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JP4480681B2 - 画像形成装置の帯電装置 - Google Patents

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JP4480681B2 JP2006013892A JP2006013892A JP4480681B2 JP 4480681 B2 JP4480681 B2 JP 4480681B2 JP 2006013892 A JP2006013892 A JP 2006013892A JP 2006013892 A JP2006013892 A JP 2006013892A JP 4480681 B2 JP4480681 B2 JP 4480681B2
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Description

本発明は、像担持体に接触配置または近接配置され前記像担持体を帯電処理する帯電部材と、前記帯電部材に印加され直流電圧と交流電圧が重畳された振動電圧を生成する高圧発生回路と、前記交流電圧のピーク間電圧値Vppを制御する電圧制御手段とを備えて構成される画像形成装置の帯電装置に関する。
近年、低圧プロセス、低オゾン発生量、低コスト等の点から、ローラ型或いはブレード型等の帯電部材を像担持体の表面に接触配置または近接配置し、前記帯電部材に直流電圧と交流電圧が重畳された振動電圧を印加することにより像担持体表面を均一に帯電させる接触帯電方式が主流となりつつある。ここに、振動電圧は正弦波に限らず、矩形波、三角波、パルス波等周期的に変化する任意の振動波形であればよい。
このような接触帯電方式を採用する帯電装置として、特許文献1には、振動電圧のうち交流電圧のピーク間電圧値Vppを昇圧させると前記像担持体の帯電電圧がそれに比例して上昇し、前記ピーク間電圧値Vppが直流電圧による帯電開始電圧の約2倍に達すると帯電電位が飽和し、それ以上に昇圧しても帯電電位が変わらないこと、帯電の均一性を確保するためには像担持体の諸特性等によって決定される直流電圧印加時の帯電開始電圧の2倍以上のピーク間電圧を有する振動電圧を印加する必要があり、そのとき得られる帯電電圧は印加電圧の直流成分に異存することが開示されている。
そこで、特許文献2には、環境や製造時による帯電部材の抵抗値のばらつき等にかかわらず、常に一定量の放電を生じさせて像担持体の劣化、トナー融着、画像流れ等の問題なく均一な帯電を行なえるようにすることを目的として、像担持体を介して帯電手段に流れる交流電流値を測定する手段を備え、帯電部材に直流電圧を印加した時の像担持体への放電開始電圧をVthとしたときに、非画像形成時において、帯電手段に少なくとも1点以上のVth の2倍未満のピーク間電圧を印加した時の電流値と、少なくとも2点以上のVthの2倍以上のピーク間電圧を印加した時の電流値を測定し、測定された交流電流値により、画像形成時に帯電手段に印加する交流電圧のピーク間電圧を決定する帯電制御方法が開示されている。
詳述すると、Dを予め決められた定数とし、帯電手段に1点のVthの2倍未満のピーク間電圧を印加した時の電流値と0とを結ぶことで得られるピーク間電圧−交流電流関数fI1(Vpp)と、少なくとも2点以上のVthの2倍以上のピーク間電圧を印加した時の電流値から得られるピーク間電圧−交流電流関数fI2(Vpp)とを比較する事により、fI2(Vpp)−fI1(Vpp)=Dとなるピーク間電圧値を所望の放電電流量として決定し、決定されたピーク間電圧値により、画像形成時に帯電手段に印加する交流電圧のピーク間電圧を定電圧制御するものである。
特開昭63−149668号公報 特開2001−201921号公報
