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JP4489291B2 - 自動試験装置における往復遅延効果の補償 - Google Patents

自動試験装置における往復遅延効果の補償 Download PDF

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JP4489291B2 JP2000538248A JP2000538248A JP4489291B2 JP 4489291 B2 JP4489291 B2 JP 4489291B2 JP 2000538248 A JP2000538248 A JP 2000538248A JP 2000538248 A JP2000538248 A JP 2000538248A JP 4489291 B2 JP4489291 B2 JP 4489291B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、広くは、自動試験装置に関し、更に詳しくは、自動試験装置と試験対象装置との間で伝送される信号における往復遅延の効果を補償することに関する。
【0002】
【従来の技術】
本発明は、国際調査報告において明示された以下の関連従来技術を参照するとより良く理解されるであろう:
WO 97 24622 A(Yoshiba Kazumichi; Advantest Corp, Japan, 10 July 1997) 自動試験装置は、テスタとも称されるのであるが、集積回路やそれ以外の半導体デバイスに欠陥があるかどうかを判断するために、電子産業において広く用いられている。
【0003】
図1Aは、典型的なテスタ100の部分的なブロック図を示している。特に、コンピュータ・ワークステーション102が、周波数発生器101とシーケンサ103とに結合されている様子が示されている。テスト・エンジニアは、コンピュータ・ワークステーション102を用いて、テスタ100を制御するコマンドを入力し、いくつかの動作パラメータを特定し、テスト・パターンを生じさせるのが典型的である。テスト・パターンには、一般的に、一連のテスト・ベクトルが含まれる。例えば、テスト・エンジニアは、周波数発生器101によって生じるクロックの周波数を特定することにより、テスト・サイクルの長さ、すなわち周期を特定することができる。更に、テスト・エンジニアは、テスト・パターンをシーケンサ103に含まれているメモリ(図示せず)にロードし試験を開始及び停止するコマンドを入力することができる。結果的に、各テスト・サイクルの間に、シーケンサ103の中のプロセッサ(図示せず)が、メモリからテスト・ベクトルを1つ読み出し、次に、それから導かれる情報をタイミング発生器106に送る。タイミング発生器106は、この情報を用いて、正確に特定された時刻においてエッジを生じる。そして、これらのタイミング・エッジが、ピン電子装置(pin electronics)104に提供される。
【0004】
テスタ100は、複数のピン電子装置を含んでいるのが典型的であり、ピン電子装置は、それぞれが、1つの試験対象装置(device under test = DUT)のノードの1つに結合されている。簡略化のために、ピン電子装置104だけが示されている。更に、テスタ・ピン(図示せず)が、ピン電子装置104をDUT105の対応するノードに伝送線(線路)109を介して接続するのが典型的である。
【0005】
従来のテスト構成では、ピン電子装置104は、テスト信号をDUT105のノードに印加し、この印加された信号に応答してDUT105が生じる出力信号を検出し、検出された出力信号を、タイミング発生器106によって提供されるタイミング・エッジによって命じられる時刻における予測値と比較する。検出された出力信号が予測値と一致しない場合には、テスタ100は、一般に、DUT105には欠陥があると指示する。
【0006】
図1Bは、ピン電子装置104と、DUT105と、それらを接続する伝送線109との部分的な回路図を示している。タイミング発生器106によって提供されるタイミング・エッジは、テスト信号を生じるドライバ110を制御するのに用いられるのが典型的である。このテスト信号は、典型的には、逆整合(back-match)抵抗113と伝送線109とを通過した後に、DUT105に到達する。テスト信号は、次に、双方向パッド112を通過してDUT105におけるライン124に至る。
