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JP4396960B2 - 永久磁石式外転型回転電機 - Google Patents

永久磁石式外転型回転電機 Download PDF

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JP4396960B2 JP2002274808A JP2002274808A JP4396960B2 JP 4396960 B2 JP4396960 B2 JP 4396960B2 JP 2002274808 A JP2002274808 A JP 2002274808A JP 2002274808 A JP2002274808 A JP 2002274808A JP 4396960 B2 JP4396960 B2 JP 4396960B2
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、複写機の転写ドラム等駆動に適した外転型回転電機に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機の転写ドラムは100rpm以下の低速で回転するがこれをダイレクトに減速体等を使用しないで駆動することは、インナーロータ型では回転子径が小さいため分解能が不足し、良好な回転ムラが得られない問題があった。分解能を大きくするには回転子極数を多くする必要があるがそのためには、回転子径を大きくする必要がある。
一方、ドラム駆動で回転電機をドラムの外部に設けると、小型化に問題が発生した。例えばHB型のステッピングモータは回転子の極数が大きくできる構造であることが知られている。 しかし更に極数を多くするために、そのままアウターロータ型にすると、大きな漏洩磁束が回転電機外周に出るため、特にドラム駆動や磁気デイスク駆動には問題があった。また永久磁石の回転軸と垂直な面方向の面積が小さく、十分な鎖交磁束が得られない問題もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来技術での問題を解決することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
【手段1】
略円環状部より外方向に放射状にQ個設けられた固定子主極の各々の先端には複数K個の歯を有した、2個の該固定子で回転軸方向に磁化された永久磁石を挟持するか、または2個の該固定子の円環状磁性体の内周部に夫々円筒状永久磁石をその外周がお互いに異極となるように磁化して配し、2個の該固定子の主極部に渡ってコイルが巻かれ、エヤギャップを介してその内周に等ピッチでR個の歯を有し、回転軸方向厚さで、略(1/2)部で、R個の歯ピッチの(1/2)ずらせて構成された回転子と対向した外転型回転電機をドラムの内部に設け、該外転型回転電機の回転子外周部にドラム機能を有するかまたはドラムの内側で該回転子外周が連結され、該永久磁石の反回転子方向の漏洩磁束を回転軸心部に反発収束させ、ドラム外周部への漏洩磁束の影響を軽減させたことを、特徴とする ドラム機能を有した、またはドラムに内臓された外転型回転電機。 但し、R>KQ。
【手段2】
手段1において、外転型回転電機は固定子の中央部に貫通中空穴を設け、その貫通穴を固定支持または該貫通穴に軸を通し、ドラムの回転支持軸としたことを特徴とする ドラム機能を有した、またはドラムに内臓された外転型回転電機。
【手段3】
略円環状部より外方向に放射状に3m個設けられた固定子主極の各々の先端には複数個の歯を有した、2個の該固定子で回転軸方向に磁化された永久磁石を挟持するか、または2個の該固定子の円環状磁性体の内周部に夫々円筒状永久磁石をその外周がお互いに異極となるように磁化して配し、2個の該固定子の主極部に渡ってコイルが巻かれ、1相分コイルがm個で構成した、3相巻線固定子を形成し、エヤギャップを介してその内周に等ピッチでR個の歯を有し、回転軸方向厚さで、略(1/2)部で、R個の歯ピッチの(1/2)ずらせて構成された回転子と対向した外転型回転電機において、R=m(3n±1)であることを特徴とした外転型回転電機。但し、m、nは1以上の整数。
