JP4493068B2 - 鞍乗り型車両用ステアリングダンパ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、走行時におけるハンドルの振れを抑制するために用いられる自動2輪車等の鞍乗り型車両用液圧式ステアリングダンパ装置に係り、特に減衰力を可変にできるものに関する。
【0002】
【従来の技術】
外乱時のキックバック等によるハンドルの振れを防止するため、振れに対して減衰力を発生する液圧式ステアリングダンパ装置が公知である(一例として特許2593461号)。また、必要なときのみ減衰力を発生し、その他の場合は余計な減衰力を発生しないように減衰力を可変とするものも公知であり、例えば、ステアリング角と走行速度に基づいて制御するもの(特開昭63−64888号)、前輪荷重の変化に基づいて制御するもの(特公平7−74023号)等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このようなステアリングダンパをトップブリッジへ固定すると、ステアリングダンパが比較的重量のあるものでありかつトップブリッジが操舵側であるため、操舵慣性が大きくなってしまう。そこで操舵慣性にあまり影響を与えないステアリングダンパの配置構造が望まれており、本願発明は係る要請の実現を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、鞍乗り型車両用ステアリングダンパ装置に係る請求項1の発明は、ケーシングに作動液が満たされた液圧室を形成し、この液圧室内に設けた回動自在の隔壁によって前記液圧室内部をさらに2つの小液圧室に区画し、これら小液圧室間を絞り部が設けられた液体通路を介して連通させ、前記隔壁と前記液圧室の相対回動によって減衰力を発生させるように構成したステアリングダンパを有する鞍乗り型車両において、
車体前部に、車体フレームの前端部であるヘッド部を備え、このヘッド部の前端に設けられたヘッドパイプによりステアリング軸を回動自在に支持し、
このステアリング軸の上端部をフロントフォークの上端が取付けられたトップブリッジに連結し、
ヘッドパイプ後方のヘッド部上面からボスが上方へ突出し、ヘッド部の後端部左右からは左右一対のメインフレーム部が後方へ延出し、
前記ケーシングをトップブリッジ及びヘッド部の各上方にて、前記ステアリングシャフトから前記ボスにかけて前後方向へ長く配置し、前記液圧室を前記トップブリッジよりも後方へ延出させ、
前記ケーシングの前部を前記トップブリッジ上方に配置して前記回動軸を前記ステアリングシャフトと同軸に配置して連結し、
前記ケーシングの後部を前記ボスへ取付けるとともに、
前記隔壁はその回動半径方向内端部に前記回動軸を備え、かつ他端側である回動半径方向外端部が前記液圧室の内壁に沿って回動し、
前記液体通路の絞り部と前記隔壁の回動半径方向外端部とを、前記ステアリング軸を挟んで反対側になるように配置したことを特徴とする。
【0006】
請求項2の発明は、上記請求項1において、前記ステアリング軸を介して前記車体前部へ回動自在に支持されたトップブリッジにメインスイッチを設けるとともに、このメインスイッチと前記隔壁の回動半径方向外端部とが前記ステアリング軸を挟んで反対側になるように配置したことを特徴とする。
【0008】
請求項3の発明は、上記請求項1において、前記絞り部は可変絞り機構を備え、この可変絞り機構の制御部材と前記隔壁とを、前記ステアリング軸を挟んで反対側になるように配置したことを特徴とする。可変絞り機構の制御部材としては、制御バルブ及びこの制御装置等がある。
【0009】
請求項4の発明は、上記請求項1において、前記ケーシングを前記ステアリング軸の上方に配設し、さらに前記ケーシングの上方に回転角度センサーを配設し、この回転角度センサーの回転軸を前記隔壁の回動軸に連結したことを特徴とする。
