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JP4423169B2 - 歩行者用エアバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の前輪の前方側における車体に、膨張可能なエアバッグを収納させ、作動時、歩行者の前方側からの巻き込みを防止可能に、エアバッグを膨張させる構成の歩行者用エアバッグ装置に関する。
従来、車両に搭載する歩行者用エアバッグ装置では、車体の前端部のバンパ等に、折り畳んでエアバッグを収納し、作動時、エアバッグに膨張用ガスを流入させ、エアバッグを、収納部位から突出させて、車体の前方側に、配置させていた(例えば、特許文献1・2参照)。
また、車体と路面との間に、膨張したエアバッグを配設させるものもあった((例えば、特許文献3参照)。
特開平6−239198号公報 特開平9−164906号公報 特開平7−277114号公報
しかし、従来の車体の前方側に膨張したエアバッグを配設させる歩行者用エアバッグ装置では、膨張したエアバッグの下面が路面から離れて、エアバッグと路面との間に隙間が生じれば、転倒している歩行者がその隙間から車体側へ侵入する虞れが生ずることから、歩行者における車体前端部の下面側への巻き込み防止を図る上で、改善の余地があった。特に、車体の前端部の下面と路面との間に大きなスペースが生じやすい大型のタイヤを装着したトラック等の車両では、巻き込み防止の課題が、生じやすい。
この対策のために、特許文献3に記載されているように、後輪側の車体下面と路面との間に膨張したエアバッグを配設させる構成を、前輪側に対応させることが考えられる。
しかし、単に、車体前端部と路面との間に膨張したエアバッグを配設させるように構成しても、前輪は、衝突時の車両が減速できるように、制動可能とし、また、車両の進行方向を変えるように、操舵可能とする必要がある。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、車両の前輪の制動と操舵とを確保して、歩行者の巻き込みを防止できる歩行者用エアバッグ装置を提供することを目的とする。
本発明に係る歩行者用エアバッグ装置では、車両の前輪の前方側における車体に、膨張可能なエアバッグを収納させ、作動時、歩行者の前方側からの巻き込みを防止可能に、エアバッグを膨張させる構成の歩行者用エアバッグ装置であって、
折り畳んだエアバッグとエアバッグに膨張用ガスを供給するガス発生器とを収納するケースが、下方を開口させた箱形状として、天井壁部と、天井壁部の外周縁の全周から下方に延びる筒状の側壁部と、を備えて構成されて、前輪の前方側における車体の前端部の下面側に配設されて、
ガス発生器が、エアバッグに供給する膨張用ガスを吐出する複数のガス吐出口を下端側に備えて、エアバッグとともに、天井壁部に固定され、
エアバッグが、膨張時にケースの開口から下方へ突出するとともに、膨張完了時に、エアバッグ装置の作動前より前輪の接地力を減少させつつ、前輪の制動と操舵とを可能に前輪の路面との接触状態を維持させ、かつ、歩行者の巻き込みを防止可能に下面側を路面に圧接させる内圧を確保して、路面と前輪の前方側における車体の前端部の下面との間を塞いで膨張するように、配設されていることを特徴とする。
本発明に係る歩行者用エアバッグ装置では、作動時、エアバッグが膨張を完了させれば、路面と前輪の前方側における車体の前端部の下面との間を塞いで、下面側を路面に圧接させる。そして、この膨張完了時のエアバッグは、エアバッグ装置の作動前より前輪の接地力を減少させるものの、前輪の制動と操舵とを可能に前輪の路面との接触状態を維持させ、かつ、歩行者の巻き込みを防止可能に下面側を路面に圧接させる内圧を確保して、膨張を完了させていることから、車両は、前輪の制動時には、減速が可能となり、また、前輪の操舵時には、向きを変えて、危険エリア等から移動できる。そして勿論、歩行者が転倒していても、膨張を完了させたエアバッグは、下面側を路面に圧接させており、車体の前端部の下面側への歩行者の巻き込みを防止することができる。
したがって、本発明に係る歩行者用エアバッグ装置では、前輪の制動と操舵とを確保して、歩行者の巻き込みを防止することができる。
そして、膨張完了時のエアバッグは、前輪の路面への接地力を車両重量の10%以上確保するように、設定することが望ましい。
