JP4460114B2 - 二重容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本願発明は、流動体を内部に封入した内容物封入袋を収納する収納部を備える二重容器に関するものであり、特に内容物封入袋から二重容器の外部に流動体を排出する排出手段を備える二重容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、流動体を可撓性の高い材料からなる内容物封入袋に封入し、その内容物封入袋をケースやカートリッジのような剛性の高い外側容器に収納する二重容器が存在する。この二重容器においては、外側容器により形状を保つことで、取り扱いを容易にすると共に、詰め替えなどが容易になるように流動体を可撓性の高い内容物封入袋に封入して使用する。
内容物封入袋には、例えば可撓性を有する合成樹脂製の袋が用いられる。内容物封入袋の内部に封入される各種の流動体には、例えば、液体洗剤、シャンプー、リンス、パーマネント液、ケチャップ、マヨネーズ、ジャム、シロップ或いはマスタード等が挙げられる。内容物封入袋には、封入された流動体を排出するための排出口を有する接続部が適当な位置に設けられる。
外側容器には、例えば剛性の高いプラスチック製のケースやカートリッジが用いられる。内容物封入袋は、外側容器の収納部に収納される。
【0003】
上記のような二重容器として、例えば、特開平9−202357号公報には、注出口を有するプラスチック製内袋(内容物封入袋)の上縁部及び下縁部を、外側のカートン(外側容器)の内面に固着するバッグインボックスが記載されている。固着することにより、注出口がプラスチック製の内袋で塞がれるのが防止されるのである。
また、実用新案登録第2590119号公報には、内袋(内容物封入袋)の変形により内溶液(流動体)が排出されなくなることを防止するために、排出管の断面形状を星型形状にするなど、内袋が収縮してしまっても、内溶液の流通空間或いは流通通路を確保できる二重構造を有する容器が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の二重容器は、例えば特開平9−202357号公報に記載されているように、内容物封入袋から全ての流動体を排出して使いきるために、内容物封入袋を外側容器に固着するので、内容物封入袋の取り替えが困難になる。また、内容物封入袋内に空気が混入することについては、特に対策が取られていない。
また、実用新案登録第3590119号公報に記載されているように、流通経路を確保するためには、内容物封入袋の内部に排出管などを挿入しなければならず、内容物封入袋の中に空気を混入することなく、外側容器の収納部に内容物封入袋を着脱することが困難になる。
【0005】
さらに、本願発明者は、図11に図示したような、略直方体形状の箱体からなる硬質プラスチック製のカートリッジケース60(外側容器)の内部に、可撓性を有する合成樹脂製の内容物封入袋30を収納した二重容器を開発せんとした。 ところが、この研究開発過程における試作品の二重容器にあっては、カートリッジケース60に収納されている内容物封入袋30が、その内部に封入されている流動体が外部に排出される際に、流動体の排出に伴って適切に袋30が萎んで行かずに、その袋30の中間部分で折れ曲がったり、横方向(略水平方向)に入った皺により、クシャクシャの状態で萎んでしまうことがあり、これによって、内容物の排出が終了した際に、その内容物が袋30内に残留してしまうという問題が発生することが確認された。
そこで、本願発明は、上記の問題点を解消するためになされたものであり、内容物封入袋の収納部への着脱が容易で、内容物封入袋への空気の混入が起こり難く、且つ内容物封入袋に流動体が残留しにくい二重容器を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本願の第1の発明は、内部に封入された流動体を排出するための排出口が設けられた接続部を略底部又は略頂部に有し、可撓性を有する材料からなる内容物封入袋と、この内容物封入袋を収納する収納部と、前記内容物封入袋の接続部に着脱自在に接続され、内容物封入袋内に空気を入れることなく、内容物封入袋から流動体を排出できる排出手段とを備えた二重容器において、次の特徴を備えたものを提供することにより、上記の課題を解決する。
【0007】
