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JP4458352B2 - 照明光学装置および投射型表示装置 - Google Patents

照明光学装置および投射型表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、フライアイレンズを含む照明光学装置およびそれを用いた投射型表示装置に関するものである。
たとえば、液晶表示装置を備えた投射型表示装置(プロジェクタ)等に適用される照明光学装置は、一対のフライアイレンズを含んで構成される。
一対のフライアイレンズを含む照明光学装置では、光源による照明光を一対のフライアイレンズにより光量分布を均一化して、たとえば空間光変調素子としての液晶表示パネル等の被照射面に照射する。
この種の照明光学装置として、たとえば以下に示す照明や露光のための第1から第3の光学装置が提案されている。
第1の光学装置は、いわゆるオプティカルインテグレータと被照射面との間の光路中にフライアイレンズが配置されている構成を有する照明光学装置である。フライアイレンズは2枚のフライアイ部材から構成され、このフライアイ部材は所定方向に回転や移動させることができる。
第2の光学装置は、フライアイレンズ後段にアパーチャを有し、マスク面上を照射する光の強度を均一化する投影露光装置であって、フライアイレンズを透過した光がミラーにより照射方向を変えられる構成を有する(たとえば特許文献1参照)。また、この装置において、フライアイレンズは、マスク上での光源光の時間重ね合わせが得られるようにするために、フライアイレンズを回転可能としている。
第3の光学装置は、フライアイレンズを有する照明光学装置であって、照射光の方向を変えるミラーを含む装置として構成されている(たとえば特許文献2参照)。
特開平5−13300号公報 特開平7−161601号公報
しかしながら、上述した従来の光学装置によれば、フライアイレンズを回転させる構成を有するものの、フライアイレンズの成形誤差や組み込み時の傾き誤差等が生じ、これが原因でフライアイレンズ境界線上の像が設計上の位置からずれてしまうという不利益がある。
この照明光学装置を、投射型表示装置に適用すると、前記の位置ずれに起因してスクリーン上に投影されることにより輝度むらが生じるという不利益がある。
本発明の目的は、フライアイレンズ境界線上の像が設計上の位置からずれてしまうことを防止でき、ひいては輝度むらの発生を抑止できる照明光学装置および投射型表示装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の第1の観点は、少なくとも第1のフライアイレンズと第2のフライアイレンズとを含む照明光学装置であって、前記第1のフライアイレンズを保持する第1のレンズ保持部材と、前記第1のレンズ保持部材と連結し、前記第2のフライアイレンズを保持する第2のレンズ保持部材と、前記第2のレンズ保持部材と連結し、少なくとも一つの光学レンズを保持する第3のレンズ保持部材と、を有し、前記第2のレンズ保持部材の前記第1のレンズ保持部材側であって、光軸から所定の距離に設けられたボス状の第1の係合部材と、前記第2のレンズ保持部材の前記第3のレンズ保持部材側であって、光軸から所定の距離に設けられたボス状の第2の係合部材と、前記第1のレンズ保持部材の前記第2のレンズ保持部材側であって前記第1の係合部材と係合する長孔からなる第1の被係合部と、前記第3のレンズ保持部材の前記第2のレンズ保持部材側であって前記第2の係合部材と係合する長孔からなる第2の被係合部と、を有し、前記第2のレンズ保持部材は、前記第1のレンズ保持部材と連結して固定される第1のレンズ保持部材側面と、前記第3のレンズ保持部材と連結して固定される第3のレンズ保持部材側面と、が所定の距離をもって形成され、前記第3のレンズ保持部材側面に前記第2のフライアイレンズが固定され、前記第1のレンズ保持部材と前記第2のレンズ保持部材のうちの少なくとも一方を前記光軸を中心に回転可能であり、前記第1の係合部材と前記第1の被係合部は、前記光軸を中心に所定範囲で回転可能に係合可能であり、前記第2の係合部材と前記第2の被係合部は、前記光軸を中心に所定範囲で回転可能に係合可能であり、前記第1の係合部材と前記第1の被係合部とが係合状態にあるときに、前記第1のレンズ保持部材と前記第2のレンズ保持部材とを固定可能な第1の固定部と、前記第2の係合部材と前記第2の被係合部とが係合状態にあるときに、前記第2のレンズ保持部材と前記第3のレンズ保持部材とを固定可能な第2の固定部と、を有する
好適には、前記第1の係合部材と前記第1の被係合部は、前記光軸を中心に所定範囲で回転可能に係合可能であり、前記第2の係合部材と前記第2の被係合部は、前記光軸を中心に所定範囲で回転可能に係合可能であり、前記第1の係合部材と前記第1の被係合部とが係合状態にあるときに、前記第1のレンズ保持部材と前記第2のレンズ保持部材とを固定可能な第1の固定部と、前記第2の係合部材と前記第2の被係合部とが係合状態にあるときに、前記第2のレンズ保持部材と前記第3のレンズ保持部材とを固定可能な第2の固定部と、を有する。
本発明の第3の観点の投射型表示装置は、照明光を出射する光源と、照明光が照射されて画像を形成する画像表示素子と、少なくとも第1のフライアイレンズと第2のフライアイレンズとを含み、前記画像表示素子に前記光源による照明光を照射する照明光学装置と、前記画像表示素子により形成された画像を投射する投射光学系と、を有し、前記照明光学装置は、前記第1のフライアイレンズを保持する第1のレンズ保持部材と、前記第1のレンズ保持部材と連結し、前記第2のフライアイレンズを保持する第2のレンズ保持部材と、前記第2のレンズ保持部材と連結し、少なくとも一つの光学レンズを保持する第3のレンズ保持部材と、を有し、前記第2のレンズ保持部材の前記第1のレンズ保持部材側であって、光軸から所定の距離に設けられたボス状の第1の係合部材と、前記第2のレンズ保持部材の前記第3のレンズ保持部材側であって、光軸から所定の距離に設けられたボス状の第2の係合部材と、前記第1のレンズ保持部材の前記第2のレンズ保持部材側であって前記第1の係合部材と係合する長孔からなる第1の被係合部と、前記第3のレンズ保持部材の前