【0007】
更に、DUT105は、出力信号をライン122に印加することもできる。この出力信号は、典型的には、双方向パッド112と伝送線109とを通過した後に、ピン電子装置104に到達する。そして、典型的には、他のタイミング・エッジがコンパレータ111を制御し、コンパレータ111は、出力信号を特定の電圧スレショルドと比較する。
【0008】
ピン電子装置104とDUT105とを相互に接続する回路によって、テスト信号と出力信号との両方にいくらかの長さの遅延時間が生じるのが一般的である。この遅延時間は、図1Cのタイミング図に示されている。例えば、ライン126はパルス130を含み、このパルス130は、DUT105によって発生される出力信号を表している。これに対して、ライン120はパルス132を含み、このパルス132は、伝送線109を通過した後の出力信号を表している。パルス132は、時間TDだけ遅延しているように示されている。この時間TDは、時刻T1から時刻T2までの時間の長さである。
【0009】
同様に、図1Dには、ライン120がテスト信号136と共に示されているが、これは、逆整合抵抗113を通過した後で、テスト信号136が反射したものと合成されたテスト信号を表していることを意味する。これは、ドライバ110などの逆整合されたドライバによって生じたテスト信号の従来型の表現である。更に、ライン126はパルス134を含んでいるが、パルス134は、伝送線109を通過した後のテスト信号136を示している。このパルス134は、また、時刻T2から時刻T3までの時間である時間TDだけ遅延しているように示されている。
【0010】
従って、図1Cは、図1Dと共に、発生された出力信号130と遅延したテスト信号134とが遅延TDの2倍の時間すなわち2TDだけ時間的に離れ(分離され)ていることを示している。2TDは、時刻T1から時刻T3までの時間の長さである。これは、一般的に、ピン電子装置104とDUT105との間の往復遅延(round-trip delay)として知られている。
【0011】
よって、発生された出力信号130と遅延したテスト信号134との時間的な分離が往復遅延未満である場合には、ライン120上の遅延した出力信号132とテスト信号136とはT1からT3までの時間間隔の間に重なり合う、すなわち「衝突する」ことになり、このために、テスタ100が出力信号132を検出することが非常に困難になる可能性がある。
【0012】
これは、テスタのプログラミングにおける融通性に対する大きな制限となる。特に、高速の電子回路を試験する場合にそういえる。例えば、テスト・エンジニアは、テスタをプログラムする際に、DUTの各ノードと関連のある往復遅延を考慮し、それによって、印加されたテスト信号のいずれもが、検出される出力信号と干渉する可能性が生じることを回避しなければならない。これは、双方向パッド112が送信モードから受信モードに切り替わる速度と、テスタが、出力信号を受信した後で同じ伝送線上に新たなテスト信号を生じることができる速度と、連続的なテスト・サイクルにおいてコンパレータ111とドライバ110とを制御するエッジの近接性(proximity)とに影響を与える。
【0013】
テスタにおける往復遅延の効果を補償する1つの方法は、「フライ・バイ」(fly-by)構成として知られているものである。図1Eに示されているように、ドライバ110は、従来と同様に、伝送線109を介して双方向パッド112に接続される。しかし、今回は、双方向パッド112は、第2の伝送線110を介してコンパレータ111に接続されている。結果的に、ピン電子装置104は、伝送線109を用いてDUT105にテスト信号を印加し、伝送線110を用いてDUT105からの出力信号を検出する。テスト信号と出力信号とがそれぞれ異なる伝送線を用いて印加され検出されるので、ピン電子装置104における信号の衝突が回避される。
【0014】
しかし、このアプローチにはいくつかの短所がある。例えば、DUTの各ノードにおいて2つの伝送線を設けることは、テスタのコストを実質的に上昇させるだけでなく、各ノードにおける負荷をほぼ2倍にすることになる。更に、テスト信号と出力信号とに導入される遅延時間がそれぞれ異なる値を有する可能性があるので、テスタのタイミング較正が、一般に、はるかに複雑になる。
【0015】
