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JP4375401B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インクジェット記録装置に係り、特に、光を照射することによって硬化する光硬化型のインクを用いて画像記録を行うインクジェット記録装置に関するものである。
一般に、少量多品種の需要に対して臨機応変に対応できるインクジェット記録装置として、従来よりインクジェット方式の記録装置(以下「インクジェット記録装置」と称する。)が知られている。インクジェット記録装置は、記録ヘッドの記録媒体に対向する面に設けられたノズルからインクを吐出して記録媒体上に着弾、定着させることにより記録媒体に画像を記録するものであり、従来のグラビア印刷方式やフレキソ印刷方式による画像記録手段と異なって製版工程を必要としないため少量の需要にも簡易かつ迅速に対応することができるという特徴を有している。また、騒音が少なく多色のインクを用いることによってカラーでの画像記録も容易に行うことができるという長所がある。
さらに近年は、様々な記録媒体に対応可能なインクジェット記録装置として、光硬化型インクを用いたインクジェット記録装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。これは、紫外線等の光に対して所定の感度を有する光開始剤が含有された光硬化型インクを用い、記録媒体上に着弾したインクに光を照射することで、インクを硬化させ記録媒体上に定着させるものである。このような光硬化型インクを用いたインクジェット記録装置は、インク着弾後、光を照射することによりインクが瞬時に硬化するため、記録媒体へのインクの浸透や滲みが少なく、普通紙はもとより、インク受容層を持たずインク吸収性の全くないプラスチックや金属等の記録媒体に対しても画像記録を行うことが可能である。
しかし、一般に、水性インクや油性インクを用いてインク受容層をもつ記録媒体を用いて画像記録を行う場合にはインクの大部分が記録媒体に吸収されるのに対して、光硬化型インクを用いてインク受容層を持たない記録媒体に対して画像記録を行う場合には、インクは光が照射されると同時に硬化定着し記録媒体に吸収されないため、記録媒体表面にインクが残留して、インク着弾部分が隆起した状態でインクが硬化する。
このため、記録画像の表面にざらつきや凹凸が生じることによって目視した場合に光沢感のばらつきとして認識される。これにより、画像全体としての画質が低下して、高精細な画像記録を行うことができないという問題がある。
他方で、インクジェット記録装置においては、インクを吐出する記録ヘッドのノズル部分にインクが付着すること等によりインクの吐出方向が曲がる吐出曲がりを生じる等の原因により、インクの着弾位置がずれることがある。このため、理論画素と同じ大きさのドットを形成するようにインクを吐出させるとインクの着弾位置がわずかでもずれた場合にドットの間に隙間を生じてしまい、記録画像に筋が発生して、画質が低下するという問題もある。このため、インクを理論画素よりも大きいドットを形成するように吐出させる必要があり、記録画像の表面にざらつきや凹凸が生じるという問題は一層顕著となる。
このような問題に対しては、従来、複数色のインクを吐出する記録ヘッドを用い同一の画素に複数のインクを重ねて印字することによりカラー画像を記録する場合に、単位面積あたりのインク量が一定量に達すると各色のインクの比率に応じてインク量を減少させて全体としてのインク量を調整する技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−310454号公報 特許3363773号公報
しかしながら、このような技術は複数色のインク間でそれぞれのインク量を調整するものであるため、各インクをそれぞれ単一で吐出させる場合には適切にインク量を調整することができず、記録画像の表面にざらつきや凹凸が生じることを防止できないという問題があった。
そこで、本発明は以上のような課題を解決すべくなされたものであり、各インクをそれぞれ単一で吐出させる場合にも適切にインク量を調整し、画像表面にざらつきや凹凸のない高精細な画像記録を行うことのできるインクジェット記録装置を提供することを目的とするものである。
上記目的は以下の各項に記載のインクジェット記録装置により達成される。
(1)光を照射することによって硬化する光硬化型インクを記録媒体上に吐出する記録ヘッドと、吐出された前記インクに光を照射する光源を備える光照射装置と、前記光照射装置から照射される光の照射強度を測定する照射強度測定手段とを備え、一色あたりの全画素を記録する記録率を100%とするとき、前記記録ヘッドによる一色あたりの最大記録率が80%以上95%以下の範囲内となるように決定する制御部を設け、前記制御部は、前記照射強度測定手段によって測定された前記照射強度に応じて一色あたりの前記最大記録率を決定することを特徴とするインクジェット記録装置。
このような構成を有する1項に記載の発明においては、制御部が一色あたりの最大記録率を80%以上95%以下の範囲内となるように決定し記録ヘッドから所定量のインクを吐出させるようになっている。
また、制御部が光照射装置から照射される光の照射強度に応じて一色あたりの最大記録率を決定し、光の照射強度に適したインク量で画像記録を行うことができるようになっている。
(2)光を照射することによって硬化する光硬化型インクを記録媒体上に吐出する記録ヘッドと、吐出された前記インクに光を照射する光源を備える光照射装置とを備え、一色あたりの全画素を記録する記録率を100%とするとき、前記記録ヘッドによる一色あたりの最大記録率が80%以上95%以下の範囲内となるように決定する制御部を設け、前記制御部は、画像記録時の画像記録速度に応じて一色あたりの前記最大記録率を決定することを特徴とするインクジェット記録装置。
このような構成を有する2項に記載の発明においては、制御部が一色あたりの最大記録率を80%以上95%以下の範囲内となるように決定し記録ヘッドから所定量のインクを吐出させるようになっている。
また、制御部が画像記録速度に応じて一色あたりの最大記録率を決定し、画像記録速度によって変化するインクの硬化タイミングに適したインク量で画像記録を行うことができるようになっている。
(3)前記制御部は、画像記録時の画像記録速度に応じて一色あたりの前記最大記録率を決定することを特徴とする1項に記載のインクジェット記録装置。
