JP4414272B2 - 地上デジタル放送再送信装置 - Google Patents
地上デジタル放送再送信装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4414272B2 JP4414272B2 JP2004135091A JP2004135091A JP4414272B2 JP 4414272 B2 JP4414272 B2 JP 4414272B2 JP 2004135091 A JP2004135091 A JP 2004135091A JP 2004135091 A JP2004135091 A JP 2004135091A JP 4414272 B2 JP4414272 B2 JP 4414272B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- level
- intermediate frequency
- terrestrial digital
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Superheterodyne Receivers (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
- Details Of Television Systems (AREA)
Description
図4に示す地上デジタルシグナルプロセッサ100は、あるチャンネルの地上デジタル放送信号がRF入力として供給されている。このRF入力は、RF増幅部110に印加されて高周波増幅され第1ミキサ(MIX1)に印加される。MIX1には第1局部発振器(OSC1)111からの局発信号が供給されており、この局発信号によりRF入力が周波数変換されてMIX1から中間周波信号が出力される。この中間周波信号は、IF信号処理部112において信号処理が行われると共に、出力される中間周波信号の出力レベルがAGC回路114により規定されたレベルになるよう制御される。なお、AGC回路114はIF信号処理部112から出力される中間周波信号のレベルを検出し、検出したレベルに応じてRF増幅部110の増幅度、及び、IF信号処理部112の増幅度を制御している。
ところで、アナログテレビ放送とデジタルテレビ放送では放送波レベルの測定法が異なっている。アナログテレビ放送のあるチャンネルのスペクトルの一例を図5に示すが、アナログテレビ放送では、放送波レベルを図示する映像搬送波の同期尖頭値で規定している。このため、例えばスペクトラムアナライザの管面に表示される同期尖頭値の測定値を読み取ることにより容易に放送波レベルを測定することができる。
第1の測定法は、平均電力レベルをマーカで読み取ったレベル値から帯域換算する方法であり、第2の測定法は、dBm/HzまたはdBμV/√Hz測定値から帯域換算する方法であり、第3の測定法は、スペクトラムアナライザの電力測定機能で測定帯域全体を積算して測定する方法である。第1の測定法及び第2の測定法では、特定のポイントでレベル測定し、測定帯域全体が同一レベルとみなして帯域換算を行い求める方法なので帯域内偏差が大きい場合誤差も大きくなってしまう。第3の測定法では、測定帯域幅を設定してその帯域全体の電力を測定しているため、表示された測定値が求める値となる。
電力=L+10Log{測定帯域幅/(1.2×RBW)}+2.5
ここで、RBWは分解能帯域幅であり、1.2×RBWは補正された雑音帯域幅である。これは、スペクトラムアナライザはCW波すなわち線スペクトルを正しく測定できることを基本として設計されており、デジタル変調波やノイズ等の帯域を持った信号を測定する場合はマーカで読み取ったレベルに対して補正が必要となる。すなわち、雑音電力のような帯域幅を持つ信号の場合、RBWフィルタで取り出した電力レベルはRBWと同じ帯域を持つ理想的な矩形フィルタで取り出した真の雑音電力よりも高い値となり、RBWフィルタで取り出した電力と等価になる矩形フィルタの帯域幅はRBWの約1.2倍となるからである。+2.5dBはLogAmp,Detector,VBW(ビデオ帯域幅),平均化の補正値である。
dBm/HzまたはdBμV/√Hz測定値をLとした場合、電力測定は以下の計算式で求められる。
電力=L+10Log(測定帯域幅)
そこで、本発明は電力測定機能のない測定器でも容易に地上デジタル放送波レベルを測定することができる地上デジタル放送再送信装置を提供することを目的としている。
図1に示すように、本発明にかかる第1の実施例の地上デジタルシグナルプロセッサ1は、あるチャンネルの地上デジタル放送信号がRF入力として供給されている。このRF入力は、RF増幅部10に印加されて高周波増幅され第1ミキサ(MIX1)に印加される。MIX1には第1局部発振器(OSC1)11からの局発信号が供給されており、この局発信号によりRF入力が中間周波信号に周波数変換されてMIX1から出力される。この中間周波信号は、IF信号処理部12において信号処理が行われると共に、出力される中間周波信号の出力レベルがAGC回路14により規定されたレベルになるよう制御される。なお、AGC回路14はIF信号処理部12から出力される中間周波信号のレベルを検出して、検出されたレベルに応じてRF増幅部10の増幅度、及び、IF信号処理部12の増幅度を制御することにより、中間周波信号の出力レベルが規定されたレベルになるよう制御している。
