JP4482294B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、フィニッシャなどのオプション機器が装着可能なデジタル複写機などの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、フィニッシャなどのオプション機器が装着可能なデジタル複写機が登場している。このようなデジタル複写機では、フィニッシャの処理速度に合わせてデジタル複写機本体の動作を制御している。上記のようなデジタル複写機本体では、フィニッシャの動作に応じて画像形成した各用紙の排紙間隔を確保することが必要である。上記フィニッシャ側が必要とする画像形成した用紙の排紙間隔は、シート処理時間と呼ばれる。
【0003】
上記デジタル複写機本体側では、上記シート処理時間をオプションとして装着されているフィニッシャから取得し、そのシート処理時間に応じて用紙を排紙するタイミングを制御している。また、従来のデジタル複写機では、用紙の給紙を開始するタイミングで上記フィニッシャからシート処理時間を取得するようになっている。さらに、従来のデジタル複写機では、給紙開始後に画像を準備し、当該画像を像担持体としての感光体ドラム上に露光する処理を行っている。すなわち、従来のデジタル複写機では、画像の露光開始よりも前のタイミングである給紙開始のタイミングでシート処理時間を取得することにより各用紙のフィニッシャへの排紙間隔を制御するようになっている。
【0004】
また、近年、カラー画像を形成するデジタル複写機には、中間転写体上に4色あるいは3色の画像を重ねて転写することによりカラー画像を形成し、そのカラー画像を用紙に転写するものがある。このよう方式でカラー画像を画像形成するデジタル複写機では、画像形成の時間を短縮するため、給紙開始よりも早いタイミングで画像の露光を開始するものがある。
【0005】
上記したフィニッシャとして、例えばシート材後処理装置に関する技術が開示されている(特許文献1参照)。このシート材処理装置は、処理モードに応じて画像形成装置が現在のジョブ終了から次ジョブ受付可能状態へ移行するまでの期間を適正に設定することができる、というものである。
【0006】
また、フィニッシャで印字用紙を出力しようとした場合、出力指定された排紙ビンが既に満杯の場合には、排紙先自動設定がなされた場合と同様に、他のビンに出力できるようにし、かつ、出力したビン情報をホストに通知する排紙先選択方法に関する技術が開示されている(特許文献2参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開平9−73252
【0008】
【特許文献2】
特開平11−301922
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、フィニッシャが装着可能なデジタル複写機は、コピー開始前に予めフィニッシャに対して排紙する用紙に関する用紙情報をフィニッシャに対して通知し、フィニッシャからシート処理時間を受け取る。このため、コピー開始後に用紙切れ等が発生した場合に、フィニッシャ側がこの用紙切れに対応して適切に動作することができないという問題があった。この問題は、上記した特許文献1及び2をもってしても解決には至らない。
【0010】
この発明の目的は、フィニッシャなどのオプション機器に対して排紙予定の用紙変更に適切に対応させることが可能な画像形成装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決し目的を達成するために、この発明の画像形成装置は、以下のように構成されている。
【0012】
被画像形成媒体に対してフィニッシング処理を行うフィニッシャが接続可能な画像形成装置であって、前記被画像形成媒体を給紙する給紙手段と、画像に対応する光ビームにより像担持体を露光する露光手段と、前記露光手段による露光により像担持体に形成された潜像に対応する画像を前記給紙手段により給紙される被画像形成媒体上に形成する画像形成手段と、前記画像形成手段により画像が形成された被画像形成媒体を前記フィニッシャに対して排紙する排紙手段と、前記排紙手段により前記フィニッシャに対して排紙される予定の被画像形成媒体のサイズ及び枚数を示す媒体情報を前記フィニッシャに対して送信し、この排紙予定の被画像形成媒体のうちの所定枚数の被画像形成媒体のサイズに変更が生じた場合にはキャンセル要求及び前記所定枚数に対応したキャンセル数を示すキャンセル情報を前記フィニッシャに対して送信し、さらに、前記キャンセル要求及び前記キャンセル数に対応したキャンセル処理の完了を前記フィニッシャから受信し、前記フィニッシャに対して新たに排紙される予定の代替の被画像形成媒体のサイズ及び枚数を示す媒体情報を前記フィニッシャに対して送信する通信手段とを備え、前記給紙手段は、前記キャンセル処理の完了の受信に対応して、代替の被画像形成媒体を給紙する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0014】
図1は、この発明の画像形成装置に係る電子写真方式を用いたデジタル複写機1の内部構成を示す断面図である。図1に示すように、デジタル複写機1は、スキャナ部11、プリンタ部12、フィニッシャ13などから構成されている。また、スキャナ部11は、自動原稿給紙装置(ADF)10を有する。
【0015】
上記フィニッシャ13は、上記プリンタ部12により画像が形成された用紙に対して種々のフィニィッシング処理(シート処理)を選択的に行う機能を有している。上記フィニッシャ13は、当該デジタル複写機1に接続されるオプション機器であり、デジタル複写機1本体とのコマンドの送受信により動作する。例えば、上記フィニッシャ13では、上記プリンタ部12からのコマンドに従って、用紙を1部ごとにシフトさせる用紙シフト処理、複数枚の用紙をステイプル止めするステイプル処理、用紙にパンチ穴をあけるパンチ処理、最終トレイの移動などの動作を実現している。
【0016】
以下、上記プリンタ部12における画像形成処理時の動作概要を説明する。
【0017】
まず、プリンタ部12では、画像データに基づく露光光(レーザ光)が露光装置21から感光体ドラム22へ照射される。これにより、上記感光体ドラム22には、上記露光装置21により照射される露光光の強度に応じた潜像が形成される。
【0018】
上記感光体ドラム22に形成された潜像は、黒の単色すなわちブラック画像を現像するためのブラック現像装置23、またはカラー画像を構成するシアン,マゼンタ,イエローの3色の単色画像を現像するためのカラー現像装置24のいずれかから対応する色のトナーが選択的に供給されることで、トナー像として可視化(現像)される。
【0019】
上記感光体ドラム22上のトナー像は、上記感光体ドラム22がa方向に回転されることにより、所定の中間転写位置に搬送される。上記中間転写位置は、上記転写ベルト(中間転写体)28と感光体ドラム22とが対向されている位置である。上記中間転写位置では、中間転写ローラ29により感光体ドラム22表面と転写ベルト28が対向して接するようになっている。
【0020】
また、上記中間転写位置に搬送された感光体ドラム22上のトナー像は、中間転写ローラ29側から提供される中間転写電圧により上記感光体ドラム22上から上記転写ベルト28上に転写される。また、上記転写ベルト28上には、例えば、A4サイズの画像を2画像分転写できる領域を有している。すなわち、連続して複数の画像を形成する場合、上記転写ベルト28は、同時に、2つの画像を保持することができるように構成されている。このような、転写ベルト28への2つの画像の同時転写を2面貼り付けと称する。
【0021】
上記転写ベルト28に転写されたトナー像は、駆動モータ20によって上記転写ベルト28がb方向に移動することにより、所定の転写位置に搬送される。上記転写位置は、上記転写ベルト28から出力媒体としての用紙にトナー像を転写する位置であり、上記転写ローラ31と上記転写ベルト28とが対向している領域である。上記転写位置では、上記転写ベルト28を駆動させる駆動ローラ32によって、上記転写ベルト28のトナー像が転写されている面と上記転写ローラ31とが対向して接するようになっている。
【0022】
また、被画像形成媒体としての用紙は、上記転写位置において、上記転写ローラ31と上記転写ベルト28との間を通過するように搬送される。すなわち、所定のタイミングで給紙カセット33aまたは33bから取り出された用紙は、レジストローラ34により、上記転写ベルト28上に転写されたトナー像の位置とタイミングが整合されて転写位置に搬送され、トナー像が転写される。上記レジストローラ34の手前には、レジストローラ34に用紙が到達したことを検知するレジスト前センサ34aが設けられている。
【0023】
上記転写位置においてトナー像が転写された用紙は、さらに、定着装置35へ搬送される。上記定着装置35では、トナー像が転写された用紙に所定の熱が供給するとともに加圧することにより、用紙上のトナー像を構成するトナーを溶融定着する。これにより、用紙にはトナー像が定着される。トナー像が定着された用紙は、排紙手段として機能する搬送路37及び38を経由し、フィニッシャ13へ排紙される。
【0024】
フィニッシャ13は、中間トレイ50、ステイプラ51、最終トレイ52、53、搬送路54などを備えている。中間トレイ(第1トレイ)50は、デジタル複写機1から排紙される用紙に対してフィニッシング処理を行うために用紙を一時的に保持する。ステイプラ51は、中間トレイ50に保持された用紙の所定位置に対してステイプル止めを行う。最終トレイ(第2トレイ)52及び53は、中間トレイ50から排紙される用紙を最終的に保持する。搬送路54は、中間トレイ50から最終トレイ52又は53へ用紙を搬送する。
【0025】
図2は、デジタル複写機1の制御系の構成を示すブロック図である。
【0026】
図2に示すように、デジタル複写機1の制御系は、スキャナ部11、プリンタ部12、フィニッシャ13、及びユーザインターフェース15を有する主制御部16などから構成されている。
【0027】
上記ユーザインターフェース15は、ユーザからの操作指示が入力されたり、ユーザへ種々の案内を提供したりする操作パネルである。上記ユーザインターフェース15は、例えば、タッチパネル内蔵の液晶表示装置により構成される。
【0028】
上記主制御部16は、デジタル複写機1全体の制御を司るものである。上記主制御部16は、メインCPU60、ハードディスクドライブ(HDD)61、カラー白黒制御部62、コピー制御部63、プリンタ制御部64、FAX制御部65、スキャンデータ処理部66、ネットワーク拡張ユニット67、TAコンポーザ68、サービスユーティリティ69、ネットワークカードインターフェース(I/F)70、シリアルI/F71、及びFAXI/F72などを有している。
【0029】
上記メインCPU60は、デジタル複写機1全体の制御を司るものである。上記メインCPU60は、例えば、演算処理を行うCPU、制御プログラムや制御データが記憶されるROM、種々のパラメータや作業用のデータなどが記憶されるRAMなどから構成されている。例えば、コピー機能、プリンタ機能、あるいはFAX機能により画像形成処理(プリントジョブ)を行う場合、上記メインCPU60は、プリントジョブの開始、プリントパラメータの設定、用紙の給紙開始などを上記プリンタ部12に指示するようになっている。
【0030】
上記プリンタ部12は、出力媒体としての用紙にブラックの画像あるいはカラーの画像を形成するものである。上記プリンタ部12の制御系は、図2に示すように、プリンタCPU90、モータドライバ91、搬送制御部92、露光制御部93、転写制御部94、現像制御部95、定着制御部96、自動両面ユニット(ADU)36、PFP97、大容量給紙装置(LCF)98などから構成されている。
【0031】
上記プリンタCPU90は、プリンタ部12全体の制御を司るものである。上記プリンタCPU90は、演算処理を行うCPU、及びメモリ90aなどから構成されている。上記メモリ90aは、制御プログラムや制御データなどが予め記憶されているROM、印刷条件や制御データなどのデータが一時的に記憶されるRAMなどから構成される。さらに、上記プリンタCPU90は、時間を計時するタイマ90bも有している。
【0032】
上記モータドライバ91は、プリンタ部12内の駆動モータ20などを駆動させる制御機構である。上記搬送制御部92は、プリンタ部12内における各給紙段(給紙カセット)33a、33bからフィニッシャ13までの用紙の搬送を制御する。上記搬送制御部92は、プリンタCPU90の動作命令に基づいて上記給紙ローラ30a、30b、転写ローラ31、レジストローラ34等の動作を制御する。
【0033】
上記露光制御部93は、上記露光装置21の動作を制御するものである。上記露光制御部93の制御により、上記露光装置21は像担持体としての感光体ドラム22の外周面にレーザ光を照射して静電潜像を形成する。
【0034】
上記現像制御部95は、上記ブラック現像装置23あるいは上記カラー現像装置24の動作を制御するものである。
【0035】
上記転写制御部94は、上記感光体ドラム22上に形成されたトナー像を転写ベルト28上に転写し、さらに、転写ベルト28上のトナー像を用紙に転写する制御を行うものである。
【0036】
例えば、黒画像のプリントを行う場合、上記転写制御部94は、上記感光体ドラム22上に形成されたブラックのトナー像を上記転写ベルト28上に転写し、さらに、上記転写ベルト28上のブラックのトナー像を所定の転写位置で用紙に転写する。
【0037】
また、カラー画像のプリントを行う場合、上記転写制御部94は、上記感光体ドラム22上に形成されたシアンのトナー像、マゼンタのトナー像及びイエローのトナー像を上記転写ベルト28上に重ねて転写する。これにより、上記転写ベルト28上には、シアン、マゼンタ、イエローからなるカラーのトナー像が形成され、上記転写制御部94は、転写ベルト28上のカラーのトナー像を所定の転写位置で用紙に転写する。
【0038】
また、上記フィニッシャ13は、図2に示すように、フィニッシャCPU101、トレイ移動機構102、ステイプル機構103、紙搬送部104などから構成されている。
【0039】
上記フィニッシャCPU101は、フィニッシャ13全体の制御を司るものである。上記フィニッシャCPU101は、演算処理を行うCPU、制御プログラムや制御データなどが予め記憶されているROM、処理モード(フィニッシングモード)や制御データなどのデータが一時的に記憶されるRAMなどから構成されるメモリ101aを有している。
【0040】
また、上記フィニッシャCPU101は、プリンタCPU90との双方向の通信を行う機能を有している。例えば、上記プリンタ部12が画像形成処理を実行する際、上記フィニッシャCPU101は、上記プリンタ部12からのサイズラッチ信号(後述する)に対してフィニッシャの動作に要する時間等をプリンタCPU90に通知するようになっている。
【0041】
次に、デジタル複写機1とフィニッシャ13との間の情報交換等について説明する。
【0042】
上記のように、本デジタル複写機1では、中間転写体としての転写ベルト28に画像(トナー像)を転写し、さらに、上記転写ベルト28から被画像形成媒体としての用紙に画像(トナー像)を転写するようになっている。このため、本デジタル複写機1では、露光装置21による露光の開始から画像が用紙に転写されるまでの時間が多くかかってしまう。特に、カラー画像をプリントする場合、本デジタル複写機1では、4色の画像を転写する必要があるため、露光の開始から用紙にカラー画像が転写されるまでに多くの時間がかかる。
【0043】
そこで、本デジタル複写機1は、フィニッシャ13からのシート処理時間の取得タイミングを早くすることにより、最適な排紙間隔の制御を実現する。つまり、上記プリンタ部12が用紙の給紙動作よりも先行して上記フィニッシャ13からシート処理時間を取得し、そのシート処理時間に基づいて画像を形成した用紙の排出タイミングが最適となるように画像形成処理を制御する。
【0044】
すなわち、従来のデジタル複写機では、上記プリンタ部12内での用紙の給紙開始のタイミングで、フィニッシャ13へシート処理時間を要求するサイズラッチ信号を出力し、そのサイズラッチ信号に対する応答信号に付随してシート処理時間を入手している。これに対して、このデジタル複写機1の主制御部16は、プリンタ部12で給紙する用紙の情報(用紙サイズ、本体搬送スピード、フィニッシングモードなど)が確定した時点で、上記フィニッシャ13へサイズラッチ信号を出力し、その応答信号としてシート処理時間をフィニッシャ13から取得する。
【0045】
これにより、用紙の給紙開始よりも露光装置21による露光開始が先行する場合あっても、用紙の排紙間隔に対応する露光装置21による画像の露光開始間隔をシート処理時間以上持たせる制御を可能としている。
【0046】
なお、上記プリンタ部12では、上記露光装置21が画像の露光を開始するタイミングによって、その画像をプリントした用紙の排出タイミングが決まるものとする。つまり、上記プリンタ部12では、上記露光装置21により画像の露光を開始してから所定時間後に、その画像をプリントした用紙をフィニッシャ13に排出するものとする。
【0047】
次に、キャンセル処理について説明する。
【0048】
このデジタル複写機1(プリンタCPU90)は、オートカセットチェンジ、給紙リトライ、LCF移送などの当初予定していた画像形成動作が変更された上、さらに画像形成動作が継続される場合に、キャンセル処理を実行する。キャンセル処理とは、画像形成動作の変更、例えばフィニッシャ13に対して排紙される予定の被画像形成媒体に変更が生じた場合に、フィニッシャ13に対してキャンセル情報を送信し、事前に送信した用紙情報の一部又は全部をキャンセルし、さらにはフィニッシャ13から先行入手したシート処理時間の一部又は全部をキャンセルする処理である。
【0049】
上記説明したように、フィニッシャ13に対して排紙される用紙に関する用紙情報(用紙サイズ、用紙属性、フィニィッシングモードなど)は、画像形成が開始される前に予めデジタル複写機1(プリンタCPU90)からフィニッシャ13(フィニッシャCPU101)へ送信されている。フィニッシャ13(フィニッシャCPU101)は、デジタル複写機1(プリンタCPU90)から送信される用紙情報を受信し、この用紙情報に基づきフィニィッシング処理時間、即ちシート処理時間をデジタル複写機1(プリンタCPU90)に対して返信する。デジタル複写機1(プリンタCPU90)は、画像形成開始タイミングを制御することにより、即ち露光開始タイミングを制御することにより、フィニッシャ13から返信されるシート処理時間に対応した排紙間隔でフィニッシャ13へ用紙を排出する。つまり、画像形成開始よりも先にシート処理時間が取得されている。
【0050】
カラーコピーなどでは、画像形成開始タイミングが給紙タイミングよりはるかに早い。給紙開始タイミングでシート処理時間を取得していたのでは、適切な制御ができない。つまり、画像が形成される用紙の種別等が判明した段階で、用紙情報をフィニッシャ13へ送信し、フィニッシャ13からシート処理時間を先行して入手する。
【0051】
上記したように、デジタル複写機1において画像形成動作が開始された時点では、既に、用紙情報が先行してフィニッシャ13に通知されている。画像形成動作が開始された後、例えば用紙の種別を変更しなければならない事象が発生し、用紙の種別が変更されると、実際には無い用紙に対応する用紙情報がフィニッシャ13へ送信されていることになる。さらには、無い用紙に対応するシート処理時間も入手していることになる。
【0052】
このデジタル複写機1(プリンタCPU90)は、送信済み用紙情報の一部又は全部をキャンセルしなければならない事象の発生に対応して、上記したキャンセル処理を実行する。つまり、デジタル複写機1(プリンタCPU90)は、フィニッシャ13(フィニッシャCPU101)に送信済みの用紙情報の一部又は全部をキャンセルするとともに、無い用紙に対応するシート処理時間もキャンセルする。送信済みの用紙情報を全てキャンセルしなければならない事象としては、例えば指定された用紙が全く無い場合である。送信済みの用紙情報の一部をキャンセルしなければならない事象としては、例えば指定された用紙が不足した場合である。
【0053】
図3を参照して、キャンセル処理の具体例について説明する。例えば、A4用紙とA4−R用紙の縦横交互オートカセットチェンジ機能に対応したキャンセル処理の一例について説明する。
【0054】
例えば、コピーボタン押下、プリンタ印刷要求、ファクシミリ印刷要求などのプリント開始要求を受けた場合、主制御部16は、プリントジョブを発生させる。すなわち、コピー機能、ネットワークプリンタ機能、あるいはファクシミリ機能などによりプリントジョブが発生すると、主制御部16(メインCPU60)は、プリントジョブの開始をプリンタ部12(プリントCPU90)に指示する。例えば、A4用紙10枚分のプリントジョブが指示されたと仮定する。さらに、このとき、給紙手段として機能する給紙カセット33aにA4用紙が3枚、同じく給紙手段として機能する給紙カセット33bにA4−R用紙が7枚以上入っていると仮定する。
【0055】
続いて、主制御部16は、プリントジョブのプリント条件などに基づいてプリントパラメータを設定する。例えば、印刷用紙のサイズ、プリンタ部12内での用紙の搬送スピード、フィニッシャ13でのフィニッシングモードなどの情報が設定される。このようなプリントパラメータは、プリントパラメータ設定コマンドとして用紙ごとに主制御部16からプリンタ部12へ通知される。
【0056】
1枚目の用紙に対するプリント処理のプリントパラメータ設定コマンドを受信した際、通信手段として機能するプリンタCPU90は、用紙サイズ、用紙属性、フィニッシングモードなどを示す用紙情報、即ちサイズラッチ信号をフィニッシャ13へ送信する。同様にして、プリンタCPU90は、2枚目のプリント処理に対応するサイズラッチ信号、3枚目のプリント処理に対応するサイズラッチ信号、4枚目のプリント処理に対応するサイズラッチ信号、5枚目のプリント処理に対応するサイズラッチ信号をフィニッシャ13へ送信する。サイズラッチ信号は、フィニッシャ13側が当該用紙を受入可能となるまでのシート処理時間(プリンタ部12側が用紙をフィニッシャ13に排出可能となるまでのシート処理時間)をフィニッシャ13に要求する信号である。
【0057】
上記したように、この例では、デジタル複写機1(プリンタCPU90)は、予めフィニッシャ13に対して、A4用紙5枚分の用紙情報(サイズラッチ信号)を送信する。これに応答して、フィニッシャ13(フィニッシャCPU101)は、デジタル複写機1(プリンタCPU90)に対してA4用紙5枚分のシート処理時間(サイズラッチ応答信号)を送信する。排紙間隔制御手段として機能する露光制御部93は、このシート処理時間に基づき露光開始タイミングを制御する。この露光開始タイミングの制御により、結果的にフィニッシャ13に対する排紙間隔が制御される。給紙手段として機能する搬送制御部92は、露光開始タイミングに対応してレジスト信号を出力し(レジストオン)、給紙手段として機能する給紙ローラ30a及びレジストローラ34によるA4用紙の搬送を開始する。このとき、デジタル複写機1(プリンタCPU90)は、フィニッシャ13(フィニッシャCPU101)に対してもレジスト信号(レジストオン)を出力する。これに応答して、フィニッシャ13(フィニッシャCPU101)は、デジタル複写機1(プリンタCPU90)に対してレジストオン応答を送信する。
【0058】
一方、露光開始タイミングの制御に基づき、画像形成手段として機能する感光体ドラム22の外周面にレーザ光が照射され静電潜像が形成され、この静電潜像はブラック現像装置23及びカラー現像装置24の少なくとも一方の現像装置によりトナー像として可視化(現像)される。転写ベルト28によりトナー像は搬送されたA4用紙に転写され、A4用紙に転写されたトナー像は定着装置35により定着される。トナー像が定着された用紙、即ち画像が形成された用紙は、排紙手段として機能する搬送制御部92、搬送路37、38によりフィニッシャ13へ排紙される。
【0059】
上記した給紙動作に伴い、A4用紙が3枚給紙されるとA4用紙切れ、つまり用紙情報の一部をキャンセルしなければならない事象が発生する。これに対応して、デジタル複写機1(プリンタCPU90)は、フィニッシャ13に対してキャンセル要求及びキャンセルする用紙情報数(=キャンセルするサイズラッチ数)を送信する。このケースでは、キャンセルする用紙情報数は2である。これにより、4枚目のプリント処理(A4用紙へのプリント処理)に対応するサイズラッチ信号、及び5枚目(A4用紙へのプリント処理)のプリント処理に対応するサイズラッチ信号がキャンセルされる。
【0060】
フィニッシャ13(フィニッシャCPU101)は、キャンセル要求及びキャンセルする用紙情報数を受信し、キャンセル処理を実行する。例えば、フィニッシャ13の紙搬送部104内に用紙が残留している場合にはこの残留用紙が排出され、4枚目と5枚目のA4用紙に対するフィニィシング処理がキャンセルされる。さらにフィニッシャ13(プリンタCPU101)は、3枚目のA4用紙がフィニッシャ13のソータへ排出されたことを示すソータ排出信号をトリガとして、キャンセル応答、即ちキャンセルの完了をデジタル複写機1に通知する。
【0061】
デジタル複写機1(プリンタCPU90)は、キャンセル応答を受信すると、キャンセル要求及びキャンセルする用紙情報数の送信を停止し、代替の用紙情報、即ち4枚目のプリント処理(A4−R用紙へのプリント処理)に対応するサイズラッチ信号をフィニッシャ13(フィニッシャCPU101)に対して送信し、さらに5枚目のプリント処理(A4−R用紙へのプリント処理)に対応するサイズラッチ信号をフィニッシャ13(フィニッシャCPU101)に対して送信する。
【0062】
これに応答して、フィニッシャ13(フィニッシャCPU101)は、デジタル複写機1(プリンタCPU90)に対して4枚目としてのA4−R用紙に対するシート処理時間(サイズラッチ応答信号)、さらに5枚目としてのA4−R用紙に対するシート処理時間(サイズラッチ応答信号)を送信する。排紙間隔制御手段として機能する露光制御部93は、このシート処理時間に基づき露光開始タイミングを制御する。この露光開始タイミングの制御により、結果的にフィニッシャ13に対する排紙間隔が制御される。給紙手段として機能する搬送制御部92は、露光開始タイミングに対応してレジスト信号を出力し(レジストオン)、給紙手段として機能する給紙ローラ30b及びレジストローラ34によるA4−R用紙の搬送を開始する。このとき、デジタル複写機1(プリンタCPU90)は、フィニッシャ13(フィニッシャCPU101)に対してもレジスト信号(レジストオン)を出力する。これに応答して、フィニッシャ13(フィニッシャCPU101)は、デジタル複写機1(プリンタCPU90)に対してレジストオン応答を送信する。
【0063】
一方、露光開始タイミングの制御に基づき、画像形成手段として機能する感光体ドラム22の外周面にレーザ光が照射され静電潜像が形成され、この静電潜像はブラック現像装置23及びカラー現像装置24の少なくとも一方の現像装置によりトナー像として可視化(現像)される。転写ベルト28によりトナー像は搬送されたA4−R用紙に転写され、A4−R用紙に転写されたトナー像は定着装置35により定着される。トナー像が定着された用紙、即ち画像が形成された用紙は、排紙手段として機能する搬送制御部92、搬送路37、38によりフィニッシャ13へ排紙される。
【0064】
さらに、デジタル複写機1(プリンタCPU90)は、残りのプリント処理、即ち6枚目のプリント処理に対応するサイズラッチ信号、7枚目のプリント処理に対応するサイズラッチ信号、8枚目のプリント処理に対応するサイズラッチ信号、9枚目のプリント処理に対応するサイズラッチ信号、10枚目のプリント処理に対応するサイズラッチ信号をフィニッシャ13へ送信する。このケースでは、デジタル複写機1(プリンタCPU90)は、フィニッシャ13に対してA4−R用紙5枚分の用紙情報(サイズラッチ信号)を送信する。これに応答して、フィニッシャ13(フィニッシャCPU101)は、デジタル複写機1(プリンタCPU90)に対してA4−R用紙5枚分のシート処理時間(サイズラッチ応答信号)を送信する。この後、用紙切れが発生しないと仮定すると、A4−R用紙に対するプリント処理及びフィニィッシング処理が適切に実行される。
【0065】
上記説明したように、デジタル複写機1(プリンタCPU90)は、用紙情報一部又は全部をキャンセルしなければならない事象が発生した場合に、フィニッシャ13(フィニッシャCPU101)に対してこの事象に対応したキャンセル情報を送信するので、フィニッシャ13側で適切なフィニィッシング処理を実行することができる。
【0066】
なお、本願発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0067】
【発明の効果】
この発明によれば、フィニッシャなどのオプション機器に対して排紙予定の用紙変更に適切に対応させることが可能な画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一例に係るフィニッシャを装着可能なデジタル複写機の内部構成を示す断面図である。
【図2】デジタル複写機の制御系の概略構成を示すブロック図である。
【図3】キャンセル処理を説明するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
12…プリンタ部、13…フィニッシャ、16…主制御部、21…露光装置、22…感光体ドラム、23…ブラック現像装置、24…カラー現像装置、28…転写ベルト、30a、30b…給紙ローラ、31…転写ローラ、33a.33b…給紙カセット、34…レジストローラ、34a…レジスト前センサ、35…定着装置、38…排紙スイッチ、50…中間トレイ、51…ステイプラ、52、53…最終トレイ、60…メインCPU、90…プリンタCPU、90a…メモリ、90b…タイマ、91…モータドライバ、92…搬送制御部、93…露光制御部
Claims (1)
- 被画像形成媒体に対してフィニッシング処理を行うフィニッシャが接続可能な画像形成装置であって、
前記被画像形成媒体を給紙する給紙手段と、
画像に対応する光ビームにより像担持体を露光する露光手段と、
前記露光手段による露光により像担持体に形成された潜像に対応する画像を前記給紙手段により給紙される被画像形成媒体上に形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段により画像が形成された被画像形成媒体を前記フィニッシャに対して排紙する排紙手段と、
前記排紙手段により前記フィニッシャに対して排紙される予定の被画像形成媒体のサイズ及び枚数を示す媒体情報を前記フィニッシャに対して送信し、この排紙予定の被画像形成媒体のうちの所定枚数の被画像形成媒体のサイズに変更が生じた場合にはキャンセル要求及び前記所定枚数に対応したキャンセル数を示すキャンセル情報を前記フィニッシャに対して送信し、さらに、前記キャンセル要求及び前記キャンセル数に対応したキャンセル処理の完了を前記フィニッシャから受信し、前記フィニッシャに対して新たに排紙される予定の代替の被画像形成媒体のサイズ及び枚数を示す媒体情報を前記フィニッシャに対して送信する通信手段と、を備え、
前記給紙手段は、前記キャンセル処理の完了の受信に対応して、代替の被画像形成媒体を給紙することを特徴とする画像形成装置。
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