JP4341354B2 - 車両シート用ロック装置 - Google Patents
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Description
特許文献1に係るロック装置は、シートクッションの下面の下方に向けて取付けられた板状に対向する一対のベースプレートと、それらのベースプレート間に形成される空間にはベースプレートに対して各々回動可能に支持される板状のラッチと板状のポールを備えている。またカム部材がポールに対して回動自在に支持されている。またベースプレートには、車両フロアー側に設けられたストライカーが抜き差し可能に差し込まれる凹部を各々有している。
請求項1に記載の発明は、車体側またはシート側の一方に設けられたストライカーと、車体側またはシート側の他方に設けられ、且つストライカーの受け入れが可能な凹部を有するベースプレートと、このベースプレートに対し、ストライカーに係合させたロック状態またはロック解除状態に揺動できるように支持されたラッチと、同じくベースプレートに対し、ラッチをロック状態またはロック解除状態に保持する位置へ揺動できるように支持されたポールと、ロック状態でのストライカーおよびラッチの間の遊びを吸収してガタをなくすためのカム部材とを備えた車両シート用ロック装置であって、
ベースプレートは、ストライカーの長さ方向に一対に備えられており、
この一対のベースプレートの間には、ラッチとポールとを挟み込む格好でストライカーの長さ方向に各々当接する一対のカム部材が一対のベースプレートに対して揺動自在に軸支される格好で備えられており、
この一対のカム部材には、ストライカーに係合可能なカム面が形成されており、
ラッチがロック状態にあるとき、一対のカム部材は、各々のカム面が独立してベースプレートとストライカーのいずれか一方もしくは両方に生ずる誤差以上にストライカーをベースプレートの凹み部へ押し付ける構成である。
この構成によれば、ベースプレートやストライカーに組み付け及び/又は成形あるいは磨耗にて誤差が生じた状態でラッチがロック状態になった場合でも、ストライカーは、その長さ方向の左右において、一対のカム部材のカム面からそれぞれ付勢力を受けてストライカーを左右のベースプレートに押し付けることで、左右のカムと左右のベースプレートの合計4点で、フックとポールの両側にてストライカーを挟み込むことができる。そのため、上述したように誤差が生じていても、その誤差を付勢力によって十分に吸収して安定度の高いロック状態(ガタを詰めたロック状態)を保持することができる。
実施の形態を図1〜図8にしたがって説明する。
図1は、車両用の格納式リヤシートを表した側面図である。この形式のシートを格納するには、まず、リクライニング装置(図示省略)を操作し、図のようにシートクッション10側へシートバック12を倒し込む。これと併行して、シートクッション10のリヤ側下部とフロア13側とを結合しているロック装置20のロックを解除する。この後、シートクッション10を、そのフロント側端部を支点として回動させ、全体をフロントシート(図示省略)の背面へ立てかける。
以下、ロック装置20の構造を詳述する。
ロック装置20は、図4に示すように二枚のベースプレート22、23を有する。そして二枚のベースプレート22、23の間には、二枚のカム部材40、41と、それらのカム部材40、41の間にさらにラッチ26とポール30が挟み込まれた状態で組み付けられている。なお、このラッチ26とポール30は、ほぼ同一平面内に配置されている。
また、ポール30は、係止面30aとは反対方向の端部に突起30bを有する。
図3に示すように、ロック状態ではカム部材40、41が下方から上方へ左右均等にストライカー46をベースプレート22、23の凹部24、27へと押しつけている。したがってストライカー46は左右均等にガタ詰めされ安定度の高いロック状態となる。
(1)すなわち実施の形態に係るロック装置20は、シートクッション20に取付けられており、シートクッション20をフロア13に固定する際に利用されていた。しかしロック装置20がシートバック12に取付けられ、シートバック12をフロア13に固定する際に利用される形態であっても良い。
(2)また実施の形態に係るロック装置20は、シートクッション10に設けられていた。しかしロック装置20がフロア13に設けられる形態であって、そのロック装置20がシートクッション10またはシートバック12に設けられるストライカー46に掛止する形態であってもよい。
(3)また実施の形態に係るシートクッション10は、回動機構によってフロア13に対して回動可能に取付けられる形態であった。しかしシートクッション10またはシートバック12が、フロア13に対して脱着可能に取付けられる構造であって、ロック装置20がシートクッション10またはシートバック12を脱着可能に固定するために利用される形態であってもよい。
(4)また実施の形態に係るカム部材40、41は、ベースプレート22、23に対して1本の取付ピン56で同一軸として軸支されている形態であった。しかし個別に取付ピンで軸支する形態であっても構わない。その場合は、取付ピンを2本必要とする。
22、23 ベースプレート
24、27 凹部
26 ラッチ
30 ポール
40、41 カム部材
46 ストライカー
Claims (1)
- 車体側またはシート側の一方に設けられたストライカーと、車体側またはシート側の他方に設けられ、且つストライカーの受け入れが可能な凹部を有するベースプレートと、このベースプレートに対し、ストライカーに係合させたロック状態またはロック解除状態に揺動できるように支持されたラッチと、同じくベースプレートに対し、ラッチをロック状態またはロック解除状態に保持する位置へ揺動できるように支持されたポールと、ロック状態でのストライカーおよびラッチの間の遊びを吸収してガタをなくすためのカム部材とを備えた車両シート用ロック装置であって、
ベースプレートは、ストライカーの長さ方向に一対に備えられており、
この一対のベースプレートの間には、ラッチとポールとを挟み込む格好でストライカーの長さ方向に各々当接する一対のカム部材が一対のベースプレートに対して揺動自在に軸支される格好で備えられており、
この一対のカム部材には、ストライカーに係合可能なカム面が形成されており、
ラッチがロック状態にあるとき、一対のカム部材は、各々のカム面が独立してベースプレートとストライカーのいずれか一方もしくは両方に生ずる誤差以上にストライカーをベースプレートの凹み部へ押し付ける車両シート用ロック装置。
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