ステップと、
d.前記停止中に前記フックアームを前記スライドアームに対して短縮させる短縮ステップと、
e.前記キャリア部を前記メインフレームに対して前方に回動させながら、案内部により前記フックアームが第4位置に至るまで前記第2コンテナ底部レールを案内する第2案内ステップと、
f.前記第4位置よりも車体長手方向の前方であって且つ前記(1)c.の前記第1位置よりも車体長手方向の後方側に設定した第3位置に前記フックアーム及びスライドアームをスライドさせ、前記第2コンテナを固縛装置で固縛する固縛ステップと、
g.前記第3位置で前記フックアーム及びスライドアームを停止させ、前記第2コンテナを走行可能状態に設定する積載ステップと、
を備えることを特徴とするコンテナ脱着方法。
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