JP4396548B2 - 防水コンセント - Google Patents
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Description
ンセント本体を内部に収納し屋外の造営材表面に取り付けられるハウジングと、ハウジン
グの取付面と造営材表面との間に介在してハウジング内への浸水を防ぐ防水パッキンとを
備え、前後方向でハウジングを貫通する1乃至複数のねじ挿通孔にそれぞれ挿通した取付
ねじを用いてハウジングが取り付けられ、少なくともハウジング前面に露出する取付ねじ
の頭部を覆い隠すカバーがハウジング前面に密着することなく近接して配置され、カバー
は、ハウジング前面の差込口が露出する部位を外部に臨ませる開口窓を有してハウジング
及び防水パッキンの略全体を覆ってなり、ハウジング前面のねじ挿通孔の上方に後方へ落
ち込む段差が設けられ、前記段差は水平方向においてハウジング前面の両端まで延長され
ていることを特徴とする。
ボックス及び造営材の何れにも取付可能な取付枠にハウジングが取り付けられることを特
徴とする。
する結合手段を備え、該結合手段は、ハウジングに対してカバーをスライドさせることで
係脱自在に係合する係合部若しくは凹凸嵌合する嵌合部を有することを特徴とする。
隠すカバーがハウジング前面に密着することなく近接して配置され、カバーは、ハウジン
グ前面の差込口が露出する部位を外部に臨ませる開口窓を有してハウジング及び防水パッ
キンの略全体を覆ってなり、ハウジング前面のねじ挿通孔の上方に後方へ落ち込む段差が
設けられ、前記段差は水平方向においてハウジング前面の両端まで延長されているので、
造営面からの出っ張りを大きくせずに外観上の見栄えを向上することができ、例えカバー
内に浸水しても段差によってねじ挿通孔に水が流れ込むことを阻止でき、更に段差に溜ま
った水をハウジングの両端へ排水することができてねじ挿通孔への水の流れ込みをより確
実に防ぐことができる。
工の自由度が向上する。
とができる。
本発明の基本構成は、図1に示すようにハウジング3に取り付けられるカバー9を備え
た点に特徴があり、これ以外の構成は図11に示した従来例と共通であるから、共通の構
成要素には同一の符号を付して適宜説明を省略する。
本実施形態は、図7に示すように取付枠2を使わずにハウジング3を造営材並びに埋込
ボックス110の双方に取付可能とした点に特徴があり、その他の基本的な構成は基本構
成と共通である。よって、基本構成と共通の構成要素には同一の符号を付して説明を省略
する。
7が挿通されるねじ挿通孔32,32の代わりに、固定ねじ5,5若しくはボックスねじ
111,111が挿通される長孔のねじ挿通孔35,35がそれぞれ前後方向に貫設され
ている。つまり、2つのねじ挿通孔35,35間のピッチが埋込ボックス110のねじ孔
112,112間のピッチに一致させてあって、基本構成における取付枠2がハウジング
3と一体に構成されている。なお、図7において11はコンセント本体1をハウジング3
に固定するための打ち込み鋲、33aはアースターミナル用のつまみ、33bはアースタ
ーミナル用の心棒、33cは心棒33bとコンセント本体1の接地極を接続するためのア
ースターミナル用の端子板、33dは端子板33cをハウジング3に固定するための打ち
込み鋲である。
ハウジング3に対して壁面と平行にカバー9をスライドさせることで両者が結合される構
造としている。すなわち、膨出部30の両側面には略L字形の取付リブ36,36が設け
られ、カバー9の両側壁91,91の内側面から上下方向に沿って突設された係合リブ9
5,95を取付リブ36,36にスライド係合することでハウジング3とカバー9が結合
されるのである。さらに詳しく説明すると、取付リブ36,36はハウジング3の前面側
部との間に隙間を空けて形成されており、この隙間に係合リブ95,95が挿入されるこ
とで取付リブ36,36と係合リブ95,95とが係合する。ここで、取付リブ36,3
6の背面側にはそれぞれ突起36aが突設されており、カバー9をスライドさせていると
きには、この突起36aがカバー9の取付リブ36,36を後方へ押圧してスライド方向
(鉛直方向)に対する抵抗力を生じさせるが、ハウジング3をカバー9に結合したときに
は、突起36a,36aが係合リブ95,95の前面下部に形成された凹部95a,95
aに嵌合することでクリック感を出すことができ、その結果、施工を確実に行うことがで
きる。さらに、図8(b)に示すようにカバー9の前壁90には壁面に沿って下方へ突出
する平板状の固定リブ96が形成されるとともに、この固定リブ96が嵌合する嵌合溝3
7がハウジング3の上端部に凹設されており、固定リブ96を嵌合溝37に嵌合すること
でハウジング3とカバー9の結合強度を向上させている。
との間に後方へ落ち込む段差38が設けられ、この段差38が水平方向においてハウジン
グ3前面の両端まで延長されている。つまり、段差38を設けない場合、膨出部30の上
部に付着した水が膨出部30の前面を伝ってねじ挿通孔35に流れ込む虞があるが、段差
38を設けた場合、膨出部30の上部に付着した水を段差38に溜めるとともに溜まった
水をハウジング3の両側へ排水することでねじ挿通孔35に流れ込むことを阻止できるも
のである。
じ5,5を壁材に螺合することで取付枠2を用いずに壁面に直付けすることも可能である
し、あるいは、図9に示すようにねじ挿通孔35,35に挿通したボックスねじ111,
111を壁面に埋め込まれた埋込ボックス110のねじ孔112,112に螺合すること
で取付枠2を用いずに埋込ボックス110に取り付けることも可能であり、さらに、ねじ
挿通孔35,35間のピッチが基本構成におけるねじ挿通孔32,32間のピッチよりも
狭くなるから、ハウジング3の小型化も可能になる。そして、直付け又は埋込ボックス1
10への取付の何れの場合においても、固定ねじ5,5又はボックスねじ111,111
の何れか2本のねじで施工できるため、基本構成のように取付枠2を用いる場合に比較し
て施工が簡単になるという利点がある。ここで、ねじ挿通孔35,35を長孔としている
ため、埋込ボックス110のねじ孔112,112の中心位置がずれている場合でもハウ
ジング3の位置を調整することができる。
基本構成及び実施形態ではハウジング3の略全体を覆う形状・寸法にカバー9を形成し
ていたが、本発明の参考例は、図10に示すようにねじ挿通孔35,35を覆うことがで
きる必要最小限の形状・寸法に形成されたカバー片50,50をハウジング3に取り付け
るようにした点に特徴がある。但し、カバー9の代わりにカバー片50,50を備えた点
を除けば、基本的な構成は実施形態と共通であるから、共通の構成要素には同一の符号を
付して説明を省略する。
111)でハウジング3を壁面に取り付けた後、凹所39,39にカバー片50,50を
嵌め込むとともに係止爪53,53を係止孔39a,39aに挿入係止すれば、図10(
b)に示すようにハウジング3と結合されたカバー片50,50によってねじ挿通孔35
,35に挿通された固定ねじ5,5の頭部が覆い隠されるので、従来例に比較して外観上
の見栄えが向上する。しかも、カバー片50,50はハウジング3の前面と面一に配置さ
れているから、基本構成又は実施形態と比較して壁面からの出っ張りを小さくすることが
でき、また、カバー9に比べて材料費等が少なくなるからコストダウンが図れるという利
点や、カバー片50,50で覆い隠すことにより防水性能が向上するという利点がある。
なお、カバー片50,50は両面テープによる貼着や接着剤による接着等によってハウジ
ング3に取り付けても構わない。
3 ハウジング
7 取付ねじ
9 カバー
32 ねじ挿通孔
Claims (5)
- プラグが抜き差し自在に接続されるコンセント本体を内部に収納し屋外の造営材表面に
取り付けられるハウジングと、ハウジングの取付面と造営材表面との間に介在してハウジ
ング内への浸水を防ぐ防水パッキンとを備え、前後方向でハウジングを貫通する1乃至複
数のねじ挿通孔にそれぞれ挿通した取付ねじを用いてハウジングが取り付けられ、少なく
ともハウジング前面に露出する取付ねじの頭部を覆い隠すカバーがハウジング前面に密着
することなく近接して配置され、カバーは、ハウジング前面の差込口が露出する部位を外
部に臨ませる開口窓を有してハウジング及び防水パッキンの略全体を覆ってなり、ハウジ
ング前面のねじ挿通孔の上方に後方へ落ち込む段差が設けられ、前記段差は水平方向にお
いてハウジング前面の両端まで延長されていることを特徴とする防水コンセント。 - ハウジング前面から露出する差込口を水平方向よりも下方に向ける形でコンセント本体
がハウジング内に収納され、差込口の前方に位置して雨水が差込口にかかるのを防ぐ庇が
カバーに設けられたことを特徴とする請求項1記載の防水コンセント。 - ハウジング前面から露出する差込口を水平方向よりも下方に向ける形でコンセント本体
がハウジング内に収納され、透光性を有するとともに差込口の前方に位置して雨水が差込
口にかかるのを防ぐ庇がハウジングに設けられ、該庇がカバーで覆われないようにしたこ
とを特徴とする請求項1記載の防水コンセント。 - 造営面に埋め込まれる埋込ボックス及び造営材の何れにも取付可能な取付枠にハウジン
グが取り付けられることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の防水コンセント。 - カバーをハウジングに結合する結合手段を備え、該結合手段は、ハウジングに対してカ
バーをスライドさせることで係脱自在に係合する係合部若しくは凹凸嵌合する嵌合部を有
することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の防水コンセント。
Priority Applications (1)
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JP2005054252A JP4396548B2 (ja) | 2005-02-28 | 2005-02-28 | 防水コンセント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005054252A JP4396548B2 (ja) | 2005-02-28 | 2005-02-28 | 防水コンセント |
Publications (2)
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JP2006244719A JP2006244719A (ja) | 2006-09-14 |
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Family
ID=37050945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005054252A Expired - Lifetime JP4396548B2 (ja) | 2005-02-28 | 2005-02-28 | 防水コンセント |
Country Status (1)
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JP (1) | JP4396548B2 (ja) |
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2005
- 2005-02-28 JP JP2005054252A patent/JP4396548B2/ja not_active Expired - Lifetime
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