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JP4505912B2 - 微小部品供給機 - Google Patents

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JP4505912B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば縦、横、厚さの各寸法が何れも1mm以下であるような微小部品を振動によって移送する微小部品供給機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の部品供給機として図8、図9に示されるものがあり、部品供給機1は振動パーツフィーダ2とリニア振動フィーダ10とから成る。
【0003】
振動パーツフィーダ2について説明すると、平面形状がほぼ円形でその内周壁部に、微小部品が移送される移送路としてスパイラル状のトラック19を形成させたボウル3は、等角度間隔で傾斜して配設された板ばね5により下方のベースブロック9と結合されている。ボウル3の底壁部には可動コア4が一体的に取り付けられており、これはベースブロック9に固定された電磁石7と空隙g1をおいて対向している。電磁石7にはコイル6が巻装されている。ベースブロック9は円筒状の防振ゴム8を介して設置面に取り付けられ、設置面に振動が伝達するのを防止している。可動コア4、電磁石7、コイル6、板ばね5などにより構成されるねじり振動駆動部は筒状のカバー21により覆われている。スパイラルトラック19には途中、部品整列手段として、例えば単層単列手段Xとこの下流側に表裏選別手段Yが設けられている。
【0004】
リニア振動フィーダ10は、直線的なトラフ12の底壁面に板ばね取付ブロック18が固定され、これは前後一対の板ばね13により、ベースブロック17に結合されている。ベースブロック17には、コイル16が巻装された電磁石14が固定され、取付ブロック18に固定された可動コア15と空隙g2をおいて対向している。そして、直線的なトラフ12は、可動コア15、電磁石14、コイル16、板ばね13などにより構成されるリニア振動駆動部20により直線振動される。
【0005】
振動パーツフィーダ2の直線的な排出端部11から部品を受けるようにリニア振動フィーダ10のトラフ12は配設されるが、振動パーツフィーダ2はねじり振動を行い、リニア振動フィーダ10は直線振動を行い、両フィーダの振動方向が異なるため、振動パーツフィーダ2の排出端部11とリニア振動フィーダ10のトラフ12とは間隙をおいて配設されている。間隙は移送される部品の大きさよりも小さく形成される。
【0006】
以上のように構成される従来の部品供給機1について、次にその作用を説明する。
【0007】
振動パーツフィーダ2において、電磁石7に巻装されたコイル6に交流を通電すると、可動コア4との間に交番磁気吸引力が発生し、これによりボウル3は公知のねじり振動を行い、ボウル3の底部に供給された部品はらせん状のトラック19に沿って登っていき、その途中、単層単列手段Xで単層単列化され、更に表裏選別手段Yで表裏選別されて排出端部11に至る。
【0008】
排出端部11から部品は間隙を介してリニア振動フィーダ10のトラフ12へと乗り移る。リニア振動フィーダ10においては、電磁石14に巻装されたコイル16に交流を通電すると、可動コア15との間に交番磁気吸引力が発生し、これによりトラフ12は直線振動を行い、部品を次工程へと供給する。なお、部品がトラフ12に乗り移ったとき、既に振動パーツフィーダ2の整列手段X、Yにより部品は整列された状態であるので、トラフ12には部品整列手段は設けられていない。すなわち、リニア振動フィーダ10は、整列された部品の流れを整えて単に次工程に送るのみである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、移送される部品が微小である場合を考える。例えば図10に示されるような角柱状のチップ抵抗Kである。チップ抵抗Kはセラミック製で白色の角柱状であり、その一側面にのみ厚膜抵抗としての炭素膜Rが形成され、両端部は電極Eとなる。チップ抵抗Kの寸法は、長さl=0.6mm、幅w=0.3mm、厚さh=0.25mmである。
【0010】