しかし、上述した特許文献2に記載された技術を、例えば、膜厚20μmのアモルファスシリコンを感光層とするφ30mmの像担持体に押圧力1Kgfで接触させたエピクロルヒドリンゴム製の帯電ローラでなる帯電部材を備えた帯電装置に適用した場合に、図2に示すように、帯電部材の電気抵抗値が低くなる高温高湿度環境では、計測された交流電流値特性から所望の放電電流値Dを求めることができるが、常温常湿環境及び低温低湿環境では、計測された交流電流値特性に基づいて所望の放電電流値Dを求めることが困難であるという実験結果が得られた。
このような状況は、帯電装置を構成する部材の特性ばらつきや周辺環境の変動さらには像担持体の種類等による様々な変動要素に依存するものと考えられ、画像形成装置の様々な使用環境において適切にピーク間電圧値を設定するために、さらなる改良の必要性が望まれていた。
本発明の目的は、上述した従来の問題点に鑑み、温湿度等の環境変動や像担持体や帯電部材等の経年変化にかかわらず精度の良い適正ピーク間電圧値を設定できる画像形成装置の帯電装置を提供する点にある。
上述の目的を達成するため、本発明による画像形成装置の帯電装置の第一の特徴構成は、特許請求の範囲の書類の請求項1に記載した通り、像担持体に接触配置または近接配置され前記像担持体を帯電処理する帯電部材と、前記帯電部材に印加され直流電圧と交流電圧が重畳された振動電圧を生成する高圧発生回路と、前記交流電圧のピーク間電圧値Vppを制御する電圧制御手段とを備えて構成される画像形成装置の帯電装置であって、前記ピーク間電圧値Vppと前記帯電部材と前記像担持体間の直流電流値Idcとの関係を表す二次元座標上の想定特性曲線に対して、前記ピーク間電圧値Vppを昇圧したときに現れる変曲点の電圧値より低圧側と想定される異なる二つの低圧側ピーク間電圧値Vpp(A),Vpp(B)が、前記帯電部材の帯電特性の変動要因に基づいて、予め設定されたテーブルデータを備え、前記電圧制御手段は、前記テーブルデータに従って選択した前記低圧側ピーク間電圧値Vpp(A),Vpp(B)を印加したときに計測される直流電流値Idc(A),Idc(B)に基づいて得られる座標A(Vpp(A),Idc(A))、B(Vpp(B),Idc(B))を通る直線L1が予め設定されたターゲット電流値Idc(T)を示すピーク間電圧値Vppを適正ピーク間電圧値Vpp(O)として選択制御する点にある。
本発明者らは適正ピーク間電圧値Vpp(O)の設定について検討を行う中で、種々の実験を通して高圧発生回路が帯電部材に印加する振動電圧により生じる帯電部材と像担持体との間に流れる電流の直流成分Idc(以後、「直流電流値Idc」と記す)を計測したところ、図3(a)に示すように、振動電圧に含まれる交流電圧のピーク間電圧値Vppを変化させたときの直流電流値Idcの変化特性は、高温高湿度環境や、常温常湿環境、低温低湿環境等といった周囲環境にかかわらず、図3(b)に示すように、振動電圧に含まれる交流電圧のピーク間電圧値Vppを変化させたときの像担持体における表面電位の変化特性と同様の振る舞いをすることを確認した。
つまり、直流電流値Idcは、印加する振動電圧のピーク間電圧値Vppが増加するのに伴って増加するが、像担持体が均一に帯電される必要最小限のピーク間電圧値Vpp以上の電圧範囲では、振動電圧のピーク間電圧値Vppが変化しても、直流電流値Idcは、ほぼ一定値をとる或いは比較的緩やかにしか変化しないことを確認した。
従って、像担持体の均一な帯電状態は、ピーク間電圧値Vppを変化させたときに、直流電流値Idcが殆ど変化しないか比較的緩やかにしか変化しないようなピーク間電圧値Vppにより得られることになる。
上述の構成によれば、交流電圧のピーク間電圧値Vppを制御する電圧制御手段が、ピーク間電圧値Vppと直流電流値Idcとの関係を表す二次元座標上の想定特性曲線に対して、前記ピーク間電圧値Vppを昇圧したときに現れる変曲点の電圧値より低圧側と想定される異なる二つの低圧側ピーク間電圧値Vpp(A),Vpp(B)を印加したときに計測される直流電流値Idc(A),Idc(B)に基づいて得られる座標A(Vpp(A),Idc(A))、B(Vpp(B),Idc(B))を通る直線L1が予め設定されたターゲット電流値Idc(T)を示すピーク間電圧値Vppを適正ピーク間電圧値Vpp(O)として選択制御するため、前記ターゲット電流値Idc(T)を、例えば、ピーク間電圧値Vppを変化させたときに、殆ど変化しないか比較的緩やかにしか変化しないときの想定電流値として予め設定しておけば、適正ピーク間電圧値Vpp(O)を前記像担持体が均一な帯電状態となるピーク間電圧値Vppとして設定することができる。