このような構成を有する3項に記載の発明においては、制御部が画像記録速度に応じて一色あたりの最大記録率を決定し、画像記録速度によって変化するインクの硬化タイミングに適したインク量で画像記録を行うことができるようになっている。
)前記制御部は、前記記録媒体の種類に応じて一色あたりの前記最大記録率を決定することを特徴とする1から3項の何れか1項に記載のインクジェット記録装置。
したがって、4項に記載の発明では、制御部が記録媒体の種類に応じて一色あたりの最大記録率を決定し、記録媒体のインク吸収性や表面エネルギーの大小等に適したインク量で画像記録を行うことができるようになっている。
)前記制御部は、解像度に応じて一色あたりの前記最大記録率を決定することを特徴とする1から4項の何れか1項に記載のインクジェット記録装置。
このように、項に記載の発明は、制御部が解像度に応じて一色あたりの最大記録率を決定し、所望の解像度に適したインク量で画像記録を行うことができるようになっている。
)前記記録ヘッドの周囲の温度又は湿度のうち少なくとも何れか一方を測定する測定手段を備え、前記制御部は、前記測定手段によって測定された前記記録ヘッドの周囲の温度又は湿度のうち少なくとも何れか一方に応じて一色あたりの前記最大記録率を決定することを特徴とする1から5項のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
したがって、項に記載の発明によれば、制御部が記録ヘッド周囲の温度又は湿度に応じて一色あたりの最大記録率を決定し、温度又は湿度条件に適したインク量で画像記録を行うことができるようになっている。
(7)前記記録ヘッドは各色のインクごとに複数配置され、前記制御部は、インクの種類に応じて一色あたりの前記最大記録率を決定することを特徴とする1から6項のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
このように、7項に記載の発明は、複数色のインクを用いて画像記録を行う場合に、制御部がインクの種類に応じて一色あたりの最大記録率を決定し、各インクに適したインク量で画像記録を行うことができるようになっている。
(8)前記制御部は、前記記録ヘッドから吐出させるインクの液滴量又はインクの液滴数のうち、少なくともいずれか一方を制御することが可能であり、前記制御部は、前記インクの液滴量又は前記インクの液滴数に応じて一色あたりの前記最大記録率を決定することを特徴とする1から7項のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
このような構成を有する8項に記載の発明は、制御部がインクの液滴量又は液滴数に応じて一色あたりの最大記録率を決定し、全体のインク量の調整を行うようになっている。
(9)前記制御部は、前記最大記録率を決定した後、前記インクジェット記録装置に適した画像の多値化処理を行い、一色あたりの記録を行う画素を決定し、記録を行うと決定された画素にインクを吐出するように前記記録ヘッドを制御することを特徴とする1から8項のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
このような構成を有する9項に記載の発明は、制御部が一色あたりの最大記録率を決定した後にこの記録率を最大記録率として、前記インクジェット記録装置に適した画像の多値化処理を行い、記録を行う画素を決定するようになっている。
本発明によれば次のような効果を得ることが出来る。
前記1項に係る発明によれば、インクを理論画素よりも大きいドットを形成するように吐出させながら一色あたりのインク量を少なくすることができる。これにより、インク量過多による記録画像表面のざらつきや凹凸の発生を防止することができるとともに、吐出曲がり等が生じている場合でもドット間に筋が生じることもない。また、一色あたりの最大記録率を80%以上95%以下の範囲内とすることにより、記録画像を視認した際に画像が薄く見える等画質に影響を与えることもなく高精細な画像記録を行うことができるという効果を奏する。また、記録媒体上に吐出されたインクの硬化具合は光照射装置の光照射量に応じて異なり、光照射量が多ければ記録媒体に着弾後すぐにインクが硬化するが、光照射量が少ない場合にはインクは着弾後すぐに硬化せず周囲に広がって平滑化する。このようなインクの硬化具合の違いを考慮して一色あたりの最大記録率を決定することにより、インク硬化までに必要とされる走査回数が異なるような場合でも適切に対応することができ、常に高精細な画像記録を行うことができるという効果を奏する。
前記2項に係る発明によれば、インクを理論画素よりも大きいドットを形成するように吐出させながら一色あたりのインク量を少なくすることができる。これにより、インク量過多による記録画像表面のざらつきや凹凸の発生を防止することができるとともに、吐出曲がり等が生じている場合でもドット間に筋が生じることもない。また、一色あたりの最大記録率を80%以上95%以下の範囲内とすることにより、記録画像を視認した際に画像が薄く見える等画質に影響を与えることもなく高精細な画像記録を行うことができるという効果を奏する。また、光硬化型のインクを用いて画像記録を行う場合、画像記録速度が速いと記録媒体上に吐出されたインクに即座に光が照射されることによりインクが着弾後すぐに硬化する。これに対して、画像記録速度が遅いと記録媒体上に吐出されたインクにすぐに光が照射されないことによりインクが着弾後硬化するまでの間に周囲に広がって平滑化する。このようなインクの硬化タイミングを考慮して一色あたりの最大記録率を決定することにより、例えば、画像記録速度の異なる記録動作を切り替えて行うことのできるインクジェット記録装置においても高精細な画像記録を行うことができるという効果を奏する。
前記3項に係る発明によれば、光硬化型のインクを用いて画像記録を行う場合、画像記録速度が速いと記録媒体上に吐出されたインクに即座に光が照射されることによりインクが着弾後すぐに硬化する。これに対して、画像記録速度が遅いと記録媒体上に吐出されたインクにすぐに光が照射されないことによりインクが着弾後硬化するまでの間に周囲に広がって平滑化する。このようなインクの硬化タイミングを考慮して一色あたりの最大記録率を決定することにより、例えば、画像記録速度の異なる記録動作を切り替えて行うことのできるインクジェット記録装置においても高精細な画像記録を行うことができるという効果を奏する。
記録媒体はその種類によりインク吸収性や表面エネルギーの大小等が異なるため、記録媒体に着弾した後のインクの広がり方は記録媒体の種類によって異なる。前記4項に係る発明によれば、記録媒体に応じて一色あたりの最大記録率を決定するので、インク量の調整を適切に行うことができ、高精細な画像記録を行うことができるという効果を奏する。
解像度によって一画素あたりに吐出されるインクのドットの数が異なるが、前記5項に係る発明によれば、解像度に応じて一色あたりの最大記録率を決定することにより全体のインク量の調整を適切に行うことができ、高精細な画像記録を行うことができるという効果を奏する。
インクは記録ヘッド周囲の温度が低い場合や湿度が高い場合には硬化し難く、記録媒体に着弾後すぐに硬化せず周囲に広がって平滑化するが、温度が高い場合や湿度が低い場合には硬化し易いという特性を有する。前記6項に係る発明によれば、このようなインクの特性を考慮して一色あたりの最大記録率を決定することにより、高精細な画像記録を行うことができるという効果を奏する。
複数色のインクを用いて画像記録を行う場合、インクが濃色であるか淡色であるか等によりインク量が多い場合の画像への影響が異なる。また、インクの種類によって硬化の仕方に差異がある場合もある。前記7項に係る発明によれば、インクの種類に応じて一色あたりの最大記録率を決定するため、様々なインクに対応して高精細な画像記録を行うことができるという効果を奏する。
前記8項に係る発明によれば、前記記録ヘッドから吐出されるインクの液滴量又は液滴数を考慮して一色あたりの最大記録率を決定するので、全体のインク量の調整を適切に行うことができ、高精細な画像記録を行うことができるという効果を奏する。
前記9項に係る発明によれば、一色あたりの最大記録率を決定した後さらにディザ法又は誤差拡散法等の多値化処理による調整を行うため、多値化後に記録を行う記録装置において、多値化後に最大印字率を決定する場合と比較して画像処理を迅速に行うことができるとともに、全体のインク量を適切に調整することができ、高精細な画像記録を行うことができるという効果を奏する。
本発明に係るインクジェット記録装置の第一実施形態の要部構成を示した上面図である。 本実施の形態に係るインクジェット記録装置の第一実施形態の制御構成の概略を示した要部ブロック図である。 図3(a)は、本発明に係るインクジェット記録装置の第一実施形態におけるインク吐出量決定処理に関するLUTの内容を具体的に示した図である。図3(b)は、インク吐出量に対応する最大記録率を規定するLUTの内容を具体的に示した図である。図3(c)は、インク種類別の補正量を規定するLUTの内容を具体的に示した図である。 記録媒体とインクのドットの広がり方との関係を示したグラフである。 本実施の形態に係るインクジェット記録装置の第二実施形態の制御構成の概略を示した要部ブロック図である。 図6(a)は、本発明に係るインクジェット記録装置の第一実施形態におけるキャリッジの主走査速度の決定処理に関するLUTの内容を具体的に示した図である。図6(b)は、主走査速度に対応する最大記録率を規定するLUTの内容を具体的に示した図である。 本発明に係るインクジェット記録装置の一実施例として、環境温度、環境湿度、キャリッジ速度と一色あたりの記録率との関係において、記録画像を視認したときに画像表面に凹凸が看取できるか否かを評価した表である。 本発明に係るインクジェット記録装置の一実施例として、環境温度、環境湿度、キャリッジ速度、インクの吐出量と一色あたりの記録率との関係において、記録画像を視認したときに画像表面に凹凸が看取できるか否かを評価した表である。 本発明に係るインクジェット記録装置の一実施例として、環境温度、環境湿度、キャリッジ速度、インクの種類と一色あたりの記録率との関係において、記録画像を視認したときに画像表面に凹凸が看取できるか否かを評価した表である。 本発明に係るインクジェット記録装置の一実施例として、環境温度、環境湿度、プラテンの温度、紫外線量と一色あたりの記録率との関係において、記録画像を視認したときに画像表面に凹凸が看取できるか否かを評価した表である。 本発明に係るインクジェット記録装置の一実施例として、環境温度、環境湿度、プラテンの温度、紫外線量と一色あたりの記録率との関係において、記録画像を視認したときに画像表面に凹凸が看取できるか否かを評価した表である。
以下、図1から図4を参照しつつ、本発明に係るインクジェット記録装置1の第一の実施形態について説明する。
まず、図1に示すように、本実施の形態において、インクジェット記録装置1は、シリアルプリント方式によるインクジェット記録装置1であり、このインクジェット記録装置1には、平板状に形成され記録媒体Pを非記録面から支持するプラテン2が設けられている。
プラテン2の上方には、プラテン2の長手方向に延在する棒状のガイドレール3が設けられている。このガイドレール3には、キャリッジ4が支持されており、キャリッジ4はキャリッジ駆動機構11(図2参照)によりガイドレール4に沿って主走査方向Xに往復移動自在となっている。
また、インクジェット記録装置1には、複数の搬送ローラ5等により構成され、主走査方向Xと直交する副走査方向Yに記録媒体Pを送るための記録媒体搬送機構12(図2参照)が設けられている。記録媒体搬送機構12は、搬送ローラ5を回転させることによって、画像記録時において、キャリッジ4の動作に合わせて記録媒体Pの搬送と停止とを繰り返し、記録媒体Pを副走査方向Yの上流側から下流側に間欠的に搬送するようになっている。
図1に示すように、キャリッジ4には、本実施形態におけるインクジェット記録装置1で使用される各色(ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)。)に対応した4つの記録ヘッド6が搭載されている。各記録ヘッド6は、外形が略直方体状に形成されており、長手方向が互いに平行となるように並んで配置されている。記録ヘッド6の記録媒体Pに対向する面には、記録ヘッド6の長手方向に沿って列状に形成された複数のインク吐出口(図示せず)が設けられ、各記録ヘッド6はインク吐出口からそれぞれインクを吐出させるようになっている。なお、インクジェット記録装置1で使用されるインクはこれに限定されず、例えば、ライトイエロー(LY)、ライトマゼンタ(LM)、ライトシアン(LC)等の色を使用することもできる。この場合には、各色に対応した記録ヘッドがキャリッジに搭載される。
記録ヘッド6のうちキャリッジ4の側壁と隣接して設けられている記録ヘッド6とキャリッジ4の両側壁との間には、光照射装置としての紫外線照射装置7が配設されている。
