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JP4385025B2 - Dtm通信装置及び方法 - Google Patents

Dtm通信装置及び方法 Download PDF

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JP4385025B2 JP2006025979A JP2006025979A JP4385025B2 JP 4385025 B2 JP4385025 B2 JP 4385025B2 JP 2006025979 A JP2006025979 A JP 2006025979A JP 2006025979 A JP2006025979 A JP 2006025979A JP 4385025 B2 JP4385025 B2 JP 4385025B2
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Description

本発明は、例えば携帯電話や端末装置等の被試験端末の擬似基地局として機能し、特にGSM(Global System for Mobile communications )通信方式で通信を行う試験用端末に対して音声通信とパケットデータ通信との同時通信であるDTM(Dual Transfer Mode)通信を行うことができるDTM通信装置及び方法に関するものである。
GSM通信方式で通信を行う試験用端末に対して音声通信とパケットデータ通信との同時通信であるDTM通信を行うための技術として、例えば特許文献1や特許文献2に開示される技術が知られている。
特許文献1には、パケットデータ通信中に、移動局に対して回線交換音声接続を設定すべくメッセージが受信できるように回線交換ページング・メッセージを送信する技術が開示されており、この技術によってネットワーク主導でDTM通信を実現している。
また、特許文献2には、回線交換音声通信中に、移動局が受信できるようにパケット交換ページング・メッセージを送信する技術が開示されており、この技術によってネットワーク主導でDTM通信を実現している。
特表2003−530018号公報 特表2003−530043号公報
ところで、上述したDTM通信の規格については、欧州電気通信標準協会(ETSI)GSM仕様の3GPP TS 03.55 version 8.1.1 Release 1999で定義されている。
しかしながら、上記3GPP TS 03.55 version 8.1.1 Release 1999には、GSM方式での音声通信とパケットデータ通信とを同時に行う際の具体的な階層(以下、レイヤとも言う)間での手順については特別定められておらず、スムーズな接続手順によるGSM方式でのDTM通信を実現する技術およびそれを用いたDTM通信の試験を行う技術が望まれていた。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、GSM方式での音声通信とパケットデータ通信との同時通信(DTM通信)をスムーズな接続手順で行うことができるDTM通信装置及びDTM通信方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に記載されたDTM通信装置は、GSM通信方式で通信を行う試験対象端末5に対して音声通信とパケットデータ通信との同時通信であるDTM通信を行うために、
前記試験対象端末と無線周波数信号により前記音声通信および前記パケットデータ通信を行い音声通信データとパケットデータおよび通信制御メッセージを階層構造の上位層へ出力するPHY層11と、
前記PHY層から出力された前記パケットデータと前記通信制御メッセージを受けてGSM通信方式におけるデータ通信方式であるGPRS方式用の無線リソースの割当て管理を行うと共に、L3層18bを含み前記試験対象端末との通信の動作手順を記述したシナリオ18aの解析結果に応じて前記階層構造の対応する層に対し前記通信制御メッセージを入出力するシナリオ実行部18に前記パケットデータと前記通信制御メッセージを送出するGRR層13と、
前記音声通信データおよび前記パケットデータを受けて外部接続機器とインタフェースするTE層16と、
回線交換方式による前記音声通信のリンクを制御するDL層17とを有するDTM通信装置2であって、
前記シナリオ実行部から受けたDTM通信用メッセージ処理情報を記憶する記憶部13aを有し、
前記DL層は、前記試験対象端末との音声通話中であるか否かを表す音声通信状態を前記GRR層に通知し、
前記GRR層は、前記試験対象端末または前記シナリオ実行部からパケットデータ通信の要求があったときに、前記DL層から通知された前記音声通信状態を確認し、該音声通信状態が音声通信中である場合は前記記憶部に記憶された前記DTM通信用メッセージ処理情報に応じて無線リソース割当て処理を行うことを特徴とする。
請求項2に記載されたDTM通信装置は、請求項1記載のDTM通信装置において、
前記GRR層13は、前記シナリオ実行部18からのパケットデータ通信の要求があったときに、DTM通信前に受信したパケットデータを前記記憶部13aに記憶することを特徴とする。
請求項3に記載されたDTM通信装置は、請求項1又は2記載のDTM通信装置において、
前記パケットデータ通信の要求が前記試験対象端末5からの場合、当該要求が前記試験対象端末からのDTM通信を要求するためのDTM Requestメッセージであることを特徴とする。
請求項4に記載されたDTM通信装置は、請求項1又は2記載のDTM通信装置において、
前記パケットデータ通信の要求が前記シナリオ実行部18からの場合、当該要求が前記試験対象端末5に送信するパケットデータ通信を行うためのプロトコル起動の要求であるRequest PDP context activationメッセージであることを特徴とする。
請求項5に記載されたDTM通信装置は、請求項1〜4の何れかに記載のDTM通信装置において、
前記メッセージ処理情報は、Packet Assignmentメッセージを含むことを特徴とする。
請求項6に記載されたDTM通信装置は、請求項1〜5の何れかに記載のDTM通信装置において、
前記GRR層13と前記TE層16との間にあり、前記シナリオ実行部18からの指示に応じて、前記パケットデータの入出力先を前記TE層または前記シナリオ実行部に切り替え可能なSNDCP層15を備えたことを特徴とする。
請求項7に記載されたDTM通信方法は、GSM通信方式で通信を行う試験対象端末5に対して音声通信とパケットデータ通信との同時通信であるDTM通信を行うために、
前記試験対象端末と無線周波数信号により前記音声通信および前記パケットデータ通信を行い音声通信データとパケットデータおよび通信制御メッセージを階層構造の上位層へ出力するPHY層11と、
前記PHY層から出力された前記パケットデータと前記通信制御メッセージを受けてGSM通信方式におけるデータ通信方式であるGPRS方式用の無線リソースの割当て管理を行うと共に、L3層18bを含み前記試験対象端末との通信の動作手順を記述したシナリオ18aの解析結果に応じて前記階層構造の対応する層に対し前記通信制御メッセージを入出力するシナリオ実行部18に前記パケットデータと前記通信制御メッセージを送出するGRR層13と、
前記音声通信データおよび前記パケットデータを受けて外部接続機器とインタフェースするTE層16と、
回線交換方式による前記音声通信のリンクを制御するDL層17とを有するDTM通信装置2を用いたDTM通信方法であって、
前記シナリオ実行部から受けたDTM通信用メッセージ処理情報を記憶部13aに記憶するステップと、
前記試験対象端末との音声通話中であるか否かを表す音声通信状態を前記DL層が前記GRR層に通知するステップと、
前記試験対象端末または前記シナリオ実行部からパケットデータ通信の要求があったときに、前記GRR層が前記DL層から通知された前記音声通信状態を確認するステップと、
前記音声通信状態が音声通信中であるときに、前記GRR層が前記記憶部に記憶された前記DTM通信用メッセージ処理情報に応じて無線リソース割当て処理を行うステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、GRR層13で音声通信状態を管理することにより、試験対象端末(移動機)主導のDTMと、ネットワーク主導のDTMとの両方に対応でき、GSM方式での音声通信とパケットデータ通信との同時通信(DTM通信)をスムーズな接続手順で実行することができる。
また、パケットデータの入出力先をTE層16またはシナリオ実行部18に切り替え可能なSNDCP層15を有することにより、試験対象端末に対して、DTM通信中に固定パケットデータによる通信試験や異常パケットによる通信異常時の試験を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら具体的に説明する。図1は本発明に係るDTM通信装置を含む通信システムの機能ブロック図、図2〜図5は同装置による各種動作例を示すフローチャート、図6はSAPI(Service Access Point Identifier )を含むメッセージヘッダのフォーマットの概略図である。
図1に示す通信システム1は、本発明に係るDTM通信装置2、音声通話用送受話器としてのハンドセット3、パケットデータを送受信するサーバ4、試験対象となる移動端末等の試験対象端末5によって構築されている。