また、前記ターゲット電流値Idc(T)を、前記変曲点における想定電流値として予め設定しておけば、前記適正ピーク間電圧値Vpp(O)を、前記直流電流値Idcが殆ど変化しないか比較的緩やかにしか変化しないようなピーク間電圧値Vppのうち、最小の値となるピーク間電圧値Vppとすることができる。換言すると、前記適正ピーク間電圧値Vpp(O)を、前記像担持体が均一な帯電状態となるピーク間電圧値Vppのうち、最小の値となるピーク間電圧値Vppとすることができる。そして、このときには、ピーク間電圧値Vppを前記適正ピーク間電圧値Vpp(O)よりも高い値とすることなく前記適正ピーク間電圧値Vpp(O)を設定することができる。つまり、前記像担持体に過剰に高いピーク間電圧値Vppを加えることなく、前記適正ピーク間電圧値Vpp(O)を設定することができるため、前記像担持体の早期劣化を防止することができる。
記図3(a)、前記図3(b)に示したように、変曲点におけるピーク間電圧値Vppは、種々の要因により変動する。つまり、上述の構成とすることにより、例えば、予め設定されるテーブルデータにおける前記低圧側ピーク間電圧値Vpp(A),Vpp(B)を、前記帯電部材における帯電特性の変動要因に対応して前記変曲点でのピーク間電圧値Vppよりも低電圧側になるように設定しておけば、前記適正ピーク間電圧値Vpp(O)の設定時に、前記低圧側ピーク間電圧値Vpp(A),Vpp(B)を確実に、前記変曲点におけるピーク間電圧値Vppよりも低電圧側として設定することができる。そして、前記適正ピーク間電圧値Vpp(O)を、前記座標A(Vpp(A),Idc(A))、B(Vpp(B),Idc(B))を通る直線L1が予め設定されたターゲット電流値Idc(T)を示すピーク間電圧値Vppとして確実に設定することができる。
第二の特徴構成は、同請求項2に記載した通り、上述の第一の特徴構成に加えて、前記テーブルデータが、前記帯電部材の環境温度、環境湿度若しくは累積使用時間、または、それらの何れかの組合せに基づいて設定されたテーブルデータである点にあり、前記適正ピーク間電圧値Vpp(O)を確実に設定することができる。
同第三の特徴構成は、同請求項3に記載した通り、上述の第一または第二の特徴構成に加えて、前記電圧制御手段は、前記画像形成装置による画像形成処理期間外で前記適正ピーク間電圧値Vpp(O)を選択制御する点にある。
上述の構成によると、前記適正ピーク間電圧の選択制御は画像形成処理期間外に行われ、画像形成処理の処理時間に影響を与えることはないので、前記画像形成装置の生産性を落とすことは無い。
同第四の特徴構成は、同請求項4に記載した通り、上述の第一から第三の何れかの特徴構成に加えて、前記ターゲット電流値Idc(T)を記憶する記憶手段を設けている点にあり、前記ターゲット電流値Idc(T)を確実に記憶させておくことができる。
以上説明した通り、本発明によれば、温湿度等の環境変動や像担持体や帯電部材等の経年変化にかかわらず精度の良い適正ピーク間電圧値を設定できる画像形成装置の帯電装置を提供することができるようになった。
以下、本発明による画像形成装置の帯電装置を画像形成装置としてのデジタル複写機に適用した実施形態について説明する。前記デジタル複写機1は、図4に示すように、原稿画像を原稿画像データとして読み取る画像読取手段2と、前記原稿画像データが変換された出力画像データに基づいて出力用紙である記録紙10上に画像を形成して出力する画像形成手段3と、当該デジタル複写機1の各種ジョブの動作モードを設定するモード設定キーや設定されたジョブを起動するプリントスイッチなどが配置され、前記モード設定キーによる設定情報などが表示されるタッチパネル式の液晶表示部等からなる操作部4と、前記画像読取手段2や、前記画像形成手段3、前記操作部4等の各機能ブロックを統括制御するシステム制御部5を備えて構成されている。