記第2のレンズ保持部材側であって前記第2の係合部材と係合する長孔からなる第2の被係合部と、を有し、前記第2のレンズ保持部材は、前記第1のレンズ保持部材と連結して固定される第1のレンズ保持部材側面と、前記第3のレンズ保持部材と連結して固定される第3のレンズ保持部材側面と、が所定の距離をもって形成され、前記第3のレンズ保持部材側面に前記第2のフライアイレンズが固定され、前記第1のレンズ保持部材と前記第2のレンズ保持部材のうちの少なくとも一方を前記光軸を中心に回転可能であり、前記第1の係合部材と前記第1の被係合部は、前記光軸を中心に所定範囲で回転可能に係合可能であり、前記第2の係合部材と前記第2の被係合部は、前記光軸を中心に所定範囲で回転可能に係合可能であり、前記第1の係合部材と前記第1の被係合部とが係合状態にあるときに、前記第1のレンズ保持部材と前記第2のレンズ保持部材とを固定可能な第1の固定部と、前記第2の係合部材と前記第2の被係合部とが係合状態にあるときに、前記第2のレンズ保持部材と前記第3のレンズ保持部材とを固定可能な第2の固定部と、を有する。
好適には、前記第3のレンズ保持部材は、光路を折り曲げるミラーを挟んで配置される第1のレンズ群と第2のレンズ群が保持し、照明光の光路に沿って、前記第1のフライアイレンズ、第2のフライアイレンズ、第1のレンズ群、ミラー、および第2のレンズ群が配置されている。
好適には、前記第2のレンズ群の照明光が出射する側にプリズムが配置される。
本発明によれば、フライアイレンズ境界線上の像が設計上の位置からずれてしまうことを防止でき、ひいては輝度むらの発生を抑止できる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に関連付けて説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明に係る投射型表示装置の第1の状態の構成と第2の状態の構成を並列に記載した光学系の第1の実施形態を示す図であって、図1(A)が第1の状態の構成を、図1(B)が第2の状態の構成をそれぞれ示している。
なお、本実施形態における距離、長さ、間隔等の単位はmmである。
本実施形態の投射型表示装置100は、基本的に、光源101、アパーチャ102、コリメータレンズ103、第1のフライアイレンズ104、第2のフライアイレンズ105、第1のリレーレンズ群(第1のレンズ群という場合もある)106、折り返しミラー107、第2のリレーレンズ群(第2のレンズ群という場合もある)108、TIRプリズム109、色分離合成プリズム110、および反射型画像表示素子111を有している。
そして、本実施形態の第1の状態における投射型表示装置100−1は、光源101−1、アパーチャ102−1、コリメータレンズ103−1、第1のフライアイレンズ104−1、第2のフライアイレンズ105−1、第1のリレーレンズ群(第1のレンズ群という場合もある)106−1、折り返しミラー107−1、第2のリレーレンズ群(第2のレンズ群という場合もある)108−1、TIRプリズム109−1、色分離合成プリズム110−1、および反射型画像表示素子111−1を有している。
同様に、本実施形態の第2の状態における投射型表示装置100−2は、光源101−2、アパーチャ102−2、コリメータレンズ103−2、第1のフライアイレンズ104−2、第2のフライアイレンズ105−2、第1のリレーレンズ群106−2、折り返しミラー107−2、第2のリレーレンズ群108−2、TIRプリズム109−2、色分離合成プリズム110−2、および反射型画像表示素子111−2を有している。
本実施形態の第1および第2の状態の投射型表示装置100−1,100−2において、第1のフライアイレンズ104(−1,−2)と第2のフライアレイレンズ105)−1、−2)は互いの焦点位置に配置される。
また、本実施形態の第1および第2の状態の投射型表示装置100−1,100−2において、光路を折り曲げるミラー107(−1,−2)を挟んで第1のリレーレンズ群106(−1,−2)と第2のリレーレンズ群108(−1,−2)が配置される。
そして、本実施形態の投射型表示装置は、画像表示素子形状やプリズム内の光路長が異なる場合においてもレンズの筐体を共通化することができるように、上述したように、第1のフライアイレンズと第2のフライアイレンズを互いの焦点位置に配置するとともに、同じ焦点距離、異なるバックフォーカスのリレーレンズ系を同じ配置にしている。
具体的には、光路長の異なるプリズムに対応するために、同じ焦点距離でバックフォーカスの異なる二つの第1および第2のリレーレンズ群を実現するときに、それぞれのレンズ群が下記の条件式を満たすように構成される。
(数1)
e1=−(φ−φ11−φ12)/(φ11×φ12) …(1)
e2=−(φ−φ21−φ22)/(φ21×φ22) …(2)
φ11=(1−fb1×φ)/e1 …(3)
φ21=(1−fb2×φ)/e2 …(4)
0.95< e1/e2 < 1.05 …(5)
1.1×(1−e1×φ)/φ< fb <f×0.9 …(6)
ここで、φはリレーレンズ系全体の屈折力(焦点距離の逆数)、φ11は第1の状態の第1のレンズ群屈折力、φ12は第1の状態の第2のレンズ群屈折力、φ21は第2の状態の第1のレンズ群屈折力、φ22は第2の状態の第2のレンズ群屈折力、e1は第1の状態での第1のレンズ群と第2のレンズ群の近軸的な群間隔、e2は第2の状態での第1のレンズ群と第2のレンズ群の近軸的な群間隔、fb1:第1の状態で、無限遠光束に対するリレーレンズ系の近軸バックフォーカス、fb2は第2の状態で、無限遠光束に対するリレーレンズ系の近軸バックフォーカスをそれぞれ示している。
以上の条件を満足することにより、本実施形態の投射型表示装置においては、各光学素子の形状は変更されても共通の筐体で光学素子を配置できる光学系を提供している。
上記の条件式(1)〜(5)は、二つの異なるリレーレンズ系が同じ焦点距離を有し、かつ異なるバックフォーカスを有する場合に、第1のレンズ群と第の2レンズ群の近軸関係を示している。
式(1)〜(4) は一般的な近軸式であり、式(5) は第1の状態と第2の状態で第1のレンズ群と第2のレンズ群の間隔が大きく変化せず筐体が共通化できる条件を示している。
