JP4441889B2 - 物品搬送設備 - Google Patents
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複数の物品受取用停止位置及び物品受渡用停止位置を経由する環状の走行経路に沿って一方向に走行自在な物品搬送用の複数の移動体と、
搬送作業情報に基づいて、前記複数の移動体を前記物品受取用停止位置及び前記物品受渡用停止位置に走行させるように前記複数の移動体の走行を制御する物品搬送処理を実行する制御手段が設けられた物品搬送設備であって、
前記制御手段が、
前記移動体についての前記物品搬送処理の実行が完了した後は、他の移動体を走行させるために追い出す必要が発生するまで、当該移動体を非作業状態の移動体として当該物品搬送処理についての前記物品受渡用停止位置に停止させ、且つ、前記他の移動体を走行させるために前記非作業状態の移動体を走行させる場合には、当該非作業状態の移動体を、前記複数の物品受取用停止位置及び前記物品受渡用停止位置のうち当該他の移動体の目標停止位置より下流側の停止位置を目標停止位置として追い出し走行させる追出走行処理を実行するように構成され、
前記制御手段が、
前記追出走行処理において、前記目標停止位置より下流側の停止位置に他の移動体が停止していなければ、その目標停止位置より下流側の前記物品受取用停止位置又は前記物品受渡用停止位置を新たな目標停止位置に更新し、前記目標停止位置の下流側の停止位置が、前記複数の物品受取用停止位置のうち予め設定された特定物品受取用停止位置であれば、目標停止位置を更新しないように構成され、
前記制御手段が、
前記追出走行処理において、前記特定物品受取用停止位置に他の移動体が停止していないときには、前記非作業状態の移動体を当該特定物品受取用停止位置に走行させ、且つ、当該特定物品受取用停止位置に他の移動体が停止しているときには、当該特定物品受取用停止位置の手前側に設定した待機停止位置に走行させるように、前記非作業状態の移動体の走行を制御する予備走行処理を実行するように構成され、
前記制御手段が、
前記複数の物品受取用停止位置のうちで最も作業頻度が多いことが予測される物品受取用停止位置を前記特定物品受取用停止位置として、前記予備走行処理を実行するように構成されている点にある。
しかも、制御手段は、物品受取用停止位置に他の移動体が停止しているときには、非作業状態の移動体をその物品受取用停止位置の手前側に設定した待機停止位置に走行させるので、その物品受取用停止位置に関する搬送作業情報がなくても、非作業状態の移動体は物品受取用停止位置の手前側に設定した待機停止位置に走行することになり、待機停止位置を物品受取用停止位置の近くに設定しておくことで、その物品受取用停止位置に停止している他の移動体に近い位置に、非作業状態の移動体を待機させておくことができる。
したがって、物品受取用停止位置に停止している他の移動体が搬操作業情報に基づいて走行した場合に、物品受取用停止位置に近い待機停止位置で待機している非作業状態の移動体を物品受取用停止位置に走行させればよいので、非作業状態の移動体を物品受取用停止位置に移動させるのに要する時間が短くて済む。
したがって、物品受取用停止位置に停止している他の移動体が走行してから、できるだけ速い時点で、その物品受取用停止位置に非作業状態の移動体が待機した状態とすることができるので、その物品受取用停止位置に関する新たな搬送作業情報が発生した時点で、その物品受取用停止位置に非作業状態の移動体が待機していない状態となってしまうことを極力回避して、搬送作業情報が発生してからその搬送作業情報に係る搬送対象の物品の搬送が開始されるまでの時間が長くなってしまうことを防止して、搬送効率を向上することができる。
ちなみに、上述の如く、物品搬送設備の搬送効率を向上できるので、単位時間当たりの物品搬送量が必要とする量となるように物品搬送設備を構成するにあたって、物品受取用停止位置の設置数や装備する移動体の設置数の少数化を進めて、設備の省スペース化や低廉化を図ることができるものとなる。
このように、本発明の第1特徴構成によると、搬送作業情報が発生してからその搬送作業情報に係る搬送対象物品の搬送が開始されるまでに要する時間を短縮することにより搬送効率の向上を図ることができる物品搬送設備を得るに至った。
