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JP4443023B2 - 弁類の作動状態検出装置 - Google Patents

弁類の作動状態検出装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種用途の弁や蒸気トラップなどに代表される弁類の作動状態検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、弁類の作動状態検出装置としては種々の形式のものが提案されているが、既設の弁類にもその本体を接続配管から取り外すことなく装備できる形式のものとしては、例えば蒸気トラップの場合、図4に示す如く、トラップ本体3に対する蓋6の連結構造を利用してセンサユニットUを取り付けるようにしたものがある(特開平10−227686号公報参照)。
【0003】
すなわち、この図4に示す作動状態検出装置では、感振素子30とそれに振動を伝える伝達棒31とで振動センサ32を構成するとともに、伝達棒31の先端に設けたボルト部31aの頭部に温度センサ33を取り付けてセンサユニットUを構成し、伝達棒先端のボルト部31aをトラップ本体3と蓋6との連結ボルトに代えてその連結ボルトのボルト孔34にねじ込むことで、センサユニットUを蒸気トラップTに取り付け、この取り付け状態において、トラップTの作動状態を示すトラップ本体3の振動及び温度をボルト部31aを介して各センサ32,33により検出するようにしている。35は伝達棒31に対する筒状のカバー体である。
【0004】
なお、既設の弁類は、その使用環境によって本体を接続配管から取り外すことが厳しく制限される場合があり、このような場合に、上記の如き作動状態検出装置が有用になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この従来装置では、トラップ本体3と蓋6との間のパッキンの影響で伝達振動の特性が変化したり、ボルト部31aの締め込み具合によって振動伝達の特性が変化するなどのことが原因で、トラップ本体3の振動を精度良く検出することが難しく、また温度についても、トラップ本体3からボルト部31aへの伝熱及びボルト部31aでの伝熱に伴う放熱や、周囲温度の変化による放熱特性の変化などが原因で、トラップ本体3の温度を精度良く検出することが難しく、これらのことで、トラップ作動状態の検出精度が低くなる問題があった。
【0006】
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、既設の弁類にもその本体を接続配管から取り外すことなく装備できるものでありながら、弁類の作動状態を示す弁類本体の状態値を精度良く安定的に検出できる作動状態検出装置を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
〔1〕請求項1に係る発明の特徴構成は、
弁類の本体における着脱自在な分割部に、弁類の作動状態を示す前記本体の状態値を検出する作動状態検出用のセンサを、前記本体の対分割部合せ面を検出対象面とする状態で取り付けるのに、
前記センサを、その検出端の先端が前記対分割部合せ面に当接する状態にして前記分割部に取り付けるとともに、
前記分割部において前記センサの検出端を収納する部分を、前記対分割部合せ面によって先端開口が閉塞される孔にしてある点にある。
〔2〕また、請求項2に係る発明は、弁類の本体における着脱自在な分割部に、弁類の作動状態を示す前記本体の状態値を検出する作動状態検出用の非接触式のセンサを、前記本体の対分割部合せ面を検出対象面とする状態で取り付けるのに、
前記センサを、その検出端が前記対分割部合せ面に間隙を介して対向する状態にして前記分割部に取り付けるとともに、
前記分割部において前記センサの検出端を収納する部分を、前記対分割部合せ面によって先端開口が閉塞される孔にしてある点にある。
【0008】
つまり、これら請求項1又は請求項2に係る発明によれば、弁類本体の対分割部合せ面をセンサの検出対象面とする直接的な検出形態で弁類本体の状態値をセンサにより検出するから、先述の従来装置の如き間接的な検出に比べ、弁類の作動状態を示す弁類本体の状態値をより精度良く安定的に検出することができる。また、一般に対分割部合せ面は仕上げ加工が施された面であって、センサによる検出に好適な面であることからも、検出精度の向上及び検出の安定化を効果的に達成することができる。
