JP4341303B2 - ネットワーク印刷システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数台のプリンタがネットワーク接続されたネットワーク印刷システムに、関する。
【0002】
【従来の技術】
オフィス等で用いられている、複数台のプリンタが接続されたネットワークシステム(以下、ネットワーク印刷システムと表記する)の中には、各プリンタの管理を容易に行えるようにするために、ジョブ情報,消耗品情報,エラー/ワーニング情報を、各プリンタから収集するためのプログラムを、システムに含まれる1台のコンピュータにインストールしたネットワーク印刷システムが、知られている(例えば、特許文献1)。また、各ホストコンピュータからの印刷ジョブデータを各プリンタに中継する機能を有するコンピュータ(いわゆるプリントサーバー)を設けると共に、そのコンピュータにジョブ情報を管理する機能と、消耗品情報やエラー/ワーニング情報を各プリンタから収集して管理する機能を持たせたネットワーク印刷システムも知られている。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−309147
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような構成のネットワーク印刷システムによれば、各プリンタの管理を1台のコンピュータ上で行えることになるので、各プリンタの管理が容易に行えることになる。
【0005】
しかしながら、上記のような構成のネットワーク印刷システムは、ジョブ情報等の出力が各プリンタに対して要求されるものであるため、情報収集のための通信トラフィック量が比較的に多いシステムとなっている。また、ジョブ情報等を収集させるためのプログラムをコンピュータにインストールした後、各種の設定作業をしておけなければならないものであるため、立ち上げ時の作業やジョブ情報等を収集させるコンピュータの変更作業が結構面倒なシステムともなっている。
【0006】
そこで、本発明の課題は、複数台のプリンタを含むネットワーク印刷システムであって、情報収集のための通信トラフィック量が少なく、かつ、ジョブ情報等を収集させるコンピュータに対して特殊な設定作業を行う必要もないネットワーク印刷システムを、提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明では、第1プリンタと、1台以上の第2プリンタと、第1のプリンタ管理用コンピュータとを含むネットワーク印刷システムを、前記第1プリンタが、自プリンタの、その時点における状態を示す情報であるプリンタ状態情報を、前記ネットワーク上のコンピュータに対して送信するためのプリンタ状態情報送信手段と、前記プリンタ状態情報送信手段による前記プリンタ状態情報の送信先とされるコンピュータを指定する情報であるコンピュータ指定情報と、前記プリンタ状態情報送信手段の動作スケジュールを指定する情報である送信スケジュール情報と、前記ネットワークに接続された他のプリンタを特定可能な情報である幾つかのプリンタ特定情報からなる管理対象プリンタ情報とを、記憶するための情報記憶手段と、前記情報記憶手段に記憶された前記コンピュータ指定情報と前記送信スケジュール情報と前記管理対象プリンタ情報とを、ユーザによって指定された内容の情報に書き換えるための情報書換手段と、前記プリンタ状態情報送信手段と同期的に動作するプリンタ状態情報取得・送信手段であって、前記情報記憶手段に記憶された前記管理対象プリンタ情報内の各プリンタ特定情報について、そのプリンタ特定情報にて特定されるプリンタからそのプリンタに関する前記プリンタ状態情報を取得し、取得したそのプリンタ状態情報を、前記情報記憶手段に記憶された前記コンピュータ指定情報が指定するコンピュータに対して送信する処理を行うプリンタ状態情報取得・送信手段とを、備える装置であると共に、前記情報記憶手段に、前記コンピュータ指定情報として、前記第1のプリンタ管理用コンピュータを指定する情報が記憶され、前記管理対象プリンタ情報として、前記1台以上の第2プリンタのそれぞれに関するプリンタ特定情報を含む情報が記憶された装置であり、前記第2プリンタが、自プリンタの前記プリンタ状態情報を設定された送信先へ送信可能な装置であり、前記第1プリンタが、前記ネットワーク上のコンピュータから管理対象プリンタ設定ページの要求を受信した場合、前記ネットワーク上の装置を調査し、所定条件を満たす装置情報と選択・非選択の設定を受け付け可能なアイテムとを含む管理対象プリンタ設定ページを前記ネットワーク上のコンピュータに送信し、前記ネットワーク上のコンピュータにより選択された装置に対して自プリンタを前記プリンタ状態情報の送信先と設定する管理対象プリンタ設定手段をさらに備えるネットワーク印刷システムとしておく。