これにより、焦点距離を維持した状態でバックフォーカスだけを変更できるためプリズムの光路長の変更に対応することができる。
式(6)は第1のレンズ群と第2のレンズ群の屈折力が適切に配分され、リレーレンズ系として良好な結像性能を有するための条件である。
バックフォーカスが式(6)の下限を下回ると第2のレンズ群の屈折力が弱くなり、屈折力が第1群に片寄り収差補正上好ましくない。また、バックフォーカスが上限を超えると第1のレンズ群の屈折力が弱くなり、第2のレンズ群に屈折力が片寄り同様に好ましくない。
画像表示素子サイズが変更される場合に、フライアイレンズの配置を一定に保つためには、2枚のフライアイレンズは、同一形状、同一材料であり互いの略焦点位置に配置され、画像表示素子の変更に伴いセル形状だけが変更される、という条件を満足することが必要である。
照明光学系の照明領域は、第1のフライアイレンズのレンズセル開口形状が第2フライアイレンズとリレーレンズ系によって画像表示素子上に拡大投影されることで形成される。拡大の倍率は第2フライアイレンズの焦点距離とリレーレンズ系の焦点距離の比率で決まることから、フライアイレンズとリレーレンズ系の焦点距離を一定に保つことによって、拡大倍率を一定に保つことができる。倍率を一定に保つことによって、画像表示素子のサイズ変更に対しては、フライアイレンズセルの開口形状を変更することによって対応することが可能になる。
リレーレンズ系焦点距離を一定にすることで、互いの配置は画像表示素子の形状やリレーレンズ系のバックフォーカスとは無関係に、互いの配置を常に一定にすることができる。
以上のような特性を有する本実施形態の照明光学装置(系)は、第1のフライアイレンズ104、第2のフライアイレンズ105、第1のレンズ群106、ミラー107、および第2のレンズ群を含んで構成される。
そして、上述した各焦点距離等の条件を満足し、互いの配置を常に一定に保持し、かつ、フライアイレンズの成形誤差、組み込み誤差を吸収し、フライアイレンズ境界線上の像が設計上の位置からずれてしまうことを防止でき、ひいては輝度むらの発生を抑止できるように、第1のフライアイレンズ104および第2のフライアイレンズ105の一方を固定し、他方を回転調整することが可能な保持機構を採用している。
以下に、この保持機構について、図2〜図7に関連付けて説明する。
この保持機構は、基本的に、第2のフライアイレン105を固定した状態で第1のフライアイレンズ104が基準軸(たとえば光軸)を中心に回転し固定する機構を有し、かつ、第1のフライアイレンズ104と第2のフライアイレンズ105の相対的な位置関係を維持した状態で第1のフライアイレンズ104と第2のフライアイレンズ105が同時に回転する機能を有する。
図2および図3は、照明光学装置のフライアイレンズを保持していない状態の保持機構の分解斜視図である。
図4および図5は、照明光学装置のフライアイレンズを保持している状態の保持機能の分解斜視図である。
図6および図7は、照明光学装置の保持機能の組み立て状態を示す斜視図である。
保持機構200は、図に示すように、第1のフライアイレンズ104を保持する第1のレンズ保持部材300と、第1のレンズ保持部材300と連結し、第2のフライアイレンズ105を保持する第2のレンズ保持部材400と、第2のレンズ保持部材400と連結し、第1のリレーレンズ群106、ミラー107、および第2のリレーレン群108を保持する第3のレンズ保持部材500と、を有している。
第1のレンズ保持部材300は、方形の薄板状に形成され、図2において右側部よりに方形の開口部301aが形成され、第1のフライアイレンズ104が取り付けられる取り付け部301が形成されている。
取り付け部301の図2中の上縁部の中央部、右縁部の中央、並びに下縁部の中央部(図2、図3には図示していない)に第2のレンズ保持部材400に形成されるボス状の第1の係合部材が係合する長孔からなる第1の被係合部302,303,304(図4)が形成されている。
取り付け部301の図2中の上縁部の第1の被係合部302の図中左側近傍、および右側部、取り付け部301の右縁部の第1の被係合部303の下近傍、並びに、取り付け部301の下縁部の第1の被係合部304の近傍に、第1のレンズ保持部材300を第2のレンズ保持部材400に連結し固定するために雄ねじが挿通されるねじ孔305〜308が形成されている。
また、取り付け部301の周囲に第1のフライアイレンズ104をねじ止めするための雌ねじ部309〜314が形成されている。
第2のレンズ保持部材400は、所定厚さを有する箱状をなし、第1のレンズ保持部材300と連結し固定される第1のレンズ保持部材側面401と、第3のレンズ保持部材500と連結し固定される第3のレンズ保持部材側面402と、が所定の距離をもって形成され、第1のレンズ保持部材側面401と第3のレンズ保持部材側面402とは連通して開口している。
第2のフライアイレンズ105は、図6および図7に示すように、第3のレンズ保持部材側面402に取り付け固定される。
そして、第2のレンズ保持部材400の第1のレンズ保持部材側面401と第3のレンズ保持部材面側402との距離は、たとえば第1のレンズ保持部材面401に対して、第1のフライアイレンズ104を取り付けた第1のレンズ保持部材300を連結固定したときに、第1のフライアイレンズ104の焦点距離に第2のフライアイレンズ105が位置することになる値に設定されている。
第1のレンズ保持部材側面401には、第1のレンズ保持部材300に形成された第1の被係合部302,303,304と係合するボス状(円柱状の突部)の第1の係合部材403,404,405が、上縁部、図2中の右縁部、および下縁部に形成されている。
そして、第1のレンズ保持部材300に形成されたねじ孔305,306,307,308を挿通された雄ねじが螺着される雌ねじ部406,407,408,409が上縁部、図2中の右縁部、および下縁部に形成されている。
第1のレンズ保持部材300のねじ孔305〜308と第2のレンズ保持部材400の雌ねじ部406〜409により第1の固定部が構成される。
第2のレンズ保持部材側面402には、図4および図5に示すように、第3のレンズ保持部材500に形成された第2の被係合部と係合するボス状(円柱状の突部)の第2の係合部材410,411,412が、上縁部、図4,図5中の右縁部、および下縁部に形成されている。
