JP4403663B2 - Dc/dcコンバータ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スイッチング素子のオフ時にトランスの一次巻線に発生するフライバック電圧(リセット電圧)を抑制するDC/DCコンバータに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
図4は、一般的なフォワード方式の絶縁型DC/DCコンバータにおける回路図を示している。同図において、1は一次側と二次側とを絶縁するトランス、2は例えばMOS型FETで構成されるスイッチング素子であり、トランス1の一次巻線1Aとスイッチング素子2との直列回路が、直流入力電圧Viを供給する直流電源3の両端間に接続される。また、トランス1の二次巻線1Bには、整流ダイオード5,転流ダイオード6,チョークコイル7および平滑コンデンサ8からなる整流平滑回路9が接続され、スイッチング素子2のスイッチングに伴ないトランス1の二次巻線1Bに誘起した電圧を整流平滑し、平滑コンデンサ8の両端間に接続した出力端子10,11より直流出力電圧Voを得るようにしている。そして、この回路例では、スイッチング素子2をオンすると、トランス1の二次巻線1Bのドット側端子に正極性の電圧が誘起されるので、整流ダイオード5がオンし、転流ダイオード6がオフする。これにより、整流ダイオード5を介してチョークコイル7ひいては出力端子10,11間の負荷(図示せず)にエネルギーが供給される。一方、スイッチング素子2がオフすると、今度は二次巻線1Bの非ドット側端子に正極性の電圧が誘起され、整流ダイオード5がオフし、転流ダイオード6がオンする。従って、この場合はそれまでチョークコイル7に蓄えられたエネルギーが、出力端子10,11間の負荷に供給されるようになっている。
【0003】
12はこの直流出力電圧Voを監視し、内蔵する基準電圧との差異に応じた誤差増幅信号をPWM(パルス幅変調)制御回路13に供給する出力電圧監視増幅回路であり、直流出力電圧Voの変動に応じてスイッチング素子2のゲートに供給する駆動信号のパルス導通幅を可変することにより、直流出力電圧Voの安定化を図っている。
【0004】
図5は、図4の回路におけるスイッチング素子2のドレイン−ソース間電圧Vdsと、整流ダイオード5のアノードを基準としたカソード電圧Vrとを示したものである。同図において、スイッチング素子2がオンの期間中(Ton)は、トランス1の一次巻線1Aに直流入力電圧Viが印加され、スイッチング素子2の両端間電圧、すなわちドレイン−ソース間電圧Vdsがゼロになると共に、トランス1の二次巻線1Bのドット側端子に誘起された電圧により、整流ダイオード5の両端間電圧Vrもゼロになる(但し、ここでは整流ダイオード5の順方向電圧降下分を無視して考える)。
【0005】
一方、スイッチング素子2のオフ期間中(Toff)では、トランス1の一次巻線1Aを流れる慣性電流により、この一次巻線1Aの両端間にリセット電圧が生じ、スイッチング素子2のドレイン−ソース間電圧Vdsは、直流電源3からの直流入力電圧Viに加えて、一次巻線1Aのリセット電圧が重畳される(図5に示すS1の領域)。このとき、トランス1の二次巻線1Bにも、一次巻線1との巻数比に比例した電圧が非ドット側端子に誘起されるので、整流ダイオード5はオフする一方で、転流ダイオード6はオンし、整流ダイオード5の両端間には二次巻線1Bに発生する電圧がそのまま印加される(但し、ここでは転流ダイオード6の順方向電圧降下分を無視して考える)。やがて、トランス1のコアがリセットされると一次巻線1Aにはリセット電圧は発生しなくなり、スイッチング素子2のドレイン−ソース間電圧Vdsは直流入力電圧Viに等しくなると共に、整流ダイオード5の両端間電圧Vrもゼロになる。
【0006】
こうして、スイッチング素子2をオン・オフするのに伴ない、トランス1のコアを通る磁束が増加(セット)と減少(リセット)を繰り返すが、トランス1が完全にリセットされず飽和するのを防止するために、スイッチング素子2のオフ期間中における電圧時間積S1と、スイッチング素子2のオン期間中における電圧時間積S2が等しくなるように、直流入力電圧Viやスイッチング素子2のデューティーなどの可変範囲が設定される。しかし、出力の急変などによりスイッチング素子2のオン時間が広がると、前述のようにS1=S2なる関係が保たれているので、スイッチング素子2のオフ時におけるトランス1のリセット電圧がその分だけ上昇し、図5の一点鎖線に示すように、スイッチング素子2のドレイン−ソース間電圧Vdsや整流ダイオード5の両端間電圧Vrのピーク値が上昇する。このため、スイッチング素子2や整流ダイオード5は、こうしたリセット電圧の上昇時においても耐えるような、特性の劣る高耐圧の素子を使わざるを得なかった。
【0007】
そこで本発明は上記問題点に鑑み、簡単な回路構成によりスイッチング素子のオフ時におけるトランスのリセット電圧の上昇を効果的に抑制できるDC/DCコンバータを提供することをその目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1におけるDC/DCコンバータは、トランスの一次巻線とスイッチング素子との直列回路を直流電源に接続し、前記スイッチング素子のスイッチングに伴ない前記トランスの二次巻線に誘起した電圧を整流平滑回路により整流平滑するDC/DCコンバータにおいて、前記スイッチング素子がオンのときに導通する前記整流平滑回路の整流素子に、ツェナー電圧が前記整流素子の逆方向電圧よりも低いツェナーダイオードを順方向並列接続したものである。
【0009】
このようにすると、スイッチング素子のオフ時において、スイッチング素子の両端間には直流電源の入力電圧にトランスの一次巻線に発生するリセット電圧を加えたものが印加されると共に、トランスの二次巻線には一次巻線との巻数比に応じた電圧が発生する。しかし、整流素子の両端間電圧がツェナーダイオードの動作電圧に達すると、ツェナーダイオードが導通してトランスのリセット電圧ひいてはスイッチング素子の両端間電圧は、それ以上上昇しなくなる。そのため、出力の急変などによりスイッチング素子のオン時間が広がっても、スイッチング素子のオフ時におけるスイッチング素子および整流素子の両端間電圧は、常にツェナーダイオードが導通した時点でクランプされる。したがって、既存の回路構成にツェナーダイオードを付加しただけの簡単な構成でありながら、スイッチング素子のオフ時におけるトランスのリセット電圧の上昇を効果的に抑制でき、特性に優れた低耐圧の素子をスイッチング素子や整流素子として使用することが可能になる。
【0010】
【発明の実施形態】
以下、本発明における好ましい各実施例について、添付図面を参照して詳細に説明する。なお、これらの実施例において、前記従来例で示した図4と同一部分には同一符号を付し、その共通する箇所の詳細な説明は重複するため省略する。
【0011】
図1は、本発明の第1実施例を示す好ましいDC/DCコンバータの回路図である。同図において、21はスイッチング素子2の両端間、すなわちスイッチング素子1のドレイン・ソース間に逆並列接続された定電圧特性を有するツェナーダイオードである。ここでのツェナーダイオード21の動作電圧(ツェナー電圧)Vzは、スイッチング素子2のドレイン・ソース間耐圧よりも低いものを選定しており、アノードがスイッチング素子2のソースに接続されると共に、カソードがスイッチング素子2のドレインに接続される。その他の構成は、図4に示す従来例と同一である。
【0012】
次に、上記構成における動作を、図2の波形図を参照しつつ説明する。なお、図2において、上段はスイッチング素子2のドレイン−ソース間電圧Vdsで、下段は整流ダイオード5のアノードを基準としたカソード電圧(両端間電圧)Vrである。また、ここでは理解を容易にするために、整流ダイオード5および転流ダイオード6の順方向電圧降下をいずれも無視して考える。
【0013】
スイッチング素子2のオン期間中(Ton)は、トランス1の一次巻線1Aに直流入力電圧Viが印加され、スイッチング素子2のドレイン−ソース間電圧Vdsがゼロになる。また、トランス1の二次巻線1Bにはドット側端子に正極性の電圧が誘起されるので、整流平滑回路9を構成する整流ダイオード5がオンする一方で、転流ダイオード6がオフする。したがって、整流ダイオード5の両端間電圧Vrも同様にゼロになる。
【0014】
一方、スイッチング素子2のオフ期間中(Toff)は、トランス1の一次巻線1Aを流れる慣性電流により、この一次巻線1Aの両端間にリセット電圧が生じ、スイッチング素子2のドレイン−ソース間電圧Vdsは、直流電源3からの直流入力電圧Viと一次巻線1Aのリセット電圧とを加えたものが印加される。しかし、スイッチング素子2のドレイン−ソース間電圧Vdsがツェナーダイオード21の動作電圧Vzに達すると、ツェナーダイオード21が導通してそこで電圧がクランプされる。このとき、トランス1の二次巻線1Bには、一次巻線1との巻数比に比例した電圧が非ドット側端子に誘起され、整流ダイオード5はオフする一方で、転流ダイオード6はオンするが、二次巻線1Bに発生する電圧ひいては整流ダイオード5の両端間電圧Vrも、前記ツェナーダイオード21が導通した時点でクランプされる。したがって、出力の急変などによりスイッチング素子2のオン時間が広がっても、スイッチング素子2の両端間にはツェナーダイオード21の動作電圧Vz以上の電圧は印加されず、また整流ダイオード5の両端間電圧Vrもツェナーダイオード21により一定値にクランプされる。
【0015】
やがて、トランス1のコアがリセットされると一次巻線1Aにはリセット電圧は発生しなくなり、スイッチング素子2のドレイン−ソース間電圧Vdsは直流入力電圧Viに等しくなると共に、整流ダイオード5の両端間電圧Vrもゼロになる。そしてこの場合も、スイッチング素子2のオフ期間中における電圧時間積S1と、スイッチング素子2のオン期間中における電圧時間積S2が等しくなるように、直流入力電圧Viやスイッチング素子2のデューティーなどの可変範囲が設定される。
【0016】
以上のように本実施例によれば、トランス1の一次巻線1Aとスイッチング素子2との直列回路を直流電源3に接続し、スイッチング素子2のスイッチングに伴ないトランス1の二次巻線1Bに誘起した電圧を整流平滑回路9により整流平滑するDC/DCコンバータにおいて、スイッチング素子2の両端間にツェナーダイオードを逆並列接続している。
【0017】
この場合、スイッチング素子2のオフ時(Toff)において、スイッチング素子2の両端間には直流電源3の直流入力電圧Viにトランス1の一次巻線1Aに発生するリセット電圧を加えたものが印加されるが、このスイッチング素子2の両端間電圧(ドレイン−ソース間電圧Vds)がツェナーダイオード21の動作電圧Vzに達すると、ツェナーダイオード21が導通してリセット電圧はそれ以上上昇しなくなる。そのため、出力の急変などによりスイッチング素子2のオン時間が広がっても、スイッチング素子2のオフ時における両端間電圧は、常にツェナーダイオード21の動作電圧Vzでクランプされる。したがって、既存の回路構成にツェナーダイオード21を付加しただけの簡単な構成でありながら、スイッチング素子2のオフ時におけるトランス1のリセット電圧の上昇を効果的に抑制でき、特性に優れた低耐圧の素子をスイッチング素子2として使用することが可能になる。
【0018】
また、トランス1の二次巻線1Bに発生する電圧も、ツェナーダイオード21が導通するとそれ以上上昇しなくなるので、特にフォワード方式のDC/DCコンバータの場合においては、スイッチング素子2がオンのときに導通する整流平滑回路9の整流ダイオード5の両端間電圧Vrが、ツェナーダイオード21の導通により一定値にクランプされる。したがって、スイッチング素子2のみならず整流素子である整流ダイオード5についても、従来に比べてより低耐圧の素子を使用することが可能となる。
【0019】
次に、本発明の第2実施例を図3の回路図に基づき説明する。ここでは、定電圧特性を有するツェナーダイオード21が、スイッチング素子2の両端間ではなく、整流平滑回路9を構成する整流ダイオード5の両端間に順方向並列接続される。ツェナーダイオード21の動作電圧(ツェナー電圧)Vzは、整流ダイオード5の逆方向耐圧よりも低いものを選定しており、ツェナーダイオード21と整流ダイオード5のアノードどうし、およびカソードどうしがそれぞれ接続される。その他の構成は、図1に示す回路図と同一である。
【0020】
次に、上記構成に付きその作用を説明すると、スイッチング素子2のオン期間中(Ton)の動作は、上記従来例や第1実施例と共通しているが、スイッチング素子2がオフ期間(Toff)になると、トランス1は一次巻線1Aの両端間にリセット電圧が生じ、スイッチング素子2のドレイン−ソース間電圧Vdsは、直流電源3からの直流入力電圧Viと一次巻線1Aのリセット電圧とを加えたものが印加されると共に、トランス1の二次巻線1Bには一次巻線1Aとの巻数比に応じた電圧が、非ドット側端子を正極性として発生し、整流ダイオード5はオフする一方で、転流ダイオード6はオンする。しかし、整流ダイオード5の両端間電圧Vrがツェナーダイオード21の動作電圧Vzに達すると、ツェナーダイオード21が導通してそこで電圧がクランプされる。また、スイッチング素子2のドレイン−ソース間電圧Vdsも、トランス1のリセット電圧がクランプされるのに伴なって、それ以上上昇しなくなる。したがって、出力の急変などによりスイッチング素子2のオン時間が広がっても、整流ダイオード5の両端間にはツェナーダイオード21の動作電圧Vz以上の電圧は印加されず、またスイッチング素子2のドレイン−ソース間電圧Vdsもツェナーダイオード21により一定値にクランプされる。
【0021】
やがて、トランス1のコアがリセットされると一次巻線1Aにはリセット電圧は発生しなくなり、スイッチング素子2のドレイン−ソース間電圧Vdsは直流入力電圧Viに等しくなると共に、整流ダイオード5の両端間電圧Vrもゼロになる。そしてこの場合も、スイッチング素子2のオフ期間中における電圧時間積S1と、スイッチング素子2のオン期間中における電圧時間積S2が等しくなるように、直流入力電圧Viやスイッチング素子2のデューティーなどの可変範囲が設定される。
【0022】
このように本実施例では、トランス1の一次巻線1Aとスイッチング素子2との直列回路を直流電源3に接続し、スイッチング素子2のスイッチングに伴ないトランス1の二次巻線1Bに誘起した電圧を整流平滑回路9により整流平滑するDC/DCコンバータにおいて、スイッチング素子2がオンのときに導通する整流平滑回路9の整流素子である整流ダイオード5に、ツェナーダイオード21を並列接続している。
【0023】
このようにすると、スイッチング素子2のオフ時において、スイッチング素子2の両端間には直流電源3の直流入力電圧Viにトランス1の一次巻線1Aに発生するリセット電圧を加えたものが印加されると共に、トランス1の二次巻線1Bには一次巻線1Aとの巻数比に応じた電圧が発生する。しかし、整流ダイオード5の両端間電圧Vrがツェナーダイオード21の動作電圧Vzに達すると、ツェナーダイオード21が導通してトランス1のリセット電圧ひいてはスイッチング素子21の両端間電圧は、それ以上上昇しなくなる。そのため、出力の急変などによりスイッチング素子2のオン時間が広がっても、スイッチング素子2のオフ時におけるスイッチング素子2および整流ダイオード5の両端間電圧は、常にツェナーダイオード21が導通した時点でクランプされる。したがって、既存の回路構成にツェナーダイオード21を付加しただけの簡単な構成でありながら、スイッチング素子2のオフ時におけるトランス1のリセット電圧の上昇を効果的に抑制でき、特性に優れた低耐圧の素子をスイッチング素子2や整流ダイオード5として使用することが可能になる。
【0024】
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。例えばスイッチング素子としては実施例中におけるMOS型FETの他に、例えばBJT(バイポーラトランジスタ)やIGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)などを使用することもできる。また、フォワード方式以外の例えばフライバック方式のDC/DCコンバータに適用してもよい。さらに、直流電源3に代わり交流電源と整流器とを設けたものについても、直流入力電圧を出力する直流電源と見なして、本発明の範疇に取り入れることが可能である。
【0025】
【発明の効果】
本発明の請求項1のDC/DCコンバータによれば、簡単な回路構成によりスイッチング素子のオフ時におけるトランスのリセット電圧の上昇を効果的に抑制でき、特性に優れた低耐圧の素子をスイッチング素子や整流素子として使用することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例におけるDC/DCコンバータの回路図である。
【図2】 同上図1におけるスイッチング素子のドレイン・ソース間電圧と、整流ダイオードの両端間電圧を示す波形図である。
【図3】 本発明の第2実施例におけるDC/DCコンバータの回路図である。
【図4】 従来例におけるDC/DCコンバータの回路図である。
【図5】 同上図4におけるスイッチング素子のドレイン・ソース間電圧と、整流ダイオードの両端間電圧を示す波形図である。
【符号の説明】
1 トランス
1A 一次巻線
1B 二次巻線
2 スイッチング素子
3 直流電源
5 整流ダイオード〈整流素子)
9 整流平滑回路
21 ツェナーダイオード
Claims (1)
- トランスの一次巻線とスイッチング素子との直列回路を直流電源に接続し、前記スイッチング素子のスイッチングに伴ない前記トランスの二次巻線に誘起した電圧を整流平滑回路により整流平滑するDC/DCコンバータにおいて、前記スイッチング素子がオンのときに導通する前記整流平滑回路の整流素子に、ツェナー電圧が前記整流素子の逆方向電圧よりも低いツェナーダイオードを順方向並列接続したことを特徴とするDC/DCコンバータ。
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