[go: up one dir, main page]

JP4450994B2 - フリーズバルブ - Google Patents

フリーズバルブ Download PDF

Info

Publication number
JP4450994B2
JP4450994B2 JP2000556290A JP2000556290A JP4450994B2 JP 4450994 B2 JP4450994 B2 JP 4450994B2 JP 2000556290 A JP2000556290 A JP 2000556290A JP 2000556290 A JP2000556290 A JP 2000556290A JP 4450994 B2 JP4450994 B2 JP 4450994B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conduit
valve
freeze
wall
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000556290A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002519595A (ja
Inventor
カールティネン、ニーロ
Original Assignee
カールティネン、ニーロ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by カールティネン、ニーロ filed Critical カールティネン、ニーロ
Publication of JP2002519595A publication Critical patent/JP2002519595A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4450994B2 publication Critical patent/JP4450994B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K13/00Other constructional types of cut-off apparatus; Arrangements for cutting-off
    • F16K13/08Arrangements for cutting-off not used
    • F16K13/10Arrangements for cutting-off not used by means of liquid or granular medium
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/0318Processes
    • Y10T137/0391Affecting flow by the addition of material or energy
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/206Flow affected by fluid contact, energy field or coanda effect [e.g., pure fluid device or system]
    • Y10T137/218Means to regulate or vary operation of device
    • Y10T137/2191By non-fluid energy field affecting input [e.g., transducer]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/206Flow affected by fluid contact, energy field or coanda effect [e.g., pure fluid device or system]
    • Y10T137/218Means to regulate or vary operation of device
    • Y10T137/2191By non-fluid energy field affecting input [e.g., transducer]
    • Y10T137/2196Acoustical or thermal energy

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Pipeline Systems (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)
  • Details Of Valves (AREA)
  • Temperature-Responsive Valves (AREA)

