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JP4507699B2 - 幼児用補助便座の便座カバー - Google Patents

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JP4507699B2
JP4507699B2 JP2004155453A JP2004155453A JP4507699B2 JP 4507699 B2 JP4507699 B2 JP 4507699B2 JP 2004155453 A JP2004155453 A JP 2004155453A JP 2004155453 A JP2004155453 A JP 2004155453A JP 4507699 B2 JP4507699 B2 JP 4507699B2
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弘樹 藤村
良祐 林
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Description

本発明は、大人用便座上に装着する幼児用補助便座に被せて使用する便座カバーに関するものである。
従来、幼児が排泄を行うには簡便で行為的に危険ではないおまるが使用されている。しかしながら、幼児の排泄行為の自立性促進および公共施設での使用方法の教育など一般的に普及している便器への対応に関して教育が必要となっている。その教育の初期段階として、一般家庭の大便器上に開閉自在に取付られた大人用便座に装着させる、幼児の体型にあった幼児用補助便座が使用されている。
この幼児用補助便座は、冬季など外気温が低い時に対応させて暖房機能をつけたものは特殊で、ほとんどが冷たさの回避には便座カバーが使用されている。
この便座カバーの取り付け方法としては、便座カバーの端部についたゴム長ひもを便座裏側に通し、便座裏側に設けられたネジ部に引っ掛けて固定する方法や座面に細条孔を設けそこに対応する位置に細条孔に掛け止め可能なボタンを設けた便座カバーをはめ込んで固定する方法などがある。(例えば、特許文献1、2参照)
また、布製短筒状の便座カバーを拡開して補助便座に被せ、便座カバーの裏側にゴム状物質製の凸形状を設けたものが考案されている(特許文献3参照)。これは、ゴム状の凸形状を補助便座の座面との接触部に位置させて滑り止めさせるものである。
実用新案登録第3021749号公報 特開平10−286196号公報 特開2001−87167号公報
特許文献1,2の便座カバーは、ネジ部への引っ掛け固定、細条孔へのはめ込みなど、取り付け、取り外しの作業が非常に煩雑である。実際に使用者からは、このような煩雑な作業は行いたくないという声も挙がっている。
また、便座カバーは布製であり、便座上で幼児が予測不能な動きをした場合、幼児用便座ごと滑る可能性があり危険である。さらに幼児用便座が動くと、大人用便座の表面に傷が入り、その傷に汚れがつまりやすくなるといった問題がある。
特許文献3の便座カバーは、、補助便座への装着は比較的簡単であるが、滑り止めとして使用している材質が軟質系のものであれば、可塑剤などが大人用便座へ移行し、外観を損ねる場合がある。また、エラストマー、合成ゴムでは劣化に伴い硬化するため、長期の使用においては逆に滑りやすくなる可能性がある。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、取り付けが簡単で且つ使用中に幼児が動いても滑りにくい幼児用補助便座用の便座カバーを提供することにある。
上記目的を達成するために請求項1記載の発明によれば、大便器上に開閉自在に取付られた大人用便座に対して装着自在な幼児用補助便座に被せる便座カバーであって、発泡製樹脂材料で前記幼児用補助便座の座面形状に倣った形状に成形したカバー部と、該カバー部の外周側及び内周側の端部に形成した、幼児用補助便座への係止部とで構成し構成し、前記外周縁部の係止部を、前記幼児用補助便座の端部に内向きに巻き込ませ、前記カバー部を大人用便座と幼児用便座で挟んだ。幼児用補助便座に取り付ける便座カバーを発泡性樹脂材料により補助便座の座面に倣った形状に成形したため、使用時幼児が不意に動いても便座カバーが外れたりすることがなく安全である。また、使用時ヒヤリ感がなく座ることができ、トイレは冷たいという先入観を払拭でき、幼児のトイレトレーニングがスムーズに行える。