そして、第2のレンズ保持部材側面402の図4,図5中の上縁部の中央部、下縁部の両端部に第2のレンズ保持部材400を第3のレンズ保持部材500に連結し固定するために、雄ねじが挿通されるねじ孔413,414,415が形成されている。このねじ孔413〜415は長孔として形成されており、第2のレンズ保持部材400を所定範囲で回転させながら第3のレンズ保持部材400の固定作業を行うことが可能となっている。
また、第2のレンズ保持部材面側402の図4および図5中の右上縁部および左下縁部に、第3のレンズ保持部材500に形成された長孔状のねじ孔を挿通された雄ねじが螺着される雌ねじ部416,417が形成されている。
第3のレンズ保持部材500は、所定の角度に折れ曲がった筒状に形成されており、ミラー107が取り付けされる屈曲部分501は、図4に示すように、所定の角度で切断されている。
第1のリレーレンズ群106と第2リレーレンズ群108はそれぞれミラー107を挟んで第2のフライアイレンズ側とTIRプリズム側から組み込む構造になっている。
具体的には、屈曲した保持部材500の一端側(フライアイレンズ側)の開口部502に第1のリレーレンズ群106が組み込まれ、他端側(TIRプリズム側)の開口部503に第2のリレーレンズ群108が組み込まれる。
第3のレンズ保持部材500の開口部502の周縁部には、第2のレンズ保持部材400の第3のレンズ保持部材側面402に形成されたボス状(円柱状の突部)の第2の係合部材410,411,412が係合する長孔状の第2の被係合部504,505,506が、上縁部、図2中の左縁部、および下縁部に形成されている。
そして、第2のレンズ保持部材400の第2のレンズ保持部材側面402に形成されたねじ孔413,414,415を挿通された雄ねじが螺着される雌ねじ部507,508,509が上縁部、および下縁部の両端側に形成されている。
また、第3のレンズ保持部材500の開口部502の周縁部には、第2のレンズ保持部材400の第3のレンズ保持部材側面402に形成された雌ねじ部416,417に螺着される雄ねじが挿通される長孔状のねじ孔510,(511)が形成されている。
第1のレンズ保持部材300のねじ孔305〜308と第2のレンズ保持部材400の雌ねじ部406〜409により第1の固定部が構成される。
以上の構成を有する保持機構200において、第2のレンズ保持部材400の第1のレンズ保持部材側面401に形成された第1の係合部材403〜405と第1のレンズ保持部材300に形成された第1の被係合部302〜304は、光軸(基準軸)を中心に所定範囲で回転可能に係合可能である。
同様に、第2のレンズ保持部材400の第3のレンズ保持部材側面403に形成された第2の係合部材410〜412と第3のレンズ保持部材500に形成された第2の被係合部504〜506は、光軸を中心に所定範囲で回転可能に係合可能である。
そして、第1のレンズ保持部材300に形成されたねじ孔305〜308と第2のレンズ保持部材400に形成された雌ねじ部406〜409は、図示しない雄ねじとともに、第1の係合部材403と第1の被係合部302〜304とが係合状態にあるときに、所定範囲の回転を抑止して、ねじにより第1のレンズ保持部材300と第2のレンズ保持部材とを固定可能な第1の固定部として機能する。
同様に、第2のレンズ保持部材400の第3のレンズ保持部材面側403に形成されたねじ孔413〜415、雌ねじ部417,417、並びに第3のレンズ保持部材500に形成されたねじ孔510,511、雌ねじ部507〜509は、図示しない雄ねじとともに、第2のレンズ保持部材400の第3のレンズ保持部材側面403に形成された第2の係合部材410〜412と第3のレンズ保持部材500に形成された第2の被係合部504〜506とが係合状態にあるときに、所定範囲の回転を抑止して第2のレンズ保持部材400と第3のレンズ保持部材500とを固定可能な第2の固定部として機能する。
そして、以上の構成を有する保持機構200により、第1のフライアイレンズ104および第2のフライアイレンズ105の一方を固定し、他方を回転調整することができる。これにより、各焦点距離等の条件を満足し、互いの配置を常に一定に保持し、かつ、フライアイレンズの成形誤差、組み込み誤差を吸収し、フライアイレンズ境界線上の像が設計上の位置からずれてしまうことを防止でき、ひいては輝度むらの発生を抑止できるように、簡単な作業で調整することができる。
以上のように、2枚のフライアイレンズを互いの焦点位置に配置し、リレーレンズ群のパワー配置が条件式(1)〜(6)を満たすようにすれば、共通の筐体で画像表示素子サイズやプリズム光路長の変更に対応することが可能になる。
以下に、図1の各部の具体的な構成および機能、並びに、条件式の具体的な値に基づく評価、考察について順を追って説明する。
なお、図1において、画像表示素子111(−1,−2)は、DMDなどの反射型画像表示素子であり画像表示領域がそれぞれ異なる。また、TIRプリズム109(−1,−2)と色分離合成プリズム110(−1,−2)は、それぞれ光路長が異なる。
光源101(−1,−2)は、たとえばハロゲンランプ、メタルハライドランプや回転楕円リフレクタを含んで構成され、白色光の照明光を出射する。
アパーチャ102(−1,−2)は、矩形開口を有し、光源101による照明光のうちの不要な光束を遮断する。図には示していないが、光源101の回転楕円体リフクレタからの収斂光がアパーチャ102に入射する。
コリメータレンズ103(−1,−2)は、アパーチャ102に入射した収斂光を平行光束に変換して第1のフライアイレンズ104に出射する。
なお、上記の回転楕円体リフクレタ、アパーチャ102、コリメータレンズ103からなる構成を、回転放物面リフレクタの光源によっても構成することができる。
第1のフライアイレンズ104(−1,−2)および第2のフライアイレンズ105(−1,−2)は、材質、厚さ、レンズセル面形状を同じにすることで同一の焦点距離を有し、互いの焦点位置に配置することで、第1の状態と第2の状態で同じ位置関係を保っている。
また、レンズセル開口形状を画像表示素子形状と略相似形状にすることで異なるサイズの画像表示素子に対応している。