Description

【0001】
本発明は導管内の小量の液体の流れを制御するためのフリーズバルブ(freeze valve)に関するもであり、該バルブは、導管と一体的な管状の壁によって特徴づけられ、当該壁の内側で液体を氷結することによってバルブを閉鎖するために、壁とヒートシンク(heat sink)とを接続するサーマルブリッジ(thermal bridge)を備えており、冷凍した液体を融解することによってバルブを開放するために、壁を標的とされたレーザビームの発生源をも備えている。
【0002】
本発明のさらなる目的は、複数のフリーズバルブを備えた導管のネットワーク、フリーズバルブの開放方法、および、とくに毛細管電気泳動およびクロマトグラフィーにおいて液体の流れからの液体またはコロイド状の分画の分離のための方法である。
【0003】
フィンランド特許第578500号公報および米国特許第5,311,896号明細書には、複数のチャンバと、該チャンバを相互に接続している導管とを備え、該導管のそれぞれには冷凍、すなわち、バルブ内部の液体を氷結することによって閉鎖される少なくとも1つのバルブが設けられている。この目的のために各バルブは、液体の融点を下回る温度でバルブを維持し得るヒートシンクを構成している連続的に動作される冷凍機に接続される。バルブの選択的な開放のために、おのおののバルブには別々の加熱要素が設けられており、動作されたとき、氷結した液体を融かすために温度を上昇する。加熱がOFFに切り換えられると、冷凍機は、もし液体がバルブの場所にあるとき氷結した状態にある前述の低温度にまでバルブを自動的に戻す。
【0004】
先に引用した2つの先行技術の特許において、加熱要素はバルブの管状シェルに隣接して設けられている熱伝導性の金属からなる電気抵抗体であることが教示されている。バルブの選択的な制御は、当該抵抗体における電流を制御することによって達成される。
【0005】
そのようなシステムは、液体の試料および試薬の大きい貯蔵庫を備えている液体分析のために意図されており、混合、培養、検知などの操作を実行する。当該操作は、たとえば臨床化学において規則どおりに実行されるものである。当該フリーズバルブは、非磨耗性、自己シール性、密封性をもち、きわめて小さく製造されることができ、その結果、その特性を利用しているシステムは、運動する機械的な部分の回避、システムの自動制御の可能性、コンパクトおよび取り扱われる液体試料の小型化の利点を有している。
【0006】
しかしながら、前述の先行技術の特許において加熱要素として用いられる電気抵抗体は、実用的な商業上の適用のためにフリーズバルブと共に液体取り扱いシステムを使用することを妨げているという欠点がある。米国特許第5,311,896号明細書に記載されているように、バルブは液体が氷結する空間を規定する金属製のシェルと、該シェルをヒートシンクに接続するストリップ形状のサーマルブリッジとを備えている。電気抵抗体は、金属製のシェルにハンダ付けされた先端に近接したこのブリッジに位置付けられるが、そこからある程度の距離だけ離間する必要がある。これは、もしハンダ付けの領域が存在するならば、敏感な抵抗体を損傷するハンダ付け処理のためである。この障害は、発生した熱のかなりの部分がシェルに到達せずに、ヒートシンクに短絡することである。他の障害は、バルブのシェルへの流れのアクセスを防止するための合成樹脂の遮断層の必要性である。この遮断は熱伝導性が悪いので、シェルへの熱の流れを妨げ、バルブを開放するために必要とされる時間を遅らせる。
【0007】
一例をあげると、米国特許第5,311,896号明細書のバルブの電鋳の管状ニッケル製シェルは、長さ3mm、直径0.3mm、壁の厚さ0.02mmであると思われる。シェルはハンダ付けされたサーマルブリッジを介して所定のヒートシンクに接続されている。該サーマルブリッジは幅2.5mm、厚さ0.25mmの金属片であり、長さ4mmの絶縁抵抗体シート構造体(insulated resistor sheet structure)を支持している。これらは、信頼できるように製造される、このタイプのサーマルブリッジの最小の寸法である。よって、サーマルブリッジの質量はバルブのシェルの質量の約50倍であり、たとえシェルがもっと小さく製造されることができても、該ブリッジはバルブのパッケージ厚さのために前述の2.5mmを下回ることを許さない。
【0008】
動作中の前述の如き先行技術のバルブの閉鎖は大きな問題を引き起こすことはない。バルブ本体に含まれる液体の量は、約0.00002mlであり、氷結してバルブを20ミリ秒間閉鎖する。しかし氷結はそこで止まらず、漸次減少する速度で約1〜2秒間継続し、その結果、氷塊の長さがシェルの直径の約10倍になり、全体積が約0.0003mlの範囲内にあるであろう。バルブを開放するためには、この氷塊は長さ全体に沿って融解されなければならず、ここでのプロセスはバルブの氷結のプロセスの逆である。すなわち、融解が迅速に始まるが、長いブロックの両端に向かって徐々にゆっくりと進む。バルブを開放するには、遮断するために必用な正味の熱の流れの10〜1000倍の熱量を要する。これは実際的ではないが、バルブを開放するために必要とされる時間が延びるというさらなる問題がある。
【0009】
米国特許第5,311,896号明細書には、フリーズバルブを加熱するためにレーザ光線についての簡単な記述がある。しかしながら、実際にどのように加熱が調整されるのかについて明示しておらず、それによって得られる利点についても言及していない。詳細な教示は電気抵抗体の使用に関するもので、加熱の好ましい方法であると結論付けられなければならない。関連付けられる課題を示唆するものはなく、どのようにその課題を解消するのかについて教示するものがない。