従って、これらの短所を克服するテスタにおける往復遅延の効果を補償する方法が望まれる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
以上を鑑みて、本発明の目的は、高速電子回路を試験することができるテスタを提供することである。
【0017】
本発明の別の目的は、往復遅延の効果を安価に補償するテスタを提供することである。
本発明の更に別の目的は、高いレベルのプログラミング融通性を有するテスタを提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
以上の及びそれ以外の目的は、テスト信号を生じるドライバ回路と試験対象回路によって生じる対応する出力信号を検出するコンパレータ回路とを備えたピン電子装置を有するテスタにおいて達成される。或る実施例では、このコンパレータ回路は、テスト信号をスケーリングしたものを対応する出力信号から減算する回路を含む。
【0019】
別の実施例では、このコンパレータ回路は、テスト信号をスケーリングしたものをコンパレータのスレショルド電圧に加算する回路を含む。
更に別の目的及び効果は、以下の説明及び図面を考察することによって明らかになる。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明は、以下の詳細な説明と添付の図面とを参照することによって、よりよく理解されるはずである。
【0021】
図2Aは、本発明によるピン電子装置204の部分的な回路図を示している。ピン電子装置204は、図1Aに示されているピン電子装置104を改良したものである。従って、ピン電子装置204をピン電子装置104の代わりに用いて、高速の半導体デバイスを試験することができる。
【0022】
好適なテスタ構成は、それぞれがDUT105のノードの1つに結合されている複数のピン電子装置204を含む。例えば、ピン電子装置204は、DUT105の1つのノードに、伝送線(線路)109によって通常の態様で結合される。ここで伝送線109は同軸ケーブルでよい。
【0023】
タイミング発生器106(図1A)のようなタイミング発生器は、タイミング発生器及び補間器回路(図示せず)を含み、この回路が、ドライバ110とコンパレータ211とを制御するタイミング・エッジ(図示せず)を生じる。これらのタイミング・エッジは、シーケンサ103(図1A)などのシーケンサによって提供されるテスト・ベクトルから導かれる情報を用いて、通常の態様で生じる。テスタにおいてタイミング・エッジを生じさせるのにテスト・ベクトルを用いることは、この分野の当業者に広く知られている。
【0024】
ドライバ110は、タイミング・エッジによって正確に特定される時刻においてテスト信号を生じる。各テスト信号は、逆整合抵抗113と伝送線109とを通過してDUT105に至る。各テスト信号は、次に、双方向パッド112などのパッドを通過し、DUT105におけるライン124に至る。
【0025】
従って、双方向パッド112の制御入力の状態は、双方パッド112が受信モードにあるようになっている。この場合には、ライン124とライン126との間に結合されたバッファ125は機能しており(アクティブ状態)、ライン122とライン126との間に結合されたバッファ123は機能していない。それ以外の時間には、制御入力の状態は双方向パッド112を送信モードにする。こちらの場合には、バッファ123が機能し、バッファ125は機能しない。
【0026】
典型的なテスタ構成では、他のピン電子装置(図示せず)がDUT105の他のノード(図示せず)に結合され、DUT105の動作を制御することもある。このような他のピン電子装置を用いて双方向パッド112の制御入力の状態を制御し、それによって、双方向パッド112が受信モードで動作するのか送信モードで動作するのかを決定することができる。
【0027】
DUT105は、ライン122上に出力信号を提供する。このような出力信号は、ドライバ110が生じるテスト信号、又は、上述した他のピン電子装置が生じる他のテスト若しくは制御信号に応答して、DUTによって提供されうる。
【0028】
各出力信号は、バッファ123を通過する。従って、制御入力の状態によって、双方向パッド112は送信モードにおかれる。更に、出力信号は伝送線109を通過してピン電子装置204に到達する。
【0029】