本願の第1の発明にあっては、上記内容物封入袋は、正面と背面との間に側面の襠部を備え、この襠部に縦方向に付いた折り目が形成されており、上記収納部は、上記内容物封入袋の形状を規制する形状規制手段を備え、この形状規制手段は、上記前記収納部に収納された上記内容物封入袋の正面側と背面側に位置し、且つ、上記接続部の反対側のみに位置するものであり、上記内容物を封入した上記内容物封入袋が上記の収納部に収納された状態で、この内容物封入袋の接続部の反対側端部周辺のみが上記形状規制手段により押圧されるものであり、上記前記収納部に収納された内容物封入袋の接続部の反対側が上記規制手段にて支えられることによって、上記内容物封入袋からの内容物の排出に伴って、上記折り目が鮮明に現れるものであり、これにより、上記折り目が途切れて横方向の皺が入りこの皺を中心に袋が途中で折れ曲がってしまうことを防止したことを特徴とする。
【0008】
本願の第2の発明にあっては、第1の発明おける形状規制手段が、収容部の内側方向に突出する突出部であることを特徴とするものを提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の実施の形態について添付の図面に基づいて説明する。図1乃至図10が本願発明の実施形態を図示している。
図1は、本願発明における第1の実施形態に係るポンプ付き容器の外観を示す斜視図である。この第1の実施形態に係る二重容器においては、流動体排出機能付き容器としてポンプ付き容器を例に挙げて説明する。
【0010】
図1に示すポンプ付き容器10は、粘性を有する流動体が入ったプラスチック製の袋を収納するためのカートリッジケース40を備える。袋については、後述する。袋に入った流動体は、カートリッジケース40に収納されている袋を取り替えることにより、袋ごと詰め替えることができる。
【0011】
また、ポンプ付き容器10は、カートリッジケース40内に収納されている袋から流動体を排出させるためのポンプを備えている。ポンプ付き容器10には、ポンプを動作させるためのプッシュボタン15が設けられている。プッシュボタン15が指により押し下げられると、袋から流動体が接続部の排出口を通り、連通管(図示せず)を通って吐出口16から吐出される。
【0012】
袋の中に封入されている流動体には、例えばケチャップ、マヨネーズ若しくはマスタード等の流動食品、シャンプー、リンス又はパーマネント液等を挙げることができる。
カートリッジケース40には、収納されている袋を押圧するために突出部45が設けられている。突出部45は、カートリッジケース40を内側に窪ませた形状によって構成され、カートリッジケース40の内側に突出している。
【0013】
図2(A)は、流動体が封入されていない状態で、折り畳まれた状態の袋の構造を示す正面図、図2(B)は、底面図である。図3は、流動体で一杯に満たされた袋の状態を示す斜視図である。
流動体を内部に封入した内容物封入袋としての袋30は、例えば透明のプラスチック製フィルムからなる。そして、底部においてコネクタ32を挟んで、複数のプラスチック製フィルムのポリエチレン同士が融着されることにより、袋に形成される。そのため、袋30は、流動体の充填に伴って図2のようにプラスチック製フィルム同士が接する平面の状態から、図3に示すような略直方体の状態へと変形する。
袋30は、4枚のプラスチック製フィルムとコネクタ32とで構成されている。
【0014】
即ち、4枚のプラスチック製フィルムとは、図3に示す正面を構成する第1フィルム33a、第1フィルム33aに対向する背面を構成する第2フィルム(紙面の背面側)、第1フィルム33a及び第2フィルム間の側面の襠部を構成する第3フィルム37a,及び第3フィルム37aに対向する側面の襠部を構成する第4フィルム(紙面向こう側)である。
頂部の封止縁部34、底部の封止縁部31は、第1フィルム33a、第2フィルム、第3フィルム37a及び第4フィルムが熱融着されて形成される。底部の封止縁部31は、コネクタ32が挟み込まれている。
【0015】
襠部を形成するために、封止縁部36、36は、第1フィルム33aと第3フィルム37a及び第4フィルムが熱融着されて形成され、封止縁部35、35は、第2フィルムと第3フィルム37a及び第4フィルムが熱融着されて形成される。襠部を構成する第3フィルム37aには中央縦方向に付いた折り目38が形成されている。第4フィルムにも同様の折り目が形成されている。襠部の第3フィルム37a及び第4フィルムに形成される折り目38は、袋30が形成されるときに形成されるものである。