前記画像読取手段2は、原稿が載置される原稿トレイ12と、前記原稿トレイ12に載置された原稿を給紙する原稿給紙部(図示せず)と、前記原稿給紙部により給紙された原稿の画像を画像データとして読み取るCCDリニアセンサ(図示せず)を備えて構成されている。
前記画像形成手段3は、前記出力画像データに基づいて感光体60としての像担持体60にトナー画像を形成するとともに前記形成したトナー画像を記録紙10上に転写するトナー画像形成部6と、前記トナー画像が転写されるまたは転写された記録紙10を搬送する搬送部7と、前記トナー画像が転写された記録紙10上のトナー画像を内部に挿入設置された加熱ヒータ(不図示)と温度センサ(付図示)により所定温度に加熱された定着ローラ8aにより加熱溶融して定着させる定着部8とを備えて構成されている。
前記トナー画像形成部6は、前記像担持体60と、前記像担持体60の周囲に順に配置され、後述の適正ピーク間電圧値Vpp(O)に基づいて前記像担持体60の表面を均一に帯電処理する本発明の帯電装置の主要部となる帯電処理部61と、前記帯電処理部61により帯電処理された前記像担持体60を露光して静電潜像を形成するプリントヘッド62と、前記形成された静電潜像にトナーを静電付着させてトナー画像を顕像化する現像部63と、前記顕像化したトナー画像を記録紙10上に転写する転写部と、前記トナー画像の転写後に前記像担持体60に残存するトナーを除去するクリーニング部64と、前記像担持体60表面の残留電位を落して均一にする除電ランプ65を備えて構成されている。尚、前記現像部63には、カラー画像を生成可能とするため、シアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの4色の現像ブロックが配置されている。また、前記像担持体60は、アルミニウム製シリンダの表面に正帯電性光導電体であるアモルファスシリコン層が蒸着された感光体を有する感光体ドラムからなり、図示しない駆動装置により中心支軸を中心に定速回転駆動されるように構成されている。
前記搬送部7は、夫々サイズの異なる記録紙10が収容された一般給紙カセット11a或いは任意に異なるサイズの記録紙10が設置される手差しカセット11bから前記記録紙10を1枚ずつ搬送する給紙搬送部7aと、前記給紙された記録紙10を前記転写部に搬送し、トナー像が転写された前記記録紙10を前記定着部8に向けて搬送する転写搬送部7bと、前記定着部8を通過した前記記録紙10をフェースアップで排紙トレイ9に排紙する第一排紙部7cと、フェイスダウン方式で排出する第二排紙部7dと、前記第二排紙部7dを経由して前記画像読取部1に搬送する第三排紙部7eと、両面プリント用の再搬送部7fとを備えて構成され、夫々には搬送用のローラが設けられている。
前記操作部4は、前記画像読取手段1の手前側に配置され、例えば、図5に示すように、左側に画像表示部としてのタッチパネル式のカラー液晶表示部26を備え、また右側に種々の操作入力キー群24を備えている。前記操作入力キー群24は、例えば、コピー枚数などを設定する数値入力キー21、スタートキー22、クリア/ストップキー23、カーソルキー29、リセットキー19等の複写動作の基本制御キー群と、特殊モード設定キー25等により構成されている。
前記システム制御部5は、図6に示すように、前記画像読取手段2による原稿の読取動作を制御する画像読取制御部5Aと、前記画像読取手段2により読み取られた原稿画像データに所定の処理を施して出力画像データを生成する出力画像データ生成部5Bと、前記画像形成手段3を制御する画像形成制御部5Cと、前記操作部4の入出力信号を制御する操作制御部5Dと、上述の各制御ブロック、つまり、前記画像読取制御部5Aと前記出力画像データ生成部5Bと前記画像形成制御部5Cと前記操作制御部5Dとのタイミングを制御して複写動作などの実行を管理する統括制御部5Eを備えて構成され、前記各制御ブロックには、夫々CPU及びCPUによる動作プログラムが格納されたROMなどが設けられている。