上記目的を達成するために請求項3記載の発明によれば、前記外周縁部の係止部を、前記幼児用補助便座の端部を内向きに巻き込まれてから折り返される複数層の折り畳み形状に形成した。こうすることで、大人用便座との接触面積が増えるため、幼児が動いても幼児用補助便座が動くことはない。また、幼児用便座を装着することによる、大人用便座表面への傷付きが低減される。また、幼児用補助便座非使用時の保管において、幼児用補助便座に便座カバーを装着したままいかなる方向に置かれても便座カバーが外れにくくなる。
上記目的を達成するために請求項6記載の発明によれば、前記発泡製樹脂材料を、発泡ポリエチレンもしくは変性された発泡ポリエチレンとした。こうすることで、汚れ付着があっても拭き取ることが可能で、常に衛生的な便座カバーを提供することができる。
本発明によれば、幼児のトイレトレーニングを促進する幼児用補助便座において、取り付けが簡単で、使用時冷たくなく、幼児が動いても幼児用補助便座が動くことなく安全に使用できる便座カバーを提供することができる。
以上説明した本発明を一層明らかにするために、以下本発明の好適な実施例について説明する。図1は本発明に係る実施例を表す幼児用補助便座の便座カバーの斜視図、図2は本発明の幼児用補助便座の便座カバーが幼児用補助便座に取付られた断面図である。
幼児用補助便座Aは、逆凹字状断面を有する座面1の前方に握り用取っ手2を設け、座面1の内周部に、後述する便座カバーの引掛け係合部が係合する係合突部である内周突起状縁部3を形成している。
幼児用補助便座Aに被せて使用する便座カバーBは発泡樹脂製であり、幼児用補助便座Aの上面を覆うカバー部5の内周部に内周係止部6を設け、カバー部5の外周部に外周係止部7を設けている。内周係止部6には、補助便座Aへの引掛け係合部として、幼児用補助便座Aの内周突起状縁部3へ取り付けるために水平方向に走るスリット8を設けている。また、外周係止部7は、図2に明らかなように幼児用補助便座Aの外周縁部4を内向きに巻き込んでから逆方向に折り返される複数層の、詳しくは二層の折り畳み形状9に形成されている。
この便座カバーBは発泡性樹脂の真空成形により作成され、内周係止部6、外周係止部7はトリミングによってその形状をなす。便座カバーBの材質としては、発泡ポリエチレンや変性発泡ポリエチレンが汚れの拭き取りやすさの点で効果を発揮するので最も好適であるが、発泡PET、発泡ポリプロピレン、発泡ポリスチレンなどいずれを用いてもよい。このような発泡体を使用すれば、冬場の温度5℃を想定した場合でも座った際に冷たく感じることはない。
図2により、幼児用補助便座Aに便座カバーBが取り付ける状態を説明する。
便座カバーBの取り付けは、幼児用補助便座Aの座面1に便座カバーBを被せた状態で、まず便座カバーBの外周側において外周係止部7を引っ張りながら幼児用補助便座Aの外周縁部4を巻き込むようにして折り畳み形状9を外周縁部4の全周に係合させ、次いで便座カバーBの内周側において内周係止部6のスリット8を幼児用補助便座Aの内周突起状縁部3に引掛けるように嵌め込んで係止させて、行なう。このように便座カバーBの端部を幼児用補助便座Aに係合させるだけで取り付けできるので、便座カバーBの着脱作業が非常に簡単である。特に従来品のように、便座カバーに設けた多数のゴムひもを幼児用補助便座の裏面に引っ掛けるような複雑な構造に比べ、製品を見ただけでその取り付け方法が理解できるので、初めての使用でも簡単に扱える。
こうして、カバー付幼児用補助便座Aが形成される。
なお、内周突起状縁部3と内周係止部6は、本実施例のように2箇所に限られず、複数箇所設ければそれだけ幼児用補助便座Aに対する便座カバーBのずれを抑制することができるので効果的である。
次に、便座カバーBを付けた幼児用補助便座Aを大人用便座Cに装着する構成を説明する。図3にカバー付幼児用補助便座を大人用便座へ装着した際の斜視図および図4に要部断面図を示す。
