JP4387704B2 - 撮像レンズ - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、撮像レンズに係り、特に、携帯型のコンピュータ、テレビ電話、携帯電話、デジタルカメラ等に搭載されるCCD、CMOS等の撮像素子を利用した撮像装置に用いられ、小型軽量化を図るのに好適な3枚レンズ構成の撮像レンズに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、マルチメディアの進展が著しく、携帯型のコンピュータ、テレビ電話、携帯電話、デジタルカメラ等に搭載されるCCD、CMOS等の撮像素子を利用したカメラの需要が著しく高まっている。このようなカメラは、限られた設置スペースに搭載する必要があることから、小型であり、かつ、軽量であることが望まれている。
【0003】
そのため、このようなカメラに用いられる撮像レンズにも、同様に小型軽量であることが要求されており、このような撮像レンズとしては、従来から、1枚のレンズを用いた1枚構成のレンズ系や2枚のレンズを用いた2枚構成のレンズ系が用いられている。
【0004】
しかしながら、これらのものは、レンズ系の小型軽量化には極めて有利であるものの、近年、撮像レンズに要求される高画質、高解像度化には充分に対応できないという問題がある。
【0005】
そのため、従来から、3枚のレンズを用いた3枚構成のレンズ系を用い、これにより、高画質、高解像度化に対応することが行われている。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−75006号公報
【特許文献2】
特開2001−83409号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、最近においては、特に、デジタルカメラ等の分野において、従来のCIF(11万画素程度)やVGA(30万画素程度)を上回る100万画素以上のさらなる高画質・高解像度の固体撮像素子を用いた撮像装置の需要が増々高まりつつある。
【0008】
しかしながら、従来のレンズ系においては、収差を良好に補正して高画質・高解像度という高い光学性能を実現しつつレンズ系自体の更なる小型軽量化(全長の短縮化)を図るには、未だに不十分であるといった問題点を有している。
【0009】
また、従来のレンズ系においては、バックフォーカス距離は確保できるもののレンズ系の全長をそれほど短くすることはできず、必要なテレセントリック性を維持しつつレンズ系の全長を短縮することは困難であるといった問題点を有している。
【0010】
本発明は、このような問題点に鑑みなされたもので、高い光学性能を維持しつつ小型軽量化を実現することができ、あわせて、バックフォーカスを適正に確保することができるとともに、必要なテレセントリック性を維持することができる撮像レンズを提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本発明の請求項1に係る撮像レンズの特徴は、物体側から像面側に向かって順に、物体側に凸面を向けた正のパワーを持つメニスカス形状の第1レンズと、物体側に凹面を向けた正のパワーを持つメニスカス形状の第2レンズと、物体側に凹面を向けた負のパワーを持つ第3レンズとを配設し、更に、40<ν 1 <70、40<ν 2 <70、20<ν 3 <40(但し、ν 1 :第1レンズのアッベ数、ν 2 :第2レンズのアッベ数、ν 3 :第3レンズのアッベ数)を満足する点にある。
【0012】
そして、この請求項1に係る発明によれば、第1レンズ、第2レンズおよび第3レンズの組み合わせによって、像面湾曲やコマ収差等の諸収差を良好に補正しながらレンズ系の全長を短縮化して小型軽量化を図ることが可能となる。
【0013】
また、短いレンズ系の全長でありながらバックフォーカスを十分に確保することができるとともに、撮像素子のセンサ面に対する主光線の入射角を小さくしてテレセントリック性を可及的に維持することが可能となる。更に、第1レンズおよび第2レンズを低分散(40<ν<70)の光学材料によって形成し、第3レンズを高分散(20<ν<40)の光学材料によって形成することによって、倍率色収差をさらに良好に補正することが可能となる。