第1のレンズ群106(−1,−2)と第2のレンズ群108(−1,−2)はリレーレンズ系を形成し、それぞれ第1のレンズ群106(−1,−2)と第2のレンズ群108(−1,−2)がミラー107(−1,−2)を挟んで配置されている。
リレーレンズ全体の焦点距離は、第1の状態と第2の状態で等しく、バックフォーカスはそれぞれのプリズムの光路長に合わせて異なっている。
図1中の破線は、各光学素子が第1の状態と第2の状態で同じ配置になっていることを示している。
図1に示すように、第1のフライアイレンズ104(−1,−2)と、第2のフライアイレンズ105(−1,−2)、リレーレンズ系の第1のレンズ群106(−1,−2) の入射面、ミラー107(−1,−2)が折り返し作用を受けていない同一光軸上においてコリメータレンズ103(−1,−2)側から順番に配置されている。
そして、第1の状態におけるミラー107−1から第2のリレーレンズ群108−1の光入射面までの間隔(距離)d1と、第2の状態におけるミラー108−2から第2のリレーレンズ群108−2の光入射面までの間隔(距離)d2を共通に(等しく;d1≒d2)することで筐体共通化を図っている。
また、同一集光角のランプを用いれば、アパ−チャ102、コリメータレンズ103についても図1に示すごとく配置を同一にすることができる。
以下に示す表1は、本第1の実施形態の近軸配置の上記式(1)〜(6)の条件式における各パラメータの具体的な値の一例を示している。この例は、条件式を満足する例である。
Figure 0004458352
表1に示すように、第1の状態(状態1)における各パラメータは次のように設定されている。
リレー系全体の屈折力φの逆数(1/φ)が“162.0”、第1のレンズ群106−1の屈折力の逆数(1/φ11)が“265.07”、第1のレンズ群106−1と第2のレンズ群108−1の近軸的な群間隔e1が“109.77”、第2のレンズ群108−1の屈折力の逆数(1/φ12)が“244.21”、無限遠光束に対するリレーレンズ系の近軸バックフォーカスfb1が“94.93”にそれぞれ設定されている。
同様に、第2の状態(状態2)における各パラメータは次のように設定されている。
リレー系全体の屈折力φの逆数(1/φ)が“162.0”、第1のレンズ群106−2の屈折力の逆数(1/φ21)が“482.1”、第1のレンズ群106−2と第2のレンズ群108−2の近軸的な群間隔e2が“105.29”、第2のレンズ群108−2の屈折力の逆数(1/φ22)が“190.71”、無限遠光束に対するリレーレンズ系の近軸バックフォーカスfb2が“126.62”にそれぞれ設定されている。
表1のように各パラメータが設定されている第1の実施形態の投射型表示装置100における“e1/e2”が“1.04”であり、条件式(5)で規定する範囲にあり、条件を満足している。
また、バックフォーカスfbの最大値Fbmaxが“145.8(162×0.9)”、第1の状態におけるバックフォーカスfbの最小値Fbmin1が“57.45”、第2の状態におけるバックフォーカスfbの最小値Fbmin2が“62.38”となり、条件式(6)で規定する範囲にあり、条件を満足している。
図8(A),(B)は、本第1の実施形態に係るリレーレンズ系の保持部材を示す構成図であり、円筒の断面を示している。図8(A)が第1の状態に対応し、図8(B)が第2の状態に対応している。
前述したように、保持部材500は、所定の角度に折れ曲がった筒状に形成されており、ミラー107が取り付けされる屈曲部分501は、所定の角度で切断されている。
第1のリレーレンズ群106と第2リレーレンズ群108はそれぞれミラー107を挟んでフライアイレンズ側とTIRプリズム側から組み込む構造になっている。
具体的には、屈曲した保持部材500の一端側(フライアイレンズ側)の開口部502に第1のリレーレンズ群106が組み込まれ、他端側(TIRプリズム側)の開口部503に第2のリレーレンズ群108が組み込まれている。
このような構造をとることにより、本第1の実施形態に係る投射型表示装置100においては、第1のリレーレンズ群106の射出面頂点と第2のリレーレンズ群108の入射頂点間隔が共通になっており、これにより、共通の筐体でリレーレンズを組み込むことが可能になる。
曲率の差により筐体のレンズ保持面から面頂点までの高さにわずかなずれが生じるが、簡単なスペ−サによって補正することができ、またレンズ面高さを考慮してスペ−サの不要な設計を行うことも可能である。
図9(A) ,(B)は、本第1の実施形態における第1の状態および第2の状態のリレーレンズ系の光路図である。
図からわかるように、本第1の実施形態の投射型表示装置100においては、平行光が画像表示素子111−1,111−2上で結像している。
図10(A),(B)は、第1フライアイレンズが第2フライアイレンズの焦点位置に配置されることによる光束の状態を示す図である。
図10(A),(B)からわかるように、本第1の実施形態の投射型表示装置100は、第1フライアイレンズ104−1,104−2が第2フライアイレンズ105−1,105−2の焦点位置に配置されることにより、第1フライアイレンズ表面から射出した光束が平行になる。
図11(A),(B)は、図9(A),(B)および図10(A),(B)を統合した図であって、第1のフライアイレンズ表面が第2フライアイレンズとリレーレンズにより画像表示素子111−1,111−2上に結像される様子を、中心のレンズセルと周辺レンズセルについて示している。
図12は、第1の実施形態の第1の状態の光路における画像表示素子の照明状態を示す図である。
図13は、第1の実施形態の第2の状態の光路における画像表示素子の照明状態を示す図である。
図12および図13より、本第1の実施形態の投射型表示装置100においては、異なる大きさの画像表示素子を共通の筐体で正確に照明していることが分かる。
表2は第1の実施形態の第1の状態の光学データを示し、表3は同じく第2の状態の光学データを示している。
表2および表3に示すように、第1の実施形態の投射型表示装置100は、フライアイレンズの配置は同じであるが、レンズセルの大きさを変更することで、異なる大きさの画像表示素子に対応している。
Figure 0004458352
