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JP4421512B2 - 現像剤回収装置およびそれを備える画像形成装置 - Google Patents

現像剤回収装置およびそれを備える画像形成装置 Download PDF

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JP4421512B2 JP2005159797A JP2005159797A JP4421512B2 JP 4421512 B2 JP4421512 B2 JP 4421512B2 JP 2005159797 A JP2005159797 A JP 2005159797A JP 2005159797 A JP2005159797 A JP 2005159797A JP 4421512 B2 JP4421512 B2 JP 4421512B2
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Description

本発明は、現像剤回収装置およびそれを備える画像形成装置に関する。
近年、画像形成装置は、モノクロからフルカラー化へのシフトが一般的になりつつあり、画像形成装置の開発が進むのに伴って、カラー画像形成装置が汎用化されるに至っている。カラー画像形成装置の中でも電子写真方式を用いる画像形成装置では、装置のコンパクト化およびカラー画像形成の高速化に対応するために、中間転写体を用いて、各色相に色分解された画像情報を複数の画像形成ユニット(プロセス印刷ユニットとも言う)に備わるそれぞれの静電潜像担持体(以後、感光体と呼ぶことがある)から、中間転写体上に積層することによって現像剤像を形成し(1次転写)、1次転写された現像剤像を搬送される被転写媒体である記録用紙に一括転写(2次転写)することによって記録用紙上にカラー画像を形成するように構成される間接転写方式が多く提案されている。
一般的に、画像形成における転写工程では、感光体から中間転写体へ1次転写するとき、感光体上で現像剤像を形成する現像剤が100%中間転写体に転写される訳ではなく、感光体上に現像剤が少し残留することがよく知られており、その転写効率は概ね90%前後であるとされている。同様に中間転写体上の現像剤像を記録用紙に転写する2次転写工程においても上記と同様に残留現像剤が発生する。
したがって、通常、画像形成装置には、1次、2次の転写工程において感光体上および中間転写体上に残留する残留現像剤を回収するクリーニング装置が設けられるとともに、クリーニング装置でクリーニングされる残留現像剤を廃現像剤として回収する現像剤回収装置が設けられる。しかしながら、複数の画像形成ユニットおよび中間転写体を対象とする複数の現像剤回収装置を設けようとすると、装置内における取合い空間を大きく要することになり、コンパクト設計、ユーザ操作性の低下、および廃現像剤による機内汚染の点からも好ましくない。
このような点を鑑み、本出願人は、先に特願2004−335499号において、複数の残留現像剤発生源から発生する廃現像剤を収納する一体化された現像剤回収容器を提案し、上記問題点の解消を図った。
しかしながら、上記の提案においては、容器の一体化を実現し、コンパクト設計等の問題を解決することができるけれども、廃現像剤容器内の廃現像剤が収容限界量(以後、この収容限界量を満杯と呼ぶ)に達していないにも関らず、廃現像剤容器内に収容される廃現像剤を撹拌する撹拌部材の回転駆動が停止し、撹拌部材がロックするという問題がある。また廃現像剤容器内の廃現像剤が満杯に達する前に撹拌部材の回転駆動が停止してしまい、廃現像剤容器内の廃現像剤が満杯に達していないにも関らず廃現像剤を回収することができなくなるので、廃現像剤を回収できないことによる機体内汚染および画像汚染を防止するために画像形成動作を停止せざるを得ないという問題がある。
廃現像剤容器内に収容される廃現像剤が満杯であるか否かを検知する先行技術として、フォトセンサを用いるものがある(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に開示される技術では、廃現像剤容器である廃トナーボックスが装置本体に装着されているか否かを検知する検知スイッチと、検知スイッチがonのとき、透光または遮光状態のいずれかに動作し、検知スイッチがoffのとき、遮光状態と同じになるフォトセンサとが設けられ、検知スイッチがonでフォトセンサが遮光状態のとき、廃トナーボックスが廃現像剤で満杯であると判断する。
しかしながら、特許文献1の技術によれば、検知スイッチがoff、すなわち廃トナーボックスが装置本体に装着されていない場合であっても、フォトセンサが遮光状態と同じになるので、廃トナーボックスが装着されて満杯であるのか、廃トナーボックスが装着されていないにも関らず満杯信号が出力されているのかを判断するのに、極めて注意深くスイッチ類のチェックをしなければならないという問題がある。
また、フォトセンサで廃トナーボックス内の廃現像剤の収容量を検出する手法では、容器内に蓄積される廃現像剤が流動性に優れるので、該廃現像剤が容器内で流動することによって容器壁面内部を汚し、フォトセンサの検出精度の低下を招来し、誤検出のおそれがある。さらに、廃トナーボックスが廃現像剤で満杯になって初めてフォトセンサによって突然に検出されるので、画像形成途中の段階において、廃トナーボックスを交換するために画像形成動作を停止しなければならなくなるという問題がある。
特開2003−345203号公報
本発明の目的は、廃現像剤容器内の廃現像剤を撹拌する撹拌部材のロック現象の発生を防止して満杯まで廃現像剤を確実に収容することを可能にするとともに、満杯に近い状態の予測を可能にする現像剤回収装置およびそれを備える画像形成装置を提供することである。
また本発明のもう一つの目的は、現像剤回収装置から出力される廃現像剤容器が満杯に近い状態の予測に基づいて、満杯までの確実な印字処理を実現することができる画像形成装置の印字処理方法を提供することである。
本発明は、画像情報に応じた光で露光されることによって静電潜像が形成される像担持体と像担持体上の静電潜像を現像して現像剤像を形成する現像部とを備える画像形成ユニットと、像担持体上に形成される現像剤像が転写される中間転写体と、中間転写体に転写された現像剤像を記録媒体に一括転写する転写部と、像担持体から中間転写体に転写されずに像担持体上に残る残留現像剤および中間転写体から記録媒体に転写されずに中間転写体上に残る残留現像剤をクリーニングするクリーニング手段とを有する画像形成装置に設けられ、クリーニング手段によって像担持体および中間転写体から除去される現像剤を回収する現像剤回収装置であって、
像担持体が画像形成装置本体に対して装着される位置を定める位置決めフレームと、
位置決めフレームに着脱自在に装着され、クリーニング手段によって除去された廃現像剤が収容される廃現像剤容器と、
廃現像剤容器に回転自在に設けられ、廃現像剤容器に収容される廃現像剤を撹拌する撹拌部材と、
撹拌部材に対して回転駆動力を与える駆動手段とを備え、
駆動手段は、
駆動源と、
駆動源に連結され、撹拌部材に対して駆動源による回転駆動力を伝達する2つの経路である第1駆動力伝達経路と第2駆動力伝達経路とを有し、
第1駆動力伝達経路の回転負荷が予め定める値以上になるとき、撹拌部材に対する回転駆動力の伝達経路を第1駆動力伝達経路から第2駆動力伝達経路に切換え
第1駆動力伝達経路は、撹拌部材の回転軸の延長線上に設けられ、第1駆動力伝達経路が有する第1駆動力伝達軸であって駆動源の出力軸に連結される第1駆動力伝達軸は、回転負荷が予め定める値未満の状態で撹拌部材の回転軸と連結し、回転負荷が予め定める値以上の状態で撹拌部材の回転軸から離脱するように設けられ、
第1駆動力伝達軸には、駆動源寄りの軸端部付近に第1歯車が装着され、
撹拌部材の回転軸には、該回転軸の第1駆動力伝達軸を臨む側の端部付近に第2歯車が装着され、
第2駆動力伝達経路は、第2駆動力伝達軸と、第2駆動力伝達軸の軸線方向の両端部付近にそれぞれ装着される第3および第4歯車とを有し、第1駆動力伝達軸が撹拌部材の回転軸から離脱するとき、第2駆動力伝達軸の第3歯車が第1駆動力伝達軸の第1歯車と噛合し、第2駆動力伝達軸の第4歯車が撹拌部材の第2歯車と噛合することによって、駆動源の回転駆動力を撹拌部材に伝達することを特徴とする現像剤回収装置である。
また本発明は、廃現像剤容器に収容される廃現像剤の量が予め定める量に達したことを検知する廃現像剤量検知センサを備え、