【0010】
それゆえ、本発明の目的は、先行技術のバルブの欠点を解消するか、または当該バルブの欠点を小量の液体を取り扱う実際のシステムにおいて使用せしめる程度に軽減するフリーズバルブを提供することである。したがって、本発明には、先行技術のバルブのばあいより実質的に速く氷塊が融けることができ、バルブが開放状態に変わるフリーズバルブを提供するねらいがある。また本発明には、バルブを実質的に減少したエネルギー消費で開放させるねらいがある。さらに本発明には、バルブのより良好な液密のパッケージを許し、これによって導管のシステムを小型化し、小型の液体サンプルのための分析器などの目的のために使用されるバルブを許すために操作し得るユニットとしてバルブの寸法を低減するねらいがある。
【0011】
本発明のさらなる目的は、特定の新規な方法でのレーザ光線の使用により叙上の目的を達成するフリーズバルブを提供することである。
【0012】
本発明のさらなる目的は、バルブを開放するための手段としてレーザ光線を採用しているフリーズバルブの助けにより液体の流れの中で液体またはコロイド状の分画を分離するための改善された方法を提供することである。
【0013】
よって、本発明のフリーズバルブは、横方向に延長されたシュラウド(shroud)の形をとったレーザ光線を発生するために設けられた手段が存在し、氷塊をその全長にわたって同時に融かすために、サーマルブリッジとの連結点の両側に延びる長さで前記シュラウドを壁にねらいをつけつけることを特徴としている。
【0014】
中央の1点からバルブの壁を加熱する先行技術に対して、本発明の着想は、バルブの内側の氷塊の全長に対して熱エネルギーを伝達させることである。これは、レーザ源から発生されたシュラウドの形体のレーザ光線または光学手段によって所望のシュラウドの形体に変えられたレーザ光線の使用によって達成される。これらの手段はバルブを開放させるために必要な、その全長にわたって氷塊の融解をかなり加速するであろう。同時にヒートシンクへの熱エネルギーの損失は存在しない。
【0015】
放射強度が中央においてより高く、端部に向かって減少する末広がりの扇形または円錐の形体を有している。熱エネルギーのそのような分布は、熱が氷塊を取り囲んでいる管状の壁に伝えられる熱を考慮すると、その全スパンに沿って均等に氷塊を加熱するのに有利である。伝達された熱は、氷塊の両端に向けられる輻射熱を低くするために補償する。
【0016】
そのうえさらに、シュラウドの形状のレーザ光線は、バルブの管状の壁内に形成された氷結した液体の長い塊に実質的に対応している長い断面を有する扇形または平坦化された円錐の形体を有してもよい。氷塊の長さと幅に対する該レーザ光線の調整は、光学的手段、移動する鏡などの機械的手段、またはレーザ源に依存した単なるレーザ源の適切な位置によってなされ得る。その利点は、レーザエネルギーすべてがターゲットをはずすいかなるエネルギー損失なしに氷塊を融解するために用いられることである。
【0017】
本発明において用いられる好ましいレーザ源はレーザダイオードである。本発明の目的に適した放射強度の分布で末広がりの扇形のレーザ光線を発生するレーザ光線が存在する。必用なら、光線を平行にする光学装置(beam collimating optics)が、レーザダイオードとバルブとのあいだに設けられ得る。
【0018】
本発明は従来技術の電気抵抗体を回避しているが、これは空間を要するバルブの近傍に電線が存在せず、これによって複数のバルブを密なアレイ状にまとめる制限を設けている。複数のサーマルブリッジは加熱機能はなく、単に冷凍機能としての役割を果たすので、該複数のサーマルブリッジは先行技術より狭く設計され得る。その結果、本発明はバルブのパック密度(packaging density)を先行技術よりも約5倍高くすることが可能になる。抵抗体の回避の他の顕著な利点は、バルブの熱量を減少させることである。
【0019】
好ましいセットアップ(set-up)によれば、シュラウド状のレーザ光線が、サーマルブリッジに取りつけられた側に対向する側からバルブの壁に向けられている。
【0020】
バルブの管状の壁は、金属からなるものであり得、本明細書に参考に取り込まれた米国特許第5,311,896号明細書に記載された方法で製造され、そして構成される。チャンバ、導管およびバルブの金属構造は、混合、培養および検知操作が分析の目的のために行われるシステムにおいて有利であり、バルブは選択的に開放・閉鎖されて導管のネットワーク内の液体サンプルの移送を制御する。
【0021】
本発明の他の実施例によれば、導管は、バルブの位置で金属のスリーブに覆われた電気的絶縁材料からなる。該絶縁材料は合成樹脂またはガラスであり得るが、好ましくは石英ガラスである。そのような構成は、コロイド状の分画が1対の電極のあいだの非導電性のチューブ内で液体から分離される毛細管の電気泳動(capillary electrophoresis)で用いられるので有利である。米国特許第5,311,896号明細書において教示されているような金属の導管はこの目的のために用いることはできず、合成樹脂またはガラスの導管と組み合わされた該特許に記載された電気的に加熱し得るサーマルブリッジは、導管材料の熱伝導性が悪いため、良好に作用しないであろう。しかしながら、これらの問題は、本発明の教示によるシュラウドの形体のレーザ光線によってバルブを加熱することによって克服される。このバルブの、バルブネック部の長手方向に管状の壁によって伝達される熱への依存性が限定されるかゼロであり、その結果、バルブの熱量は技術的に可能な限り減少され得る。