カバー付幼児用補助便座Aの大人用便座Cへの取り付けは、お互いの開口部を合せて、大人用便座Cの上に単純に乗せるだけである。カバー付幼児用補助便座Aの内周側を大人用便座Cの内周と位置合わせして、大人用便座Cの座面上にカバー付幼児用補助便座Aを載せる。すると、図4に示すように、便座カバーBの外周係止部7の折り畳み形状9を係合させた幼児用補助便座Aの外周縁部4が、大人用便座Cの座面上に載置される。よって、カバー付幼児用補助便座Aと大人用便座Cは便座カバーBの折り畳み形状9で接触することになる。よって、幼児用補助便座Aと大人用便座Cの接触部は、発泡性樹脂が多層状になるため、接触面積が増え、且つ摩擦抵抗が大きくなるので、幼児が動いてもカバー付幼児用補助便座Aが動くことはなく安全である。また、便座カバーBを介して幼児用補助便座Aを大人用便座Cに装着するため、大人用便座C表面への傷付きが低減される。
次に、幼児用補助便座への便座カバー取り付け方法の別の実施例について説明する。なお、前述した実施例と同じ構成については、その説明を省いている。
この実施例では、便座カバーB’の外周側は前述の実施例と同様の係合構成であるが、内周側は、図5に示すように、便座カバーB’の内周に舌部11を設け、舌部11の先端に穴12を開けてハトメ13をとりつけ、ここに環状のゴム部材14を通し、このゴム部材14を延ばして幼児用補助便座Aの内周に設けた突起(係合突部)15に引掛けるようにして嵌めて便座カバーB’を係止する構成とする。すなわち、便座カバーの係止部(引掛け係合部)として、伸縮自在なゴム製の環状部材を設けるようになした。
こうすれば、ゴム部材14の伸縮性によって便座カバーB’の内周縁部を確実に固定することができる。また、ネジなどによる固定ではないため、取り付け、取り外しの作業の煩雑さもなくなる。さらに、従来品のように、便座カバーに設けた多数のゴムひもを幼児用補助便座の裏面に引っ掛けるような複雑な構造に比べ、製品を見ただけでその取り付け方法が理解できるので、初めての使用でも簡単に扱える。
なお、幼児用補助便座Aの裏面の内周側に突起を設け、その突起にゴム部材14を引っ掛ける構成としてもよい。
本発明に係る実施例を表す幼児用補助便座の便座カバーの斜視図である 本発明の幼児用補助便座の便座カバーが幼児用補助便座に取付られた断面図である 本発明のカバー付幼児用補助便座を大人用便座へ取り付けた際の斜視図である 本発明のカバー付幼児用補助便座を大人用便座へ取り付けた際の要部断面図である 本発明の内周係止部にゴム部材を用いた時の内周係止部と幼児用便座への取り付けた状態を示す図である
符号の説明
A 幼児用補助便座
B、B’ 幼児用補助便座の便座カバー
C 大人用便座
1 座面
2 握り用取っ手
3 内周突起状縁部(係合突部)
4 カバー部
5 外周縁部
6 内周係止部
7 外周係止部(引掛け係合部)
8 スリット
9 折り畳み形状
11 舌部
12 穴
13 ハトメ
14 ゴム部材(引掛け係合部)
15 突起(係合突部)

Claims (3)

  1. 大便器上に開閉自在に取付られた大人用便座に対して装着自在な幼児用補助便座に被せる便座カバーであって、発泡製樹脂材料で前記幼児用補助便座の座面形状に倣った形状に成形したカバー部と、該カバー部の外周側及び内周側の端部に形成した、幼児用補助便座への係止部とで構成し、
    前記外周縁部の係止部を、前記幼児用補助便座の端部に内向きに巻き込ませ、
    前記カバー部を大人用便座と幼児用便座とで挟んだことを特徴とする幼児用補助便座の便座カバー。
  2. 前記外周縁部の係止部を、前記幼児用補助便座の端部に内向きに巻き込まれてから折り返される複数層の折り畳み形状に形成したことを特徴とする請求項記載の幼児用補助便座の便座カバー。
  3. 前記発泡製樹脂材料が、発泡ポリエチレンもしくは変性された発泡ポリエチレンであることを特徴とする請求項1または2に記載の幼児用補助便座の便座カバー。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51128648U (ja) * 1975-04-04 1976-10-18
JPS63166100U (ja) * 1987-04-16 1988-10-28
JPH0321749U (ja) * 1989-07-12 1991-03-05

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