このようにエアバッグが調整されて、前輪が、路面への接地力を、実質的に、車両重量の10%以上、望ましくは、20%以上、確保できれば、前輪の制動と操舵とを安定して確保することができる。ちなみに、前輪の路面への接地力が、実質的に、車両重量の10%未満であると、前輪の制動や操舵が困難となって、好ましくない。
なお、車両重量とは、車両の車体自体の車体重量と、乗車した乗員の重量を含めた積載重量と、を合計した重量である。そのため、積載重量を2000Kgfとしている車両の車体重量が、2600Kgfとしている場合、荷台に未積載の状態では、車両重量は、乗員の重量を考慮しなければ、車体重量だけの2600Kgfとなり、積載重量を2000Kgfとした状態では、車両重量は、2600+2000=4600Kgfとなる。そして、前輪は、それらの車両重量の10%以上の接地力を、実質的に、確保するように、エアバッグが設定されればよく、そのような設定となるように、エアバッグの大きさや内圧等を、調整することとなる。
また、実質的に車両重量の10%以上とは、エアバッグ装置の作動時におけるエアバッグの一次膨張時には、エアバッグが、一瞬、車両を持ち上げてしまう場合が生じ、その場合には、前輪の接地力が、車両重量の10%未満となってしまうことが避けられないが、しかし、その後には、車両を持ち上げた後のエアバッグの振動が収束することから、その収束した状態で、前輪の接地力が、車両重量の10%以上を確保できればよいことを、明確にするためである。そして、このようなエアバッグの振動は、前輪の操舵や制動の操縦時において、殆んど支障のない時間内に、収束することから、前輪の操舵や制動等の操縦に、影響を及ぼさない。
さらに、エアバッグの内圧は、エアバッグ装置を搭載する車両の前輪側の荷重に対応させて、30〜150Kpa、望ましくは、50〜70Kpaの範囲内とすることが好ましい。内圧が、30Kpa未満では、歩行者をエアバッグと路面との間に入り込ませてしまう虞れがあって、好ましくなく、150Kpaを越えては、前輪の接地力を、実質的に、車両重量の10%以上確保し難い場合が発生することとなって、好ましくないからである。
また、歩行者用エアバッグ装置としては、エアバッグに膨張用ガスを供給するガス供給機構を設け、ガス供給機構が、膨張用ガスを発生させるガス発生器と、エアバッグの膨張完了後の内圧を維持可能な内圧制御機構と、を設けて構成されることが望ましい。
このような構成では、ガス供給機構の内圧制御機構により、エアバッグの膨張完了後の内圧が、内圧制御機構を備えない場合に比べて、長い時間にわたって維持されることから、歩行者の接近に伴ってエアバッグを膨張させた後、遅れて歩行者がエアバッグに当たることとなっても、エアバッグが歩行者の巻き込みを防止できる。そして勿論、前輪の制動と操舵とは、確保されていることから、車両の減速や車両の方向転換等の車両の操縦に、支障を生じない。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明すると、実施形態の歩行者用エアバッグ装置Sは、図1〜4に示すように、車両としてのトラックVに搭載されるものであり、前輪6・6の前方側における車体(ボディ)1の前端部1aの下面側に、配設されている。なお、これらの前輪6・6は、制動可能で、かつ、操舵可能として、配設されている。また、図1・2に示す符号7の部材はフロントパンパ、符号8の部材はスポイラーであり、これらの部材は、図示しないブラケット等を利用して、ボディ1側のフレーム2に取り付けられている。
さらに、本明細書での前後・上下・左右の方向は、車両Vの直進方向を前方向とする基準方向として、車両Vの前後・上下・左右の各方向と一致するように、対応させている。
歩行者用エアバッグ装置Sは、図1〜7に示すように、エアバッグ10、エアバッグ10に膨張用ガスを供給するガス供給機構59、折り畳んだエアバッグ10とガス供給機構59とを収納保持するケース28、折り畳んだエアバッグ10の下面側を覆うカバー38、及び、エアバッグ装置Sを車両Vのボディ1側のフレーム2に連結保持させるための金属製のブラケット40・46、を備えて構成されている。