【0022】
叙上の実施例のフリーズバルブへの他の有利な使用は、液体のクロマトグラフィーであり、液体に含まれる溶解された成分を分離するためにガラスチューブまたはガラス柱内で行われる。また、本明細書において、本発明のシュラウドの形体のレーザビームがバルブを有効に開放するものの、米国第5,311,896号明細書に記載されたような金属の構造および電気加熱は役に立たないであろう。
【0023】
合成樹脂またはガラスの導管を備えた前記実施例のさらなる発展形態は、バルブの位置にあるスリーブから短い距離において導管のまわりに金属の他のスリーブを設けることである。当該他のスリーブは、形成される氷塊の大きさを制御するために周囲の熱を導管の壁に伝達する目的を有している。金属のフランジを突設することは、周囲の大気からの熱の捕捉をさらに促進する。当該他のスリーブの能動的な温度制御は、たとえば、バルブ本体の適切な形状のレーザ光線によって、サンプルの噴射のために氷塊の大きさおよび形状の定量的な制御を可能にする。
【0024】
フリーズバルブのそれぞれは、各バルブ自体に、液体バッチを取り扱っているシステム内にレーザダイオードが設けられることが可能であるが、本発明は、発生されたビームの範囲内で複数のバルブを加熱するための導管のネットワーク内での1つのレーザダイオードの使用をカバーする。レーザダイオードは移動自在であってもよく、その結果、ビームは該ネットワーク内で隣接する多数のバルブがターゲットにされ得る。必用に応じてレーザダイオードを回転するために、ステップモータが用いられ得るので有利である。異なるバルブに選択的にビームを向けるためには、移動自在の鏡が、レーザダイオードを運動させる代りに用いられ得る。もし、レーザダイオードまたは鏡の運動が速ければ、2または3以上の隣接するバルブの実質的な開放は、1つのダイオードの使用によって達成され得る。
【0025】
本発明によって意図されるようなフリーズバルブを開放する方法は、小量の液体を移動する導管と一体的な管状の壁によって定義されるバルブを含んでおり、壁とヒートシンクとを接続しているサーマルブリッジを備えており、該バルブは壁の内側で氷結した氷塊によって閉鎖されている。当該方法は、氷結した液体を融かすことによってバルブを加熱することを含んでおり、ビームが横方向に延びたシュラウドの形をとって発生し、実質的に壁の全長にわたって壁の内側で氷結した氷塊をカバーするすべくバルブをターゲットとする。
【0026】
レーザビームは、中央においては放射強度がより強く、エッジに向かって減少するように、末広がりの扇形または円錐の形をとって発生し、該ビームは、サーマルブリッジとの連結点で最大の加熱を発生するようにバルブの中心方向がターゲットにされる。所望のごとく光学装置をコリメート処理する(collimate)ことによって助けられたビームを発生するために適した手段である。
【0027】
先に述べたように、本発明は、また、液体の流れから液体または分画を分離するためのプロセスを含んでいる。これによって、本発明はそのようなものとして知られた毛細管の電気泳動または液体のクロマトグラフィー技術の新規な実施例を含んでいる。そのプロセスにおいて、該分画は異なる速度で主導管に移動し、分画は、枝の導管に導くことによって分離され、氷解によって該枝の導管を閉鎖することによって導管内で固定される。
【0028】
導管の氷結を利用する毛細管の電気泳動は、国際特許出願第PCT/EP94/01790号の国際公開公報から従来より知られている。この引用例は、分離されるべき分画を、主導管から実質的に離間した枝の導管まで駆動し、分画の前方の枝の導管、すなわち主導管に対向する側から枝の導管を氷結することを教えている。氷結は、氷塊が形成される導管上の点に冷たい二酸化炭素の吹き付けによって達成され、氷塊は当該冷たい吹き付けを単に終了することによって順次融ける。この技術の主な欠点は、枝の導管半分だけ開放されたままであり、予防のためになされた測定にもかかわらず、混合によって分画をしだいに希釈する。氷塊を氷塊自体で融かすことはきわめておそい。
【0029】
本発明の改良された方法は、導管内でフリーズバルブを開放し、分離され分析されたひじょうに多くの分画を含むプロセス内で迅速な操作を可能にするために、シュラウド状のビームの有利な使用に基づいている。この方法は、枝の導管に該導管と一体的な管状の壁によって特徴づけられており、壁の内側で液体を氷結することによってバルブを閉鎖するためにヒートシンクに壁を接続しているサーマルブリッジと、氷結した液体を融かすことによってバルブを開放するための加熱手段とを備えており、前記加熱手段は横方向に延びたシュラウドの形をとってレーザビームを発生し、さらに、該方法は、分離されるべき分画をフリーズバルブの位置またはその上に導き、氷結することによってバルブを閉鎖し、レーザ放射のシュラウドによってバルブをターゲットとされて該分画を回復し、氷塊をその全長にわたって同時に融かすことを含むことを特徴とする。
【0030】
この方法において、氷塊は分離された分画を主導管から遮断しており、その結果、当該分画の混合へと導く成分の泳動は防止される。シュラウドの形体のレーザ光線の使用は、とくに電気泳動およびクロマトグラフィーに適した導管、通常はガラス製の導管および柱を利用しているが、その材料によって限定されることはない。
【0031】
本発明の方法の特定の実施例によれば、分離されている分画は、バルブの管状の壁によって規定された空間内に受け取られ、すべて氷結される。
【0032】