図1に示すように、本例のDTM通信装置2は、例えば携帯電話や端末装置等の被試験端末の擬似基地局として機能し、後述する図2〜図5に示す各動作を実行すべく、PHY(Physical )層11、RLC(Radio Link Control )/MAC(Medium Access Control )層12、GRR(GPRS(General Packet Radio Service) Radio Resource )層13、記憶部13a、LLC(Logical Link Control)層14、SNDCP(SubNetwork Dependent Convergence Protocol )層15、TE(Terminal Equipment)層16、DL(Data Link )層17、記憶部17a、シナリオ実行部18を備えて概略構成される。
そして、本例のDTM通信装置2では、GRR層13で音声通信状態を管理し、後述する図2〜図5に示す各動作を実行することにより、試験対象端末主導のDTM通信とネットワーク主導のDTM通信の両方に対応している。
PHY層11は、伝送路上のデータ表現形式とインタフェース形状の規定をする物理層(OSI参照モデルの最下位層)を制御する物理層制御ブロックとして機能している。このPHY層11では、試験対象端末5と無線周波数信号により音声通信及びパケットデータ通信を行い、音声通信データとパケットデータ及び通信制御メッセージを階層構造の上位層へ出力している。
RLC/MAC層12は、例えば相手まで確実に効率良くデータを届けるためのデータ分割、結合、再送制御、相手までデータを届けるための各通信チャネルの変換等、無線に関わるリンク制御を行う無線リンク/媒体アクセス制御ブロックとして機能している。
GRR層13は、リソース割当を含むGPRS(General Packet Radio Service)用無線リソース管理ブロックとして機能し、メッセージ登録処理機能、受信メッセージ識別処理機能、音声通信状態チェック処理機能、メッセージ送信処理機能、パケット状態管理処理機能、パケットデータ保存処理機能を有している。
さらに各機能について説明すると、メッセージ登録処理機能では、後述するシナリオ18aから設定されたDTM通信を実現するためのDTM通信用メッセージ処理情報を含むメッセージ処理情報を記憶部13aに記憶している。受信メッセージ識別処理機能では、受信したメッセージをメッセージ処理情報に基づいて解析している。音声通信状態チェック処理機能では、現在の音声通信状態を確認している。メッセージ送信処理機能では、受信メッセージ識別処理機能のメッセージ解析結果と確認した音声通信状態とに則したメッセージを送信している。パケット状態管理処理機能では、パケット状態の管理を行っている。パケットデータ保存処理機能では、パケット通信開始前に受信したパケットデータを記憶部13aに一時的に保存している。
記憶部13aは、シナリオ実行部18のL3層18bから受けたDTM通信を実現するためのDTM通信用メッセージ処理情報を含むメッセージ処理情報を記憶している。このメッセージ処理情報にはPacket Assignmentメッセージが含まれる。具体的に、記憶部13aは、無線リソース管理用メッセージである「パケットチャネル割当」メッセージの雛型をメッセージセット用テーブルに登録して記憶している。また、記憶部13aには、シナリオ実行部18のL3層18bからのパケットデータ通信の要求があったときに、DTM通信前にGRR13層が受信したパケットデータがGRR層13によって記憶される。尚、図1の例では、記憶部13aをGRR層13とは別構成として説明しているが、記憶部13aがGRR層13に含まれる構成としても良い。
そして、上述した各機能を有するGRR層13では、PHY層11から出力されたパケットデータと通信制御メッセージをRLC/MAC層12を介して受けてGSM通信方式におけるデータ通信方式であるGPRS方式用の無線リソースの割当て管理を行うと共に、後述するL3層18bを含むシナリオ実行部18に通信制御メッセージを送出している。パケットデータは、上位層であるLLC層14に送出している。また、GRR層13は、試験対象端末5又はシナリオ実行部18のL3層18bからのパケットデータ通信の要求があったときに、DL層17からの音声通信状態を確認し、音声通信状態が音声通話中である場合は記憶部13aに記憶されたメッセージ処理情報に応じてDTM通信を行うために無線リソース割当て処理を行っている。
尚、本例において、試験対象端末5からのパケットデータ通信の要求の場合は、その要求が試験対象端末5からのDTM通信を要求するためのDTM Requestメッセージとなる。また、シナリオ実行部18のL3層18bからのパケットデータ通信の要求の場合には、その要求が試験対象端末5にパケットデータ通信を行うためのプロトコル起動の要求であるRequest PDP context activationメッセージとなる。尚、PDP(Packet Data Protocol)は、パケットデータ通信を行うためのプロトコルを示している。
LLC層14は、パケットデータ送受信時のパケット通信路を確立するためのリンク制御を行う論理リンク制御ブロックとして機能している。
SNDCP層15は、パケットデータ通信に係るプロトコルの整合をDTM通信装置2とネットワークとの間で制御するネットワーク統合プロトコル制御ブロックとして機能している。また、SNDCP層15は、パケットデータをサーバ4(外部ネットワークを含む)等と送受するためにTE層16との間でパケットデータを送受するか、シナリオ18aでパケットデータを制御することで試験対象端末15を試験するためにシナリオ実行部18との間でパケットデータを送受するかを、シナリオ実行部18からの指示により選択的に切り替えることができる。これにより、本例のDTM通信装置2をDTM通信試験装置として用い、試験対象端末15に対して、DTM通信中に固定パケットデータによる通信試験や異常パケットによる通信異常時の試験を行うことができる。
TE層16は、例えば別のDTM通信装置2、サーバ4、ハンドセット3等の外部接続機器とのインタフェースとして機能している。
DL層17は、回線交換用リンク制御ブロックとして機能し、メッセージ識別処理機能、GRR層13への受信メッセージ通知処理機能、PHY層11への受信メッセージ送信処理機能を有している。
さらに各機能について説明すると、メッセージ識別処理機能では、受信したメッセージを解析している。GRR層13への受信メッセージ通知処理機能では、試験対象端末5との音声通話中であるか否かを表す音声通信状態を含め、受信したメッセージをGRR層13へ通知している。PHY層11への受信メッセージ送信処理機能では、受信したメッセージをPHY層11へ送信している。
記憶部17aは、PHY層11との間でやり取りされる音声通信関連メッセージやDTM通信関連メッセージ、GRR層13との間でやり取りされるDTM通信関連メッセージ、これら受信メッセージの解析結果等を記憶している。尚、図1の例では、記憶部17aをDL層17とは別構成として説明しているが、記憶部17aがDL層17に含まれる構成としても良い。
シナリオ実行部18は、シナリオ18aを解析し、解析結果の手順に従って各ブロック(各レイヤ)を制御している。シナリオ18aは、L3(Layer 3)層18bを含んでおり、例えばメッセージの設定関係、試験対象端末5に出力する周波数と信号の関係等、DTM通信装置2と試験対象端末5との間でやり取りされる様々な通信手順を定義している。
次に、上記のように構成されるDTM通信装置2の具体的動作例について図2〜図5を参照しながら説明する。
・第1実施例
まず、reallocation無しを条件として、回線交換中にパケット要求(UpLink方向)があったときの発信時の具体的動作例について図2を参照しながら説明する。尚、reallocationとは、音声通信チャネルのスロット位置を再設定すること意味する。
(1)図2に示すフローでは、試験対象端末5が音声通信、パケットデータ通信における位置登録のシーケンスを既に完了しているものとして説明している。
(2)無線リソース管理用メッセージ(RR:Radio Resource Management Message )である「パケットチャネル割当」(Packet Assignment)メッセージの雛型をDTM通信用メッセージ処理情報としてGRR層13の記憶部13a上のメッセージセット用テーブルに登録する(メッセージ登録処理)。
(3)回線交換(CS:Circuit Switched)による音声通信(CS dedicated mode)を周知のシーケンスによる手順で確立し(回線交換呼の確立)、音声通話中であることを示す「音声通信状態通知」をDL層17からGRR層13に送信する。
尚、音声状態には、「ldle」、「回線接続開始」、「回線接続完了」、「回線切断開始」等がある。また、図示しないが、実動作において、DL層17からGRR層13への音声通信状態の通知は、状態が変わる度に通知される。
(4)試験対象端末5側のユーザの操作(例えば、Web閲覧操作やダイヤルアップによるデータ転送等)をトリガとして、試験対象端末5がDTM通信装置2に対しDTM要求(DTM Request)を送出する。このDTM要求は、試験対象端末5からPHY層11、PHY層11からDL層17に送出される。
(5)DL層17は、試験対象端末5から受けた制御系メッセージ(図6のSAPIフォーマットにおけるSAPIに0が設定)でメッセージ種別(Message Type)がDTM要求と識別した場合は、DTM要求をGRR層13とシナリオ実行部18のL3層18bとに送信する(受信メッセージ識別処理、GRR層13へ受信メッセージ通知処理(チャネル割当てを要求))。
尚、DTM要求の場合には、図6に示すフォーマットにおいて、Address fieldにSAPIが設定され、Infomation fieldにメッセージが入力される。
(6)L3層18bは、DTM要求に対して通信制御上の特別なアクションは必要ない。このことは、DTMの処理をL3層18bで管理しなくて良いことを示している。
(7)GRR層13は、メッセージ種別がDTM要求と識別した場合、上記(3)で通知された音声通信状態のチェックを行う(受信メッセージ識別処理、音声通信状態チェック処理)。そして、音声通信状態が音声通信中であることを示す「回線接続完了」状態の場合には、上記(2)で登録した「パケットチャネル割当」メッセージに必要なパラメータを埋め込んで、DL層17に送信する(登録メッセージ送信処理)。
(8)DL層17は、受信した「パケットチャネル割当」メッセージをPHY層11に送信する(PHY層11への受信メッセージ送信処理)。
(9)試験対象端末5は、PHY層11から受信した「パケットチャネル割当」で指定されたチャネルにパケットを割当て、上り方向のパケットチャネルの割当てを行う。
(10)PHY層11は、「パケットチャネル割当」を試験対象端末5に送信完了したことを示す「パケットチャネル割当」送信完了通知をGRR層13に送信する(GRR層13への通知処理)。
(11)GRR層13は、「パケットチャネル割当」送信完了通知を受けて、パケットデータ通信ができる状態に遷移する(パケット状態管理処理)。
(12)試験対象端末5とDTM通信装置2との間でDTM通信が確立する(上り(UpLink)チャネルのみ)
(13)図示はしないが、以降、下り(DownLink)方向の「パケットチャネル割当」は、通常のパケットデータ通信におけるパケットチャネル割当てシーケンスを行うことで実現する。
ところで、図2におけるPHY層11は、試験対象端末5に「パケットチャネル割当」を送信した後に「パケットチャネル割当」送信完了通知をGRR層13に送信しているが、この処理に限定されるものではない。例えばPHY層11が試験対象端末5に「パケットチャネル割当」の送信と同時に「パケットチャネル割当」送信完了通知をGRR層13に送信しても良い。また、別の方法として、試験対象端末5が「パケットチャネル割当」で指定されたチャネルにパケットを割当てた後、試験対象端末5から「パケットチャネル割当」送信完了通知をGRR層13に送信する構成とすることもできる。
さらに、図2は「reallocation無し」を条件とした時の動作であるが、「reallocation有り」を条件とした場合は、図2の処理において以下の点が異なる。尚、「reallocation有り」とは、パケットチャネル割当てに伴い、音声通信チャネルも再割り当てすることを意味している。
「reallocation有り」を条件とした場合は、図2における(7)〜(11)間の「パケットチャネル割当」の代わりに、「DTM割当」が送信される。尚、図2において、「DTM割当」に関するメッセージセットも(2)の「パケットチャネル割当」メッセージセットに含まれる。
・第2実施例
次に、reallocation無しを条件として、回線交換中にパケット要求(DownLink方向)があったときの着信時の具体的動作例について図3を参照しながら説明する。尚、reallocationとは、音声通信チャネルのスロット位置を再設定すること意味する。
(1)図3に示すフローでは、試験対象端末5が音声通信、パケットデータ通信における位置登録のシーケンスを既に完了しているものとして説明している。
(2)無線リソース管理用メッセージ(RR:Radio Resource Management Message )である「パケットチャネル割当」(Packet Assignment)メッセージの雛型をDTM通信用メッセージ処理情報としてGRR層13の記憶部13a上のメッセージセット用テーブルに登録する(メッセージ登録処理)。
(3)回線交換(CS:Circuit Switched)による音声通信(CS dedicated mode)を周知のシーケンスによる手順で確立し(回線交換呼の確立)、音声通話中であることを示す「音声通信状態通知」をDL層17からGRR層13に送信する。
尚、音声状態には、「ldle」、「回線接続開始」、「回線接続完了」、「回線切断開始」等がある。また、図示しないが、実動作において、DL層17からGRR層13への音声通信状態の通知は、状態が変わる度に通知される。
(4)シナリオ18aに記述された動作に従い、DTM通信装置2はデータ送信を開始する。そして、L3層18bからLLC層14にデータ(例えば、Request PDP context activationや実データ)を送信する。
尚、PDP(Packet Data Protocol)はパケットデータ通信を行うためのプロトコルであり、GPRSではSNDPにて上位リンクに提供するインターフェースとしてのNSAPI(Network Service Access Point Identifier )と関連付けて使用する。
(5)LLC層14は、受信したメッセージをGRR層13に送信する(GRR層13への受信メッセージ送信処理)。
(6)GRR層13は、メッセージ種別(Message Type)がパケットデータ通信要求(Request PDP context activation)と識別した場合は、上記(3)で通知された音声通信状態のチェックを行う(音声通信状態チェック処理)。そして、音声通信状態が音声通信中であることを示す「回線接続完了」状態の場合には、上記(2)で登録した「パケットチャネル割当」メッセージに必要なパラメータを埋め込んで、DL層17に送信する(登録メッセージ送信処理)。
このとき、GRR層13は、受信したパケットデータ通信要求をパケットデータ通信可能状態になるまで一時的に保存する(パケットデータ保存処理)。
(7)DL層17は、受信した「パケットチャネル割当」メッセージをPHY層11に送信する(PHY層11への受信メッセージ送信処理)。
(8)試験対象端末5は、PHY層11から受信した「パケットチャネル割当」で指定されたチャネルにパケットを割当て、下り方向のパケットチャネルの割当てを行う。
(9)PHY層11は、「パケットチャネル割当」を試験対象端末5に送信完了したことを示す「パケットチャネル割当」送信完了通知をGRR層13に送信する(GRR層13への通知処理)。
(10)GRR層13は、「パケットチャネル割当」送信完了通知を受けて、パケットデータ通信ができる状態に遷移する(パケット状態管理処理)。さらに、一時的に保存していたデータ送信(例えば、Request PDP context activationや実データ)をPHY層11を通じて試験対象端末5に送信する(保存されたパケットデータ送信処理)。
(11)試験対象端末5とDTM通信装置2との間でDTM通信が確立する(下り(DownLink)チャネルのみ)。
(12)図示はしないが、以降、上り(UpLink)方向の「パケットチャネル割当て」は、通常のパケットデータ通信におけるパケットチャネル割当てシーケンスを行うことで実現する。
ところで、図3におけるPHY層11は、試験対象端末5に「パケットチャネル割当」を送信した後に「パケットチャネル割当」送信完了通知をGRR層13に送信しているが、この処理に限定されるものではない。例えばPHY層11が試験対象端末5に「パケットチャネル割当」の送信と同時に「パケットチャネル割当」送信完了通知をGRR層13に送信しても良い。また、別の方法として、試験対象端末5が「パケットチャネル割当」で指定されたチャネルにパケットを割当てた後、試験対象端末5から「パケットチャネル割当」送信完了通知をGRR層13に送信する構成とすることもできる。
さらに、図3は「reallocation無し」を条件とした時の動作であるが、「reallocation有り」を条件とした場合は、図3の処理において以下の点が異なる。尚、「reallocation有り」とは、パケットチャネル割当てに伴い、音声通信チャネルも再割り当てすることを意味している。
「reallocation有り」を条件とした場合は、図3における(6)〜(10)間の「パケットチャネル割当」の代わりに、「DTM割当」が送信される。尚、図3において、「DTM割当」に関するメッセージセットも上記(2)の「パケットチャネル割当」メッセージセットに含まれる。
・第3実施例
次に、パケットデータ通信中に回線要求があったときの発信時又は着信時の具体的動作例について図4及び図5を参照しながら説明する。
(1)図4及び図5に示すフローでは、試験対象端末5が音声通信、パケットデータ通信における位置登録のシーケンスを既に完了しているものとして説明している。
(2)無線リソース管理用メッセージ(RR:Radio Resource Management Message )である「パケットチャネル割当」(Packet Assignment)メッセージの雛型をDTM通信用メッセージ処理情報としてGRR層13の記憶部13a上のメッセージセット用テーブルに登録する(メッセージ登録処理)。
(3)パケットデータ通信を周知のシーケンスによる手順で確立する(パケット通信状態)。
(4)試験対象端末5側のユーザの操作(例えば、相手先番号ダイヤル等)をトリガとして(回線接続トリガ発生)、試験対象端末5がDTM通信装置2に対し音声通信チャネル割当要求(Channel Request)を送出する(発信の場合)。
試験対象端末5がDTM通信装置2のL3層18bから音声着信(Packet Paging Request)を受けた場合も、試験対象端末5がDTM通信装置2に対し音声通信チャネル割当要求を送出する(着信の場合)。
(5)DL層17は、試験対象端末5から受けた情報が、音声通信チャネル割当要求と識別した場合は、その内容をGRR層13とL3層18bとに送信する(メッセージ識別処理、GRR層13への受信メッセージ通知処理)。
(6)GRR層13は、メッセージ種別(Message Type)が音声通信チャネル割当要求と識別した場合は、音声通信状態が「回線接続開始」と認識する(メッセージ識別処理、音声通信状態チェック処理)。以降、DTM通信開始までは、GRR層13が受け取ったパケット送信データは、ドントケア状態となる(パケット通信中断)。尚、GRR層13の記憶部13aに記憶してDTM通信開始時に送信しても良い。
(7)L3層18bは、音声通信チャネル割当要求を受けて、シナリオ18aに記述された動作手順に従って、音声通信チャネル即時割当(Immediate Assignment)をDL層17に送信する。
(8)DL層17は、受信した音声通信チャネル即時割当をPHY層11を経由して試験対象端末5に送信する(PHY層11への受信メッセージ送信処理)。
(9)L3層18bは、シナリオ18aに記述された動作手順に従って、使用する音声通信チャネルを指定するため、音声通信チャネル割当指示(Assignment Command)をDL層17に送信する。
(10)DL層17は、受信した音声通信チャネル割当指示をPHY層11を経由して試験対象端末5に送信する(PHY層11への受信メッセージ送信処理)。
(11)試験対象端末5は、音声通信チャネル割当指示に従い、音声通信チャネルを割当て、処理の完了を示す音声通信チャネル割当完了(Assignment Complete)をDTM通信装置2に送信する。
(12)DL層17は、試験対象端末5から受けた情報が音声通信チャネル割当完了と識別した場合、その内容をGRR層13とL3層18bとに送信する(メッセージ識別処理、GRR層13への受信メッセージ通知処理)。
(13)GRR層13は、DL層17から受けたメッセージが音声通信チャネル割当完了と識別した場合、音声状態が「回線接続完了」と認識する(メッセージ識別処理、音声通信状態チェック処理)。
(14)図示はしないが、以降のシーケンスは、図2に示す「回線交換中にパケット要求(UpLink)があったときの発信時の具体的動作例」の(4)における試験対象端末5からのDTM要求送信へ移行する。
このように、本例のDTM通信装置2では、GSM通信方式で通信を行う試験用端末5に対して音声通信とパケットデータ通信との同時通信であるDTM通信を行うにあたって、音声通話中にパケットデータ通信の必要が生じた際、GRR層13で音声通信状態を管理し、上述した図2〜図5に示す動作を実行している。これにより、試験対象端末(移動機)主導のDTMと、ネットワーク主導のDTMとの両方に対応でき、GSM方式での音声通信とパケットデータ通信との同時通信(DTM通信)をスムーズな接続手順で実行することができる。
ところで、図1の例では、シナリオ実行部18がDTM通信装置2に含まれる構成として図2〜図5に示す動作を実行するものとして説明したが、シナリオ実行部18のみをDTM通信装置2とは別体の装置(例えばDTM通信装置2に接続可能な外部の端末装置)に含まれる構成としても、上述した実施形態と同様に動作させることができる。
また、上記実施の形態では、DTM通信装置2(2A)にハンドセット3、サーバ4、試験対象端末5を接続した場合の構成について説明したが、図1の括弧内の破線で示すように、試験対象端末5が接続されたDTM通信装置2(2A)に対し、さらに試験済又は基準となる対向試験用端末(移動機や端末装置)25が接続された別のDTM通信装置2(2B)を接続すれば、2台のDTM通信装置2A,2Bを中継して試験対象端末5と対向試験用端末25との間で対向試験を行うこともできる。
本発明に係る本発明に係るDTM通信装置を含む通信システムの機能ブロック図である。 本発明に係るDTM通信装置の処理動作例であって、回線交換中にreallocation無しでパケット要求(U/L)があったときの発信時の具体的動作例を示すフローチャートである。 本発明に係るDTM通信装置の処理動作例であって、回線交換中にreallocation無しでパケット要求(U/L)があったときの着信時の具体的動作例を示すフローチャートである。 本発明に係るDTM通信装置の処理動作例であって、パケットデータ通信中に回線要求があったときの発信時又は着信時の具体的動作例を示すフローチャートである。 図4の処理動作の続きを示すフローチャートである。 SAPIを含むメッセージヘッダのフォーマットの概略図である。
符号の説明
1 通信システム
2(2A,2B) DTM通信装置
3 ハンドセット
4 サーバ
5 試験対象端末
11 PHY層
12 RLC/MAC層
13 GRR層
13a 記憶部
14 LLC層
15 SNDCP層
16 TE層
17 DL層
17a 記憶部
18 シナリオ実行部
18a シナリオ
18b L3層
25 対向試験用端末

Claims (7)

  1. GSM通信方式で通信を行う試験対象端末(5)に対して音声通信とパケットデータ通信との同時通信であるDTM通信を行うために、
    前記試験対象端末と無線周波数信号により前記音声通信および前記パケットデータ通信を行い音声通信データとパケットデータおよび通信制御メッセージを階層構造の上位層へ出力するPHY層(11)と、
    前記PHY層から出力された前記パケットデータと前記通信制御メッセージを受けてGSM通信方式におけるデータ通信方式であるGPRS方式用の無線リソースの割当て管理を行うと共に、L3層(18b)を含み前記試験対象端末との通信の動作手順を記述したシナリオ(18a)の解析結果に応じて前記階層構造の対応する層に対し前記通信制御メッセージを入出力するシナリオ実行部(18)に前記パケットデータと前記通信制御メッセージを送出するGRR層(13)と、
    前記音声通信データおよび前記パケットデータを受けて外部接続機器とインタフェースするTE層(16)と、
    回線交換方式による前記音声通信のリンクを制御するDL層(17)とを有するDTM通信装置(2)であって、
    前記シナリオ実行部から受けたDTM通信用メッセージ処理情報を記憶する記憶部(13a)を有し、
    前記DL層は、前記試験対象端末との音声通話中であるか否かを表す音声通信状態を前記GRR層に通知し、
    前記GRR層は、前記試験対象端末または前記シナリオ実行部からパケットデータ通信の要求があったときに、前記DL層から通知された前記音声通信状態を確認し、該音声通信状態が音声通信中である場合は前記記憶部に記憶された前記DTM通信用メッセージ処理情報に応じて無線リソース割当て処理を行うことを特徴とするDTM通信装置。
  2. 前記GRR層(13)は、前記シナリオ実行部(18)からのパケットデータ通信の要求があったときに、DTM通信前に受信したパケットデータを前記記憶部(13a)に記憶することを特徴とする請求項1記載のDTM通信装置。
  3. 前記パケットデータ通信の要求が前記試験対象端末(5)からの場合、当該要求が前記試験対象端末からのDTM通信を要求するためのDTM Requestメッセージであることを特徴とする請求項1又は2記載のDTM通信装置。
  4. 前記パケットデータ通信の要求が前記シナリオ実行部(18)からの場合、当該要求が前記試験対象端末(5)に送信するパケットデータ通信を行うためのプロトコル起動の要求であるRequest PDP context activationメッセージであることを特徴とする請求項1又は2記載のDTM通信装置。
  5. 前記メッセージ処理情報は、Packet Assignmentメッセージを含むことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のDTM通信装置。
  6. 前記GRR層(13)と前記TE層(16)との間にあり、前記シナリオ実行部(18)からの指示に応じて、前記パケットデータの入出力先を前記TE層または前記シナリオ実行部に切り替え可能なSNDCP層(15)を備えたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のDTM通信装置。
  7. GSM通信方式で通信を行う試験対象端末(5)に対して音声通信とパケットデータ通信との同時通信であるDTM通信を行うために、
    前記試験対象端末と無線周波数信号により前記音声通信および前記パケットデータ通信を行い音声通信データとパケットデータおよび通信制御メッセージを階層構造の上位層へ出力するPHY層(11)と、
    前記PHY層から出力された前記パケットデータと前記通信制御メッセージを受けてGSM通信方式におけるデータ通信方式であるGPRS方式用の無線リソースの割当て管理を行うと共に、L3層(18b)を含み前記試験対象端末との通信の動作手順を記述したシナリオ(18a)の解析結果に応じて前記階層構造の対応する層に対し前記通信制御メッセージを入出力するシナリオ実行部(18)に前記パケットデータと前記通信制御メッセージを送出するGRR層(13)と、
    前記音声通信データおよび前記パケットデータを受けて外部接続機器とインタフェースするTE層(16)と、
    回線交換方式による前記音声通信のリンクを制御するDL層(17)とを有するDTM通信装置(2)を用いたDTM通信方法であって、
    前記シナリオ実行部から受けたDTM通信用メッセージ処理情報を記憶部(13a)に記憶するステップと、
    前記試験対象端末との音声通話中であるか否かを表す音声通信状態を前記DL層が前記GRR層に通知するステップと、
    前記試験対象端末または前記シナリオ実行部からパケットデータ通信の要求があったときに、前記GRR層が前記DL層から通知された前記音声通信状態を確認するステップと、
    前記音声通信状態が音声通信中であるときに、前記GRR層が前記記憶部に記憶された前記DTM通信用メッセージ処理情報に応じて無線リソース割当て処理を行うステップとを含むことを特徴とするDTM通信方法。
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