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JP4466237B2 - 回路遮断器 - Google Patents

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JP4466237B2
JP4466237B2 JP2004195268A JP2004195268A JP4466237B2 JP 4466237 B2 JP4466237 B2 JP 4466237B2 JP 2004195268 A JP2004195268 A JP 2004195268A JP 2004195268 A JP2004195268 A JP 2004195268A JP 4466237 B2 JP4466237 B2 JP 4466237B2
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Description

この発明は、低圧電路に用いられる配線用遮断器や漏電遮断器などの回路遮断器に関し、特に電流遮断時のアーク電圧の上昇を促すための手段に関する。
図10は、上記回路遮断器の遮断部の一般的な構成を示すものである。図10において、図示しないケースに固定された固定接触子101は一端に固定接点102を有し、他端に電源側の端子103が一体形成されている。固定接点102の近傍には、端子側に斜めに立ち上がるアークランナ104が設けられている。可動接触子105は一端に固定接点102と接触する可動接点106を有し、他端がケースに回動可能に支持された図示しない可動接触子ホルダに、軸107を介して回動可能に連結されている。
消弧室108は、図示しない絶縁物の支持体に隙間を介して積層支持された複数枚のU字形状の磁性板109を有し、磁性板109で可動接点106の移動軌跡を囲むように配置されている。電流遮断時には、固定接点102と可動接点106との間にアーク110が生じる。このアーク110は、磁性板109に引き込まれ分断・冷却され、アーク電圧が高められて消弧される。このような回路遮断器については、例えば特許文献1に記載されている。
特開昭60−72131号公報
上記した回路遮断器において、アーク電圧を高めて遮断性能を向上させるためには、消弧室の磁性板の枚数をできるだけ増やす必要がある。一方、磁性板のすべてをアークの分断に有効に使用するためには、磁性板の枚数に応じた可動接触子の開極距離が必要で、図10に示すように、開極位置での可動接触子の先端を最上位の磁性板よりも高くする必要がある。従って、磁性板の枚数が増えると可動接触子の開極距離も大きくなり、開閉機構の変更や回路遮断器の外形寸法の拡大が必要になってくる。可動接触子の開極距離を変えずに磁性板の枚数を増やそうとすると、可動接触子の先端が最上位の磁性板よりも低くなり、最上位の磁性板が有効に使用できなくなる。
そのような場合、特許文献1に記載されているように、最上位の磁性板にアーク転移部を設ける方法もあるが、遮断電流が数kAレベルの比較的小型の回路遮断器ではともかく、遮断電流が大きくなると図11に示すようにアークが湾曲しにくくなるため、最上位の磁性板への転移が困難になるという問題がある。
この発明の課題は、消弧室の磁性板の枚数を増やして遮断性能を向上させた場合においても、可動接触子の開極距離を抑えながら最上位の磁性板を有効に使用できるようにすることにある。
上記課題を解決するために、この発明は、ケースに固定され一端に固定接点を有する固定接触子と、一端に前記固定接点と接触する可動接点を有し、他端が前記ケースに回動可能に支持された可動接触子ホルダに連結された可動接触子と、隙間を介して積層支持された複数枚のU字形状の磁性板を有し、前記可動接点の移動軌跡を囲むように配置された消弧室とを備え、電流遮断時に前記固定接点と可動接点との間に生じたアークを前記消弧室の磁性板に引き込んで消弧する回路遮断器において、前記消弧室の磁性板を開極位置の前記可動接触子の先端よりも高い位置まで積層する一方、前記磁性板の両脚部内側で前記可動接点の移動軌跡を左右両側から覆う一対の側壁を有する絶縁部材を設け、かつ開極位置における前記可動接触子の先端を前記絶縁部材の側壁上面から突出させるとともに、この側壁の前記磁性板側の上角部を最上位の前記磁性板の近傍まで延び出させ、さらに、前記絶縁部材の左右の側壁に、その上面から突出する前記可動接触子の先端近傍を前記磁性板の両脚部から遮蔽する隔壁をそれぞれ形成するとともに、これらの隔壁相互の間隔を前記側壁相互の間隔より広くするものとする(請求項1)。
請求項1の発明は、消弧室の磁性板の両脚部内側に、可動接点の移動軌跡を左右両側から覆うように絶縁部材の一対の側壁を配置し、左右の側壁の間隔よりも大きくなったアークを側壁の外部の広い空間に押し出すようにするものである。その場合、開極位置の可動接触子の先端を絶縁部材の側壁上面から突出させることにより、可動接点側のアークの発弧点が可動接触子の先端に速やかに転移するようになり、また絶縁部材の側壁の磁性板側の上角部を最上位の磁性板の近傍まで延び出させることにより、この上角部から押し出されたアークが最上位の磁性板に入るようになる。
これにより、磁性板の枚数を増やし、この磁性板を開極位置の可動接触子の先端よりも高い位置まで積層した場合においても、最上位の磁性板を有効に使用することができ、かつ開極時の可動接触子の先端位置が最上位の磁性板の高さを越えないようにして開極距離を抑えることができる。
可動接触子の近傍のアークには磁性板からの電磁力が働いているが、開極位置で絶縁部材の側壁上面から突出した可動接触子の先端から、その近傍の磁性板の脚部に点弧すると、アークに電磁力が働かなくなるとともに、磁性板の脚部を介して電流が流れるためアーク長が短くなる。請求項1の発明によれば、絶縁部材の側壁上面から突出する可動接触子の先端近傍を磁性板の両脚部から遮蔽する隔壁を形成することにより、磁性板の脚部での発弧を防止することができる。また、その場合、隔壁相互の間隔を側壁相互の間隔より広くすることにより、アーク発弧点を隔壁の間から押し出すことなく可動接触子の先端に維持することができる。
さらに、この発明においては、前記側壁の上角部に、その先端に向かって側壁の間隔が徐々に広がるように傾斜面を形成するのがよい(請求項2)。
これにより、最上位の磁性板に向かうアークの伸張を促進することができる。上記傾斜面を側壁の全面に形成すれば一層効果的である。
この発明によれば、磁性板の枚数を増やしても可動接触子の開極距離を大きくすることなく最上位の磁性板まで有効に使用することができ、開閉機構の変更や回路遮断器外形の拡大を伴うことなくアーク電圧を高めて、遮断性能の向上を図ることができる。
以下、図1〜図9に基づいてこの発明の実施の形態を説明する。
図1は3極回路遮断器の中央極部分の要部縦断面図である。図1において、ケース1とカバー2とからなる絶縁容器内には、ケース1に固定された固定接触子3と開閉機構4により開閉駆動される可動接触子5とからなる遮断部が構成されている。なお、図は中央極部分の遮断部を示しているが、絶縁容器は相間隔壁により内部が3相空間に区画され、各空間にそれぞれ各相遮断部が収容されている。固定接触子3は一端に固定接点6を有し、他端に電源側端子7が一体形成されている。固定接触子3には固定接点6の近傍に、電源側(図の左側)に向かって斜めに立ち上がるアークランナ8が取り付けられている。なお、アークランナ8は固定接触子3から一体に切り曲げ形成してもよい。
可動接触子5は、一端に固定接点6と接触する可動接点9を有し、他端がケース1に回動可能に支持された絶縁物の可動接触子ホルダ10に軸11により回動可能に連結され、可動接触子ホルダ10との間に挿入された捩りばねからなる接触スプリング12により固定接触子3に向かって付勢されている。13は消弧室で、絶縁物の支持体14と、この支持体14に適宜の隙間で上下に積層支持された複数枚の磁性板15とからなり、磁性板15は可動接触子5を通過させる切欠が設けられてU字形状に形成されている。消弧室13は磁性板15で可動接点9の移動軌跡を囲むように配置されている。
開閉機構4は可動接触子ホルダ10に連結され、可動接触子5は可動接触子ホルダ10を介して開閉機構4により開閉駆動される。遮断部の前方にはアークガス排出口16が設けられ、このアークガス排出口16は異物の侵入を防止する絶縁物の防護板17により閉塞されている。
図2及び図3は遮断部を示し、図2は平面図、図3は図2のIII-III線に沿う断面図である。図2及び図3において、消弧室13の支持体14は、所要の形状に打ち抜かれたファイバ板からU字状に折り曲げ形成され、その前面壁の中央部にアークガスを通過させる方形の通気窓18があけられている。磁性板15は鉄板からU字形状に打ち抜き形成され、可動接触子5が通過する部分に切欠19が設けられている。この磁性板15は左右両側の突片を介して支持体14にカシメ付けされているが、図示の場合、磁性板15は従来よりも多くの枚数が積層され(例えば、図11の従来例の7枚に対して、図3では10枚)、最上位の磁性板15の位置は図3に破線で示す開極位置の可動接触子5の先端よりも高くなっている。消弧室13は図1において、支持体14の下端面と同一形状に形成されたケース1の底面上に載置され、上端面をカバー2で押さえられて固定される。
ここで、消弧室13の内側には、絶縁部材20が設置されている。図4は絶縁部材20を示す斜視図である。絶縁部材20はポリアミド、ポリアセタール、ポリエステルなどの樹脂から成形され、左右一対の側壁21を有している。左右の側壁21は、下部において連結部22(図3)により互いに連結されている。また、側壁21の背面側(図2の右側)には、左右側方に張り出すように背壁23が一体に設けられ、その肩部には段部24が形成されている。一方、側壁21の下面には、図4に示すように、傾斜面25及び26が段違いに形成され、更に突出部27が形成されている
絶縁部材20は図2及び図3に示すように消弧室13に組み合わされ、側壁21が磁性板15の切欠19を挟む脚部に当接し、背壁23が支持体14の背面に接する。この絶縁部材20は消弧室13がケース1に装着された状態(図1)において、突出部27がケース1の底面の図示しない受け部と嵌合して位置決めされ、背壁23の段部24が支持体14の背面側の段部14a(図3)で押さえられて固定される。この状態において、絶縁部材20は後述するように固定接触子3の上に載る。
図3において、固定接触子3は固定接点6が取り付けられた端部がへ字形に屈曲されて傾斜面を形成し、この傾斜面にアークランナ8が取り付けられている。図4に示すように、アークランナ8は取付け端部の両側が左右に突出し、この突出部の穴に固定接触子3に一体形成された左右2本のかしめピンが差し込まれ、その先端がかしめ加工されて固定接触子3に結合されている。絶縁部材20は図3に示すように固定接触子3の上面に載り、側壁21の傾斜面25がアークランナ8の左右突出部に当接し、また側壁21の傾斜面26(図4)が固定接点6の両側で固定接触子3の傾斜面に当接する。
上記した消弧室13及び絶縁部材20のケース1への組み込み状態において、図2に示すように、絶縁部材20の側壁21は磁性板15の両脚部内側で可動接点5の移動軌跡28(図3)を左右両側から覆う。ここで、図3において、破線で示す開極位置における可動接触子5の先端は、絶縁部材20の側壁21の上面から突出するとともに、側壁21における磁性板15の奥側(図3の左側)の上角部21aは最上位の磁性板15の近傍まで延び出している。
図示回路遮断器において、短絡電流のような大電流が流れると、固定接点7と可動接点9との間に集中電流による電磁反発力が働き、可動接触子5は接触スプリング12に逆らって開極する。可動接触子5が開極すると同時に、図5に示すように固定・可動接点6,9間にアーク29が発生する。発生したアーク29は、磁性板15による電磁力及び接点6,9の両側に配置された側壁21からアーク熱により発生した熱分解ガスのアークガス排出口16(図1)へのガス流により、磁性板15の奥側に駆動される。駆動されたアーク29は、固定接触子3側の発弧点が固定接点6からアークランナ8に転移すると同時に、積層された磁性板15の下側の数枚の間に入る。なお、電磁反発力で開極した可動接触子5は、過電流引外し装置からの引外し信号に基づく開閉機構4の動作で回転駆動された可動接触子ホルダ10により開極位置に保持される。
一方、可動接触子5の発弧点も同様に、可動接点9から可動接触子5の先端に転移すると同時に、側壁21の上角部21a間に挟まれたアーク29の区間は、上角部21aの間隔よりも広い外側空間に押し出されるようにして、図5の左上に向かって伸張・湾曲し、最上位の磁性板15に入る。また、磁性板15の奥側において、側壁21の輪郭は、アーク29が可動接触子の先端から最上位の前記磁性板を介して、アークランナ8との間で伸長・湾曲したときの湾曲形状に合わせて形成されており、上角部21aの下側においてもアーク29は広い空間に押し出されるように、図5の左側に向かって伸張・湾曲する。その結果、アーク全体が磁性板15の間に入り、それらの間で分断・冷却されてアーク電圧が上昇する。その場合、可動接触子5の先端の発弧点は側壁21の間の狭い空間から外れているため可動接点9上に戻りにくく、アーク29の湾曲形状が安定的に維持され、また可動接点9の消耗も少ない。
図6は、この発明の実施例1を示す絶縁部材の斜視図である。図6において、絶縁部材20の左右の側壁21に、その上面から突出する開極位置の可動接触子5の先端近傍を磁性板15の両脚部から遮蔽する隔壁30がそれぞれ一体形成されている点が図5と相違している。また、隔壁30は側壁21よりも薄く、隔壁30の相互の間隔は側壁21の相互の間隔より広くなっている。
図5に示すように、アーク29が可動接触子5の先端に転移した際、その近傍の磁性板15の脚部でアーク29が発弧すると、アーク29を磁性板15の奥に引き込もうとする電磁力が小さくなる他、磁性板15の腕を通して電流が流れるためアーク長が短くなりアーク電圧が低下する。この実施例2においては、絶縁部材20の側壁21に隔壁30が形成されているため、可動接触子5の先端近傍のアーク29が隔壁30で磁性板15の脚部から遮蔽され、アーク29は磁性板15上で発弧することなく最上位の磁性板15に向かって伸張・湾曲する。