また、制御手段が、複数の物品受取用停止位置のうちで最も作業頻度が多いことが予測される物品受取用停止位置に他の移動体が停止していないときには、その物品受取用停止位置に非作業状態の移動体を走行させ、且つ、複数の物品受取用停止位置のうちで最も作業頻度が多いことが予測される物品受取用停止位置に他の移動体が停止しているときには、その物品受取用停止位置の手前側に設定した待機停止位置に非作業状態の移動体を走行させることになるので、複数の物品受取用停止位置のうちで最も作業頻度が多いことが予測される物品受取用停止位置に関する新たな搬送作業情報が発生した時点で、その物品受取用停止位置その物品受取用停止位置の手前側に設定した待機停止位置に非作業状態の移動体が待機していない状態となってしまうことを極力回避して、搬送作業情報が発生してからその搬送作業情報に係る搬送対象の物品の搬送が開始されるまでの時間が長くなってしまうことを防止できる。
複数の物品受取用停止位置及び物品受渡用停止位置を経由する環状の走行経路に沿って一方向に走行自在な物品搬送用の複数の移動体と、
搬送作業情報に基づいて、前記複数の移動体を前記物品受取用停止位置及び前記物品受渡用停止位置に走行させるように前記複数の移動体の走行を制御する物品搬送処理を実行する制御手段が設けられた物品搬送設備であって、
前記制御手段が、
前記移動体についての前記物品搬送処理の実行が完了した後は、他の移動体を走行させるために追い出す必要が発生するまで、当該移動体を非作業状態の移動体として当該物品搬送処理についての前記物品受渡用停止位置に停止させ、且つ、前記他の移動体を走行させるために前記非作業状態の移動体を走行させる場合には、当該非作業状態の移動体を、前記複数の物品受取用停止位置及び前記物品受渡用停止位置のうち当該他の移動体の目標停止位置より下流側の停止位置を目標停止位置として追い出し走行させる追出走行処理を実行するように構成され、
前記制御手段が、
前記追出走行処理において、前記目標停止位置より下流側の停止位置に他の移動体が停止していなければ、その目標停止位置より下流側の前記物品受取用停止位置又は前記物品受渡用停止位置を新たな目標停止位置に更新し、前記目標停止位置の下流側の停止位置が、前記複数の物品受取用停止位置のうち予め設定された特定物品受取用停止位置であれば、目標停止位置を更新しないように構成され、
前記制御手段が、
前記追出走行処理において、前記特定物品受取用停止位置に他の移動体が停止していないときには、前記非作業状態の移動体を当該特定物品受取用停止位置に走行させ、且つ、当該特定物品受取用停止位置に他の移動体が停止しているときには、当該特定物品受取用停止位置の手前側に設定した待機停止位置に走行させるように、前記非作業状態の移動体の走行を制御する予備走行処理を実行するように構成され、
前記制御手段が、前記物品受取用停止位置として、作業頻度が多いことが予測されるものが複数存在する場合には、それら複数の物品受取用停止位置を前記特定物品受取用停止位置として、前記予備走行処理を実行するように構成されている点にある。
しかも、制御手段は、物品受取用停止位置に他の移動体が停止しているときには、非作業状態の移動体をその物品受取用停止位置の手前側に設定した待機停止位置に走行させるので、その物品受取用停止位置に関する搬送作業情報がなくても、非作業状態の移動体は物品受取用停止位置の手前側に設定した待機停止位置に走行することになり、待機停止位置を物品受取用停止位置の近くに設定しておくことで、その物品受取用停止位置に停止している他の移動体に近い位置に、非作業状態の移動体を待機させておくことができる。
したがって、物品受取用停止位置に停止している他の移動体が搬操作業情報に基づいて走行した場合に、物品受取用停止位置に近い待機停止位置で待機している非作業状態の移動体を物品受取用停止位置に走行させればよいので、非作業状態の移動体を物品受取用停止位置に移動させるのに要する時間が短くて済む。
したがって、物品受取用停止位置に停止している他の移動体が走行してから、できるだけ速い時点で、その物品受取用停止位置に非作業状態の移動体が待機した状態とすることができるので、その物品受取用停止位置に関する新たな搬送作業情報が発生した時点で、その物品受取用停止位置に非作業状態の移動体が待機していない状態となってしまうことを極力回避して、搬送作業情報が発生してからその搬送作業情報に係る搬送対象の物品の搬送が開始されるまでの時間が長くなってしまうことを防止して、搬送効率を向上することができる。
ちなみに、上述の如く、物品搬送設備の搬送効率を向上できるので、単位時間当たりの物品搬送量が必要とする量となるように物品搬送設備を構成するにあたって、物品受取用停止位置の設置数や装備する移動体の設置数の少数化を進めて、設備の省スペース化や低廉化を図ることができるものとなる。