【0010】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、ステアリングダンパ構成部分のうち、比較的軽量な隔壁を操舵側とし、より重量のあるケーシングを車体側に固定したので、操舵慣性の増大を抑制できる。また場所をとらない回動軸側を比較的スペースに余裕のないステアリング軸上もしくは近傍に配置し、より大きなケーシングを比較的スペースに余裕のある車体上へ配置したので、ステアリングダンパの配置が容易になる。
【0011】
また、ステアリング軸と同軸の回動軸を中心に略扇形に回動する隔壁を収容する液圧室を車体上のケーシング内へ配置できるので、液圧室の容量をより大きくしてダンパー効果をより大きくさせることができる。
そのうえ、液体通路の絞り部と隔壁の回動半径方向外端部とがステアリング軸を挟んで反対側に配置されるので、液体通路をステアリング軸近傍へ比較的短くして配置でき、かつ液圧室の幅が最も拡大する隔壁の回動半径方向外端部から離れた場所に絞り部をスペース的余裕をもって配置できる。
【0012】
請求項2の発明によれば、ステアリングダンパの大部分とメインスイッチとがステアリング軸を挟んで反対側に位置するため、メインスイッチのキー操作に邪魔にならないよう、メインスイッチからステアリングダンパを十分に離して配置できることになり、メインスイッチのキー操作性を良好に維持できる。
【0014】
請求項3の発明によれば、絞り部が可変絞り機構を備える場合において、この可変絞り機構の制御部材と隔壁とをステアリング軸を挟んで反対側になるように配置したので、液体通路をステアリング軸近傍へ比較的短くして配置でき、かつ液圧室の幅が最も拡大する隔壁の回動半径方向外端部から離れた場所に、可変絞り機構の制御部材である制御バルブ及びこの制御装置等をスペース的余裕をもって配置できる。
【0015】
請求項4の発明によれば、回転角度センサーの回動軸を嵌合によりステアリング軸と連結したので、回動軸とステアリング軸を簡単に結合でき、かつ両軸を直結することによりステアリグ軸の回転角度を正確に測定することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて第1実施例を説明する。図1は本実施例の適用される自動2輪車を示す斜視図、図2はステアリングダンパが設けられた車体前部構造側面図、図3は同部分の平面図、図4はステアリングダンパの概略構造を示す図である。
【0017】
図1において、前輪1を下端に支持するフロントフォーク2の上部は車体フレーム3の前部へ連結され、ハンドル4にて回動自在になっている。車体フレーム3上には燃料タンク5が支持されている。符号6はシート、7はリヤカウル、8はリヤスイングアーム、9は後輪である。
【0018】
次に、ステアリングダンパについて説明する。図2、3に示すように、ステアリングダンパ10はハンドル4が取付けられているトップブリッジ11と車体フレーム3の前端部であるヘッド部3aとの間に設けられている。トップブリッジ11は下方のボトムブリッジ12と対をなして、ヘッドパイプ13に支持されているステアリング軸14を上下に挟んで一体化され、これらトップブリッジ11、ボトムブリッジ12及びステアリング軸14は一体に回動する。
【0019】
トップブリッジ11とボトムブリッジ12には左右一対のフロントフォーク2の各上部が支持される。ヘッドパイプ13は車体フレーム3のヘッド部3aへ一体に形成されたパイプ状部分である。なお車体フレーム3はヘッド部3aとその後端部左右から対をなして左右後方へ延出するメインフレーム部3bを備える(図3)。
【0020】
トップブリッジ11の前部中央には前方へ一体に突出するステー11aが設けられ、ここにメインスイッチ15が支持されてキー16の操作により解錠及びスイッチ切り替え等が行われる。図3中の符号15aはキー16を差し込むためのキー穴である。なお、メインスイッチ15はエンジンの点火系統及び灯火器系統等の電源をON/OFFする電気系統のスイッチであるが、駐車時にハンドル4を回動不能に車体側へ固定するためのハンドルロックを一体に構成してあり、キー16はハンドルロックの解錠用キーを兼ねている。