なお、車両Vのフレーム2は、エアバッグ装置Sの連結部位では、平行な二本のサイドレール3・3と、サイドレール3・3間を連結する二本のクロスメンバ4・5と、を配設させて構成されており、ブラケット40が、ナット3aに締結されるボルト50を利用して、サイドレール3・3に連結固定され、ブラケット46が、ナット4aに締結されるボルト51を利用して、クロスメンバ4に連結固定されている。
また、歩行者用エアバッグ装置Sは、歩行者の接近を検知する図示しないセンサをパンパ7の所定箇所に配設させるとともに、このセンサからの信号を入力した図示しない制御装置が、歩行者の車両Vとの衝突を予測した際に、ガス供給機構59のガス発生器としてのインフレーター60を作動させ、エアバッグ10に膨張用ガスを供給するように、構成されている。
ガス供給機構59は、作動時に膨張用ガスを発生させるガス発生器としてのインフレーター60と、膨張完了後のエアバッグ10の内圧を調整する内圧制御機構61と、を備えて構成されている。実施形態の場合、インフレーター60は複数(実施形態では五個)使用されている。
各インフレーター60は、下端側に複数のガス吐出口60bを有した円柱状の本体部60aを備え、本体部60aの外周面には、略四角板状のフランジ部60cが突設されている。フランジ部60cには、エアバッグ10の開口周縁13とともにインフレーター60をケース28の天井壁部29に固定するためのリテーナ20のボルト20aを挿通させる取付孔60dが、形成されている。
内圧制御機構61は、図6に示すように、左右方向の中央位置に配置されたインフレーター60に取り付けられており、エアバッグ10の内部側から外部側に延びてエアバッグ10内の膨張用ガスGを排気可能な流路61bを有したハウジング61aを備え、流路61bのエアバッグ10における外部側の端部側に、ばね61dで付勢された逆止弁61cを配設させて、構成されている。この内圧制御機構61では、エアバッグ10の内圧が、所定値以上となった際に、ばね61dの付勢力に抗して逆止弁61cを開弁させ、エアバッグ10内の膨張用ガスGを外部に放出して、エアバッグ10の内圧値が、所定値以上に上昇しないように、制御している。
エアバッグ装置Sをフレーム2に連結するブラケット40は、左右方向に延びた下側部41と、下側部41の中央付近から上方に延びるように配設される二つの上側部43と、を備えて構成されている。下側部41は、略水平方向に配置される横板部41aと横板部41aの前縁から上方に延びる縦板部41bとを備えた断面L字状として、平面形状を、左右方向に沿った中央部41cから左右両側部41d・41eを、それぞれ、左右の前輪6・6に接近させるような斜め後方の外側に延ばすような形状として、配設されている。そして、横板部41aには、ケース28を連結保持するための複数の連結孔42が、形成されている。各連結孔42には、ケース28の天井壁部29をブラケット40に固定するためのボルト53が挿通されている。なお、ボルト53は、連結孔42と天井壁部29の連結孔33とを挿通して、ナット54に締結されることとなる。また、各上側部43は、下側部41の中央部41cの左右両端付近における縦板部41bから延設されるように上方に延びる縦板部43aと、縦板部43aの上端から前方側に延びる横板部43bと、を備えて構成され、各横板部43bには、ブラケット40をサイドレール3に固定するための連結孔44が、形成されている。各連結孔44には、サイドレール3に固着されたナット3aに締結されてブラケット40をフレーム2のサイドレール3・3に固定するボルト50が、挿通している。さらに、各上側部43の左右両縁には、補強用のリブ43cが配設されている。
ブラケット46は、略上下方向に延びた台形形状の平板状として、上下の端部付近には、それぞれ、左右方向に並設される複数の連結孔47・48が形成されている。下方側の各連結孔47は、ケース28の側壁部35をブラケット46に固定させるためのボルト56が、挿通され、ボルト56は、連結孔47とケース28の側壁部35に設けられた連結孔36とを挿通してナット57に締結されている。上方側の各連結孔48は、クロスメンバ4に固着されたナット4aに締結されて、ブラケット46をフレーム2のクロスメンバ4に固定するボルト51が、挿通している。
ケース28は、下方を開口させた箱形状の板金製として、前輪6・6の前方側における車体(ボディ)1の前端部1aの下面側に、配設され、略水平方向に沿って配設される天井壁部29と、天井壁部29の外周縁の全周から下方に延びる筒状の側壁部35と、を備えて構成されている。