紫外線照射装置7は、記録媒体Pの上に吐出され着弾したインクを硬化定着させる光として紫外線を照射する紫外線光源(図示せず)を有している。この紫外線光源としては、例えば高圧水銀ランプ、低圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、半導体レーザー、冷陰極管、エキシマーランプ、又はLED(Light Emitting Diode)等を適用することが可能である。
本実施形態に用いられるインクは、光としての紫外線が照射されることにより硬化する性質を具備する光硬化型インクであり、主成分として、少なくとも重合性化合物(公知の重合性化合物を含む。)と、光開始剤と、色材とを含むものである。上記光硬化型インクは、重合性化合物としてラジカル重合性化合物を含むラジカル重合系インクとカチオン重合性化合物を含むカチオン重合系インクとに大別されるが、この両系のインクが本実施形態に用いられるインクとしてそれぞれ適用可能である。また、ラジカル重合系インクとカチオン重合系インクとを複合させたハイブリッド型インクを本実施形態に用いられるインクとして適用してもよい。しかしながら、酸素による重合反応の阻害作用が少ない又は無いカチオン重合系インクの方が機能性、汎用性に優れるため、特に、カチオン重合系インクを用いることが好ましい。カチオン重合系インクは、少なくともオキセタン化合物,エポキシ化合物,ビニルエーテル化合物等のカチオン重合性化合物と、光カチオン開始剤と、色材とを含む混合物である。
また、記録媒体Pとしては、普通紙、再生紙、光沢紙等の各種紙、各種布地、各種不織布、樹脂、金属、ガラス等の種々の材質からなる記録媒体Pが適用可能である。また、記録媒体Pの形態としては、ロール状、カットシート状、板状等の各種形態が適用可能である。
次に、図2を参照しつつ、本実施形態におけるインクジェット記録装置1の制御構成について説明する。
インクジェット記録装置1を制御するための制御部8が設けられており、この制御部8は、例えば、図示しないCPUを備えている。また、制御部8は、各種の処理プログラム等を格納するROM(Read Only Memory)や画像データ等を一時記憶するRAM(Random Access Memory)(いずれも図示せず)等から構成される記憶部9を有している。制御部8は、ROMに記録された処理プログラムをRAMの作業領域に展開してCPUによりこの処理プログラムを実行するようになっている。
また、インクジェット記録装置1は、記録媒体Pの種類や画像記録条件等を入力する入力部10を有しており、入力部10から入力された情報は、制御部12に送られるようになっている。入力部10は、例えばキーボードや操作パネルであり、ユーザーは入力部10を操作することにより画像記録に用いる記録媒体Pや所望の解像度等を選択、設定することができるようになっている。
また、制御部8には、記録画像に関する画像データが送られるようになっており、制御部8は、送られてきた画像データについて画像記録に適した画像の多値化処理を行った上で、入力部10から入力された情報等に基づき記録ヘッド6を動作させる。これにより、各記録ヘッド6から適切な吐出量のインクが吐出され、記録媒体P上に所定の画像を記録されるようになっている。ここで、インクの吐出量とは記録ヘッド6の吐出口から吐出されるインク滴一滴の液滴量と吐出される液滴数との積であり、制御部8は決定された吐出量のインクを吐出するように各記録ヘッド6から吐出させるインクの液滴量又は液滴数を制御してインク量を調整するようになっている。なお、画像の多値化処理としては、例えば、ディザ法又は誤差拡散法等を用いることができる。
さらに、制御部8は、キャリッジ駆動機構11を制御してキャリッジ4を主走査方向Xに往復移動させるとともに、キャリッジ4の動作に合わせて記録媒体Pを副走査方向Yに搬送させるように、記録媒体搬送機構12の動作を制御するようになっている。
また、制御部8は、紫外線光源から紫外線を照射させるように紫外線照射装置7を制御するようになっている。
記憶部9には、例えば、インクジェット記録装置1の各部の動作に関する各種制御プログラム(図示せず)及び各種プログラムの実行に係る制御データ(図示せず)等の各種のデータ等が記憶されおり、インク吐出量ルックアップテーブル(以下、「インク吐出量LUT」と称する。)、最大記録率ルックアップテーブル(以下、「最大記録率LUT」と称する。)、インク種類別補正量ルックアップテーブル(以下、「インク種類別補正量LUT」と称する。)等が格納されている。制御部8は必要に応じてこれら各種のプログラム、LUT等をROMから読み出してRAMの作業領域に展開し、装置各部を制御するとともに、画像記録における最大記録率を決定するようになっている。
ここで、インク吐出量LUTとは、図3(a)に示すように、記録媒体P及び所望の解像度に対応するインクの吐出量が規定されているものである。
図4に示すように、インクは着弾する記録媒体Pのインク吸収性や表面エネルギーの大小によって着弾後のドットの広がり方に差異を生じる。例えば、インク吸収性の低い記録媒体や表面エネルギーの大きい記録媒体P(例えば図4におけるメディアC)に着弾した場合には、インクは記録媒体P上で広がり難いため、吐出させるインク量を多くする必要がある。逆に、インク吸収性の高い記録媒体PやPET(ポリエチレンテレフタレート)のように表面エネルギーの小さい記録媒体P(例えば図4におけるメディアA)に着弾した場合には、インクは記録媒体P上で広がり易いため、吐出させるインク量を少なくすることができる。また、解像度が高いほど画像が細分化されて一画素が小さくなるため、一画素に吐出されるインクの吐出量は少なくなる。このように、記録媒体Pの種類と解像度によってインクの吐出量が変化することから、インク吐出量LUTは、記録媒体P及び解像度とインクの吐出量とを対応付けたものである。
例えば、図3(a)のように、記録媒体Pが普通紙等のインク吸収性の高いものである場合や表面エネルギーの小さいものである場合(記録媒体a又はb)であって、所望の解像度が720dpiと高解像度である場合には、一画素あたりに吐出させるインクの液滴数は2滴と少なくなる。これに対して、同じ記録媒体Pであっても所望の解像度が360dpiと低解像度である場合には、一画素あたりに吐出させるインクの液滴数は7滴又は8滴と多くなる。また、記録媒体Pがインク吸収性の低いものである場合や表面エネルギーの大きいものである場合(記録媒体c又はd)であって、所望の解像度が360dpiと低解像度である場合には、一画素あたりに吐出させるインクの液滴数は10滴又は12滴と多くなり、記録媒体Pが同じであっても所望する解像度が720dpiと高解像度である場合には、一画素あたりに吐出させるインクの液滴数は3滴と少なくなる。なお、図3(a)はインク吐出量LUTの一例であり、インク吐出量LUTはここに示したものに限定されない。例えば、インク吐出量を対応付ける記録媒体Pの種類がさらに細分化されていてもよいし、解像度がより細かく段階付けられていてもよい。
また、最大記録率LUTとは、図3(b)に示すように、インク吐出量と画像記録に最適な最大記録率とを対応付けて規定されているものである。インク吐出量とは一画素あたりに吐出させるインクの液滴数と一滴の液滴量の積であり、最大記録率とは単位面積あたりでの記録を行う画素の、一色での最大の比率である。なお、画像表面のざらつきや凹凸の発生を防止するとともに記録画像に一定以上の濃度を確保するため、最大記録率は80%から95%の間で変動可能となっている。
また、インク種類別補正量LUTとは、図3(c)に示すように、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ライトシアン(LC)、ライトマゼンタ(LM)といったインクの種類ごとに最大記録量をどの程度補正するかという補正量を決定するためのものであり、各インクの種類とこれに対応する補正量とが対応付けられて規定されている。例えば、ブラック(K)のような濃色のインクについては、インク量の違いによって記録画像に現れる影響が大きいためインクの液滴数等により導き出された最大記録率の90%について記録を行うように補正するのに対して、イエロー(Y)やライトマゼンタ(LM)のような淡色のインクについてはインク量が多くてもそれほど画像に影響を及ぼさないためインクの液滴数等により導き出された最大記録率を補正せずにそのまま記録を行うようになっている。なお、インクの種類別補正量を定めるLUTとしては、ここに例示したものに限定されず、例えば、インクの種類によって記録媒体P上でのドットの広がり方に差異がある場合に、この差異を補正するLUTを用意してもよい。また、インクはインクの貯留容器を開封後経時的に物性が変化することがあり、これにより記録媒体P上でのドットの広がり方に差異を生じる場合もある。この場合には、このような差異を補正するLUTを用意するようにしてもよい。
次に、本実施形態の作用について説明する。
図示しない外部装置から入力された画像データがインクジェット記録装置1に送られると、送られた画像データは制御部8の記憶部9に記憶される。そして、ユーザーにより入力部10から画像記録を開始する信号、記録媒体Pの種類及び解像度等が入力されると、制御部8は記憶部9に記憶されているインク吐出量LUTを読み出して、入力された記録媒体Pの種類及び解像度に対応するインクの吐出量を決定する。インクの吐出量が決定されると、制御部8は記憶部9に記憶されている最大記録率LUTを読み出して参照しインク吐出量に対応する最大記録率を決定する。さらに、制御部8は、記憶部9からインク種類別補正量LUTを読み出して、インクの種類に応じて最大記録率の補正を行い、最終的な最大記録率を決定する。
最大記録率が決定されると、制御部8は決定された最大記録率を加味した上でディザ法又は誤差拡散法による画像データの多値化処理を行い、画像記録を行う画素を決定する。
画像記録を行う画素が決定されると、制御部8が記録媒体搬送機構12を制御することにより記録媒体Pが順次副走査方向Yの上流側から下流側に間欠搬送される。また、制御部8がキャリッジ駆動機構11を制御することによりキャリッジ4を記録媒体Pの上を主走査方向Xに沿って往復移動させるとともに、制御部8は各記録ヘッド6を制御することにより所定の吐出量のインクを所定の画素に吐出させる。記録媒体P上に吐出されたインクに紫外線照射装置7から紫外線が照射されることによりインクが硬化定着し、記録媒体P上に画像が記録される。
以上のように、本実施形態によれば、画像記録に用いる記録媒体Pやインクの種類、所望の解像度及びインクの吐出量に応じて一色あたりの最大記録率を決定するので、記録媒体Pの種類等に関わらず常に適切な量のインクによって画像記録を行うことができる。これにより、インク量過多による記録画像表面のざらつきや凹凸の発生を防止することができる。また、一色あたりの最大記録率を80%以上95%以下の範囲内とすることにより、記録画像を視認した際に画像が薄く見える等画質に影響を与えることもなく高精細な画像記録を行うことができる。さらに、ディザ法又は誤差拡散法等の多値化処理による調整を行う前に一色あたりの最大記録率の決定を行うため、多値化後に最大印字率を決定する場合と比べて画像処理を迅速に行うことができる。
なお、本実施形態においては、記録媒体Pの種類、解像度、インクの種類、インクの吐出量に応じて一色あたりの最大記録率を決定するようにしたが、これらのうちの何れか1以上の要素に基づいて最大記録率を決定してもよい。また、本実施形態では、記録媒体Pの種類、解像度及びインクの種類からまずインクの吐出量を決定し、決定されたインクの吐出量から最大記録率を導き出すようにしたが、記録媒体Pの種類、解像度及びインクの種類のうち何れか1つ又はこれらのうちの何れかを組み合わせものと最大記録率とが対応付けられているようになっていてもよい。
また、一色あたりの最大記録率は、インク量過多による記録画像表面のざらつきや凹凸の発生を防止することができる程度であればよく、必ずしも80%以上95%以下には限られない。また、記録媒体Pの種類、解像度、インクの種類、インクの吐出量との関係においてインクを多量に吐出させても記録画像表面のざらつきや凹凸の発生しないような条件下であれば、最大記録率が100%となる場合を選択できるようにしてもよい。
また、本実施形態においては、紫外線照射装置7を一群に設けられた記録ヘッド6の両側に配置するようにしたが、紫外線照射装置7の配置はこれに限定されず、各記録ヘッド6の間にもそれぞれ紫外線照射装置7を設けるようにしてもよい。また、紫外線照射装置7は、キャリッジ4の上に搭載されている場合に限られず、キャリッジ4の外に設けられていてもよい。
また、本実施形態においては、キャリッジ4が何れの方向に移動する際にも記録ヘッド6からインクを吐出させ双方向で画像記録を行うものとしたが、キャリッジ4が何れかの方向に移動する際にのみ記録ヘッド6からインクを吐出させ片方向で画像記録を行うようにしてもよい。この場合には、画像記録時のキャリッジ4の上流側に位置する紫外線照射装置7は点灯させないようにしてもよい。さらに、片方向での画像記録のみを行う装置とする場合には一群として設けられた記録ヘッド6の一方側にのみ紫外線照射装置7を設け、画像記録時には紫外線照射装置7の位置する側が主走査方向Xの下流側となるようにキャリッジ4を移動させながら画像記録を行うようにする。
また、本実施形態では、紫外線を照射することにより硬化するインクを用いて画像記録を行うものとしたが、インクは必ずしもこれには限定されず、例えば、紫外線、電子線、X線、可視光線、赤外線等の電磁波といった紫外線以外の光を照射することにより硬化するインクであってもよい。この場合、インクには、紫外線以外の光で重合して硬化する重合性化合物と、紫外線以外の光で重合性化合物同士の重合反応を開始させる光開始剤とが適用される。また、紫外線以外の光で硬化する光硬化型のインクを用いる場合は、紫外線光源に代えて、その光を照射する光源を適用する。
さらに、光を照射することなく硬化するインクを適用してもよい。
また、本発明によるインクジェット記録装置1で使用する記録ヘッド6は、オンデマンド方式でもコンティニュアス方式でも構わない。また、吐出方式としては、例えば、電気−機械変換方式(例えば、シングルキャビティー型、ダブルキャビティー型、ベンダー型、ピストン型、シェアーモード型、シェアードウォール型等)、電気−熱変換方式(例えば、サーマルインクジェット型、バブルジェット(登録商標)型等)、静電吸引方式(例えば、電界制御型、スリットジェット型等)及び放電方式(例えば、スパークジェット型等)等のうち、いずれの吐出方式を用いても構わない。
また、本実施形態においてインクジェット記録装置1は、キャリッジ4に搭載された記録ヘッド6を主走査方向Xに往復移動させるとともに、記録媒体Pを副走査方向Yに搬送させながら、各記録ヘッド6からインクを吐出させて、画像を形成するシリアルプリント方式のインクジェット記録装置1としたが、プリンタ本体に固定された各記録ヘッドからインクを吐出させるとともに、記録媒体Pを搬送させながら、画像を形成するラインプリント方式のインクジェット記録装置としてもよい。
その他、本発明が上記実施の形態に限らず適宜変更可能であるのは勿論である。
次に、図5及び図6を参照しつつ、本発明に係るインクジェット記録装置の第二の実施形態について説明する。なお、第二の実施形態は、装置構成の一部と制御構成のみが第一の実施形態と異なるものであるので、以下においては、特に第一の実施形態と異なる点について説明する。
本実施形態において、インクジェット記録装置の記録ヘッド20の近傍には記録ヘッド20の周囲の温度及び湿度を測定する測定手段としての環境温度センサ21及び環境湿度センサ22が設けられている。また、紫外線照射装置23の近傍には紫外線照射装置23から照射される紫外線の照射強度を測定する照射強度測定手段としての紫外線センサ24が設けられている。
また、インクジェット記録装置は、図5に示すように、第一の実施形態と同様に記憶部25を備える制御部26を有しており、キャリッジを主走査方向に往復駆動させるキャリッジ駆動機構27、記録媒体を主走査方向と直交する副走査方向に搬送するための記録媒体搬送機構28、各記録ヘッド20及び紫外線照射装置23等を制御するようになっている。また、制御部26には、入力部29から入力された各種の情報や記録画像に関する画像データ及び環境温度センサ21、環境湿度センサ22、紫外線センサ24等各種センサによって測定された測定結果が送られるようになっている。制御部26は、送られてきた画像データについて、例えばディザ法又は誤差拡散法等による多値化処理を行った上で、入力部29から入力された情報等に基づき記録ヘッド20を動作させる。これにより、各記録ヘッド20から適切な吐出量のインクが吐出され、記録媒体上に所定の画像を記録されるようになっている。
第一の実施形態と同様に、記憶部25には、例えば、インクジェット記録装置の各部の動作に関する各種制御プログラム(図示せず)、及び各種プログラムの実行に係る制御データ(図示せず)等の各種のデータ等が記憶されおり、主走査速度ルックアップテーブル(以下、「主走査速度LUT」と称する。)、最大記録率ルックアップテーブル(以下、「最大記録率LUT」と称する。)等が格納されている。制御部26は必要に応じてこれら各種のプログラム、LUT等をROMから読み出してRAMの作業領域に展開し、装置各部を制御するとともに、画像記録における最大記録率を決定するようになっている。
ここで、主走査速度LUTとは、図6(a)に示すように、環境温度センサ21によって測定された記録ヘッド20近傍の環境温度と環境湿度センサ22によって測定された記録ヘッド20近傍の環境湿度と紫外線センサ24によって測定された紫外線の照射強度とに対応するキャリッジの主走査速度が規定されているものである。
インクは高温低湿度のときに硬化し易く、低温高湿度のときに硬化し難いという特性がある。また、インクは記録媒体に着弾したインクに対して照射される紫外線量が多いほど硬化し易く、この紫外線量は紫外線照射装置23から照射される照射強度と照射される時間との積である。そして、キャリッジの主走査速度が遅いほどインクに対して紫外線が照射されている時間が長いため、インクを適切に硬化させるためには紫外線センサ24によって測定される照射強度が強いかキャリッジの主走査速度が遅いことが必要となる。図6(a)は、このような相関関係から環境温度、環境湿度及び紫外線の照射強度とキャリッジの主走査速度とを対応付けたものである。
また、最大記録率LUTとは、図6(b)に示すように、キャリッジの主走査速度と画像記録に最適な最大記録率とを対応付けて規定されているものであり、主走査速度が遅くなるほど記録媒体上にインクが吐出されてから紫外線が照射されるまでに経過する時間が長くなりインクが硬化しないままドットが広がって表面が平滑化するため、主走査速度が遅いほどインクを多く吐出させても画像表面のざらつきや凹凸が目立たない。このため、主走査速度が遅いほど最大記録率も大きくなり、主走査速度が速いほど最大記録率が小さくなるようになっている。なお、画像表面のざらつきや凹凸の発生を防止するとともに記録画像に一定以上の濃度を確保するため、最大記録率は80%から95%の間で変動可能となっている。
なお、その他の構成は、第一実施形態のものと同様であるので、その説明を省略する。
次に、本実施形態の作用について説明する。
