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JP4427360B2 - 無人搬送車のパレットへの進入誘導方法および装置 - Google Patents

無人搬送車のパレットへの進入誘導方法および装置 Download PDF

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本発明は、製鉄所などの構内で、重量物が載置された両脚を有するパレットを自力で積み込み運搬できる無人搬送車のパレットへの進入誘導方法および装置に関する。
製鉄所では、コイルや大型鋼材等の重量物を、脚を有するパレットに載置し、荷台を下降させてパレットの両脚間に潜り込み、しかる後、荷台を上昇させて該パレットを担持して搬送する搬送車が既に広く使われている。
この搬送車は全長にわたり平らな荷台を有し、多数の車輪を備え、各車輪は操舵可能であるとともに、アームを介してフレームに取り付けられ、アームを回動することによって荷台の高さを変えるように構成されている。
近年、製鉄所内の物流の合理化をさらに進める観点から、搬送車を無人運転にしたいという要望がある。ところで、この重量物を載置したパレットは、その長さ(荷台長さ方向)がかなり長く、両脚間の距離が搬送車の荷台幅に対してさほど余裕のあるものではないので、無人搬送車をパレットの両脚間の所定の位置までスムーズに進入させるには、無人搬送車をパレットの手前でパレットの長手方向の中心線に対して無人搬送車の荷台長さ方向の中心線を一致させておく必要がある。
このための手段としては、例えば、パレットへの進入路に磁気テープなどの地上ガイドを設けて無人搬送車の前部と後部に搭載した地上ガイドセンサによってこれを検知しながら各車輪を操舵し、地上ガイドとのズレを修正させるのが有効である。しかしながら、この方法による場合は、パレットを地上ガイドに対して精度よく載置しなければならず、また、屋外であるため地上ガイドが汚れたり破損し易いという難点がある。また、パレットの載置場所を変える場合には新たに地上ガイドを付設しなければならず、埋設のコストの高さから経路変更が簡単にできない。さらに、無人搬送車に搭載する地上ガイドセンサは、常に地上ガイドから一定の距離に保持する必要があるが、荷台が昇降することもあってその取り付けが煩雑であるといった問題があった。
この問題に対して特許文献1では無人搬送台車の先端中央部にレーザセンサを設け、レーザ光を左右方向に円弧状に走査してパレットの脚部までの距離を検知し、この検知結果よりパレットへの進入方向を演算して決め、脚までの間隙を感知しながら進入する方法が示されている。しかし、この方法では演算方法の都合によりパレットの脚部一面に鉄板を張る必要があり、余計な重量がついたり、隣のパレットが死角に入って検知できなかったりする問題があった。また、多数のパレットに鉄板を張るための費用が必要であり、コスト高にもなった。
特開2002−182744号公報
本発明は、両脚に鉄板を張らないパレットを無人搬送車用のパレットとして採用できるようにすることにより、複数個並んだパレットから自在に所定のパレットを選び出して安価でかつ安全に搬送する無人搬送車の誘導方法および装置を開発することを課題とする。
一般にパレットの両脚はラーメンかトラス構造になっており、隣のパレットはその合間から見通すことができ、鉄板を張らなければ隣に置いてあるパレットが死角になることはない。また、パレットの両脚のラーメンまたはトラス構造はこれだけで充分な強度を担保しており、側面に鉄板を張らなくても強度が不足することはない。したがってこれらのことから両脚に張った鉄板は操業上無いに越したことは無い。なお、パレットの両脚がラーメンまたはトラス構造となっているので、脚の垂直荷重を負荷される斜めの部材を脚の柱部と定義する。
本発明は上記の知見を踏まえてなされたものであり、その要旨とするところは特許請求の範囲に記載した通りの下記内容である。
(1)製鉄所の構内で、形鋼のラーメンまたはトラス構造からなる両脚を有するパレットの両脚間に荷台を下降させて進入し、該荷台を上昇させてパレットを担持して搬送する無人搬送車のパレットへの進入誘導方法において、
予め記憶させている走行経路及びパレットの地図情報と走行距離データを用いて右脚が存在すると推定される右脚目標エリアと左脚が存在すると推定される左脚目標エリアを算出し、
測距手段により無人搬送車からパレットの脚の柱部までの距離および方向を検知し、検知された脚柱部の点及び算出した右脚目標エリアと左脚目標エリアから右脚柱部の測定点と左脚柱部の測定点を抽出し、
前記右脚柱部及び左脚柱部の測定点から両脚の柱部の内法の位置を演算し、
前記両脚の柱部の内法の位置からパレットの両脚の方向を演算し、
前記両脚の方向からパレット中心線を演算し、
前記無人搬送車とパレットとの間隙および走行距離を検知をしながら、かつ、
パレットの中心線と無人搬送車の中心線が一致するように進入誘導することを特徴とする無人搬送車のパレットへの進入誘導方法。
(2)製鉄所の構内で、形鋼のラーメンまたはトラス構造からなる両脚を有するパレットの両脚間に荷台を下降させて進入し、該荷台を上昇させてパレットを担持して搬送する無人搬送車のパレットへの進入誘導装置において、
前記無人搬送車の先端中央部に設置され、前記パレットの脚の柱部までの距離および方向を検知するレーザ光による検知器と、
予め記憶させている走行経路及びパレットの地図情報と走行距離データを用いて右脚が存在すると推定される右脚目標エリアと左脚が存在すると推定される左脚目標エリアを算出し、
検知された脚柱部の点及び算出した右脚目標エリアと左脚目標エリアから右脚柱部の測定点と左脚柱部の測定点を抽出し、
前記右脚柱部及び左脚柱部の測定点から両脚の柱部の内法の位置、パレットの両脚の方向、および両脚の方向からパレット中心線を演算する演算器と、
前記無人搬送車の側面に設けたパレットと無人搬送車との間隙を検知する側面センサと、
前記無人搬送車に設けた走行距離を検知する走行距離センサと、
前記パレットの中心線と無人搬送車の中心線とが一致する方向に誘導する誘導装置とを有することを特徴とする無人搬送車のパレットへの進入誘導装置。
本発明により、検知用としてパレットの両脚に鉄板を張る必要が無く、その分パレットの無駄な重量を省くことができるようになった。また、複数個置かれたパレット状況において所定のパレットに進入する際に死角になるパレットがないので、進入ができる置き方さえされていれば搬送車はどこのパレットも搬送することができるようになった。したがって、鉄板を張ることによるパレット改造費用を省略でき、安価にかつ安全な搬送車の無人化が可能となった。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図2は本発明の一実施形態による無人搬送車とパレットの外観構成を示す斜視図である。無人搬送車10は全長にわたり平らな荷台1を有し、複数の車輪2を備え、各車輪2はフレームに対してアームで取り付けられ、アームを回動することによって荷台1の高さを変えることができるように構成されている。また、各車輪とも操舵することができる構成を有している。なお、この無人搬送車10は前後進共同じ速度で走行できる。
車体フレームの中心線上の前部と後部には、パレット20を検知して進入誘導するためのアプローチセンサ11が設けられている。アプローチセンサ11はレーザ光を発射する投光器とその反射光を受ける受光器と、投光器および受光器を水平に円弧を描くように回動させるモータを備えた光学スキャナが使用されている。なお、アプローチセンサ11は無人搬送車10の進行方向の前側のものが使用され、このとき後側のものはOFFにされる。
また、荷台1の両側端には、パレット20の両脚の柱部20a、20bの内側面との間の距離を検知するための複数個の側面センサ15が設けられている。この側面センサ15はここでは超音波センサを使用している。また、車輪2には、走行距離を検出するための発電機型の走行距離センサ16(図示してない)が設けられている。
これら、アプローチセンサ11、側面センサ15および走行距離センサ16の信号は無人搬送車10に搭載された制御装置に取り入れられ、演算処理してステアリング装置を作動させるステアリング制御部へ出力される。3は、運転室で無人搬送車10の走行制御系が故障した場合や無人搬送に適さない場合に運転者によって運転できるようにするため設けられている。