このとき、振動パーツフィーダ2の排出端部11とリニア振動フィーダ10のトラフ12との間の間隙は、微小部品Kより小さな0.1mm〜0.2に調整されている。しかし、振動パーツフィーダ2またはリニア振動フィーダ10を停止させるとき、駆動部への電力供給をOFFにするが、このとき減衰振動しながら停止するので、振幅が不安定になり、間隙の大きさが変動する。そして、間隙が拡がった場合には、僅かな拡がりであっても、上述したように微小部品Kは非常に小さいので間隙から落下するおそれがある。あるいは、間隙に微小部品Kがかみ込まれてしまうなど円滑に微小部品Kの受け渡しができなくなってしまう。
【0011】
本発明は上述の問題に鑑みてなされ、微小部品を円滑に整送できる微小部品供給機を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するにあたり、本発明の微小部品供給機は、内部にスパイラル状のトラックを形成させたボウルをねじり振動させ微小部品を搬送する振動パーツフィーダと、該振動パーツフィーダの排出端から前記微小部品を受け、直線的なトラフを直線振動させて前記微小部品を搬送するリニア振動フィーダとから成る微小部品供給機において、前記振動パーツフィーダの前記排出端を前記リニア振動フィーダの前記トラフの上方に重ね合わせ、かつ前記リニア振動フィーダの前記トラフ上に部品整列手段を設け、前記トラフ上に複数の溝を形成し、前記複数の溝の少なくとも一つは、前記排出端の直下に当該排出端の排出方向に沿う方向で始まり、前記トラフの下流側で他の溝と合流し、一つの溝となるようにしている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、従来と同一な構成部分については、同じ符号を付しその詳細な説明は省略する。
【0014】
図1に本発明の実施の形態による微小部品供給機30の平面図を、図2に部分破断側面図を示す。
【0015】
振動パーツフィーダ2’は従来と同様に構成され、同様にねじり振動される。但し、そのスパイラルトラック19には、部品整列手段は設けられていない。
【0016】
リニア振動フィーダ31は、トラフ32を直線振動させる駆動部20は従来と同じであるが、トラフ32上には、上流側から順に単列化手段X’、単層手段X”、表裏選別手段Yが設けられている。そして、これらの部品整列手段を設けた分、その部品整列作用を効率的に行うためにも、トラフ32は従来よりも長く形成されている。そして、図2に示されるように、トラフ32の上流側端部32aの底面には可動ブロック33が固定され、設置面に固定された固定ブロック35と、前後一対の板ばね34により結合されている。板ばね34は、可動ブロック33及び固定ブロック35にボルト36で取りつけられている。すなわち、トラフ32の上流側端部32aは板ばね34により直線振動可能に支えられている。
【0017】
そして、振動パーツフィーダ2’の排出端部11’は、リニア振動フィーダ31のトラフ32の上流側端部32aの上に重ね合わされている。図3は、この重ね合わされた部分の拡大平面図を示し、図4はその斜視図を、図5はリニア振動フィーダ31のトラフ32のみのその上流側端部32aの拡大斜視図を示す。リニア振動フィーダ31のトラフ32の上流側端部32aには、振動パーツフィーダ2’の排出端部11’の直下に始点を有する断面U字形状の溝X1’とこの溝X1’に合流する同じく断面U字形状の溝X2’とから成る部品単列化手段X’が形成されている。
【0018】
本実施の形態による微小部品供給機30は以上のように構成され、次にこの作用について説明する。
【0019】
従来と同様、微小部品Kはねじり振動により振動パーツフィーダ2’のスパイラルトラック19に沿って移送され、排出端11’に至る。そして、図4に示されるように、排出端11’からその下のリニア振動フィーダ31のトラフ32の上流側端部32a上へと落下する。
【0020】
このとき、振動パーツフィーダ2’にて微小部品Kが単層、単列や表裏選別の作用を受けたとしても、この乗り移り時の落下により、微小部品Kの方向や表裏はばらばらになってしまう、あるいは多列になったり重なったりしてしまうので、リニア振動フィーダ31に設けられた部品整列手段により、微小部品Kを整送する。
【0021】
先ず、トラフ32へと乗り移った微小部品Kは、図3、4に示されるU字溝X’に沿って移送されることにより単列化作用を受ける。本流のU字溝X1’に対して合流するU字溝X2’を設けることにより、乗り移ったときに溝X1’に入らなかった微小部品Kを溝X2’で拾うようにして、単列化作用を効果的に行うようにしている。
【0022】
次に、図1を参照して、単列化手段X’にて単列化された微小部品Kは、単層手段X”にて重なりを排除され、次の表裏選別手段で表裏選別されて、次工程へと供給される。
【0023】
以上述べたように、本実施の形態によれば振動パーツフィーダ2’とリニア振動フィーダ31との間の部品の受け渡しにおいて、間隙を介しないことから、微小な部品であっても乗り継ぎを円滑に行うことができ、整送して次工程に供給できる。
【0024】
また、リニア振動フィーダ31に部品整列手段を設けたことからトラフ32は長尺となったが、その上流側端部32aを板ばね34により直線振動可能に支えているので、安定した直線振動を行うことができる。
【0025】
次に、図6を参照して本発明の第2の実施の形態について説明する。
【0026】
振動パーツフィーダ2’及びリニア振動フィーダ41は上記第1の実施の形態と同様に構成され、振動パーツフィーダ2’の排出端部11’はリニア振動フィーダ41のトラフ32の上流側端部32aの上に重ね合わされている。
【0027】
また、本実施の形態においても上流側端部32aには、第1の実施の形態と同様、断面U字形状の溝が形成されており、更にこの下流に部品整列手段Zが設けられている。そして、この部分のトラフ32の下方にはポケット42が配設され、そのポケット42は振動パーツフィーダ2’のボウル3’に固定されている。
【0028】
そして、U字溝で単列化されなかった部品や部品整列手段Zにおいて異姿勢と判別された部品を、トラフ32に形成された切欠き44からポケット42へと落下排除するようにしている。すなわち、本実施の形態における部品整列手段Zは部品選別手段を含み、この選別手段により選別された所望の姿勢でない部品をポケット42に落下させる。ポケット42内に落下した部品はボール3’に形成された開口43を通ってボール3’内に戻され、上述したような作用を再び受ける。これにより、次工程には整列作用を受けた部品のみを確実に供給することができる。
【0029】
次に、図7を参照して本発明の第3の実施の形態について説明する。
【0030】
図7は、本発明の第3の実施の形態による微小部品供給機としての循環式リニアフィーダFの平面図である。循環式リニアフィーダFは、図7において線Cで示す組み合わせラインの上側にあり、直線振動によって部品Kを全体として矢印rで示す方向へ移送するリターントラフRと、線Cの下側にあり部品Kを全体として矢印sで示す方向へ移送するメイントラフMとを組み合わせて構成されている。メイントラフMとリターントラフRとは、組み合わせラインCにおいて、寸法上図示されない僅かの間隙をあけて対向して組み合わされている。
【0031】
リターントラフRにおいては内部の移送路を囲って側壁Wr、早出しゲート部Q、端部側壁Wr’が一段高く設けられており、メイントラフMにおいても同様に内部の移送路を囲って側壁Wm、単層・単列化部P、排出シュートE、端部側壁Wm’が一段高く設けられている。また、線Cに面してリターントラフR側にセパレーターSr、メイントラフM側にセパレーターSmが立設されて、メイントラフMとリターントラフRとの間で部品Kを受け渡しする移行路C1 、C2 、C3 が形成されており、これらの移行路以外での部品Kの移行が防がれている。そして、リターントラフRには高さレベルの異なるリターン側外周循環路Ra、Rbとリターン側内周循環路Rcが形成されており、リターン側外周循環路Rbはリターン側外周循環路Raより若干低く、リターン側内周循環路Rcは最も低いレベルにある。また、リターン側外周循環路Raには円弧状に移送用ガイド溝Grが形成されており、移送用ガイド溝Grの底面はリターン側外周循環路Rbより極く僅か高いレベルにある。なお、リターン側外周循環路Raは下流部においてリターン側内周循環路Rcによって二段に幅を狭められており、移送量が制限されている。メイントラフMにも高さレベルの異なるメイン側整列移送路Maとメイン側内周循環路Mcが形成されており、メイン側内周循環路Mcのレベルはメイン側整列移送路Maより低い。また、メイン側整列移送路Maには円弧状に整列用ガイド溝Gmが形成されおり、整列用ガイド溝Gmの底面は単層・単列化部Pの移送路Paより極く僅か高いレベルにある。
【0032】
そのほか、メイン側整列移送路Maの下流部において整列用ガイド溝Gmに合流する補助溝Guが形成されており、メイン側整列移送路Maにあって整列用ガイド溝Gmの外にある部品Wを整列用ガイド溝Gm内へ導くようになっている。更には、移行路C1 においてメイン側整列移送路Maはリターン側外周循環路Rbより僅かに低く、移行路C2 においてメイン側内周循環路Mcはリターン側内周循環路Rcより僅かに低く、移行路C3 においてリターン側外周循環路Raはメイン側内周循環路Mcより僅かに低く形成されている。