【0009】
このような構成を有する本発明のネットワーク印刷システムは、プリンタ状態情報(ジョブ情報,消耗品情報等)の出力が各プリンタに対して要求されないシステムとなるので、情報収集のための通信トラフィック量が比較的に少ないシステムとして機能することになる。さらに、当該ネットワーク印刷システムは、情報収集のために用いるコンピュータ(プリンタ管理用コンピュータ)に、各プリンタから情報を収集するためのプログラムのインストールを含む設定作業が不必要なシステムとなるので、システムの立ち上げ時の作業や、情報収集のために用いるコンピュータ(プリンタ管理用コンピュータ)の変更作業が容易なシステム(プリンタ状態情報を移動するだけで、コンピュータの変更が可能なシステム)として機能することにもなる。
【0010】
また、本発明のネットワーク印刷システムを実現するに際しては、自プリンタの,プリンタ状態情報が示す状態とは異なる状態を示す情報である第2種プリンタ状態情報を、ネットワーク上のコンピュータに対して送信するための第2種プリンタ状態情報送信手段と、第2種プリンタ状態情報送信手段による第2種プリンタ状態情報の送信先とされるコンピュータを指定する情報である第2種コンピュータ指定情報と、第2種プリンタ状態情報送信手段の動作スケジュールを指定する情報である第2種送信スケジュール情報とを、記憶するための第2種情報記憶手段と、第2種情報記憶手段に記憶された第2種コンピュータ特定情報と第2種送信スケジュール情報とを、ユーザによって指定された内容の情報に書き換えるための第2種情報書換手段とを付加しておいても良い。
【0011】
このように本発明のネットワーク印刷システムを構成しておけば、ジョブ情報と消耗品情報といったように、内容/用途が異なる情報が、別のコンピュータ内に保存されるネットワーク印刷システムを実現できることになる。
【0012】
また、本発明のネットワーク印刷システムを実現するに際しては、プリンタ状態情報送信手段を、複数のプロトコルにてプリンタ状態情報を送信可能な手段とし、情報記憶手段が、コンピュータ指定情報と、送信スケジュール情報と、プリンタ状態情報送信手段がプリンタ状態情報の送信時に用いるプロトコルを指定する情報であるプロトコル指定情報とを、記憶するための手段とし、情報書換手段を、情報記憶手段に記憶されたコンピュータ特定情報と送信スケジュール情報とプロトコル指定情報とを、ユーザによって指定された内容の情報に書き換えるための手段としておくことが、望ましい。何故ならば、本発明のプリンタをこのようなものとして実現しておけば、プリンタの管理に用いるコンピュータ(プリンタ状態情報の収集に用いるコンピュータ)の選択範囲が広がるからである。
【0013】
なお、本発明のネットワーク印刷システムを実現するに際しては、前記プリンタ状態情報送信手段を、前記プリンタ状態情報としてテキスト情報を送信する手段としておくことが望ましい。何故ならば、プリンタ状態管理情報を、テキスト情報以外の情報としておいた場合、その情報を表示することが出来るコンピュータに、プリンタ状態管理情報の送信先が限定される(或いは、プリンタ状態管理情報の送信先とするコンピュータにその情報を表示するためのプログラムのインストールが必要とされる)ことになるのに対し、プリンタ状態管理情報を、テキスト情報としておいた場合、テキスト情報を表示することができないコンピュータは存在しないといって良いので、プリンタ状態管理情報の送信先が限定されない(プリンタ状態管理情報の送信先とするコンピュータにその情報を表示するためのプログラムのインストールが必要とされない)からである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
【0018】
<第1実施形態>