パレット20は、重量物が載置される架台21の下部両側に両脚が一体に形成される。これの両脚は一般には形鋼をラーメン構造またはトラス構造で骨組みしており、このうち斜めの部材が柱部20a、20bを構成している。次に、上記のように構成された無人搬送車10で重量物が載置されたパレット20を荷台1に積載して搬送するにあたり、無人搬送車10を自動的にパレット20に進入誘導する制御装置について説明する。
図1は、本実施形態による無人搬送車10の制御装置30の構成を示すブロック図である。この制御装置30は入力部31と演算処理部32と記憶部33とステアリング制御部35から構成されている。
入力部31はアプローチセンサ11、側面センサ15および走行距離センサ16の信号を取り入れて演算処理部32で処理しやすい信号に変換して出力する。演算処理部32では入力部31の情報と記憶部33の情報から演算処理を行いステアリング制御部35へ出力する。
記憶部33では演算処理部32での結果や走行距離の情報を記憶するほか、演算処理に必要な基準値を予め設定する場合の設定部も備えている。例えば、アプローチセンサ11によるパレット位置検出を行なうときにデータをフィルタリングするための範囲(幅方向、奥行方向の距離)の設定などである。
次に、上記した無人搬送車10がパレット20に進入する場合の動作について図4に示すフローチャートにしたがって説明する。まず、この無人搬送車10には走行経路に沿って走行するための自律走行制御装置36(内部構成は図示していない)が別途搭載されており、パレット20の近傍までの誘導はこれによっている(ステップ100)。
この自律走行制御装置36は、走行経路の地図情報を記憶し、走行距離センサ16とジャイロスコープ17などを用いた現在位置認識装置に基づいて現在位置を計測し無人搬送車が予め設定した経路を走行するように誘導するものである。無人搬送車10が自律走行して、パレット20の前方に定められた所定の位置(自律走行制御装置に定められた位置)の近くにくると所定の位置かどうかを判断し(ステップ110)、ある範囲内にある場合は停車する(ステップ120)。そして、自律走行制御装置をOFFにし、荷台を低くするとともに無人搬送車10の誘導をパレットへの進入誘導の制御装置30による制御に切り換える。
次に、ステップ130でアプローチセンサ11によってパレット20の検知を行なう。この検知は図3に示すように、無人搬送車10の右側から左側へ180度の範囲を一定の間隔(例えば、図示の0.5度)でレーザ光を走査し、アプローチセンサ11の中心cからパレット20の両脚の柱部20a、20bを構成している形鋼部材までの距離を計測し、演算処理部32に送られる。また、両脚側面に鋼板を設置しないので、形鋼の隙間から隣接するパレット20’の両脚の柱部20a’、20b’を構成する形鋼の位置も検出することができる。
演算処理部32では、中心cからの脚の柱部20a、20bの形状データから両脚内法の位置を演算で抽出し、求めた内法点の座標およびその中点座標からパレットの両脚内法(直線L1、L2)、および中心線(直線Lc)を求める。そして、中心cを座標中心として直線Lcの傾きθと、中心cから中心線Lcまでの距離x、パレットまでの距離y、および直線L1、L2の間隔Wを演算する。(ステップ140)。
ステップ150では、算出した値(θ、x、W)と予め記憶部33に記憶されている許容角度、許容距離と比較し、許容範囲内にある場合は、進入状態を正常と判断し、ステップ160へ進む。いずれかの値が許容範囲外の場合は、進入状態が異常であると判断し、警報を出力してその後の処理を停止する(ステップ170)。
ステップ160では、θとxがゼロになるようにステアリング制御部35へ指令する。この制御は無人搬送車10を低速走行させながら順次行なわれる。
そして、無人搬送車10はその中心線がパレット20の中心線に一致するように誘導されてパレット20に進入する。無人搬送車10がある程度パレット20に進入して、側面センサ15がパレット20の脚の柱部20a、20bの形鋼内法面を検知したら(ステップ180)、アプローチセンサ11の作動を停止し、側面センサ15の検知信号による誘導に切り換えられる。