【0009】
そしてまた、作動状態検出用のセンサを弁類本体における着脱自在な分割部に取り付けるから、既設の弁類にも、その本体を接続配管から取り外すといったことなく、分割部だけを予めセンサを取り付けてある新たなものに交換する、あるいは、分割部だけを一旦取り外してその分割部にセンサを取り付け加工するといったことで、容易かつ安価に作動状態検出装置を装備することができ、これにより、既設弁類への装備において弁類本体を接続配管から取り外すことが制限される場合の対応も容易になる。
【0010】
ちなみに、既設弁類の本体からその状態値を直接的に検出するには、弁類本体への加工が不要な適当なクランプ具を用いて、センサを弁類本体の外部露呈面を検出対象面とする状態で弁類本体に取り付け装備することも考えられるが、一般に弁類の外部露呈面は鋳肌面であることからセンサによる検出において高い検出精度及び安定性を得ることが難しく、この点で、対分割部合せ面をセンサの検出対象面とする上記構成の方が検出精度面及び検出安定性の面で有利である。
【0011】
なお、請求項1又は請求項2に係る発明の実施において、検出対象の状態値は、対分割部合せ面を検出対象面として各種センサにより検出し得るものであれば、弁類本体の振動や温度など、弁類本体のどのような状態値であってもよい。
【0012】
また、請求項1に係る発明によれば、前記センサを、その検出端の先端が前記対分割部合せ面に当接する状態にして前記分割部に取り付けるから、次の効果も奏する。
【0013】
つまり、センサの検出端の先端を対分割部合せ面に当接させた状態で対分割部合せ面から弁類本体の状態値を検出するから、その検出対象の状態値が接触式検出によって良好に検出できるものである場合に特に有用な作動状態検出装置になる。
【0014】
また、請求項2に係る発明によれば、非接触式の前記センサを、その検出端が前記対分割部合せ面に間隙を介して対向する状態にして前記分割部に取り付けるから、次の効果も奏する。
【0015】
つまり、非接触式のセンサの検出端を対分割部合せ面に間隙を介して対向させた状態で対分割部合せ面から弁類本体の状態値を検出するから、請求項1に係る発明とは逆に、その検出対象の状態値が非接触式検出によって良好に検出できるものである場合に特に有用な作動状態検出装置になる。
【0016】
さらに、請求項1又は請求項2に係る発明によれば、前記分割部において前記センサの検出端を収納する部分を、前記対分割部合せ面によって先端開口が閉塞される孔にしてあるから、次の効果も奏する。
【0017】
つまり、対分割部合せ面によって先端開口が閉塞された孔の内部にセンサの検出端が収納された形態になることから、分割部自身をセンサ検出端周りのカバー体として機能させる状態で、特別なカバー体を別途付加することなくセンサ検出端の効果的な保護を図ることができる。
【0018】
〔3〕請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に係る発明の実施において好適な実施形態を特定するものであり、その特徴構成は、
前記分割部を前記本体に装着した状態での前記分割部に対する前記センサの着脱が可能な構造にしてある点にある。
【0019】
つまり、この構成によれば、分割部に対する着脱操作が必要なセンサの点検や交換を、分割部そのものは弁類本体から取り外すことなく容易に行なうことができ、この点で、保守管理性に一層優れた作動状態検出装置になる。
【0020】
〔4〕請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか1項に係る発明の実施において好適な実施形態を特定するものであり、その特徴構成は、
前記分割部に、先端開口が前記対分割部合せ面によって閉塞される追加センサ用のセンサ取付孔を形成してある点にある。
【0021】
つまり、この構成によれば、対分割部合せ面を検出対象面とするセンサの追加装備を上記追加センサ用のセンサ取付孔を用いて容易に行なうことができ、この点で、装置更新性に一層優れた作動状態検出装置になる。
【0022】
〔5〕請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか1項に係る発明の実施において好適な実施形態を特定するものであり、その特徴構成は、
作動状態検出用の別センサを、その検出端が前記本体の内部に臨む状態にして、又は、その検出端が前記分割部に埋め込まる状態にして前記分割部に取り付けてある点にある。
【0023】
つまり、この構成によれば、対分割部合せ面を検出対象面とするセンサにより弁類本体の状態値を検出することに加えて、検出端が弁類本体の内部に臨む状態や検出端が分割部に埋め込まれる状態で分割部に取り付けられた上記別センサによっても弁類本体の状態値を検出することにより、弁類の作動状態を示す弁類本体の状態値を一層多様に検出でき、そのことで、弁類の状態値検出に基づく作動状態の判定を一層精度良く正確に行なうことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕
図1はフロート式の蒸気トラップTを示し、1は蒸気使用装置からのドレン排出管路を接続するトラップ入口、2はトラップでの分離ドレンWを排出するトラップ出口であり、トラップ本体3には、トラップ入口1及びトラップ出口2を形成するとともに、トラップ入口1に常時連通しかつ下部弁口4を介してトラップ出口2に連通する弁室5を形成してある。6はトラップ本体3の上部開口を閉塞する蓋である。
【0025】
弁室5には、室内ドレンWの水位変動に伴う上下動により下部弁口4を開閉する球状のフロート7を内装してあり、トラップ入口1からドレンWが蒸気Sとともに流入する通常使用状態では、下部弁口4が室内ドレンWに水没した状態においてフロート7によりドレン流入量に応じた開度に調整され、これにより、蒸気Sの漏出が阻止された状態で、ドレンWのみが下部弁口4を通じてトラップ出口2へ連続的に分離排出される。
【0026】
また、トラップ入口1からのドレンWの流入が無くなると、下部弁口4が水位低下した室内ドレンWに水没した状態においてフロート7により閉塞され、この水没下での下部弁口4の閉塞により蒸気Sの漏出が確実に阻止される。
【0027】
8は下部弁口4の開閉操作不良の原因となる異物を捕捉するフィルタ、9はフィルタ支持具であり、ドレンW及び蒸気Sは、これらフィルタ8及びフィルタ支持具9を通じてトラップ入口1から弁室5に流入する。
【0028】
10はトラップ本体3の蓋6に形成した上部弁口、11は感温素子により開閉動作する上部弁体であり、蒸気使用装置側の状況変化などでトラップ入口1から空気が流入した際には、感温素子の温度低下側への動作による上部弁体11の開き作動で上部弁口10が開かれ、この上部弁口10を通じて流入空気が急速排出される。そして、トラップ入口1から高温の蒸気S及びドレンWが流入する状態になると、感温素子の温度上昇側への動作による上部弁体11の閉じ作動で上部弁口10が閉じられて、通常のドレン分離状態に戻る。
【0029】
12は温度センサ13及び振動センサ14を備える作動状態検出装置であり、両センサ13,14の出力信号(検出信号)をケーブル15(ないしは無線式伝送手段)により判定器に送ることで、その判定器において両センサ13,14の出力信号に基づきトラップの作動状態を判定する。
【0030】
温度センサ13は、蓋6にリード13aを貫通させてセンサ検出端をトラップ本体3の内部に臨ませる状態に蓋6の内面部に取り付けてあり、これにより、トラップ本体3の内部温度を温度センサ13により直接に検出する。
【0031】
一方、感振素子14a(例えば圧電素子)とその感振素子14aに振動を伝達する伝達棒14bとからなる振動センサ14については、蓋6をトラップ本体3に取り付けた状態においてトラップ本体3の対蓋合せ面3mにより先端開口が閉塞される貫通孔16を蓋6に形成し、この貫通孔16に伝達棒14bを蓋6の外面側から挿通配置して感振素子14aを蓋6の外面側に位置させる状態に蓋6に取り付けてある。
【0032】
つまり、振動センサ14については、上記構造により、トラップ本体3の対蓋合せ面3m(すなわち、弁類本体の対分割部合せ面)を検出対象面とする状態にして、さらに言えば、センサ検出端である伝達棒14bの先端をトラップ本体3の対蓋合せ面3mに当接させる状態にして蓋6(すなわち、弁類本体における着脱自在な分割部)に取り付けてあり、これにより、トラップ本体3の振動(ケース振動)を振動センサ14により直接に検出する。
【0033】
17は蓋6の外面側に螺着するケース、18はケース内でケース17の上底部と感振素子14aとの間に位置して振動センサ14を上記貫通孔16への伝達棒挿入側へ弾性的に押圧するスプリングであり、これらケース17及びスプリング18をもって振動センサ14を蓋6に固定してある。また、この固定構造により、振動センサ14の点検や交換については、トラップ本体3から蓋6を取り外すことなく、蓋6に対するケース17の着脱操作だけで振動センサ14を蓋6に着脱できるようにしてある。
【0034】
19は感振素子14aとスプリング18との間に介在させた防振ゴムであり、この防振ゴム19によりケース17側からの感振素子14aに対する外乱振動の伝播を防止する。
【0035】
20は蓋外面とトラップ本体3の内部に臨む蓋内面とにわたらせる状態で蓋6に貫通形成した追加センサ用のセンサ取付孔であり、21は追加センサ用のセンサ取付孔20を閉塞しておくプラグである。
【0036】
以上要するに、上述の如くトラップ本体3の蓋6を作動状態検出装置のセンサ取付基材とする構成を採ることにより、図2に示す如く作動状態検出装置12を備えていない既設の蒸気トラップT′に対しても、トラップ本体3の交換やトラップ本体3への加工を要することなく、また、そのことにより接続配管からのトラップ本体3の取り外しを不要にしながら、蓋6の交換だけで作動状態検出装置12を装備できるようにしてある。
【0037】
〔第2実施形態〕
図3は安全弁Vを示し、22は弁本体、22aは弁座、22bは弁体、23は弁体22bの動作調整部23aを内蔵した状態で弁本体22に着脱自在に取り付けられた弁頭部である。
【0038】
この安全弁Vでは、作動状態検出装置12′を構成する温度センサ13′及び振動センサ14′のうち、温度センサ13′は、弁頭部23を弁本体22に取り付けた状態において弁本体22の対弁頭部合せ面22mにより先端開口が閉塞される温度センサ装着用孔24に収納した状態で、弁頭部23のフランジ部における内面部分に取り付けてある。
【0039】
また、感振素子14a′(例えば圧電素子)とその感振素子14a′に振動を伝達する伝達棒14b′とからなる振動センサ14′については、第1実施形態と同様に、弁頭部23を弁本体22に取り付けた状態において弁本体22の対弁頭部合せ面22mにより先端開口が閉塞される貫通孔25を弁頭部23のフランジ部に形成し、この貫通孔25に伝達棒14b′を弁頭部23の外面側から挿通配置して感振素子14a′を弁頭部23の外面側に位置させる状態に弁頭部23のフランジ部に取り付けてある。
【0040】
つまり、本第2実施形態においては、温度センサ13′及び振動センサ14′の両者ともに、弁本体22の対弁頭部合せ面22m(すなわち、弁類本体の対分割部合せ面)を検出対象面とする状態にして、さらに言えば、両センサ13,14′の検出端夫々(特に図3に示す如くそれら検出端の先端の夫々)を弁本体22の対弁頭部合せ面22mに当接させる状態にして弁頭部23(すなわち、弁類本体における着脱自在な分割部)のフランジ部に取り付けてあり、これにより、弁本体22の温度及び振動(ケース温度及びケース振動)を各センサ13′,14′により直接に検出する。
【0041】
26は弁頭部23を弁本体22に取り付けた状態で先端開口が弁本体22の対弁頭部合せ面22mによって閉塞される状態となるように弁頭部23のフランジ部に貫通形成した追加センサ用のセンサ取付孔であり、弁本体22の対弁頭部合せ面22mを検出対象面とする各種センサをこの取付孔26を用いて容易に追加装備できるようにしてある。27は追加センサ用のセンサ取付孔26を閉塞しておくプラブである。
【0042】
〔別実施形態〕
次に別の実施形態を列記する。
【0043】
弁類本体の対分割部合せ面を検出対象面としてセンサにより対分割部合せ面から検出する状態値は、温度、振動に限らずどのような状態値であってもよく、その検出対象の状態値によってセンサには種々の形式のものを採用できる。
【0044】