図1に模式的に示したように、本発明の第1実施形態に係るプリンタ10は、CPU,ROM,RAM,NVS(不揮発性記憶装置:HDD,バッテリバックアップされたRAM等),NW−I/F(ネットワークインタフェース回路)、RTC(リアルタイムクロック)等からなる制御部11と、液晶ディスプレイ(LCD),複数の押ボタンスイッチ(SW),複数の発光ダイオード(LED)等からなる操作パネル12と、給紙装置,印刷エンジン,排紙装置等からなる印刷機構部13とを備える装置である。また、プリンタ10は、制御部11として、印刷制御処理,異常現象発生監視処理,ステータス情報管理処理,ジョブ情報記録処理,レポート送信条件情報設定処理,レポート送信処理等を並行的に実行するユニットを備えた装置となっている。
【0019】
制御部11が実行する印刷制御処理は、印刷ジョブデータの受信を監視し、受信した印刷ジョブデータにて指定されている内容の印刷物を印刷機構部13に生成させる処理である。異常現象発生監視処理は、プリンタ10内での異常現象の発生を監視し、異常現象が発生した場合には、その異常現象の発生を示すメッセージの操作パネル12(LCD)への表示等を行う処理である。ステータス情報管理処理は、プリンタ10内の各消耗品の残量や、定期的交換部品の使用回数,各種動作条件項目に関するユーザの設定値等(以下、ステータス情報と表記する)を管理する処理である。
【0020】
ジョブ情報記録処理は、印刷制御処理により処理された各印刷ジョブデータに関するジョブ情報(送信元のコンピュータ名、印刷枚数、印刷日時といった各種の項目情報からなる情報)を、制御部11内のNVS(不揮発性記憶装置)に記憶(記録)していく処理である。
【0021】
レポート送信条件設定処理は、NVSに記憶されているエラーレポート送信条件情報,ステータスレポート送信条件情報及びジョブレポート送信条件情報(詳細は後述)を、プリンタ10の管理者が指示した内容のものに変更する処理である。
【0022】
具体的には、このレポート送信条件情報設定処理を実行している制御部11は、通常は、所定内容のHTTPリクエスト(以下、設定ページリクエストと表記する)の受信や、レポート送信条件指定情報(詳細は後述)の受信を、監視している。
【0023】
そして、制御部11は、設定ページリクエストを受信した場合には、その設定ページリクエストの送信元コンピュータに、図2に示した構成のレポート送信条件設定ページを表示させる。
【0024】
このレポート送信条件設定ページは、セレクトボックス21,22,24,25,27a〜27e、28,29,31a〜31e、テキストボックス23a〜23d,26a〜26d、30a〜30dの初期値が、NVSに記憶されているエラーレポート送信条件情報、ステータスレポート送信条件情報及びジョブレポート送信条件情報に応じたものとされるWebページである。また、レポート送信条件設定ページは、“送信”ボタン32の押下時に、上記した各アイテムのその時点における値(プリンタ10の管理者による設定値)を含む,制御部11により受信されることになる情報が、ネットワーク上に送信されるWebページとなっている。
【0025】
そして、“設定”ボタン32の押下により送信されるこの情報が、上記したレポート送信条件指定情報となっており、このレポート送信条件指定情報を受信した制御部11は、NVSに記憶されているエラーレポート送信条件情報,ステータスレポート送信条件情報,ジョブレポート送信条件情報を、そのレポート送信条件指定情報に応じた内容のものに書き換える処理を、行う。
【0026】
以下、この処理の詳細を説明する代わりに、この処理により書き換えられる各送信条件情報の構成を説明することにする。
【0027】
エラーレポート送信条件情報は、エラーレポートレベル情報,エラーレポート送信プロトコル指定情報,エラーレポート送信先指定情報及びエラーレポート用認証情報を含む情報である。
【0028】
このエラーレポート送信条件情報に含まれるエラーレポートレベル情報は、エラーレポート(どのようなエラー/ワーニングがプリンタ10内で発生したかを示す情報を保持したファイル;詳細は後述)が送信されるべき条件を、異常現象(エラー/ワーニング)の種類によって指定する情報である。このエラーレポートレベル情報は、セレクトボックス21の設定値に対応する情報であって、エラー及びワーニングの発生時にエラーレポートを送信することを指定する値と、エラーの発生時にのみエラーレポートを送信する(ワーニングの発生時にはエラーレポートを送信しない)ことを指定する値と、エラーレポートを全く送信しないことを指定する値(以下、非送信指示値と表記する)とを取り得る情報となっている。
【0029】