廃現像剤量検知センサは、
第1駆動力伝達軸が撹拌部材の回転軸から離脱する際の移動を検知することによって、廃現像剤容器に収容される廃現像剤の量が予め定める量に達したことを検知することを特徴とする。
また本発明は、情報を表示することができる表示部と、表示部に対して情報表示の動作指令を出力する制御部とを含み、
制御部は、廃現像剤量検知センサによる検知出力に応じて、廃現像剤容器の交換指示情報を表示部に表示させることを特徴とする。
本発明は、前記の現像剤回収装置を備える画像形成装置において、
装置の画像形成に係る全体動作を制御する制御部を備え、
制御部は、廃現像剤量検知センサの検知出力に応じて、廃現像剤容器が廃現像剤で満杯になるまでの残許容収容量を予測し、残許容収容量に基づいて廃現像剤容器が廃現像剤で満杯になるまでに印字処理することができると予測される記録媒体の枚数である印字処理予測枚数を求めることを特徴とする画像形成装置である。
また本発明は、画像情報に応じた光で露光されることによって静電潜像が形成される像担持体と像担持体上の静電潜像を現像して現像剤像を形成する現像部とを備える画像形成ユニットと、像担持体上に形成される現像剤像が転写される中間転写体と、中間転写体に転写された現像剤像を記録媒体に一括転写する転写部とを含んで構成されて記録媒体に印字処理する印字処理手段と、
印字処理手段によって印字処理された記録媒体の枚数を検出する印字処理枚数検出手段とを備え、
制御部は、
廃現像剤量検知センサの検知出力に応じ、検知出力受信後に印字処理手段によって印字処理される記録媒体の枚数積算値が印字処理予測枚数に達するとき、印字処理手段に対して印字処理を停止する動作指令を出力することを特徴とする。
本発明は、画像情報に応じた光で露光されることによって静電潜像が形成される像担持体と像担持体上の静電潜像を現像して現像剤像を形成する現像部とを備える画像形成ユニットと、像担持体上に形成される現像剤像が転写される中間転写体と、中間転写体に転写された現像剤像を記録媒体に一括転写する転写部と、像担持体から中間転写体に転写されずに像担持体上に残る残留現像剤および中間転写体から記録媒体に転写されずに中間転写体上に残る残留現像剤をクリーニングするクリーニング手段と、クリーニング手段によって像担持体および中間転写体から除去される現像剤を回収して廃現像剤容器に収容する現像剤回収装置とを有する画像形成装置の印字処理方法であって、
回収して廃現像剤容器に収容される廃現像剤の量が、廃現像剤容器の収容限界量である満杯よりも少ない量として予め定められる収容量に達したことを検知するステップと、
廃現像剤容器が廃現像剤で満杯になるまでの残許容収容量を予測するステップと、
残許容収容量に基づいて廃現像剤容器が廃現像剤で満杯になるまでに印字処理することができると予測される記録媒体の枚数である印字処理予測枚数を求めるステップとを含むことを特徴とする画像形成装置の印字処理方法である。
また本発明は、廃現像剤の収容量が予め定められる収容量に達したことを検知するステップの後、印字処理される記録媒体の枚数積算値が印字処理予測枚数に達するとき、印字処理を停止するステップとをさらに含むことを特徴とする。
本発明によれば、現像剤回収装置は、廃現像剤容器に回転自在に設けられて、廃現像剤容器に収容される廃現像剤を撹拌する撹拌部材と、撹拌部材に対して回転駆動力を与える駆動手段とを備え、駆動手段が、駆動源に連結されて撹拌部材に回転駆動力を伝達する2つの経路である第1駆動力伝達経路と第2駆動力伝達経路とを有し、第1駆動力伝達経路の回転負荷が予め定める値以上になるとき、撹拌部材に対する回転駆動力の伝達経路を第1駆動力伝達経路から第2駆動力伝達経路に切換えるように構成される。このように、第1駆動力伝達経路の回転負荷が予め定める値以上になると、第1駆動力伝達経路の駆動力伝達を切り、駆動力伝達経路を第2駆動力伝達経路へと切換えることによって、第1駆動力伝達経路における撹拌部材のロック現象の発生を防止することができるとともに、第2駆動力伝達経路を通じて廃現像剤容器が満杯になるまで廃現像剤の撹拌を継続し収容することができる。
た、第1駆動力伝達経路は、撹拌部材の回転軸の延長線上に設けられ、駆動源の出力軸に連結される第1駆動力伝達経路の第1駆動力伝達軸が、撹拌部材の回転軸に対して、回転負荷の大きさに応じて、連結しまた離脱する。このように、撹拌部材の回転軸と駆動源の出力軸とを直線的に接続するように第1駆動力伝達経路を設け、該伝達経路を回転負荷の大きさに応じて連結/離脱させることによって、複雑な経路とすることなく簡単な構成で駆動力伝達経路の切換えを実現することができる。
た、第1駆動力伝達経路から切換えられる第2駆動力伝達経路における回転駆動力の伝達は、歯車同士の噛合を介して行われるので、回転駆動力をすべり等のロス無く確実に撹拌部材へ伝達することができる。
また本発明によれば、廃現像剤量検知センサは、第1駆動力伝達軸が撹拌部材の回転軸から離脱する際の移動を検知することによって、廃現像剤容器に収容される廃現像剤の量が予め定める量に達したことを検知する。撹拌部材に負荷される力は、廃現像剤容器内に収容される廃現像剤の量、すなわち撹拌部材が撹拌しなければならない量が増加するのに伴って増大する。したがって、第1駆動力伝達軸が撹拌部材の回転軸から離脱する回転負荷の大きさと、廃現像剤容器内に収容される廃現像剤の予め定める量とを対応付けしておくことによって、廃現像剤量検知センサは、予め定める量を正確に検知することが可能になる。
また本発明によれば、情報を表示することができる表示部と、表示部に対して情報表示の動作指令を出力する制御部とを含み、制御部が、廃現像剤量検知センサによる検知出力に応じて廃現像剤容器の交換指示情報を表示部に表示させることができるように構成されるので、情報表示に応じて好適なタイミングを選択して廃現像剤容器を空のものに交換することができる。
本発明によれば、本発明の現像剤回収装置を備える画像形成装置は、装置の画像形成に係る全体動作を制御する制御部を備え、制御部は、廃現像剤量検知センサの検知出力に応じて、廃現像剤容器が廃現像剤で満杯になるまでの残許容収容量を予測し、廃現像剤容器が廃現像剤で満杯になるまでに印字処理することができると予測される記録媒体の枚数である印字処理予測枚数を求め、好ましくは印字処理を実行した記録媒体の枚数が印字処理予測枚数に達するとき、印字処理動作を停止する。このことによって、画像形成装置は、廃現像剤容器が廃現像剤で満杯になっていないにも関らず印字処理を停止して廃現像剤容器を交換するという無駄を生じることなく、満杯になるまで確実に印字処理を実行することができる。
本発明によれば、廃現像剤を回収する現像剤回収装置とを有する画像形成装置の印字処理方法においては、回収して廃現像剤容器に収容される廃現像剤の量が、予め定められる収容量に達したことを検知し、廃現像剤容器が予め定められる収容量から満杯になるまでの残許容収容量を予測し、残許容収容量に基づいて満杯になるまでに印字処理することができると予測される記録媒体の枚数である印字処理予測枚数を求め、好ましくは予め定められる収容量に達したことを検知後、印字処理される記録媒体の枚数積算値が印字処理予測枚数に達するとき、印字処理を停止する。このことによって、廃現像剤容器が満杯になるまで確実に印字処理を実行することができる。
図1は本発明の実施の一形態である現像剤回収装置1の概観を示す斜視図であり、図2は現像剤回収装置1に備わる廃現像剤容器2の内部構成を示す図であり、図3は現像剤回収装置1に備わる駆動手段5の構成を示す図であり、図4は現像剤回収装置1を備える本発明のもう一つの実施形態である画像形成装置50の構成を簡略化して示す図である。
現像剤回収装置1は、詳細を後述する画像形成装置50であって、画像情報に応じた光で露光されることによって静電潜像が形成される像担持体61と像担持体61上の静電潜像を現像して現像剤像を形成する現像部64とを備える画像形成ユニット51と、像担持体61上に形成される現像剤像が転写される中間転写体52と、中間転写体52に転写された現像剤像を記録媒体である記録紙に一括転写する転写部53と、像担持体61から中間転写体52に転写されずに像担持体61上に残る残留現像剤および中間転写体52から記録紙に転写されずに中間転写体52上に残る残留現像剤をクリーニングするクリーニング手段54,65とを有する画像形成装置50に設けられ、クリーニング手段54,65によって像担持体61および中間転写体52から除去される現像剤を回収する。ここでは、像担持体61を、以後感光体61と呼ぶ。
