JP4366817B2 - 番組信号記録再生装置及び番組信号記録再生方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、番組信号と共に伝送される番組関連情報に基づき番組を選択的に録画し、これを再生する番組信号記録再生装置及び番組信号記録再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビジョン放送のディジタル化に伴い、番組信号と共に番組の内容あるいはスケジュール等を示す番組関連情報が送信されるようになり、この番組関連情報を利用した番組信号の記録再生装置が開発され、製品化されつつある。
【0003】
そして、このような記録再生装置では、使用者が過去に録画をした番組の番組関連情報に基づき、使用者の興味のある番組のジャンル・テーマ、出演者等の情報を判別してこれを装置内部に蓄積しておき、この蓄積情報とこれから放送される番組の番組関連情報とを比較することにより、使用者の興味のある番組のみを自動的に選択して録画するという録画方法が検討されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、以上の如く自動選択録画方法では、使用者が興味のある番組のジャンル・テーマ、出演者等の情報をわざわざ記録装置に設定する必要がないという利点があるものの、一旦蓄積情報として登録されてしまうと、使用者の好みとは異なる番組であっても録画され続け、結果として不必要な番組が録画されてしまうという課題があった。
【0005】
つまり、過去の録画履歴に基づき使用者の興味のある番組のジャンル・テーマ、出演者等の情報を判別するため、蓄積情報と使用者の好みとが一致しないことがあり、録画された番組の全てが使用者にとって興味のある番組でないことが多かった。
【0006】
また、記録容量が限られている記録媒体上に番組信号を記録する場合には、このような無駄な番組を録画することにより、使用者が本来録画したい番組が録画できなくなってしまう可能性もあり、限られた記録容量を有効に利用できないという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の番組信号記録再生装置は、入来する番組に係る番組関連情報を取得する番組関連情報取得手段と、過去の視聴あるいは録画の際に前記番組関連情報取得手段が取得した前記番組関連情報に含まれる番組の分類を示す分類情報のうち少なくとも一部が蓄積情報として保持されるメモリと、前記メモリに保持された前記蓄積情報と、入来する番組に係る番組関連情報とを比較することにより、入来する番組の中から前記蓄積情報に含まれる分類に該当する番組のみを選択して記録媒体上に記録する選択記録手段と、前記選択記録手段が記録した番組の中から所望の番組を再生する再生手段と、前記再生手段による前記記録番組の再生状況に応じ、前記再生手段が再生した番組数を番組記録時の前記分類毎に集計し、前記各分類において前記各分類の番組全数に対する再生番組数の割合が所定の割合以下である否かを決定する決定手段と、前記決定手段の決定結果に応じて、前記各分類において前記各分類の番組全数に対する再生番組数の割合が所定の割合以下である分類に関しては、当該分類を削除すると共に、当該分類に基づき選択記録された番組を前記記録媒体上から消去あるいは上書きする削除手段と備えたことを特徴とする番組信号記録再生装置である。
【0008】
前記記録媒体は、限られた記録容量を有する取り出し不可能な記録媒体である。
【0009】
本発明に係る番組信号記録再生方法は、入来する番組に係る番組関連情報を取得するステップと、過去の視聴あるいは録画の際に前記取得された前記番組関連情報に含まれる番組の分類を示す分類情報のうち少なくとも一部を保持するステップと、前記保持された前記蓄積情報と、入来する番組に係る番組関連情報とを比較することにより、入来する番組の中から前記蓄積情報に含まれる分類に該当する番組のみを選択して記録媒体上に記録するステップと、前記記録番組の再生状況に応じ、再生番組数を番組記録時の前記分類毎に集計し、前記各分類において前記各分類の番組全数に対する前記再生番組数の割合が所定の割合以下である否かを決定するステップと、前記決定結果に応じて、前記各分類において前記各分類の番組全数に対する再生番組数の割合が所定の割合以下である分類に関しては、当該分類を削除すると共に、当該分類に基づき選択記録された番組を前記記録媒体上から消去あるいは上書きするステップと備えたことを特徴とする番組信号記録再生方法である。
【0010】