エラーレポート送信プロトコル指定情報は、エラーレポートの送信に用いるべきプロトコルを指定する情報である。このエラーレポート送信プロトコル指定情報は、セレクトボックス22の設定値に対応する情報であって、FTP(File Transfer Protocol)によりエラーレポートを送信すべきことを指示する値、CIFS(Common Internet File System)によりエラーレポートを送信すべきことを指示する値,SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)によりエラーレポートを送信すべきことを指示する値のいずれかを取る情報となっている。
【0030】
エラーレポート送信先指定情報は、エラーレポートの送信先を指定する情報である。このエラーレポート送信先指定情報は、テキストボックス23a,23dの設定値に対応する情報となっている。エラーレポート用認証情報は、エラーレポートを送信先に受信させるために必要な情報からなる,有意な情報を含まないこともある情報である。このエラーレポート用認証情報は、テキストボックス23b,23cの設定値に相当する情報となっている。
【0031】
一方、ステータスレポート送信条件情報は、ステータスレポートレベル情報と、ステータスレポート送信プロトコル指定情報と、ステータスレポート送信先指定情報と、ステータスレポート用認証情報と、ステータスレポート用スケジュール指定情報とを含む情報となっている。
【0032】
このステータスレポート送信条件情報に含まれるステータスレポートレベル情報は、送信すべきステータスレポート(プリンタ10の状態を示す各種のステータス情報を含むファイル;詳細は後述)に含めるべきステータス情報(ステータス情報管理処理にて管理されている情報)の種類を指定する情報である。このステータスレポートレベル情報は、セレクトボックス24の設定値に対応する情報であると共に、エラーレポートレベル情報と同様に、ステータスレポートを送信しないことを指定する非送信指示値を取り得る情報となっている。
【0033】
ステータスレポート送信プロトコル指定情報は、ステータスレポートの送信に用いるべきプロトコルを指定する情報である。このステータスレポート送信プロトコル指定情報は、セレクトボックス25の設定値に対応する情報であるとと共に、エラーレポート送信プロトコル指定情報と同様に、FTPによりエラーレポートを送信すべきことを指示する値、CIFSによりエラーレポートを送信すべきことを指示する値,SMTPによりエラーレポートを送信すべきことを指示する値のいずれかを取る情報となっている。
【0034】
ステータスレポート送信先指定情報は、ステータスレポートの送信先を指定する情報である。このステータスレポート送信先指定情報は、テキストボックス26a,26dの設定値に対応する情報となっている。ステータスレポート用認証情報は、ステータスレポートを送信先に受信させるために必要な情報からなる,有意な情報を含まないこともある情報である。このステータスレポート用認証情報は、テキストボックス26b,26cの設定値に相当する情報となっている。ステータスレポート用スケジュール指定情報は、ステータスレポートの送信スケジュールを指定するための情報である。ステータスレポート用スケジュール指定情報は、セレクトボックス27a〜27eの設定値に対応する情報となっている。
【0035】
また、ジョブレポート送信条件情報は、ジョブレポートレベル情報とジョブレポート送信プロトコル指定情報とジョブレポート送信先指定情報とジョブレポート用認証情報とジョブレポート用スケジュール指定情報とを含む情報となっている。
【0036】
ジョブレポート送信条件情報に含まれるジョブレポートレベル情報は、ジョブレポート(ジョブ情報記録処理により記録されたジョブ情報群を含むファイル;詳細は後述)として、各ジョブ情報の,どの項目情報を含めたものを送信すべきかを指定するための、セレクトボックス28の設定値に対応する情報である。このジョブレポートレベル情報は、エラーレポートレベル情報,ステータスレベル情報と同様に、ジョブレポートを送信しないことを指定する非送信指示値を取り得る情報となっている。
【0037】
ジョブレポート送信プロトコル指定情報は、ジョブレポートの送信に用いるべきプロトコルを指定するための、セレクトボックス29の設定値に対応する情報である。このジョブレポート送信プロトコル指定情報も、他の送信プロトコル指定情報と同様に、FTPによりエラーレポートを送信すべきことを指示する値、CIFSによりエラーレポートを送信すべきことを指示する値,SMTPによりエラーレポートを送信すべきことを指示する値のいずれかを取る情報となっている。