【手段4】
手段3において、m(3n±1)>πDである であることを特徴とした外転型回転電機。但し、m、nは1以上の整数。Dは回転子外径。
【手段5】
手段3において、各相の巻き終わりまたは一方同志を短絡し、巻き始めまたは他方側で3端子入力としたスター巻線、または1相の巻き終わりと次相の巻き始めを順次連結し、3個の該連結点にて3端子入力とした、3端子入力の3相巻線固定子を形成したことを特徴とした外転型回転電機。
【手段6】
手段3から5において、2相と3相を交互に励磁して駆動するか、各相の電流を極力正弦波に近似した階段状に増減した形のマイクロステップ駆動したことを特徴とした外転型回転電機の駆動法。
【手段7】
手段1〜5において、2個の固定子で挟持る永久磁石の回転軸方向から見た形状が該固定子と略同形状にして、ボンド磁石、または焼結磁石であることを特徴とした外転型回転電機。
【手段8】
手段1〜5において、永久磁石を挟持した2個の固定子を1固定子対とし、それらを軸方向にP対配置固定し、P対の固定子に渡り、同一位置の主極に同一のコイルを巻いた固定子と、それにエヤギャップを介して対向する回転子対を、回転軸方向にP個配置して設けたことを特徴とする外転型回転電機。
【0005】
【実施例】
複写機の転写ドラム駆動の回転数は一般に40〜150rpm程度で回転電機から見ると低速回転の範囲と言える。このため、回転子極数が4〜8極程度の回転電機では減速体を使用して、回転子速度1500〜750rpmから上記の回転数まで速度を落として使用していた。また2相HB型ステッピングモータはその極数は100極程度に相当するが、そのため40〜150rpmは容易でありトルクも十分出せるが、回転ムラが大きく、画像の精度、即ち、画質が悪いという問題があった。この回転ムラを改善するにはステッピングモータの分解能即ちステップ角を小さくすればよい。そのためには回転子の歯数を多くすればよい。しかし、インナーロータ型では回転子径が小さく、歯数を多くすることには限界があった。その解決策としてはHB型ステッピングモータをアウターロータ(外転)型にすればよい。
図8は従来型のアウターロータ(外転)型回転電機であり、HB型ステッピングモータをアウターロータ化した縦断側面断面図である。図9はその横断正面断面図である。11はコイルであり、固定子である円環状磁性体12から放射状に設けられた複数の主極に巻かれている。各主極の先端には複数の歯(図9では歯は各3個)がエアギャップを介して、内周に均等に多数の歯を有する回転子14と対向している。図8において、2個の回転子14同志は回転軸方向に磁化された円筒またはデスク状永久磁石15を挟持して、お互いに歯ピッチの1/2づらされて、回転子を構成している。固定子12は該2個の回転子14と対向して、珪素鋼板等を主極及び先端の歯を揃えて、積層されている。13は固定子支持体であり、図示知てない軸受けと勘合し、前後のブラケットを支持して、回転電機を構成する。このような構造の外転型回転電機の問題点は15の漏洩磁束が14及び15の外周方向にでることである。従って14の外周に複写機のドラムを設けても、かなりの強さで磁界が存在し、トナーに磁性体粉が混じったりすると、画質を損ねたり、故障を引き起こすことになる。
【0006】