現像剤回収装置1は、大略、感光体61が画像形成装置本体である筐体58に対して装着される位置を定める位置決めフレーム4と、位置決めフレーム4に着脱自在に装着され、クリーニング手段54,65によって除去された廃現像剤が収容される廃現像剤容器2と、廃現像剤容器2に回転自在に設けられ、廃現像剤容器2に収容される廃現像剤を撹拌する撹拌部材3と、撹拌部材3に対して回転駆動力を与える駆動手段5とを含んで構成される。
以下、現像剤回収装置1を構成する各部について説明する。まず位置決めフレーム4について説明する。図5は、位置決めフレーム4の構成を簡略化して示す図である。位置決めフレーム4は、画像形成装置50に備わる画像形成ユニット51と中間転写体52とに沿って延びる長い箱状を呈し、たとえば硬質合成樹脂などから成り、画像形成装置50を示す図4の紙面では画像形成装置50の奥側(以後、操作側と呼ぶ)において筐体58に装着される。
図6は、位置決めフレーム4による感光体61の位置決め状態を示す長手方向の断面図である。位置決めフレーム4の長手方向(以後、左右幅方向と呼ぶ)の両端部には、筐体58に位置決めするための筐体位置決め部材11a,11bが設けられる。
筐体位置決め部材11a,11bは、位置決めフレーム4を筐体58に装着する際、位置決めフレーム4を支持する支持機能を備えている。筐体58に対する位置決めフレーム4の位置決めは、筐体位置決め部材11a,11bによって筐体58の取付面40に対して位置決めされるように構成される。筐体位置決め部材11a,11bと筐体58との位置決め方法としては、位置決めフレーム4側に位置決めピン、位置決めブロック、くさび状の嵌合体などの位置決め体を突出可能に設け、筐体58側に位置決め体と係合する係合部材を設け、それらを係合させることによって、双方の上下方向、左右方向を位置決めする方法が用いられる。
位置決めフレーム4には、画像形成装置50に備わる複数の画像形成ユニット51それぞれの感光体61における感光体軸体60の一端部に対応する部分に、各感光体軸体60の一端部と係合する感光体軸支持穴12k,12y,12m,12cが形成される。
また、各画像形成ユニット51に設けられるクリーニング手段65である感光体クリーニング装置65k,65y,65m,65cに備わる感光体廃トナー搬送装置67k,67y,67m,67c、および中間転写体52に設けられるクリーニング手段である転写体クリーニング装置54に備わる転写体廃トナー搬送装置95の一端部に対応する部分に、それぞれの一端部と係合し、その位置決めを行う廃現像剤回収口13k,13y,13m,13c,13eが形成される。
各廃現像剤回収口13k,13y,13m,13c,13eの下方には、感光体廃トナー搬送装置67k,67y,67m,67cおよび転写体廃トナー搬送装置95によって搬送された廃現像剤の廃現像剤容器2へ向かう通路となる廃現像剤通路14k,14y,14m,14c,14eが形成される。廃現像剤回収口13k,13y,13m,13c,13eと、廃現像剤通路14k,14y,14m,14c,14eとの間は、廃現像剤通過孔15k,15y,15m,15c,15eによって連通される。
すなわち、感光体クリーニング装置65k,65y,65m,65cおよび転写体クリーニング装置54によって、感光体61表面および中間転写体52表面から除去された残留現像剤(廃現像剤)は、感光体廃トナー搬送装置67k,67y,67m,67cおよび転写体廃トナー搬送装置95によって、位置決めフレーム4の廃現像剤回収口13k,13y,13m,13c,13eまで搬送され、廃現像剤回収口13k,13y,13m,13c,13eから廃現像剤通過孔15k,15y,15m,15c,15eを通過し、さらに廃現像剤通路14k,14y,14m,14c,14eを通って廃現像剤容器2へと回収される。
この位置決めフレーム4は、筐体位置決め部材11a,11bによって位置決めされた後、フレームの角部、側端縁付近に設けられる取付部10において、ビスまたはボルト等によって、筐体58へ装着される。
図1および図2に戻って、廃現像剤容器2は、位置決めフレーム4の下部に着脱自在に装着される。廃現像剤容器2は、たとえば硬質合成樹脂などから成り、左右幅方向に延びる直方体形状を有し、内部が中空に形成される。廃現像剤容器2の内部空間16には、左右幅方向に延びて、内部空間16に収容される廃現像剤を撹拌する撹拌部材3が設けられ、撹拌部材3は廃現像剤容器2に回転自在に支持される。
撹拌部材3は、駆動手段5によって回転駆動力を与えられて、その軸線まわりに回転する。撹拌部材3は、回転することによって、廃現像剤通路14k,14y,14m,14c,14eを通って廃現像剤容器2へと回収される廃現像剤を撹拌し、廃現像剤容器2に収容される廃現像剤の収容高さを均一にする。このことによって、撹拌部材3は、廃現像剤の収容高さが局所的に回収限界値を超えることがないようにして、廃現像剤容器2の設計収容量分を確実に収容可能にしている。
次に図3に戻って、撹拌部材3の回転負荷に応じて、駆動手段5における第1駆動力伝達経路27と第2駆動力伝達経路28とを切換える動作について説明する。
廃現像剤容器2内に収容される廃現像剤の量が少なく、撹拌部材3が廃現像剤に触れないとき、撹拌部材3が回転してもその負荷は小さい。しかしながら、廃現像剤容器2に収容される廃現像剤の量が増加するのに伴い、たとえば撹拌部材3が回転軸線付近まで廃現像剤に埋もれながら回転する場合、廃現像剤中に全没して回転する場合という具合に、撹拌部材3が廃現像剤に没する程度が増すのに伴い、撹拌部材3の回転負荷が増大する。
廃現像剤容器2に回転自在に軸支される撹拌部材3の軸心部材3aの一端部は、廃現像剤容器2の側壁2aを挿通し、側壁2aの外側で撹拌部材3と同軸になるように第2歯車22が装着される。図2に示すように第2歯車22のボス部22aには、回転軸心を中心として放射状に半球状の凹所である係合凹所25が複数個(本実施形態では4個)形成される。
撹拌部材3を回転駆動させる駆動手段5は、たとえば電動機などで構成される駆動源26と、駆動源26に連結され、撹拌部材3に対して駆動源26による回転駆動力を伝達する2つの経路である第1駆動力伝達経路27と第2駆動力伝達経路28とを有する。
第1駆動力伝達経路27は、撹拌部材3の回転軸を形成する軸心部材3aの延長線上に設けられる第1駆動力伝達軸29を有する。第1駆動力伝達軸29は、駆動源26の出力軸30に連結され、回転負荷が予め定める値未満の状態で撹拌部材3の軸心部材3aと連結し、回転負荷が予め定める値以上の状態で撹拌部材3の軸心部材3aから離脱するように設けられる。
第1駆動力伝達軸29には、撹拌部材3を臨む側の端部にフランジ部31が設けられる。フランジ部31には、そのボス部において、撹拌部材3に設けられる第2歯車22のボス部22aに形成される係合凹所25に対応する位置、かつ対応する寸法形状に、係合凸部32が形成される。第1駆動力伝達軸29のフランジ部31と反対側、すなわち駆動源26寄りの軸端部付近には、第1歯車21が装着される。第1歯車21は、その軸心部において、第1駆動力伝達軸29が延びる方向に摺動することができるように駆動源26の出力軸30に連結される。駆動源26は位置決めフレーム4の側壁フレーム4aの外側に配置され、その出力軸30は、側壁フレーム4aを挿通して第1駆動力伝達軸29の第1歯車21と摺動可能に連結される。
第1歯車21と側壁フレーム4aとの間には、第1駆動力伝達軸29のフランジ部31を第2歯車22に対して付勢するようにコイルばね部材33が設けられる。したがって、コイルばね部材33の付勢力によって、第1駆動力伝達軸29のフランジ部31が第2歯車22に対して付勢され、フランジ部31の係合凸部32が第2歯車22の係合凹所25に係合する。
このように、駆動源26の回転駆動力は、その出力軸30、第1駆動力伝達軸29、フランジ部31を経て、コイルばね部材33の付勢力によってフランジ部31が付勢される第2歯車22へ係合凸部32と係合凹所25との係合によって伝達され、第2歯車22が装着される撹拌部材3を回転させる。
前述のように、撹拌部材3の回転負荷は廃現像剤容器2中に収容される廃現像剤の増加に伴って増大するので、回転負荷がコイルばね33の付勢力に打ち勝つと、互いに半球状に形成される係合部がすべりを生じ、第1駆動力伝達軸29が軸線方向に摺動し、フランジ部31が第2歯車22から離脱する。したがって、廃現像剤容器2の収容限界量(満杯)未満の値において予め定められる量を選定し、この予め定める量に対応する撹拌部材3の回転負荷を求め、この回転負荷と平衡するように第2歯車22に対してフランジ部31を付勢するコイルばね部材33の弾性力を定めることによって、回転負荷が予め定める値以上になる状態で第1駆動力伝達経路27を断にすることができる。