【0038】
ジョブレポート送信先指定情報は、ジョブレポートの送信先を指定するための、テキストボックス30a,30dの設定値に対応する情報である。ジョブレポート用認証情報は、ジョブレポートを送信先に受信させるために必要な情報からなる,有意な情報を含まないこともある情報である。このジョブレポート用認証情報は、テキストボックス30b,30cの設定値に相当する情報となっている。ステータスレポート用スケジュール指定情報は、ステータスレポートの送信スケジュールを指定するための、セレクトボックス31a〜31eの設定値に対応する情報である。
【0039】
そして、制御部11が実行するレポート送信処理は、上記のような構成のエラーレポート送信条件情報,ステータスレポート送信条件情報,ジョブレポート送信条件情報が示している条件で、エラーレポート,ステータスレポート,ジョブレポートを送信する処理であると共に、いずれかのレポートに関する送信条件情報が変更された場合には再実行される処理となっている。
【0040】
以下、図3に示した流れ図を用いて、レポート送信処理の内容を詳細に説明する。
【0041】
図示してあるように、レポート送信処理を開始した制御部11は、まず、NVSに記憶されているエラーレポート送信条件情報,ステータスレポート送信条件情報及びジョブレポート送信条件情報をRAM上に読み出すと共に、エラーレポートを送信すべき異常現象(エラーやワーニング)の種類、ステータスレポートの次回の送信日時であるステータスレポート送信日時、及び、ジョブレポートの次回の送信日時であるジョブレポート送信日時を把握する処理(ステップS101)を行う。より具体的には、制御部11は、このステップS101にて、以下の処理を行う。
【0042】
制御部11は、まず、NVSに記憶されているエラーレポート送信条件情報,ステータスレポート送信条件情報及びジョブレポート送信条件情報をRAM上に読み出す。その後、制御部11は、RAM上に読み出してあるエラーレポートレベル情報(エラーレポート送信条件情報の要素情報)に基づき、エラーレポートを送信すべき異常現象の種類を特定して記憶する処理と、RAM上に読み出してあるステータスレポート送信スケジュール指定情報(ステータスレポート送信条件情報の要素情報)と現在日時(RTCの出力)とに基づき、ステータスレポートの次回の送信日時(ステップS101の実行後、最初に送信されるべきステータスレポートの送信日時)を特定してステータスレポート送信日時として記憶する処理と、RAM上に読み出してあるジョブレポート送信スケジュール指定情報(ジョブレポート送信条件情報の要素情報)と現在日時(RTCの出力)とに基づき、ジョブレポートの次回の送信日時(ステップS202の実行後、最初に送信されるべきジョブレポートの送信日時)を特定してジョブレポート送信日時として記憶する処理とを行う。
【0043】
このような処理をステップS101にて行った制御部11は、エラーレポートを送信すべき異常現象(エラー/ワーニング)の発生が異常現象発生監視処理により検出されることと、現在日時がステータスレポート送信日時或いはジョブレポート送信日時と一致することとを監視する処理(ステップS102〜S104からなるループ処理)を、開始する。なお、流れ図中には示してないが、ステップS101にて、制御部11は、各レポートに関するレベル情報が非送信指示値を取っているか否かも判断する。そして、レベル情報が非送信指示値を取っているレポートが1つ以上存在していた場合、制御部11は、ステップS102〜S104のループ処理を、レベル情報が非送信指示値を取っている各レポートに関する判断を省略する形で実行する。
【0044】
ステップS102〜S104のループ処理中に、エラーレポートを送信すべき異常現象が発生したことを認識した場合(ステップS102;YES)、制御部11は、発生した異常現象に関する情報を含むエラーレポートを作成し、そのエラーレポートをエラーレポート用送信プロトコル指定情報が指定しているプロトコル(図では、指定プロトコル)により、エラーレポート送信先指定情報が指定している送信先(図では、指定送信先)に宛てて送信する処理(ステップS105)を、行う。
【0045】