請求項2に係る撮像レンズの特徴は、物体側から像面側に向かって順に、物体側に凸面を向けた正のパワーを持つメニスカス形状の第1レンズと、物体側に凹面を向けた正のパワーを持つメニスカス形状の第2レンズと、物体側に凹面を向けた負のパワーを持つ第3レンズとを配設し、更に、1.5<r 2 /r 1 <3.0、0.15<d 1 /f<0.35(但し、r 1 :第1レンズの物体側の面の中心曲率半径、r 2 :第1レンズの像面側の面の中心曲率半径、d 1 :第1レンズの中心厚、f :レンズ系全体の焦点距離)の各条件式を満足する点にある。そして、この請求項1に係る発明によれば、第1レンズ、第2レンズおよび第3レンズの組み合わせによって、像面湾曲やコマ収差等の諸収差を良好に補正しながらレンズ系の全長を短縮化して小型軽量化を図ることが可能となる。また、短いレンズ系の全長でありながらバックフォーカスを十分に確保することができるとともに、撮像素子のセンサ面に対する主光線の入射角を小さくしてテレセントリック性を可及的に維持することが可能となる。更に、第1レンズの像面側の面の中心曲率半径r 2 と、第1レンズの物体側の面の中心曲率半径r 1 との比の値(r 2 /r 1 )が、1.5<r 2 /r 1 <3.0の条件を満足するように構成し、かつ、第1レンズの中心厚d 1 と、レンズ系全体の焦点距離fとの比の値(d 1 /f)が0.15<d 1 /f<0.35の条件を満足するように構成することによって、バックフォーカスをさらに有効に確保し、像面湾曲をさらに良好に補正しつつ、第1レンズのパワーを十分に稼いで撮像レンズの全長をさらに有効に短縮化することが可能となる。
【0014】
請求項3に係る撮像レンズの特徴は、請求項1または請求項2において、前記第1レンズの物体側に絞りを配設した点にある。
【0015】
そして、この請求項3に係る発明によれば、絞りの近傍に正のパワーを持った第1レンズのレンズ面を位置させることができるため、更に、撮像素子のセンサ面に対する主光線の入射角を必要な状態に維持しつつ、レンズ系の全長をさらに有効に短縮化することが可能となる。
【0018】
請求項4に係る撮像レンズの特徴は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項において、前記第3レンズの像面側の面が、中心側から周辺側に向かうにしたがって物体側に曲がるような形状とされている点にある。
【0019】
そして、この請求項4に係る発明によれば、更に、倍率色収差が補正過剰にならないようにすることが可能となるとともに、コマ収差および歪曲収差をさらに良好に補正することが可能となる。
【0020】
請求項5に係る撮像レンズの特徴は、請求項4において、前記第3レンズの周辺側の負のパワーが中心側よりも小さくなるようにされている点にある。
【0021】
そして、この請求項5に係る発明によれば、更に、倍率色収差、コマ収差および歪曲収差をさらに適正に補正することが可能となる。
【0022】
請求項6に係る撮像レンズの特徴は、請求項1乃至請求項5のいずれか1項において、前記第1レンズ、前記第2レンズおよび前記第3レンズのそれぞれにおける物体側および像面側の少なくとも一方の面が非球面形状に形成されている点にある。
【0023】
そして、この請求項6に係る発明によれば、さらに諸収差を良好に補正しつつさらなる小型軽量化を図ることが可能となる。
【0024】
請求項7に係る撮像レンズの特徴は、請求項1乃至請求項6のいずれか1項において、更に、0.25<r1/f<0.55(但し、r1:第1レンズの物体側の面の中心曲率半径、f :レンズ系全体の焦点距離)の条件式を満足する点にある。
【0025】
そして、この請求項7に係る発明によれば、更に、第1レンズの物体側の面の中心曲率半径r1 と、レンズ系全体の焦点距離fとの比の値(r1/f)が、0.25<r1/f<0.55の条件を満足するように構成することによって、必要な光学性能を維持しつつ撮像レンズの全長をさらに有効に短縮化することが可能となる。
【0028】
請求項8に係る撮像レンズの特徴は、請求項1乃至請求項7のいずれか1項において、更に、−1.5<r3/f<−0.3(但し、r3 :第2レンズの物体側の面の中心曲率半径)の条件式を満足する点にある。
【0029】
そして、この請求項8に係る発明によれば、更に、第2レンズの物体側の面の中心曲率半径r3 と、レンズ系全体の焦点距離との比の値(r3/f)が−1.5<r3/f<−0.3の条件を満足するように構成することによって、バックフォーカスをさらに有効に確保することが可能となり、また、像面湾曲やコマ収差等の諸収差をさらにバランス良く補正することが可能となる。
【0030】
【発明の実施の形態】
本発明に係る撮像レンズの実施形態について、図1を参照して説明する。
【0031】