第1駆動力伝達経路27を断にするための基準値である予め定める回転負荷の値は、特に限定されることなく、装置の設計思想として任意に定めることができる。本実施の形態における一例を示すと、撹拌部材3の軸線に垂直な方向の寸法の2/3までが廃現像剤に埋もれた場合において、撹拌部材3に負荷される回転トルク値を予め定める回転負荷の値とする。ここでは、廃現像剤容器2に収容される廃現像剤の量が、撹拌部材3の軸線に垂直な方向の寸法の2/3高さまで達した状態を、満杯ではないけれども満杯に近く収容されているので、ニア(near)満杯と呼ぶことにする。
一方、第2駆動力伝達経路28は、第2駆動力伝達軸34と、第2駆動力伝達軸34の軸線方向の両端部付近にそれぞれ装着される第3および第4歯車23,24とを有し、第1駆動力伝達軸34が撹拌部材3の回転軸である軸心部材3aから離脱するとき、第2駆動力伝達軸34の第3歯車23が第1駆動力伝達軸29の第1歯車21と噛合し、第2駆動力伝達軸34の第4歯車24が撹拌部材3の第2歯車22と噛合することによって、駆動源26の回転駆動力を撹拌部材3に伝達する。
すなわち、廃現像剤容器2に回収される廃現像剤の量がニア満杯に達すると、撹拌部材3の回転負荷が予め定める値になるので、第2歯車22とフランジ部31との係合部がすべりを起こして第1駆動力伝達軸29が駆動源26寄りの方向へ移動する。第1駆動力伝達軸29が駆動源26寄りの方向へ移動することによって、第1歯車21が第2駆動力伝達軸34の第3歯車23と噛合する。第1歯車21と第3歯車23とが噛合することによって、駆動源26の回転駆動力が、その出力軸30、第1歯車21、第3歯車23を介して第2駆動力伝達軸34に伝達される。第2駆動力伝達軸34に伝達された回転駆動力は、第4歯車24を介し、さらに第4歯車24と噛合する第2歯車22および軸心部材3aを介して撹拌部材3に伝達され、撹拌部材3が回転駆動される。
このように、現像剤回収装置1では、第1駆動力伝達経路27の回転負荷が、廃現像剤容器2がニア満杯になる状態に対応する予め定める値以上になるとき、撹拌部材3に対する回転駆動力の伝達経路を、第1駆動力伝達経路27から第2駆動力伝達経路28に切換えて、ニア満杯後も撹拌部材3による廃現像剤の撹拌を継続して収容高さを容器内で均一することができるので、廃現像剤を満杯まで確実に収容することが可能になる。
また本実施形態の現像剤回収装置1には、さらに廃現像剤容器2に収容される廃現像剤の量がニア満杯に達したことを検知する廃現像剤量検知センサ35が設けられる。廃現像剤量検知センサ35は、特に検知方式が限定されるものでなく、メカニカルセンサ、光学センサなどを用いることができる。本実施の形態では、廃現像剤量検知センサ35としてメカニカルセンサが用いられ、第1駆動力伝達軸29が駆動源26寄りの方向へ移動した状態で、廃現像剤量検知センサ(メカニカルセンサ)35がonすることができる位置に設けられる。すなわち、廃現像剤量検知センサ35は、第1駆動力伝達軸29が撹拌部材3の軸心部材3aから離脱する際の移動を検知することによって、廃現像剤容器2に収容される廃現像剤の量が予め定める量であるニア満杯に達したことを検知する。
図7は、現像剤回収装置1に設けられる制御部36の制御動作に係る電気的構成を示すブロック図である。現像剤回収装置1には、さらに情報を表示することができる表示部37と、表示部37に対して情報表示の動作指令を出力する制御部36とが含まれる。
制御部36は、中央処理装置(CPU)などの処理回路によって実現され、記憶部であるメモリ38が併設される。なお、現像剤回収装置1が図4に示すような画像形成装置50に搭載されるとき、画像形成装置50の制御部が現像剤回収装置1の制御部36として用いられてもよい。本実施形態では、メモリ38には予め「廃現像剤容器を交換」する旨の情報がストアされている。表示部37は、たとえば液晶ディスプレイ(LCD)などで実現される。
制御部36は、撹拌部材3の回転負荷が増大し、第1駆動力伝達軸29が移動して第1駆動力伝達経路27を断にし、第1歯車21がメカニカルセンサである廃現像剤量検知センサ35をonにした出力、すなわち廃現像剤量検知センサ35によるニア満杯の検知出力に応じて、メモリ38に予めストアされる廃現像剤容器2の交換指示情報を読出し、表示部37に前記情報を表示させる。
このように、廃現像剤容器2がニア満杯になった時点において、交換指示情報が表示部37に明示されることによって、現像剤回収装置1が画像形成装置に搭載されるとき、操作者は、画像形成に支障のない任意のタイミングを選択して廃現像剤容器2を交換することができる。
次に、図4に戻って、本発明のもう一つの実施形態である画像形成装置50について説明する。画像形成装置50は、現像剤回収装置1を備えることを特徴とする。
画像形成装置50は、大略、色分解された画像情報に応じた光で露光されることによって静電潜像が形成される感光体61と感光体61上の静電潜像を現像して現像剤像を形成する現像部64とを備える複数の画像形成ユニット51と、中間転写体52と、転写部53と、画像形成ユニット51と中間転写体52と転写部53とを含んで構成される印字処理手段41(印字処理部41と呼ぶこともある)と、感光体クリーニング装置65と、転写体クリーニング装置54と、本発明の現像剤回収装置1と、記録紙を供給する給紙部55と、定着部56と、排紙部57と、装置本体内で記録用紙を搬送する搬送系とを含んで構成される。
中間転写体52には、画像形成ユニット51の感光体61上に形成される複数の現像剤像が積層して転写され、転写部53は、中間転写体52に転写された現像剤像を被転写媒体である記録紙に一括転写する。
感光体クリーニング装置65は、感光体61から中間転写体52に転写されずに感光体61上に残る残留現像剤をクリーニングする。転写体クリーニング装置54は、中間転写体52から記録紙に転写されずに中間転写体52上に残る残留現像剤をクリーニングする。本発明の現像剤回収装置1は、感光体クリーニング装置65および転写体クリーニング装置54によってクリーニングされた現像剤(廃現像剤)を回収する。定着部56は、記録用紙上に転写された現像剤像を定着する。排紙部57には、現像剤像が定着された記録紙が排出される。
この画像形成装置50は、たとえばデジタルカラープリンタであり、外部に接続されたパーソナルコンピュータ等の情報処理装置からの印刷ジョブに基づいてフルカラー画像またはモノクロ画像を記録用紙上に形成するものである。画像形成装置50では、図4の紙面の奥側で操作者が装置の操作を行うように配置されている。したがって、操作者が画像形成装置50に向って操作する場合の左右方向と、図4に示す画像形成装置50の正面視の左右方向とは、逆になっている。
以下、画像形成装置50の各部について説明する。
本実施形態の画像形成装置50は、フルカラー画像形成装置であり、画像情報を色分解して色毎に画像を形成する画像形成ユニット51は、ブラック(k)、イエロー(y)、マゼンタ(m)、シアン(c)の4つの色相に対応して設けられる。4つの画像形成ユニット51は、色相を異とするのみであり、その構成が同一であるので、ブラック(k)の画像形成ユニット51kで代表して構成を説明し、他の色相の画像形成ユニット51については説明を省略する。なお、本明細書では、各色毎に設けられる画像形成ユニット51、感光体クリーニング装置65等の構成について、個々については参照符号の後に色を表すアルファベットを付与し、総称する場合には参照符号のみで表す。
図8は、画像形成ユニット51k部分の拡大図である。図4および図8を参照して画像形成ユニット51の構成を説明する。画像形成ユニット51kは、ドラム形状を有してその表面に静電潜像が形成される感光体61kと、矢符A方向に回転駆動する感光体61kの外周に沿い回転方向上流側から下流側に向って配置される帯電器62k、露光ユニット70から出射される光を感光体61kに照射する露光部63k、現像部64k、およびクリーニング手段である感光体クリーニング装置65kを含んで構成される。
帯電器62kは、感光体61kの表面を一様に帯電させるものであり、本実施の形態ではローラ型帯電器が用いられ、感光体61kの外周面に接触するように配置される。なお、帯電器は、ローラ型帯電器に限定されるものではなく、たとえばブラシ型帯電器、チャージャー型帯電器などが用いられても良い。