天井壁部29の平面形状は、ブラケット40の下側部41における横板部41aを前後方向で幅広に形成した形状として、左右方向に沿った中央部29aから左右両側部29b・29cを、それぞれ、斜め後方の外側に延ばすような形状として、配設されている。中央部29a、左側部29b、及び、右側部29cは、それぞれ、ブラケット40の下側部41における中央部41c、左側部41d、及び、右側部41eの各連結孔42と対応する位置に、ボルト53を挿通させる連結孔33を、配設させている。これらの連結孔33は、天井壁部29における下側部41と連結させる位置に対応させて、天井壁部29の後縁側に、配設されている。
また、天井壁部29の中央部29aには、円形に開口した複数(実施形態の場合には五個)の挿入孔30が、左右方向に沿って並設されている。各挿入孔30には、それぞれ、インフレーター60の円柱状の本体部60aが、上方から挿入されている。各挿入孔30の周縁には、それぞれ、4個ずつの取付孔31が、上下方向に貫通されている。これらの取付孔31には、各インフレーター60を天井壁部29の上面側から取り付け、また、エアバッグ10に設けられた各インフレーター60に対応するガス流入用開口12の周縁13を、天井壁部29の下面側から取り付けて、周縁13からの膨張用ガスの漏れを防止するためのリテーナ20の各ボルト20aが、挿通されることとなる。
なお、各リテーナ20は、インフレーター60の本体部60aを挿通可能な孔を備えた略四角環状として、四隅に上方へ延びるボルト20aを設けて構成されている。そして、リテーナ20は、ボルト20aとボルト20aに締結されるナット21とを利用して、エアバッグ10の開口12の周縁13とインフレーター60とを、天井壁部29に固定させる役目を果たしている。
さらに、天井壁部29の前縁側には、エアバッグ10の取付補強部16を天井壁部29の下面側に固定するための複数の取付孔32が、形成されている。各取付孔32には、取付補強部16の各取付孔17とともに、ボルト23が挿通され、そして、ボルト23にナット24が締結されることにより、エアバッグ10の取付補強部16が、エアバッグ10の各開口12の周縁13における前側部13aより、前方側の位置に配置された状態で、天井壁部29に取付固定されることとなる。
なお、エアバッグ10の取付補強部16を、エアバッグ10の各開口12の周縁13における前側部13aより、前方側の位置に配置させた状態で、天井壁部29に取付固定させる理由は、エアバッグ装置Sの作動時における開口周縁13からのガス漏れを防止するためである。すなわち、図10に示すように、膨張を完了させたエアバッグ10が、下面11a側を路面GLに接触させ、その状態で、車両Vが前進していると、エアバッグ10は、路面GLとの摩擦抵抗により、下面11a側が後方側へ引張られ、その際、天井壁部29への取付部位としての取付補強部16が無ければ、エアバッグ10の後方側への引張力T(図10参照)が、直接、開口周縁13の前側部13aにおける取付孔14の周縁部位に作用し、その部位を破断させたり伸ばしたりして、取付孔14付近からガス漏れを生じさせる虞れが生ずる。しかし、各取付孔14の前方側に、エアバッグ10の天井壁部29への取付部位、すなわち、取付補強部16が配設されていれば、エアバッグ10における路面GLとの摩擦抵抗による後方側への引張力Tに対して、ボルト23止めされた取付補強部16が対抗できて、取付孔14付近からのガス漏れを防止できる。そして勿論、この取付補強部16自体は、膨張用ガスを流入させて膨らむ部位ではないことから、取付孔17の周縁が伸びたり破断しても、ガス漏れは発生しない。なお、このようなエアバッグ10の前縁部13aを後方側へ引張る引張力Tは、エアバッグ10の膨張完了後において、歩行者と干渉する際にも、下側布10bの表面に張力が発生することから、生じ得る。
また、ケース28の側壁部35の下端には、略水平方向の外方へ延びるフランジ部35aが形成されており、このフランジ部35aに、図示しないクリップやボルト等の固定手段を利用して、カバー38が固定されている。カバー38は、合成樹脂等から形成されて、ケース28の下端側における側壁部35で囲まれた開口28aを覆うように配設されて、ケース28内に収納されたエアバッグ10が下方の路面GL側に膨張して突出できるように、エアバッグ10に押されて破断し、そして、前後方向両側に開くように、配設されている。なお、カバー38は、両開きでなく、後方側や前方側へ片開きで開くように構成してもよい。
エアバッグ10は、図8・9に示すように、ポリエステル糸やポリアミド糸等を使用して織った基布Cを複数枚重ねるように接合させて形成され、実施形態の場合、略同形の上側布10aと下側布10bとの外周縁を縫合若しくは接着等を利用して結合させて、形成されている。また、エアバッグ10は、膨張用ガスを流入させて棒状に膨らむ本体部11と、上側・下側布10a・10bの相互の結合代となる周縁部15と、の部位を備えて構成されている。そして、実施形態の場合、周縁部15の前縁側の部位15aが、取付補強部16を構成することとなり、取付補強部16には、既述したように、ケース天井壁部29へ取り付け可能なように、ボルト23を挿通させる取付孔17が、形成されている。
なお、エアバッグ10は、下側布10bを路面GLに接触させる側としており、耐磨耗性を高めるために、下側布10bを構成する基布Cの枚数が、上側布10aに使用する基布Cの枚数より、多く使用されている。実施形態の場合、具体的には、上側部10aは、基布Cが二枚重ねで使用され、下側布10bは、基布Cが四枚重ねで使用されている。
また、上側布10aには、各インフレーター60を挿入させるための五個の円形のガス流入用開口12が形成されるとともに、各開口12の周縁13には、各リテーナ20のボルト20aを挿通させる取付孔14が形成されている。そして、これらの開口12の配置位置は、上側布10の前後方向の中央位置ではなく、前縁部15a側に片寄らせるように接近させて、配設させている。すなわち、平らに展開させた際に同形状となる上側・下側布10a・10bの周縁相互を縫合や接着等を利用して結合させた結合バッグを使用して、このエアバッグ10を構成する際、下側布10bを路面GLと接触する側とし、かつ、周縁部15の前縁部15aを、開口12の前方側に配置される取付補強部16として利用することから、開口12は、前縁部15a側に片寄って配置させる必要が生ずるからである。
さらに、膨張完了状態の本体部11は、車両搭載状態の平面形状を、ケース28の開口28aの平面形状より大きな略相似形状として、左右方向に沿った中央部11bと、中央部11bの左右両端付近から斜め後方の外側に延ばした左右両側部11c・11eと、を備える形状としている(図4・8参照)。なお、膨張完了時のエアバッグ本体部11は、左右方向の幅寸法を、車両Vの左右方向の幅寸法と略等しく、また、上下方向の寸法を、下面11aが、前輪6・6の接触している路面GLと接触できる寸法に、設定されている。
そして、実施形態のエアバッグ10では、車両搭載状態で膨張を完了させた際前輪6・6の制動と操舵とを可能に前輪6・6の路面GLとの接触状態を維持させ、かつ、歩行者の巻き込みを防止可能に下面11a側を路面GLに圧接させる内圧を確保して、路面GLと前輪6・6の前方側における車体1の前端部1aの下面との間を塞いで膨張するように、設定されている。
特に、膨張完了時のエアバッグ10は、前輪6・6の制動と操舵とを安定して確保することができるように、前輪6の路面GLへの接地力を、実質的に、車両重量の10%以上、望ましくは20%以上、確保するように、設定されている。ちなみに、前輪6の路面GLへの接地力が、実質的に、車両重量の10%未満であると、前輪6の制動や操舵が困難となって、好ましくない。
具体的には、実施形態の場合、車両としてのトラックVが、車体重量を2600Kgfとしており、積載重量を0Kgfとしていれば、このトラックVでは、前輪6・6が、合計1600Kgf(車両重量の約62%)の接地力を得て、図示しない後輪が、合計1000kgfの接地力を得ている。また、トラックVに搭載したエアバッグ装置Sの下面と路面GLとの間隔、実施形態の場合、ケース28のフランジ部35aと路面GLとの間隔が、400mmとしている。さらに、エアバッグ装置Sを搭載したトラックVを路面GLから上方に持ち上げて、エアバッグ10を自由膨張させた際、エアバッグ装置Sの下面、すなわち、ケース28のフランジ部35a、から下方へ突出したエアバッグ10の下面11aまでのエアバッグ10の直径が、400mmより僅かに大きな円形となるように、エアバッグ10は、設定されている。
そしてまず、このような構成のエアバッグ装置Sを搭載したトラックVの前輪6・6を路面GLに接触させて、エアバッグ装置Sを作動させた際には、エアバッグ10は、約60Kpaの内圧で膨張が完了し、前輪6・6は、エアバッグ装置Sの作動前の接地力より僅かに減少するのみで、車両重量の約60%の接地力を確保することができた。
また、このトラックVに2000Kgfの積載重量を作用させて、車両重量を4600Kgfとした場合には、前輪6・6が、合計2100Kgf(車両重量の約46%)の接地力となり、図示しない後輪が、合計2500kgfの接地力を得た。この状態では、トラックVに搭載したエアバッグ装置Sの下面と路面GLとの間隔、実施形態の場合、ケース28のフランジ部35aと路面GLとの間隔が、380mmとなった。そして、この状態で、エアバッグ10が約60Kpaの内圧を確保して、エアバッグ装置Sを作動させた際には、エアバッグ10が、作動初期、トラックVの前端部1aを持ち上げるばねのような働きをして、ケース28のフランジ部35aと路面GLとの間隔を、略400mmから380mmとするように、振動させ、その後、380mmと400mmとの間に、収束させた。この時の前輪6・6の接地力は、1600Kgfと2100kgfとの間、すなわち、車両重量(4600Kgf)の約35%〜46%の間で、振動して収束することとなって、実質的に、車両重量の10%以上を確保できて、10%未満とならず、前輪6・6の制動と操舵とを安定して確保することができることが解る。
なお、エアバッグ10の上記のように振動するばね特性は、エアバッグ10の大きさ、内圧、あるいは、エアバッグ10と接触する車体1やケース28等との接触面積等によって、制御することが可能となる。
また、エアバッグ10の内圧は、既述したように、歩行者をエアバッグ10と路面GLとの間に入り込ませたりせず、あるいは、前輪6の接地力が、実質的に、車両重量の10%以上確保できるように、エアバッグ装置Sを搭載する車両Vの前輪6側の荷重に対応させて、30〜150Kpa、望ましくは、50〜70Kpaの範囲内とすることが好ましい。
そして、実施形態では、エアバッグ10の内圧値の上限値が、上記の範囲内に入るように、内圧制御機構61における逆止弁61cや弁座61eの開口61fの大きさ、あるいは、ばね61dの付勢力が、設定されている。
さらに、エアバッグ本体部11の内部には、図8〜11に示すように、膨張用ガスGを左側部11cと右側部11eとの各端部11d・11fまで迅速に供給できるように、整流布18が配設されている。整流布18は、基布Cと同様な布材から円筒状に形成され、開口12や取付孔14に対応する位置に、同形状の開口18aと貫通孔18bとが、配設されて構成されている。この整流布18は、左右方向の長さ寸法を、本体部11の中央部11bの左右方向の長さ寸法と略等しくし、膨張時の外径寸法を、膨張時の中央部11bの略1/2としている。そして、この整流布18は、各リテーナ20とナット21とによって、エアバッグ11の開口周縁13とともに、ケース28の天井壁部29に取り付けられている。
この実施形態の歩行者用エアバッグ装置Sでは、車両Vの歩行者との衝突を予測した際、図示しない制御装置が、ガス供給機構59のインフレーター60に作動信号を出力することから、インフレーター60のガス吐出口60bから膨張用ガスが吐出される。そのため、ケース28に収納されていたエアバッグ10が、図1・2・4・5の二点鎖線や図10・11の実線で示すように、膨張して、カバー38を押し開いてケース28の開口28aから下方へ突出し、膨張を完了させて、路面GLと前輪6・6の前方側における車体1の前端部1aの下面との間を塞いで、下面11a側を路面GLに圧接させることとなる。
この膨張完了時のエアバッグ10は、前輪6・6の制動と操舵とを可能に前輪6・6の路面GLとの接触状態を維持させ、かつ、歩行者の巻き込みを防止可能に下面11a側を路面GLに圧接させる内圧を確保して、膨張を完了させていることから、車両Vは、前輪6・6の制動時には、減速が可能となり、また、前輪6・6の操舵時には、向きを変えて、危険エリア等から移動できる。そして勿論、歩行者が転倒していても、膨張を完了させたエアバッグ11は、下面11a側を路面GLに圧接させており、車体1の前端部1aの下面側への歩行者の巻き込みを防止することができる。
したがって、実施形態の歩行者用エアバッグ装置Sでは、車両Vの前輪6・6の制動と操舵とを確保して、歩行者の巻き込みを防止することができる。
特に、膨張完了時のエアバッグ10が、前輪6・6の路面GLへの接地力を、実質的に、車両重量の10%以上確保するように、設定されていることから、前輪6・6の制動と操舵とを安定して確保することができる。
また、実施形態の歩行者用エアバッグ装置Sでは、エアバッグ10に膨張用ガスを供給するガス供給機構59が、膨張用ガスを発生させるガス発生器としてのインフレーター60と、エアバッグ10の膨張完了後の内圧を維持可能な内圧制御機構61と、を設けて構成されている。そのため、内圧制御機構61により、エアバッグ10の膨張完了後の内圧が、内圧制御機構61を備えない場合に比べて、長い時間にわたって維持されることから、歩行者の接近に伴ってエアバッグ10を膨張させた後、遅れて歩行者がエアバッグ10に当たることとなっても、エアバッグ10が歩行者の巻き込みを防止できる。そして勿論、前輪6・6の制動と操舵とは、確保されていることから、車両Vの減速や車両Vの方向転換等の車両Vの操縦に、支障を生じない。
本発明の一実施形態の歩行者用エアバッグ装置が搭載された車両の概略部分側面図である。 同実施形態の歩行者用エアバッグ装置が搭載された車両の概略正面図である。 同実施形態の歩行者用エアバッグ装置が搭載された車両の概略部分平面図である。 同実施形態の歩行者用エアバッグ装置が搭載された車両の概略部分底面図である。 同実施形態の歩行者用エアバッグ装置の概略縦断面図であり、図3・4のV−V部位に対応する。 同実施形態の歩行者用エアバッグ装置の内圧制御機構を示す概略部分縦断面図である。 同実施形態の歩行者用エアバッグ装置に利用するフレーム、ブラケット、ケース、インフレーター、及び、リテーナの概略分解斜視図である。 同実施形態の歩行者用エアバッグ装置に使用するエアバッグの平面図である。 同実施形態の歩行者用エアバッグ装置に使用するエアバッグの縦断面図であり、図8のIX−IX部位に対応する。 同実施形態の歩行者用エアバッグ装置の作動時を示す拡大概略縦断面図である。 同実施形態の歩行者用エアバッグ装置の作動時を示す概略縦断面図である。
符号の説明
1…(車体)ボディ、
1a…前端部、
2…フレーム、
6…前輪、
10…エアバッグ、
11a…(エアバッグの)下面、
59…ガス供給機構、
60…(ガス発生器)インフレーター、
61…内圧制御機構、
61c…逆止弁、
V…車両、
GL…路面、
S…歩行者用エアバッグ装置。

Claims (3)

  1. 車両の前輪の前方側における車体に、膨張可能なエアバッグを収納させ、作動時、歩行者の前方側からの巻き込みを防止可能に、前記エアバッグを膨張させる構成の歩行者用エアバッグ装置であって、
    折り畳んだ前記エアバッグと前記エアバッグに膨張用ガスを供給するガス発生器とを収納するケースが、下方を開口させた箱形状として、天井壁部と、該天井壁部の外周縁の全周から下方に延びる筒状の側壁部と、を備えて構成されて、前記前輪の前方側における車体の前端部の下面側に配設されて、
    前記ガス発生器が、前記エアバッグに供給する膨張用ガスを吐出する複数のガス吐出口を下端側に備えて、前記エアバッグとともに、前記天井壁部に固定され、
    前記エアバッグが、膨張時に前記ケースの開口から下方へ突出するとともに、膨張完了時に、前記エアバッグ装置の作動前より前記前輪の接地力を減少させつつ、前記前輪の制動と操舵とを可能に前記前輪の路面との接触状態を維持させ、かつ、歩行者の巻き込みを防止可能に下面側を前記路面に圧接させる内圧を確保して、前記路面と前記前輪の前方側における前記車体の前端部の下面との間を塞いで膨張するように、配設されていることを特徴とする歩行者用エアバッグ装置。
  2. 膨張完了時の前記エアバッグが、前記前輪の路面への接地力を車両重量の10%以上確保するように、設定されていることを特徴とする請求項1に記載の歩行者用エアバッグ装置。
  3. 前記エアバッグに膨張用ガスを供給するガス供給機構を備え、該ガス供給機構が、膨張用ガスを発生させる前記ガス発生器と、前記エアバッグの膨張完了後の内圧を維持可能な内圧制御機構と、を備えて構成されていることを特徴とする請求項1若しくは請求項2に記載の歩行者用エアバッグ装置。
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