図示しない外部装置から入力された画像データがインクジェット記録装置に送られると、送られた画像データは制御部26の記憶部25に記憶される。制御部26には環境温度センサ21、環境湿度センサ22、及び紫外線センサ24から各々の測定結果が送られるようになっており、入力部29から画像記録を開始する信号、各種の画像記録条件等が入力されると、制御部26は記憶部25に記憶されている主走査速度LUTを読み出して、環境温度センサ21、環境湿度センサ22、紫外線センサ24によって測定された測定結果に基づいてキャリッジの主走査速度を決定する。キャリッジの主走査速度が決定されると、制御部26は記憶部25に記憶されている最大記録率LUTを読み出して参照しこの主走査速度に対応する最大記録率を決定する。
最大記録率が決定されると、制御部26は決定された最大記録率を加味した上で、ディザ法又は誤差拡散法等による画像データの多値化処理を行い、画像記録を行う画素を決定する。
画像記録を行う画素が決定されると、制御部26が記録媒体搬送機構28を制御することにより記録媒体が順次副走査方向の上流側から下流側に間欠搬送される。また、制御部26がキャリッジ駆動機構27を制御することによりキャリッジを記録媒体の上を主走査方向に沿って往復移動させるとともに、制御部26は各記録ヘッド20を制御することにより所定の吐出量のインクを所定の画素に吐出させる。記録媒体上に吐出されたインクに紫外線照射装置23から紫外線が照射されることによりインクが硬化定着し、記録媒体上に画像が記録される。
以上のように、本実施形態によれば、環境温度センサ21、環境湿度センサ22、紫外線センサ24によって測定された測定結果及びキャリッジの主走査速度に応じて一色あたりの最大記録率を決定するので、画像記録を行う環境や紫外線照射装置23の性能等に関わらず常に適切な量のインクによって画像記録を行うことができる。これにより、インク量過多による記録画像表面のざらつきや凹凸の発生を防止することができる。また、一色あたりの最大記録率を80%以上95%以下の範囲内とすることにより、記録画像を視認した際に画像が薄く見える等画質に影響を与えることもなく高精細な画像記録を行うことができる。
なお、本実施形態においては、環境温度センサ21、環境湿度センサ22、紫外線センサ24によって測定された測定結果及びキャリッジの主走査速度に応じて一色あたりの最大記録率を決定するようにしたが、これらのうちの何れか1以上の要素に基づいて最大記録率を決定してもよい。また、本実施形態では、環境温度センサ21、環境湿度センサ22、紫外線センサ24によって測定された測定結果からまずキャリッジの主走査速度を決定し、決定されたキャリッジの主走査速度から最大記録率を導き出すようにしたが、環境温度センサ21、環境湿度センサ22、紫外線センサ24によって測定された各測定結果のうち何れか1つ又はこれらのうち何れかを組み合わせたものと最大記録率とが対応付けられているようになっていてもよい。
また、一色あたりの最大記録率は、インク量過多による記録画像表面のざらつきや凹凸の発生を防止することができる程度であればよく、必ずしも80%以上95%以下には限られない。また、環境温度センサ21、環境湿度センサ22、紫外線センサ24によって測定された測定結果及びキャリッジの主走査速度との関係においてインクを多量に吐出させても記録画像表面のざらつきや凹凸の発生しないような条件下であれば、最大記録率が100%となる場合を選択できるようにしてもよい。
また、本実施形態で上げた環境温度センサ21、環境湿度センサ22、紫外線センサ24によって測定された測定結果及びキャリッジの主走査速度といった各要素と第一実施形態で上げた記録媒体の種類、解像度、インクの種類、インクの吐出量といった各要素とを組み合わせることにより最大記録率を決定するようにしてもよい。
なお、本発明が本実施の形態に限られないことは、第一の実施形態と同様である。
次に、図7から図11を参照しつつ、インクジェット記録装置の実施例について説明する。
本実施例におけるインクジェット記録装置1は、図1に示したインクジェット記録装置1とほぼ同様の構成のものである。以下の図7から図11に示す環境温度及び環境湿度は、記録ヘッドの近傍に設けられた環境温度センサ及び環境湿度センサによって測定したものである。また、図10に示す紫外線量は、紫外線照射装置の近傍に設けられた紫外線の照射強度を測定する紫外線センサによって紫外線の照射強度を測定し紫外線照射装置の照射能力100%で照射したときを紫外線量100%としたものである。また、図10に示すプラテン温度は、プラテンの上又はその近傍に設けられたプラテン温度センサ(図示せず)によって測定したものである。
図7は、環境温度、環境湿度、キャリッジ速度と一色あたりの記録率との関係において、記録画像を視認したときに画像表面に凹凸が看取できるか否かを5段階で評価したものである。図中、○は全く凹凸が看取できず、画質が良好であることを示し、○-はほとんど凹凸が看取できず、画質がほぼ良好であることを示し、△は凹凸がわずかながら看取でき、画質に影響があることを示している。また、△-は凹凸がかなり看取でき、画質に影響があることを示し、×は凹凸がはっきりと看取でき、画質が不良であることを示している。
環境温度27℃で環境湿度が40%の条件下において、キャリッジ速度600m/secで双方向又は片方向での画像記録を行う場合、一色あたりの記録率が100%である場合には凹凸がはっきりと看取でき、評価は×である。これに対して一色あたりの記録率が85%である場合には凹凸が全く看取できず、評価は○である。また、キャリッジ速度が300m/secと遅い場合には、一色あたりの記録率が100%である場合でも凹凸がほとんど看取できず、評価は○-であり、記録率が90%である場合には評価は○となった。また、環境温度27℃で環境湿度が75%の条件下において画像記録を行う場合には、キャリッジ速度が600m/secという速い場合であっても、記録率が90%である場合には評価は○となった。
図8は、環境温度、環境湿度、キャリッジ速度、インクの吐出量と一色あたりの記録率との関係において、記録画像を視認したときに画像表面に凹凸が看取できるか否かを5段階で評価したものである。図中の評価は図7と同様である。
環境温度27℃で環境湿度が40%の条件下において、キャリッジ速度600m/secで画像記録を行う場合、インク吐出量が12plと少ないときでも20plと多いときでも、一色あたりの記録率が100%である場合には凹凸が看取でき、評価は×又は△-である。これに対して、一色あたりの記録率が85%である場合には凹凸が全く看取できず、評価は○となった。
図9は、環境温度、環境湿度、キャリッジ速度、インクの種類と一色あたりの記録率との関係において、記録画像を視認したときに画像表面に凹凸が看取できるか否かを5段階で評価したものである。図中の評価は図7と同様である。
環境温度27℃で環境湿度が40%の条件下において、キャリッジ速度600m/secで画像記録を行う場合、一色あたりの記録率が100%である場合には、インクの種類に関わらず画像表面に凹凸が看取でき、評価は×である。これに対して、一色あたりの記録率が85%である場合にはインクの種類に関わらず凹凸が全く看取できず、評価は○となった。また、キャリッジ速度が300m/secと遅い場合には、一色あたりの記録率が100%である場合でもブラック(K)及びシアン(C)については凹凸がほとんど看取できず、評価は○-であり、記録率が85%である場合にはすべての種類のインクについて評価は○となった。また、環境温度27℃で環境湿度が75%の条件下において画像記録を行う場合には、キャリッジ速度が600m/secという速い場合であっても、記録率が90%である場合にはインクの種類に関わらず評価は○となった。
図10は、環境温度、環境湿度、プラテンの温度、紫外線量と一色あたりの記録率との関係において、記録画像を視認したときに画像表面に凹凸が看取できるか否かを5段階で評価したものである。図中の評価は図7と同様である。
環境温度27℃で環境湿度が40%であってプラテンの温度が30℃の条件下で画像記録を行う場合、一色あたりの記録率が100%である場合には、照射される紫外線量に関わらず画像表面に凹凸が看取でき、評価は×である。これに対して、紫外線量が100%である場合には一色あたりの記録率が85%である場合に評価が○となり、紫外線量が50%である場合には一色あたりの記録率が80%である場合に評価が○となった。また、プラテンの温度が30℃の条件下では、紫外線量が100%である場合には一色あたりの記録率が95%である場合に評価が○となり、紫外線量が50%である場合には一色あたりの記録率が85%である場合に評価が○となった。
図11は、環境温度、環境湿度、キャリッジ速度、解像度と一色あたりの記録率との関係において、記録画像を視認したときに画像表面に凹凸が看取できるか否かを5段階で評価したものである。図中の評価は図7と同様である。
環境温度27℃で環境湿度が40%の条件下において、キャリッジ速度600m/secで画像記録を行う場合、一色あたりの記録率が100%である場合には、解像度に関わらず画像表面に凹凸が看取でき、評価は×である。これに対して、解像度が720dpiである場合には一色あたりの記録率が85%である場合に評価が○となり、解像度が1080dpiである場合には一色あたりの記録率が80%である場合に評価が○となった。また、キャリッジ速度300m/secの条件下では、解像度が720dpiである場合には一色あたりの記録率が95%である場合に評価が○となり、解像度が1080dpiである場合には一色あたりの記録率が85%である場合に評価が○となった。

Claims (9)

  1. 光を照射することによって硬化する光硬化型インクを記録媒体上に吐出する記録ヘッドと、
    吐出された前記インクに光を照射する光源を備える光照射装置と、
    前記光照射装置から照射される光の照射強度を測定する照射強度測定手段とを備え、
    一色あたりの全画素を記録する記録率を100%とするとき、前記記録ヘッドによる一色あたりの最大記録率が80%以上95%以下の範囲内となるように決定する制御部を設け
    前記制御部は、前記照射強度測定手段によって測定された前記照射強度に応じて一色あたりの前記最大記録率を決定することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 光を照射することによって硬化する光硬化型インクを記録媒体上に吐出する記録ヘッドと、
    吐出された前記インクに光を照射する光源を備える光照射装置とを備え、
    一色あたりの全画素を記録する記録率を100%とするとき、前記記録ヘッドによる一色あたりの最大記録率が80%以上95%以下の範囲内となるように決定する制御部を設け、
    前記制御部は、画像記録時の画像記録速度に応じて一色あたりの前記最大記録率を決定することを特徴とするインクジェット記録装置。
  3. 前記制御部は、画像記録時の画像記録速度に応じて一色あたりの前記最大記録率を決定することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記制御部は、前記記録媒体の種類に応じて一色あたりの前記最大記録率を決定することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記制御部は、解像度に応じて一色あたりの前記最大記録率を決定することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記記録ヘッドの周囲の温度又は湿度のうち少なくとも何れか一方を測定する測定手段を備え、前記制御部は、前記測定手段によって測定された前記記録ヘッドの周囲の温度又は湿度のうち少なくとも何れか一方に応じて一色あたりの前記最大記録率を決定することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記記録ヘッドは各色のインクごとに複数配置され、前記制御部は、インクの種類に応じて一色あたりの前記最大記録率を決定することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記制御部は、前記記録ヘッドから吐出させるインクの液滴量又はインクの液滴数のうち、少なくともいずれか一方を制御することが可能であり、前記制御部は、前記インクの液滴量又は前記インクの液滴数に応じて一色あたりの前記最大記録率を決定することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  9. 前記制御部は、前記最大記録率を決定した後、前記インクジェット記録装置に適した画像の多値化処理を行い、一色あたりの記録を行う画素を決定し、記録を行うと決定された画素にインクを吐出するように前記記録ヘッドを制御することを特徴とする請求項1から8のいずれか項に記載のインクジェット記録装置。
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