前記画像読取制御部5Aは、原稿給紙部101を駆動して前記原稿トレイ12に載置された原稿を給紙するとともに、CCDリニアセンサ102により読み取られた原稿画像に対応するアナログ信号をA/D変換手段103によりデジタルデータに変換し、また、所定の変換テーブルが設けられた入力画像処理手段104により前記変換したデジタルデータに対してシェーディング補正処理やγ補正処理を実施することで原稿画像データを生成するように構成されている。
前記出力画像データ生成部5Bは、前記入力画像処理手段104から出力される前記原稿画像データに対して空間フィルタ処理、中間調処理、拡縮処理等の画像データ変換処理を行なう画像変換部21と、前記画像変換部21からの出力画像データを前記プリントヘッド62に対する駆動信号に変換するデータ変換手段22とを備えて構成され、前記変換された駆動信号が前記プリントヘッド62の駆動回路に出力されるように構成されている。
上述のデジタル複写機1では、前記原稿トレイ12に原稿を載置し、前記操作部4に複写枚数、出力用紙サイズ、複写倍率などのモード設定キーを適切に設定操作した後にプリントスイッチを押圧操作することにより複写動作が開始される。
即ち、前記システム制御部5は、前記画像読取制御部5Aに原稿画像の読取りコマンドを出力して、前記出力画像データ生成部5Bへ読取られた画像データに基づいた出力画像の生成コマンドを出力し、前記画像出力制御部5Cに画像出力コマンドを出力する。そして、前記画像出力制御部5Cは、前記搬送部7を駆動して前記一般給紙カセット11a或いは前記手差しカセット11bから記録紙10を搬送させた後に、所定のタイミングで前記画像出力制御部5Cに画像データ出力コマンドを出力して前記プリントヘッド62を駆動する。また、前記プリントヘッド62により露光された前記像担持体60にトナー画像が形成されると、前記トナー像を前記記録紙10に転写するとともに、前記記録紙10上に転写された画像を前記定着部8で定着処理して、当該デジタル複写機1外に排出する。
また、前記デジタル複写機1は、上述の複写動作の際に実行される前記帯電処理部61による前記像担持体60への帯電処理において、前記像担持体60の表面に電荷が均一に帯電されるように、前記複写動作の実行時以外、つまり、画像形成処理期間とは異なる期間に、前記複写動作の実行に備えて、予め、前記適正ピーク間電圧値Vpp(O)を設定するためのキャリブレーション処理が実行されるように構成されている。つまり、前記キャリブレーション処理の目的は、例えば、気温や湿度といった当該デジタル複写機1の使用環境の変動、当該デジタル複写機1の構成部材の経時変化、或いは、後述の帯電部材30や前記像担持体60等の製造過程で生じる当該デジタル複写機1の性能及び特性のばらつきに対応した適正ピーク間電圧値Vpp(O)を得ることにある。
そして、前記デジタル複写機1の動作の概要は、図7に示すように、当該デジタル複写機1が起動されると、前記キャリブレーション処理を実行する(SA1)。前記操作部4を介してユーザにより複写動作の指示が操作されると(SA2)、前記複写動作、つまり、画像形成処理を実行する(SA3)。一方、所定の時間以上連続して、前記操作部4を介したユーザからの複写動作の指示が操作されないときには(SA4)、再び前記キャリブレーション処理を実行する(SA1)。
以下、前記帯電処理部61及び前記キャリブレーション処理について詳述する。前記帯電処理部61は、図1に示すように、前記像担持体60に接触配置され前記像担持体60を帯電処理する帯電部材30と、前記帯電部材30に印加され直流電圧と交流電圧が重畳された振動電圧を生成する高圧発生回路35と、前記交流電圧のピーク間電圧値Vppを制御する電圧制御手段32を備えて構成されている。尚、前記電圧制御手段32は、前記システム制御部5として構成されている。