すでに述べたように、ピン電子装置204は逆整合抵抗113を含むが、この逆整合抵抗113は、ピン電子装置204の入力インピーダンスを伝送線109の特性インピーダンスに整合させる。これは、伝送線109を介してピン電子装置204に至るどの信号も、反射されて伝送線109を介してDUTに戻ることはないことを意味する。伝送線109は、典型的には、50Ωに等しい特性インピーダンスを有している。従って、逆整合抵抗113は、典型的には、50Ωの値を有している。
【0030】
しかし、DUT105の入力インピーダンスは、典型的には、伝送線109の特性インピーダンスとは整合しない。これは、伝送線109を介してDUT105に至る信号は、どれも反射されて、テスタにおけるピン電子装置204に戻りうることを意味している。
【0031】
この現象の影響は、図1Dに示されている。例えば、ライン120は信号136を含んでいるが、この信号136は、ドライバ110によって発生されたテスト信号とDUT105から反射されて戻ったテスト信号が反射されたものとの合成である。発生されたテスト信号は時刻T2から時刻T5までの間に生じ、反射されたテスト信号は時刻T4から時刻T7までの間に生じる。更に、発生されたテスト信号の時刻T2における立上りエッジと反射されたテスト信号の時刻T4における立上りエッジとは、往復遅延すなわち2TDだけ分離されている。これは、テスト信号がテスタにおけるライン120(図2A)からDUT105におけるライン126(図2A)まで伝搬し、ライン120に戻るのに要する時間である。
【0032】
従って、発生されたテスト信号と反射されたテスト信号とは、T4からT5までの時間間隔の間には重なり合う又は「衝突」する。この衝突の効果は、T4からT5までの信号136の形状によって示されている。注意すべきは、逆整合抵抗113は、この例では、信号136の振幅を約2分の1だけ減衰するということである。
【0033】
対照的に、図1Cにはライン126が示されているが、このライン126は、DUT105によって生じる出力信号130を表している。この信号130は、出力信号130が反射したものとは合成されていない。その理由は、ピン電子装置204における逆整合抵抗113のために、どの信号も、DUT105に向けて反射されるということがないからである。
【0034】
ピン電子装置204は、また、スケーリング回路206とコンパレータ回路211とを含んでおり、これらについて、図2Bに示されているタイミング図と共に説明を行う。特に、ライン126は、DUT105によって生じる出力信号130と伝送線109とDUT105との間の接続部における遅延したテスト信号134との両方を示している。すでに述べたように、出力信号130は、ピン電子装置204によって生じるテスト又は制御信号に応答して、DUT105によって生じる。更に、遅延したテスト信号134は、テスト信号が、テスタにおけるライン120から、伝送線109を介して、DUT105におけるライン126まで伝搬するのに要する時間の長さだけ遅延したテスト信号134である。この時間遅延は、往復遅延の半分すなわちTDに等しい。
【0035】
更に、ライン120は信号250を含むが、信号250は、往復遅延の半分(TD)だけ遅延している出力信号130と、ピン電子装置204と伝送線109との間の接続部におけるテスト信号134との合成(組合せ)である。遅延した出力信号130は時刻T1からT5までの間に生じ、ピン電子装置204におけるテスト信号134は時刻T3からT7までの間に生じる。注意すべきは、ピン電子装置204におけるテスト信号134は、テスト信号134がDUT105から反射されて戻ってきたものとも合成されていることである。
【0036】
従って、遅延した出力信号130とピン電子装置204におけるテスト信号134とは、T3からT5までの時間間隔の間では重なり合う又は「衝突」し、それによって、ピン電子装置204が遅延した出力信号130を検出することが非常に困難になる。その理由は、出力信号130とDUT105における遅延したテスト信号134との間の時間的な距離が、往復遅延よりも短いからである。この例では、出力信号130と遅延したテスト信号134とは、往復遅延の半分だけ、すなわちTDだけ時間的に分離されている。
【0037】