図7は、この発明の実施例2を示す絶縁部材の斜視図である。図7において、側壁21の上角部21aに、その先端に向かって側壁21の相互の間隔が徐々に広がるように、傾斜面31が形成されている点が図5と相違している。この実施例3によれば、最上位の磁性板15に向かうアークの伸張をより円滑に誘導することができる。側壁21の傾斜面を磁性板15の奥に向かって全面に形成すれば一層効果的である。
図8は、この発明の実施例3を示す絶縁部材の斜視図である。図8において、開極位置における可動接触子5の先端の可動接点9と反対の側に、左右の側壁21を連結する絶縁物の連結部32が設けられている点が図5と相違している。実施例4によれば、可動接触子5の先端で発弧するアークの背後の連結部32から熱分解ガスが発生するため、アークガス排気口側へのアークの伸張が促進される。連結部32は絶縁部材20と一体に形成するのが望ましいが、別部材を装着してもよい。
図9は、この発明の実施例4を示す遮断部の縦断面図である。図9において、最上位の磁性板15の上面に、アーク転移板33を立ち上げ形成した点が図5と相違している。図示のアーク転移板33は別部材として磁性板15に結合されているが、磁性板15から一体に切り曲げ形成してもよい。この実施例5によれば、最上位の磁性板15にアーク転移板33を設けることにより、可動接触子5の先端とアーク転移板33との間のアーク29が安定するため、全体のアーク電圧の維持が良好になる。
この発明の実施例1の基本構成を示す回路遮断器の縦断面図である。 図1における遮断部の平面図である。 図2のIII-III線に沿う断面図である。 図3における絶縁部材の斜視図である。 図3の遮断部の開極時におけるアークの状態を示す図である。 この発明の実施例1を示す絶縁部材の斜視図である。 この発明の実施例2を示す絶縁部材の斜視図である。 この発明の実施例3を示す絶縁部材の斜視図である。 この発明の実施例4を示す遮断部の縦断面図である。 従来の回路遮断器の遮断部を示す縦断面図である。 図10の遮断部の遮断電流が大きいときのアークの様子を説明する図である。
3 固定接触子
4 開閉機構
5 可動接触子
6 固定接点
8 アークランナ
9 可動接点
13 消弧室
14 支持体
15 磁性板
20 絶縁部材
21 側壁
21a 側壁上角部
28 移動軌跡
29 アーク
30 隔壁
31 傾斜面
32 連結部
33 アーク転移板

Claims (2)

  1. ケースに固定され一端に固定接点を有する固定接触子と、一端に前記固定接点と接触する可動接点を有し、他端が前記ケースに回動可能に支持された可動接触子ホルダに連結された可動接触子と、隙間を介して積層支持された複数枚のU字形状の磁性板を有し、前記可動接点の移動軌跡を囲むように配置された消弧室とを備え、電流遮断時に前記固定接点と可動接点との間に生じたアークを前記消弧室の磁性板に引き込んで消弧する回路遮断器において、
    前記消弧室の磁性板を開極位置の前記可動接触子の先端よりも高い位置まで積層する一方、前記磁性板の両脚部内側で前記可動接点の移動軌跡を左右両側から覆う一対の側壁を有する絶縁部材を設け、かつ開極位置における前記可動接触子の先端を前記絶縁部材の側壁上面から突出させるとともに、この側壁の前記磁性板側の上角部を最上位の前記磁性板の近傍まで延び出させ、さらに、前記絶縁部材の左右の側壁に、その上面から突出する前記可動接触子の先端近傍を前記磁性板の両脚部から遮蔽する隔壁をそれぞれ形成するとともに、これらの隔壁相互の間隔を前記側壁相互の間隔より広くしたことを特徴とする回路遮断器。
  2. ケースに固定され一端に固定接点を有する固定接触子と、一端に前記固定接点と接触する可動接点を有し、他端が前記ケースに回動可能に支持された可動接触子ホルダに連結された可動接触子と、隙間を介して積層支持された複数枚のU字形状の磁性板を有し、前記可動接点の移動軌跡を囲むように配置された消弧室とを備え、電流遮断時に前記固定接点と可動接点との間に生じたアークを前記消弧室の磁性板に引き込んで消弧する回路遮断器において、
    前記消弧室の磁性板を開極位置の前記可動接触子の先端よりも高い位置まで積層する一方、前記磁性板の両脚部内側で前記可動接点の移動軌跡を左右両側から覆う一対の側壁を有する絶縁部材を設け、かつ開極位置における前記可動接触子の先端を前記絶縁部材の側壁上面から突出させるとともに、この側壁の前記磁性板側の上角部を最上位の前記磁性板の近傍まで延び出させ、さらに前記側壁の上角部に、その先端に向かって側壁の間隔が徐々に広がるように傾斜面を形成したことを特徴とする回路遮断器。
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