このように、本発明の第2特徴構成によると、搬送作業情報が発生してからその搬送作業情報に係る搬送対象物品の搬送が開始されるまでに要する時間を短縮することにより搬送効率の向上を図ることができる物品搬送設備を得るに至った。
また、制御手段が、作業頻度が多いことが予測される物品受取用停止位置を対象として、前記予備走行処理を実行するので、作業頻度が多いことが予測される物品受取用停止位置の夫々について、その物品受取用停止位置に関する新たな搬送作業情報が発生した時点で、その物品受取用停止位置又はその物品受取用停止位置の手前側に設定した待機停止位置に非作業状態の移動体が待機していない状態となってしまうことを極力回避して、搬送作業情報が発生してからその搬送作業情報に係る搬送対象の物品の搬送が開始されるまでの時間が長くなってしまうことを防止できる。
複数の物品受取用停止位置及び物品受渡用停止位置を経由する環状の走行経路に沿って一方向に走行自在な物品搬送用の複数の移動体と、
搬送作業情報に基づいて、前記複数の移動体を前記物品受取用停止位置及び前記物品受渡用停止位置に走行させるように前記複数の移動体の走行を制御する物品搬送処理を実行する制御手段が設けられた物品搬送設備であって、
前記制御手段が、
前記移動体についての前記物品搬送処理の実行が完了した後は、他の移動体を走行させるために追い出す必要が発生するまで、当該移動体を非作業状態の移動体として当該物品搬送処理についての前記物品受渡用停止位置に停止させ、且つ、前記他の移動体を走行させるために前記非作業状態の移動体を走行させる場合には、当該非作業状態の移動体を、前記複数の物品受取用停止位置及び前記物品受渡用停止位置のうち当該他の移動体の目標停止位置より下流側の停止位置を目標停止位置として追い出し走行させる追出走行処理を実行するように構成され、
前記制御手段が、
前記追出走行処理において、前記目標停止位置より下流側の停止位置に他の移動体が停止していなければ、その目標停止位置より下流側の前記物品受取用停止位置又は前記物品受渡用停止位置を新たな目標停止位置に更新し、前記目標停止位置の下流側の停止位置が、前記複数の物品受取用停止位置のうち予め設定された特定物品受取用停止位置であれば、目標停止位置を更新しないように構成され、
前記制御手段が、
前記追出走行処理において、前記特定物品受取用停止位置に他の移動体が停止していないときには、前記非作業状態の移動体を当該特定物品受取用停止位置に走行させ、且つ、当該特定物品受取用停止位置に他の移動体が停止しているときには、当該特定物品受取用停止位置の手前側に設定した待機停止位置に走行させるように、前記非作業状態の移動体の走行を制御する予備走行処理を実行するように構成され、
前記制御手段が、
前記物品受取用停止位置が前記走行経路の一部に複数集中する形態で存在する場合には、それらの前記物品受取用停止位置のうちで移動体走行方向において最も上流側に位置する物品受取用停止位置を前記特定物品受取用停止位置として、前記予備走行処理を実行するように構成されている点にある。
しかも、制御手段は、物品受取用停止位置に他の移動体が停止しているときには、非作業状態の移動体をその物品受取用停止位置の手前側に設定した待機停止位置に走行させるので、その物品受取用停止位置に関する搬送作業情報がなくても、非作業状態の移動体は物品受取用停止位置の手前側に設定した待機停止位置に走行することになり、待機停止位置を物品受取用停止位置の近くに設定しておくことで、その物品受取用停止位置に停止している他の移動体に近い位置に、非作業状態の移動体を待機させておくことができる。
したがって、物品受取用停止位置に停止している他の移動体が搬操作業情報に基づいて走行した場合に、物品受取用停止位置に近い待機停止位置で待機している非作業状態の移動体を物品受取用停止位置に走行させればよいので、非作業状態の移動体を物品受取用停止位置に移動させるのに要する時間が短くて済む。
したがって、物品受取用停止位置に停止している他の移動体が走行してから、できるだけ速い時点で、その物品受取用停止位置に非作業状態の移動体が待機した状態とすることができるので、その物品受取用停止位置に関する新たな搬送作業情報が発生した時点で、その物品受取用停止位置に非作業状態の移動体が待機していない状態となってしまうことを極力回避して、搬送作業情報が発生してからその搬送作業情報に係る搬送対象の物品の搬送が開始されるまでの時間が長くなってしまうことを防止して、搬送効率を向上することができる。
ちなみに、上述の如く、物品搬送設備の搬送効率を向上できるので、単位時間当たりの物品搬送量が必要とする量となるように物品搬送設備を構成するにあたって、物品受取用停止位置の設置数や装備する移動体の設置数の少数化を進めて、設備の省スペース化や低廉化を図ることができるものとなる。
このように、本発明の第3特徴構成によると、搬送作業情報が発生してからその搬送作業情報に係る搬送対象物品の搬送が開始されるまでに要する時間を短縮することにより搬送効率の向上を図ることができる物品搬送設備を得るに至った。
また、制御手段が、走行経路の一部に複数集中する形態で存在する物品受取用停止位置のうちで移動体走行方向において最も上流側に位置する物品受取用停止位置を対象として前記予備走行処理を実行するので、非作業状態の移動体を、できるだけ、当該最も上流側に位置する物品受取用停止位置又はその物品受取用停止位置の手前側に設定した待機停止位置に待機する状態とすることができる。
以下、別実施形態を列記する。
V 移動体
L 走行経路
ST1〜ST5 物品受取用停止位置
ST6〜ST12 物品受渡用停止位置
STb 最も作業頻度が多いことが予測される物品受取用停止位置
STw1〜STw3 待機停止位置
STw1 最も下流側に位置する待機停止位置
Claims (6)
- 複数の物品受取用停止位置及び物品受渡用停止位置を経由する環状の走行経路に沿って一方向に走行自在な物品搬送用の複数の移動体と、
搬送作業情報に基づいて、前記複数の移動体を前記物品受取用停止位置及び前記物品受渡用停止位置に走行させるように前記複数の移動体の走行を制御する物品搬送処理を実行する制御手段が設けられた物品搬送設備であって、
前記制御手段が、
前記移動体についての前記物品搬送処理の実行が完了した後は、他の移動体を走行させるために追い出す必要が発生するまで、当該移動体を非作業状態の移動体として当該物品搬送処理についての前記物品受渡用停止位置に停止させ、且つ、前記他の移動体を走行させるために前記非作業状態の移動体を走行させる場合には、当該非作業状態の移動体を、前記複数の物品受取用停止位置及び前記物品受渡用停止位置のうち当該他の移動体の目標停止位置より下流側の停止位置を目標停止位置として追い出し走行させる追出走行処理を実行するように構成され、
前記制御手段が、
前記追出走行処理において、前記目標停止位置より下流側の停止位置に他の移動体が停止していなければ、その目標停止位置より下流側の前記物品受取用停止位置又は前記物品受渡用停止位置を新たな目標停止位置に更新し、前記目標停止位置の下流側の停止位置が、前記複数の物品受取用停止位置のうち予め設定された特定物品受取用停止位置であれば、目標停止位置を更新しないように構成され、
前記制御手段が、
前記追出走行処理において、前記特定物品受取用停止位置に他の移動体が停止していないときには、前記非作業状態の移動体を当該特定物品受取用停止位置に走行させ、且つ、当該特定物品受取用停止位置に他の移動体が停止しているときには、当該特定物品受取用停止位置の手前側に設定した待機停止位置に走行させるように、前記非作業状態の移動体の走行を制御する予備走行処理を実行するように構成され、
前記制御手段が、
前記複数の物品受取用停止位置のうちで最も作業頻度が多いことが予測される物品受取用停止位置を前記特定物品受取用停止位置として、前記予備走行処理を実行するように構成されている物品搬送設備。 - 複数の物品受取用停止位置及び物品受渡用停止位置を経由する環状の走行経路に沿って一方向に走行自在な物品搬送用の複数の移動体と、
搬送作業情報に基づいて、前記複数の移動体を前記物品受取用停止位置及び前記物品受渡用停止位置に走行させるように前記複数の移動体の走行を制御する物品搬送処理を実行する制御手段が設けられた物品搬送設備であって、
前記制御手段が、
前記移動体についての前記物品搬送処理の実行が完了した後は、他の移動体を走行させるために追い出す必要が発生するまで、当該移動体を非作業状態の移動体として当該物品搬送処理についての前記物品受渡用停止位置に停止させ、且つ、前記他の移動体を走行させるために前記非作業状態の移動体を走行させる場合には、当該非作業状態の移動体を、前記複数の物品受取用停止位置及び前記物品受渡用停止位置のうち当該他の移動体の目標停止位置より下流側の停止位置を目標停止位置として追い出し走行させる追出走行処理を実行するように構成され、
前記制御手段が、
前記追出走行処理において、前記目標停止位置より下流側の停止位置に他の移動体が停止していなければ、その目標停止位置より下流側の前記物品受取用停止位置又は前記物品受渡用停止位置を新たな目標停止位置に更新し、前記目標停止位置の下流側の停止位置が、前記複数の物品受取用停止位置のうち予め設定された特定物品受取用停止位置であれば、目標停止位置を更新しないように構成され、
前記制御手段が、
前記追出走行処理において、前記特定物品受取用停止位置に他の移動体が停止していないときには、前記非作業状態の移動体を当該特定物品受取用停止位置に走行させ、且つ、当該特定物品受取用停止位置に他の移動体が停止しているときには、当該特定物品受取用停止位置の手前側に設定した待機停止位置に走行させるように、前記非作業状態の移動体の走行を制御する予備走行処理を実行するように構成され、
前記制御手段が、
前記物品受取用停止位置として、作業頻度が多いことが予測されるものが複数存在する場合には、それら複数の物品受取用停止位置を前記特定物品受取用停止位置として、前記予備走行処理を実行するように構成されている物品搬送設備。 - 複数の物品受取用停止位置及び物品受渡用停止位置を経由する環状の走行経路に沿って一方向に走行自在な物品搬送用の複数の移動体と、
搬送作業情報に基づいて、前記複数の移動体を前記物品受取用停止位置及び前記物品受渡用停止位置に走行させるように前記複数の移動体の走行を制御する物品搬送処理を実行する制御手段が設けられた物品搬送設備であって、
前記制御手段が、
前記移動体についての前記物品搬送処理の実行が完了した後は、他の移動体を走行させるために追い出す必要が発生するまで、当該移動体を非作業状態の移動体として当該物品搬送処理についての前記物品受渡用停止位置に停止させ、且つ、前記他の移動体を走行させるために前記非作業状態の移動体を走行させる場合には、当該非作業状態の移動体を、前記複数の物品受取用停止位置及び前記物品受渡用停止位置のうち当該他の移動体の目標停止位置より下流側の停止位置を目標停止位置として追い出し走行させる追出走行処理を実行するように構成され、
前記制御手段が、
前記追出走行処理において、前記目標停止位置より下流側の停止位置に他の移動体が停止していなければ、その目標停止位置より下流側の前記物品受取用停止位置又は前記物品受渡用停止位置を新たな目標停止位置に更新し、前記目標停止位置の下流側の停止位置が、前記複数の物品受取用停止位置のうち予め設定された特定物品受取用停止位置であれば、目標停止位置を更新しないように構成され、
前記制御手段が、
前記追出走行処理において、前記特定物品受取用停止位置に他の移動体が停止していないときには、前記非作業状態の移動体を当該特定物品受取用停止位置に走行させ、且つ、当該特定物品受取用停止位置に他の移動体が停止しているときには、当該特定物品受取用停止位置の手前側に設定した待機停止位置に走行させるように、前記非作業状態の移動体の走行を制御する予備走行処理を実行するように構成され、
前記制御手段が、
前記物品受取用停止位置が前記走行経路の一部に複数集中する形態で存在する場合には、それらの前記物品受取用停止位置のうちで移動体走行方向において最も上流側に位置する物品受取用停止位置を前記特定物品受取用停止位置として、前記予備走行処理を実行するように構成されている物品搬送設備。 - 前記制御手段が、
前記予備走行処理として、前記物品受取用停止位置に停止している前記移動体を前記物品搬送処理により走行させたときには、その物品受取用停止位置に隣接する前記待機停止位置に停止している前記移動体を前記物品受取用停止位置に走行させるように構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の物品搬送設備。 - 前記制御手段が、
前記予備走行処理として、前記走行経路の経路方向に並ぶ状態で複数設定された待機停止位置のうちで移動体走行方向において最も下流側に位置する待機停止位置に優先して走行させ、且つ、それら複数の待機停止位置のうちのいずれかに他の移動体が停止しているときには、その移動体が停止している待機停止位置に隣接する前記待機停止位置に走行させるように、非作業状態の移動体の走行を制御するように構成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の物品搬送設備。 - 前記制御手段が、
前記予備走行処理として、前記物品受取用停止位置に停止している前記移動体を前記物品搬送処理により走行させたときには、複数の前記待機停止位置のうちでその物品受取用停止位置に隣接する前記待機停止位置に停止している前記移動体を前記物品受取用停止位置に走行させ、且つ、複数の前記待機停止位置に停止している移動体を空状態となる待機停止位置に順次走行させるように、前記非作業状態の移動体の走行を制御するように構成されている請求項5記載の物品搬送設備。
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