【0033】
各移送路が上記のような高さレベルに形成されたメイントラフMとリターントラフRとの間において、部品Kは二つの流れを形成して移送される。一つは実線の矢印で示すように、リターントラフRのリターン側外周循環路Raから、その狭幅部Ra’の移送用ガイド溝Grによってリターン側外周循環路Rbへ移送され、移行路C1 を経由してメイン側整列移送路Maへ移行され、その整列用ガイド溝Gmを移送されて、続く単層・単列化部P、排出シュートEを移送されるリターン側外周側の流れと、白抜き矢印で示すように、リターン側内周循環路Rcから移行路C2 を経由してメイン側内周移送路Mcへ移行され、メイン側整列移送路Maから落下する部品K、単層・単列化部Pから排除される部品Kを包含し、移行路C3 を経由してリターン側外周循環路Raへ移行され、リターン側内周循環路Rcへ分配されて戻る内周側の流れとである。
【0034】
そして、双方の振動が干渉して移送の乱れを生ずることを回避するために、メイントラフMとリターントラフRとは異なった周波数、好ましくはメイントラフMは高周波数の交流によって振動させ、リターントラフRは低周波数の交流によって振動させる。メイントラフMを高周波で振動させることにより、部品Kを高精度で単層、単列化させ供給し得るというメリットが得られる。メイントラフMは高周波発生源によって得られる例えば200Hz〜300Hzの高周波の交流によって振動させ、リターントラフRは例えば商用周波数(国内では50Hzまたは60Hz)を全波整流した100Hzまたは120Hzの低周波の交流によって振動させる。そして、部品KはメイントラフMの整列用ガイド溝Gmによって移送され排出シュートEの下流端から次工程へ所定の供給速度で移送され、それに見合う量の部品Kがリターン側外周循環路Rbからメイン側整列移送路Maへ移行され、それ以外の大部の部品Kはリターン側内周循環路Rcとメイン側内周循環路Mcとの間で循環されるようにする。そのような部品の供給と循環流れが容易に得られるように、メイントラフの振動の振幅およびリターントラフの振動の振幅はそれぞれ独立に制御される。
【0035】
以上のような循環式リニアフィーダFにおいては、両トラフはそれぞれが直線振動をし、トラフの幅方向(部品の乗り移り方向)にはほとんど振動をしないので、部品の大きさよりも十分に小さい両トラフ間の隙間を保ったままでの振動が可能であり、部品を円滑に移行させることができる。例えば、図10に示す大きさの微小部品K{(l=0.6mm)×(w=0.3mm)×(h=0.25mm)}のどの寸法よりも十分に小さい5/100mmの隙間を形成させることができる。
【0036】
その隙間の形成は、組付け時にメイントラフMとリターントラフRとの間の何カ所かに厚さが5/100mmのスペーサ又はギャップゲージを介在させることによって容易にできる。例えば、まずメイントラフMの位置を固定させておいて、このメイントラフMに他方のリターントラフRをスペーサを介して組み合わせラインCで密着させて、その位置でリターントラフRを振動駆動部にボルトで取り付ける。この後、介在させていたスペーサを取り外すことで5/100mmの間隙を両トラフ間に形成させることができる。また、この循環式リニアフィーダFは、上記第1の実施の形態におけるボウル3’をねじり振動させる振動パーツフィーダ2’を用いたものよりもコストが小さいという利点がある。
【0037】
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、勿論、本発明はこれらに限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
【0038】
上記第1の実施の形態では、図4に示されるように振動パーツフィーダ2’においても部品Kを単列化させているが、トラフ32への落下時にくずれてしまうので、またトラフ32の方に単列化手段を設けているので、振動パーツフィーダ2’には整列手段は設けず、単に部品Kを貯留し、トラフ32への供給量を調整するようにしたのみでもよい。また、第3の実施の形態においても、同様にリターントラフRに単列化手段を設けたが、これを設けず、単に流量調整の役割を果たすのみでもよい。また、第3の実施の形態において、メイントラフMには、部品整列手段として単層手段、単列化手段しか設けなかったが、表裏選別手段を設けてもよい。
【0039】
また、上記第1の実施の形態では、トラフ32に形成されたU字溝X1’への合流溝X2’は1本としたが、これよりも多くしてもよい。それにより、より効率的に単列化できる。