袋をカートリッジ内に収納する際に、この縦方向の折り目線38を、この折り目線を上下により真っ直ぐな状態に、即ち、袋を適切に正立させた状態にセットすることが重要となる。
【0016】
排出口32は、内容物を気密に保持するように封止され、カートリッジ内に収納されて、容器10内にセットされた時に、排出口32が開放され、内容物が排出される形式のものである。また、排出口32が開状態の時、封入袋30内には外気は侵入しない形式のものを採用しているが、多少外気が侵入しても問題はない。更に、この袋30は、使い捨てのものであってもよいし、或いは、内容物を補充可能な形式のものとして実施してもよい。
また、排出口32の取り付け位置は、下端の封止縁部31でなく、下端部の側方側(襠部の側)であってもよい。
【0017】
図4は、図1に示したカートリッジケース40の構成を示す斜視図である。
カートリッジケース40は、例えば透明の硬質のプラスチックからなる。カートリッジケース40は、2つの直方体形状の容器を打ち合わせた如き構造を有し、これら2つの直方体形状の容器をつなく蝶番部41を中心として、矢印D,Dに示した向きに開放できるように構成されている。カートリッジケース40の底面部42の略中央部には、図3に示したコネクタ32を取り付けるための開口部43が設けられている。
カートリッジケース40の突出部45a,45bは、カートリッジケース40の内側方向に突出するように、カートリッジケース40の正面部46a及び背面部46bの上方端部分において略水平に端から端まで形成されている。この突出部45a,45bは、互いに対向して、略平行にかつ略対称に構成されている。
【0018】
尚、カートリッジケース40の正面部46aには、外側方向に少し膨出した膨出部47を有している。この膨出部47は、カートリッジケース40をポンプ付き容器10に嵌め込んだときに、カートリッジケース40の位置決めを行うために設けられたものである。
コネクタ32は、ポンプ付き容器10に収納されるまでは、内部に空気が侵入しないように、封止されている。ポンプ付き容器10及び袋30は、袋30がポンプ付き容器10に収納されて、コネクタ32の排出口が開放された状態でも空気が入り込まない構造となっている。
ポンプ付き容器10において、カートリッジケース40が収納部に相当し、袋30が内容物封入袋に相当し、プッシュボタン15が排出手段の構成要素である。
【0019】
図5は、袋30がカートリッジケース40に収納された状態を示す縦断面説明図である。図5に示すように袋30を収納したカートリッジケース40をポンプ付き容器10の所定の場所に嵌め込むことにより、袋30のコネクタ32がポンプ付き容器10の連通管に接続されると、コネクタ32から連通管に流動体が流れるようにコネクタ32の排出口が開放される。
袋30を収納したカートリッジケース40がポンプ付き容器10に取り付けられると、図1に示すプッシュボタン15を手で押し下げることにより、吐出口16から袋30に封入されていた流動体が吐出する。
図5に示すように、カートリッジケース40に、流動体が一杯充填された袋30が収納された状態で、袋30の上方端部分、即ちコネクタ32から遠い部分が突出部45a,45bにより押圧される。それにより、コネクタ32から遠い所にある流動体がコネクタ32の方へ移動する。その結果、袋30の上方端部分の流動体が少なくなり、流動体が残留しにくくなる。
【0020】
また、突出部45a,45bによって袋30が規制されることにより、折り目38が、流動体の排出に伴って、鮮明に現れて来る。折り目38が鮮明に現れることによって、図11の試作品に示されたような、上下に入った折り目が途切れて略水平方向(横方向)の皺が入りにくくなる。略水平方向の皺が入りにくくなることによって、略水平の皺を中心に袋30が途中で折れ曲がって、上部に流動体が残留してしまうことがなくなるのである。
更に、突出部45a,45bにより袋30が支えられると、袋30は適切な正立又は直立状態に維持される。それにより、上方端部分の流動体が真っ直ぐ下に降下しやすくなる。その結果、上方端部分に流動体が残留しにくくなる。
【0021】
図6は、袋30内の流動体が全て吐出された状態を示す縦断面説明図である。袋30から流動体が排出されるに従って、上方端部分から順次萎んでゆく。特に、粘度が高い場合には、コネクタ32の部分から流動体が排出されたときに上部から下部への流動体の移動が起こりにくくなるため、袋30が変形しやすくなる。流動体が毛髪栄養剤の場合、例えばその粘度は、B型粘度計で12r.p.m.で測定して、28,000cpsになる。この発明の場合には、粘度が高い場合に特に効果的である。