本発明の重要な利点は、スケーリング回路206とコンパレータ回路211とから導かれる。図2Bに示されているように、ライン214は信号252を含むが、信号252は、ドライバ110によって生じたテスト信号をスケーリングしたものである。この信号は、DUT105においてライン126上の遅延したテスト信号134として現れるテスト信号と同一であることが好ましい。この信号は、また、遅延した出力信号とピン電子装置204におけるライン120上の反射されたテスト信号との両方と合成されたテスト信号と同一であることが好ましい。この例では逆整合抵抗113がテスト信号を半分に減衰するので、スケーリング回路206はテスト信号を半分にスケーリングして信号252を生じる。
【0038】
ライン120上の信号250とライン214上の信号252とは、コンパレータ回路211に提供されて加算回路208によって合成される。加算回路208の出力は、図2Bのライン215上に示されている。加算回路208は、まず、信号252を反転し、次に、反転された信号252を合成された信号250に加算する。結果的に、加算回路208は、スケーリングされたテスト信号252を合成された信号250から減算する。
【0039】
従って、ライン215は、加算回路208の出力が信号254及び256を含んでいることを示している。信号254は遅延した出力信号130であり、この遅延した出力信号130は、合成された信号250から回復される。更に、信号256は反射されたテスト信号であり、この反射されたテスト信号は、合成された信号250からやはり再生される。次に、これらの信号254及び256は、コンパレータ216及び217に提供される。これらのコンパレータ216及び217は、信号254及び256の一方又は両方を、選択された高いスレショルド・レベルVth及び選択された低いスレショルド・レベルVtlとそれぞれ比較する。
【0040】
例えば、ライン240及び242は、コンパレータ216及び217によってそれぞれ発生された典型的な出力を示している。この例では、ライン240はコンパレータの出力264を示しているが、この出力264は、信号254の立上りエッジがほぼ時刻T2においてVthと交差するときにハイになり、その立下りエッジがほぼ時刻T4においてVthと交差するときにローになる。更に、ライン242はコンパレータの出力266を示しており、この出力266は、信号254の立上りエッジがほぼ時刻T2においてVtlと交差するときにローになり、その立下りエッジがほぼ時刻T4においてVtlと交差するときにハイになる。
【0041】
本発明の重要な利点は、DUTによって生じる出力信号を、その出力信号とテスタによって後で同じ伝送線を介して送信されるテスト信号とのDUTにおける時間的な距離が往復遅延全体よりも短い場合であっても、検出することができるということである。図2Bに示されているように、出力信号130とテスト信号134とは、ライン126上で往復遅延の半分しか時間的に分離されていない。これにより、遅延した出力信号とテスト信号とはテスタにおいてライン120上で重なり合うすなわち衝突することが必然となる。しかし、テスタにおける出力信号130を表す変形のない信号254が、それ以後の検出及び比較のために、ライン215を介してコンパレータ216及び217に提供される。
【0042】
これにより、テスタのプログラミングに関する融通性(柔軟性)が高まることになる。例えば、テスト・エンジニアは、DUTからの出力信号を受け取った後でテスト信号を同じラインに提供する際に、特定の伝送線に付随する往復遅延をもはや考慮する必要がない。その理由は、テスト信号が受け取られた出力信号と重なり合う又は衝突する場合であっても、本発明による改良されたピン電子装置であれば、問題なく、受け取られた出力信号を検出することができるからである。
【0043】
また、DUTにおける双方向パッドを、送信モードと受信モードとの間で高速で切り換えるようすることも可能である。その理由は、DUTにおいて同じライン上にある出力信号とそれに続くテスト信号とを、少なくともそのラインに対する往復遅延分だけは分離することが、もはや不要であるからである。
【0044】
また、ピン電子装置におけるドライバ及びコンパレータ回路を制御するタイミング・エッジを、連続的なテスト・サイクルにおいてより近接するように配置することが可能である。例えば、第1のタイミング・エッジによってコンパレータ回路が或るテスト・サイクルの間に出力信号の比較を開始し、他方で、第2のタイミング・エッジによってドライバ回路が次のテスト・サイクルの間にテスト信号を同じラインに印加することを開始することが可能である。本発明によれば、第1及び第2のタイミング・エッジを、出力信号とテスト信号とがそのラインのテスタ端部において重なり合うかどうかを考慮することなく、特定することができる。
【0045】
以上で1つの実施例を説明したが、他の実施例又は変形例も多く可能である。例えば、本発明によるピン電子装置をピン電子装置104(図1A)の代わりに用いて高速の半導体デバイスを試験することができる。ただし、これは単なる例示である。本発明によるピン電子装置は、任意の適切なテスタ構成と共に用いることが可能である。
【0046】
また、逆整合抵抗113(図2A)はテスト信号を半分に減衰し、従って、スケーリング回路206(図2A)はテスト信号を半分にスケーリングすると説明した。しかし、これは単なる例示である。逆整合抵抗とスケーリング回路とは、テスト信号を任意の適切な量だけスケーリングすることができる。
【0047】
また、ピン電子装置における加算回路はスケーリングされたテスト信号を反転させた後で加算演算を実行すると説明した。しかし、これは単なる例示である。スケーリング回路又は何らかの他の回路が、スケーリングされたテスト信号を代わりに反転させ、次に、反転されスケーリングされたテスト信号を加算回路に提供することができる。
【0048】
また、コンパレータ回路は回復(再生)された出力信号と反射されたテスト信号との一方又は両方を選択された高い又は低いスレショルド電圧と比較すると説明した。しかし、これは単なる例示である。典型的なテスト・セッションの間には、反射されたテスト信号はコンパレータ回路によって再生されるのであるが、無視される。
【0049】
更に、改良されたピン電子装置の別の実施例が図3Aに示されている。特に、ピン電子装置304が、伝送線109によって通常の態様でDUT105に結合されている。そして、ピン電子装置304は、ドライバ110と、スケーリング回路206と、逆整合抵抗113と、コンパレータ回路311とを含んでおり、これらは、ピン電子装置204における対応する構成要素と同じような態様で協働して機能する。
【0050】
しかし、ピン電子装置204で用いられていたコンパレータ回路211では、スケーリングされたテスト信号を合成された信号から効果的に減算することによって出力信号をDUTから回復するのであるが、コンパレータ回路311の場合には、スケーリングされたテスト信号を用いて選択された高い又は低いスレショルド電圧を調整して、変形された出力信号の有用な比較を行っている。
【0051】
例えば、図3Bには、信号250を伴うライン120が示されているが、信号250は、DUTの出力信号と、スケーリングされたテスト信号と、DUTから反射されたスケーリングされたテスト信号との合成を表している。更に、ライン314上のスケーリングされたテスト信号と高いスレショルド・レベルVthとがコンパレータ回路311に提供され、加算回路308によって合成される。加算回路308の出力は、図3Bのライン318上に示されている。低いスレショルド・レベルVtlもまたコンパレータ回路311に提供されて、加算回路310によってスケーリングされたテスト信号と合成される。加算回路310の出力は、図3Bのライン319上に示されている。
【0052】
従って、スケーリングされたテスト信号は、T10からT12までの時間間隔の間に、一定のスレショルド電圧Vth及びVtlに加算される。加算回路308及び310は、これらの修正されたスレショルド・レベル360及び362をライン318及び319上にそれぞれ与え、コンパレータ316及び317によってそれ以後用いられるようにする。スレショルド電圧Vth及びVtlの値は、この例では等しくなっている。
【0053】
合成された信号250もまたコンパレータ回路311に提供される。更に、コンパレータ316は、合成された信号250を、ライン318上の修正された高いスレショルド・レベル360と比較する。その結果として、図3Bには、コンパレータ316の出力であるライン340が、変形された出力信号の立上りエッジが高いスレショルド・レベル360と交差するときにハイになることが示されている。これは、時刻T9において生じる。更に、ライン340は、変形された出力信号の立下りエッジが高いスレショルド・レベル360と交差するときにローになる。これは、時刻T11において生じる。
【0054】
同様に、コンパレータ317は、合成された信号250を、ライン319上の修正された低いスレショルド・レベル362と比較する。その結果として、図3Bには、コンパレータ317の出力であるライン342が、変形された出力信号の立上りエッジが低いスレショルド・レベル362と時刻T9において交差するときにローになることが示されている。更に、ライン342は、変形された出力信号の立上りエッジが低いスレショルド・レベル360と時刻T11において交差するときにハイになる。
【0055】
DUTの出力信号の立下りエッジがその出力信号とスケーリングされたテスト信号との重なり合いのために変形されているとしても、コンパレータ回路311は、依然としてこのエッジをうまく検出することができる。その理由は、コンパレータ回路311が、スレショルド・レベルを修正することにより変形が考慮されるようにするからである。
【0056】
従って、本発明は、冒頭の特許請求の範囲の精神及び範囲によってのみ限定されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1A、1B、1C、1D及び1Eから構成される。図1Aは、従来技術によるテスタの部分的なブロック図である。図1Bは、図1A及び試験対象装置と共に用いられるピン電子装置の部分的な回路図である。図1C及び1Dは、図1Aの装置によって発生されるテスト信号と試験対象装置によって生じる出力信号とを表すタイミング図である。図1Eは、図1Bに示されている装置の別の実施例の部分的な回路図である。
【図2】 図2A及び2Bから構成される。図2Aは、本発明による補償回路を組み入れたピン電子装置の部分的な回路図である。図2Bは、図2Aの装置を用いた往復遅延効果の補償を説明するタイミング図である。
【図3】 図3A及び3Bから構成される。図3Aは、図2に示されている装置の別の実施例の部分的な回路図である。図3Bは、図3Aの装置を用いた往復遅延効果の補償を説明するタイミング図である。

Claims (19)

  1. 試験対象回路(105)の複数のノードに接続された複数のテスト・ピン(204)を有しており、前記試験対象回路に欠陥があるかどうかを判断するのに用いられるテスタ(100)であって、
    選択されたテスト・ピンに信号を印加する印加手段(例えば、110)と、
    前記選択されたテスト・ピン上の信号を検出する検出手段(例えば、211又は311)と、を備え、
    前記検出された信号は、前記試験対象回路によって生成された信号と前記印加手段によって印加された信号との合成信号を含み
    前記検出手段は、前記合成信号から前記印加された信号を減算することによって、前記印加された信号を除去する除去手段を含む、
    テスタ。
  2. 各テスト・ピンを前記試験対象回路(105)の対応するノードに接続する伝送線(109)を更に備えている、請求項1記載のテスタ。
  3. 前記伝送線は同軸ケーブルである、請求項2記載のテスタ。
  4. 前記印加されたテスト信号は、前記試験対象回路によって生成された少なくとも1つの信号から、前記伝送線を介する往復遅延よりも短い時間だけ時間的に分離されて、前記試験対象回路に到達する、請求項2記載のテスタ。
  5. 前記印加手段は逆整合されたドライバ(例えば、110、113)を含む、請求項1記載のテスタ。
  6. 前記逆整合されたドライバは前記印加された信号を所定の量だけ減衰する、請求項5記載のテスタ。
  7. 前記印加手段と前記検出手段との間に結合され、前記印加された信号の振幅を所定の量だけ調整する手段(例えば、206)を更に備えている、請求項6記載のテスタ。
  8. 前記除去手段は前記印加された信号を前記合成信号から減算する回路(例えば、208)を含む、請求項1記載のテスタ。
  9. 前記除去手段は、前記試験対象回路によって生成された信号を前記合成信号から再生するのに用いられ、
    前記検出手段は、前記除去手段に結合された少なくとも1つのコンパレータ(例えば、216、217又は316、317)を更に含み、前記コンパレータは、前記再生された信号を予測値と比較するのに用いられる、請求項1記載のテスタ。
  10. 試験対象回路(105)の複数のノードに接続された複数のテスト・ピン(204)を有しており、前記試験対象回路に欠陥があるかどうかを判断するのに用いられるテスタ(100)であって、
    選択されたテスト・ピンに信号を印加する印加手段(例えば、110)と、
    前記選択されたテスト・ピン上の信号を検出する検出手段(例えば、311)であって、前記検出された信号を予測値と比較する少なくとも1つのコンパレータ(例えば、316、317)を含む、検出手段と、を備え、