これは、残された液体サンプルの流れ、または逆方向への他の液体の流れを阻むためにバルブを閉鎖することに代るフリーズバルブ技術における新規なアプローチを示しており、バルブの氷結能力は、そのようなものとしてサンプルを固体にするために用いられる。換言すれば、氷塊は分離された量のあいだのボーダーラインではなく、そのようなものとして分離されることを目的とされた量である。
【0033】
分離プロセスは、複数の枝の導管内の複数の分画を並行して別々に駆動し、固定化することを含み、しかるのち、一度に分画の選択的な回復をし、氷塊を融かすことによって分画を捕捉し、該分画をさらに導管のシステム内、すなわち質量スペクトロメータまたは他の分析装置内に導くことを含んでいる。このように、本発明は、流れているピークの分画を直ちに分析することに結び付けられた先行技術のプロセスとは異なり、その後の分析のために分布が防止される状態で分離された分画を保持するための方法を提供している。分析装置の能力は通常低いので、これは、先行技術において多くのピークの分画が失われていたことを意味する。
【0034】
本発明は、添付図面を参照しつつ以下に詳細に説明される。
【0035】
図1および2を参照すると、小量の液体サンプルの移送のための1組の平行な導管1が示されている。導管1は複数の液体チャンバのネットワークと、該複数のチャンバ間の導管と、移送動作を制御するために導管内に設けられたバルブとを備えている。前記バルブは金属製の導管1と一体的な管状の壁3によって規定されたフリーズバルブ2である。当該金属の構造は、米国特許第5,311,896号明細書に詳細に記載されているように電鋳(electroformation)によって製造され得る。たとえば、導管1はニッケルからなり、直径約0.3mm、厚さ0.02mmを有し、互いの距離0.16mmを有することができ、導管毎に0.5mmのパッケージ厚さを許している。フリーズバルブ2は、壁3の内側で液体を氷結することによって閉鎖され、氷塊が融けるように該バルブを加熱することによって開放される。
【0036】
各フリーズバルブ2はサーマルブリッジ4を介してヒートシンクに接続されており、該ヒートシンクは連続的に動作される冷凍機5によって形成され、たとえば−25〜−35℃の範囲の温度を有している。該サーマルブリッジ4は狭い金属製のワイヤであり、たとえば直径0.1〜0.2mm、長さ約1mmの銅線であり、管状の金属壁3に取りつけられており、アタッチメント6がフリーズバルブ2の中心を定義している。バルブ2が液体で充填され加熱の進行がなくなると、氷塊7が管状の壁3の内側で形成し、ヒートシンク5との接続を有する氷結がバルブの中心6で開始する。氷結が進むと、氷塊7が中心点6の両側の距離にまで延びてバランスに達する。当該距離はバルブの動作および特定のパラメータに依存する。図2によれば、氷塊7が1組の枝の導管1を接続している主導管8まで延びており、当該枝の導管は図1に見られる並行な導管1である。反体側で氷塊7の長さが導管の壁に向かって存在する金属のリム9によって調節される。主導管8の金属製のシェルおよびリム9は調節された温度に保持され、熱をバルブの周囲にもたらし、これによって氷塊の成長に限定を設定している。
【0037】
導管1内の平行なバルブのアレイは、光学的に透明なカバー10によって密閉して閉鎖されている。バルブの選択的な開放のための手段は、開放されるべきバルブをターゲットしたレーザ光線13をコリメート処理するための平面状の光学装置12と共に近赤外出力レーザダイオードなどのレーザダイオード11によって構成される。レーザダイオードは、光線13を図1に見られる平行なバルブ2のいずれかに向けることを可能にしているステップモータの回転自在のシャフト14に設けられている。本発明によれば、ダイオード11によって発生されたレーザ光線13は、コリメート処理用の光学装置の使用によって扇形または平坦化された円錐の形体を有する末広がりのシュラウドであり、断面は図1および2に見られるような氷塊7の長さおよび幅に対応している。よって、光線13は氷塊7を覆う壁の領域を正確にターゲットし、氷塊の全長にわたって同時に融解せしめる。そのうえさらに、扇形形状の光線13は、光線の中央で最大の強度が発生し、両端に向かうにつれて減少するような放射強度の分布を有している。これは、金属の壁3がバルブの中央とバルブの周辺とのあいだで受動的に熱を伝達するとの事実により、氷塊7の長さにわたって均等化された熱の分布を導く。
【0038】
図3の実施例は回転自在の鏡が存在する点で図1および2の実施例と異なっており、該回転自在の鏡は開放されるべき選択されたバルブ2がレーザ光線13にターゲットとされる。鏡17の運動は1対の電磁石19のあいだに設けられたシャフト18によってガルバノメトリカリー(galvanometrically)に達成される。光線13は固定して設けられたダイオードから得られ、コリメート手段(図示されていない)によって、氷塊の寸法に対応しているシュラウドに整列するようにされる。ついで鏡17はシュラウドを加熱されるべきバルブ領域2上に不変的に反射させる。鏡17の回転は前―後進運動によって、光線13が複数のバルブを同時に加熱するのに充分なだけ速い。
【0039】
図4および5は、1組の平行な導管1およびフリーズバルブ2を示しており、個々の導管およびフリーズバルブは図1および2に示されたものと本質的に類似している。しかしながら、すべてのバルブに共通している回転自在のレーザダイオードの代りに、バルブ2の上を横方向に延び、レーザ光源として複数の半導体のストライプ21を有する一体的なレーザバー20が存在し、各バルブ2にはそれ自体のレーザ源が設けられている。ストライプ21は、たとえば808nmの波長で近赤外放射を発生し、個々に制御させる接続線22を有している。光源21から得られたレーザ光線12は平坦な、横に広がった扇形の形体を有し、光源がバルブから充分に離間しているときにバルブの内側の氷塊上を延びている。各バルブ2において、金属のリム9はレーザバー20から導管の壁まで延びており、バルブ内に形成された氷塊に制限を設けるための熱源として作用している。