【0022】
図7は、この発明における第2の実施形態に係るポンプ付き容器のカートリッジケース及び袋を示す縦断面説明図である。この第2の実施形態に係るポンプ付き容器は、第1の実施形態のポンプ付き容器と比べてカートリッジケースの形状が異なる。従って、第2の実施形態の説明においては、カートリッジケースと、それに収納される袋との関係について説明する。
図7に示すカートリッジケース50は、図1に示したカートリッジケース40と異なり、正面部51a及び背面部51bに突出部を備えておらず、突出部の代わりに、その頂部内側に、板状弾性体55を備える。板状弾性体55は、略長方形の板を2つ折りした形状を有している。板状弾性体55は、カートリッジケース50の正面部51aに平行に取り付けられている。
【0023】
図7に示すように、袋30は、その上部を2つ折りされている板状弾性体55に挟まれてカートリッジケース50に収納される。板状弾性体55は、例えばプラスチック、紙或いは金属等の材料で形成され、可撓性のある材料からなる袋30の外形を規制する程度の弾性を有している。
袋30が2つ折りされた板状弾性体55に挟まれたとき、袋30が変形すると共に板状弾性体55も弾性変形する。板状弾性体55が有する弾性は、袋30の形状を規制することができる程度であればよく、袋30から流動体を排出するためのポンプは、例えば第1の実施形態のポンプ付き容器10と同様のものが使用される。
【0024】
カートリッジケース50に袋30が収納されると、袋30が板状弾性体55に挟まれて、袋30の上部から下部へ、即ちコネクタ32の反対側からコネクタ32側に袋30内の流動体が移動する。また、袋30は、板状弾性体55に挟まれることにより、適切な正立又は直立状態に維持される。更に、板状弾性体55に挟まれることにより、折り目38が、流動体の排出に伴って鮮明に現れる。
尚、第2の実施形態において、カートリッジケース50が収納部に相当し、板状弾性体55が形状規制手段に相当する。
図7に示した状態から、ポンプ(図示せず)により袋30内の流動体が排出され、内部に封入されている流動体の減少に伴って袋30が萎んで行く。収納する際に、板状弾性体55により流動体がコネクタ32側に移動するので、袋30が萎んでゆくときに上部に流動体が残り難くなる。また、折り目38が鮮明に現れた状態で袋30萎んで行くため、流動体が袋30の内部に残留せず、図8に示すように完全に排出することができる。
【0025】
この場合には、完全に流動体が排出されるまで板状弾性体55により押され続けるので、折り目38が適切に保たれ、袋30が真っ直ぐ上方に直立した状態になるため、第1の実施形態のポンプ付き容器10に比べて封入されている流動体が残り難くなっている。
尚、上記第2の実施形態においては、2つ折りにされた板状弾性体55を形状規制手段として用いたが、2枚の板材を用い、それぞれ正面部51a及び背面部51bから内部に向かって付勢される構成としてもよい。そのような構成とする場合には、2枚の板材の間隔が、上部の方よりも下部の方を狭くするように配置することが好ましい。
以上のように、板状弾性体55は、カートリッジ50の内部で、袋30の上方部分の外形形状に添い合わせられるように配置され、その袋30の上方部分の形状を適正に維持し、袋30の折り目線が適正に上下に伸びた状態に維持し、不都合な横皺等が入らないように機能するのである。
【0026】
図9は、本願発明に係る更に他の実施形態を図示する縦断面説明図であり、この実施形態においては、袋30の排出口32が上向きに容器の収納部51内に配置されているものである。
この実施の形態においては、ポンプ付き容器の収納部51自体が容器を構成し、収納部51の上方端に設けられたポンプ手段12により、トリガー13を作動させて、袋30内の内容物が吐出口14から一定量吐出されるものである。
この収納部51内には、図7及び図8において図示した板状弾性体55が使用され、この板状弾性体55が上記実施形態とは逆様に配備されたものである。従って、この板状弾性体55は、袋30の下端部分の適宜位置に接着されている。 或いは、この板状弾性体55は、収納部51の下端部内面に取り付けられたものであってもよい。
【0027】
