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JP4470251B2 - レーザ加工機 - Google Patents

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JP4470251B2
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pipe
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正 後藤
宏 小野寺
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、パイプ加工をできるようにしたレーザ加工機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のレーザ加工機101は、例えば図6に示されているように、立設されたベッド103を備えており、このベッド103上にX軸方向(図6において左右方向)へ移動可能なワークテーブル105が設けられている。また、前記ベッド103に跨って門型フレーム107が立設されており、この門型フレーム107の上部には前記X軸方向と直交したY軸方向(図6において紙面に対して直交した方向)へ移動可能なレーザ加工ヘッド109が設けられている。
【0003】
前記ワークテーブル105の一端例えば図6において右端にはパイプの一端をクランプせしめる複数のチャック111を備え、かつパイプをインデックスせしめるインデックス装置113を備えたパイプ把持装置115が一体的に設けられている。
【0004】
したがって、ワークテーブル105上にワークをセットした状態で、ワークテーブル105をX軸方向へ移動せしめると共に、レーザ加工ヘッド109をY軸方向へ移動せしめることによって、ワークの所望位置にレーザ加工が行われることになる。また、パイプ把持装置115のチャック111でパイプをクランプせしめた状態で、ワークテーブル105をX軸方向へ移動せしめると共に、レーザ加工ヘッド109をY軸方向へ移動せしめることによって、パイプの所望位置にレーザ加工が行われ、しかも、インデックス装置113でパイプをインデックスせしめることにより、パイプの外周における所望位置にパイプ加工が行われることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来のレーザ加工機101においては、ワークテーブル105の一端例えば図6において右端にパイプ把持装置115が一体的に設けられているから、ワークテーブル105の重量が増し、レーザ加工の長所である高速、高精度加工に影響を与えてしまう。また、ワークテーブル105に一体的に設けられたパイプ把持装置115の大きさもワークテーブル105の剛性に左右され、おのずと制限されてしまう。
【0006】
この発明の目的は、上記の課題を解決するために、高速、高精度加工のレーザ加工の確保と、同サイズのレーザ加工機のおいてより大きなパイプ把持装置を取り付けてパイプ加工も併せて可能にしたレーザ加工機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述のごとき従来の問題に鑑みてなされたもので、X軸方向へ移動可能なワークテーブル(5)の上方位置に、レーザ加工ヘッド(9)をY軸方向へ移動可能に備えたレーザ加工機において、パイプの一端をクランプするチャック(25)を備えたインデックス装置(23)を、前記ワークテーブル(5)のX軸方向の一側方にX軸方向へ移動可能に設け、前記インデックス装置(23)を、前記ワークテーブル(5)の一端に着脱可能に設けたことを特徴とするものである。
【0008】
したがって、ワークに通常のレーザ加工を行う場合には、ワークテーブルよりパイプ把持装置を外し、しかも、パイプ把持装置をレーザ加工に邪魔にならないワークテーブルの一端側においた状態で、ワークをワークテーブル上にセットしてワークテーブルをX軸方向へ移動せしめると共に、レーザ加工ヘッドをY軸方向へ移動せしめることによって、ワークの所望位置にレーザ加工が行われる。また、パイプ加工を行う場合には、ワークテーブルにパイプ把持装置をドッキングせしめてワークテーブルをX軸方向へ移動せしめると共に、インデックス装置でパイプをインデックスせしめることにより、パイプの外周における所望位置にレーザ加工が行われることになる。
【0009】
而して、通常のレーザ加工は高速、高精度で加工が行われると共に、ワークテーブルの剛性に左右されずにパイプ加工も行われる。しかも、同サイズのレーザ加工機のおいてより大きなパイプ把持装置が取り付けられる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0017】
図1を参照するに、レーザ加工機1は、立設されたベッド3を備えており、このベッド3上にX軸方向(図1において左右方向)へ移動可能なワークテーブル5が設けられている。また、前記ベッド3に跨って門型フレーム7が立設されており、この門型フレーム7の上部には前記X軸方向と直交したY軸方向(図1において紙面に対して直交した方向)へ移動可能なレーザ加工ヘッド9が設けられている。
【0018】
前記ベッド3上には、図2および図3を併せて参照するに、X軸方向へ延伸されたガイドレール11が敷設されていると共にこのガイドレール11上にはガイド部材13を介して前記ワークテーブル5が設けられている。また、前記ベッド3の一端例えば図1において右端には延長ベッド15が図3において上下に設けられている。この各延長ベッド15上には、X軸方向へ延伸された別のガイドレール17が敷設されていると共にこのガイドレール17上にはガイド部材19を介してパイプ把持装置21のうちのパイプをインデックスせしめるインデックス装置23が設けられている。このインデックス装置23にはパイプの一端をクランプせしめる複数のチャック25が備えられている。
【0019】
上記構成により、ワークに通常のレーザ加工を行う場合には、ワークテーブル5よりパイプ把持装置21を外し、しかも、パイプ把持装置21をレーザ加工に邪魔にならないワークテーブルの一端側図2において延長ベッド15上においたた状態で、ワークをワークテーブル5上にセットしてワークテーブル5をX軸方向へ移動せしめると共に、レーザ加工ヘッド9をY軸方向へ移動せしめることによって、ワークの所望位置にレーザ加工が行われる。
【0020】