【0040】
図6には、主導管ライン8と、フリーズバルブ2が設けられた枝の導管1とのあいだの接合部23が示されている。この実施例において、導管1、8は石英ガラスから製造され、電気的に非伝導性であり、先の実施例において用いられた金属よりかなり熱伝導性が悪い。導管の内径は100μmのオーダーであり、外径は200μmのオーダーである。そのような導管システムは、毛細管電気泳動および液体クロマトグラフィーなどの応用への使用を見出した。
【0041】
バルブ2の位置において、石英の導管は、金属、たとえば銅のスリーブ24によって取り囲まれ、図1〜2との関連で記載したように狭い金属ワイヤ4を介してヒートシンク5との接続を有している。金属の他のスリーブ25は接合点23の反体のバブルの側で枝の導管1を取り囲み、周囲の熱を導管に伝え、バルブの内側に形成された氷塊の長さを制御し、同時にさらなる2つの金属スリーブ26が接合部24の点で主導管により氷塊レベルの他端を設定する目的で主導管8を取り囲む。当該スリーブ26の1つには金属のフランジが設けられ周囲の空気から熱を捕捉し、導管に熱を与えている。レーザダイオードなどのレーザ光源は末広がりの扇形の形状のレーザ光線を与えており、バルブ領域にターゲットが向けられ、氷塊を融かすことによってバルブを開放する。バルブ2から適切な距離に設けられると、レーザダイオード11によって発生された光線13は光学手段によって修正することなくそのようなものとして利用され得る。
【0042】
毛細管の電気泳動を実行するために適した導管1、8、8′のネットワークは、図7に概略が示されている。このプロセスは数十キロボルトの電位差のあいだで狭いガラスチューブ内を移動している化合物を分離する。分離は異なる液体分画(liquid fraction)の移動の異なる速度に基づいている。これらの分画きわめて小さく、典型的には数ナノメータのオーダーである。図7のシステムは、示されているような逆のポテンシャル28、29において導管の端部をもつ2つの主導管8、8′と、該主導管のあいだの多くの平行な枝または中間の導管1とを備えている。主および中間の導管は石英ガラスから製造され、電気的に非伝導性である。各中間の導管1は、図6を参照して記載されているような金属のスリーブと、ヒートシンクとの接続部と、中間導管の全長にわたって有効に延びるフリーズバルブを形成するためのレーザビーム源(図示されていない)とを備えている。中間導管1のいずれかが液体分画によって充填されることができ、すべてを氷結させることによって固定される。形成された氷塊7の両端は個々の主導管8、8′のレベルである。
【0043】
毛細管の電気泳動分離プロセスは、導管1、8、8′がまず緩衝溶液によって充填され、中間導管1が1つを除いて充填している氷によって閉鎖されるように実行され得る。液体サンプルは正極28の方向からネットワークに供給され、液体を貫く電位差は極28、29のあいだで設定される。負極29に向かって移動する分画30が分離し、図7に見られるように、1つの開放したままの中間導管に侵入する。分画30は該中間導管を充填し、第2の主導管8′に到達する瞬間に氷結することによって該導管内に止められる。こののち、他の中間導管1がレーザ源からの熱によって開放され、このプロセスが継続する。他のより遅く移動する分画が他の中間導管を充填し、まさにこの瞬間に氷結することによって導管内に止められてもよい。この方法において、異なる移動速度の望まれる数の分画が捕捉されることができ、さらなる処理、とくに質量スペクトロメータによる分析のために保持される。この段階で、分画は1つ1つ選択的に融解することができ、分析器の能力の制限によるいかなる損失もなく分析器に移送される。叙上のごとく液体分画を捕捉し、保持するためにフリーズバルブをもつ導管のネットワークは、他の分離プロセスにおいて採用されてもよく、分画は連続流として、とくに液体クロマトグラフィーにおいて得られる。
【0044】
叙上の例は、単に図示によって与えられたにすぎず、本発明を限定することはなく、本発明の範囲は以下の特許請求の範囲によって定義される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、並行な複数の導管内のフリーズバルブのアレイとコリメート処理された光学装置を回転自在のレーザ光線であって、少なくとも1つのバルブにターゲットされたレーザ光線とを示しており、図2のI−I線断面図である。
【図2】 図2は、図1に示されたようなレーザビームによって加熱されるバルブの側面図である。
【図3】 図3は、図1に類似した断面図であるが、回転自在の鏡によって選択されたバルブをターゲットとしたレーザ光線を示している。
【図4】 図4は、扇形の形状のレーザ光線によって加熱される他のフリーズバルブの側面図である。
【図5】 図5は図4のv−v線断面図であり、並行な1組の複数のバルブの1つとして図4のバルブを示しており、各バルブにはそれ自体のレーザ源が設けられている。
【図6】 図6は、ガラス製であり、扇形の形状のレーザ光線によって加熱され得る主および枝の導管ラインの接合部を示している。
【図7】 図7は、毛細管内で分離された液体の分画の固定のための主導管同士のあいだの1組の枝の導管を示している。