このような構成により、ポンプ付き容器の収納部51内に袋30がセットされることにより、板状弾性体55の作用により、袋30の下方部分の形状が適切に維持され、その折り目線も上下方向に適正に維持され、内容物が徐々に排出されるに従って、袋30は、その下端から上方に向かって順次収縮してゆき、袋の中間部で不都合な収縮が起こらず、これにより下端部或いは中間部に内容物が残留してしまうという恐れもなくなるのである。
このように本願発明においては、内容物封入袋として内容物が密封されているタイプのものを使用しているために、その内容物を排出するに当たり、内容物が袋内に残留してしまうという問題が存在していたが、上記した通りの収納部の構造により、この問題を解決し得たものである。
【0028】
図10は、他の形態に係る内容物封入袋を図示しており、その(A)が内容物が封入される以前の偏平に折り畳まれた状態の正面図であり、その(B)が内容物が封入された後の状態の側面図である。
この袋20においては、襠部27が排出口22の反対側の上部にのみ設けられた形状のものからなり、内容物が封入された後には、側面視略逆三角形の形状を呈するものとなっている。
この形態に係る袋20においても、本願発明に係る容器の収納部に収納され、セットされた後、袋20の上端部から適切に収縮するように、即ち、折り目線28が順次適切に折り畳まれて行くことにより内容物が適切に排出され、残留物が最後に残らないようにすることができる。
収納部には、上記の通り、内側方向に突出する突出部が設けられ、或いは、収納部内部に配備される適宜形状の板状弾性体が配備され、これらの収納部構造により内容物封入袋内の内容物が適切に排出され、最終的に内容物の残留が阻止されることとなるのである。
【0029】
以上、実施形態について説明したが、本願発明においては以下の通りその形態の変更を行うことができる。
先ず、本願発明の二重容器における内容物封入袋を収納する収納部は、上記実施形態において開示した通り、容器と別体から成る取り外し自在のカートリッジ形式のものであっても、また容器と一体的に形成されたものの何れでもあってもよい。
更に上記第1の実施形態の収納部であるカートリッジにあっては、その全体が縦方向に2つに分割され、両開きの形で、開放され、内部に内容物封入袋が収納セットされるが、この封入袋をセットするための開放形態は、どの様な形態であってもよく、例えば、上方部分のみを縦に分割し、左右に開放できるようにすることもできるし、或いは、カートリッジの箱体の上方部分を横方向に分割し、その上方部分の一辺を蝶着して、蝶着された辺を回動中心として蓋体のように開放できるように構成することもできる。何れにしても、内容物封入袋を収納部に収納セットする構造については、全く自由に設計することができる。
【0030】
収納部に設けられる形状規制手段である突出部の形状、大きさ、数、並びにその位置については、収納部内に収納する内容物封入袋の形態に適合するように設計すればよく、適宜設定することができる。
例えば、図1及び図4に示したものにおいては、その突出部45は、紙面の手前側と向こう側の両側に設けられているが、封入袋の形態によっては、この突出部を前方側(内容物吐出用のプッシュボタンの有る側)と後方側に設けてもよいことは当然のことである。
突出部の内側方向への突出高さも必要に応じて適宜設定することができる。
本願発明においては、この収納部の内側方向への突出部によって、内部に収納される封入袋の上方端部分又は下方端部分が先の尖った形状に維持され、その封入袋の折り目線が、上下により真っ直ぐになるようにセットできればよいのである。
【0031】
図7に図示した第2の実施形態に係る形状規制手段である板状弾性体においては、その略長方形の板状弾性体を二つ折りにしたものを使用したが、この板状弾性体は、二つ折りでなくともよく、下方部が開口した横断面略コ字形状、或いは、逆U字形状のものであってもよく、その形状は、全く自由であって、収納部内に収納される内容物の封入袋の上方部分(排出口と反対側部分)の形態に適合させて設計すればよいのである。
また、この板状弾性体の配置の仕方も全く自由に設定することができ、各種形状の内容物封入袋の形態に都合よく適合するように配置させることができる。
更に、板状弾性体は、収納部の内部の適宜位置に、その折り目の部分等で繋がった或いは連結されたものとして実施することも可能である。
この板状弾性体は、製品の販売に際しては、容器の収納部内に予じめ配備して、繰り返し使える形式としてもよいし、内容物封入袋と共に、詰め替え用として個々の封入袋と組み合わせた状態で販売し、使い捨ての形態とすることも可能である。
【0032】