【0040】
また、上記第1の実施の形態では、トラフ32の上流側端部32aを板ばね34で支えたが、コイルばねやゴムばねで支えるようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の微小部品供給機によれば、縦、横、厚さの各寸法が何れも1mm以下であるような微小な部品であっても、円滑に安定して整送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による微小部品供給機の平面図である。
【図2】同部分破断側面図である。
【図3】図1における要部の拡大平面図である。
【図4】同拡大斜視図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態による微小部品供給機における、リニア振動フィーダの要部の拡大斜視図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態による微小部品供給機の平面図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態による微小部品供給機の平面図である。
【図8】従来例の微小部品供給機の平面図である。
【図9】同部分破断側面図である。
【図10】微小部品の拡大斜視図である。
【符号の説明】
2’ 振動パーツフィーダ
3’ ボウル
11’ 排出端部
20 リニア振動駆動部
30 微小部品供給機
31 リニア振動フィーダ
32 トラフ
32a 上流側端部
F 微小部品供給機
K 微小部品
M メイントラフ
R リターントラフ
X 単層・単列手段
X’ 単列手段
X” 単層手段
Y 表裏選別手段

Claims (5)

  1. 内部にスパイラル状のトラックを形成させたボウルをねじり振動させ微小部品を搬送する振動パーツフィーダと、該振動パーツフィーダの排出端から前記微小部品を受け、直線的なトラフを直線振動させて前記微小部品を搬送するリニア振動フィーダとから成る微小部品供給機において、
    前記振動パーツフィーダの前記排出端を前記リニア振動フィーダの前記トラフの上に重ね合わせ、かつ前記リニア振動フィーダの前記トラフ上に部品整列手段を設け
    前記トラフ上に複数の溝を形成し、
    前記複数の溝の少なくとも一つは、前記排出端の直下に当該排出端の排出方向に沿う方向で始まり、前記トラフの下流側で他の溝と合流し、一つの溝となることを特徴とする微小部品供給機。
  2. 請求項1に記載の微小部品供給機であって、
    前記リニア振動フィーダの前記トラフの上流側端部をばねで支えたことを特徴とする微小部品供給機。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の微小部品供給機であって、
    前記部品整列手段で整列できなかった微小部品を前記振動パーツフィーダ内に戻すようにしたことを特徴とする微小部品供給機。
  4. 部品整列手段を備え直線振動によって微小部品を移送するメイントラフと、直線振動によって前記メイントラフとは反対方向に前記微小部品を移送するリターントラフとが僅かの間隙をあけて向かい合わせに組み合わされ、前記メイントラフを移送される前記微小部品がその下流部から前記リターントラフの上流部へ移行され、前記リターントラフを移送される前記微小部品がその下流部から前記メイントラフの上流部へ移行されて循環されると共に、前記部品整列手段によって整列された前記微小部品が前記メイントラフの下流部から次工程に供給される微小部品供給機において、
    前記間隙は、前記メイントラフと前記リターントラフとの間にスペーサを介在させて組み付けた後、前記スペーサを取り外すことで前記メイントラフと前記リターントラフとの間前記微小部品の大きさよりも小さな間隙となるように形成されるものであり、
    前記メイントラフ上には、複数の溝が形成されており、
    前記複数の溝の少なくとも一つは、前記メイントラフの上流部に始点を有し、その始点の下流側に当該始点と離れて始点を有する他の溝に合流し、一つの溝となることを特徴とする微小部品供給機。
  5. 請求項1から請求項4のうちのいずれか一項に記載の微小部品供給機であって、
    前記微小部品は、長さ0.6mm、幅0.3mm及び厚さ0.25mmであることを特徴とする微小部品供給機。
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