前記記録媒体は、限られた記録容量を有する取り出し不可能な記録媒体である。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明に係る番組信号記録再生装置は、番組信号に付加される番組関連情報に基づき番組の自動選択録画を行った際に、使用者の視聴状況に応じて記録媒体上に記録される番組の一部を消去すると共に、登録してある使用者の興味ある情報を修正し、録画する必要のない番組の録画防止と記録媒体の記録容量確保を目的とするものである。
【0014】
図1は本発明の実施例に係る番組信号記録再生装置を説明するためのブロック図であり、ここでは、MPEGトランスポートストリーム等の形態で入来する番組信号を記録するものとする。なお、このMPEGトランスポートストリームには、番組信号の他に、番組名、ジャンル、出演者等を含む番組内容を示す情報、そして、番組のスケジュールを示す情報が番組関連情報として含まれているものとする。
【0015】
同図において、1は入来するMPEGトランスポートストリームから番組関連情報を取得する番組関連情報取得部、2はMPEGトランスポートストリームに含まれる番組信号に対して誤り訂正符号の付加等の信号処理を行う記録信号処理部、3は記録信号処理部2の動作制御及びその他の構成部分の制御及び信号の受け渡しを行うマイコンである。
【0016】
また、4は時刻情報を発生してこれをマイコン3に出力する時計部、5は後述の如く必要な情報を保持しておくメモリ、6は記録信号処理部2における処理を終えた番組信号に所定の変調方式による記録変調処理を施す記録変調処理部、7は記録変調処理部6からの番組信号を所定の信号レベルに調整する記録アンプである。
【0017】
また、8は記録アンプ7からの番組信号が記録される記録媒体、9はマイコン3の制御に基づき、記録媒体8に番組信号を記録する際の記録動作、記録媒体8から番組信号を再生する際の再生動作、記録媒体8上の所定の番組のみを消去または上書き可能とする際の消去動作を制御するサーボである。
【0018】
また、10は記録媒体8から再生された番組信号を所定の信号レベルに増幅する再生プリアンプ、11は再生プリアンプ10からの番組信号に波形等化等の再生復調処理を施す再生復調処理部、12は再生復調処理部11からの番組信号に対して誤り訂正処理等の信号処理を行った番組信号を出力する再生信号処理部である。なお、記録媒体10としては、ハードディスクの如くリムーバブル(取り出し可能)でない記録媒体を用いるのが一般的であるが、リムーバブルな記録媒体を用いて記録再生を行っても構わない。
【0019】
以下、本発明に係る番組信号記録再生装置の動作について説明する。
使用者が番組信号記録再生装置を記録モードに設定すると、MPEGトランスポートストリーム等の形態で入来する番組信号が記録信号処理部2に供給され、番組関連情報が番組関連情報取得部1で取得される。
【0020】
そして、番組信号には記録信号処理部2で誤り訂正符号の付加等の処理、記録変調処理部6で記録変調処理を施して、記録アンプ7を介してこの番組信号が記録媒体8に記録される。また、マイコン3はサーボ9を制御し、サーボ9の制御に基づき記録媒体8上の所定の記録領域に番組信号が記録されることになる。以上の如く番組信号の記録動作と同時に、番組関連情報取得手段1で取得した番組関連情報は、マイコン3を介してメモリ5内に蓄積される。
【0021】
一方、記録媒体8上に記録される番組信号を使用者が視聴する場合には、使用者が図示しない入力手段を介して再生をしたい番組を指定し、この情報がマイコン3に伝えられると、マイコン3はサーボ9を介して記録媒体8から使用者の指定した番組が再生されるよう各構成を制御し、記録媒体8から再生された番組信号が再生プリアンプ10を介して再生復調処理部11に出力される。
【0022】
再生復調処理部11では、番組信号に対して波形等化等の再生復調処理を施し、その後、再生信号処理部12で誤り訂正処理等の信号処理を行った番組信号が図示しないモニタ等に出力される。以上のようにして、記録媒体8に記録される番組の再生が行われる。
【0023】
そして、以上に示した番組の録画を繰り返すと、録画した番組の番組関連情報が都度メモリ5に蓄積され、この蓄積情報がメモリ5内に保持される。なお、その際、録画された全ての番組の番組関連情報を蓄積情報としても良いし、頻繁に録画された番組の番組関連情報のみを蓄積情報としても良い。また、録画した番組の番組関連情報のみならず、例えば図示しないモニタ上で視聴された番組の番組関連情報を併せて蓄積しても構わない。
【0024】
なお、この蓄積情報は、分類1、分類2、分類3、…の如く、複数の分類により管理されており、各分類は、夫々が番組のジャンルを示していたり、また、出演者を示していたりする。即ち、分類1が経済ニュース、分類2がフランス映画、分類3がある有名女優の如く、夫々の分類が番組のジャンル、出演者等の情報を示している。
【0025】
次に、以上の如く蓄積される蓄積情報を基に、自動選択録画を行う際の動作を説明する。使用者が番組信号記録装置を自動選択録画モードに設定すると、MPEGトランスポートストリーム等の形態で入来する番組関連情報が番組関連情報取得部1で取得され、この番組関連情報がメモリ5内に書き込まれる。
【0026】
そして、マイコン3は、メモリ5に予め保持しておいた蓄積情報と書き込まれた番組関連情報とを比較し、番組関連情報の中に蓄積情報の分類として登録されている情報が存在する場合には、その番組の録画準備を整えることになる。なお、前述の如く、番組関連情報の一部には、番組のスケジュール情報が含まれているため、マイコン3は時計部4が発生する時刻情報と録画を行う番組のスタート時刻とが一致するタイミングで記録媒体8への番組の記録が始まるよう各構成を制御する。
【0027】
その際、入来する番組信号は、記録信号処理部2で誤り訂正符号の付加等の処理、記録変調処理部6で記録変調処理が施されて、記録アンプ7を介して記録媒体8に記録される。
【0028】
以上の如く自動選択録画により番組を録画し、また、録画した番組の視聴を行っていくと、録画した番組の中でも視聴を終えた番組と視聴を終えていない番組とがでてくるが、以下の基準に基づき、メモリ5上の蓄積情報を更新すると共に記録媒体8上の番組信号の一部を削除する。なお、番組の再生開始後短時間の間に再生を止めた場合には、使用者が番組の指定を誤った可能性もあるため、ある程度の時間以上再生が継続された場合に限り再生を終えたと見なしても良い。
【0029】
まず、録画された番組の視聴状況を各分類毎に集計し、各分類において所定期間内に再生された番組がない場合は、その分類が使用者の興味のある分類でないと判別する。つまり、ある分類に基づき複数の番組が自動選択録画されたが、そのいずれの番組も使用者が長期間視聴していないような場合、この分類は使用者の興味のない分類であると見なして、この分類を削除すると共にこの分類に基づき記録媒体8に記録された番組信号を消去する。また、記録媒体8上の番組信号を消去する代わりに上書き可能としても良い。
【0030】
但し、前述の如く、分類の区分けは様々であり、そのジャンルに応じて視聴時期が予想できるものと、そうでないものとがある。つまり、経済ニュースに関しては、数週間にわたり未視聴であれば使用者に視聴の意思がないものと判断できるが、フランス映画に関しては、未視聴期間が数週間にわたっていても使用者に視聴の意思があるか否かは判断できない。
【0031】
従って、分類の内容に応じて、その分類を削除するまでの期間を変更しても良い。即ち、経済ニュースの如く、比較的短時間の間に視聴されると思われる分類に関しては数週間程度に設定し、フランス映画の如く、視聴時期が予想できない分類に関しては数ヶ月程度に設定しても良い。
【0032】
図2は、メモリ5上の蓄積情報の更新及び記録媒体8上の番組信号の一部削除の動作をより詳細に説明するための流れ図であり、また、図3はメモリ5に蓄積される蓄積情報の一例を示す図である。蓄積情報は、前述の如く複数の分類により管理されているため、各分類毎にその分類を削除すべきか否かを判別する。
【0033】
図2において、この判別を開始すると(F101)、まず分類番号が1である分類から順に判別を行うよう分類番号のパラメータsが1に設定される(F102)。なお、図3に示す如く、この例では分類番号が1である分類は経済ニュースに関する分類となっており、分類番号としては1から最終分類番号であるJまで存在するが、最終分類番号Jは使用者が録画または再生を繰り返す毎に変化していく番号である。
【0034】
また、各分類毎に設けられる分類タイプuは、前述の如く分類の内容に応じて設定され、例えば比較的短時間の間に視聴されると思われる分類に関しては1、これより長い期間でも視聴される可能性のあると思われる分類に関しては2、視聴時期が予想できない分類に関しては3等、分類を削除するまでの期間の基準に使用する。例えば、分類タイプが1の分類に関しては1週間、分類タイプが2の分類に関しては1ヶ月、分類タイプが3の分類に関しては6ヶ月と設定しても良い。
【0035】
そして、F102において分類番号のパラメータが1に設定されると、分類番号が1である分類、つまり経済ニュースに関する分類の分類タイプが変数aに代入される(F103)。ここでは、経済ニュースに関する分類の分類タイプが1となっているため、1の値が変数aに代入される。そして、前述の如く、分類タイプが1の場合に分類を削除するまでの期間が1週間と設定される場合は、この1週間を示す期間情報b(1)が、現在日時Tから差し引かれる。その結果、経済ニュースに関する分類の削除の基準となる基準日xが算定される
