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JP4382199B2 - 内燃機関の燃料供給装置における漏れ識別方法および漏れ識別装置 - Google Patents

内燃機関の燃料供給装置における漏れ識別方法および漏れ識別装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関の燃料供給装置における漏れ識別方法および漏れ識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
内燃機関の燃料供給装置において漏れを識別するための方法および装置はDE19520300(US5715786)から公知である。そこでは所定の動作状態で圧力制御弁が、圧力が上昇するように制御される。圧力が上昇しなければ、漏れのあることが推定される。
【0003】
圧力制御が制御式高圧ポンプにより行われるシステムでは、この種の漏れ識別は簡単には可能でない。
【0004】
DE19513158から、内燃機関の燃料供給装置における漏れの識別方法および識別装置が公知である。ここでは、内燃機関の遮断時に圧力が所期のように低下するか否かが検査される。検査は遮断時にのみ行われる。動作中に発生するエラーを識別することができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、制御式高圧ポンプによるシステムにおいても漏れの確実な識別が可能であるような方法および装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この課題は、エンジンブレーキ動作時に第1の時間区分で、圧力信号が所期のように低下するか否かを検査し、圧力信号が所定の閾値よりも急速に低下する場合に漏れを識別し、
漏れが識別されない場合には、時間的に第1の時間区分の後に続く第2の時間区分で、圧力を目標値に維持するためにポンプに印加される調整量を少なくとも1つの最大値と比較し、前記調整量が最大値よりも大きい場合に漏れを識別
前記第2の時間区分の持続はエンジンブレーキ動作が終わる時に終了することにより解決される。
【0007】
【発明の実施の形態】
エンジンブレーキ動作時に漏れを識別するために、ポンプの制御信号を少なくとも1つの閾値と比較し、かつ圧力信号が所期のように下降するか否かが検査することにより、確実な漏れ識別が可能である。
【0008】
本発明では、圧力信号が所定の閾値よりも急速に低下するときに漏れを識別する。かつ制御信号が閾値よりも大きいときにも漏れを識別する。なぜなら付加的センサが必要ないからである。
【0009】
有利には、閾値を圧力に基づいてメモリに記憶する。なぜなら、正確な閾値を設定することができ、安全性が向上するからである。
【0010】
漏れが小さいときには非常走行動作を行うことができ、漏れが大きいときには内燃機関が遮断されるように構成して、内燃機関の使用可能性が高められている。
【0011】
本発明では、エンジンブレーキ動作の開始直後に始める第1の時間間隔で、圧力信号が所期のように降下するか否かを検査する。かつ時間的に第1の時間間隔の後の第2の時間間隔で、制御信号を閾値と比較する。
【0012】
本発明の有利な構成は、従属請求項に記載されている。
【0013】
【実施例】
図1には、高圧噴射を行う内燃機関の燃料供給装置のうち、本発明に必要な構成部材が示されている。図示の装置は通常、コモンレールシステムと称される。
【0014】
100により燃料備蓄容器が示されている。この容器はフィルタ115を介して、有利には機械的予搬送ポンプ110と接続されている。予搬送ポンプ110から燃料は管路を介して調量弁120に達する。予搬送ポンプ110と調量弁120との間の接続管路は低圧制限弁145を介して備蓄容器100と接続されている。弁120は高圧ポンプ125を介してレール130と接続している。レールはリザーバとも称され、燃料管路を介して種々のインジェクタ131と接続している。
【0015】
装置のそれぞれの実施例に依存して、レールは圧力制御弁135または圧力排出弁を介して燃料備蓄容器100と接続することができる。圧力制御弁または圧力排出弁135はコイル136によって制御可能である。
【0016】
インジェクタから燃料は帰還管路を介して同様にタンク100に達する。
【0017】
高圧ポンプ125の出口と、インジェクタ131および圧力制御弁135の入口との間の管路は高圧領域と称される。この領域では燃料は高圧下にある。高圧領域の圧力はセンサ140によって検出される。センサ140は、リザーバ内の圧力を表す圧力信号を送出する。タンク100と高圧ポンプ125との間の管路は低圧領域と称される。
【0018】
制御部160は圧力制御器を有しており、相応の調整素子、例えば調量弁120に調整量PSを供給する。さらに圧力制御器が圧力制御弁または圧力排出弁135のコイル136に制御信号Aを供給するように構成することができる。制御部160は、種々のセンサ165の種々の信号を処理する。これらの信号は、内燃機関および/または内燃機関が駆動する自動車の動作状態を表す。このような動作状態は例えば内燃機関の回転数Nである。
【0019】
制御器は有利にはPI制御器として構成されている。他の成分、例えばD成分を有する制御器を設けることもできる。
【0020】
図示の装置は単に例として選択されたものである。種々の素子を省略することができ、また他の箇所に配置することもできる。重要なことは、タンク100が管路を介して予搬送ポンプ110と接続されていることである。この予搬送ポンプは管路を介して高圧ポンプ125と接続されている。高圧ポンプは燃料をレールに搬送し、そこから燃料はインジェクタに達する。インジェクタからは少量の燃料がタンクに戻される。
【0021】
この装置は次のように動作する。備蓄容器にある燃料が予搬送ポンプ110によりフィルタ手段115を通して吸引される。予搬送ポンプ110の出口側で燃料には4から約6barの圧力が加えられる。
【0022】
低圧領域の圧力は、低圧制限弁145により調整される。この弁は圧力が過度に高い場合に、予搬送ポンプ110の出口と備蓄容器100との間の接続を開放する。
【0023】
高圧ポンプ125は燃料を低圧から高圧に圧縮する。高圧ポンプ125はレール130内に非常に高い圧力を形成する。通常、外部点火式内燃機関に対する装置では圧力値は約30から100barであり、自己着火式内燃機関では圧力値は約1000から2000barである。インジェクタ131を介して燃料は高圧下で内燃機関の個々のシリンダに調量することができる。
【0024】
センサ140によってレールないしは高圧領域全体の圧力が検出される。制御可能な高圧ポンプ125を用いて高圧領域の圧力を制御することができる。例えば、高圧ポンプが電磁弁を有し、この電磁弁が搬送される燃料量を制御するよう構成することができる。この弁は有利には、高圧ポンプの流入口に配置される。調整量PSに依存して高圧ポンプは燃料量を搬送する。
【0025】
予搬送ポンプ110として、通常は機械的に駆動される歯車ポンプが使用される。択一的に電気的燃料ポンプを使用することもできる。
【0026】
高圧領域の圧力Pを制御するために、付加的に別の調整素子を使用することができる。この調整素子は例えば、電気的に調整可能な圧力排出弁135または圧力制御弁135である。
【0027】
高圧ポンプ125から搬送量QPがレール130に搬送される。レール130から調量量QIがインジェクタ131に達する。この量QIは、噴射される燃料量QK、インジェクタ漏れ量QL、およびインジェクタの調整量QSから合成される。インジェクタ漏れ量QLと制御量QSは低圧領域に戻される。噴射される燃料量QKは内燃機関の燃焼室に達する。
【0028】
圧力制御弁135が開放しているとき、余剰制御量QAがタンクに戻される。
【0029】
インジェクタ漏れ量QLは常に発生し、これは動作状態に依存する。この量は、インジェクタにおける不可避の非密閉性に基づくものである。調整量QSは、燃料の噴射時にだけゼロよりも大きな値をとる。この量は噴射を調整するために用いる。
【0030】