図1に示すように、本実施形態における撮像レンズ1は、物体側から像面側に向かって順に、物体側に凸面を向けた正のパワーを持つメニスカス形状の第1レンズ2と、物体側に凹面を向けた正のパワーを持つメニスカス形状の第2レンズ3と、物体側に凹面を向けた負のパワーを持つ第3レンズ4とを有している。ここで、第1レンズ2、第2レンズ3、第3レンズ4における物体側の各レンズ面2a,3a,4aを、それぞれ各レンズの第1面2a,3a,4aと称し、像面側の各レンズ面2b,3b,4bを、それぞれ第2面2b,3b,4bと称することとする。
【0032】
第3レンズ4の第2面4b側には、カバーガラス、IRカットフィルタ、ローパスフィルタ等の各種フィルタ5およびCCDあるいはCMOS等の撮像素子の受光面である撮像面6がそれぞれ配設されている。なお、各種フィルタ5は、必要に応じて省略することも可能である。
【0033】
本実施形態においては、上記のように形成された第1レンズ2、第2レンズ3および第3レンズ4によって、像面湾曲やコマ収差等の諸収差を良好に補正しながらレンズ系の全長を短縮化して小型軽量化を図ることが可能となる。
【0034】
また、レンズ系の全長を短縮化しつつバックフォーカスを十分に確保することができ、この結果、第3レンズ4と撮像面6との間に、各種フィルタ5のような光学系を挿入するための十分なスペースを確保することが可能となる。
【0035】
さらに、撮像素子のセンサ面に対する主光線の入射角を小さくしてテレセントリック性を維持することが可能となる。
【0036】
さらに、本実施形態において、第1レンズ2の第2面2bは凹面であり、この第2面2bを通過する光線は、第1面2aを通過するときよりも光線高が低く抑えられている。このように、第1レンズの第2面2bを凹面としたことによって、バックフォーカスをさらに大きく確保できるとともに、ペッツバール和をさらに小さくして像面湾曲をより良好に補正することが可能となる。
【0037】
なお、第1レンズ2の第2面2bは、光軸9から離れて周辺側に向かうにつれて中心曲率半径が次第に小さくなる非球面とされていてもよい。このようにすれば、コマ収差をさらに良好に補正することが可能となる。
【0038】
また、第2レンズ3の第2面3bは、光軸9から離れて周辺側に向かうにつれて中心曲率半径が次第に大きくなる非球面とされていてもよい。このようにすれば、像面湾曲の悪化をさらに有効に防ぐことが可能となる。
【0039】
上記の構成に加えて、さらに、本実施形態においては、第1レンズ2の物体側に絞り8が配設されている。
【0040】
これにより、絞り8の近傍に正のパワーを持った第1レンズ2のレンズ面2aを位置させることができるため、撮像素子のセンサ面に対する主光線の入射角を必要な状態に維持しつつ、レンズ系の全長をさらに有効に短縮化することが可能となる。
【0041】
本実施形態においては、更に、次の(1)〜(3)に示す各条件式を満足するようにする。
【0042】
40<ν1 <70 (1)
40<ν2 <70 (2)
20<ν3 <40 (3)
但し、(1)式において、ν1 は、第1レンズ2のアッベ数であり、(2)式において、ν2 は、第2レンズ3のアッベ数であり、(3)式において、ν3 は、第3レンズ4のアッベ数である。
【0043】
このように、第1レンズ2と第2レンズ3とを低分散(νが大)の光学材料によって形成し、第3レンズ4を高分散(νが小)の光学材料によって形成することによって、倍率色収差をさらに良好に補正することが可能となる。
【0044】
また、本実施形態において、第3レンズ4の第2面4bは、中心側から周辺側に向かうにしたがって物体側に曲がるような形状とされている。
【0045】
より具体的な例としては、例えば、図1において、第3レンズ4の第2面4bは、中心側が像面側に向かう凹面であるが、光軸9から離れて周辺側に向かうにしたがって物体側に次第に大きく曲がる非球面に形成されている。
【0046】
これにより、倍率色収差が補正過剰にならないようにすることが可能となるとともに、コマ収差および歪曲収差をさらに良好に補正することが可能となる。
【0047】
更に、本実施形態において、第3レンズ4は、周辺側の負のパワーが中心側よりも小さくなるようにされている。
【0048】
より具体的な例としては、第3レンズ4は、光軸9から離れて周辺側に向かうにしたがって負のパワーが次第に小さくなるように形成されている。
【0049】
これにより、倍率色収差、コマ収差および歪曲収差をさらに適正に補正することが可能となる。
【0050】
更に、本実施形態においては、第1レンズ2、第2レンズ3および第3レンズ4のそれぞれにおいて、第1面2a,3a,4aおよび第2面2b,3b,4bの少なくとも一方の面が非球面形状に形成されている。
【0051】
これにより、諸収差をより良好に補正しつつさらなる小型軽量化を図ることが可能となる。
【0052】
本実施形態においては、更に、次の(4)に示す条件式を満足するようにする。
【0053】
0.25<r1/f<0.55 (4)
但し、(4)式において、r1は、第1レンズ2の第1面2aの中心曲率半径であり、fは、レンズ系全体の焦点距離である。
【0054】
ここで、r1/fの値が(4)式に示す値(0.25)に満たない場合は、レンズ系の短縮化には有効であるものの、レンズ面における周辺で、色フレア等の色収差が増加してしまう。その上、レンズ面2aに対する光線の入射角が大きくなるため、レンズ2による光の透過率が減少することとなる。
【0055】
一方、r1/fの値が(4)式に示す値(0.55)を超えて大きくなる場合は、レンズ系の全長を有効に短縮化することができなくなる。
【0056】
したがって、本実施形態においては、r1/fの値を(4)の条件式を満足するようにすることによって、レンズ2による光線の透過率を減少させることなく、また色収差を増加させることなく、必要な光学性能を維持しながらレンズ系の全長をさらに有効に短縮化することが可能となる。
【0057】
本実施形態においては、更に、次の(5)、(6)に示す各条件式を満足するようにする。
【0058】
1.5<r2 /r1 <3.0 (5)
0.15<d1/f<0.35 (6)
但し、(5)式において、r2 は、第1レンズ2の第2面2bの中心曲率半径であり、(6)式において、d1 は、第1レンズ2の中心厚である。
【0059】
ここで、r2 /r1 の値が、(5)式に示す値(1.5)に満たない場合は、第1レンズ2のパワーを稼ぎにくくなり、レンズ系の全長を短縮化することが困難となる。
【0060】
一方、r2 /r1 の値が、(5)式に示す値(3.0)を超えて大きくなる場合は、バックフォーカスの確保と像面湾曲の補正とを十分に行うことができなくなる。
【0061】
また、d1/fの値が、(6)式に示す値(0.15)に満たない場合は、第1レンズ2のパワーが不足するためレンズ系の全長を短縮化し難くなる。
【0062】
一方、d1/fの値が、(6)式に示す値(0.35)を超えて大きくなる場合は、第1レンズ2のレンズ厚が大きくなり過ぎて、やはりレンズ系の全長を短縮化することが困難となる。
【0063】
従って、本実施形態においては、r2 /r1 の値が(5)の条件式を満足するようにし、かつ、d1/fの値が(6)の条件式を満足するようにすることによって、バックフォーカスをさらに有効に確保するとともに、像面湾曲をさらに良好に補正しつつ、第1レンズ2のパワーを十分に稼いでレンズ系の全長をさらに有効に短縮化することが可能となる。
【0064】
尚、r2 /r1 の値については、より好ましくは、1.7<r2 /r1 <3.0とすることが望ましく、このようにすれば、屈折率の比較的小さい材料を用いても所望の性能を得ることが可能であり、例えばすべてのレンズをプラスチックにより構成した場合にも所望の性能を得ることが可能である。
【0065】
本実施形態においては、更に、次の(7)に示す条件式を満足するようにする。
【0066】
−1.5<r3/f<−0.3 (7)
但し、(7)式において、r3 は、第2レンズ3の第1面3aの中心曲率半径である。
【0067】
ここで、r3/fの値が、(7)式に示す値(−0.3)よりも大きくなると、コマ収差等の諸収差が悪くなる。
【0068】
一方、r3/fの値が、(7)式に示す値(−1.5)よりも小さくなると、バックフォーカスの確保と、像面湾曲の補正とを適正に行うことができなくなる。
【0069】
従って、本実施形態においては、r3/fの値が(7)の条件式を満足することによって、バックフォーカスをさらに有効に確保することが可能となり、また、像面湾曲やコマ収差等の諸収差をさらにバランス良く補正することが可能となる。
【0070】
【実施例】
次に、本発明の実施例について、図2乃至図19を参照して説明する。
【0071】
ここで、本実施例において、FNOは、Fナンバー、ωは、半画角、rは、中心曲率半径を示す。また、dは、次の光学面までの距離を示す。また、ndは、d線(黄色)に対する屈折率、νdは、アッベ数(d線基準)を示す。
【0072】
k、A、B、C、Dは、次の(8)式における各係数を示す。すなわち、レンズの非球面の形状は、光軸方向にZ軸、光軸に直交する方向にX軸をとり、光の進行方向を正とし、kを円錐係数、A、B、C、Dを非球面係数、rを中心曲率半径としたとき次式で表される。
【0073】
Z(X)=r-1 X2 /[1+{1−(k+1)r-2 X2 }1/2 ]
+AX4 +BX6 +CX8 +DX10 (8)
【0074】
<第1実施例>
図2は、本発明の第1実施例を示したもので、本第1実施例においては、図1に示したものと同様に、第1レンズ2の第1面2a側に絞り8を配置している。なお、本第1実施例においては、絞り8を、第1レンズ2の第1面2aと同一面とみなしている。また、各レンズは、プラスチックによって形成されている。
【0075】
さらに、本第1実施例の撮像レンズ1は、以下の条件に設定されている。
【0076】
【0077】
このような条件の下で、ν1 =56、ν2 =56、ν3 =30となり、(1)〜(3)の各条件式を満足するものであった。また、r1 /f=0.32となり、(4)の条件式を満足するものであった。さらに、r2 /r1 =1.95、d1/f=0.21となり、(5)、(6)の条件式を満足するものであった。さらにまた、r3/f=−0.82となり、(7)の条件式を満足するものであった。
【0078】
この第1実施例の撮像レンズ1における球面収差、ディストーション(歪曲収差)および非点収差を図3に、横収差を図4に示す。
【0079】
この結果によれば、球面収差、ディストーション、非点収差および横収差がいずれも満足できる結果となり、充分な光学特性を得ることができることが分かる。
【0080】
なお、このときの撮像レンズ1の全長は、5.9530mmとなり、小型軽量化の要請に充分に応えることができるものとなっている。
【0081】
また、撮像素子のセンサ面に対する主光線の入射角を29.4°未満に抑えることができるものとなっている。
【0082】
<第2実施例>
図5は、本発明の第2実施例を示したもので、本第2実施例においては、図1に示したものと同様に、第1レンズ2の第1面2a側に絞り8を配置している。なお、本第2実施例においても、絞り8を、第1レンズ2の第1面2aと同一面とみなしている。また、各レンズは、プラスチックによって形成されている。
【0083】
さらに、本第2実施例の撮像レンズ1は、以下の条件に設定されている。
【0084】
【0085】
このような条件の下で、ν1 =56、ν2 =56、ν3 =30となり、(1)〜(3)の各条件式を満足するものであった。また、r1 /f=0.29となり、(4)の条件式を満足するものであった。さらに、r2 /r1 =1.92、d1/f=0.21となり、(5)、(6)の条件式を満足するものであった。さらにまた、r3/f=−0.69となり、(7)の条件式を満足するものであった。
【0086】
この第2実施例の撮像レンズ1における球面収差、ディストーション(歪曲収差)および非点収差を図6に、横収差を図7に示す。
【0087】
この結果によれば、球面収差、ディストーション、非点収差および横収差がいずれも満足できる結果となり、充分な光学特性を得ることができることが分かる。
【0088】
なお、このときの撮像レンズ1の全長は、5.7939mmとなり、小型軽量化の要請に充分に応えることができるものとなっている。
【0089】
また、撮像素子のセンサ面に対する主光線の入射角を29.1°未満に抑えることができるものとなっている。
【0090】
<第3実施例>
図8は、本発明の第3実施例を示したもので、本第3実施例においては、図1に示したものと同様に、第1レンズ2の第1面2a側に絞り8を配置している。なお、本第3実施例においても、絞り8を、第1レンズ2の第1面2aと同一面とみなしている。また、各レンズは、プラスチックによって形成されている。
【0091】
さらに、本第3実施例の撮像レンズ1は、以下の条件に設定されている。
【0092】
【0093】
このような条件の下で、ν1 =56、ν2 =56、ν3 =28となり、(1)〜(3)の各条件式を満足するものであった。また、r1 /f=0.31となり、(4)の条件式を満足するものであった。さらに、r2 /r1 =2.50、d1/f=0.20となり、(5)、(6)の条件式を満足するものであった。さらにまた、r3/f=−0.58となり、(7)の条件式を満足するものであった。
【0094】
この第3実施例の撮像レンズ1における球面収差、ディストーション(歪曲収差)および非点収差を図9に、横収差を図10に示す。
【0095】
この結果によれば、球面収差、ディストーション、非点収差および横収差がいずれも満足できる結果となり、充分な光学特性を得ることができることが分かる。
【0096】
なお、このときの撮像レンズ1の全長は、7.0990mmとなり、小型軽量化の要請に充分に応えることができるものとなっている。
【0097】
また、撮像素子のセンサ面に対する主光線の入射角を29.0°未満に抑えることができるものとなっている。
【0098】
<第4実施例>
図11は、本発明の第4実施例を示したもので、本第4実施例においては、図1に示したものと同様に、第1レンズ2の第1面2a側に絞り8を配置している。なお、本第4実施例においても、絞り8を、第1レンズ2の第1面2aと同一面とみなしている。また、各レンズは、プラスチックによって形成されている。
【0099】
さらに、本第4実施例の撮像レンズ1は、以下の条件に設定されている。
【0100】
【0101】
このような条件の下で、ν1 =56、ν2 =56、ν3 =28となり、(1)〜(3)の各条件式を満足するものであった。また、r1 /f=0.30となり、(4)の条件式を満足するものであった。さらに、r2 /r1 =1.89、d1/f=0.21となり、(5)、(6)の条件式を満足するものであった。さらにまた、r3/f=−0.55となり、(7)の条件式を満足するものであった。
【0102】
この第4実施例の撮像レンズ1における球面収差、ディストーション(歪曲収差)および非点収差を図12に、横収差を図13に示す。
【0103】
この結果によれば、球面収差、ディストーション、非点収差および横収差がいずれも満足できる結果となり、充分な光学特性を得ることができることが分かる。
【0104】
なお、このときの撮像レンズ1の全長は、7.9499mmとなり、小型軽量化の要請に充分に応えることができるものとなっている。
【0105】
また、撮像素子のセンサ面に対する主光線の入射角を28.9°未満に抑えることができるものとなっている。
【0106】
<第5実施例>
図14は、本発明の第5実施例を示したもので、本第5実施例においては、図1に示したものと同様に、第1レンズ2の第1面2a側に絞り8を配置している。なお、本第5実施例においても、絞り8を、第1レンズ2の第1面2aと同一面とみなしている。また、各レンズは、プラスチックによって形成されている。
【0107】
さらに、本第5実施例の撮像レンズ1は、以下の条件に設定されている。
【0108】
【0109】
このような条件の下で、ν1 =56、ν2 =56、ν3 =30となり、(1)〜(3)の各条件式を満足するものであった。また、r1 /f=0.29となり、(4)の条件式を満足するものであった。さらに、r2 /r1 =1.77、d1/f=0.21となり、(5)、(6)の条件式を満足するものであった。さらにまた、r3/f=−0.68となり、(7)の条件式を満足するものであった。
【0110】
この第5実施例の撮像レンズ1における球面収差、ディストーション(歪曲収差)および非点収差を図15に、横収差を図16に示す。
【0111】
この結果によれば、球面収差、ディストーション、非点収差および横収差がいずれも満足できる結果となり、充分な光学特性を得ることができることが分かる。
【0112】
なお、このときの撮像レンズ1の全長は、5.8682mmとなり、小型軽量化の要請に充分に応えることができるものとなっている。
【0113】
また、撮像素子のセンサ面に対する主光線の入射角を27.8°未満に抑えることができるものとなっている。
【0114】
<第6実施例>
図17は、本発明の第6実施例を示したもので、本第6実施例においては、図1に示したものと同様に、第1レンズ2の第1面2a側に絞り8を配置している。なお、本第6実施例においても、絞り8を、第1レンズ2の第1面2aと同一面とみなしている。また、各レンズは、プラスチックによって形成されている。
【0115】
さらに、本第6実施例の撮像レンズ1は、以下の条件に設定されている。
【0116】
【0117】
このような条件の下で、ν1 =56、ν2 =56、ν3 =30となり、(1)〜(3)の各条件式を満足するものであった。また、r1 /f=0.49となり、(4)の条件式を満足するものであった。さらに、r2 /r1 =2.95、d1/f=0.21となり、(5)、(6)の条件式を満足するものであった。さらにまた、r3/f=−0.93となり、(7)の条件式を満足するものであった。
【0118】
この第6実施例の撮像レンズ1における球面収差、ディストーション(歪曲収差)および非点収差を図18に、横収差を図19に示す。
【0119】
この結果によれば、球面収差、ディストーション、非点収差および横収差がいずれも満足できる結果となり、充分な光学特性を得ることができることが分かる。
【0120】
なお、このときの撮像レンズ1の全長は、6.5238mmとなり、小型軽量化の要請に充分に応えることができるものとなっている。
【0121】
また、撮像素子のセンサ面に対する主光線の入射角を28.2°未満に抑えることができるものとなっている。
【0122】
<第7実施例>
図20は、本発明の第7実施例を示したもので、本第7実施例においては、図1に示したものと同様に、第1レンズ2の第1面2a側に絞り8を配置している。なお、本第7実施例においても、絞り8を、第1レンズ2の第1面2aと同一面とみなしている。また、第1レンズ2はガラスによって、第2レンズ3、第3レンズ4はプラスチックによって形成されている。
【0123】
さらに、本第7実施例の撮像レンズ1は、以下の条件に設定されている。
【0124】
【0125】
このような条件の下で、ν1 =61、ν2 =56、ν3 =30となり、(1)〜(3)の各条件式を満足するものであった。また、r1 /f=0.32となり、(4)の条件式を満足するものであった。さらに、r2 /r1 =1.58、d1/f=0.21となり、(5)、(6)の条件式を満足するものであった。さらにまた、r3/f=−0.92となり、(7)の条件式を満足するものであった。
【0126】
この第7実施例の撮像レンズ1における球面収差、ディストーション(歪曲収差)および非点収差を図21に、横収差を図22に示す。
【0127】
この結果によれば、球面収差、ディストーション、非点収差および横収差がいずれも満足できる結果となり、充分な光学特性を得ることができることが分かる。
【0128】
本発明は前記実施形態のものに限定されるものではなく、必要に応じて種々変更することが可能である。
【0129】
例えば、各レンズ2,3,4を構成する光学材料は、ガラスであってもよいし、また、樹脂材料(例えばプラスチック)であってもよい。
【0130】
【発明の効果】
以上述べたように本発明の請求項1に係る撮像レンズによれば、光学特性に優れ、十分なバックフォーカスが確保された小型軽量の撮像レンズを実現することができる。また、倍率色収差がさらに良好に補正された光学特性にさらに優れた小型軽量の撮像レンズを実現することができる。
請求項2に係る撮像レンズによれば、光学特性に優れ、十分なバックフォーカスが確保された小型軽量の撮像レンズを実現することができる。また、像面湾曲がさらに良好に補正された光学特性にさらに優れた、バックフォーカスがさらに有効に確保された小型軽量の撮像レンズを実現することができる。
【0131】
請求項3に係る撮像レンズによれば、請求項1または請求項2に係る撮像レンズの効果に加えて、さらに、撮像素子のセンサ面に対する主光線の入射角を必要な状態に維持しつつ小型軽量の撮像レンズを実現することができる。
【0133】
請求項4に係る撮像レンズによれば、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に係る撮像レンズの効果に加えて、さらに倍率色収差がさらに適正に補正され、コマ収差および歪曲収差がさらに良好に補正された光学特性にさらに優れた小型軽量の撮像レンズを実現することができる。
【0134】
請求項5に係る撮像レンズによれば、請求項4に係る撮像レンズの効果に加えて、倍率色収差、コマ収差および歪曲収差がさらに適正に補正された光学特性にさらに優れた小型軽量の撮像レンズを実現することができる。
【0135】
請求項6に係る撮像レンズによれば、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に係る撮像レンズの効果に加えて、諸収差がさらに良好に補正された光学特性にさらに優れた小型軽量の撮像レンズを実現することができる。
【0136】
請求項7に係る撮像レンズによれば、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に係る撮像レンズの効果に加えて、必要な光学性能を維持しつつさらに小型軽量化に適した撮像レンズを実現することができる。
【0138】
請求項8に係る撮像レンズによれば、請求項1乃至請求項7のいずれか1項に係る撮像レンズの効果に加えて、バックフォーカスがさらに有効に確保され、さらに光学特性に優れた小型軽量の撮像レンズを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る撮像レンズの実施形態を示す概略構成図
【図2】 本発明に係る撮像レンズの第1実施例を示す概略構成図
【図3】 図2の撮像レンズの球面収差、ディストーション、非点収差を示す説明図
【図4】 図2の撮像レンズの横収差を示す説明図
【図5】 本発明に係る撮像レンズの第2実施例を示す概略構成図
【図6】 図5の撮像レンズの球面収差、ディストーション、非点収差を示す説明図
【図7】 図5の撮像レンズの横収差を示す説明図
【図8】 本発明に係る撮像レンズの第3実施例を示す概略構成図
【図9】 図8の撮像レンズの球面収差、ディストーション、非点収差を示す説明図
【図10】 図8の撮像レンズの横収差を示す説明図
【図11】 本発明に係る撮像レンズの第4実施例を示す概略構成図
【図12】 図11の撮像レンズの球面収差、ディストーション、非点収差を示す説明図
【図13】 図11の撮像レンズの横収差を示す説明図
【図14】 本発明に係る撮像レンズの第5実施例を示す概略構成図
【図15】 図14の撮像レンズの球面収差、ディストーション、非点収差を示す説明図
【図16】 図14の撮像レンズの横収差を示す説明図
【図17】 本発明に係る撮像レンズの第6実施例を示す概略構成図
【図18】 図17の撮像レンズの球面収差、ディストーション、非点収差を示す説明図
【図19】 図17の撮像レンズの横収差を示す説明図
【図20】 本発明に係る撮像レンズの第7実施例を示す概略構成図
【図21】 図20の撮像レンズの球面収差、ディストーション、非点収差を示す説明図
【図22】 図20の撮像レンズの横収差を示す説明図
【符号の説明】
1 撮像レンズ
2 第1レンズ
2a 第1レンズの第1面
2b 第1レンズの第2面
3 第2レンズ
3a 第2レンズの第1面
3b 第2レンズの第2面
4 第3レンズ
4a 第3レンズの第1面
4b 第3レンズの第2面
6 撮像面
8 絞り
Claims (8)
- 物体側から像面側に向かって順に、物体側に凸面を向けた正のパワーを持つメニスカス形状の第1レンズと、物体側に凹面を向けた正のパワーを持つメニスカス形状の第2レンズと、物体側に凹面を向けた負のパワーを持つ第3レンズとを配設し、更に、次の(1)〜(3)に示す各条件式、
40<ν 1 <70 (1)
40<ν 2 <70 (2)
20<ν 3 <40 (3)
但し、ν 1 :第1レンズのアッベ数
ν 2 :第2レンズのアッベ数
ν 3 :第3レンズのアッベ数
を満足することを特徴とする撮像レンズ。 - 物体側から像面側に向かって順に、物体側に凸面を向けた正のパワーを持つメニスカス形状の第1レンズと、物体側に凹面を向けた正のパワーを持つメニスカス形状の第2レンズと、物体側に凹面を向けた負のパワーを持つ第3レンズとを配設し、更に、次の(5)、(6)に示す各条件式、
1.5<r 2 /r 1 <3.0 (5)
0.15<d 1 /f<0.35 (6)
但し、r 1 :第1レンズの物体側の面(第1面)の中心曲率半径
r 2 :第1レンズの像面側の面(第2面)の中心曲率半径
d 1 :第1レンズの中心厚
f :レンズ系全体の焦点距離
を満足することを特徴とする撮像レンズ。 - 前記第1レンズの物体側に絞りを配設したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の撮像レンズ。
- 前記第3レンズの像面側の面は、中心側から周辺側に向かうにしたがって物体側に曲がるような形状とされていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
- 前記第3レンズは、周辺側の負のパワーが中心側よりも小さくなるようにされていることを特徴とする請求項4に記載の撮像レンズ。
- 前記第1レンズ、前記第2レンズおよび前記第3レンズのそれぞれにおける物体側および像面側の少なくとも一方の面が非球面形状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
- 更に、次の(4)に示す条件式、
0.25<r1/f<0.55 (4)
但し、r1:第1レンズの物体側の面(第1面)の中心曲率半径
f :レンズ系全体の焦点距離
を満足することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の撮像レンズ。 - 更に、次の(7)に示す条件式、
−1.5<r3/f<−0.3 (7)
但し、r3 :第2レンズの物体側の面(第1面)の中心曲率半径
を満足することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
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