【0036】
次に、経済ニュースに関する分類として録画される複数の番組に関して、番組番号が1である番組から順に基準日xとの比較を行うよう、番組番号のパラメータpが1に設定される(F104)。そして、分類番号のパラメータsが1で番組番号のパラメータpが1である番組の最終視聴日tとその分類における基準日xとを比較し、最終視聴日tが小さい場合、つまり最終視聴日tが基準日x以前の日付を示す場合は、次に、番組番号を示すパラメータpが最終番組番号N(s)であるか否かを確認する(F106)。
【0037】
そして、F106において番組番号を示すパラメータpが最終番組番号N(s)でない場合には、パラメータpの値を1つインクリメントすることにより(F107)、経済ニュースに関する分類における番組番号のパラメータが2である番組についてF105の比較を行う。
【0038】
以上の処理を経済ニュースに関する分類の最終番組番号N(s)の番組まで繰り返すが、最終視聴日tと基準日xとを比較し、最終視聴日tが大きいあるいは基準日xと同一の番組があれば、基準日x以降にこの番組が視聴されたことを意味するため、その時点でF105の比較結果に基づきF110の処理へと進む。
【0039】
また、最終番組番号N(s)の番組まで繰り返すが、この分類のいずれの番組も最終視聴日tが基準日xより小さく、F106において番組番号のパラメータpがN(s)となった場合には、基準日x以降に視聴された番組がこの分類には存在しないことを意味するため、この分類を削除する(F108)。
【0040】
そして、F108の処理に続きこの分類にのみ属する番組の番組信号を記録媒体8から消去する。従って、例えば、削除した分類に属する番組であっても、同時に他の分類にも属している場合は、この時点では番組信号を消去せず、この番組が属する全ての分類が削除された時点でこの番組信号を消去する。
【0041】
以上のようにして、分類番号が1である分類に関する判別を終えると、次に分類番号のパラメータsが最終分類番号Jであるか否かを確認し(F110)、最終分類番号Jでない場合は分類番号のパラメータsの値を1つインクリメントすることにより(F111)、分類番号が2である分類、つまりフランス映画に関する分類の判別を行う(F103以降)。そして、全ての分類に関する判別を終えると処理を終える(F112)。
【0042】
なお、分類の削除及び記録媒体8上の番組信号の消去を行う際には、その旨のメッセージを表示し、使用者の意志に基づきこの削除及び消去を実行させても良い。このような使用者の意志に基づき削除及び消去を実行すれば、使用者の興味のある分類の削除及び番組の消去を防止できる。
【0043】
以上の如く、本発明に係る番組信号記録再生装置では、各分類において所定期間内に再生された番組があるか否かを確認し、その結果に応じて分類の削除及び番組の消去を行うため、使用者の好みでない番組のジャンルあるいは出演者等の分類が蓄積情報として保持されたとしても、この分類の番組が録画され続けることを防止できる。
【0044】
従って、ハードディスクの如く限られた記録容量を有する記録媒体に番組信号を記録再生する場合は、このような不必要な番組の録画を防止することにより限られた記録領域を有効に利用し、使用者の興味ある番組のみを効率的に記録できる。
【0045】
なお、以上の如く、各分類毎に所定期間内に再生された番組があるか否かを確認するのでなく、ある程度長い期間内に視聴した各分類毎の番組の割合を算出し、番組を視聴した割合が所定の割合以下である分類を削除するようにしても良い。
【0046】
このように、番組を視聴した割合に応じて分類の削除及び番組の消去を行う場合は、仮にその分類の中に使用者の好みの番組が含まれる場合であっても視聴した割合が少ない場合には、その分類が削除されることになる。つまり、使用者にとって興味のある番組が一部録画されていものの、その割合が少なく、分類として適切でないと思われる場合、つまり不必要な番組が多く録画される場合には、その分類が削除される。なお、その際、使用者にメッセージを表示し、使用者の意志に基づきその分類を削除できるようにしても良い。また、各分類毎に視聴済みの番組の数を計数し、その結果を用いても良い。
【0047】
以上の如く、番組を視聴した割合に応じて分類の削除及び番組の消去を行う場合は、不必要な番組が多く録画された場合にその分類が削除されるため、分類が最適化され、使用者の興味ある番組が録画される割合を増加させることができる。
【0048】
また、以上のような基準に基づく蓄積情報の更新及び番組信号の消去により使用者の意図しない分類の削除や番組信号の消去が起こらないよう、削除あるいは消去防止のフラグを設け、使用者の操作によりフラグが付加される特定の分類あるいは番組信号は、削除あるいは消去されないよう制御しても良い。
【0049】
なお、以上のような蓄積情報の更新及び番組信号の消去の確認は、一定時間間隔で周期的に行っても、また録画動作に付随して、録画の開始直前に行っても良い。また、番組関連情報がある程度まとめて送信されてくる場合には、番組関連情報を取得する毎に行っても良い。また、これらの組み合わせであっても良い。
【0050】
また、以上の説明では、番組信号と番組関連情報とが同一のMPEGトランスポートストリームにより伝送される例を示したがこれに限らず、例えば、番組信号はMPEGトランスポートストリーム、番組関連情報は、他の伝送路を介して供給されても構わない。
【0051】
【発明の効果】
本発明に係る番組信号記録再生装置及び番組信号記録再生方法によれば、記録媒体からの番組の再生状況に応じて、使用者の興味ある番組の分類を蓄積した蓄積情報が更新されるため、不必要な分類の番組録画を防止できるばかりでなく、分類の最適化により使用者の興味ある番組をより多く録画できるという効果を奏する。
【0052】
また、不必要な分類を削除する際に、不必要な分類により録画された番組が消去されるため、記録容量が限られる記録媒体を使用した場合でも、これを効率良く使用できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る番組信号記録再生装置を説明するためのブロック図である。
【図2】蓄積情報の更新及び番組信号の一部消去の動作を説明するための流れ図である。
【図3】メモリに蓄積される蓄積情報の一例を示す図である。
【符号の説明】
1…番組関連情報取得部
2…記録信号処理部
3…マイコン
4…時計部
5…メモリ
6…記録変調処理
7…記録アンプ
8…記録媒体
9…サーボ
10…再生プリアンプ
11…再生復調処理
12…再生信号処理
Claims (4)
- 入来する番組に係る番組関連情報を取得する番組関連情報取得手段と、
過去の視聴あるいは録画の際に前記番組関連情報取得手段が取得した前記番組関連情報に含まれる番組の分類を示す分類情報のうち少なくとも一部が蓄積情報として保持されるメモリと、
前記メモリに保持された前記蓄積情報と、入来する番組に係る番組関連情報とを比較することにより、入来する番組の中から前記蓄積情報に含まれる分類に該当する番組のみを選択して記録媒体上に記録する選択記録手段と、
前記選択記録手段が記録した番組の中から所望の番組を再生する再生手段と、
前記再生手段による前記記録番組の再生状況に応じ、前記再生手段が再生した番組数を番組記録時の前記分類毎に集計し、前記各分類において前記各分類の番組全数に対する再生番組数の割合が所定の割合以下である否かを決定する決定手段と、
前記決定手段の決定結果に応じて、前記各分類において前記各分類の番組全数に対する再生番組数の割合が所定の割合以下である分類に関しては、当該分類を削除すると共に、当該分類に基づき選択記録された番組を前記記録媒体上から消去あるいは上書きする削除手段と
備えたことを特徴とする番組信号記録再生装置。 - 前記記録媒体は、限られた記録容量を有する取り出し不可能な記録媒体であることを特徴とする請求項1記載の番組信号記録再生装置。
- 入来する番組に係る番組関連情報を取得するステップと、
過去の視聴あるいは録画の際に前記取得された前記番組関連情報に含まれる番組の分類を示す分類情報のうち少なくとも一部を保持するステップと、
前記保持された前記蓄積情報と、入来する番組に係る番組関連情報とを比較することにより、入来する番組の中から前記蓄積情報に含まれる分類に該当する番組のみを選択して記録媒体上に記録するステップと、
前記記録番組の再生状況に応じ、再生番組数を番組記録時の前記分類毎に集計し、前記各分類において前記各分類の番組全数に対する前記再生番組数の割合が所定の割合以下である否かを決定するステップと、
前記決定結果に応じて、前記各分類において前記各分類の番組全数に対する再生番組数の割合が所定の割合以下である分類に関しては、当該分類を削除すると共に、当該分類に基づき選択記録された番組を前記記録媒体上から消去あるいは上書きするステップと
備えたことを特徴とする番組信号記録再生方法。 - 前記記録媒体は、限られた記録容量を有する取り出し不可能な記録媒体であることを特徴とする請求項3記載の番組信号記録再生方法。
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