露光部63kは、一様に帯電された感光体61kの表面を、黒色の色相の画像情報に応じた光で露光し、黒色の静電潜像を形成する。露光部63kは、他の色相に係る露光部63とともに、露光ユニット70の一部を成すものである。
露光ユニット70は、画像形成に用いる画像情報に基づいて各色相毎に、各感光体61上にレーザ光を照射して静電潜像を生成させるものである。露光ユニット70は、レーザ照射部71を備えるレーザスキャニングユニット(略称LSU)72、ポリゴンミラー73、各色相毎にレーザ光を反射する第1および第2反射ミラー74,63を含んで構成される。各画像形成ユニット51における露光部63は、正確には露光ユニット70全体で表されるべきものであるけれども、感光体61の外周に対する配置を表す上で、便宜上第2反射ミラー63を露光部63として表記した。レーザ照射部71から出射されたレーザ光は、ポリゴンミラー73によって色分解された後、第1反射ミラー74および第2反射ミラー63である露光部で反射して、各色相毎にそれぞれの感光体61上に照射される。なお、LSU72は、レーザ照射部71の代わりにEL(Electro Luminescence)、LED(Light Emitting Diode)等の発光素子をアレイ状に並べた書込ヘッドを用いる構成であっても良い。
現像部64kは、感光体61kの表面に形成された静電潜像に黒色の現像剤であるトナーを供給して顕像化する。感光体クリーニング装置65kは、感光体61kの矢符Aで示す回転方向に関して帯電器62kよりも上流側に配置される。感光体クリーニング装置65kは、クリーニングブレード66kと、感光体廃現像剤搬送装置67kとを含む。クリーニングブレード66kは、感光体61kの外周面に当接配置され、中間転写体52に転写されずに残留する現像剤を感光体61kの表面から掻取る。感光体廃現像剤搬送装置67kは、クリーニングブレード66kが掻取った現像剤を現像剤回収装置1の廃現像剤回収口13まで搬送する。
なお、感光体61上に供給されるのは、基本的に現像剤のうちトナーであることから、感光体61へ移行後の現像剤については、現像剤とトナーとを同じ意味に用いる。
このように構成される画像形成ユニット51は、本実施形態では、後述する転写部53に含まれる転写ローラ91から最も遠い位置に黒色用の画像形成ユニット51kが配置され、転写ローラ91へ近づく方向にイエロー用の画像形成ユニット51y、マゼンタ用の画像形成ユニット51m、シアン用の画像形成ユニット51cの順に並設される。
中間転写体52は、画像形成ユニット51の上方であって、感光体61に接するようにして配置される。中間転写体52は、転写ベルト81と、転写ベルト駆動ローラ82と、転写ベルト従動ローラ83と、転写ベルトテンション機構84と、中間転写ローラ85とを含んで構成される。なお、中間転写ローラ85は、各色相の画像形成ユニット51に対応して4つ(85k,85y,85m,85c)が設けられる。中間転写体52は、感光体61に形成された各色のトナー像を転写ベルト81に順次重ねて転写することによって、転写ベルト81上にフルカラーのトナー像を形成する。
転写ベルト81は、厚さ75μm〜120μm程度のフィルムを用いて無端状に形成される。転写ベルト81の材質は、たとえばポリイミド、ポリカーボネートなどが好適に用いられる。また、転写ベルト81は、その外表面が感光体61の外周面と接触するように、転写ベルト駆動ローラ82と転写ベルト従動ローラ83とに張架され、転写ベルトテンション機構84によって張力を付与されながら、転写ベルト駆動ローラ82の回転駆動力によって副走査方向(図4中の矢符B方向)へ回転駆動するように構成される。
転写ベルト駆動ローラ82は、画像形成装置50の筐体58の内部であって一方の端部寄りに配置され、張架される転写ベルト81を矢符B方向に回転駆動させるとともに、転写ベルト81と記録紙とを重ね合わせた状態で、転写部53の転写ローラ91とで挟み込んで圧接しながら記録紙を搬送することができるように設けられる。
転写ベルト従動ローラ83は、筐体58の内部であって他方の端部寄りに配置され、転写ベルト駆動ローラ82とともに、転写ベルト81が張架される。
各中間転写ローラ85は、転写ベルト81の内周面に接し、転写ベルト81を介して感光体61に当接するようにに設けられる。中間転写ローラ85は、直径8〜10mmの金属(たとえば、ステンレス鋼)製の軸を備え、その金属軸の外周面にエチレン−プロピレンゴム(EPDM)、発泡ウレタン等の導電性を有する弾性材が被覆するようにして形成される。このように構成される中間転写ローラ85は、感光体61に形成されたトナー像を、中間転写体52の転写ベルト81に転写するために高電圧の転写バイアス、すなわちトナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧が印加され、弾性材によって転写ベルト81に対して均一に高電圧を印加するように構成される。各感光体61上で各色相に応じて顕像化されトナー像は、中間転写ローラ85によって転写ベルト81上に順次転写されて積層され、形成されるべき所望の画像となる。
転写部53は、転写ローラ91を含む。転写ローラ91は、転写ベルト駆動ローラ82に対して略水平で平行に対向し、転写ベルト駆動ローラ82に巻きまわされる転写ベルト81に対して所定のニップを有して圧接するように配設される。転写ローラ91は、転写ベルト81上に形成されたフルカラーのトナー像を記録用紙上に転写させるための電圧、すなわちトナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧が印加されるように構成される。また、転写ベルト81と転写ローラ91との間のニップを定常的に得るために、転写ベルト駆動ローラ82または転写ローラ91のいずれか一方を、金属等の硬質材料で構成し、他方を弾性ゴム、発泡性樹脂等の軟質材料で構成することが好ましい。転写ベルト駆動ローラ82と転写ローラ91との下方にはレジストローラ92が設けられ、レジストローラ92が、後述する給紙部55から供給される記録用紙の先端と転写ベルト81上のトナー像の先端とを同期させて転写ローラ91へ搬送する。転写ベルト81上に形成されたトナー像は、転写ローラ91に印加される高電圧によって、転写ベルト81と転写ローラ91とのニップを通過する記録用紙に転写される。
また中間転写体52の他方の側、すなわち転写ベルト従動ローラ83が配置される側に、転写体クリーニング装置54である転写ベルトクリーニングユニット(以後、転写BCU54と呼ぶ)が設けられる。転写BCU54は、転写ベルト81に当接して設けられる転写体クリーニングブレード93と、転写体クリーニングブレード93が転写ベルト81から掻取った(廃)トナーを一旦収納するボックス状のトナー収納部94と、トナー収納部94内に設けられて収納された廃トナーを搬送する装置である転写体廃トナー搬送装置95とを含む。転写BCU54は、転写ベルト81の回転方向(矢符B方向)に関して画像形成ユニット51よりも上流側であり、かつ転写部53よりも下流側に配置され、また、転写体クリーニングブレード93が転写ベルト81の外表面に接触する部分は、その転写ベルト81の内側面が転写ベルト従動ローラ83によって支持される。
前述のように、感光体61との接触により転写ベルト81に付着したトナーおよび/または転写部53において記録用紙上に転写しきれずに残留したトナーは、次工程におけるトナーの混色の発生を防止するために、転写BCU54によって除去・回収される。
前述の図6を参照し、現像剤回収装置1による感光体61の位置決めと、感光体廃トナー搬送装置67と転写体廃トナー搬送装置95とによる廃トナーの回収とについて説明する。各色に応じて設けられる感光体61は、感光体軸体60k,60y,60m,60cが、それぞれ現像剤回収装置1の位置決めフレーム4に形成される感光体軸支持穴12k,12y,12m,12cに、それぞれ挿入されて回転自在に支持される。前述のように位置決めフレーム4は、筐体位置決め部材11a,11bによって筐体58に対して位置決めされて装着されているので、位置決めフレーム4の予め定める位置に形成される感光体軸支持穴12k,12y,12m,12cに、感光体軸体60k,60y,60m,60cが挿入されることによって、各感光体61は位置決めされる。
感光体廃トナー搬送装置67は、それぞれ筒状のトナー搬送ケース101と、トナー搬送ケース101内で回転自在に設けられ回転軸外周にらせん状の突起が連続して形成される搬送スクリュ部材102とを含んで構成される。感光体廃トナー搬送装置67の一端部は、筐体58における位置決めフレーム4の取付面40よりも画像形成装置50の操作側に突出して形成され、位置決めフレーム4が画像形成装置50に装着されるとき、その突出した部分が位置決めフレーム4の廃現像剤(トナー)回収口13に挿入されて位置決めされる。