自動切換部13は、RF増幅部10にRF入力が入力されていない場合に疑似キャリア生成部15から出力される疑似キャリアを出力し、RF増幅部10にRF入力が入力されている場合にIF信号処理部12からの中間周波信号を出力するよう自動切換される。この自動切換は、RF入力に対応する信号となるAGC回路14が出力するAGC信号により自動切換される。すなわち、AGC回路14が出力するAGC信号は自動切換部13に供給され、このAGC信号のレベルに応じて自動切換部13は疑似キャリアあるいは中間周波信号を出力する。なお、AGC信号が有意なレベルとされている場合に自動切換部13は中間周波信号を出力するよう切り換えられ、AGC信号が有意なレベルとされていない場合に自動切換部13は疑似キャリアを出力するよう切り換えられる。
図2に示す本発明に係る第2の実施例の地上デジタルシグナルプロセッサ2においては、自動切換部13に替えて切換スイッチ23を設けるようにしている構成が異なっており、他の構成は第1実施例と同様とされているので、異なる構成についてのみ説明する。
疑似キャリア生成部15から出力されている疑似キャリアは、デジタル放送からアナログ放送への干渉妨害を軽減するため、中間周波信号とした6MHz帯域のチャンネルの中心から+1/7MHzオフセットされた周波数とされている。また、疑似キャリアの出力レベルはIF信号処理部12から出力される中間周波信号の規定されたレベルと同じとされている。切換スイッチ23は、RF増幅部10に入力されたRF入力を再送信する場合にIF信号処理部12からの中間周波信号を出力するよう切換スイッチ23を切り換える。そして、RFレベル調整部16においてRF出力が定められた放送波レベルになるよう調整する際に、疑似キャリア生成部15から出力される疑似キャリアを出力するよう切換スイッチ23を切り換えている。
図3に示す本発明に係る第3の実施例の地上デジタルシグナルプロセッサ3においては、自動切換部13を切り換える切り換え信号を出力する検波回路を設けるようにしている構成が異なっており、他の構成は第1実施例と同様とされているので、異なる構成についてのみ説明する。
疑似キャリア生成部15から出力されている疑似キャリアは、デジタル放送からアナログ放送への干渉妨害を軽減するため、中間周波信号とした6MHz帯域のチャンネルの中心から+1/7MHzオフセットされている。また、疑似キャリアの出力レベルはIF信号処理部12から出力される中間周波信号の規定されたレベルと同じとされている。
以上の説明において、疑似キャリアの周波数は中間周波信号とした6MHz帯域のチャンネルの中心から+1/7MHzオフセットされた周波数としたが、本発明はこれに限るものではなく−1/7MHzオフセットされた周波数とすることができる。さらに、疑似キャリアの周波数は中間周波信号とした6MHz帯域の中心周波数とする必要はなく、帯域内であれば任意の周波数とすることができる。
Claims (3)
- 入力された地上デジタル放送信号を中間周波信号に変換する第1ミキサ部と、
該第1ミキサ部から出力された中間周波信号のレベルを規定された中間周波レベルとして出力する中間周波数信号処理部と、
該中間周波数信号処理部から出力される前記中間周波信号と、疑似キャリア生成部から出力される疑似キャリアとのいずれかを出力する切換部と、
該切換部から出力される信号を所定の地上デジタル放送信号のチャンネルに変換する第2のミキサ部と、
該第2のミキサ部から出力されたチャンネルのレベルが定められたレベルになるよう調整して出力する出力レベル調整部とを備え、
前記疑似キャリア生成部から出力される前記疑似キャリアのレベルは、前記中間周波数信号処理部から出力される中間周波信号の規定されたレベルと略等しくされており、前記出力レベル調整部を調整する際に、前記切換部から前記疑似キャリアが出力されるように切り換えられることを特徴とする地上デジタル放送再送信装置。 - 前記中間周波数信号処理部においては、オートゲインコントロール回路により中間周波信号の出力レベルを規定された中間周波レベルになるよう制御しており、前記オートゲインコントロール回路から有意なゲインコントロール信号が出力されない場合に、前記切換部から前記疑似キャリアが出力されるよう前記切換部が切り換えられることを特徴とする請求項1記載の地上デジタル放送再送信装置。
- 前記中間周波信号のレベルを検出する検出手段が設けられており、前記検出手段が有意な中間周波信号がないと検出した際に、前記切換部から前記疑似キャリアが出力されるよう前記切換部が切り換えられることを特徴とする請求項1記載の地上デジタル放送再送信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004135091A JP4414272B2 (ja) | 2004-04-30 | 2004-04-30 | 地上デジタル放送再送信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004135091A JP4414272B2 (ja) | 2004-04-30 | 2004-04-30 | 地上デジタル放送再送信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005318349A JP2005318349A (ja) | 2005-11-10 |
