JP4376456B2 - 化合物 - Google Patents
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Description
本発明は、イオン構造をもち、有機遷移金属化合物との組み合わせによって触媒を形成し、オレフィンの重合に有利に使用することができる化合物に関する。
【0002】
チーグラータイプの、第4族の金属を含む角度を持ったメタロセンを基礎とする触媒は、α−オレフィンの工業的重合に使用することができる、新しい触媒の時代を形成している(H.H.Brinzinger,D.Fischer, R.Muelhaupt, R.Rieger,R.Waymouth, Angew. Chem. 1995,107,1255-1283参照)。
【0003】
活性な触媒を得るために、メタロセン錯体は大過剰のメチルアルミノキサン(MAO)と処理される(H.Sinn,W.Kaminsky, Adv. Organomet.Chem.,1980,18,99参照)。助触媒の高い価格は別として、得られるポリマー中に高含量でアルミニウムが存在するという欠点を持つ。このために、化学量論量をはるかに超える量の活性化剤を使用しない新しい活性化方法が開発されてきている。「カチオン様」のメタロセン重合触媒の合成が、J.Am.Chem.Soc. 1991, 113,3623頁に記載されている。ここでは、メタロセンに対して化学量論量のトリスペンタフルオロフェニルボランの使用により、アルキル−メタロセン化合物からアルキル基が抜き取られる。
【0004】
EP−A−0427697には、この合成の原理、および電荷を帯びていないメタロセン種(例えばCp2ZrMe2)、ルイス酸(例えばB(C6F5)3)およびアルキルアルミニウムを含む、対応する触媒が請求の範囲に記載されている。上記記載の原理に従った式LMX+XA-の塩の製造方法がEP−A−0520732の請求の範囲に記載されている。
【0005】
EP−A−0558158は双性イオン触媒を、ジアルキルメタロセン化合物および式[R3NH]+[BPh4]-の塩から製造することが記載されている。このような塩を例えばCp*ZrMe2と反応させると、プロトン化され、メタンが脱離してメチル−ジルコノセンカチオンを中間体として得られる。これは、C−Hの活性化により反応して、双性イオンCp*Zr+−(m−C6H4)−BPh3 -を与える。この双性イオンのなかでは、Zr原子はフェニル環の炭素原子と共有結合しており、アゴスチック(agostic)な水素結合により安定化されている。
【0006】
US−A−5348299は、ジメチルアニリニウム塩と過フッ素化テトラフェニルボラートを使用する、対応する系を請求の範囲に記載している。ボラート塩の活性化の効果は別として、配位子の球形は、反応の平衡において重要な影響を与えている。大きな嵩高い配位子は、主としてメタロセニウムフラグメントの2量化を防いでおり、触媒的に活性種の側に平衡を移している。前述した単核ボラートアニオンは4個のアリール配位子を有しており、配位子上に嵩高い基が結合している結果として、反応の平衡に影響を与えている(WO95/24268)。これらの系の欠点は、合成の複雑さ、得られるメタロセニウム錯体の過敏性である。
【0007】
本発明の目的は、嵩高い配位子の有利を保ち、嵩高いアリール配位子に存在する不利を回避した、新規な配位子系をもった化合物を提供することにある。
本発明者らは、この目的が式Iの化合物により達成されることを見出した。
【0008】
【化3】
但し、
M1が周期表の第IIa族、第IIIa族、第IVa族または第Va族の原子を表し、
xが0または1を表し、
yが0または1を表し、
zが0または1を表し、
Aが、周期表の第Ia族、第IIa族、第IIIa族のカチオン、カルベニウム、オキソニウム、ホスホニウムまたはスルホニウムカチオン、または4級アンモニウム化合物を表し、
Qが各々2位および12位でM1と結合する、式(II)
【0009】
【化4】
(但し、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7およびR8が、同一かまたは異なっていてもよく、各々ハロゲン原子、C 1〜C20アルキル、C1〜C20ハロアルキル、C1〜C10アルコキシ、C6〜C40アリール、C6〜C40ハロアリール、C6〜C40アリールオキシ、C7〜C40アリールアルキル、C7〜C40ハロアリールアルキルもしくはC7〜C40ハロアルキルアリールまたはOSiR3 9基を表し、
R9が、同一かまたは異なっていてもよく、各々C 1〜C20アルキル、C1〜C20ハロアルキル、C1〜C10アルコキシ、C6〜C40アリール、C6〜C40ハロアリール、C6〜C40アリールオキシ、C7〜C40アリールアルキル、C7〜C40ハロアリールアルキルまたはC7〜C40ハロアルキルアリールを表し、 さらに2以上のR1からR8は、単環または多環を形成するために、互いに結合してもよい)で表されるビフェニル骨格に基づく配位子を表す。]
M1がホウ素の化合物が好ましく、式(III)の構造を有する。
【0010】
【化5】
[但し、
Aが、周期表の第Ia族、第IIa族、第IIIa族のカチオン、カルベニウム、オキソニウム、ホスホニウムまたはスルホニウムカチオン、または4級アンモニウム化合物を表し、
Q1およびQ2が、同一かまたは異なっていてもよく、各々Qが下記の式(II)に示された基に対応し、2位と12位でBと結合するビフェニル骨格に基づく配位子を表す。]
M1がリンの化合物も好ましく、式(IV)の構造を有する。
【0011】
【化6】
Aが、周期表の第Ia族、第IIa族、第IIIa族のカチオン、カルベニウム、オキソニウム、ホスホニウムまたはスルホニウムカチオン、または4級アンモニウム化合物を表し、
Q1、Q2、Q3が、同一か、または異なっていてもよく、各々Qが式(II)で定義され、2位と12位でPと結合するビフェニル骨格に基づく配位子を表す。]
特に好ましく、しかし限定はしない新規な式(III)および(IV)の化合物の例は、以下の化合物である。
【0012】
【化7】
【0013】
新規な式(1)の化合物は、例えば以下の反応図式に従って製造することができる。
【0014】
【化8】
但し、Bsが塩基、好ましくは周期表の第Ia族、第IIa族の元素または有機リチウム化合物またはグリニャール化合物を表し、
Xが、互いに独立していて、同一か、または異なっていてもよく、それぞれ脱離基、好ましくは水素またはハロゲン原子を表し、
Yが、互いに独立していて、同一か、または異なっていてもよく、それぞれ脱離基、好ましくは水素またはハロゲン原子を表し、
M1が、周期表の第IIa族、IIIa族、IVa族またはVa族の元素を表し、
Aが、周期表の第Ia族、IIa族、IIIa族のカチオン、カルベニウム、オキソニウム、またはスルホニウムカチオンまたは4級アンモニウム化合物を表し、
aが2または3を表し、
bが2から5の整数を表し、
cは2から5の整数を表す。
【0015】
本発明の化合物は、メタロセンと共に、オレフィンの重合、特にエチレン、プロピレン、またはノルボルナジエンの単独重合体または共重合体の製造および官能基を有するオレフィンの重合の触媒として使用することができる。
【0016】
以下の実施例に従って本発明を説明する。
【0017】
実施例1:2,2'−ジブロモオクタフルオロビフェニルの合成
10gの1,2−ジブロモテトラフルオロベンゼン(32ミリモル)および100mlのジエチルエーテルをともに反応容器に入れ、−78℃に冷却する。15mlのn−ブチルリチウム(2.5Mヘキサン溶液)を滴下し、混合物を1時間攪拌する。次いで過剰量の四塩化チタンを添加し、混合物をさらに4時間、−78℃で攪拌する。懸濁物を室温まで昇温し、さらに10時間攪拌する。それから水で加水分解を行う。水層を多数回ジエチルエーテルで振とうし、次いで有機層を合わせ硫酸マグネシウムで乾燥する。溶媒を取り去り、残渣を1:1のジエチルエーテル/n−ペンタンの混合液から再結晶する。
19F−NMR CDCl3:−127.5ppm(m、2F、3,3'−F)、−134.6ppm(m、2F、6,6'−F)、−149.9ppm(m、2F、4,4'−F)、−154.3ppm(m、2F、5,5'−F)
【0018】
実施例2:N,N−ジメチルアニリニウムビス(2,2'−オクタフルオロビフェニル)ボラートの合成
4.6g(10ミリモル)の2,2'−ジブロモオクタフルオロビフェニルと、30mlのジエチルエーテルをともに反応容器に入れ、−78℃で攪拌する。8mlのn−ブチルリチウム(2Mヘキサン溶液)を続いて滴下し、懸濁液を−78℃で2時間攪拌する。5mlの三塩化ホウ素(1Mヘキサン溶液)をそれから滴下して加え、懸濁物を室温まで昇温する。溶媒を減圧下除去し、残渣を100mlのペンタンとともに攪拌する。続いて0.79gのN,N−ジメチルアニリニウムクロリドを一度に少量づつ加え、混合物をさらに5時間攪拌する。得られた固体を濾別し、50mlの塩化メチレンで抽出する。得られた濾液を減圧下蒸発させ、得られた固体を塩化メチレン/ペンタン(1:1)混合液から再結晶する。
19F−NMR CDCl3:−137.2ppm(m、2F、3,3'−F)、−138.4ppm(m、2F、6,6'−F)、−159.9ppm(m、2F、4,4'−F)、−160.9ppm(m、2f、5,5'−F)
【0019】
実施例3:トリフェニルカルベニウムビス(2,2'−オクタフルオロビフェニル)ボラートの合成
4.6g(10ミリモル)の2,2'−ジブロモオクタフルオロビフェニルおよび30mlのジエチルエーテルをともに反応容器にいれ、−78℃で攪拌する。8mlのn−ブチルリチウム(2Mヘキサン溶液)を滴下し、懸濁液を−78℃で2時間攪拌する。5mlの三塩化ホウ素(1Mヘキサン溶液)を滴下し、懸濁液を室温まで昇温する。溶媒を減圧下除去し、残渣を100mlのペンタン中で攪拌する。引き続いて、1.39gのトリフェニルクロロメタンを少量づつ一度に加え、混合物をさらに10時間攪拌する。得られた固体を濾別し、70mlの塩化メチレンで抽出する。得られた濾液を減圧下蒸発させ、得られた固体を塩化メチレン/ペンタン(1:1)混合液から再結晶する。
19F−NMR CDCl3:−137.4ppm(m、2F、3,3'−F)、−138.8ppm(m、2F、6,6'−F)、−160.4ppm(m、2F、4,4'−F)、−161.3ppm(m、2F、5,5'−F)
【0020】
実施例4:トリフェニルカルベニウムトリス(2,2'−オクタフルオロビフェニル)ホスファートの合成
5.93g(12ミリモル)の2,2'−ジブロモオクタフルオロビフェニルおよび30mlのジエチルエーテルをともに反応容器内に入れ、−78℃で攪拌する。9.6mlのn−ブチルリチウム(2.5Mヘキサン溶液)を続いて滴下し、懸濁液を−78℃で2時間攪拌する。10mlのエーテルに溶解した0.83gの五塩化リンを滴下して加え、懸濁液を室温まで昇温する。溶媒を減圧下除去し残渣を100mlのペンタンとともに攪拌する。続いて、1.10gのトリフェニルクロロメタンを一度に少量づつ加え、混合物をさらに10時間攪拌する。得られた固体を濾別し、70mlの塩化メチレンで抽出する。得られた濾液を減圧下蒸発させ、得られた固体を塩化メチレン/ペンタン(1:1)混合液から再結晶する。
19F−NMR CDCl3:−133.9ppm(m、2F、3,3'−F)、−134.4ppm(m、2F、6,6'−F)、−157.4ppm(m、2F、4,4'−F)、−158.5ppm(m,2F、5,5'−F)
【0021】
実施例5:N,N−ジメチルアニリニウムトリス(2,2'−オクタフルオロビフェニル)の合成
5.93g(12ミリモル)の2,2'−ジブロモオクタフルオロビフェニルおよび30mlのジエチルエーテルをともに反応容器内に入れ、−78℃で攪拌する。9.6mlのn−ブチルリチウム(2.5Mヘキサン溶液)を続いて滴下し、懸濁液を−78℃で2時間攪拌する。10mlのエーテルに溶解した0.83gの五塩化リンを滴下して加え、懸濁液を室温まで昇温する。溶媒を減圧下除去し残渣を100mlのペンタンとともに攪拌する。続いて、N,N−ジメチルアニリニウムクロリドを一度に少量づつ加え、混合物をさらに5時間攪拌する。得られた固体を濾別し、70mlの塩化メチレンで抽出する。得られた濾液を減圧下蒸発させ、得られた固体を塩化メチレン/ペンタン(1:1)混合液から再結晶する。
19F−NMR CDCl3:−133.1ppm(m、2F、3,3'−F)、−133.6ppm(m、2F、6,6'−F)、−157.0ppm(m、2F、4,4'−F)、−158.1ppm(m,2F、5,5'−F)
Claims (4)
- 式Iで表される化合物。
Aが、周期表の第Ia族、第IIa族、第IIIa族のカチオン、カルベニウムカチオン、オキソニウムカチオン、ホスホニウムカチオンまたはスルホニウムカチオン、または4級アンモニウム化合物を表し、
Qが、Bと2位と12位で結合する、式(II)
R9が、同一または異なっていてもよく、各々C 1 〜C 20 アルキル、C 1 〜C 20 ハロアルキル、C 1 〜C 10 アルコキシ、C 6 〜C 40 アリール、C 6 〜C 40 ハロアリール、C 6 〜C 40 アリールオキシ、C 7 〜C 40 アリールアルキル、C 7 〜C 40 ハロアリールアルキル、C 7 〜C 40 ハロアルキルアリールを表すか、2以上のR 1 からR 8 は、単環または多環を形成するために、互いに結合してもよい)で表されるビフェニル骨格に基づく配位子を表す。] - 式IIIで表される化合物。
Aが、周期表の第Ia族、第IIa族、第IIIa族のカチオン、カルベニウム、オキソニウム、ホスホニウムまたはスルホニウムカチオン、または4級アンモニウム化合物を表し、
Qが、Pと2位と12位で結合する、式(II)
R9が、同一または異なっていてもよく、各々C 1 〜C 20 アルキル、C 1 〜C 20 ハロアルキル、C 1 〜C 10 アルコキシ、C 6 〜C 40 アリール、C 6 〜C 40 ハロアリール、C 6 〜C 40 アリールオキシ、C 7 〜C 40 アリールアルキル、C 7 〜C 40 ハロアリールアルキル、C 7 〜C 40 ハロアルキルアリールを表すか、2以上のR 1 からR 8 は、単環または多環を形成するために、互いに結合してもよい)で表されるビフェニル骨格に基づく配位子を表す。] - 式(II)において、2個以上のR1からR8基が、単環または多環を形成するために、互いに結合する、請求項1又は2に記載の化合物。
- オレフィンの重合の成分としての、請求項1から3いずれか1項に記載の化合物の使用法。
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