また、パイプ加工を行う場合には、ワークテーブル5にパイプ把持装置21をドッキングせしめると共にパイプをチャック25にクランプせしめて、ワークテーブル5をX軸方向へ移動せしめると共に、レーザ加工ヘッド9をY軸方向へ移動せしめることによって、パイプの所望位置にパイプ加工が行われ、しかも、インデックス装置23でワークをインデックスせしめることにより、ワークの外周における所望位置にレーザ加工が行われることになる。
【0021】
而して、通常のレーザ加工時にはワークテーブル5とパイプ把持装置21とが別体となっているため、ワークテーブル5のみの制御となり移動体は軽量であるため、高速、高精度で加工を行うことができる。また、パイプ加工を行う場合には、結合されたパイプ把持装置21はワークテーブル5との同一制御軸にて制御することができ単純な機構となり安価で、しかも、ワークテーブル5の剛性に左右されずにパイプ加工を行うことができる。さらに、同サイズのレーザ加工機1において、より大きなパイプ把持装置21を取り付けることができる。
【0022】
前記ワークテーブル5にパイプ把持装置21を着脱せしめる具体的な機構としては、図4(A)および図5(A)に示されているように、前記ワークテーブル5のX軸方向における一端には雌ねじ27とガイドブッシュ29が設けられていると共に、前記パイプ把持装置21のX軸方向における他端には、前記雌ねじ27に螺合される雄ねじ31を備えたハンドル33と前記ガイドブッシュ29に係合されるガイドピン35が設けられている。
【0023】
上記構成により、ワークテーブル5にパイプ把持装置21を一体的に取付ける際には、図5(A)に示されている状態から作業者がパイプ把持装置21を図5(B)に示されている状態に押してワークテーブル5に近づけると共にハンドル33を手に持ってハンドル33を一方向に回すと、雄ねじ31が雌ねじ27に螺合されて一体化される。その際に、図4(A)に示されている状態から図4(B)に示されている状態になって、ガイドピン35がガイドブッシュ29に係合され容易にかつ確実に位置決めせしめることができる。
【0024】
また、ワークテーブル5からパイプ把持装置21を取り外す際には、ハンドル33を手に持ってハンドル33を他方向に回すと、雄ねじ31が雌ねじ27より緩められると共に図5(B)に示されている状態から作業者がパイプ把持装置21を図5(B)において右側へ押すことによって、図5(A)に示されている状態に外されることになる。その際には、ガイドピン35は図4(B)に示されている状態から図4(A)に示されている状態になって、ガイドピン35をガイドブッシュ29から容易に外すことができる。しかも、ワークテーブル5とパイプ把持装置21との着脱を繰り返しても、相互のずれが発生せず、繰り返し精度を確保せしめることができる。また、パイプ把持装置21はワークテーブル5に関係なく独自のキャレッジの役目を果たしているので、剛性を確保できる。さらに、パイプ把持装置21をレーザ加工機1に後付けせしめることができる。
【0025】
なお、この発明は、前述した発明の実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他の態様で実施し得るものである。ワークテーブル5とパイプ把持装置21とのドッキクグ方法は、手動に限らず自動で行うことも考えられる。例えば流体シリンダを使用してのドッキングやネジ部をモータで回転させてのドッキングで行うことができる。
【0026】
また、パイプ把持装置21用の延長ベッド15、ガイドレール17の後付けに限らず、前記ベッド3自体の延長、ガイドレール17の延長なしに、通常ワークテーブル5のストロークを減らしパイプ把持装置21を取付けることも可能である。
【0027】
【発明の効果】
以上のごとき発明の実施の形態の説明より理解されるように、本発明によれば、ワークに通常のレーザ加工を行う場合には、ワークテーブルよりパイプ把持装置を外し、しかも、パイプ把持装置をレーザ加工に邪魔にならないワークテーブルの一端側においた状態で、ワークをワークテーブル上にセットしてワークテーブルをX軸方向へ移動せしめると共に、レーザ加工ヘッドをY軸方向へ移動せしめることによって、ワークの所望位置にレーザ加工が行われる。また、パイプ加工を行う場合には、ワークテーブルにパイプ把持装置をドッキングせしめてワークテーブルをX軸方向へ移動せしめると共に、インデックス装置でパイプをインデックスせしめることにより、パイプの外周における所望位置にパイプ加工が行われることになる。
【0028】
而して、通常のレーザ加工を高速、高精度で加工を行うことができると共に、ワークテーブルの剛性に左右されずにパイプ加工を行うことができる。しかも、同サイズのレーザ加工機のおいてより大きなパイプ把持装置を取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のパイプ把持装置を備えたレーザ加工機の正面図である。
【図2】図1におけるベッドとワークテーブル部分を取り出した正面図である。
【図3】図2における平面図である。
【図4】(A)はワークテーブルに設けたガイドブッシュとパイプ把持装置に設けたガイドピンとの関係を示した正面拡大図、(B)はドッキング時の状態を示した正面拡大図である。
【図5】(A)はワークテーブルに設けた雌ねじとパイプ把持装置に設けた雄ねじとの関係を示した正面拡大図、(B)はドッキング時の状態を示した正面拡大図である。
【図6】従来のパイプ把持装置を備えたレーザ加工機の正面図である。
【符号の説明】
1 レーザ加工機
3 ベッド
5 ワークテーブル
7 門型フレーム
9 レーザ加工ヘッド
11 ガイドレール
13 ガイド部材
15 延長ベッド
17 ガイドレール
19 ガイド部材
21 パイプ把持装置
23 インデックス装置
25 チャック
27 雌ねじ
29 ガイドブッシュ
31 雄ねじ
33 ハンドル
35 ガイドピン

Claims (1)

  1. X軸方向へ移動可能なワークテーブル(5)の上方位置に、レーザ加工ヘッド(9)をY軸方向へ移動可能に備えたレーザ加工機において、パイプの一端をクランプするチャック(25)を備えたインデックス装置(23)を、前記ワークテーブル(5)のX軸方向の一側方にX軸方向へ移動可能に設け、前記インデックス装置(23)を、前記ワークテーブル(5)の一端に着脱可能に設けたことを特徴とするレーザ加工機。
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