Claims (19)

  1. 複数のフリーズバルブ(2)からなる導管のネットワークであって、それぞれのフリーズバルブ(2)が、導管(1、8)内で小量の液体の流れを制御し、当該フリーズバルブがそれぞれの導管と一体的な管状の壁(3)によって定義され、かつ壁の内側で液体を氷結することによってバルブを閉鎖するために該壁とヒートシンク(5)とを接続しているサーマルブリッジ(4)を備え、前記ネットワークが、氷結した液体(7)を融解することによって開放するために壁をターゲットにしたレーザ光線源をもつ加熱手段を含み、
    前記加熱手段が、その中央(15)において放射強度がより高く、そのエッジ(16)に向かって放射強度が減少するように、横方向に延びたレーザ光線(13)を発生するレーザダイオード(11)を備え、前記レーザダイオード(11)が、前記ネットワーク内で異なる複数のバルブ(2)に選択的に前記レーザ光線(13)をターゲットできるように移動自在であり、前記壁(3)とサーマルブリッジ(4)との接続点の両側に延びる長さの分だけ該レーザ光線(13)により前記壁(3)をターゲットにし、氷塊(7)をその全長にわたって同時に融解することを特徴とする複数のフリーズバルブからなる導管のネットワーク
  2. 前記加熱手段が、その中央(15)において放射強度がより高く、そのエッジ(16)に向かって減少する末広がりの扇形または円錐の形体でレーザ光線(13)を発生することを特徴とする請求項1記載の複数のフリーズバルブからなる導管のネットワーク
  3. 前記レーザ光線(13)が、前記バルブ(2)の管状の壁(3)内で形成される長い氷塊(7)に実質的に対応する長い断面を有する平坦化された円錐の形体であることを特徴とする請求項2記載の複数のフリーズバルブからなる導管のネットワーク
  4. 前記レーザダイオード(11)に光線を平行にする光学装置が設けられてなることを特徴とする請求項記載の複数のフリーズバルブからなる導管のネットワーク
  5. 前記レーザ光線(13)が前記サーマルブリッジ(4)に取りつけられた側に対向する側のバルブの壁をターゲットにすることを特徴とする請求項1、2、3または4記載の複数のフリーズバルブからなる導管のネットワーク
  6. 前記バルブを定義している壁(3)が金属製であることを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の複数のフリーズバルブからなる導管のネットワーク
  7. 前記導管(1、8)が合成樹脂またはガラスなどの電気的絶縁材料からなり、前記バルブ(2)の位置において金属のスリーブ(24)によって覆われ、前記サーマルブリッジ(4)がスリーブに取りつけられてなることを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の複数のフリーズバルブからなる導管のネットワーク
  8. 金属の第1のスリーブ(24)が前記バルブ(2)の位置で導管(1)を覆い、前記導管(1、8)のまわりの金属の第2のスリーブ(26)が該第1のスリーブから離間して設けられてなることを特徴とする請求項または記載の複数のフリーズバルブからなる導管のネットワーク
  9. 前記第2のスリーブ(26)が、周囲の大気から導管に熱を伝達するために突出した金属のフランジを有してなることを特徴とする請求項記載の複数のフリーズバルブからなる導管のネットワーク
  10. 前記サーマルブリッジ(4)が管状の壁(3)の中央の点に取りつけられた薄い金属のワイヤを備えてなることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9記載の複数のフリーズバルブからなる導管のネットワーク
  11. 前記レーザダイオード(11)にステップモータ(14)などの回転手段が設けられ、光線(13)によって平行なバルブが選択的にターゲットにされてなることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9または10記載の複数のフリーズバルブからなる導管のネットワーク。
  12. 導管(1、8)内で小量の液体の流れを制御するための複数のフリーズバルブ(2)を開放する方法であって、該フリーズバルブがそれぞれの導管と一体的な管状の壁(3)によって定義され、該壁とヒートシンク(5)とを接続しているサーマルブリッジ(4)を備え、前記バルブが壁の内側の氷塊(7)によって閉鎖されており、前記方法が、氷結した液体を融解することによってバルブを開放するために、壁をターゲットにされたレーザ光線(13)によってバルブを加熱する工程を備えており、
    前記フリーズバルブ(2)を加熱し、移動自在なレーザダイオード(11)によりレーザ光線(13)が、その中央(15)において放射強度がより高く、そのエッジ(16)に向かって放射強度が減少するように、横方向に延び発生し、前記フリーズバルブを選択的にターゲットにして、前記壁(3)の内側で氷塊(7)をその全長にわたって覆う
    ことを特徴とする方法。
  13. 前記レーザ光線(13)が、その中央(15)において強度がより高く、そのエッジに向かって強度が減少する末広がりの扇形または円錐の形体で発生され、当該レーザ光線によって前記フリーズバルブ(2)の中央がターゲットにされて、前記サーマルブリッジ(4)との接続点において最大の熱を発生することを特徴とする請求項12記載の方法。
  14. 液体の流れから液体またはコロイド状の複数の分画の分離のためのプロセスであって、該複数の分画が主導管ライン(8)中で異なる速度で泳動し、分画(30)が複数の枝の導管(1)内に導くことによって分離され、氷塊(7)によってそれぞれの枝の導管を閉鎖することによって該動管内に固定され、
    前記それぞれの枝の導管(1)に、前記導管と一体的な管状の壁によって定義され、壁の内側の液体を氷結することによって閉鎖するために壁とヒートシンク(5)とを接続するサーマルブリッジ()と、氷結した液体を融解することによってバルブを開放するための加熱手段としての移動自在のレーザダイオード(11)を備えたフリーズバルブ(2)が設けられ、前記レーザダイオード(11)が、その中央(15)において放射強度がより高く、そのエッジ(16)に向かって放射強度が減少するように、横方向に延びたレーザ光線(13)を発生し、当該プロセスが前記それぞれの枝の導管内の前記バルブの位置またはバルブの上にそれぞれの分画(30)を導き、該分画を氷結してバルブを閉鎖し、移動自在のレーザダイオードからのレーザ放射によってそれぞれのバルブが選択的にターゲットにされることによって該分画を回復して、氷塊をその全長にわたって同時に融解させることを含んでなる
    ことを特徴とするプロセス。
  15. 前記レーザ光線(13)が、前記バルブ(2)の管状の壁の内部に形成された長い氷塊(7)に実質的に対応している長い断面を有し、円錐のエッジ(16)より円錐の中央(15)においてより高い放射強度を有することを特徴とする請求項14記載のプロセス。
  16. 前記導管(1)が、バルブ(2)の位置で金属のスリーブ(24)によって覆われ、前記サーマルブリッジ(4)が該スリーブに取りつけられてなることを特徴とする請求項14または15記載のプロセス。
  17. 前記プロセスが、液体の媒体から液体またはコロイド状の分画を分離する毛細管電気泳動であることを特徴とする請求項16記載のプロセス。
  18. 前記プロセスが、可溶性の液体媒体を分離するクロマトグラフィー分離プロセスであることを特徴とする請求項14、15または16記載のプロセス。
  19. 多くの分画(30)が異なる枝の導管(1)に導かれ、該管内で固定され、前記分画が質量スペクトロメトリーなどの分析のために選択的に回復されてなることを特徴とする請求項14、15、16、17または18記載のプロセス。
JP2000556290A 1998-06-22 1999-06-21 フリーズバルブ Expired - Fee Related JP4450994B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FI981432 1998-06-22
FI981432A FI981432A (fi) 1998-06-22 1998-06-22 Jäähana
PCT/FI1999/000543 WO1999067693A1 (en) 1998-06-22 1999-06-21 Freeze valve