Figure 0004458352
<第2実施形態>
図14は、本発明に係る投射型表示装置の第1の状態の構成と第2の状態の構成を並列に記載した光学系の第2の実施形態を示す図であって、図14(A)が第1の状態の構成を、図14(B)が第2の状態の構成をそれぞれ示している。
本第2の実施形態の投射型表示装置100Aは、基本的な構成は第1の実施形態の投射型表示装置100と同様の構成を有する。
第2の実施形態の投射型表示装置100Aが第1の実施形態と異なる点は、第1の実施形態の構成とリレーレンズの焦点距離、レンズ群の間隔を、上記条件式(1)〜(6)を満たす範囲で、筐体の共通化が可能であることを示している。
以下に示す表4は、本第2の実施形態の近軸配置の上記式(1)〜(6)の条件式における各パラメータの具体的な値の一例を示している。この例は、条件式を満足する例である。
Figure 0004458352
表4に示すように、第1の状態(状態1)における各パラメータは次のように設定されている。
リレー系全体の屈折力φの逆数(1/φ)が“200.0”、第1のレンズ群106−1の屈折力の逆数(1/φ11)が“234.23”、第1のレンズ群106−1と第2のレンズ群108−1の近軸的な群間隔e1が“117.67”、第2のレンズ群108−1の屈折力の逆数(1/φ12)が“682.40”、無限遠光束に対するリレーレンズ系の近軸バックフォーカスfb1が“93.00”にそれぞれ設定されている。
同様に、第2の状態(状態2)における各パラメータは次のように設定されている。
リレー系全体の屈折力φの逆数(1/φ)が“200.0”、第1のレンズ群106−2の屈折力の逆数(1/φ21)が“342.47”、第1のレンズ群106−2と第2のレンズ群108−2の近軸的な群間隔e2が“120.58”、第2のレンズ群108−2の屈折力の逆数(1/φ22)が“311.37”、無限遠光束に対するリレーレンズ系の近軸バックフォーカスfb2が“126.6”にそれぞれ設定されている。
表4のように各パラメータが設定されている第2の実施形態の投射型表示装置100Aにおける“e1/e2”が“0.976”であり、条件式(5)で規定する範囲にあり、条件を満足している。
また、バックフォーカスfbの最大値Fbmaxが“180(200×0.9)”、第1の状態におけるバックフォーカスfbの最小値Fbmin1が“90.56”、第2の状態におけるバックフォーカスfbの最小値Fbmin2が“87.36”となり、条件式(6)で規定する範囲にあり、条件を満足している。
表5は第2の実施形態の第1の状態の光学データを示し、表6は同じく第2の状態の光学データを示している。
表5および表6に示すように、第2の実施形態の投射型表示装置100Aは、フライアイレンズの配置は同じであるが、レンズセルの大きさを変更することで、異なる大きさの画像表示素子に対応している。
Figure 0004458352
Figure 0004458352
図15は、第2の実施形態の第1の状態の光路における画像表示素子の照明状態を示す図である。
図16は、第2の実施形態の第2の状態の光路における画像表示素子の照明状態を示す図である。
図15および図16より、本第2の実施形態の投射型表示装置100Aにおいては、異なる大きさの画像表示素子の領域を均等に(共通の筐体で正確に)照明していることが分かる。
<第3実施形態>
図17は、本発明に係る投射型表示装置の第1の状態の構成と第2の状態の構成を並列に記載した光学系の第3の実施形態を示す図であって、図17(A)が第1の状態の構成を、図17(B)が第2の状態の構成をそれぞれ示している。
本第3の実施形態の投射型表示装置100Bは、基本的な構成は第1および第2の実施形態の投射型表示装置100,100Aと同様の構成を有する。
第3の実施形態の投射型表示装置100Bが第1および第2の実施形態と異なる点は、上記条件式(5)を満足しておらず、筐体を共通化することができないことを示し、第1および第2の実施形態に対する比較例として示している。
以下に示す表7は、本第3の実施形態の近軸配置の上記式(1)〜(6)の条件式における各パラメータの具体的な値の一例を示している。この例は、条件式を満足していない例である。
Figure 0004458352
表7に示すように、第1の状態(状態1)における各パラメータは次のように設定されている。
リレー系全体の屈折力φの逆数(1/φ)が“200.0”、第1のレンズ群106−1の屈折力の逆数(1/φ11)が“215.17”、第1のレンズ群106−1と第2のレンズ群108−1の近軸的な群間隔e1が“103.18”、第2のレンズ群108−1の屈折力の逆数(1/φ12)が“1469.93”、無限遠光束に対するリレーレンズ系の近軸バックフォーカスfb1が“93.00”にそれぞれ設定されている。
同様に、第2の状態(状態2)における各パラメータは次のように設定されている。
リレー系全体の屈折力φの逆数(1/φ)が“200.0”、第1のレンズ群106−2の屈折力の逆数(1/φ21)が“342.47”、第1のレンズ群106−2と第2のレンズ群108−2の近軸的な群間隔e2が“120.58”、第2のレンズ群108−2の屈折力の逆数(1/φ22)が“311.37”、無限遠光束に対するリレーレンズ系の近軸バックフォーカスfb2が“126.6”にそれぞれ設定されている。
表7のように各パラメータが設定されている第3の実施形態の投射型表示装置100Bにおける“e1/e2”が“0.856”であり、条件式(5)で規定する範囲の下限値0.95より小さい値であり、条件式(5)を満足していない。
また、バックフォーカスfbの最大値Fbmaxが“180(200×0.9)”、第1の状態におけるバックフォーカスfbの最小値Fbmin1が“106.5”、第2の状態におけるバックフォーカスfbの最小値Fbmin2が“87.36”となり、条件式(6)で規定する範囲を満足していない。
表8は第2の実施形態の第1の状態の光学データを示し、表9は同じく第2の状態の光学データを示している。
Figure 0004458352
Figure 0004458352
上述したように、本第3の実施形態の投射型表示装置100Bは、条件式(5)の下限値な超えた場合の例であり、第1のレンズ群106と第2のレンズ群108の間隔が10mm変化していることがわかる。この場合、筐体を共通化することができない。
<第4実施形態>
第4の実施形態としてレンズ頂点間隔を一定としてバックフォーカスを変化させてリレーレンズ系を設計した場合に、条件式(6)の値の変化について調べる。
図18(A),(B),(C)は、焦点距離200mmで配置を一定にしてバックフォーカスを変動させた場合の光路図である。図18(A),(B),(C)においては、ミラーによる折り曲げを省略し、プリズム光路を空気換算し図示している。
この場合、図18(A)に示すように、焦点距離に対してバックフォーカスを短くすると第2のレンズ群108の屈折力が弱くなり、屈折力が第1のレンズ群106に片寄る。絞りに近い第1のレンズ群106に屈折力が集中するため、像面湾曲が発生し、照明エリアの矩形境界線がディフォーカスし好ましくない。
逆に、図18(C)に示すように、バックフォーカスが焦点距離に近くなると、第2のレンズ群108に屈折力が集中する。この場合、絞りに近い位置にある第1のレンズ群106の屈折力が弱いために球面収差が発生し、照明エリア境界線が全体的にボケて幅が広くなり好ましくない。これはボケが広い場合は、境界線が鮮鋭な場合に比べて、有効な領域を確保するために照明エリアを広くとる必要があるからである。
以上の理由により条件式(6)を満足する必要がある。
図18(A),(B),(C)のパワー配置を表10に示す。合わせてバツクフォーカス条件式の値を示す。
表10において、aは図18(A)に対応し、bは図18(B)に対応し、cは図18(C)に対応している。
表10に示すように、a,cは条件式を満たしていない。
Figure 0004458352
表11に、図18(A)の構成の光学データを示す。同様に、表12に図18(B)の構成の光学データを示し、表13に図18(C)の構成の光学データを示す。
Figure 0004458352
Figure 0004458352
Figure 0004458352
図19(A)、(B)は図18(A)の構成に対応したリレーレンズ系の収差図であって、(A)が球面収差を、(B)が像面湾曲を示している。
図20(A)、(B)は図18(B)の構成に対応したリレーレンズ系の収差図であって、(A)が球面収差を、(B)が像面湾曲を示している。
図21(A)、(B)は図18(C)の構成に対応したリレーレンズ系の収差図であって、(A)が球面収差を、(B)が像面湾曲を示している。
図19〜図21の収差図は、第2のフライアイレンズ表面位置を開口絞りに設定し、無限遠光束に対する収差として評価している。これは第1のフライアイレンズ105が第2のフライアイレンズ106の光源側焦点位置に配置され、第1のフライアイレンズ表面の結像性能を評価することに相当する。
条件式(6)を満たしていない図18(A),(C)の構成における収差が多く発生していることを示している。
この観点からも条件式(6)を満足することが必要であることがわかる。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1のフライアイレンズ104を保持する第1のレンズ保持部材300と、第1のレンズ保持部材300と連結し、第2のフライアイレンズ105を保持する第2のレンズ保持部材400と、第2のレンズ保持部材400と連結し、第1のレンズ群106、ミラー107、第2のレンズ群108を保持する第3のレンズ保持部材500と、を有し、第1のレンズ保持部材300と第2のレンズ保持部材400とは、光軸を中心として回転可能に連結されるので、各焦点距離等の条件を満足し、互いの配置を常に一定に保持し、かつ、フライアイレンズの成形誤差、組み込み誤差を吸収し、フライアイレンズ境界線上の像が設計上の位置からずれてしまうことを防止でき、ひいては輝度むらの発生を抑止できる。
また、画像表示素子111(−1,−2)と、光源による照明光を画像表示素子に照射する照明光学系と、画像表示素子により形成された画像を投射する投射光学系と、を有し、照明光学系は、互いの焦点位置に配置される第1フライアイレンズ104(−1,−2)および第2のフライアイレンズ105(−1,−2)と、光路を折り曲げるミラー107(−1、−2)を挟んで配置される第1のレンズ群106(−1,−2)と第2のレンズ群108(−1、−2)と、を有し、第1および第2のレンズ群は、同じ焦点距離で異なるバックフォーカスを有し、(1)〜(6)の条件式を満足することから、画像表示素子サイズやプリズム光路長が変わっても共通の筐体にレンズを組み込むことができ、開発、製品コストを安価にすることが可能になる。
本発明に係る投射型表示装置の第1の状態の構成と第2の状態の構成を並列に記載した光学系の第1の実施形態を示す図である。 照明光学装置のフライアイレンズを保持していない状態の保持機構の分解斜視図である。 照明光学装置のフライアイレンズを保持していない状態の保持機構の分解斜視図である。 照明光学装置のフライアイレンズを保持している状態の保持機能の分解斜視図である。 照明光学装置のフライアイレンズを保持している状態の保持機能の分解斜視図である。 照明光学装置の保持機能の組み立て状態を示す斜視図である。 照明光学装置の保持機能の組み立て状態を示す斜視図である。 本第1の実施形態に係るリレーレンズ系の保持部材を示す構成図である。 本第1の実施形態における第1の状態および第2の状態のリレーレンズ系の光路図である。 第1フライアイレンズが第2フライアイレンズの焦点位置に配置されることによる光束の状態を示す図である。 図6および図10を統合した図である。 第1の実施形態の第1の状態の光路における画像表示素子の照明状態を示す図である。 第1の実施形態の第1の状態の光路における画像表示素子の照明状態を示す図である。 本発明に係る投射型表示装置の第1の状態の構成と第2の状態の構成を並列に記載した光学系の第2の実施形態を示す図である。 第2の実施形態の第1の状態の光路における画像表示素子の照明状態を示す図である。 第2の実施形態の第2の状態の光路における画像表示素子の照明状態を示す図である。 本発明に係る投射型表示装置の第1の状態の構成と第2の状態の構成を並列に記載した光学系の第3の実施形態を示す図である。 (A),(B),(C)は、焦点距離200mmで配置を一定にしてバックフォーカスを変動させた場合の光路図である。 図18(A)の構成に対応したリレーレンズ系の収差図である。 図18(B)の構成に対応したリレーレンズ系の収差図である。 図18(C)の構成に対応したリレーレンズ系の収差図である。
符号の説明
100,100A,100B…投射型表示装置、101…光源、102…アパーチャ、103…コリメータレンズ、104…第1のフライアイレンズ、105…第2のフライアイレンズ、106…第1のリレーレンズ群(第1のレンズ群)、107…折り返しミラー、108…第2のリレーレンズ群(第2のレンズ群)、109…TIRプリズム、110…色分離合成プリズム、111…反射型画像表示素子、200…保持機構、300…第1のレンズ保持部材、400…第2のレンズ保持部材、500…第3のレンズ保持部材。

Claims (5)

  1. 少なくとも第1のフライアイレンズと第2のフライアイレンズとを含む照明光学装置であって、
    前記第1のフライアイレンズを保持する第1のレンズ保持部材と、
    前記第1のレンズ保持部材と連結し、前記第2のフライアイレンズを保持する第2のレンズ保持部材と、
    前記第2のレンズ保持部材と連結し、少なくとも一つの光学レンズを保持する第3のレンズ保持部材と、を有し、
    前記第2のレンズ保持部材の前記第1のレンズ保持部材側であって、光軸から所定の距離に設けられたボス状の第1の係合部材と、
    前記第2のレンズ保持部材の前記第3のレンズ保持部材側であって、光軸から所定の距離に設けられたボス状の第2の係合部材と、
    前記第1のレンズ保持部材の前記第2のレンズ保持部材側であって前記第1の係合部材と係合する長孔からなる第1の被係合部と、
    前記第3のレンズ保持部材の前記第2のレンズ保持部材側であって前記第2の係合部材と係合する長孔からなる第2の被係合部と、を有し、
    前記第2のレンズ保持部材は、前記第1のレンズ保持部材と連結して固定される第1のレンズ保持部材側面と、前記第3のレンズ保持部材と連結して固定される第3のレンズ保持部材側面と、が所定の距離をもって形成され、前記第3のレンズ保持部材側面に前記第2のフライアイレンズが固定され、
    前記第1のレンズ保持部材と前記第2のレンズ保持部材のうちの少なくとも一方を前記光軸を中心に回転可能であり、
    前記第1の係合部材と前記第1の被係合部は、前記光軸を中心に所定範囲で回転可能に係合可能であり、
    前記第2の係合部材と前記第2の被係合部は、前記光軸を中心に所定範囲で回転可能に係合可能であり、
    前記第1の係合部材と前記第1の被係合部とが係合状態にあるときに、前記第1のレンズ保持部材と前記第2のレンズ保持部材とを固定可能な第1の固定部と、
    前記第2の係合部材と前記第2の被係合部とが係合状態にあるときに、前記第2のレンズ保持部材と前記第3のレンズ保持部材とを固定可能な第2の固定部と、を有する
    照明光学装置。
  2. 前記第3のレンズ保持部材は、光路を折り曲げるミラーを挟んで配置される第1のレンズ群と第2のレンズ群保持し、
    照明光の光路に沿って、前記第1のフライアイレンズ、第2のフライアイレンズ、第1のレンズ群、ミラー、および第2のレンズ群が配置されている
    請求項1に記載の照明光学装置。
  3. 照明光を出射する光源と、
    照明光が照射されて画像を形成する画像表示素子と、
    少なくとも第1のフライアイレンズと第2のフライアイレンズとを含み、前記画像表示素子に前記光源による照明光を照射する照明光学装置と、
    前記画像表示素子により形成された画像を投射する投射光学系と、を有し、
    前記照明光学装置は、
    前記第1のフライアイレンズを保持する第1のレンズ保持部材と、
    前記第1のレンズ保持部材と連結し、前記第2のフライアイレンズを保持する第2のレンズ保持部材と、
    前記第2のレンズ保持部材と連結し、少なくとも一つの光学レンズを保持する第3のレンズ保持部材と、を有し、
    前記第2のレンズ保持部材の前記第1のレンズ保持部材側であって、光軸から所定の距離に設けられたボス状の第1の係合部材と、
    前記第2のレンズ保持部材の前記第3のレンズ保持部材側であって、光軸から所定の距離に設けられたボス状の第2の係合部材と、
    前記第1のレンズ保持部材の前記第2のレンズ保持部材側であって前記第1の係合部材と係合する長孔からなる第1の被係合部と、
    前記第3のレンズ保持部材の前記第2のレンズ保持部材側であって前記第2の係合部材と係合する長孔からなる第2の被係合部と、を有し、
    前記第2のレンズ保持部材は、前記第1のレンズ保持部材と連結して固定される第1のレンズ保持部材側面と、前記第3のレンズ保持部材と連結して固定される第3のレンズ保持部材側面と、が所定の距離をもって形成され、前記第3のレンズ保持部材側面に前記第2のフライアイレンズが固定され、
    前記第1のレンズ保持部材と前記第2のレンズ保持部材のうちの少なくとも一方を前記光軸を中心に回転可能であり、
    前記第1の係合部材と前記第1の被係合部は、前記光軸を中心に所定範囲で回転可能に係合可能であり、
    前記第2の係合部材と前記第2の被係合部は、前記光軸を中心に所定範囲で回転可能に係合可能であり、
    前記第1の係合部材と前記第1の被係合部とが係合状態にあるときに、前記第1のレンズ保持部材と前記第2のレンズ保持部材とを固定可能な第1の固定部と、
    前記第2の係合部材と前記第2の被係合部とが係合状態にあるときに、前記第2のレンズ保持部材と前記第3のレンズ保持部材とを固定可能な第2の固定部と、を有する
    投射型表示装置。
  4. 前記第3のレンズ保持部材は、光路を折り曲げるミラーを挟んで配置される第1のレンズ群と第2のレンズ群保持し、
    照明光の光路に沿って、前記第1のフライアイレンズ、第2のフライアイレンズ、第1のレンズ群、ミラー、および第2のレンズ群が配置されている
    請求項3に記載の投射型表示装置。
  5. 前記第2のレンズ群の照明光の出射側にプリズムが配置される
    請求項3または4に記載の照明光学装置。
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