そして、無人搬送車10が側面センサ15の左右の検知信号がほぼ等しくなるように、即ち、パレット20に対して無人搬送車10がその中央部を走行するようにステアリング制御され(ステップ190)、所定距離走行すると停止する(ステップ200)。以上で、無人搬送車10のパレット20への進入誘導制御は終了する。
次に、無人搬送車10の荷台1を上昇させパレット20を担持した後、自律走行制御装置に切り換えられる。そして、目的地へ自律走行によって運搬される。目的地に到着すると、無人搬送車10を停止し、荷台1を下降させてパレット20を降ろし、側面センサ15による検知を行いパレット20から退出する。
上記の図4に示したフローチャートでのステップ140の演算処理について、図5に示すフローチャートにしたがって説明する。アプローチセンサ11によって検知され、演算処理部32に送られる情報は、一般にアプローチセンサ11の中心cを原点とする極座標形式となっている(ステップ300)。
ステップ310では、図7に示すようなパレット20の右脚20aが存在すると想定される右脚目標エリア60と、左脚20bが存在すると想定される左脚目標エリア61を算出する。この目標エリアの算出では、記憶部33に予め記憶させている地図情報と走行距離データ(または前回算出したパレットとの距離y)を用いて、無人搬送車がパレットに接近するにしたがって、エリアが接近あるいは縮小するようにすることで、パレット周辺に設置されている柵や建築物などの不要な検知データを以降の演算から除外することができる。
次に、極座標データをアプローチセンサ11の中心cを原点とする直交座標系に座標変換する(ステップ320)。このとき、前ステップ310で図7のθ1〜θ4やRmax=Max(R2,R3)、Rmin=Min(R1,R4)を設定しておき、データ座標(R(k),θ(k))と比較して、所定の条件を満たすデータのみを以降の演算対象とすれば、演算量を減ずることができる。(例えば、θ2<θ(k)<θ3や、R(k)<Rminや、Rmax<R(k)であるデータは、直交座標変換せず、以降の演算に使用しなくても結果に影響は与えない。)
ステップ330では、直交座標変換した脚の柱部の測定点座標(x(k),y(k))が上記した左右両脚目標エリア内にあるかを判断して、これらを右脚柱部の測定点{A(i);i=1〜Na}および左脚柱部の測定点{B(j);j=1〜Nb}として決定する。
そして、次のように左右両脚の内法を決定する。
左右脚柱部の測定点の全組合せに関して点間の距離を算出し、右脚柱部の測定点A(i)から最短距離にある左脚柱部の測定点の番号をP(i)とし、左脚柱部の測定点B(j)から最短距離にある右脚柱部の測定点の番号をQ(j)として求める(ステップ340)。
次に、右脚柱部の測定点番号i=1〜Naについて、式i=Q(P(i))が成立しているかを判定する。(ステップ350)、
成立している場合は、点A(i)と点B(P(i))をその対向するペアとして抽出し、それぞれ、右脚の内法位置、左脚の内法位置として確定する。このとき、脚の柱部の測定点は詳細には図6に示したように群を形成している。これらの測定点群は、アプローチセンサの方向と形鋼の形状50の関係から、51、52、および53のデータ群に分けられる。このうち、無人搬送車のアプローチセンサがパレットの両脚内法線の内側に位置するとき、データ群51についてはペアとして対向する測定点があるので、内法に対応するデータとして抽出されるが、それ以外のデータ群52および53はペアとなる点が無く、内法位置として抽出されない。一方、無人搬送車のアプローチセンサがパレットの両脚内法線の外側に位置する場合で、近い側の脚の柱部については、上記のロジックによってデータ群53が内法位置として、遠い側の脚の柱部のデータ群51の一部と共に抽出される。(ステップ360)。
このとき同時に、両脚内法線およびパレット中心線の近似に必要な諸係数(例えば、求められた左右内法点対の中点や、各点x、y座標の和や二乗和)を算出しておいても良い(ステップ370)。