具体的には、このステップS105にて、制御部11は、エラーレポートとして、プリンタ10のモデル名,MACアドレス及びIPアドレス(以下、プリンタ特定情報と表記する)と、発生した異常現象の名称とを含むテキストファイルであって、所定の文字列(ファイル名からエラーレポートであることが分かるようにするための文字列)とモデル名とIPアドレスと現在日時相当の情報とを並べたファイル名を有するテキストファイルを、作成する。そして、制御部11は、エラーレポート用送信プロトコル指定情報が指定しているプロトコルがFTP或いはCIFSであった場合には、作成したエラーレポート(テキストファイル)自体を、エラーレポート送信先指定情報が指定している送信先に宛てて(必要である場合には、エラーレポート用認証情報を用いて)送信する。一方、エラーレポート用送信プロトコル指定情報が指定しているプロトコルがSMTPであった場合、制御部11は、“件名”として上記ファイル名相当の情報を設定した電子メールであって、作成したエラーレポート(テキストファイル)を添付した電子メールを,エラーレポート用認証情報を用いて、エラーレポート送信先指定情報が指定している送信先に宛てて送信する。
【0046】
このような処理をステップS105にて行った制御部11は、ステップS102からの処理を開始することにより、再び、エラーレポートを送信すべき異常現象が発生することと、現在日時がステータスレポート送信日時或いはジョブレポート送信日時と一致することとを、監視する状態となる。
【0047】
一方、現在日時がステータスレポート送信日時と一致したことを検出した場合(ステップS103;YES)、制御部11は、ステータスレポートレベル情報が指定している種類の各ステータス情報を含めたステータスレポートを作成して、ステータスレポート用送信プロトコル指定情報が指定しているプロトコルにより、ステータスレポート送信先指定情報が指定している送信先に宛てて送信する(ステップS106)。
【0048】
具体的には、このステップS106にて、制御部11は、ステータスレポートとして、1行目(行は、改行で区切られる情報の単位)にプリンタ特定情報(モデル名,MACアドレス,IPアドレスからなる情報)を含むとともに、2行目以降の各行に、ステータスレポートレベル情報が指定している種類の各ステータス情報をその名称と共に含むテキスト情報(“延べ印刷枚数:xxxxx枚”、“トナー残量:〜yy%”といったもの)を含み、所定の文字列(ファイル名からステータスレポートであることが分かるようにするための文字列)とモデル名とIPアドレスと現在日時相当の情報とを並べたファイル名を有するテキストファイルを、作成する。そして、制御部11は、エラーレポート送信時と同様に、ステータスレポート用送信プロトコル指定情報が指定しているプロトコルがFTP或いはCIFSであった場合には、作成したステータスレポート(テキストファイル)自体を、指定されている送信先に宛てて送信し、ステータスレポート用送信プロトコル指定情報が指定しているプロトコルがSMTPであった場合には、“件名”として上記ファイル名相当の情報を設定した電子メールであって、作成したエラーレポート(テキストファイル)を添付した電子メールを,指定されている送信先に宛てて送信する。
【0049】
そして、ステップS106の処理を終えた制御部11は、ステータスレポート送信スケジュール指定情報に基づき、ステータスレポート送信日時をステータスレポートの次回の送信日時を表すものに変更(ステップS107)した後、ステップS102からの処理を再び開始する。
【0050】
また、現在日時がジョブレポート送信日時と一致したことを検出した場合(ステップS104;YES)、制御部11は、ジョブ情報記録処理によってNVSに記憶されているジョブ情報群からジョブレポートレベル情報が指定している内容のジョブレポートを作成し、作成したジョブレポートを、ジョブレポート用送信プロトコル指定情報が指定しているプロトコルで、ジョブレポート送信先指定情報が指定している送信先に宛てて送信する処理(ステップS108)を行う。
【0051】