JP4414272B2 true JP4414272B2 (ja) | 2010-02-10 |
Family
ID=35445307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004135091A Expired - Lifetime JP4414272B2 (ja) | 2004-04-30 | 2004-04-30 | 地上デジタル放送再送信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4414272B2 (ja) |
-
2004
- 2004-04-30 JP JP2004135091A patent/JP4414272B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005318349A (ja) | 2005-11-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3619387B2 (ja) | 計測用受信器 | |
KR100369416B1 (ko) | 스위프 파일럿 톤을 갖는 피드포워드 증폭기 네트워크 | |
JP2001053527A (ja) | 通信装置及び通信方法 | |
JP2010283589A (ja) | 通信装置 | |
US20080039024A1 (en) | Amplifying Circuit, Radio Communication Circuit, Radio Base Station Device and Radio Terminal Device | |
JP4102375B2 (ja) | 無線送信装置および無線受信装置 | |
US6674324B1 (en) | System and method for producing an amplified signal using plurality of amplitudes across spectrum | |
KR100794839B1 (ko) | Ofdm 신호 복조 회로 및 ofdm 신호 복조 방법 | |
JP2008219364A (ja) | マイクロ波中継受信装置 | |
JP4414272B2 (ja) | 地上デジタル放送再送信装置 | |
US10393787B2 (en) | C/N ratio detection circuit and signal receiving circuit | |
JP5312120B2 (ja) | 回線状況推定器 | |
WO2005025079A1 (ja) | マルチキャリア信号処理装置 | |
JP3673997B2 (ja) | 放送受信装置 | |
JP4842506B2 (ja) | 信号レベル測定装置 | |
JP3661084B2 (ja) | ディジタル放送受信装置 | |
JP2006148592A (ja) | Cofdm変調信号受信機 | |
JP3189163B2 (ja) | Ofdm受信機 | |
JP4006275B2 (ja) | 信号レベル測定装置 | |
JP2002359569A (ja) | 放送受信装置 | |
JP4237422B2 (ja) | デジタル放送波受信品質監視装置 | |
JP3067758B1 (ja) | Bs共同受信設備点検装置 | |
JP2005102008A (ja) | 受信装置、受信方法 | |
JP6200367B2 (ja) | 信号処理装置、catvヘッドエンド、およびcatvシステム | |
KR101523710B1 (ko) | 직교 주파수 분할 다중화 시스템의 위상 옵셋 보정 장치 및방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070228 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091117 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091119 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121127 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4414272 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131127 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |