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JP4453408B2 - 袋詰め食品の製造方法および袋詰め充填シール装置 - Google Patents

袋詰め食品の製造方法および袋詰め充填シール装置 Download PDF

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Description

本発明は、袋詰め食品の製造方法およびこの方法に使用する袋詰め充填シール装置に関する。
固体食品、流動状食品、液汁入り固体食品、飲料等(以下一括して「食品」という)を袋詰め食品として含気包装する場合は、食品の酸化、褐変等を防止するために、袋内の空気を窒素ガス等の不活性ガスによりガス置換することが必要になる。袋詰め食品の含気包装は一般に回転テーブル式充填シール機を使用して自動的に行われている。回転テーブル式充填シール機は、回転テーブルの周方向に等間隔で設けられた複数の袋保持ユニットを備え、かつ回転テーブルを囲むようにして袋開口部、食品充填部、密封部が固定して設けられ、回転テーブルを間欠的に回転させることにより各袋保持ユニットに保持された袋の開口、食品の充填および袋の密封を順次行うものである。この充填シール機を使用する包装方法において、従来は食品の充填後袋を密封する直前に不活性ガスのガスブローを行うことが一般に行われており、また、たとえば特許文献1に開示されるように食品の充填の直前にガスブローを行う方法、特許文献2に開示されるように食品の充填中にガスブローを行う方法、特許文献3に開示されるように食品の充填前および食品充填中にガスブローを行う方法、特許文献4に開示されるように袋の開口時および密封直前にガスブローを行う方法等種々のガス置換方法が提案されている。
特開平2−233321号公報 特開昭60−99820号公報 特開昭54−92487号公報 特開平7−313128号公報
上記従来の不活性ガスによるガス置換は、いずれも回転テーブルの間欠回転において食品充填の前か後の1時点かあるいは食品充填の前後の間隔をおいた2時点において行われているが、ガスブロー時間は生産速度すなわち単位時間に何袋製造するかという速度によって決まるので、たとえば回転テーブルの袋保持ユニットの数が8個であり生産速度が30袋/分の場合はガスブロー時間は食品充填の前か後の1時点の場合は約1秒、食品充填の前後の間隔をおいた2時点の場合でも約2秒に過ぎない。したがって、従来のガス置換では食品内容物の底部側のガス置換が不充分であったり、ガス置換の後で空気が袋内に再混入してしまい、袋内全体の置換率が悪く、特に充填する食品が固形食品である場合にこの傾向が著しい。
本発明は、上記従来の袋詰め食品の充填方法における問題点を解決し、袋詰め食品の生産効率を落とさずに不活性ガスによる置換を充分に行うことができる袋詰め食品の製造方法および装置を提供しようとするものである。
上記本発明の課題を解決する袋詰め食品の製造方法は、充填シール装置により袋詰め食品を含気包装する袋詰め食品の製造方法であって、
袋開口部近傍に設けられ、袋開口部と食品充填部との間を往復動して袋開口部から食品充填部に移送される袋内に挿入されて不活性ガスを吹き込む第1のガスブローノズルを袋の開口直後に袋内に挿入して食品の充填開始直前と直後の間の所定の時点まで不活性ガスを吹き込んだ後該第1のガスブローノズルを袋から抜き出す第1の工程と、
食品充填部近傍に設けられ、食品充填部に移送された袋内に挿入されて不活性ガスを吹き込む第2のガスブローノズルを食品の充填開始直前に袋内に挿入して食品充填開始直前と直後の間の所定の時点から食品充填終了直前と直後の間の所定の時点まで不活性ガスを吹き込んだ後該第2のガスブローノズルを袋から抜き取る第2の工程と、
食品充填部近傍に設けられ、食品充填部と袋が袋密封部に到着する前の所定位置との間を往復動して食品充填部から袋閉口部に移送される袋内に挿入されて不活性ガスを吹き込む第3のガスブローノズルを食品充填中に袋内に挿入して食品充填終了直前と直後の間の所定の時点から袋の密封前に袋開口部を閉じるまで不活性ガスを吹き込んだ後該第3のガスブローノズルを袋から抜き取る第3の工程を備える袋詰め食品の製造方法において、
該第1のガスブローノズルによる不活性ガスの吹き込みと該第2のガスブローノズルによる不活性ガスの吹き込みおよび該第2のガスブローノズルによる不活性ガスの吹き込みと該第3のガスブローノズルによる不活性ガスの吹き込みを所定時間中重複して同時に行うことを特徴とする袋詰め食品の製造方法である。

本発明の1側面においては、該第1、第2、第3の各ガスブローノズルは、袋内への挿入および袋からの抜き出しの動作時においては、不活性ガスの吹き出しが停止していることを特徴とする。
本発明の目的を達成する袋詰め食品充填シール装置は、回転テーブルの周方向に等間隔で設けられた複数の袋保持ユニットを備え、かつ回転テーブルを囲むようにして袋開口部、食品充填部、袋密封部が設けられ、回転テーブルを間欠的に回転させることにより各袋保持ユニットに保持された袋の開口、食品の充填および袋の密封を順次行う回転テーブル式袋詰め食品充填シール装置であって
袋開口部近傍に設けられ、袋開口部と食品充填部との間を往復動して袋開口部から食品充填部に移送される袋内に挿入されて不活性ガスを吹き込む第1のガスブローノズルを備える第1の不活性ガスブロー装置と、
食品充填部近傍に設けられ、食品充填部に移送された袋内に挿入されて不活性ガスを吹き込む第2のガスブローノズルを備える第2の不活性ガスブロー装置と、
食品充填部近傍に設けられ、食品充填部と袋が袋密封部に到着する前の所定位置との間を往復動して食品充填部から袋閉口部に移送される袋内に挿入されて不活性ガスを吹き込む第3のガスブローノズルを備える第3の不活性ガスブロー装置
を備え、該第1のガスブローノズルによる不活性ガスの吹き込みと該第2のガスブローノズルによる不活性ガスの吹き込みおよび該第2のガスブローノズルによる不活性ガスの吹き込みと該第3のガスブローノズルによる不活性ガスの吹き込みを所定時間中重複して同時に行うことを特徴とする。
本発明の方法によれば、第1の工程、第2の工程および第3の工程においてガスブローを切れ目無く行うことにより、袋の開口後食品の充填前から袋の密封直前まで袋内に不活性ガスを実質的に連続して吹込むので、袋詰め食品を従来と同一の生産速度で生産してもガスブローの時間を従来よりも数倍長くとることができ、しかもガスブローを途中で中断することがないので、ガスブロー中断の間に空気が袋に再混入することもなく、生産効率を落とさずに充分なガス置換を達成することができる。これによって、従来のガス置換方法ではガス置換後の残存酸素濃度が数%であったものが、本発明の方法によれば残存酸素濃度0.5%以下、残存酸素量1.0ml以下に減少させることができる。
また、第1の工程と第2の工程および第2の工程と第3の工程を所定時間の間重複して同時に行うことにより袋内へのガスブローの連続性を一層完全に行うことができる。
また、本発明の袋詰め充填シール装置によれば、第1の不活性ガスブロー装置、第2の不活性ガスブロー装置および第3の不活性ガスブロー装置の3段階の不活性ガスブロー装置を設け、第1の不活性ガスブロー装置および第3の不活性ガスブロー装置のガスブローノズルを往復動させることにより、ガスブローを従来の装置に比べて長い時間継続して行うことが可能となり、生産効率を落とさずに充分なガス置換を達成することができるとともに、回転テーブル上のすべての袋保持ユニットにそれぞれガスブローノズルを設置する必要がないので、その分設備コストを低下させることができる。また、第1のガスブローノズルによる不活性ガスの吹き込みと第2のガスブローノズルによる不活性ガスの吹き込みおよび第2のガスブローノズルによる不活性ガスの吹き込みと第3のガスブローノズルによる不活性ガスの吹き込みを所定時間中重複して同時に行うことにより、袋内へのガスブローの連続性を一層完全に行うことができる。
以下添付図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の充填シール装置を模式的に示す平面図、図2〜図12は不活性ガスブローの各工程における同装置の動作を順を追って説明するための説明図である。
この充填シール装置1は回転テーブル式袋詰め充填シール装置であって、図1中矢印Q方向に間欠的に回転する回転テーブル2の周方向に等間隔で8個の袋保持ユニット3が回転テーブル2の周縁部に固定されている。これら袋保持ユニット3はそれぞれ一対の袋把持アーム4を備えており、これら袋把持アーム4の開閉動作可能な爪5、5により袋6の閉じられた両側部を把持するように構成されている。また一対の袋把持アーム4、4は相互に接近した接近位置と相互に離間した離間位置の2位置の間に移動することができる機構を備えている。
回転テーブル2を囲むようにして、図示しない袋供給部から袋6を受領し袋保持ユニット3により袋6をその上端部6aが閉じた状態で把持する袋受領部I、袋6に所定の印字を行う印字部II、一対の袋把持アーム4、4を接近位置すなわち幅が狭まる方向に移動させることにより把持した袋6の上端部6aを開口するとともに、2本の開口サポートアーム15、15により袋6を回転テーブル2の半径方向に拡開して保持する(図3の状態)袋開口部III、開口した袋6に食品(例えば固形食品)を充填する第1食品充填部IV(本発明における食品充填部を構成する)、この袋6からガスブローノズルを抜く行程部V、袋6を閉じてシールするために第1のヒートシールを行う第1密封部VI(本発明における密封部を構成する)、最終ヒートシールを行う第2密封部VIIおよびシールされた袋6のシール部を冷却プレスにより冷却した後袋6を排出コンベヤー7に排出する冷却・排出部VIIIが袋保持ユニット3の配置間隔と同一の等間隔で固定的に設けられている。回転テーブル2は、袋保持ユニット3が各部I〜VIIIでそれぞれ所定の時間(例えば1秒間)とどまりその間に所定の作業が行われた後に次の工程を行う部に移動するように間欠的な回転運動を行う。
袋開口部IIIには、袋開口部IIIと第1食品充填部IVとの間を矢印A−A方向に往復動して袋開口部IIIから第1食品充填部IVに移送される袋6内に挿入されて不活性ガスを吹き込む第1のガスブローノズル9を備える第1の不活性ガスブロー装置8が設けられている。
ガスブローノズル9は、開口サポートアーム15、15の中間に配置され、開口サポートアーム15、15が装着された回転アーム10に固定されたエアシリンダー装置11に取付けられエアシリンダー装置11により上下動が可能である。回転アーム10は袋開口部IIIと第1食品充填部IVの間を回転軸21の周りに回転往復動する。
開口サポートアーム15、15は回転アーム10に取付けられた回動軸12、12の枢着された回動アーム13、13の先端に固定されており、回動アーム13、13の回動により袋6内に出入りすることができ、袋6内に挿入されて袋6を回転テーブル2の半径方向に拡開する。なお、開口サポートアーム15、15を、管状部材を用いて不活性ガスの吹き出しが可能なように構成し、ガスブローノズルとの兼用型にすることもできる。
第1食品充填部IVには、第1食品充填部IVに移送された袋6内に挿入されて不活性ガスを吹き込む第2のガスブローノズル16、16を備える第2の不活性ガスブロー装置17が設けられている。ガスブローノズル16、16は図5から明らかなように食品を袋6内に充填するホッパー14の両側に固定されており、ホッパー14の上下動につれて上下動する。
また第1食品充填部IVには、第1食品充填部IVとガスブローノズルを袋から抜く行程部Vとの間を往復動して第1食品充填部IVから第2食品充填部Vに移送される袋6内に挿入されて不活性ガスを吹き込む第3のガスブローノズル19を備える第3の不活性ガスブロー装置18が設けられている。
第3のガスブロー装置18は回転軸21の周りに食品充填部IVとガスブローノズルを袋から抜く行程部Vの間を矢印B−B方向に往復動する回転アーム20を備え、この回転アーム20に取付けられたエアシリンダー装置30にガスブローノズル19が取付けられている。ガスブローノズル19はエアシリンダー装置23によって上下動することができる。
なお、各ガスブローノズル9、16、19は図示しない不活性ガス供給源および開閉弁に接続されている。
以下この装置の動作について図2〜図12を参照して説明する。
図示しない袋供給部から供給される袋6は、図2に示すように、袋受領部Iにおいて停止状態にある袋保持ユニット3の離間位置にある袋把持アーム4,4の爪5、5により袋6の上端部6aが閉じた状態で把持される。次いで回転テーブル2が回転し、袋6が印字部IIを経て袋開口部IIの位置に至って停止すると、図3に示すように、袋把持アーム4、4は接近位置に移動して袋6の上端部6aを開口するとともに、2本の開口サポートアーム15、15が袋6内に挿入されて袋6を回転テーブル2の半径方向に拡開する。
その直後に、第1の不活性ガスブロー装置8が作動してエアシリンダー装置11の動作によりガスブローノズル9が降下し、図4に示すように袋6内に挿入され、不活性ガスの袋6内への吹き込みが開始される。
次いで袋6内にガスブローノズル6が挿入され不活性ガスが袋6内に吹き込まれた状態を維持したまま回転テーブル2が回転して袋6が第1食品充填部IVに至ると回転テーブル2は停止し、図5に示すように、食品充填用のホッパー14が袋6内に下降して袋6内に食品(たとえば固形食品)が充填される。また食品の充填開始と同時に第2の不活性ガスブロー装置17が動作し、ガスブローノズル16、16から袋6内への不活性ガスの吹き込みが開始される。一方ガスブローノズル9は不活性ガスの吹き込みを食品の充填開始直後まで継続してから吹き込みを停止する。したがって、食品の充填開始からその直後にいたる期間両ガスブローノズル9、16は重複して不活性ガスの吹き込みを行い、これによって不活性ガスの連続的な吹き込みを保証する。
ガスブローノズル9は、不活性ガスの吹き込みを終了すると、図6に示すように、ホッパー14による食品充填が行われている間にエアシリンダー装置11の作動により上昇して袋6から離脱する。また開口サポートアーム15、15も袋6内から離脱する。
ガスブローノズル9の離脱と同時またはその直後に、図7に示すように、第3の不活性ガスブロー装置18が作動し、エアシリンダー装置30の動作によりガスブローノズル19が袋6内に降下する。ガスブローノズル16、16はホッパー14による食品充填終了と同時に不活性ガスの吹き込みを停止する。一方ガスブローノズル19は食品充填終了の直前に不活性ガスの吹き込みを開始し、これによって不活性ガスの連続的な吹き込みを保証する。
食品充填が終了すると、ホッパー14は図8に示すように上昇し、次いで回転テーブル2が回転して袋6はガスブローノズルを袋から抜く行程部Vに向かう。この間ガスブローノズル9は、図9に示すように、袋6内に挿入さたままであり、ガスブローが継続されている。
回転テーブル2がさらに回転して袋6が第2食品充填部Vに至ると回転テーブル2の回転と共に10に示すように、袋把持アーム4、4が離間位置に開いて袋開口部6aが閉じる。この時点ではガスブローノズル19からの不活性ガスの吹き込みはまだ継続している。
次に、袋6がガスブローノズルを袋から抜く行程部Vに停止中に、図11に示すように、ガスブローノズル19からの不活性ガスの吹き込みを停止し、ガスブローノズル19を袋6から引き抜く。
次いで回転テーブル2が回転して袋6が図12に示すように袋上端部6aが閉じた状態で第1密封部VIに至ると回転テーブル2は停止し、袋6の上端部6aはヒートプレス23(図1)に挟持されて第1のヒートシールが行われる。次いで袋把持アーム4、4が離間位置にあるままの状態で回転テーブル2が回転して袋6が第2密封部VIIに至ると回転テーブル2は停止し、袋6はヒートプレス24に挟持されて第2のヒートシールが行われる。さらに袋把持アーム4、4が離間位置にあるままの状態で回転テーブル2が回転して袋6が冷却・排出部VIIIに至ると回転テーブル2は停止し、袋6の上端部6aは冷却プレス25に挟持され、袋6の冷却が行われた後袋6は製品として排出コンベヤー7に排出される。袋6の排出を終えた袋把持アーム4、4は離間位置を維持したまま次の回転テーブル2の回転により袋受領部Iに送られ次回の袋受領に備えて待機する。
なお、各ブローノズル9、16、19は、袋内への挿入および袋からの抜き出しの動作時においては、不活性ガスの吹き出しが停止するようにしてもよい。これにより、ノズル動作に伴う雰囲気の袋内への流入を有効に低減することが可能となる。
上記実施形態において、袋開口部IIIと第1食品充填部IVの間のガスブローノズル9の往復動と第1の食品充填部IVとガスブローノズルを袋から抜く行程部Vの間のガスブローノズル19の往復動は同期して行われる。すなわち、第1の食品充填部IVにおいてガスブローノズル9が袋6から抜き取られる(図6の状態)と同時にガスブローノズルを袋から抜く行程部Vにおいてガスブローノズル19が袋6から抜き取られ(図11の状態)、抜き取られたガスブローノズル9が袋開口部IIIに戻り次の不活性ガス吹き込みに備えて待機する動きに同期して抜き取られたガスブローノズル19が第1食品充填部IVに戻り次の不活性ガスの吹き込みに備えて待機する。
上記実施形態においては、ガスブローノズル19は第1食品の充填部IVとガスブローノズルを袋から抜く行程部Vの間を往復動して不活性ガスの吹き込みを行うが、ガスブローノズル19の行程を延長して、第1の食品充填部IVとガスブローノズルを袋から抜く行程部Vを越えて第1密封部VIに到着する直前の位置の間を往復するようにして不活性ガスの吹き込みを行うように構成してもよい。
上記装置において、ガスブローノズル9、19の上下動は空気圧のほか油圧、電動など種々の方法で行うことができる。ガスブローノズルの数も1本に限らず、使用目的に応じ複数本でもよい。
上記実施形態においては、回転テーブル2に8個の作業部I〜VIIIが設けられているが、作業部の数はこれに限らない。また、本発明の方法は、回転テーブル式袋詰め充填シール装置に限らず、直線形の袋詰め充填シール装置にも適用することができる。
本発明にかかる方法の実施に使用する充填シール装置の1実施形態を示す平面図である。 袋の供給動作を示す斜視図である。 袋を開口した状態を示す斜視図である。 袋内に第1のガスブローノズルによる不活性ガスの吹き込みを開始した状態を示す斜視図である。 食品充填部において第2のガスブローノズルを袋内に挿入する動作を示す斜視図である。 食品充填部において第1のガスブローノズルを抜き取る動作を示す斜視図である。 食品充填部において第3のガスブローノズルを袋内に挿入する動作を示す斜視図である。 食品充填部において第2のガスブローノズルを引き抜く動作を示す斜視図である。 第3のガスブローノズルによる不活性ガスの吹き込み動作を示す斜視図である。 袋を閉じる動作を示す斜視図である。 第3のガスブローノズルを引き抜く動作を示す斜視図である。 不活性ガスの吹き込みを終了し袋が密封部に向かう状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 袋詰め充填シール装置
2 回転テーブル
3 袋保持ユニット
4 袋把持アーム
6 袋
8 第1の不活性ガスブロー装置
9、16、19 ガスブローノズル
17 第2の不活性ガスブロー装置
18 第3の不活性ガスブロー装置

Claims (3)

  1. 充填シール装置により袋詰め食品を含気包装する袋詰め食品の製造方法であって、
    袋開口部近傍に設けられ、袋開口部と食品充填部との間を往復動して袋開口部から食品充填部に移送される袋内に挿入されて不活性ガスを吹き込む第1のガスブローノズルを袋の開口直後に袋内に挿入して食品の充填開始直前と直後の間の所定の時点まで不活性ガスを吹き込んだ後該第1のガスブローノズルを袋から抜き出す第1の工程と、
    食品充填部近傍に設けられ、食品充填部に移送された袋内に挿入されて不活性ガスを吹き込む第2のガスブローノズルを食品の充填開始直前に袋内に挿入して食品充填開始直前と直後の間の所定の時点から食品充填終了直前と直後の間の所定の時点まで不活性ガスを吹き込んだ後該第2のガスブローノズルを袋から抜き取る第2の工程と、
    食品充填部近傍に設けられ、食品充填部と袋が袋密封部に到着する前の所定位置との間を往復動して食品充填部から袋閉口部に移送される袋内に挿入されて不活性ガスを吹き込む第3のガスブローノズルを食品充填中に袋内に挿入して食品充填終了直前と直後の間の所定の時点から袋の密封前に袋開口部を閉じるまで不活性ガスを吹き込んだ後該第3のガスブローノズルを袋から抜き取る第3の工程を備える袋詰め食品の製造方法において、
    該第1のガスブローノズルによる不活性ガスの吹き込みと該第2のガスブローノズルによる不活性ガスの吹き込みおよび該第2のガスブローノズルによる不活性ガスの吹き込みと該第3のガスブローノズルによる不活性ガスの吹き込みを所定時間中重複して同時に行うことを特徴とする袋詰め食品の製造方法。
  2. 該第1、第2、第3の各ガスブローノズルは、袋内への挿入および袋からの抜き出しの動作時においては、不活性ガスの吹き出しが停止していることを特徴とする請求項1に記載の袋詰め食品の製造方法。
  3. 回転テーブルの周方向に等間隔で設けられた複数の袋保持ユニットを備え、かつ回転テーブルを囲むようにして袋開口部、食品充填部、袋密封部が設けられ、回転テーブルを間欠的に回転させることにより各袋保持ユニットに保持された袋の開口、食品の充填および袋の密封を順次行う回転テーブル式袋詰め食品充填シール装置であって、
    袋開口部近傍に設けられ、袋開口部と食品充填部との間を往復動して袋開口部から食品充填部に移送される袋内に挿入されて不活性ガスを吹き込む第1のガスブローノズルを備える第1の不活性ガスブロー装置と、
    食品充填部近傍に設けられ、食品充填部に移送された袋内に挿入されて不活性ガスを吹き込む第2のガスブローノズルを備える第2の不活性ガスブロー装置と、
    食品充填部近傍に設けられ、食品充填部と袋が袋密封部に到着する前の所定位置との間を往復動して食品充填部から袋閉口部に移送される袋内に挿入されて不活性ガスを吹き込む第3のガスブローノズルを備える第3の不活性ガスブロー装置
    を備え、該第1のガスブローノズルによる不活性ガスの吹き込みと該第2のガスブローノズルによる不活性ガスの吹き込みおよび該第2のガスブローノズルによる不活性ガスの吹き込みと該第3のガスブローノズルによる不活性ガスの吹き込みを所定時間中重複して同時に行うことを特徴とする袋詰め充填シール装置。
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