感光体廃トナー搬送装置67の搬送スクリュ部材102は不図示の駆動源によって回転駆動され、搬送スクリュ部材102が回転することによって、クリーニングブレード67で感光体61表面から掻取られ、トナー搬送ケース101内に収納された廃トナーが、位置決めフレーム4の廃現像剤(トナー)回収口13まで搬送される。廃トナー回収口13まで搬送された廃トナーは、廃現像剤(トナー)通過孔15を通過し、廃現像剤(トナー)通路14を通って廃現像剤容器2内へ回収される。
転写体廃トナー搬送装置95も感光体廃トナー搬送装置67と同様に構成され、筒状の転写体廃トナー搬送ケース103と、転写体廃トナー搬送ケース103内で回転自在に設けられ回転軸外周にらせん状の突起が連続して形成される転写体廃トナー搬送スクリュ部材104とを含んで構成される。転写体廃トナー搬送装置95の一端部は、筐体58における位置決めフレーム4の取付面40よりも画像形成装置50の操作側に突出して形成され、位置決めフレーム4が画像形成装置50に装着されるとき、その突出した部分が位置決めフレーム4の廃現像剤(トナー)回収口13eに挿入されて位置決めされる。
転写体廃トナー搬送装置95の転写体廃トナー搬送スクリュ部材104が回転駆動されることによって、転写体クリーニングブレード93で転写ベルト81表面から掻取られ、転写体廃トナー搬送ケース103内に収納された廃トナーが、位置決めフレーム4の廃トナー回収口13eまで搬送され、廃トナー回収口13eまで搬送された廃トナーが、廃トナー通過孔15eを通過し、廃トナー通路14eを通って廃現像剤容器2内へ回収されることは感光体廃トナー搬送装置67と同様である。
また図4へ戻って、転写部53においてトナー像が一括転写された記録用紙は、定着部56で定着処理される。定着部56は、転写部53の上方に設けられる。定着部56は、加熱ローラ105と、加圧ローラ106とにより構成される一対の定着ローラと、定着ローラの上方に配置される搬送ローラ107を備える。トナー像が転写された記録用紙は、定着ローラの下方から上方に向けて搬送される。定着部56におけるトナー像の記録用紙に対する定着は、加熱ローラ105の内部もしくは近接して設けられるヒータランプ等の不図示の加熱手段を温度検出器の検出値に基づいて制御することによって所定の定着温度に保つとともに、トナー像が転写された記録用紙を加熱ローラ105と加圧ローラ106とで挟み、回転搬送しながら加熱・加圧することによって行われる。
定着部56の上方には排紙ローラ108が設けられ、搬送ローラ107で搬送された記録用紙を、排紙ローラ108によって排紙部57である排紙トレイ上に記録用紙を排出する。
また、定着部56に隣接して、両面印刷用の両面原稿搬送路S3が設けられる。両面原稿搬送路S3は、定着部56の後方から下方に向かい給紙部55付近まで形成される。両面原稿搬送路S3は、搬送路上に並設される各一対の第1および第2搬送ローラ109,110によって、記録用紙を反転させた状態で、再び転写ローラ91に向かって搬送するように構成される。より詳細には、第1搬送ローラ109は定着部56の後方に配置され、第2搬送ローラ110は第1搬送ローラ109の下方に位置するとともに、レジストローラ92と略同水平位置に配置される。
次に、転写部53へ記録用紙を供給する給紙部55について説明する。給紙部55は、画像形成ユニット51の下方に設けられる。給紙部55は、画像形成に使用する記録用紙を収容する手差トレイ111および給紙カセット112を備え、手差トレイ111または給紙カセット112から記録用紙を一枚ずつ転写部53に供給する。
手差トレイ111は、画像形成装置50の筐体58の一側部に、使用時には外方に拡開され、未使用時には一側部に収納可能に設けられ、操作者が所望する種類の記録用紙を少数枚(必要とする枚数)だけ載置して画像形成装置50の筐体58内部に1枚ずつ取込むものである。手差トレイ111による記録用紙の給紙方向(図3中の矢符C方向)下流側であって、露光ユニット70の下方にピックアップローラ113が設けられ、給紙(C)方向のさらに下流側には第3〜第5搬送ローラ114,115,116が設けられる。
ピックアップローラ113は、手差トレイ111から給紙される記録用紙の一端部の表面と接触し、ローラの摩擦抵抗によって一枚ずつ確実に搬送する。給紙方向の最下流側の第5搬送ローラ116は、第3および第4搬送ローラ114,115よりも上方に設けられ、このことによって記録用紙を上方に向かって搬送することができるように構成される。ピックアップローラ113および第3〜第5搬送ローラ114,115,116によって記録用紙搬送路S1が構成される。
一方、給紙カセット112は、筐体58内の画像形成ユニット51および露光ユニット70の下方に設けられ、装置の仕様により規定されるサイズまたは操作者が予め定めるサイズの記録用紙を大量に収容することができる。給紙カセット112の一端部の上方には、もう一つのピックアップローラ117が設けられ、もう一つのピックアップローラ117の記録用紙搬送方向(図4中の矢符D方向)下流側であって、もう一つのピックアップローラ117の斜め上方には第6搬送ローラ118が設けられる。もう一つのピックアップローラ117は、給紙カセット112にセットされた記録用紙の最上部にある記録用紙の一端部の表面と接触して、ローラの摩擦抵抗で一枚ずつ確実に繰出して搬送する。第6搬送ローラ118は、もう一つのピックアップローラ117から繰り出された記録用紙を、筐体58内の一端部側に形成された記録用紙搬送路S2に沿って上方に向かって転写部53へ搬送する。
以下、本実施形態の画像形成装置50による画像形成動作について簡単に説明する。
まず、帯電器62によって感光体61の外周面が所定の電位に均一に帯電される。帯電された感光体61に露光ユニット70から画像情報に応じたレーザ光を照射することによって、各感光体61に各色毎の静電潜像が生成される。次に、現像部64から感光体61の外周面に現像剤のトナーが供給され、感光体61の外周面に形成された静電潜像がトナーによって顕像化されトナー像が形成される。
感光体61に形成される各色毎のトナー像は、中間転写体52の転写ベルト81上に中間転写ローラ85によって順次積層転写され、フルカラーのトナー像となる。転写ベルト81上に転写されたフルカラーのトナー像は、転写ベルト81が移動し、転写部53まで達したとき、給紙部55の手差トレイ111または給紙カセット112から供給される記録用紙に対して転写ローラ91で転写バイアスが印加されることによって、記録用紙上に一括転写される。
トナー像が転写された記録用紙は、定着部56へ搬送され、定着部56においてトナー像が記録用紙に熱定着される。トナー像が定着された記録用紙は、片面印刷要求の場合、排紙ローラ108によって排紙部57上にフェイスダウンで排出される。
一方、両面印刷要求の場合、排紙ローラ108によって記録用紙をチャックした後、排紙ローラ108を逆回転させて記録用紙を両面原稿搬送路S3へ導き、第1および第2搬送ローラ109,110によって再度レジストローラ92へ搬送する。このとき、記録用紙は、転写される面が反転するとともに搬送される前後方向が変わる。すなわち、最初の転写時にスタート側となる端部が裏面転写時にはエンド側となり、最初の転写時にエンド側となる端部が裏面転写時にはスタート側となる。この記録用紙の裏面にトナー像を転写し、熱定着させた後、排紙ローラ108によって排紙部57上に排出される。以上のようにして、一連の記録用紙への画像形成動作が行われる。
この画像形成の過程において、感光体61表面の残留トナーおよび転写ベルト81表面の残留トナーが、感光体クリーニング装置65および転写体クリーニング装置(転写BCU)54によって、除去される。感光体61表面および転写ベルト81表面から除去された残留トナーは、感光体廃トナー搬送装置67および転写体廃トナー搬送装置95によって現像剤回収装置1まで搬送され、現像剤回収装置1の廃現像剤容器2内に回収される。
このような一連の画像形成(印字)処理を行う本発明の画像形成装置50は、現像剤回収装置1の廃現像剤容器2に収容される廃現像剤量がニア満杯に達したことの検知結果に応じて、印字処理動作を制御できるように構成されることを特徴とする。
図9は、本発明の画像形成装置50に設けられる制御部36の制御動作に係る構成を示すブロック図である。画像形成装置50の制御部36は、画像形成に係る全体動作を制御するけれども、図9では、以下に説明する本発明の制御の特徴に係る部分のみを示す。
画像形成装置50は、装置の画像形成に係る全体動作を制御する制御部36を備え、制御部36としては前述の現像剤回収装置1の制御部36が画像形成装置50と共用される。より正確には、現像剤回収装置1が、画像形成装置50における画像形成の全体動作の一環として画像形成装置50の制御部36によって動作制御される。また表示部37についても、画像形成装置50の操作部に設けられる表示部37が、現像剤回収装置1の表示部37として共用される。したがって、制御部36には、現像剤回収装置1の制御系について説明したように、入力側に廃現像剤量検知センサ35が接続され、出力側に表示部37が接続される。
制御部36には、入力側に印字処理部41によって印字処理された記録紙の枚数を検出する印字処理枚数検出手段42が接続される。また制御部36の出力側には、プロセス制御部43、給紙部55、排紙部57などが接続される。プロセス制御部43は、給紙部55から供給される記録紙に印字処理(画像形成)するとともに印字処理に伴って発生する廃現像剤のクリーニング等を実行する各部を統括的に動作制御する処理回路であり、このプロセス制御部43に、さらに印字処理部41、クリーニング部(感光体クリーニング装置および転写体クリーニング装置)65,54等が接続されて動作制御される。クリーニング部54,65には、廃トナー搬送装置67,95、廃現像剤容器2に設けられる撹拌部材3などが接続されて動作制御される。
制御部36の入力側と出力側とには、画像形成を可能にするその他の各部が接続されるけれども、煩瑣を避けるために図示を省略する。
印字処理枚数検出手段42は、たとえば印字処理部41で印字処理された記録紙を検出することができる部分に設けられて、印字処理されて搬送される記録紙をたとえば光学的に検出して通過枚数をカウントする計数器などで実現される。なお、印字処理枚数検出手段42は、上記の方式に限定されるものではなく、画像形成装置50の操作部から印字条件として入力される印字枚数データをカウントする方式であってもよく、また外部装置であるパーソナルコンピュータなどから印字指令として入力される印字枚数データをカウントする方式であってもよく、さらにこれらを複合して利用する方式であってもよい。
制御部36は、廃現像剤量検知センサ35の検知出力に応じて、廃現像剤容器2が廃現像剤で満杯になるまでの残許容収容量、すなわちニア満杯から満杯になるまでに収容することができる廃現像剤量を予測し、残許容収容量に基づいて廃現像剤容器2が廃現像剤で満杯になるまでに印字処理することができると予測される記録紙の枚数である印字処理予測枚数を求める。
印字処理予測枚数を求めるについては、特に限定されることなく、種々の方法を採ることができる。たとえば、画像形成装置と現像剤とが特定されるとき、ニア満杯から満杯になるまで、実際に標準サイズ、標準印字比率の画像を記録紙に形成するという予備試験を行い、その平均的な印字可能枚数を印字処理予測枚数として定め、予めメモリ38にストアしておくことによって、制御部36はメモリ38から読出すという動作で印字処理予測枚数を求めることができる。
また廃現像剤容器2の設計上の満杯量を、予備試験して求めた1枚の記録紙に対して印字した場合に発生する廃現像剤量平均値で除算して、満杯になるまでの総印字可能枚数を求めてメモリ38にストアしておき、ニア満杯が検知されたときの実際に印字処理した記録紙の積算枚数を、メモリ38から読出した総印字可能枚数から減算し、得られた差を印字処理予測枚数として求めてもよい。
また、ニア満杯検知時の廃現像剤容器内の廃現像剤量(ニア満杯検知回転負荷を定めることによって設計上求めることができる)を、ニア満杯検知時までに印字処理した記録紙の積算枚数実績値で除算して、1枚の記録紙に対して印字した場合に発生する廃現像剤量の実績平均値を求め、設計上の満杯廃現像剤量とニア満杯廃現像剤量との差(この差も予め算出してメモリ38にストアしておくことができる)を、廃現像剤量の実績平均値で除算することによって、印字処理予測枚数としてもよい。
本実施形態では、ニア満杯から満杯になるまで、実際の印字処理の予備試験を行うことによって得られてメモリ38に予めストアされた印字処理予測枚数を、メモリ38から読出す形で求める方法を用いる。
画像形成装置50の制御部36は、現像剤回収装置1の廃現像剤量検知センサ35の検知出力に応じ、検知出力受信後に印字処理部41によって印字処理される記録紙の枚数積算値を、メモリ38から読出して求める印字処理予測枚数と比較し、枚数積算値が印字処理予測枚数に達するとき、印字処理部41に対して印字処理を停止する動作指令を出力することができる。このことによって、画像形成装置50は、廃現像剤容器2が廃現像剤で満杯になるまで確実に印字処理を実行することができ、さらに廃現像剤容器2がオーバーフローすることを防止できるので廃現像剤による機体内汚染を防止できる。
図10は、廃現像剤容器2に収容される廃現像剤量がニア満杯に達したことの検知結果に基づく制御部36の印字処理制御動作を説明するフローチャートである。
ステップs0は、画像形成装置50の電源スイッチがonにされ、初期状態の立上が完了し、操作者による印字要求を待つ待機状態にある。
ステップs1では、操作者が画像形成装置50の操作部から印字動作を開始する指示信号である印字要求を入力する。ステップs2では、印字要求の確認動作を行い、入力された印字要求の中に印字条件データが含まれている否かが判断される。印字条件データが含まれていない場合、ステップs3に進んで印字条件入力指示を表示部37に表示してステップs1へ戻る。
ステップs4では、廃現像剤量検出センサ35がon状態にあるか否か、すなわち廃現像剤容器2がニア満杯であるか否かが判断される。ニア満杯であるときステップs5に進む。ステップs5では、廃現像剤容器を交換する旨の指示を表示部37に表示する。ステップs6では、廃現像剤容器2が交換されたか否かが判断される。なお、この判断は、現像剤回収装置1に設けられる不図示の廃現像剤容器検知スイッチによって検知される信号に基づいて制御部36が行う。ただし、廃現像剤容器2を交換する場合、その交換作業は操作者によって行われる。
廃現像剤容器2が空の容器に交換された場合、ステップs7へ進み、メモリ38にストアされている積算値であって、ニア満杯が検知されてから、印字処理手段41によって印字された記録紙の枚数を累積した値である印字処理枚数積算値を、零(0)にリセットする。印字処理枚数積算値を0にリセットした後ステップs4へ戻り以降のステップへ進むが、廃現像剤容器2を交換しているので、ステップs4ではニア満杯を検知することがなく、後述するステップs12の印字処理へ進む。
ステップs6で廃現像剤容器2を交換しなかった場合、ステップs8へ進む。ステップs8では、ニア満杯検知後、印字処理した記録紙の累積枚数である印字処理枚数積算値をメモリ38から読出す。ステップs9では、ニア満杯から満杯になるまでに印字処理することのできる記録紙の枚数である印字処理予測枚数をメモリ38から読出す。
ステップs10では、印字処理予測枚数が印字処理枚数積算値よりも大きいか否かが判断される。すなわち、満杯まで印字処理することができる枚数の余裕(以後、余裕枚数と呼ぶ)があるか否かを判断する。余裕枚数がなければステップs4に戻り、廃現像剤容器2を交換するまで同じフローを繰返すことになり、ステップs6で廃現像剤容器2を交換すればステップs4からステップs12の印字処理に進むことができる。
余裕枚数があるときステップs11に進む。ステップs11では、余裕枚数が印字要求で入力された当該印字処理における印字処理枚数よりも大きいか否かが判断される。すなわち、印字処理の途中で満杯に達するか否かが判断される。印字処理の途中で満杯に達するとき、ステップs4に戻り、廃現像剤容器2を交換するまで同じフローを繰返す。印字途中で満杯には達しない場合、ステップs12の印字処理に進み、印字処理が実行される。
ステップs13では、印字処理後、再びニア満杯であるか否かが判断される。ステップs11からステップs12を経てステップs13に進む場合、ニア満杯であるので、ステップs14へ進む。またステップs4からステップs12を経てステップs13に進む場合、当該機会の印字処理によってニア満杯に達するとステップs14へ進む。ステップs14では、当該機会に印字処理した記録紙の枚数を印字処理枚数積算値に加算し、ステップs15では、加算値を新たな印字処理枚数積算値に置換えてメモリ38にストアして、ステップs16に進む。
