JP4395548B2 - 電磁弁用ソレノイド - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電磁弁用のソレノイドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
切換弁の主弁を駆動するためのパイロット電磁弁としては、主弁の軸方向一側にパイロット流体を給排するシングルソレノイド形のパイロット電磁弁と、主弁の軸方向両側に交互にパイロット流体を給排するダブルソレノイド形のパイロット電磁弁とが知られている。
しかしながら、シングルソレノイド形のパイロット電磁弁とダブルソレノイド形のパイロット電磁弁とは、組み付けるコイル等の数が異なるために組立作業が面倒であり、また構成部品の種類が多くなって高価になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、シングル形とダブル形のソレノイドの構成部品を共通化することにより、組立作業が容易でしかも安価な電磁弁用ソレノイドを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の電磁弁用ダブルソレノイドは、細長板材の長手方向の両端を折曲してコ字状とした1個の磁気フレームと上記磁気フレームの折曲部先端間を連結する1個の磁気プレートとを枠状に形成し、コイルを巻いたボビン、該ボビンの中心孔に固定した固定鉄心、及びコイルに通電するためのコイル端子を有する2個のコイル組立体における上記ボビンの上部及び下部に、それぞれ複数の位置決め用の突起を形成し、上記磁気フレームの幅方向両側に、上記2個のコイル組立体におけるボビンの上部の位置決め用の突起が係止する係止部を設けて、それらの係止部に上記ボビンの上部の突起を係止させると共に、上記磁気プレートの幅方向両側に、上記2個のコイル組立体におけるボビンの下部の位置決め用の突起が係止する係止部を設けて、それらの係止部に上記ボビンの下部の突起を係止させ、これにより、2個のコイル組立体を磁気フレームの折曲部間に並置した状態で、磁気フレームと磁気プレートとの間に組み付け、さらにコイルに給電するための印刷配線を有する基板と、上記印刷配線に給電するための端子を有する端子ハウジングとを取付けた基板台を、上記磁気フレームに対してその長手方向両端に被着してその長手方向の取付位置を決める屈曲壁と、磁気フレームに対して幅方向の取付位置を決める屈曲部とにおいて位置決めして該磁気フレームに組み付け、上記磁気フレーム、磁気プレート、2個のコイル組立体、基板、端子ハウジング及び基板台を合成樹脂で一体にモールドしたことを特徴としている。
【0005】
また、上記課題を解決するため、本発明の電磁弁用シングルソレノイドは、細長板材の長手方向の両端を折曲してコ字状とした1個の磁気フレームと上記磁気フレームの折曲部先端間を連結する1個の磁気プレートとを枠状に形成し、コイルを巻いたボビン、該ボビンの中心孔に固定した固定鉄心、及びコイルに通電するためのコイル端子を有する1個のコイル組立体における上記ボビンの上部及び下部に、それぞれ複数の位置決め用の突起を形成すると共に、合成樹脂で一体に形成された外形が該コイル組立体と同形の1個のダミーケースの上下部に、コイル組立体の位置決め用の突起と同形の複数の突起を形成し、上記磁気フレームの幅方向両側に、上記コイル組立体におけるボビンの上部及びダミーケースの上部の位置決め用の突起が係止する係止部を設けて、それらの係止部に上記ボビン及びダミーケースの上部の突起を係止させると共に、上記磁気プレートの幅方向両側に、上記コイル組立体におけるボビンの下部及びダミーケースの下部の位置決め用の突起が係止する係止部を設けて、それらの係止部に上記ボビン及びダミーケースの下部の突起を係止させ、これにより、上記コイル組立体及びダミーケースを磁気フレームの折曲部間に並置した状態で、磁気フレームと磁気プレートとの間に組み付け、さらにコイルに給電するための印刷配線を有する基板と、上記印刷配線に給電するための端子を有する端子ハウジングとを取付けた基板台を、上記磁気フレームに対してその長手方向両端に被着してその長手方向の取付位置を決める屈曲壁と、磁気フレームに対して幅方向の取付位置を決める屈曲部とにおいて位置決めして該磁気フレームに組み付け、上記磁気フレーム、磁気プレート、1個のコイル組立体、1個のダミーケース、基板、端子ハウジング及び基板台を合成樹脂で一体にモールドしたことを特徴としている。
【0007】
【作用及び発明の効果】
両端を折曲してコ字状とした1個の磁気フレームと、該磁気フレームの折曲部の先端間を連結する1個の磁気プレート内に、2個のコイル組立体を並置して一体にモールドするとダブルソレノイドとなり、上記磁気フレームと磁気プレート内に、1個の上記コイル組立体と外形がこれと同形の1個のダミーケースとを並置して一体にモールドするとシングルソレノイドとなる。
これらのソレノイドは、ダブル形及びシングル形のいずれであっても、同一の磁気フレームと磁気プレート内に並置してモールドできるので、ソレノイドの組立作業が単純で組立ての誤りがない。
また、必要な部品の種類が少なく、しかも組付けのための治具や、モールドのための型を共通にすることができるので、必要な部品点数の種類が少なくなって電磁弁用ソレノイドを安価なものにすることができる。
【0008】
さらに、コイルに給電するための印刷配線を有する基板と、上記印刷配線に給電するための端子を有する端子ハウジングとを取付けた基板台を、上記磁気フレームに対してその長手方向両端に被着してその長手方向の取付位置を決める屈曲壁と、磁気フレームに対して幅方向の取付位置を決める屈曲部とにおいて位置決めして該磁気フレームに組み付け、これらを合成樹脂で一体にモールドしたので、電気絶縁性に優れて安全性が向上する。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1ないし図4は本発明の第1実施例を示し、このシングルソレノイド1は、1個のコイル組立体2と1個のダミーケース3とを備え、これらは後記する磁気フレーム12と磁気プレート13とによって一体に組み付けられている。
上記コイル組立体2は、上部のフランジに位置決め用の突起5a,5a,5bが、下部に位置決め用の突起5c,5c(1個のみ図示)がそれぞれ一体に形成されたボビン5と、該ボビン5に巻かれたコイル6と、ボビン5の中心孔7の一端に気密に嵌着した固定鉄心8と、上記突起5a,5aから突出するコイル端子9,9とを備え、コイル端子9,9の突出部にはゴムキャップ10が嵌着されている。
適宜の合成樹脂で一体に形成された上記ダミーケース3は、外形がコイル組立体2と同形でコ字状の断面を有し、上面に上記位置決め用の突起5a,5a,5bと同形の位置決め用の突起3a,・・を、下面に位置決め用突起5c,5cと同形の位置決め用の突起3b,3b(1個のみ図示)を、図における下方が開口する空間に十字状に交差する補強リブ3c,3cを備えている。
【0010】
コイル組立体2とダミーケース3とを取り巻く磁気フレーム12は、コ字状をなし、上面にコイル組立体2及びダミーケース3の上方の位置決め用の突起がそれぞれ係止する係止部12a,・・が、両側の折曲壁の先端に切欠部12bが、上面及び両折曲壁にモールドの流入孔12c,・・が、いずれも一体に形成されている。また、磁気フレーム12の折曲壁の先端間に嵌着される磁気プレート13は、幅方向の両側にコイル組立体2とダミーケース3の下方の位置決め用の突起がそれぞれ係止する係止部13a,・・が、長手方向の両端に上記切欠部12b,12bに係止する突起13b,13bが、長手方向中間のボビン5の中心孔7及びダミーケース3の開口に対向する位置に中心孔7と同径または若干大径の貫通孔13c,13cが、いずれも一体に形成されている。
【0011】
適宜の合成樹脂で一体に形成された基板台14は、磁気フレーム12に対する長手方向の取付位置を決める屈曲壁14a,14aと、幅方向の取付位置を決める屈曲部14b,14bと、コイル組立体2及びダミーボディ3の上方の位置決め用突起が係止する切欠部14c,・・と、磁気フレーム12上面の流入孔12c,12cに連通する流入孔14d,14dと、後記するカバー44を取付けるためのタップ孔14e,14eと、屈曲壁14a一方の端子ハウジング16を取付けるための取付部14f,・・とを備えている。
上記基板15は、コイル端子9,9と端子ハウジング16に設けた端子17a〜17dとを電気的に接続させる印刷配線を備え、該印刷配線に、電子機器の一例としてのツエナダイオード20,20が取付けられている。
【0012】
電気絶縁性の素材で一体に成形された上記端子ハウジング16は、基板台14の取付部14f,・・にそれぞれ係止する係止部16a,・・によって基板台14に取付けられている。端子ハウジング16に設けた上記端子17a〜17dは、一端がそれぞれソケット部16b内に突出し、ほぼ直角に折曲された他端が端子ハウジング16から突出しており、基板台14に基板15を取付けると、該基板に設けた印刷配線に電気的に接続される。また、これらの端子の基板15の面から突出する突出部に、4個一体としたゴムキャップ10が嵌着されている。
【0013】
上記基板15に設けた印刷配線は、2個のコイル組立体2,2の各コイル端子9に給電可能とされており、端子ハウジング16には4個の端子17a〜17dが設けられている。したがって、基板15と端子ハウジング16は、後記するダブルソレノイドにそのまま使用することができる。
【0014】
上記第1実施例は、コイル組立体2とダミーケース3を、これらの上方の位置決め用突起をそれぞれ係止部12a,・・に係止させて磁気フレーム12内に並置し、磁気プレート13の係止部13a及び突起13bを、コイル組立体2とダミーケース3の下方の位置決め用突起及び磁気フレーム12の切欠部12bにそれぞれ係止して、磁気プレート13を磁気フレーム12の両折曲壁間に嵌着すると、コイル組立体2とダミーケース3が磁気フレーム12と磁気プレート13によって一体に組み付けられる。
係止部16aの取付部14fへの係止により基板台14に端子ハウジング16を組み付け、基板台14に基板15を設置すると、端子17a〜17dが基板15の印刷配線に電気的に接続される。
次いで、これらの部材を組み付けた基板台14を屈曲壁14a,14aと屈曲部14b,14bとにより位置決めして磁気フレーム12に組み付けると、コイル端子9,9が基板15の印刷配線に電気的に接続される。
【0015】
これらの構成部材を組み付けた後、図示を省略している適宜の型に挿入して合成樹脂で一体にモールド22すると、シングルソレノイド1が構成される。
この場合、基板台14及び磁気フレーム12をコ字状としてその幅方向の両側が開口していることと、基板台14及び磁気フレーム12に組付けにより連通する流入孔14dと12cとを設けたこととによって、これらを容易にモールドすることができる。
【0016】
図5及び図6は本発明の第2実施例を示し、このダブルソレノイド25は、上記磁気フレーム12と磁気プレート13内に、2個のコイル組立体2,2を並置したものとして構成されている。
第2実施例の他の構成は第1実施例と同じであるから、図の主要な箇所に同一の符号を付して、詳細な説明は省略する。
上記ソレノイド25を構成する各部材は、第1実施例の各部材と共通であるから、同一の部材をそのまま使用することができる。
【0017】
上記第1実施例及び第2実施例は、2個のコイル組立体2,2を並置して1個の磁気フレーム12と1個の磁気プレート13とによって組み付けるとダブルソレノイド25とすることができ、1個のコイル組立体2と1個のダミーケース3とを並置して上記磁気フレーム12と磁気プレート13とによって組み付けるとシングルソレノイド1とすることができる。
したがって、シングル形及びダブル形のいずれのソレノイドであっても、組付けのための治具や、モールドのための型を共通にすることができるのでので、組付けやモールド作業が容易でかつ組立ての誤りもない。
また、ダミーケース3以外は、ソレノイド1と25の構成部品を共通にすることができるので、部品の種類が少なくなって安価なものとすることができ、しかも部品組付けの間違いをなくすことができる。
さらに、電気的接続部全体をモールド22して一体のものとしたので、取扱が容易で、しかも電気部分の絶縁性に優れて安全性が向上する。
【0018】
図7及び図8は上記シングルソレノイド1の使用態様の一例を示し、このソレノイド1は、内部パイロット式の切換弁30の主弁31にパイロット流体を給排するパイロット電磁弁32に使用され、ボビン5の中心孔7に、磁気プレート13の貫通孔13cを通る可動鉄心11が移動可能に挿入されている。
上記主弁31の弁ボディ34は、圧縮空気の供給ポートP、出力ポートA,B、及び排出ポートEA,EBと、これらのポートが開口する軸方向の弁孔35とを備え、弁孔35に、出力ポートAとBを供給ポートPと排出ポートEAまたはEBとに切り換えて連通させる弁体36が気密に摺動可能に挿入されている。
【0019】
上記弁ボディ34の一側面には、第1プレート37a、パイロット弁ボディ38及び上記ソレノイド1が、他側面には第2プレート37bが、それぞれ取付ねじ等の適宜の取付部材によって気密に取付けられている。
また、第1プレート37aに形成された第1ピストン室には第1ピストン39aが、第2プレート37bに形成された第1ピストン室より小径の第2ピストン室には第2ピストン39bが、それぞれ気密に摺動可能に挿入されており、弁体36はこれらのピストン39a,39bで押圧されて図において往復動する。
【0020】
上記ソレノイド1には、取付ねじ等の適宜の手段によって、ランプ42を有するランプ基板41が取付けられており、ランプ42は、図8に示すように、端子17a〜17cと、ランプ基板41に設けた上記端子に電気的に接続する印刷配線とによって給電される。ランプ基板41を覆うカバー44は、ランプ42の点灯、換言すればコイル6への通電を外部から視認するための透明または半透明の窓44aを備え、タップねじ45,・・のタップ孔14eへの螺入によってソレノイド1に取付けられており、カバーガスケット46によってソレノイド1との間が気密にシールされている。
【0021】
パイロット弁ボディ38の可動鉄心11と対向する箇所とその延長線上には、パイロット供給弁室48とパイロット出力弁室49とが形成され、これらの弁室48と49にパイロット供給弁座48aとパイロット排出弁座49aが背向して形成されており、弁室48と49は連通路52,・・によって互いに連通している。
パイロット供給弁座48aを開閉するパイロット供給弁体50は、可動鉄心11の先端に取付けたホルダ57によって可動鉄心からの抜け出しが防止されており、上記パイロット供給弁体50とパイロット排出弁座49aを開閉するパイロット排出弁体51とは、連通路52,・・に遊挿された連結部材(図示省略)によって一体に移動可能とされている。また、パイロット供給弁体50は、磁気プレート13とホルダ57との間に縮設した可動鉄心の復帰ばね58によって、パイロット供給弁座48aを閉鎖する方向に付勢されている。
【0022】
上記主弁31の供給ポートPは、パイロット供給流路53aによってパイロット供給弁座48aに連通するとともに、弁ボディ34を貫通するパイロット供給流路53bによって第2ピストン室に連通し、さらにパイロット供給流路53cによってパイロット弁ボディ38の下面に開口している。
一方パイロット排出弁座49aは、パイロット排出流路54によってパイロット弁ボディ38の下面に開口するとともに、弁孔35と、弁体36に嵌着したチェックシール36aとウエアリング36bとの間隙を介して排出ポートEAに連通している。このチェックシール36aは、パイロット流体の排出空気圧が排出ポートEAの空気圧より高い場合のみパイロット流体の排出を許容するもので、これらの空気圧の高低が逆の場合は、排出ポートEAへの連通が遮断される。また、パイロット出力弁室49はパイロット出力流路55によって第1ピストン室に連通している。
なお、図示の例においては、パイロット供給流路53c及びパイロット排出流路54におけるパイロット弁ボディ38下面の開口は、いずれもプラグによって閉鎖されている。
図7中の符号59は、停電等の事故のときに、押圧によりパイロット弁体50を移動させてパイロット供給弁座48aを開放させる手動操作部である。
【0023】
上記切換弁30は、ソレノイド1のコイル6に通電すると固定鉄心8が可動鉄心11を吸引して、パイロット供給弁体50がパイロット供給弁座48aを開放するとともに、パイロット排出弁体51がパイロット排出弁座49aを閉鎖するので、主弁31の供給ポートPから供給されたパイロット流体が、パイロット供給弁室48、連通路52、パイロット出力弁室49及びパイロット出力流路55を通って第1ピストン室に供給される。したがって、第1ピストン39aと第2ピストン39b間の径差によりピストン39a,39b及び弁体36が図において右動して、供給ポートPと出力ポートA及び出力ポートBと排出ポートEBを連通させる。
コイル6への通電を解除すると、パイロット供給弁体50がパイロット供給弁座48aを閉鎖するとともに、パイロット排出弁体51がパイロット排出弁座49aを開放するので、第1ピストン室のパイロット流体がパイロット出力流路55、パイロット排出弁座49a及びパイロット排出流路54を通って外部に排出される。したがって、第2ピストン室に供給されているパイロット流体圧の作用力によりピストン39a,39b及び弁体36が図において左動して、供給ポートPと出力ポートB及び出力ポートAと排出ポートEABを連通させる。
【0024】
図7に示す切換弁30は、上記ソレノイド1の使用の一例を示すもので、ソレノイド1が使用される切換弁が図示の切換弁に限定されるものでないことは、勿論である。
また、図示を省略しているが、ソレノイド25をダブルソレノイド形の切換弁に使用すると、2個のコイル6,6への通電とその解除とによって上記切換弁の2つのピストン室に交互にパイロット流体を給排するダブルソレノイド形の切換弁とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の縦断正面図である。
【図2】同じく分解した斜視図である。
【図3】同じく組み付けた状態の斜視図である。
【図4】同じく電気回路図である。
【図5】第2実施例の縦断正面図である。
【図6】同じく電気回路図である。
【図7】第1実施例の使用態様の一例の図である。
【図8】同じく電気回路図である。
【符号の説明】
1,25 ソレノイド
2 コイル組立体
3 ダミーケース
5 ボビン
6 コイル
7 中心孔
8 固定鉄心
9 コイル端子
12 磁気レーム
13 磁気プレート
15 基板
16 端子ハウジング
17 端子
22 モールド
Claims (2)
- 細長板材の長手方向の両端を折曲してコ字状とした1個の磁気フレームと上記磁気フレームの折曲部先端間を連結する1個の磁気プレートとを枠状に形成し、
コイルを巻いたボビン、該ボビンの中心孔に固定した固定鉄心、及びコイルに通電するためのコイル端子を有する2個のコイル組立体における上記ボビンの上部及び下部に、それぞれ複数の位置決め用の突起を形成し、
上記磁気フレームの幅方向両側に、上記2個のコイル組立体におけるボビンの上部の位置決め用の突起が係止する係止部を設けて、それらの係止部に上記ボビンの上部の突起を係止させると共に、上記磁気プレートの幅方向両側に、上記2個のコイル組立体におけるボビンの下部の位置決め用の突起が係止する係止部を設けて、それらの係止部に上記ボビンの下部の突起を係止させ、これにより、2個のコイル組立体を磁気フレームの折曲部間に並置した状態で、磁気フレームと磁気プレートとの間に組み付け、
さらにコイルに給電するための印刷配線を有する基板と、上記印刷配線に給電するための端子を有する端子ハウジングとを取付けた基板台を、上記磁気フレームに対してその長手方向両端に被着してその長手方向の取付位置を決める屈曲壁と、磁気フレームに対して幅方向の取付位置を決める屈曲部とにおいて位置決めして該磁気フレームに組み付け、
上記磁気フレーム、磁気プレート、2個のコイル組立体、基板、端子ハウジング及び基板台を合成樹脂で一体にモールドした、
ことを特徴とする電磁弁用ダブルソレノイド。 - 細長板材の長手方向の両端を折曲してコ字状とした1個の磁気フレームと上記磁気フレームの折曲部先端間を連結する1個の磁気プレートとを枠状に形成し、
コイルを巻いたボビン、該ボビンの中心孔に固定した固定鉄心、及びコイルに通電するためのコイル端子を有する1個のコイル組立体における上記ボビンの上部及び下部に、それぞれ複数の位置決め用の突起を形成すると共に、合成樹脂で一体に形成された外形が該コイル組立体と同形の1個のダミーケースの上下部に、コイル組立体の位置決め用の突起と同形の複数の突起を形成し、
上記磁気フレームの幅方向両側に、上記コイル組立体におけるボビンの上部及びダミーケースの上部の位置決め用の突起が係止する係止部を設けて、それらの係止部に上記ボビン及びダミーケースの上部の突起を係止させると共に、上記磁気プレートの幅方向両側に、上記コイル組立体におけるボビンの下部及びダミーケースの下部の位置決め用の突起が係止する係止部を設けて、それらの係止部に上記ボビン及びダミーケースの下部の突起を係止させ、これにより、上記コイル組立体及びダミーケースを磁気フレームの折曲部間に並置した状態で、磁気フレームと磁気プレートとの間に組み付け、
さらにコイルに給電するための印刷配線を有する基板と、上記印刷配線に給電するための端子を有する端子ハウジングとを取付けた基板台を、上記磁気フレームに対してその長手方向両端に被着してその長手方向の取付位置を決める屈曲壁と、磁気フレームに対して幅方向の取付位置を決める屈曲部とにおいて位置決めして該磁気フレームに組み付け、
上記磁気フレーム、磁気プレート、1個のコイル組立体、1個のダミーケース、基板、端子ハウジング及び基板台を合成樹脂で一体にモールドした、
ことを特徴とする電磁弁用シングルソレノイド。
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