なお、上記ステップ350〜370の演算処理は、左脚柱部の測定点番号j=1〜Nbに関して同様に行なっても差し支えない。
そして、抽出された点の数量と算出された各点座標や諸係数を用いて、パレットの両脚内法線(直線L1、L2)、および中心線(直線Lc)を求める(ステップ380)。
これらの工程を逆の順で行なうとパレット離脱時にも応用可能である。したがって、無人搬送車のパレット離脱においても、安価にかつ安全に搬送車の無人化ができる。
本実施形態による無人搬送車10と制御装置30の構成を示すブロック図である。 同 無人搬送車とパレットの外観構成を示す斜視図である。 同 アプローチセンサ11の作用の説明図である。 同 無人搬送車のパレット進入誘導のフローチャートである。 同 パレット内法位置検出、中心線の算出処理のフローチャートである。 同 アプローチセンサ11で検出されるデータ(点)例を示した説明図である。 同 演算処理で設定する両脚目標エリアの説明図である。
符号の説明
1 荷台
2 走行車輪
3 運転室
10 無人搬送車
11 アプローチセンサ
15 側面センサ
16 走行距離センサ
17 ジャイロスコープ
20,20’ パレット
20a,20b,20a’,20b’ 脚の柱部
21 架台
30 制御装置
31 入力部
32 演算処理部
33 記憶部
35 ステアリング制御部
36 自律制御装置
50 脚の柱部である形鋼(断面)
51 フランジ部(内法)データ群
52 ウエブ部データ群
53 フランジ部(外法)データ群
60 右脚目標エリア
61 左脚目標エリア

Claims (2)

  1. 製鉄所の構内で、形鋼のラーメンまたはトラス構造からなる両脚を有するパレットの両脚間に荷台を下降させて進入し、該荷台を上昇させてパレットを担持して搬送する無人搬送車のパレットへの進入誘導方法において、
    予め記憶させている走行経路及びパレットの地図情報と走行距離データを用いて右脚が存在すると推定される右脚目標エリアと左脚が存在すると推定される左脚目標エリアを算出し、
    測距手段により無人搬送車からパレットの脚の柱部までの距離および方向を検知し、検知された脚柱部の点及び算出した右脚目標エリアと左脚目標エリアから右脚柱部の測定点と左脚柱部の測定点を抽出し、
    前記右脚柱部及び左脚柱部の測定点から両脚の柱部の内法の位置を演算し、
    前記両脚の柱部の内法の位置からパレットの両脚の方向を演算し、
    前記両脚の方向からパレット中心線を演算し、
    前記無人搬送車とパレットとの間隙および走行距離を検知をしながら、かつ、
    パレットの中心線と無人搬送車の中心線が一致するように進入誘導することを特徴とする無人搬送車のパレットへの進入誘導方法。
  2. 製鉄所の構内で、形鋼のラーメンまたはトラス構造からなる両脚を有するパレットの両脚間に荷台を下降させて進入し、該荷台を上昇させてパレットを担持して搬送する無人搬送車のパレットへの進入誘導装置において、
    前記無人搬送車の先端中央部に設置され、前記パレットの脚の柱部までの距離および方向を検知するレーザ光による検知器と、
    予め記憶させている走行経路及びパレットの地図情報と走行距離データを用いて右脚が存在すると推定される右脚目標エリアと左脚が存在すると推定される左脚目標エリアを算出し、
    検知された脚柱部の点及び算出した右脚目標エリアと左脚目標エリアから右脚柱部の測定点と左脚柱部の測定点を抽出し、
    前記右脚柱部及び左脚柱部の測定点から両脚の柱部の内法の位置、パレットの両脚の方向、および両脚の方向からパレット中心線を演算する演算器と、
    前記無人搬送車の側面に設けたパレットと無人搬送車との間隙を検知する側面センサと、
    前記無人搬送車に設けた走行距離を検知する走行距離センサと、
    前記パレットの中心線と無人搬送車の中心線とが一致する方向に誘導する誘導装置とを有することを特徴とする無人搬送車のパレットへの進入誘導装置。
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