一方、ステップs12の印字処理を実行してもニア満杯に達しない場合もステップs16に進む。ステップs16では、次の印字要求が入力されているか否かが判断される。次の印字要求が入力されているときステップs4へ戻り以降のステップへ進む。次の印字要求が入力されていないとき、ステップs17の待機状態になる。
図10のフローチャートでは、ステップs11で判断するように、余裕枚数が印字要求の印字処理枚数よりも大きい場合にのみ、印字処理に進むけれども、これに限定されることなく、次のようなフローにしてもよい。余裕枚数と印字要求の印字処理枚数との大小に関らずステップs12の印字処理を実行し、印字処理した記録紙1枚ごとに印字処理枚数積算値へ加算し、印字処理枚数積算値が印字処理予測枚数に達したとき、制御部36が印字処理部41の印字処理動作を停止させ、ステップs5の廃現像剤交換指示の表示へ戻り、廃現像剤容器2を交換させるようにするフローであってもよい。
本発明の実施の一形態である現像剤回収装置1の概観を示す斜視図である。 現像剤回収装置1に備わる廃現像剤容器2の内部構成を示す図である。 現像剤回収装置1に備わる駆動手段5の構成を示す図である。 現像剤回収装置1を備える本発明のもう一つの実施形態である画像形成装置50の構成を簡略化して示す図である。 位置決めフレーム4の構成を簡略化して示す図である。 位置決めフレーム4による感光体61の位置決め状態を示す長手方向の断面図である。 現像剤回収装置1に設けられる制御部36の制御動作に係る電気的構成を示すブロック図である。 画像形成ユニット51k部分の拡大図である。 本発明の画像形成装置50に設けられる制御部36の制御動作に係る構成を示すブロック図である。 廃現像剤容器2に収容される廃現像剤量がニア満杯に達したことの検知結果に基づく制御部36の印字処理制御動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 現像剤回収装置
2 廃現像剤容器
3 撹拌部材
4 位置決めフレーム
5 駆動手段
21 第1歯車
22 第2歯車
23 第3歯車
24 第4歯車
26 駆動源
27 第1駆動力伝達経路
28 第2駆動力伝達経路
33 コイルばね部材
35 廃現像剤量検知センサ
36 制御部
37 表示部
38 メモリ
41 印字処理部
42 印字処理枚数検出手段
50 画像形成装置

Claims (7)

  1. 画像情報に応じた光で露光されることによって静電潜像が形成される像担持体と像担持体上の静電潜像を現像して現像剤像を形成する現像部とを備える画像形成ユニットと、像担持体上に形成される現像剤像が転写される中間転写体と、中間転写体に転写された現像剤像を記録媒体に一括転写する転写部と、像担持体から中間転写体に転写されずに像担持体上に残る残留現像剤および中間転写体から記録媒体に転写されずに中間転写体上に残る残留現像剤をクリーニングするクリーニング手段とを有する画像形成装置に設けられ、クリーニング手段によって像担持体および中間転写体から除去される現像剤を回収する現像剤回収装置であって、
    像担持体が画像形成装置本体に対して装着される位置を定める位置決めフレームと、
    位置決めフレームに着脱自在に装着され、クリーニング手段によって除去された廃現像剤が収容される廃現像剤容器と、
    廃現像剤容器に回転自在に設けられ、廃現像剤容器に収容される廃現像剤を撹拌する撹拌部材と、
    撹拌部材に対して回転駆動力を与える駆動手段とを備え、
    駆動手段は、
    駆動源と、
    駆動源に連結され、撹拌部材に対して駆動源による回転駆動力を伝達する2つの経路である第1駆動力伝達経路と第2駆動力伝達経路とを有し、
    第1駆動力伝達経路の回転負荷が予め定める値以上になるとき、撹拌部材に対する回転駆動力の伝達経路を第1駆動力伝達経路から第2駆動力伝達経路に切換え
    第1駆動力伝達経路は、撹拌部材の回転軸の延長線上に設けられ、第1駆動力伝達経路が有する第1駆動力伝達軸であって駆動源の出力軸に連結される第1駆動力伝達軸は、回転負荷が予め定める値未満の状態で撹拌部材の回転軸と連結し、回転負荷が予め定める値以上の状態で撹拌部材の回転軸から離脱するように設けられ、
    第1駆動力伝達軸には、駆動源寄りの軸端部付近に第1歯車が装着され、
    撹拌部材の回転軸には、該回転軸の第1駆動力伝達軸を臨む側の端部付近に第2歯車が装着され、
    第2駆動力伝達経路は、第2駆動力伝達軸と、第2駆動力伝達軸の軸線方向の両端部付近にそれぞれ装着される第3および第4歯車とを有し、第1駆動力伝達軸が撹拌部材の回転軸から離脱するとき、第2駆動力伝達軸の第3歯車が第1駆動力伝達軸の第1歯車と噛合し、第2駆動力伝達軸の第4歯車が撹拌部材の第2歯車と噛合することによって、駆動源の回転駆動力を撹拌部材に伝達することを特徴とする現像剤回収装置。
  2. 廃現像剤容器に収容される廃現像剤の量が予め定める量に達したことを検知する廃現像剤量検知センサを備え、
    廃現像剤量検知センサは、
    第1駆動力伝達軸が撹拌部材の回転軸から離脱する際の移動を検知することによって、廃現像剤容器に収容される廃現像剤の量が予め定める量に達したことを検知することを特徴とする請求項記載の現像剤回収装置。
  3. 情報を表示することができる表示部と、表示部に対して情報表示の動作指令を出力する制御部とを含み、
    制御部は、廃現像剤量検知センサによる検知出力に応じて、廃現像剤容器の交換指示情報を表示部に表示させることを特徴とする請求項記載の現像剤回収装置。
  4. 前記請求項またはの現像剤回収装置を備える画像形成装置において、
    装置の画像形成に係る全体動作を制御する制御部を備え、
    制御部は、廃現像剤量検知センサの検知出力に応じて、廃現像剤容器が廃現像剤で満杯になるまでの残許容収容量を予測し、残許容収容量に基づいて廃現像剤容器が廃現像剤で満杯になるまでに印字処理することができると予測される記録媒体の枚数である印字処理予測枚数を求めることを特徴とする画像形成装置。
  5. 画像情報に応じた光で露光されることによって静電潜像が形成される像担持体と像担持体上の静電潜像を現像して現像剤像を形成する現像部とを備える画像形成ユニットと、像担持体上に形成される現像剤像が転写される中間転写体と、中間転写体に転写された現像剤像を記録媒体に一括転写する転写部とを含んで構成されて記録媒体に印字処理する印字処理手段と、
    印字処理手段によって印字処理された記録媒体の枚数を検出する印字処理枚数検出手段とを備え、
    制御部は、
    廃現像剤量検知センサの検知出力に応じ、検知出力受信後に印字処理手段によって印字処理される記録媒体の枚数積算値が印字処理予測枚数に達するとき、印字処理手段に対して印字処理を停止する動作指令を出力することを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  6. 画像情報に応じた光で露光されることによって静電潜像が形成される像担持体と像担持体上の静電潜像を現像して現像剤像を形成する現像部とを備える画像形成ユニットと、像担持体上に形成される現像剤像が転写される中間転写体と、中間転写体に転写された現像剤像を記録媒体に一括転写する転写部と、像担持体から中間転写体に転写されずに像担持体上に残る残留現像剤および中間転写体から記録媒体に転写されずに中間転写体上に残る残留現像剤をクリーニングするクリーニング手段と、クリーニング手段によって像担持体および中間転写体から除去される現像剤を回収して廃現像剤容器に収容する現像剤回収装置とを有する画像形成装置の印字処理方法であって、
    回収して廃現像剤容器に収容される廃現像剤の量が、廃現像剤容器の収容限界量である満杯よりも少ない量として予め定められる収容量に達したことを検知するステップと、
    廃現像剤容器が廃現像剤で満杯になるまでの残許容収容量を予測するステップと、
    残許容収容量に基づいて廃現像剤容器が廃現像剤で満杯になるまでに印字処理することができると予測される記録媒体の枚数である印字処理予測枚数を求めるステップとを含むことを特徴とする画像形成装置の印字処理方法。
  7. 廃現像剤の収容量が予め定められる収容量に達したことを検知するステップの後、
    印字処理される記録媒体の枚数積算値が印字処理予測枚数に達するとき、印字処理を停止するステップとをさらに含むことを特徴とする請求項記載の画像形成装置の印字処理方法。
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