前記帯電部材30は、芯金30aに導電性のある弾性材料であるエクロルヒドリンゴム層30bを被覆した帯電ローラ30として構成されている。
前記高圧発生回路35は、例えば、1.3[kHz]の正弦波としての交流電圧を出力する交流定電圧電源33と、直流電圧を出力する直流定電圧電源34を備え、前記交流定電圧電源33から出力される交流電圧と前記直流定電圧電源34から出力される直流電圧とを重畳した振動電圧を生成し、前記帯電部材30に前記振動電圧を印加するように構成されている。
また、前記高圧発生回路35は、前記直流定電圧電源34から出力される直流電流値Idcを、前記帯電部材30に印加される振動電圧により生じる前記帯電部材30と前記像担持体60との間に流れる電流の直流成分Idcとして計測する直流電流計測手段36を備え、前記計測した直流電流値Idcを前記電圧制御手段32に出力するように構成されている。
前記電圧制御手段32は、前記キャリブレーション処理時に、前記交流定電圧電源33から出力させる交流電圧の適正ピーク間電圧値Vpp(o)を導出し、前記複写処理実行時に、前記導出した適正ピーク間電圧値Vpp(o)の交流電圧を前記交流定電圧電源33から出力させるように構成されている。
ここで、前記適正ピーク間電圧値Vpp(o)は、図8に示すように、前記交流定電圧電源33から出力される交流電圧におけるピーク間電圧値Vppと前記直流電流計測手段36により計測される直流電流値Idcとの関係を表す二次元座標上の想定特性曲線において、前記ピーク間電圧値Vppの値にかかわらず、前記直流電流値Idcの値が一定となる領域Rcのうち、最小のピーク間電圧値Vpp(L)、つまり、前記二次元座標上の想定特性曲線における変曲点Piに対応するピーク間電圧値Vpp(L)であることが好ましい。そして、前記適正ピーク間電圧値Vpp(O)の導出は、前記変曲点Piに対応するピーク間電圧値Vpp(L)とほぼ等しくなるように導出される。
つまり、上述したように、前記ピーク間電圧値Vppを変化させたときに、前記直流電流値Idcが殆ど変化しないか比較的緩やかにしか変化しないようなピーク間電圧値Vppのとき、即ち、前記二次元座標上の想定特性曲線における前記直流電流値Idcの値が一定となる領域Rcで、前記像担持体60が均一な帯電状態となるため、前記領域Rcでのピーク間電圧値Vppを前記適正ピーク間電圧値Vpp(O)として導出する。しかし、複写動作の実行時に不必要に過剰な電荷が前記像担持体60に蓄積されることにより発生する前記像担持体60の劣化を防止するために、前記適正ピーク間電圧値Vpp(O)を、前記領域Rcでのピーク間電圧値Vppのうち、最小のピーク間電圧値Vpp(L)、即ち、前記二次元座標上の想定特性曲線における変曲点Piに対応するピーク間電圧値Vpp(L)とほぼ等しくなるように導出する。
具体的には、前記電圧制御手段32に記憶手段としての内部メモリ(不図示)を備え、前記内部メモリに、図9に示すようなテーブルデータが記憶されている。前記テーブルデータには、前記帯電部材30における帯電特性の変動要因、例えば、前記帯電部材30の環境温度、環境湿度若しくは累積使用時間、または、それらの何れかの組合せ毎に、それぞれの条件に対応した二次元座標上の想定特性曲線に基づいて、それぞれが前記変曲点Piに対応するピーク間電圧値Vpp(L)よりも低い電圧値となる第一低圧側ピーク間電圧値Vpp(A)と第二低圧側ピーク間電圧値Vpp(B)が記憶されているとともに、前記変曲点Piに対応する直流電流値Idcが、ターゲット電流値Idc(T)として記憶されている。尚、前記第一低圧側ピーク間電圧値Vpp(A)と前記第二低圧側ピーク間電圧値Vpp(B)は異なった値として記憶されている。
また、図10に示すように、前記電圧制御手段32は、当該デジタル複写機1に備えられている前記帯電部材30の環境温度や、環境湿度、累積使用時間を検出する変動要因検出手段、例えば、温度センサ70や湿度センサ71により、前記帯電部材30における種々の変動要因を検出する(SB1)。そして、前記直流定電圧電源34に対して予め設定されている値の基準直流電圧を出力させるとともに、前記テーブルデータに基づいて前記検出した種々の変動要因に対応した第一低圧側ピーク間電圧値Vpp(A)となっている第一交流電圧を前記交流定電圧電源33に出力させる。
このとき、前記基準直流電圧と前記第一交流電圧は、図11に示すように、当該高圧発生回路35によって重畳され、第一振動電圧に変換される(SB2)。
そして、前記高圧発生回路35により生成された第一振動電圧は、前記帯電部材30を介して前記像担持体60に印加される。
前記電圧制御手段32は、前記第一振動電圧が前記像担持体60に印加されると、前記帯電部材30と前記像担持体60との間に流れる直流電流値Idcを、前記直流電流計測手段36により第一直流電流値Idc(A)として検出する(SB3)。
次に、前記電圧制御手段32は、前記直流定電圧電源34に対して予め設定されている値の基準直流電圧を出力させるとともに、前記テーブルデータに基づいて前記検出した種々の変動要因に対応した第二低圧側ピーク間電圧値Vpp(B)となっている第二交流電圧を前記交流定電圧電源33に出力させる。
このとき、前記基準直流電圧と前記第二交流電圧は、前記図11に示すように、当該高圧発生回路35によって重畳され、第二振動電圧に変換される(SB4)。
そして、前記高圧発生回路35により生成された第二振動電圧は、前記帯電部材30を介して前記像担持体60に印加される。
前記電圧制御手段32は、前記第二振動電圧が前記像担持体60に印加されると、前記帯電部材30と前記像担持体60との間に流れる直流電流値Idcを、前記直流電流計測手段36により第二直流電流値Idc(B)として検出する(SB5)。
ここで、前記第一直流電流値Idc(A)及び前記第二直流電流値Idc(B)は、2.5[ms]毎に40[ms]間計測された電流値の平均値とすることで、その計測精度を向上させている。
前記第二直流電流値Idc(B)が検出されると、前記電圧制御手段32は、前記第一低圧側ピーク間電圧値Vpp(A)を印加したときに計測される第一直流電流値Idc(A)と、前記第二低圧側ピーク間電圧値Vpp(B)を印加したときに計測される第二直流電流値Idc(B)とに基づいて、図12に示すような、座標A(Vpp(A),Idc(A))、座標B(Vpp(B),Idc(B))を通る直線L1を導出する(SB6)。
そして、前記導出した直線L1が前記検出した種々の変動要因に対応したターゲット電流値Idc(T)を示すときのピーク間電圧値Vppを前記適正ピーク間電圧値Vpp(O)として導出する(SB7)。
前記導出された適正ピーク間電圧値Vpp(O)は、前記複写動作時に前記交流定電圧電源33から出力される交流電圧のピーク間電圧値Vppとして設定される。
つまり、前記デジタル複写機1は、キャリブレーション動作実行時においても、前記像担持体60に、前記変曲点Piに対応したピーク間電圧値Vppよりも極端に大きな交流電圧を印加することなく、適正ピーク間電圧値Vpp(O)を導出することで、前記像担持体60の早期劣化を防止している。
また、前記デジタル複写機1は、前記適正ピーク間電圧値Vpp(O)を前記帯電部材30の帯電特性の変動要因に基づいて設定することで、温湿度等の環境変動や像担持体や帯電部材等の経年変化にかかわらず精度の良く設定することができる。
尚、前記ターゲット電流値Idc(T)は、前記像担持体60毎に設定される構成とすれば、前記適正ピーク間電圧値Vpp(O)の精度をより向上することができ好ましい。
以下、別の実施形態について説明する。上述の実施形態では、前記像担持体60として、アルミニウム製シリンダの表面に正帯電性光導電体であるアモルファスシリコン層が蒸着された感光体を有する感光体ドラムを採用したが、前記感光体が有機光導電体であるOPCドラムや、前記感光体がセレンなどであるその他の種類の光導電性半導体ドラムを採用する構成であっても良い
上述の実施形態では、前記帯電部材30が芯金30aに導電性のある弾性材料であるエクロルヒドリンゴム層30bを被覆した帯電ローラ30として構成したものを説明したが、ファーブラシ・フェルト・布などの形状・材質のもので構成したものであっても良い。
上述の実施形態では、前記帯電部材30は前記像担持体60と接触配置される構成としたが、近接配置される構成であっても良い。
上述の実施形態では、前記直流電流計測手段36を前記高圧発生回路35に組み込んだ構成としたが、前記帯電部材30と前記像担持体60の間に流れる前記直流電流値Idcを計測できる場所に前記直流電流計測手段36を設置すればよい。
上述の実施形態では、前記振動電圧の交流電圧成分の波形は正弦波であるものについて説明したが、矩形波や、三角波、パルス波等であっても良い。
上述した実施形態は、本発明の一例に過ぎず、各機能ブロックの具体的な構成は本発明の作用効果を奏する範囲において適宜変更設計できることはいうまでもない。
帯電処理部の説明図 ピーク間電圧値を変化させたときに帯電部材と像担持体間に流れる交流電流値の変化特性の説明図 (a)直流電圧値を400[V]とし、ピーク間電圧値を変化させたときの像担持体における表面電位の変化特性の説明図、(b)直流電圧値を400[V]とし、ピーク間電圧値を変化させたときに帯電部材と像担持体間に流れる直流電流値の変化特性の説明図 デジタル複写機の説明図 操作部の説明図 システム制御部の説明図 デジタル複写機の動作の概要を説明するためのフローチャート 二次元座標上の想定特性曲線の説明図 テーブルデータの説明図 適正ピーク間電圧値の導出を説明するためのフローチャート 振動電圧の説明図 座標A(Vpp(A),Idc(A))、座標B(Vpp(B),Idc(B))を通る直線の説明図
1:デジタル複写機
30:帯電部材
32:電圧制御手段
35:高圧発生回路
60:像担持体
61:帯電処理部

Claims (4)

  1. 像担持体に接触配置または近接配置され前記像担持体を帯電処理する帯電部材と、前記帯電部材に印加され直流電圧と交流電圧が重畳された振動電圧を生成する高圧発生回路と、前記交流電圧のピーク間電圧値Vppを制御する電圧制御手段とを備えて構成される画像形成装置の帯電装置であって、
    前記ピーク間電圧値Vppと前記帯電部材と前記像担持体間の直流電流値Idcとの関係を表す二次元座標上の想定特性曲線に対して、前記ピーク間電圧値Vppを昇圧したときに現れる変曲点の電圧値より低圧側と想定される異なる二つの低圧側ピーク間電圧値Vpp(A),Vpp(B)が、前記帯電部材の帯電特性の変動要因に基づいて、予め設定されたテーブルデータを備え、
    前記電圧制御手段は、前記テーブルデータに従って選択した前記低圧側ピーク間電圧値Vpp(A),Vpp(B)を印加したときに計測される直流電流値Idc(A),Idc(B)に基づいて得られる座標A(Vpp(A),Idc(A))、B(Vpp(B),Idc(B))を通る直線L1が予め設定されたターゲット電流値Idc(T)を示すピーク間電圧値Vppを適正ピーク間電圧値Vpp(O)として選択制御する画像形成装置の帯電装置。
  2. 前記テーブルデータが、前記帯電部材の環境温度、環境湿度若しくは累積使用時間、または、それらの何れかの組合せに基づいて設定されたテーブルデータである請求項1記載の画像形成装置の帯電装置。
  3. 前記電圧制御手段は、前記画像形成装置による画像形成処理期間外で前記適正ピーク間電圧値Vpp(O)を選択制御する請求項1または2記載の画像形成装置の帯電装置。
  4. 前記ターゲット電流値Idc(T)を記憶する記憶手段を設けている請求項1から3の何れかに記載の画像形成装置の帯電装置。
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