JP4350952B2 - ヒンジのある針シールドを有する針シールド組み立て品 - Google Patents

Description

本出願は、２００１年５月２２日出願の６０／２９２，６８０号および２００２年２月１１日に出願の６０／３５５，９０７号の米国仮出願の利点を要求する。

本発明の分野は、皮下針などの医療装置に対する針シールド組み立て品に関する。

皮下針を使用する上で不慮の針突き刺しによって、病気が伝染する可能性がある。様々な種類の針シールドが不慮の突き刺しの可能性を低減するために設計されてきた。

針の近くにヒンジがある針シールドは片手で針を再シールドできるという利点を有している。加えて、従来からのいくつかの針シールド組み立て品は、そのようなシールドを含んで開発されてきた。

ヒンジのある針シールドを閉じた状態、すなわち針を保護する位置で固定するために、様々な手段が設けられてきた。針をシールドするとともにその後、針がシールドされない状態となるのを防止するように、針シールドを針と係合させるために、屈折可能な部材が針シールド上に設けられてきた。そのような部材は、針シールドの中に針を閉じ込める。また、ロックは、針シールドと針支持構造体とのロック係合によって達成される。

本発明にかかる針シールド組み立て品は、ハブと該ハブに接続されたベース部材とを有するベース組み立て品を含む。ハブに固定された基部とハブから長手方向に延在する末端部とを有する針カニューレが設けられる。ベース組み立て品上の継ぎ手は、針カニューレの長手方向の軸を横切り、そこに開口部を有するチャンネルを含む。ベース組み立て品の突起は、チャンネルの基端側となる末端と、末端側で長手軸に関して外方向に傾いた上面とを有する。キャビティを有する針シールドが、チャンネルで継ぎ手と接続される。針シールドは、針カニューレが使用のために露出される開口位置から、少なくとも針カニューレの末端部分がキャビティ内に入る閉じた針保護位置まで回転可能である。針シールドは、針シールドが開口位置まで回転されたときに、ベース組み立て品の突起に接触可能となる上面を有する基端部を含んでいるのが好ましい。針シールド組み立て品は、ベース組み立て品に屈曲可能に設けられ、針シールドが開口位置にあるときに針シールドと接触可能な突起を含んでいてもよい。針シールド組み立て品は、閉じた針保護位置で針シールドをロックする構造を含んでいてもよい。

本発明の針シールド組み立て品の他の実施形態は、ハブと、該ハブと接続されたベース部材とベース部材上の継ぎ手とを有するベース組み立て品を含んでいる。ハブに固定された基部とハブから延在し長手軸を定める末端部とを有する針カニューレが設けられている。継ぎ手は、針カニューレの長手軸を横切るチャンネルを含んでいる。可撓性の突起がベース組み立て品に設けられている。突起は継ぎ手に対して基部側に配置されている。キャビティを有する針シールドがチャンネルでベース組み立て品とヒンジ結合されている。針シールドは、針カニューレが露出された開口位置から閉じた針保護位置まで回転可能である。本実施形態の突起は、末端部で延在するタブでベース組み立て品とピボット結合する基端を含んでいるのが好ましい。チャンネルは基部方向に向いた開口部を含み、タブはチャンネルの開口部と対向関係にある面を含んでいる。タブは、末端側で長手軸に対して外方向に傾いた上面を含んでいる。

本発明の針シールド組み立て品の他の実施形態は、ハブと該ハブに接続されたベース部材と該ベース部材上の継ぎ手とを有するベース組み立て品を含んでいる。ハブに固定された基部とハブから延在し長手軸を定める末端部とを有する針カニューレが設けられている。ベース組み立て品の突起は、継ぎ手に対して基部側に位置し、末端側で長手軸に対して外方向に傾いた上部指ガイド面を含んでいる。キャビティを有する針シールドが継ぎ手とヒンジ結合されている。針シールドは、針カニューレが露出される開口位置から少なくとも針カニューレの末端部がキャビティに在る閉じた針保護位置へ回転可能である。針シールドが開口位置へ回転されたとき、針シールドは突起と接触可能である。また、針シールド組み立て品はベース組み立て品に屈曲可能に置かれた突起を有してもよい。ベース状の突起は屈曲可能であってもよく、ベースと対になった基端と、末端方向に延びるタブとを有していてもよく、針シールドが開口位置にあるときに、ベース部材と針シールドの両方とタブは接触可能である。針シールドと継ぎ手をヒンジ接続する一つの方法として、針カニューレの長手軸を横切る継ぎ手にチャンネルを設けることが挙げられる。このチャンネルは針シールドの基端にあるピンと係合するチャンネル開口部を有するので、針シールドは開口位置から閉じた針保護位置までチャンネルの周りを回転してもよい。

本発明は、様々な異なる形態の実施形態によって明らかにされる上で、図面で示され、以下に本発明の好ましい実施形態によって詳細が述べられ、かつ本開示は本発明の原理の代表例とみなされ、図示したこれら実施形態で本発明の範囲を限定することを意図したものではないと理解されるであろう。本発明の範囲は、請求の範囲およびそれと均等の範囲によって判定されるであろう。

図１を参照すると、針シールド組み立て品２０は、ハブ２２、ベース部材２３、針シールド２６及び細長い中空の針カバー２８を含んでいる。針カニューレ３０は針ハブに取り付けられている。図６から図８を参照すると、針カニューレ３０は基端３１と末端３２を含んでいる。この実施形態において、針カニューレの末端は先が尖っているのが好ましい。しかしながら、尖っていないカニューレは従来技術として知られており、点滴装置（IV set）の注入箇所の中に液体を注入するためにしばしば使用される。本発明の原理は、尖った先端を有する針カニューレや他の公知の尖った先端をもつ様々な針と同様に、尖っていない針カニューレも含む組み立て品に適用可能である。

ハブ２２は基端２４と針カニューレの基端と接続される末端２５とを含んでいる。ベース部材は、図に示されているように、ハブと一体化されているのが好ましく、また、締まりばめ、接着、超音波溶着などによって接合されていてもよい。そのようなハブ／ベース部材組み立て品の多くは、本発明の範囲内である。ハブの基端は、シリンジ３３などの医療装置に針シールド組み立て品を接合するためのコネクタを定めている。この実施形態において、ハブの基端は、切頭円錐形のキャビティ５１を含み、このキャビティ５１はシリンジ３３の切頭円錐形で細長い先端５６と摩擦係合するものである。針組み立て品とシリンジとを接続する様々な組み立て品が知られており、これらは本発明の範囲内であるとみなされる。

ベース部材２３は継ぎ手を具えており、これは本実施形態ではホック型の突起３４と該突起３４とベース部材２３の本体によって定められるアーチ状の面を有するチャンネル３６とを含んでいる。チャンネルはほぼ基部方向に向いた開口部を含んでいる。指ガイド突起３７はチャンネル３６およびチャンネル開口部に対し基部側に位置され、末端方向で外側に傾いた上面３８を含んでいる。上面３８は図６から図８に示されるように外方向に傾けられている。また、図１２に示されるように、この突起３７はチャンネルの開口部とほぼ対向する関係にある湾曲した末端面３９を含んでいる。上面３８は比較的平坦な面として示されているけれども、凸状、凹状またはそれらの組み合わせなどの様々な形をした上面も含んでいることは、本発明の範囲内である。さらに、ベース部材２３は一対の傾斜した面４１を含む突起４０を含んでいる。突起４０の基端は一対の切り欠き(notch)４２を含んでいる。図３にはこれらの要素が示されている。

本発明の針シールド組み立て品が意図された目的で使用される前まで、針カニューレを保護するために、細長い中空の針カバー２８が設けられている。細長い中空の針カバー２８は、針カニューレが中空の針カバーの中に在るようにして、ベースと取り外し可能に係合される開口基端２９を含んでいる。ベース部材はほぼ円筒形であるのが好ましく、できればスナップ固定係合方法で、中空の針カバー２８の開口基端２９を受け入れるような末端開口部４５を含んでいるのが好ましい。スナップ固定係合構造は、針シールドとベース部材上にある１または複数の突起あるいはくぼみから構成されていてもよい。

針シールド２６は、針３０を覆うキャビティ４３を含んでいる。少なくとも一つの突起４４がキャビティ４３内の針シールドの側壁から延在している。突起は、針シールド２６が針３０と係合されているときに、針シールド２６の側面に向かって屈曲可能となっている。図８及び図９に示すように、ひとたび針が突起４４の自由端５５を超えて位置されるようにキャビティ４３内にしっかりと入ると、突起のばねはもとの位置に戻る。針カニューレをキャビティの外に出そうとするいかなる試みによっても、突起４４の自由端５５は針カニューレを再露出させないために、キャビティの内側面に接触するようにするために、突起は十分に長いのが望ましい。突起は針シールドの側壁と一体成形されているのが好ましく、また、キャビティ４３の開口部の近くで対になっているのが望ましい。突起は、側壁から延在する現存のヒンジまたは類するものを含んでいてもよい。

図２，６，７，８に示すように、ピン４６は針シールドの基端で結合されている。ピン４６は、ベース部材２３のチャンネル３６内でスナップ係合される程度の寸法で、チャンネルの壁によってその位置に保持されている。チャンネル３６内のピン４６によって、針シールドは、針カニューレが露出された開口位置から、少なくとも針カニューレの末端が針シールドのキャビティ内になるような閉じた針保護位置まで、回転可能となる。できれば、露出された針カニューレのほとんどもしくは全ては、針シールドが閉じた位置にあるときにはキャビティ内に収められるべきである。一方、針シールド２６は、針シールド組み立て品２０の製造中に即座にベース部材２４と接続され、これら構成要素は、シールドがどちらか一方向に回転されると、チャンネル３６からヒンジピン４６を取り除くことをとても困難にするように形成されたものである。針シールドベース部材とをヒンジ接続する多くの構造があり、それらは現存のヒンジ、屈曲可能な接続部、さらに、ヒンジと同様の方法およびその構造の全てにおける機能が本発明の範囲内にある様々な構造が挙げられる。ここに述べられたピンとチャンネルの構造は多くの実現可能な事柄の代表例である。ベース部材とハブはプラスチック物質で一体成形されているのが好ましい。プラスチック物質の幅広い種類がベースとハブを形成する上で使用可能である。ポリプロピレンが好ましく、とりわけ針シールドがそれ自身の重さで自由に動けるような十分な摩擦力を持つとともに、閉じた針保護位置でロックされていないときは針シールドの位置を変えるために多少の力を必要とするヒンジ接続可能な組み立て品を形成するような、チャンネル開口部と針シールド上のピンとの構造を形成する上で便利である。

さらに、針シールド２６はピン４６の近くの指ガイド領域を定める上面４８を含んでいる。針シールドの上面はその基端と末端の間がカーブしているのが好ましく、針シールドを指で簡単に回転できるような突起５０または同様の機能を含んでいる。針シールドは、針シールドの基端近くの側壁から延在する一対の突起５２を含んでいる。突起５２のそれぞれは傾斜した基部面と、針シールドの側壁に対してほぼ垂直な末端面とを含んでいる。針シールドがピン４６の回りを回転した際に、突起の基部面がベース部材の突起４０の傾斜した面４１と係合できるような空間が、突起には設けられている。針シールドの基端近くの側壁は屈曲可能なので、針シールドの連続した回転によって、ベース部材の突起４０の切り欠き４２の中に突起５２がスナップ係合するまで、側壁は外方向に屈曲する。一方、２つのロック用突起および切り欠きによって、閉じた針保護位置で針シールドをロックすることができ、１またはそれ以上のロック機構が使用されてもよいことが分かるであろう。針とベース部材の両方にシールドをロックする必要はなく、シールドは本発明のロック手段をもたらすために、ベース部材または針のいずれか一方にロックされればよい。

針シールド組み立て品は医療装置と一体化されてもよいし、取り外し可能し接続されてもよい。組み立て品２０は無菌パッケージ（不図示）でエンドユーザに提供されてもよい。ひとたび、パッケージから取り出されると、図１に示すような形となり、そして、シリンジ３３といった医療装置と接続されてもよい。そして、針シールド２６はヒンジピン４６の周囲を基部方向で回転され、針カバー２８が取り除かれる。そして、針シールド２６が図６に示す医療装置に対して鋭角でほぼ基部方向に延在するとき、医療装置はすでに使える準備が整っている。好ましい実施形態において、この鋭角は、シリンジと針の長手軸と針シールド２６の長手軸との間の角度として測定されたもので約４５度である。突起３７は基部方向への針シールドの回転を制限し、医療装置がたやすく使用でき、シールドをただちに使用できるような位置にシールドが配置されるのを可能にする。突起３７の傾斜した上面３８は、シールドを図６に示す開口位置から図８に示す閉じた針保護位置へ容易に回転するために、ユーザの指を外方向に向けるようにする指ガイド斜面（finger-guiding ramp）として機能する。突起３７は本発明のとても重要な特徴である。針シールドを閉じた針保護位置に容易に回転させることに加えて、それは、ユーザの指先によって加えられた指の力を、軸方向末端側に向いた力から末端側外方向に向いた力へ、方向を変える。指の力の方向が変えられることによって、ハブキャビティとシリンジ先端との摩擦係合に打ち勝つ指の力のポテンシャルが低下するとともに、針シールドが閉じた針保護位置に回転される間、シリンジから針組み立て品を外すようにする。シールド２６は突起４４によって針にロックされ、突起５２とベース部材の突起４０とが係合することによってベース部材にロックされる。これによってほぼ針の再利用が不可能となり、使用後に針を廃棄するための手順に従って針を廃棄することができる。

針シールド２６は平行な側壁２７を含んでいるのが好ましい。とても長い針カニューレを使用する場合、針シールドの末端で平行となった側壁でかつ、針シールドの基端よりも深いキャビティを定めるために長くされた側壁を有することが望ましいであろう。図１に図示されるように、針シールドはまだ針の長手軸に接近することができ、同時に、さらに針が閉じた針保護位置となると、針カニューレの末端を隔離することができる。

図１３は、本発明の好ましい第2実施形態にかかる針ハブ１２２を示す。針ハブ１２２は基端１２４と末端１２５とを含む。末端１２５は針カニューレの基端を収容するようになっている。その基端１２４はハブとシリンジといった医療装置とを接続するためのコネクタとなっている。

ベース部材１２３はハブ１２２と一体化されているが、もう一つの選択として、それらは、締まりばめ、接着、超音波溶着などによって結合されていてもよい。ベース部材はホック型の突起１３４と、ベース部材の本体上の突起１３４によって定められたアーチ状の面を有するチャンネル１３６とを含んでいる。隆起部(ridge)１５８はベース部材１２３から半径方向で外方向に延在しており、加えて突起１３４の自由端に向かって伸びている。ベース部材１２３は針カバー（不図示）の基端を収容する開口部１４５を含んでいるのが望ましいが、これは必須ではない。

弾性突起１３７がベース部材から延在している。突起１３７は、ベース部材と一体化されたヒンジ１６０とホック型の突起１３４の方向でほぼ伸びているタブ１６２とによって表されたヒンジまたはカンチレバーの部分を具えている。ヒンジ１６０は、現存のヒンジまたは容易に屈曲するように形成された部分となっていてもよい。この実施形態では、突起が曲げられていないときは、図１３に示すように、タブはチャンネル１３６の開口部に対向する関係にある。肩１６４はベース部材１２３によって定められている。突起１３７がハブの長手軸の方へ進められると、タブ１６２ができればベース部材１２３の肩と接触するように、突起１３７は形成されている。

図１４を参照すると、上述の針シールド２６は、ベース部材１２３にピボット接合されている。図示されているように、シールドは力Aが加わることによって、シリンジ３３の方へ後ろ向きに回転される。針シールドの上面はタブ１６２と係合し、突起１３７は硬い構造ではないので、突起１３７を移動させる。この可撓性によって、針カニューレが突起１３７の反対方向に進んだとしても、チャンネル１３６からヒンジピン４６が外れる可能性を低減されるので、この可撓性は本実施形態の重要な特徴である。隆起部１５８などの突起はまた、通常の使用中にチャンネルからヒンジピンがずれたりはずれたりすることを防止する上で助けとなる。図１３に示されているように、タブ１６２はその休止位置とみなされる傾向にあるので、それは針シールド２６をヒンジピン４６の周りで図１４に示す位置から突起１３７が応力を受けない好ましい位置、すなわち針とシリンジ３３の長手軸から約４５度となる位置まで進める。一方、この位置、すなわち第1に述べた実施形態の図６に示された位置に相当する位置で、ユーザは針シールド２６を片手だけを使って針保護位置まで簡単に回転させることができる。針シールドの指ガイド領域４８とタブ１６２の傾斜した面との間には、ほとんどのユーザの指先を挿入することが可能な十分な空間があり、それによってシールド回転が起動される。シールドには、シールドの簡易な使用の際にユーザを保護するために他の場所に適当にカーブがつけられている。

弾性突起１３７は本発明の重要な特徴である。針シールドの上で、指先が半径方向で末端側に外に向かってスムーズに移動できるように誘導するための誘導装置の役目を果たす。また、針シールドに対して図１４の力Aといった力を必要以上に加える必要ないということが意図されている。針シールドに加えられた過度で不必要な力が針シールドから突起１３７に加えられ、もし突起１３７が弾性力をもっていなければ、ことによるとヒンジピンが壊れたりチャンネル１３６から外れる可能性があるため、ヒンジピン４６に対する力を強めるため、突起１３７は支点として作動可能である。しかしながら、突起１３７には弾性があり、それはヒンジピン４６に加えられた力を減らすべく内側に回転(pivot)する。過度で不必要な力が加えられるのが中断すると、弾性突起は針シールドを使用後に針をシールドするための所定の針シールド位置に移動させるべく外方向に回転する。

本発明にかかる針シールド組み立て品の平面投射図である。 シリンジ胴部、針ハブ及びベース部材並びに針シールドを含む医療装置を示す分解平面投射図である。 図２の医療装置を示す底面投射図である。 開口位置にある針シールドを示す医療装置の平面投射図である。 閉じた位置にある針シールドを示す図４の医療装置の平面投射図である。 いっぱいまで開口した位置にある針シールドを示す図４の医療装置の断面図である。 閉じた位置へ向かって途中まで回転した針シールドを示す図４の医療装置の断面図である。 閉じた位置にある針シールドを示す図４の医療装置の断面図である。 図８の９−９線で切断された断面図である。 本発明の針シールド組み立て品のベース部材、ハブおよび針を示す平面投影図である。 図１０の針シールド組み立て品のベース部材、ハブ及び針を図１０と異なる角度で示す平面投影図である。 針ハブとベース部材が一体化した組み立て品の断面図である。 本発明の第2実施形態にかかる針ハブとベース部材の断面図である。 本発明の第2実施形態にかかる針シールド組み立て品であって、いっぱいまで開口した位置にある針シールド組み立て品を示す断面図である。

Claims (12)

1. ハブと、該ハブと接合するベース部材とを含むベース組み立て品と、前記ハブに固定される基部と前記ハブから延在する末端部とを有し、長手軸を具える針カニューレと、前記ベース部材上にあり、前記針カニューレの長手軸を横切るチャンネルおよびチャンネル開口部を含む継ぎ手と、前記ベース組み立て品上にあり、前記チャンネルの基部側にある末端と上面とを有する突起であって、前記上面は末端方向で前記長手軸に対して外方向に傾斜している、指をガイドする突起と、内部にキャビティを具え、前記チャンネルで針シールドを前記継ぎ手とヒンジ接続するように位置決めされたピンを具えた前記針シールドであって、前記針カニューレが露出された開口位置から前記針カニューレの少なくとも末端が前記キャビティ内に位置する閉じた針保護位置まで回転可能な針シールドとを具えることを特徴とする針シールド組み立て品。
2. 前記針シールドの少なくとも１つのロック用突起と、
   前記ベース部材の少なくとも１つのロック用突起と、
   前記ベース部材の少なくとも１つの切欠きであり、前記針シールドのロック用突起が、前記ベース部材のロック用突起と係合して、前記針シールドを前記閉じた針保護位置に固定する前記切欠きと、
   を具えることを特徴とする請求項１に記載の針シールド組み立て品。
3. 前記針シールドは上面を有する基端部を具え、前記針シールドが前記開口位置にあるときに、前記針シールドの前記上面は前記指をガイドする突起と接触できるようになっていることを特徴とする請求項１に記載の針シールド組み立て品。
4. 前記指をガイドする突起は前記ベース組み立て品に屈曲可能に取り付けられており、前記針シールドが前記開口位置にあるときに、前記針シールドは前記指をガイドする突起と接触できるようになっていることを特徴とする請求項１に記載の針シールド組み立て品。
5. 前記指をガイドする突起は前記ベース組み立て品と接合する基端と末端方向に延在するタブとを具えることを特徴とする請求項４に記載の針シールド組み立て品。
6. 前記タブは可撓性であり、前記ベース部材と接触可能である請求項５に記載の針シールド組み立て品。
7. 前記タブは現存のヒンジによって前記ベース組み立て品と接合されることを特徴とする請求項６に記載の針シールド組み立て品。
8. 前記針シールドは前記閉じた針保護位置で前記針シールドをロックするためのロック部材を含むことを特徴とする請求項１に記載の針シールド組み立て品。
9. 前記ハブ、前記ベース部材および前記継ぎ手はプラスチック物質の1要素構成で一体成形されていることを特徴とする請求項１に記載の針シールド組み立て品。
10. 前記プラスチック物質はポリプロピレンから構成されることを特徴とする請求項９に記載の針シールド組み立て品。
11. 細長い中空の針カバーをさらに含み、該針カバーは、針カバー内に前記針カニューレが入れられるように、前記ベース部材と取り外し可能に係合する開口基端を有することを特徴とする請求項１に記載の針シールド組み立て品。
12. 前記ベース部材はハブの末端を取り囲んで該ハブと連結されたほぼ円筒形の本体を含み、前記針カバーの前記開口基端は前記円筒形の本体を取り外し可能に覆うことを特徴とする請求項１１に記載の針シールド組み立て品。

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