本願発明においては、容器の収納部内部に収納される内容物封入袋の排出口が、下端側或いは上端側の何れの方向に向けてセットすることもでき、封入袋からの内容物の排出に際しては、必ずしも完全密封式に排出されるものでなくともよく、多少外気が収納袋内に紛れ込むものであっても差し支えない。
更に、本願発明の特徴部分である突出部を有する収納部の内部に、同様に本願発明の特徴部分である板状弾性体を配置して実施することも可能である。
【0033】
【発明の効果】
本願発明においては、収納部に収納された内容物封入袋の接続部の反対側端部のみが形状規制手段に押されると、内容物封入袋の形状が規制され、内容物の排出に従って所定折り目が現れる。このように内容物封入袋中の流動体が排出手段により排出されるに従って、所定の折り目が現れて、内容物封入袋が収縮するため、余分な皺が入りにくくなり、これにより皺が新たな折り目の起点となって折れ曲がってしまった内容物封入袋の側壁によって、排出経路が塞がれることが無くなり、内容物封入袋中に流動体が残留し難くなる。
【0034】
本願発明の第2発明にあっては、突出部によって、内容物封入袋を押すので、簡単な構造によって形状規制手段を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施形態に係る二重容器を図示した斜視図である。
【図2】本願発明の実施形態に係る収納部内に収納される内容物封入袋を示し、その(A)が内容物が封入されていない、折り畳まれた状態の正面図、その(B)がその底面図である。
【図3】本願発明の実施形態に係る収納部内に収納される内容物封入袋の斜視図である。
【図4】本願発明の第1の実施形態に係る収納部の斜視図である。
【図5】図4に示した収納部(カートリッジ)内に内容物封入袋がセットされた最初の状態を示す縦断面説明図である。
【図6】図4に示した収納部(カートリッジ)内に内容物封入袋がセットされ、内容物が全て排出された後の状態を示す縦断面説明図である。
【図7】本願発明の収納部の第2の実施形態を図示しており、内容物封入袋がセットされた最初の状態を示す縦断面説明図である。
【図8】図7に示した内容物封入袋内の内容物が全て排出された後の状態を示す縦断面説明図である。
【図9】本願発明に係る二重容器の更に他の実施形態を示す縦断面説明図である。
【図10】内容物封入袋の他の形態を図示しており、その(A)が内容物が封入される以前の偏平に折り畳まれた状態の正面図、その(B)が内容物が封入された後の状態の側面図である。
【図11】本願発明者の研究開発過程の試作品であるカートリッジを示し、内容物封入袋をカートリッジ内に収納した状態の縦断面説明図である。
【符号の説明】
10…ポンプ付き容器
20、30…袋(内容物封入袋)
32…排出口
40…カートリッジ(収納部)
45…突出部
55…板状弾性体
Claims (2)
- 内部に封入された流動体を排出するための排出口が設けられた接続部を略底部又は略頂部に有し、可撓性を有する材料からなる内容物封入袋と、
この内容物封入袋を収納する収納部と、
前記内容物封入袋の接続部に着脱自在に接続され、内容物封入袋内に空気を入れることなく、内容物封入袋から流動体を排出できる排出手段とを備えた二重容器において、
上記内容物封入袋は、正面と背面との間に側面の襠部を備え、この襠部に縦方向に付いた折り目が形成されており、
上記収納部は、上記内容物封入袋の形状を規制する形状規制手段を備え、
この形状規制手段は、上記前記収納部に収納された上記内容物封入袋の正面側と背面側に位置し、且つ、上記接続部の反対側のみに位置するものであり、
上記内容物を封入した上記内容物封入袋が上記の収納部に収納された状態で、この内容物封入袋の接続部の反対側端部周辺のみが上記形状規制手段により押圧されるものであり、
上記前記収納部に収納された内容物封入袋の接続部の反対側が上記規制手段にて支えられることによって、上記内容物封入袋からの内容物の排出に伴って、上記折り目が鮮明に現れるものであり、これにより、上記折り目が途切れて横方向の皺が入りこの皺を中心に袋が途中で折れ曲がってしまうことを防止したことを特徴とする二重容器。 - 前記形状規制手段が収容部の内側方向に突出する突出部であることを特徴とする請求項1に記載の二重容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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