装置に外部に対する非気密性が発生すると、これは外部漏れである。インジェクタの1つが完全に閉じない、遅れて閉じる、または常時開放すると、噴射すべき燃料量QKに対して高められた燃料量が燃焼室に達する。このことは内部漏れと称される。
【0031】
このような内部漏れおよび外部漏れを確実に識別しなければならない。
【0032】
図2には、本発明の手段がフローチャートで示されている。
【0033】
ここに示された手段は実質的に、図示の装置では圧力制御が量制御される高圧ポンプを介して行われるということに基づく。圧力制御弁または圧力排出弁135が設けられていれば、それが閉じた状態にあるよう制御することができ、従って量QAがゼロになる。内燃機関が燃料の噴射されないエンジンブレーキ動作にあれば、このことは噴射される量QKと調整量QSがゼロになることを意味する。単に漏れ量QLだけがゼロよりも大きな値をとる。このような動作状態において、高圧ポンプは燃料を搬送しないように制御される。その結果、レール内の圧力減少は漏れ量QLだけを介して行われる。漏れ量QLは内燃機関の動作状態に依存している。実質的に漏れ量は、リザーバ130内の圧力Pとリザーバ内の容積に依存する。従って、レール130内の圧力Pの関数として、単位時間当たりの圧力減少に対する最大可能値PAMを設定することができる。
【0034】
本発明では、燃料が噴射されないエンジンブレーキ動作に移行する際に、圧力の減少を高圧ポンプの非制御状態で評価する。圧力が予期されるよりも急速に低下すれば漏れが識別される。ここで予期される値は圧力に依存する。
【0035】
さらに本発明では、高圧ポンプ120に印加される、圧力目標値を維持するための調整量PSが評価される。調整量PSが、最大許容漏れ量QLに相応する所定の値を上回れば、同じように漏れが識別される。
【0036】
本発明では、前記2つの手段を組み合わせる。
【0037】
第1のステップ200で、漏れを検査できる動作状態が存在するか否か検査される。このような動作状態は例えば、噴射すべき燃料量QKがゼロに等しいときに存在する。これは例えば、内燃機関がエンジンブレーキ動作にある場合である。内燃機関がレール圧の高い動作状態からレール圧の低い動作状態に移行し、しかも同時に燃料の噴射されない動作状態において検査を実行すると有利である。これは例えば、内燃機関が加速過程の後にエンジンブレーキ動作に移行する場合である。このような動作状態が存在しなければ新たに問い合わせ200が実行される。
【0038】
相応の動作状態が存在すれば、ステップ205で制御信号Aが圧力制御弁135に対してこれを閉じるように設定される。このステップは、このような圧力制御弁が装備されている場合にだけ行われる。続いてステップ210で、レール圧の変化PAが検出される。このために例えば圧力信号Pが微分される。
【0039】
引き続く問い合わせ220で、圧力の変化PAが第1の最大値PAM1より小さいか否かが検査される。値PAM1は、この動作点において許容される圧力変化PAMよりも第1の公差値だけ大きく選択される。
【0040】
小さくなければステップ235に続く。圧力変化PAが第1の値PAM1より小さければ、ステップ225で圧力変化PAが第2の最大値PAM2より小さいか否かが検査される。この値PAM2は、この動作点において許容される圧力変化PAMよりも第2の公差値だけ大きく選択される。
【0041】
小さい場合にはステップ260でエラーが識別される。圧力変化PAが第1の値PAM1より小さく、かつ第2の値PAM2より大きい場合には、ステップ230で非常動作に移行される。続いてステップ235が実行される。
【0042】
レールの圧力が予期されるよりも急速に低下すればエラーが識別される。第1の値においては非常動作に移行する。非常に急速に低下する場合には、装置はエラーを識別する。このことは通常、非常遮断につながる。この手段により内燃機関の使用可能性を高めることができる。漏れが小さい場合には、圧力低下の度合いが促進されることにしか結び付かないから、装置は非常走行に移行する。非常に急速な圧力低下につながるような比較的大きな漏れの場合に初めて、非常遮断が行われる。
【0043】
動作点において許容される圧力変化PAMは有利には特性マップからレール圧Pに依存して読み出される。このような特性マップが図3aにプロットされている。そこには圧力の最大許容変化PAMがレール圧の上にプロットされている。この図から圧力が上昇すると、圧力の最大許容変化PAMに対する値が低下することがわかる。このことは圧力が高い場合には、圧力低下は圧力が低い場合よりも急峻であることを意味する。非常走行動作に切り替わる値PAM1はPAM2の値よりも小さな値をとる。
【0044】
圧力が所定の値PAM1よりも緩慢に降下すれば、問い合わせ235で圧力値Pが目標値PWより大きいか否かが検査される。大きければ、すなわち圧力がその目標値よりも大きければ、新たにステップ210が実行される。圧力が目標値PWより小さいかまたは等しければ、問い合わせ240が実行される。
【0045】
圧力値がその目標値に達してれば、圧力制御器は高圧ポンプ120を制御するための調整量PSを送出する。この調整量PSは、圧力が目標値に常に留まるような燃料を高圧ポンプ120が搬送するように選定される。エンジンブレーキ動作時にはこのことは、高圧ポンプから搬送される量が漏れ量QLに相応することを意味する。
【0046】
本発明ではこの調整量PSがエラー監視のために評価される。問い合わせ240では、調整量PSが最大値PAM1より小さいか否かが検査される。小さくなければ、ステップ260でエラーが識別され、内燃機関は遮断される。この値PSM1は、第1の公差値だけこの時点で許容される調整量PSMよりも大きく選択されている。
【0047】
問い合わせ240で調整量PSが閾値PSM1より小さいことが識別されると、問い合わせ245で調整量PSが第2の閾値PSM2より小さいか否かが検査される。この値PSM2は、第2の公差値だけこの時点で許容される調整量PSMより大きく選択されている。第2の公差値は第1の公差値よりも大きい。
【0048】
調整量PSが第1の閾値と第2の閾値の間の値をとる場合、ステップ250で非常走行動作に移行する。調整量PSが第2の閾値PSM2より小さければ、エラーのない状態が識別され、プログラムはステップ255で終了する。第2の閾値による第2の問い合わせ245は問い合わせ225に相応し、特に有利な構成を示すものであり、省略することもできる。
【0049】
有利には第2の閾値PSM2は第1の閾値よりも小さく、非常走行動作への移行が必要な小さな漏れだけが存在することを指示する。調整量が許容調整量PSMから僅かしか偏差しなければ、非常走行動作が開始される。調整量PSが許容調整量PSMから格段に偏差すれば、装置はエラーを識別し、内燃機関の非常遮断を開始する。
【0050】
最大可能圧力降下PAMの推定には漏れ量の公差しか入り込まないから、閾値形成に用いる公差値を、従来の方法よりも格段に小さく選択することができる。このことは、圧力変化に対する最大許容値と閾値との間の偏差、並びに許容調整量と閾値との間の偏差を非常に小さく選択できることを意味する。漏れ量の公差は例えば、個々のインジェクタ間のばらつき、漏れ量の経年変化、および漏れ量の燃料温度に対する依存性に関係するものである。
【0051】
2つの閾値を導入し、エラー時に漏れの大きな場合での遮断と、漏れが小さい場合での非常走行動作とを区別することによって、内燃機関の使用可能性が格段に向上する。
【0052】
図3bには種々の量が時間tについてプロットされている。実線によりレール内の圧力に対する目標値PWが、一点鎖線によりレール内の真の圧力Pが示されている。破線により最大許容圧力低下時の圧力Pが示されている。二重実線により高圧ポンプに対する制御信号が、二重破線により制御信号に対する最大許容値PSMが示されている。
【0053】
時点t0までに高い閾値が圧力に対して設定される。時点t0で内燃機関はエンジンブレーキ動作へ移行する。このことは圧力目標値が下方の値に低下することを意味する。このために圧力がまず急速に下方の目標値に低下され、次に回転数減少に起因して緩慢に比較的低い目標値へ移行する。一点鎖線により示された圧力の実際値Pは目標値PWよりも格段に緩慢に低下する。この時間区分で制御部160は高圧ポンプ120を、これが燃料を搬送しないように制御する。
【0054】
時点t1で実際圧Pは目標値PWに達する。この時から調整量PSは値0から値>0に上昇する。図示の例では、調整量PSの値は二重破線により示された最大調整量PSMより小さい。
【0055】
圧力変化PAの代わりに時点t0とt1との間の持続時間を評価しても有利である。このことは、装置がt0とt1との間の持続時間が閾値よりも小さいときにエラーを識別することを意味する。
【0056】
第1の時間区分では圧力低下が漏れ識別のために評価される。この時間区分は時点t0でエンジンブレーキ動作への移行と共に開始し、時点t1で圧力がその目標値に達したときに終了する。第2の時間区分では漏れ識別のために、高圧ポンプを制御する調整量PSが評価される。この第2の時間区分は、圧力がその目標値に達した時点t1で開始し、時点t2で終了する。第2の時間区分の持続はエンジンブレーキ動作が終わるときに終了する。
【0057】
本発明によれば、監視を2つの時間区分で行う
【図面の簡単な説明】
【図1】燃料噴射装置のブロック回路図である。
【図2】本発明の手段のフローチャートである。
【図3】種々の信号を時間tについて示す線図である。
【符号の説明】
100 燃料備蓄容器
115 フィルタ
110 予搬送ポンプ
120 調量弁
125 高圧ポンプ
130 レール
135 圧力制御弁

Claims (6)

  1. 内燃機関の燃料供給装置における漏れ識別方法であって、
    燃料が制御式ポンプからリザーバに搬送され、リザーバ内の圧力を表す圧力信号が検出される漏れ識別方法において、
    エンジンブレーキ動作時に第1の時間区分(t0〜t1)で、圧力信号が所期のように低下するか否かを検査し、圧力信号が所定の閾値よりも急速に低下する場合に漏れを識別し、
    漏れが識別されない場合には、時間的に第1の時間区分(t0〜t1)の後に続く第2の時間区分(t1〜t2)で、圧力を目標値に維持するためにポンプに印加される調整量(PS)を少なくとも1つの最大値と比較し、前記調整量(PS)が最大値よりも大きい場合に漏れを識別
    前記第2の時間区分の持続はエンジンブレーキ動作が終わる時に終了する、
    ことを特徴とする漏れ識別方法。
  2. 閾値を圧力信号に基づいて設定する、請求項1項記載の方法。
  3. 第1の閾値を上回るときに小さな漏れを識別し、非常走行動作を開始し、第2の閾値を上回るときに大きな漏れを識別し、内燃機関の遮断を開始する、請求項記載の方法。
  4. 第1の最大値を上回るときに小さな漏れを識別し、非常走行動作を開始し、第2の最大値を上回るときに大きな漏れを識別し、内燃機関の遮断を開始する、請求項記載の方法。
  5. 前記第1の時間区分はエンジンブレーキ動作の開始直後に始まる、請求項1からまでのいずれか1項記載の方法。
  6. 内燃機関の燃料噴射装置における漏れ識別装置であって、
    制御式ポンプが燃料をリザーバに搬送し、リザーバ内の圧力を表す圧力信号が検出される形式の漏れ識別装置において、
    漏れを識別するための手段が設けられており、
    該手段は、エンジンブレーキ動作時に第1の時間区分(t0〜t1)で、圧力信号が所期のように低下するか否かを検査し、圧力信号が所定の閾値よりも急速に低下する場合に漏れを識別し、
    漏れが識別されない場合には、時間的に第1の時間区分(t0〜t1)の後に続く第2の時間区分(t1〜t2)で、圧力を目標値に維持するためにポンプに印加される調整量(PS)を少なくとも1つの最大値と比較し、前記調整量(PS)が最大値よりも大きい場合に漏れを識別し、前記第2の時間区分の持続はエンジンブレーキ動作が終わる時に終了するように構成されている、
    ことを特徴とする漏れ識別装置。
JP20892399A 1998-07-23 1999-07-23 内燃機関の燃料供給装置における漏れ識別方法および漏れ識別装置 Expired - Fee Related JP4382199B2 (ja)

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