また、振動を検出するにしても、前述の如く感振素子14aに振動を伝達する伝達棒14bを対分割部合せ面3mに当接させる形式の振動センサ14に代え、例えば、圧電素子等の感振素子を対分割部合せ面に直接に当接させる形式の振動センサや、対分割部合せ面からの放射振動波をマイクにより検出することで振動を検出する振動センサを用いるなど、種々の形式の振動センサを採用できる。
【0045】
前述の第1,第2実施形態では、弁類本体の対分割部合せ面を検出対象面とするセンサの装備形態として、検出端を弁類本体3,22の対分割部合せ面3m,22mに当接させる状態にしてセンサ14,13′,14′を分割部6,23に取り付ける例を示したが、検出対象状態値等に応じ非接触式のセンサ(例えば、上記のマイクを用いた振動センサなど)を用いる場合には、検出端を弁類本体の対分割部合せ面に間隙を介して対向させる状態にしてセンサを分割部に取り付けるようにする。
【0046】
前述の第1実施形態では、弁類本体の対分割部合せ面を検出対象面とするセンサとともに分割部に取り付ける作動状態検出用の別センサとして、検出端を弁類本体の内部に臨ませるセンサ13を分割部6に取り付ける例を示したが、この別センサとして、検出端を分割部に埋め込む状態のセンサを分割部に取り付けるようにしてもよい。
【0047】
また、このような別センサは、温度センサに限られるものではなく、圧力センサ、振動センサ、水位センサなど、どのようなセンサであってもよい。
【0048】
センサの取り付け箇所とする分割部、すなわち、弁類本体における着脱自在な分割部は、前述の第1,第2実施形態で示した蓋6や弁頭部23に限られるものではなく、弁類本体に対して着脱自在に取り付け装備されるものであれば、ケース分割部分、フランジ、プラグなど、どのような部材であってもよい。
【0049】
本発明による作動状態検出装置は、蒸気トラップや安全弁に限らず、各種形式・用途の弁やストレーナなど、種々の弁類に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態を示す蒸気トラップの断面図
【図2】 検出装置を装備していない既設蒸気トラップの断面図
【図3】 第2実施形態を示す安全弁の断面図
【図4】 従来例を示す要部の断面図
【符号の説明】
3,22 弁類本体
3m,22m 対分割部合せ面
6,23 分割部
13 作動状態検出用の別センサ
14,13′,14′ 作動状態検出用センサ
16,24,25 孔
26 追加センサ用のセンサ取付孔

Claims (5)

  1. 弁類の本体における着脱自在な分割部に、弁類の作動状態を示す前記本体の状態値を検出する作動状態検出用のセンサを、前記本体の対分割部合せ面を検出対象面とする状態で取り付けるのに、
    前記センサを、その検出端の先端が前記対分割部合せ面に当接する状態にして前記分割部に取り付けるとともに、
    前記分割部において前記センサの検出端を収納する部分を、前記対分割部合せ面によって先端開口が閉塞される孔にしてある弁類の作動状態検出装置。
  2. 弁類の本体における着脱自在な分割部に、弁類の作動状態を示す前記本体の状態値を検出する作動状態検出用の非接触式のセンサを、前記本体の対分割部合せ面を検出対象面とする状態で取り付けるのに、
    前記センサを、その検出端が前記対分割部合せ面に間隙を介して対向する状態にして前記分割部に取り付けるとともに、
    前記分割部において前記センサの検出端を収納する部分を、前記対分割部合せ面によって先端開口が閉塞される孔にしてある弁類の作動状態検出装置。
  3. 前記分割部を前記本体に装着した状態での前記分割部に対する前記センサの着脱が可能な構造にしてある請求項1又は2に記載した弁類の作動状態検出装置。
  4. 前記分割部に、先端開口が前記対分割部合せ面によって閉塞される追加センサ用のセンサ取付孔を形成してある請求項1〜3のいずれか1項に記載した弁類の作動状態検出装置。
  5. 作動状態検出用の別センサを、その検出端が前記本体の内部に臨む状態にして、又は、その検出端が前記分割部に埋め込まれる状態にして前記分割部に取り付けてある請求項1〜4のいずれか1項に記載した弁類の作動状態検出装置。
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