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002519595A JP2002519595A (ja) 2002-07-02
JP4450994B2 true JP4450994B2 (ja) 2010-04-14

Family

ID=8552043

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000556290A Expired - Fee Related JP4450994B2 (ja) 1998-06-22 1999-06-21 フリーズバルブ

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6311713B1 (ja)
EP (1) EP1090336B1 (ja)
JP (1) JP4450994B2 (ja)
DE (1) DE69912788T2 (ja)
FI (1) FI981432A (ja)
WO (1) WO1999067693A1 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6387234B1 (en) 1998-08-31 2002-05-14 Iowa State University Research Foundation, Inc. Integrated multiplexed capillary electrophoresis system
US6557575B1 (en) * 2001-11-19 2003-05-06 Waters Investments Limited Fluid flow control freeze/thaw valve for narrow bore capillaries or microfluidic devices
ATE370338T1 (de) * 2002-03-23 2007-09-15 Starbridge Systems Ltd Mikromechanische bauelemente
AU2003272397A1 (en) * 2002-09-16 2004-04-30 Waters Investments Limited Freeze-thaw valve limiting cryogenic usage
US7204264B2 (en) * 2004-04-21 2007-04-17 Waters Investments Ltd. High pressure capillary micro-fluidic valve device and a method of fabricating same
US7694694B2 (en) * 2004-05-10 2010-04-13 The Aerospace Corporation Phase-change valve apparatuses
US8642353B2 (en) * 2004-05-10 2014-02-04 The Aerospace Corporation Microfluidic device for inducing separations by freezing and associated method
US7686040B2 (en) * 2004-06-24 2010-03-30 The Aerospace Corporation Electro-hydraulic devices
US7650910B2 (en) * 2004-06-24 2010-01-26 The Aerospace Corporation Electro-hydraulic valve apparatuses
US7721762B2 (en) * 2004-06-24 2010-05-25 The Aerospace Corporation Fast acting valve apparatuses
US7998433B2 (en) * 2006-04-04 2011-08-16 Samsung Electronics Co., Ltd. Valve unit and apparatus having the same
KR20080073934A (ko) * 2007-02-07 2008-08-12 삼성전자주식회사 밸브 충전물 및 이를 구비한 밸브 유닛
EP2952906A1 (en) 2009-08-07 2015-12-09 F. Hoffmann-La Roche AG System for the analysis of liquid samples
EP2311563A1 (en) * 2009-08-07 2011-04-20 F. Hoffmann-La Roche AG Processing units and methods for the processing of liquid samples
EP2409765A1 (en) 2010-07-21 2012-01-25 F. Hoffmann-La Roche AG Microfluidic system and process for mixing liquid fluids
EP2466316B1 (en) 2010-12-15 2015-11-25 F.Hoffmann-La Roche Ag Fluidic systems, fluid containers and processes for washing fluid lines
US9278200B2 (en) 2012-09-19 2016-03-08 Mackay Memorial Hospital Flow control device, system and method for controlling the flow of body fluid
JP6869949B2 (ja) 2015-07-22 2021-05-12 ザ ユニバーシティ オブ ノース カロライナ アット チャペル ヒルThe University Of North Carolina At Chapel Hill 氷核形成剤を含む凍結融解バルブを備える流体装置と関連の操作及び分析方法
CN105042178A (zh) * 2015-09-04 2015-11-11 李良杰 激光加热水龙头
WO2019187294A1 (ja) * 2018-03-30 2019-10-03 富士フイルム株式会社 チップ、混合装置及び混合方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3591809A (en) * 1969-01-27 1971-07-06 Johnson Service Co Fluidic radiation sensor varying the viscosity of a fluid stream
DE3373610D1 (en) * 1982-12-22 1987-10-15 Ibm Method and apparatus for embedding wire in a photocurable adhesive
GB2150780B (en) * 1983-11-30 1986-10-08 Standard Telephones Cables Ltd Optical actuator
US4612959A (en) * 1985-05-07 1986-09-23 Mobil Oil Corporation Valveless shut-off and transfer device
FI86229C (fi) * 1989-04-10 1992-07-27 Niilo Kaartinen Foerfarande foer formning av ett uppvaermbart och nedkylbart element vid ett system behandlande smao vaetskemaengder samt ett medelst foerfarandet framstaellt element.
GB9309637D0 (en) * 1993-05-11 1993-06-23 Boc Group Plc Cryogenic liquid dispensers
ES2107228T3 (es) 1993-06-05 1997-11-16 Glaxo Group Ltd Medio de control de flujo liquido.
FI100278B (fi) * 1994-09-14 1997-10-31 Erkki Juhani Soini Menetelmä nestevirtauksen säätämistä varten
GB2302413B (en) 1995-06-20 1997-11-12 Northern Telecom Ltd Bragg gratings in waveguides
JPH1094892A (ja) * 1996-09-25 1998-04-14 Shimadzu Corp レーザ加熱装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6311713B1 (en) 2001-11-06
EP1090336B1 (en) 2003-11-12
FI981432A0 (fi) 1998-06-22
JP2002519595A (ja) 2002-07-02
DE69912788D1 (de) 2003-12-18
FI981432A (fi) 1999-12-23
DE69912788T2 (de) 2004-09-30
EP1090336A1 (en) 2001-04-11
WO1999067693A1 (en) 1999-12-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4450994B2 (ja) フリーズバルブ
US6387234B1 (en) Integrated multiplexed capillary electrophoresis system
US6342184B1 (en) Liquid flow management means
US8512538B2 (en) Capillary electrophoresis device
US5495105A (en) Method and apparatus for particle manipulation, and measuring apparatus utilizing the same
US5565171A (en) Continuous biochemical reactor for analysis of sub-picomole quantities of complex organic molecules
EP0556748B1 (en) Method and apparatus for particle manipulation, and measuring apparatus utilizing the same
CN1119275A (zh) 电泳多试样组分采集器
US20030089605A1 (en) Microfluidic system for proteome analysis
US20090107262A1 (en) Particulate sampling apparatus, particulate sampling substrate and particulate sampling method
US6229605B1 (en) Evaporative light scattering device
EP1706735B1 (en) Multi-dimensional electrophoresis apparatus
JPH01167652A (ja) 電気泳動装置の集積温度コントロール/アライメントシステム
EP3295160B1 (en) Pressure driven fluidic injection for chemical separations by electrophoresis
US20060113191A1 (en) Capillary cassette and method of manufacturing the same
JPH087186B2 (ja) 毛管電気泳動におけるバルク流体運動の熱的技術
US5147611A (en) Optical and pyrolyzate analyzer apparatus
US20030170146A1 (en) Microfabricated two-pin system for biomolecule crystallization
CN112430531B (zh) 微流控芯片、精确定量的生物样品微流操作的装置和方法
EP0408182A2 (en) Apparatus for use in analysing sample solutions
KR20230031200A (ko) 샘플 분무화를 위한 가스 채널을 갖는 미세유체 장치
CN100473966C (zh) 分离装置、分离方法和质谱分析系统
KR102101074B1 (ko) 대기 오염 분석용 수분 전처리 장치
WO2005093389A1 (en) Method for preparing a sample
EP0191653B1 (fr) Appareil de mesure de la résistance au choc

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060619

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090421

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090717

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090727

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090821

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090828

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090918

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100105

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100127

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130205

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140205

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees