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JP4349735B2 - ハウジングアクセサリー取付構造およびハウジングアクセサリー取付方法 - Google Patents

ハウジングアクセサリー取付構造およびハウジングアクセサリー取付方法 Download PDF

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JP4349735B2 JP2000305243A JP2000305243A JP4349735B2 JP 4349735 B2 JP4349735 B2 JP 4349735B2 JP 2000305243 A JP2000305243 A JP 2000305243A JP 2000305243 A JP2000305243 A JP 2000305243A JP 4349735 B2 JP4349735 B2 JP 4349735B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車内装材等の被着材に取り付けられる、ルームランプやコンソール等のハウジングアクセサリーの取付構造およびその取付方法に開する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自動車の乗員室は、乗員室を構成する鋼板に各種の内装材が被覆されて装飾および保護されている。例えば、乗員室の天井部はヘッドライナー内装材で被覆されている。ヘッドライナー内装材は、熱可塑性樹脂等を自動車の天井部に沿う形状に成形した上で、クリップ等の取付具によって天井部の鋼板に取付けられる。また、自動車の天井部等には、自動車の室内で乗員が使用する種々のアクセサリーが取付けられる。このようなアクセサリーとしては、サンバイザーやアシストグリップのような比較的取付部の面積が小さいアクセサリーや、またルームランプハウジングやコンソールハウジングのような、収納空間(ハウジング)を形成してその中にアクセサリー本体を収納する大型のアクセサリーがある。これらのアクセサリーは、従来、各種のクリップやネジによって、ヘッドライナー内装材を間に挟む形で天井部の自動車鋼板に取付られたり、ヘッドライナー内装材に取付られていた。
【0003】
これに対し、近年これらアクセサリーをクリップやネジを用いずにウンタッチで簡単に鋼板や内装材にスナップ−イン取付できる取付構造が提案されている。
【0004】
例えば、特開平11−348657号公報(特願平10−157886号)には、大型のアクセサリーであるルームランプを、車体に設けられたルームランプサポートブラケットに取り付ける構成が開示されている。それによると、ルームランプに設けられている複数のフック(係合部)を、天井内張り(ヘッドライナー)に形成された開口部を介してルームランプサポートブラケットに係止させることにより、ルームランプが固定されている。この場合、ルームランプに設けられているフックを内側に撓めてヘッドライナーの開ロを通した後、フックを撓ませる力を解除して弾性によりフックをもとに戻し、フックの先端にある外向きの爪をヘッドライナー裏面にあるブラケットに係合させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記した従来技術には、以下の課題がある。
【0006】
▲1▼ ブラケットによるアクセサリーの支持は、フックの爪がブラケットの被係合部に係合することに依っている。この爪と被係合部の係合量は、フックの撓み量によって決まる。構造上、合成樹脂等からなるフックの撓み量は最大数ミリ程度が限界であり、その程度の撓み量から得られる係合量では、大きな負荷をもたらす大型のアクセサリーやハウジング等は、フックおよび被係合部がその負荷に耐えきれず支持し得ないので、ブランケットへの取付が困難である。
【0007】
▲2▼ 一旦取付けたアクセサリーを取り外すためには、アクセサリーに外力を加えてフックを弾性変形させる必要があり、着脱のメンテナンス性が悪い。フックを変形させるように外力を加えることは容易ではなく、無理に力を加えることによってアクセサリーのフックが破損して再利用できなくなったり、またヘッドライナー内装材の開口縁を傷つける可能性がある。
【0008】
▲3▼ ヘッドライナーの裏面に、アクセサリーを受けるブラケット等をあらかじめ準備しておく必要がある。また、このブラケット等のためにヘッドライナーの裏面に大きな隙間が必要であり、ヘッドライナーと鋼板との間にデッドスペースを生じて、その結果、乗員室の容積の低減を招く。
【0009】
そこで本発明の目的は、上記課題に鑑み、被着材に簡単にスナップ−イン取付可能であって、取付強度およびメンテナンス性に優れたハウジングアクセサリーの取付構造および取付方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の特徴は、被着材に設けられている取付用楕円穴と、被着材に取り付けられるベース部と、ベース部に取り付けられベース部とともにハウジングアクセサリーを構成するカバー部とを有するハウジングアクセサリー取付構造において、ベース部は、被着材への取付面から突出する係合リブと、貫通孔とを有し、カバー部は、ベース部材の貫通孔を貫通して先端部がベース部材の取付面より突出する差込リブと、ベース部に係合可能な係合部とを有し、係合リブは、取付面上に立設する支柱部と、支柱部に設けられている係合鍔部とからなり、係合鍔部は、被着材の楕円穴の短径付近の内縁部には係合可能であり楕円穴の長径付近の内縁部には係合不能な大きさであり、ベース部は、係合鍔部が楕円穴の短径付近の内縁部に係合することにより被着材に取り付けられ、カバー部は、係合部が係合することによりベース部に取り付けられ、カバー部がベース部に取り付けられているとともにベース部が被着材に取り付けられている状態においては、差込リブが貫通孔を貫通して楕円穴内に差し込まれ、差込リブが楕円穴の内縁部に当接することにより、カバー部およびベース部の回転が阻止されるところにある。
【0011】
1対の係合リブが係合鍔部を外側に向けて互いに対向して設けられており、両係合リブがいずれも被着材の楕円穴の短径付近に位置しているときに両係合リブの係合鍔が楕円穴の内縁部にそれぞれ係合し、ベース部が被着材に対し相対的に回転されて両係合リブが楕円穴の長径付近に位置すると、両係合リブの係合鍔が楕円穴の内縁部から外れるように、両係合リブ間の間隔と係合鍔の大きさが設定されていてもよい。そして、両係合リブのそれぞれの係合鍔の外端間の距離が、楕円穴の長径よりも短く短径よりも長い。また、1対の差込リブが互いに対向して設けられており、両差込リブの外面間の距離が、楕円穴の長径よりも短く短径よりも長い。
【0012】
ベース部とカバー部との間に、アクセサリー本体が収容される空間が形成されていてもよい。
【0013】
ベース部の周壁の内側に凹部が設けられており、係合部は撓み変形可能な柱部と柱部の先端に設けられ凹部に係合可能な爪部とからなるものであってもよい。
【0014】
本発明のハウジングアクセサリー取付方法は、前記したいずれかの構成のハウジングアクセサリー取付構造を用い、係合リブを楕円穴の長径付近に挿入させ、ベース部を被着材に対し相対的に回転させることにより、係合リブを楕円穴の短径付近の内縁部に係合させるベース部取付工程と、差込リブを、被着材に取り付けられたベース部の貫通孔を介して楕円穴内に差し込んで、差込リブを楕円穴の長径付近に位置させるとともに、係合部をベース部に係合させるカバー部取付工程とを含むことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の好適な実施形態について図面を参照して説明する。
【0016】
図1に、被着材(自動車のヘッドライナー内装材)にハウジングアクセサリー(ランプハウジング)を取り付ける、本発明の一実施形態が示されている。ランプハウジング1は、自動車の天井部において室内を照明するランプユニット2を収容するものであり、ともに透明ないし半透明の樹脂からなるベース部3とカバー部4とが積層状態で固定され、ベース部3とカバー部4との間に形成される空間(ハウジング)5にランプユニット2を収容するものである。
【0017】
図2は、図1に示されているランプハウジング1の分解状態の斜視図である。
【0018】
ランプハウジング1はべース部3とカバー部4から形成されている。ランプハウジング1のべース部3は、天板と下向きの周壁からなり下向き凹状に形成されている。周壁の端縁には溝状の凹部が設けられている。この凹部が、カバー部の係合部に対する被係合部である。
【0019】
カバー部4は底板と上向きの周壁からなり上向き凹状に形成されている。カバー部4の周壁の端縁には、撓み変形可能な柱部6aと、この柱部6aの先端に設けられた爪部6bとからなる係合部6が複数個形成されている。この係合部6の爪部6bが、ベース部3の凹部(図示せず)と係合可能である。すなわち、複数の係合部6の爪部6bを、ベース部材3の溝状の凹部に係合させることにより、カバー部4はベース部3に取り付けられる。この取付状態において、両者の凹形状が接合され、周壁に囲まれてアクセサリー本体(ランプユニット2)が収容される空間5が形成されている。
【0020】
ベース部3の天板には複数の係合リブ7が上方に向けて立設されている。係合リブ7は、支柱部7aと、支柱部7aの上端において外側に突出する係合鍔部7bとからなる。この係合リブ7は、後述する被着材の取付用楕円穴9に向けて延び、支柱部7aの高さは被着材の厚さに対応している。係合リブ7の支柱部7aと係合鍔部7bとは一体に形成されていてもよいし、複数に分割されていてもよい。本実施形態では、1対の係合リブ7が係合鍔部7bを外側に向けて互いに対向して設けられている。両係合リブ7のそれぞれの係合鍔部7bの外端縁間の距離は、楕円穴9の長径よりも短く短径よりも長い。
【0021】
また、本実施形態のベース部3の天板には、係合リブ7に隣接する1対の細長貫通孔10が設けられている。そして、カバー部4の底板には、ベース部3の貫通孔10に対向する差込リブ11が上方に向けて立設されている。この差込リブ11は、ベース部3の貫通孔10に向けて延び、貫通孔10を貫通してベース部3の天板の上方に突出可能な高さを有している。
【0022】
次に、このようなハウジングアクセサリー1(ベース部3およびカバー部4)が取り付けられる被着材について説明する。本実施形態では、自動車の乗員室の天井部のヘッドライナー内装材8が被着材であり、このヘッドライナー内装材8に、ハウジングアクセサリー取付用の楕円穴9が設けられている。なお、厳密な意味で正確な楕円形でなくても、楕円形に類似した形状であればよい。
【0023】
ここで、前記の通り、両係合リブ7のそれぞれの係合鍔部7bの外端縁間の距離は楕円穴9の長径よりも短く短径よりも長いので、図4〜7に示すように、両係合リブ7が被着材の楕円穴9の短径付近に位置しているときには、両係合リブ7の係合鍔7bが楕円穴9の内縁部にそれぞれ係合し、ベース部3がヘッドライナー内装材8に取り付けられた状態となる。これに対し、両係合リブ7が被着材の楕円穴9の長径付近に位置しているときには、図3に示すように、両係合リブ7の係合鍔部7bが楕円穴9の内縁部に係合せず、ベース部3がヘッドライナー内装材8から離脱した状態のままである。従って、両係合リブ7を楕円穴9内に挿入した状態で回転させることにより、ベース部3がヘッドライナー内装材8に取り付けられた状態と離脱した状態とを交互にとる。
【0024】
また、1対の差込リブ11の外端縁間の距離が、楕円穴9の長径よりも短く短径よりも長い。差込リブ11はベース部3の貫通孔10に挿入可能である。そして、差込リブ11は、楕円穴9の長径部付近には挿入可能であるが、両差込リブ11間の間隔が広いことと各差込リブ11自体がある程度広い幅を有していることから、楕円穴9の短径部付近や、長径部と短径部の中間位置では、挿入不可能である。すなわち、両差込リブ11を楕円穴9の長径部付近に差し込んだ後、カバー部4をベース部3に対して相対的に回転させようとしても、差込リブ11が楕円穴9の内縁部に当接するため回転できない。
【0025】
図6〜8に示すような、本実施形態によるハウジングアクセサリー取付状態では、係合リブ7の係合鍔部7bが楕円穴9の短径部付近に係合することによりベース部3がヘッドライナー内装材8に取り付けられ、係合部6の爪部6bが溝状の凹部に係合することによりカバー部4がベース部3に取り付けられている。そして、差込リブ11が貫通孔10を貫通してカバー部4がベース部3に一体化している。この差込リブ11が楕円穴9の長径部付近に差し込まれているので、カバー部4およびベース部3は、ヘッドライナー内装材8に対し相対的に回転不能である。従って、係合リブ7がヘッドライナー内装材8の楕円穴9に対し相対的に回転し得ないので、係合鍔部7bが楕円穴9の内縁部から外れることはなく、カバー部4およびベース部3が、ヘッドライナー内装材8から離脱することはない。
【0026】
次に、本実施形態のハウジングアクセサリー取付方法について説明する。
【0027】
まず、図3に示すように、ヘッドライナー内装材8の楕円穴9の長径付近に係合鍔部7bが位置するような位置関係で、ベース部3をヘッドライナー内装材8に密着させる。このとき、係合リブ7は楕円穴9内に進入する。
【0028】
続いて、図4に示すように、べース部3を被着面に平行に90度回転し、係合鍔部7bを楕円穴9の短径付近の内縁部に係合させる。係合鍔部7bの少なくとも一部がヘッドライナー内装材8の裏面にまわり込み、ベース部3の天板の上面と係合鍔部7b(の下面)でヘッドライナー内装材8を挟み込むことにより、ベース部3はヘッドライナー内装材8に仮止めされる。なお、係合鍔部7bがヘッドライナー内装材8の裏面にちょうど当接するように、すなわち、係合鍔部7b以下の支柱部7aの高さがヘッドライナー内装材8の厚さとほぼ一致するように、支柱部7aの高さが規定されている。
【0029】
このようにベース部を仮止めした後に、図5,6に示すように、カバー部4をベース部3に積層するように配置する。このとき、カバー部4の底板から上方に延びる差込リブ11を、ベース部3の貫通孔10に挿入しながら、カバー部4の係合部6の柱部6aを弾性変形させ、爪部6bをベース部3の溝状の凹部に係合させる。なお、カバー部4とベース部3の係合は、この例に限らず様々な嵌め合わせ結合等が可能である。図8に示すように、ベース部3の貫通孔10を貫通した差込リブ11の先端は、ヘッドライナー内装材8の楕円穴9内に突出する。突出した差込リブ11の先端に規制されて、先に仮止めされているべ一ス部3は回転不能となり、カバー部4を外さないかぎり取り外しできなくなる。
【0030】
使用者がこのハウジングアクセサリー1を取り外す場合には、前記した取り付け方法と実質的に逆の手順が行われる。まず、柱部6aを撓み変形させて係合部6の爪部6bを溝状の凹部から外し、カバー部4をベース部3から取り外す。そうすると、差込リブ11が楕円穴9および貫通孔10から抜き取られるので、ベース部3をヘッドライナー内装材8に対し相対回転可能になる。そこで、ベース部3を約90度回転させ係合リブ7を楕円穴9の長径付近に位置させて、ベース部3をヘッドライナー内装材8から取り外す。係合鍔部7bは楕円穴9の長径付近にあるので内縁部に引っかかることはない。
【0031】
図9に示すように、係合鍔部7bのヘッドライナー内装材8への当接部がテーパ状になっていると、係合鍔部7bがヘッドライナー内装材8を締めつける力が強くなり、より確実な固定ができる。
【0032】
また、図10に示すように、1対の係合鍔部7bが互いに異なる向きでヘッドライナー内装材8に対して傾斜していることが好ましい。この場合、傾斜した係合鍔部7bがヘッドライナー内装材8を締めつける(ヘッドライナー内装材8の裏面に弾性がある場合には係合鍔部7bがヘッドライナー内装材8に食い込む)作用をする構造となり、ベース部3の位置ずれやがたつきが防止される。
【0033】
【発明の効果】
本発明によると、取付クリップやネジなどの取付部材を用いることなく、ワンタッチのスナップイン組付けによりハウジングアクセサリーの取付けが可能である。また、ベース部からカバー部を取外せば、無理な力を加えることなくアクセサリーを取り外すことが可能で、メンテナンス性に優れている。
【0034】
被着材への強い係合力を確保できるため、重量のある大型のハウジングアクセサリーも取付可能になる。またアクセサリーががたついたり、係合状態が緩むことを防止することが可能である。また、被着材の裏面に大きな隙間がなくとも取り付けられ、スペースの無駄を生じることがない。被着材裏面に取付ブラケット等の特別な部材を設ける必要がなく、また、取付作業者がこの裏面に手をまわす煩雑な作業を行う必要もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハウジングアクセサリー取付構造を示す斜視図である。
【図2】本発明のハウジングアクセサリー取付構造の分解斜視図である。
【図3】本発明のハウジングアクセサリー取付方法の第1工程を示す説明する要部平面図である。
【図4】本発明のハウジングアクセサリー取付方法の第2工程を示す説明する要部平面図である。
【図5】本発明のハウジングアクセサリー取付方法の第3工程を示す説明する要部側面図である。
【図6】本発明のハウジングアクセサリー取付構造を示す説明する要部平面図である。
【図7】本発明のハウジングアクセサリー取付構造における係合リブの部分の断面図である。
【図8】本発明のハウジングアクセサリー取付構造における差込リブの部分の断面図である。
【図9】本発明のハウジングアクセサリー取付構造における係合リブの変形例を示す要部断面図である。
【図10】本発明のハウジングアクセサリー取付構造における係合リブのもう一つの変形例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジングアクセサリー(ランプハウジング)
2 アクセサリー本体(ランプユニット)
3 ベース部
4 カバー部
5 空間
6 係合部
6a 柱部
6b 爪部
7 係合リブ
7a 支柱部
7b 係合鍔部
8 被着材(ヘッドライナー内装材)
9 楕円穴
10 貫通孔
11 差込リブ

Claims (7)

  1. 被着材に設けられている取付用楕円穴と、前記被着材に取り付けられるベース部と、前記ベース部に取り付けられ該ベース部とともにハウジングアクセサリーを構成するカバー部とを有するハウジングアクセサリー取付構造であって、
    前記ベース部は、前記被着材への取付面から突出する係合リブと、貫通孔とを有し、
    前記カバー部は、前記ベース部材の前記貫通孔を貫通して先端部が前記ベース部材の前記取付面より突出する差込リブと、前記ベース部に係合可能な係合部とを有し、
    前記係合リブは、前記取付面上に立設する支柱部と、該支柱部に設けられている係合鍔部とからなり、該係合鍔部は、前記被着材の前記楕円穴の短径付近の内縁部には係合可能であり前記楕円穴の長径付近の内縁部には係合不能な大きさであり、
    前記ベース部は、前記係合鍔部が前記楕円穴の短径付近の内縁部に係合することにより前記被着材に取り付けられ、
    前記カバー部は、前記係合部が係合することにより前記ベース部に取り付けられ、
    前記カバー部が前記ベース部に取り付けられているとともに前記ベース部が前記被着材に取り付けられている状態においては、前記差込リブが前記貫通孔を貫通して前記楕円穴内に差し込まれ、前記差込リブが前記楕円穴の内縁部に当接することにより、前記カバー部および前記ベース部の回転が阻止されることを特徴とする、ハウジングアクセサリー取付構造。
  2. 1対の前記係合リブが前記係合鍔部を外側に向けて互いに対向して設けられており、前記両係合リブがいずれも前記被着材の前記楕円穴の短径付近に位置しているときに前記両係合リブの前記係合鍔が前記楕円穴の内縁部にそれぞれ係合し、前記ベース部が前記被着材に対し相対的に回転されて前記両係合リブが前記楕円穴の長径付近に位置すると、前記両係合リブの前記係合鍔が前記楕円穴の内縁部から外れるように、前記両係合リブ間の間隔と前記係合鍔の大きさが設定されている、請求項1に記載のハウジングアクセサリー取付構造。
  3. 前記両係合リブのそれぞれの前記係合鍔の外端間の距離が、前記楕円穴の前記長径よりも短く前記短径よりも長い、請求項2に記載のハウジングアクセサリー取付構造。
  4. 1対の前記差込リブが互いに対向して設けられており、前記両差込リブの外面間の距離が、前記楕円穴の前記長径よりも短く前記短径よりも長い、請求項2に記載のハウジングアクセサリー取付構造。
  5. 前記ベース部と前記カバー部との間に、アクセサリー本体が収容される空間が形成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載のハウジングアクセサリー取付構造。
  6. 前記ベース部の周壁の内側に凹部が設けられており、前記係合部は撓み変形可能な柱部と前記柱部の先端に設けられ前記凹部に係合可能な爪部とからなるものである、請求項1〜5のいずれか1項に記載のハウジングアクセサリー取付構造。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のハウジングアクセサリー取付構造を用いたハウジングアクセサリー取付方法であって、
    前記係合リブを前記楕円穴の前記長径付近に挿入させ、前記ベース部を前記被着材に対し相対的に回転させることにより、前記係合リブを前記楕円穴の前記短径付近の内縁部に係合させるベース部取付工程と、
    前記差込リブを、前記被着材に取り付けられた前記ベース部の前記貫通孔を介して前記楕円穴内に差し込んで、前記差込リブを前記楕円穴の長径付近に位置させるとともに、前記係合部を前記ベース部に係合させるカバー部取付工程とを含む、ハウジングアクセサリー取付方法。
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