    前記検出された信号は、前記試験対象回路によって生成された信号と前記印加手段によって印加された信号との合成信号を含み
    前記検出手段は、前記印加された信号を前記予測値の少なくとも1つに加算することによって、前記コンパレータのスレショルド・レベルを調整する手段(例えば、308、310)を更に含む、テスタ。
  11. 前記印加手段は逆整合されたドライバ(例えば、110、113)を含む、請求項10記載のテスタ。
  12. 前記逆整合されたドライバは前記印加された信号を所定の量だけ減衰する、請求項11記載のテスタ。
  13. 前記逆整合されたドライバは前記印加された信号を所定の量だけ減衰し、
    前記印加手段と前記検出手段との間に結合され、前記印加された信号の振幅を所定の量だけ調整する手段(例えば、206)を更に備えている、請求項12記載のテスタ。
  14. 試験対象回路(105)のノードに結合されており、前記試験対象回路に欠陥があるかどうかを判断するテスタにおいて用いられるピン電子装置(204)であって、
    前記ノードに接続されたドライバであって、出力と、該出力と前記ノードとの間に接続された逆整合抵抗(例えば、113)と、を含む逆整合されたドライバと、
    前記ドライバの出力と前記ノードとに結合され、前記ノードにおける信号からドライバ信号を減算する減算回路(例えば、208)と、前記減算回路の出力に結合され、前記減算回路の出力における信号と予測値とを比較する少なくとも1つのコンパレータ(例えば、216、217)と、を含むコンパレータ回路(例えば、211)と、
    を備えたピン電子装置(204)。
  15. 前記ドライバの出力と前記減算回路との間に結合され、前記ドライバ信号の振幅を調整する回路(例えば、206)を更に備えている、請求項14記載のピン電子装置。
  16. 試験対象回路(105)のノードに結合され、前記試験対象回路に欠陥があるかどうかを判断するテスタにおいて用いられるピン電子装置(204)であって、
    前記ノードに接続され、出力と、前記出力と前記ノードとの間に接続された逆整合抵抗(113)と、を含む逆整合されたドライバと、
    前記ドライバの出力に結合され、ドライバ信号を予測値に加算する加算回路(例えば、308、310)と、前記加算回路の出力と前記ノードとに結合されて前記ノードにおける信号と前記加算回路の出力におけるレベルとを比較する少なくとも1つのコンパレータ(例えば、316、317)と、を含むコンパレータ回路(例えば、311)と、
    を備えたピン電子装置(204)。
  17. 前記ドライバの出力と前記加算回路との間に結合され、前記ドライバ信号の振幅を調整する回路(例えば、206)を更に備えている、請求項16記載のピン電子装置。
  18. 試験対象回路(105)に伝送線(109)によって接続されたテスタ(100)を動作させ、前記テスタにおける往復遅延の効果を補償するのに用いられる方法であって、
    (a)前記テスタと前記伝送線との間の接続部における信号を検出するステップであって、前記検出された信号は前記テスタによって生成された駆動信号と前記試験対象回路によって生成された出力信号との合成である、ステップと、
    (b)前記検出された信号から前記駆動信号を減算し、それによって、前記出力信号を再生するステップと、
    (c)前記再生された出力信号を予測値と比較し、それによって、前記試験対象回路に欠陥があるかどうかを判断するステップと、
    を含む方法。
  19. 試験対象回路(105)に伝送線(109)によって接続されたテスタ(100)を動作させ、前記テスタにおける往復遅延の効果を補償するのに用いられる方法であって、
    (a)前記テスタと前記伝送線との間の接続部における信号を検出するステップであって、前記検出された信号は前記テスタによって生成された駆動信号と前記試験対象回路によって生成された出力信号との合成である、ステップと、
    (b)前記駆動信号を少なくとも1つの予測レベルに加算し、それによって、修正された予測レベルを少なくとも1つ生じるステップと、
    (c)前記検出された信号を前記少なくとも1つの修正された予測レベルと比較し、それによって、前記試験対象回路に欠陥があるかどうかを判断するステップと、
    を含む方法。
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