図1は本発明を適応する外転型回転電機の縦断側面断面図である。図2はその横断正面断面図である。1はコイル、2は固定子鉄心であり、コイル1は、固定子である円環状磁性体2から放射状に設けられた複数の主極に巻かれている。各主極の先端には複数の歯(図2では歯は各3個)がエアギャップを介して、内周に均等に多数の歯を有する回転子8と対向している。図1において、8は81と82より成り、2個の回転子81と82同志は同じものであるが、互いに歯ピッチの1/2づらされて、回転子を構成している。固定子2は該2個の回転子81及び82と対向して、珪素鋼板等を主極及び先端の歯を揃えて、積層されたもので、それを2個で、同位置にて、軸方向に磁化した永久磁石3を挟持して構成され、各主極にはコイルが2個の2なる固定子主極に渡って巻かれている。
4は固定子支持体であり非磁性体であることが望ましく、軸受け5に勘合し6及び7なるブラケットで8なる回転子を回転自在に支持する。9はボルトであり、6、7、8を固定する役目をしている。10はリード線であり、5なる軸受けの内輪の内径側から引き出すことで、回転子を両側より支持する所謂両持ち構造としている。このような構造を複写機ドラムの内部に設けると永久磁石が固定子側に設けてあるので、漏洩磁束は、ドラム外周部にはほとんど出なくなる。即ち、この外転型回転電機の回転子外周部にドラム機能を有するかまたはドラムの内側で該回転子外周が連結された場合、、永久磁石の漏洩磁束は永久磁石の反回転子方向に発生するので、図1で、永久磁石3のN極側から出た漏洩磁束は固定子支持体4の中空部に点線矢印で示した様に、固定子円環部4の内径の中心に反放射状に向い、その中心付近でN極の同極性磁束は反発しながら、軸方向に収束し、3のS極側付近に向い、放射状方向に3のS極に向かうので、漏洩磁束を回転軸心部に反発収束させ、ドラム外周部への漏洩磁束の影響を軽減させろことが出来る。
図1には永久磁石3は2個の固定子で挟持された構造で示したが、図示は省略するが、図1で3を単なる非磁性スペーサとし、2個の2の夫々の内周部と4との間に円筒状永久磁石を設け、2個の2と接する磁石の外周がお互いに異極性となるように磁化配置した構造のものでも前述した図1の構造と同様な外転型回転電機としても、また漏洩磁束に関しても、同様の効果が得られる。この場合は4は磁性体であることが望ましい。
またこの外転型回転電機において、回転子の歯数をR個とし、各主極の先端の小歯数をK個とし、主極の総数をQ個とすれば、K個の歯ピッチとR個の歯ピッチはほぼ等しくするため、固定子スロット部を考慮すると、R>KQの関係が成り立つ。
【0007】
また図1で、4は中心部が空洞になっているので、この空洞部に通し棒を貫通させるとドラム駆動機構が簡素化出来る。これを説明したのが図7である。20が該外転型回転電機であり、21がその中空穴に貫通した通し棒、即ちドラムの軸21である。22はドラムであり、20の回転子外周に連結されている。23はドラムカバー、24は軸受けである。尚、この軸受け24は全く使用しないで、モータ20に使用されている軸受けで併用、代用してもよく、軸受け24を1個のみの使用でも良い。
【0008】
この外転型回転電機は特に3相固定子にすると、振動が少なく、ドラク駆動として、適したものとなる。固定子主極数を3m個とすると、3相の場合はi相分主極数はm個となる。そして回転子歯数をR個とすると、次の(1)式が成立する。
Figure 0004396960
上式の左辺も右辺もこの外転型3相機を3相のステッピングモータとして駆動したときの、ステップ角度を表している。これを整理すると、(2)式となる。
Figure 0004396960
この関係式を有した3相機であることが、望ましい。
(2)式で、m=2の6主極で、n=17とすると、R=100でステップ角が0.6°、また、m=4の12主極で、n=11とすると、R=128で、ステップ角が0.46875°となる。
【0009】
回転子は珪素鋼板よりプレスで打ち抜き積層形成する。この場合、ドラムに応用する場合、回転ムラを良くするには、歯数Rを極力多くする必要がある。Rを多くすると歯幅は細くなり、細すぎると、プレス打ち抜きができなくなる。その限界は概略、歯幅が珪素鋼板の板厚tまでと言われている。回転子の外径をDとし、歯幅と谷(溝)幅を同じとすれば歯ピッチは2tとなるので、次式が概略成立する。
Figure 0004396960
一般に小型回転機に使用される珪素鋼板の板厚tは0.5mmである。t=0.5を(3)式に代入して R=πD となるが、転写ドラムに使用する場合は分解能が高いことが必要であり、
R=πD なるRの値以上ないと、実用的には画質が悪く使用できない。(3)式に(2)式とR=πDを代入して、(4)式を得る。
Figure 0004396960
【0010】
本発明の外転型回転電機を3相機にすると、スター、またはデルタ結線が可能で、3端子入力で駆動出来る。固定子主極数3m個で、m=2として、6主極の場合で、スター結線の場合を図3に、デルタ結線の場合を図4に示す。これらの結線の3端子モータ入力には図5にスター結線で示すが、電流方向が反転するバイポーラ駆動で、トランジスターが6個のブリッジで駆動できる。2相機では8個のトランジスタが必要なので、3相の方が、性能が良く、且、駆動回路も安価になる。
【0011】
3相機にすると、永久磁石によるエヤギャップの磁束密度である界磁に含まれる第3高調波がその構造からキャンセルされる。また、電流に含まれる高調波も2相励磁であるフルステップより、2相と3相を交互に励磁する2―3相励磁駆動とすることで、電流波形がより、正弦波に近くなるため、少なく出来る。3相で2―3相の励磁シーケンス、及びモータ電流波形を図6に示す。更には、各相の電流を極力正弦波に近似した階段状に増減した形のマイクロステップ駆動により、界磁と電流の積であるトルクの中に、振動トルクが減少し、低速のドラム駆動には適した駆動法となる。
【0012】
本方式の外転型回転電機には永久磁石を2個の固定子でサンドイッチ状に挟んで固定子を構成するが、2個の固定子で挟持る永久磁石の回転軸方向から見た形状が該固定子と略同形状であれば、磁石の固定子との接触面積も最大になり、鎖交磁束を大きく出来る。しかし、その場合、永久磁石の形状が複雑になる。また回転軸方向の永久磁石の厚みは極力薄いものが望ましい。何故なら、その磁石厚みの部分は固定子に歯がなく、回転子との間でトルク発生に貢献しないからである。それらを考慮すると、複雑な形状の永久磁石に適するボンド磁石、または薄厚でもパーミアンス係数の高く磁束の大きい焼結磁石が最適である。
【0013】
高いトルクをモータの外径を変えずに得るには、軸方向に珪素鋼板積み厚を増せばよいが、この時、永久磁石からの磁束補給量はほぼ同じなので、結果として磁束密度が減少して、トルクが軸方向にモータを鉄心部のみ伸びても増えない。この場合は、永久磁石を挟持した2個の固定子を1固定子対とし、それらを軸方向にP対配置固定し、P対の固定子に渡り、同一位置の主極に同一のコイルを巻いた固定子と、それにエヤギャップを介して対向する回転子対を、回転軸方向にP個配置して設ける様にすればよい。
但し、Pは整数。
【0014】
【発明の効果】
1)複写機やプリンター等のドラム駆動において、従来の方式はドラム外に回転電機があり、減速体やタイミングベルト等でドラム外部からドラムを駆動していた。これに対し、本発明を適応すると、小型コンパクトとなり、ドラムそのものが、回転しながら、分解能も高いため、転写ドラムとしてのその機能を発揮できる。
また回転電機の漏洩磁束が回転電機内部に封じ込まれ、ドラム外部にはほとんど出なくなる。
2)外転型回転電機の外周部にドラムを設け、外転型回転電機の中空部に貫通してその内径に勘合する軸を通し、固定軸として、ドラムの回転軸心を兼務させることで、小型コンパクトなドラムアクチュエータとなる。
3)R=m(3n±1)やm(3n±1)>πD を満たす、回転子の歯数を選べば、高精度で高分解能な回転電機が実現する。
3相巻線でスターまたはデルタ結線として、3端子で駆動回路をシンプルにできる。
駆動を2―3相やマイクロステツプとすることで、オープンループ等でも低回転ムラとなり、ドラム駆動に適したものとなる。
固定子に有する永久磁石を、固定子鉄心と同形状にし、ボンド磁石や焼結磁石とすることで、永久磁石の磁束を大きくでき、且磁石を薄くできる。
本発明の回転電機の固定子対を2段等に重ねることで、高トルクが容易に得られる回転電機となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いる外転型回転電機の側面構造図
【図2】本発明に用いる外転型回転電機の正面構造図
【図3】本発明のモータに適用する結線図
【図4】本発明のモータに適用する別の結線図
【図5】本発明に適用する駆動回路とモータの結線図
【図6】本発明に適用する2―3相駆動の励磁と電流
【図7】本発明のドラム回転構造図
【図8】従来の外転型回転電機の側面断面図
【図9】従来の外転型回転電機の正面断面図
【符号の説明】
1、11 コイル
2、12 固定子鉄心
3、15 永久磁石
4、13 固定子支持体、
5、24 軸受け
6、7 ブラケット
23 ブラケット
8 回転子
9 固定ボルト
10 リード線
14 回転子
20 外転型回転電機
21 固定軸
22 ドラム

Claims (6)

  1. 略円環状磁性体部より外方向に放射状に、各々の先端に複数個(K個)の歯を有した複数個(Q個)の固定子主極を設けて固定子鉄心を構成し、この固定子鉄心を2個同位置に配置すると共に、その2個の該固定子鉄心の磁性体部の夫々の内周部に両固定子鉄心の外周がお互いに異極となるように磁化した円筒状永久磁石を配し、2個の該固定子鉄心のそれぞれの主極に渡ってコイルを巻いて固定子を構成し、固定子鉄心の各主極の先端にエヤギャップを介して対向するよう回転子を回転自在に配置し、回転子はその内周に等ピッチで複数個(R個)の歯を有すると共に回転軸方向厚さの略1/2の位置で、R個の歯ピッチが1/2ずらせて構成されており、かつ、R>KQなる関係を有しており、該回転子の外周部がドラム機能を有するかまたはドラムの内側該回転子の外周連結され、該永久磁石の反回転子方向の漏洩磁束を回転軸心部に反発収束させ、ドラム外周部への漏洩磁束の影響を軽減させたことを特徴とする外転型回転電機。
  2. 請求項1において、固定子の中央部には貫通中空穴が設けられ、その貫通穴に軸を通し、ドラムの回転支持軸とした外転型回転電機。
  3. 略円環状磁性体部より外方向に放射状に、各々の先端に複数個の歯を有した3m個の固定子主極を設けて固定子鉄心を構成し、この固定子鉄心を2個同位置に配置すると共に、その2個の該固定子鉄心の磁性体部の夫々の内周部に両固定子鉄心の外周がお互いに異極となるように磁化した円筒状永久磁石を配し、2個の該固定子鉄心のそれぞれの主極に渡ってコイルを1相分がm個で構成されるように巻いて3相巻線固定子を構成し、固定子鉄心の各主極の先端にエヤギャップを介して対向するよう回転子を回転自在に配置し、回転子はその内周に等ピッチで複数個(R個)の歯を有すると共に回転軸方向厚さの略1/2の位置で、R個の歯ピッチが1/2ずらせて構成されており、かつ、R=m(3n±1)(但しm、nは1以上の整数)なる関係を有したことを特徴とする外転型回転電機。
  4. 請求項3において、回転子の外径をDとしたときに、m(3n±1)>πDであることを特徴とした外転型回転電機。
  5. 請求項3において、各相の巻き終わりまたは一方同志を短絡し、巻き始めまたは他方側で3端子入力としたスター巻線、または1相の巻き終わりと次相の巻き始めを順次連結し、3個の該連結点にて3端子入力とした、3端子入力の3相巻線固定子を形成したことを特徴とした外転型回転電機。
  6. 請求項3から請求項5のいずれかに記載の外転型回転電機において、2相と3相を交互に励磁して駆動するか、各相の電流を極力正弦波に近似した階段状に増減した形のマイクロステップ駆動したことを特徴とした外転型回転電機の駆動法。
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