【0021】
本実施例のステアリングダンパ10はキックバックを防止するための液圧式減衰器であり、本体部17とフタ18を備え(図2)、その後部側はボルト20により、ヘッドパイプ13近傍における車体フレーム3のヘッド部3a上面に上方へ突出して一体に形成されたボス21へ締結され、このとき、本体部17とフタ18が共締めで一体化される。ボス21には予めナット部が形成されている。なお本体部17とフタ18は本願発明におけるステアリングダンパのケーシングを構成する。
【0022】
ボス21の左右でヘッド部3aの後部上面には一段高くなった段部3cが形成され、ここに燃料タンク5の前端部左右に形成されたステー5aが、ラバー22aを介してボルト22bにより防振取付されている。ステー5aは燃料タンク5の前部中央に前方及び上方へ向かって開放された凹部5bの前端部両側から車体中央側へ突出して形成され、メインフレーム部3bの前端部が接続する部分近傍にて段部3cへ重なるようになっている。
【0023】
燃料タンク5の下にはエアクリーナ19が配置され、その前端部も凹部5bの下方位置にて、ヘッド部3a後端の取付部3dへボルト19aにより取付けられている。取付部3dは段部3cから連続して後方かつ凹部5bの下方へ張り出した部分である(図2)。
【0024】
ステアリングダンパ10の前部にはシャフト23が軸線を図2の上下方向に向けて貫通して設けられ、シャフト23の下端はステアリングダンパ10の本体部17から下方へ突出してステアリング軸14の上端へ嵌合することにより、簡単に両軸一体回転可能に結合している。シャフト23はステアリング軸14と同軸上に配置される。
【0025】
符号24はステアリングナットであり、ステアリング軸14の上端をトップブリッジ11へ締結している。シャフト23の下端はこのステアリングナット24の中央部に形成された穴を貫通する。
【0026】
シャフト23の上部側はフタ18を上方へ貫通し、その上端部はフタ18の上へ固定された回転角度センサー25内へ入り込んでいる。回転角度センサー25は電気抵抗等を用いた公知のものであり、シャフト23とステアリングダンパ10の本体部17側との相対的な回動に対する回転角度を検出し、これによりシャフト23と一体に回転するステアリング軸14の回転角度を検出し、この検出信号を後述する制御装置へ出力するようになっている。
【0027】
図3のステアリングダンパ10はフタ18を除いて本体部17側の構造を示しており、符号26は本体部17に設けられた凹部によって形成される略扇形の液圧室、27は右液圧室、28は左液圧室、30はこれら左右の液圧室を区画する翼状の隔壁であり、一端がシャフト23と一体化し、シャフト23と一体に回動する。31は制御バルブ、32は上記制御装置である。
【0028】
なお、メインスイッチ15とステアリング軸14及びシャフト23は車体中心線Cに対して略同一直線上に位置し、キー穴15aはほぼ車体中心線Cの上もしくは近傍に位置する。またメインスイッチ15と、制御バルブ31及び制御装置32はステアリング軸14を挟んで車体の前後方向反対側に位置し、制御バルブ31と制御装置32は車体中心線Cを挟んで左右に配置され、これら制御バルブ31と制御装置32は本体部17の後部へ取付けられている。
【0029】
図4はステアリングダンパ10の構造を概略的に示し、ステアリングダンパ10の内部は後方へ向かって広がる扇状の液圧室26が設けられ、その扇の要に相当する位置にシャフト23が位置し、シャフト23から一体に後方へ延出する隔壁30により液圧室26の内部は右液圧室27と左液圧室28に2分される。隔壁30はシャフト23の回動と連動してシャフト23を中心にして液圧室26内を回動自在である。
【0030】
隔壁30の回動半径方向内端部30aはシャフト23と一体であり、他端側である隔壁30の回動半径方向外端部30bは液圧室26の弧状壁29の内面に摺接し、この内面に沿って回動する。右液圧室27及び左液圧室28にはオイル等の非圧縮性の液体が封入され、液体通路33により連絡されている。したがって、前輪が左右方向へ首振り振動すると、ステアリング軸14及びシャフト23を介して前輪と連動する隔壁30の回動により(図3中の仮想線)、容積が狭くなった方の液圧室から作動液が液体通路33を通って反対側の拡大した液圧室へ移動して、液圧室の容積変化に対応する。
【0031】
液体通路33の中間部には制御バルブ31が設けられる。制御バルブ31は液体通路33の内部における液体移動を停止させるロック部34と液体通路33の内部における液体移動を絞ることにより減衰力を生じさせるための絞り部35を備える。
【0032】
ロック部34と絞り部35はメインスイッチ15に連動して切り替わり、メインスイッチ15がOFFになると、制御バルブ31が液体通路33を横断する方向である図の下方へリターンスプリング36に抗して移動し、ロック部34が液体通路33へ接続して左右の液圧室27,28間を遮断することにより液体移動を停止させた作動液ロック状態(図示状態)になる。この作動液ロック状態では隔壁30の回動が不能になるので、シャフト23を介してステアリング軸14も回動不能になり、ハンドル4を回動不能に固定してハンドルロック状態にする。
【0033】
一方、メインスイッチ15がONになると、制御バルブ31はリターンスプリング36により図の上方へ移動し、絞り部35が液体通路33へ接続して左右の液圧室27,28間を連通することにより液圧室間の液体移動を可能にするとともに、液体通路33の通路断面積を絞り部35で絞ることにより、左右の液圧室27,28間における容積変化に伴う作動液の液体移動を制限して減衰力を発生させる。
【0034】
また、絞り部35は可変絞り通路として構成され、このため絞り通路の通路断面積を変化させることにより上記減衰力を可変として、ステアリング軸14の回転角度に対応した減衰力を発生するようになっている。この可変絞り通路における絞り量は制御バルブ31によって制御され、制御バルブ31の絞り動作並びに上記ロック部34と絞り部35の切り替えは、動作制御装置32によって制御される。本実施例の制御バルブ31はその駆動部を直線的に移動させるリニヤソレノイドで構成されている。
【0035】
制御装置32はECU等で構成され、メインスイッチのON/OFF信号及び回転角度センサー25の検出信号に基づいて制御バルブ31を制御する。まず、ロック部34と絞り部35の切り替えは、メインスイッチ15がOFFになるとこれを検知した制御装置32が制御バルブ31を移動させてロック部34を液体通路33へ接続してハンドルロック状態にする。逆に、メインスイッチ15がONになると、これを検知した制御装置32が制御バルブ36を図の上方へ移動させて絞り部35を液体通路33へ接続して減衰力発生状態にする。
【0036】
絞り制御においては、絞り部35が液体通路33へ接続した状態にて、制御装置32が、回転角度センサー25の検出した回転角度に基づき、これを時間で微分して回転角速度を計算し、その回転角速度の大きさに応じて制御バルブ31の絞りを変化させて減衰力を適正な値に調整する。
【0037】
次に、本実施例の作用を説明する。直進時には、ライダーがハンドルを抑えて中立位置に保持するが、前輪1が路面状況により首振り変動を生じると、この首振り変動の回転角速度に応じて制御装置32が制御バルブ31を制御して適正な減衰力を発生させる。したがって、ステアリング軸14の回転角速度が小さなときは小さな減衰力を発生させてハンドル操作を軽快にし、ステアリング軸14の回転角速度が大きくなればなる程大きな減衰力を発生させて、隔壁30の回動を適正に規制し、さらにシャフト23を介してステアリング軸14の回動を適正に規制することによりキックバックを効果的に阻止することができる。
【0038】
しかも、制御バルブ31にロック部34を設けることにより作動液ロック機構を備えるので、これを盗難防止用のハンドルロック機構とすることができ、従来のハンドルロックに代えて安価かつ軽量に構成することができる。また従来のハンドルロックと併用すれば、さらに高度な盗難防止機構を実現できる。
【0039】
さらに、ステアリングダンパ10を構成する部分のうち、比較的軽量な隔壁30を操舵側としてトップブリッジ11へ連結し、より重量のある本体部17を含む大半部を車体側であるヘッド部3aに固定したので、操舵慣性の増大を抑制できる。また場所をとらないシャフト23側を比較的スペースに余裕のないステアリング軸14上に配置し、より大きな本体部17側を比較的スペースに余裕のある車体上へ配置したので、ステアリングダンパ10の配置が容易になる。
【0040】
そのうえ、液圧室26をステアリング軸14の後方かつヘッド部3a上の本体部17内へ配置できるので、ステアリング軸14と同軸の回動軸であるシャフト23を中心に略扇形に回動する隔壁30を収容するため後方側が拡開する略扇形の液圧室26を無理なく配置でき、しかも液圧室26の容量をより大きくしてダンパー効果をより大きくさせることができる。
【0041】
また、ステアリングダンパ10の大部分とメインスイッチ15とがステアリング軸14を挟んで反対側に位置するため、メインスイッチ15のキー操作に邪魔にならないよう、メインスイッチ15からステアリングダンパ10を十分に離して配置できることになり、メインスイッチ10に対するキー16の操作性を良好に維持できる。
【0042】
さらに、回転角度センサー25の回動軸であるシャフト23を嵌合によりステアリング軸14と連結したので、シャフト23とステアリング軸14を簡単に結合でき、かつ両軸を直結することによりステアリグ軸14の回転角度を正確に測定することができる。
【0043】
なお、図4はステアリングダンパ10の構造を原理的に示す概略図であって、図3に示した実際の構造とは、液体通路33及び制御バルブ31並びに制御装置32の配置関係が異なっている。しかし、図4に示した通りの配置形式を採用することも可能である。この場合には、液体通路33の可変絞り部及びこの可変絞り機構に対する制御部材である制御バルブ31及び制御装置32が、隔壁30の回動半径方向外端部30bとステアリング軸14を挟んで反対側となる車体前方側に配置されるので、液体通路33をステアリング軸14近傍へ比較的短くして配置できる。また液圧室26の幅が最も拡大する隔壁30の回動半径方向外端部30bから離れた場所に、液体通路33の可変絞り部及びこの可変絞り機構に対する制御部材である制御バルブ31及び制御装置32をスペース的余裕をもって配置できる。
【0044】
図5は回転角速度センサーの配置に関する別実施例におけるステアリングダンパ部分を示す図であり、図2の該当部を拡大したものに相当するものであり、以下の説明では共通部に共通符号を用いる。この図において、回転角速度センサー25はステアリング軸14の後方かつ本体部17の底部下方に配置され、同軸のギヤ40がステアリング軸14と同軸のギヤ41と噛み合っている。なお回転角速度センサー25の回転軸42はシャフト23及びステアリング軸14と別軸である。シャフト23は前実施例同様にステアリング軸14と嵌合している。
【0045】
このようにすると、回転角速度センサー25がトップブリッジ11とステアリングダンパ10の本体部17の間に配置され、かつ回転角速度センサー25の回転軸42とステアリング軸14が別に配置された2軸構造であり、両軸間をギヤ40、41で連結するから、ギヤ比の設定により回転角速度センサー25は任意に増幅等した回動角を測定することができる。また、ギヤ40,41の噛み合い部分などが本体部17によって覆われるので、異物を噛み込む心配がなく、外観が向上する。なお、ステアリング軸14とシャフト23の間は、ギヤ以外の例えばリンク機構等によって連動させてもよい。
【0046】
なお、本願発明は上記実施例に限定されず、同一の発明原理内において種々に変形や応用が可能である。例えば、シャフト23とステアリング軸14の結合は嵌合によらずボルト止め等他の適宜方法が可能である。またシャフト23をステアリング軸14と必ずしも同軸で配置しなくてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の適用される自動2輪車の斜視図
【図2】 ステアリングダンパ装置部分を示す車体前部の側面図
【図3】 同上部分の平面図
【図4】 ステアリングダンパの概略構造を示す図
【図5】 別実施例に係るステアリングダンパ近傍部の側面図
【符号の説明】
1:前輪、2:フロントフォーク、3:車体フレーム、10:ステアリングダンパ、11:トップブリッジ、14:ステアリング軸、23:シャフト、25:回転角速度センサー、26:液圧室、30:隔壁、31:制御バルブ、32:制御装置、33:液体通路、34:ロック部、35:絞り部、40:ギヤ、41:ギヤ、42:回動軸
Claims (5)
- ケーシングに作動液が満たされた液圧室を形成し、この液圧室内に設けた回動自在の隔壁によって前記液圧室内部をさらに2つの小液圧室に区画し、これら小液圧室間を絞り部が設けられた液体通路を介して連通させ、前記隔壁と前記液圧室の相対回動によって減衰力を発生させるように構成したステアリングダンパを有する鞍乗り型車両において、
車体前部に、車体フレームの前端部であるヘッド部を備え、このヘッド部の前端に設けられたヘッドパイプによりステアリング軸を回動自在に支持し、
このステアリング軸の上端部をフロントフォークの上端が取付けられたトップブリッジに連結し、
ヘッドパイプ後方のヘッド部上面からボスが上方へ突出し、ヘッド部の後端部左右からは左右一対のメインフレーム部が後方へ延出し、
前記ケーシングをトップブリッジ及びヘッド部の各上方にて、前記ステアリングシャフトから前記ボスにかけて前後方向へ長く配置し、前記液圧室を前記トップブリッジよりも後方へ延出させ、
前記ケーシングの前部を前記トップブリッジ上方に配置して前記回動軸を前記ステアリングシャフトと同軸に配置して連結し、
前記ケーシングの後部を前記ボスへ取付けるとともに、
前記隔壁はその回動半径方向内端部に前記回動軸を備え、かつ他端側である回動半径方向外端部が前記液圧室の内壁に沿って回動し、
前記液体通路の絞り部と前記隔壁の回動半径方向外端部とを、前記ステアリング軸を挟んで反対側になるように配置した、
ことを特徴とする鞍乗り型車両用ステアリングダンパ装置。 - 前記ステアリング軸を介して前記車体前部へ回動自在に支持されたトップブリッジにメインスイッチを設けるとともに、このメインスイッチと前記隔壁の回動半径方向外端部とが前記ステアリング軸を挟んで反対側になるように配置したことを特徴とする請求項1に記載した鞍乗り型車両用ステアリングダンパ装置。
- 前記絞り部は可変絞り機構を備え、この可変絞り機構の制御部材と前記隔壁とを、前記ステアリング軸を挟んで反対側になるように配置したことを特徴とする請求項1に記載した鞍乗り型車両用ステアリングダンパ装置。
- 前記ケーシングを前記ステアリング軸の上方に配設し、さらに前記ケーシングの上方に回転角度センサーを配設するとともに、この回転角度センサーの回転軸を前記隔壁の回動軸に連結したことを特徴とする請求項1に記載した鞍乗り型車両用ステアリングダンパ装置。
- 前記絞り部は車両のメインスイッチに連動するロック部を備え、メインスイッチがOFFになると、ロック部が前記液体通路を遮断することにより液体移動を停止させた作動液ロック状態になり、ハンドルを回動不能に固定してハンドルロック状態にすることを特徴とする請求項1に記載した鞍乗り型車両用ステアリングダンパ装置。
Priority Applications (8)
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