具体的には、このステップS108にて、制御部11は、ジョブレポートとして、1行目にプリンタ特定情報を含み、各ジョブ情報(ジョブレポートレベル情報に応じた項目情報のみを含むもの)を3行目以降に含み、3行目以降に含まれる各ジョブ情報の各項目情報の名称を2行目に含むCSV(Comma Separated Value)形式のテキストファイルであって、所定の文字列(ファイル名からエラーレポートであることが分かるようにするための文字列)とモデル名とIPアドレスと現在日時相当の情報とを並べたファイル名を有するテキストファイルを、作成する。そして、制御部11は、エラーレポート/ステータスレポート送信時と同様に、ジョブレポート用送信プロトコル指定情報が指定しているプロトコルがFTP或いはCIFSであった場合には、作成したジョブレポート(テキストファイル)自体を指定されている送信先に宛てて送信し、ジョブレポート用送信プロトコル指定情報が指定しているプロトコルがSMTPであった場合には、“件名”として上記ファイル名相当の情報を設定した電子メールであって、作成したジョブレポート(テキストファイル)を添付した電子メールを,指定されている送信先に宛てて送信する。
【0052】
そして、ステップS108の処理を終えた制御部11は、NVSに記憶されているジョブ情報群を消去する処理(ステップS109)と、ジョブレポート送信スケジュール指定情報と現在日時とに基づき、次回のジョブレポートの送信日時を表すものにジョブレポート送信日時を変更する処理(ステップS110)とを行った後に、ステップS102からの処理を再び開始する。
【0053】
以上、説明したように、この第1実施形態に係るプリンタ10は、自装置の状態に関する情報を含む3種のレポート、自発的に、エラー/ステータス/ジョブレポート送信先指定情報によって指定されている装置に対して送信可能な装置であると共に、各レポートの送信プロトコルを、FTP,CIFS,SMTPの中から指定できる装置となっている。さらに、プリンタ10は、各レポートとして、その内容の閲覧に特殊なプログラムが不要なテキストファイルを送信する装置となっている。
【0054】
従って、このプリンタ10を用いれば、図4(A)に模式的に示したように、各プリンタ10からのエラーレポート,ステータスレポート及びジョブレポートがプリンタ管理用コンピュータ100内に保存されるネットワーク印刷システム、すなわち、複数台のプリンタ10の管理がプリンタ管理用コンピュータ100を用いて行えるネットワーク印刷システムを、プリンタ管理用コンピュータ100として、FTP,CIFS,FTPのいずれかにより情報の受信を行えるコンピュータを、そのまま、利用した形で構築できることになる。そして、FTP,CIFS,FTPのいずれによっても情報の受信を行えないコンピュータがLAN上で使用されていることはないと言って良いので、本プリンタ10を用いれば、複数台のプリンタ10の管理がプリンタ管理用コンピュータ100を用いて行えるネットワーク印刷システムを、プリンタ管理用コンピュータ100として、通常のコンピュータを、そのまま(情報収集用のプログラムをインストールすることなく)利用した形で構築できることになる。
【0055】
また、プリンタ10は、レポートの種類別に送信先を指定可能な装置となっているので、このプリンタ10を用いれば、図4(B)に模式的に示したように、各プリンタ10からのエラーレポート及びステータスレポートがプリンタ管理用コンピュータ100a内に保存され、各プリンタ10からのジョブレポートがプリンタ管理用コンピュータ100b内に保存されるネットワーク印刷システム、すなわち、プリンタ10を正常な状態で動作させるための管理がプリンタ管理用コンピュータ100aを用いて行え、課金関連の管理がプリンタ管理用コンピュータ100aを用いて行えるネットワーク印刷システムを、プリンタ管理用コンピュータ100a,100bとして、通常のコンピュータをそのまま利用した形で、構築できることにもなる。
【0056】
<第2実施形態>
図5に模式的に示したように、本発明の第1実施形態に係るプリンタ40は、CPU,ROM,RAM,NVS(不揮発性記憶装置:HDD,バッテリバックアップされたRAM等),NW−I/F(ネットワークインタフェース回路)、RTC(リアルタイムクロック)等からなる制御部41と、液晶ディスプレイ(LCD),複数の押ボタンスイッチ(SW),複数の発光ダイオード(LED)等からなる操作パネル42と、給紙装置,印刷エンジン,排紙装置等からなる印刷機構部43とを備える装置である。また、プリンタ40は、制御部41として、印刷制御処理,異常現象発生監視処理,ステータス情報管理処理,ジョブ情報記録処理,レポート送信条件情報設定処理,レポート送信処理等を並行的に実行するユニットを備えた装置となっている。
【0057】
制御部41が実行する印刷制御処理,異常現象発生監視処理,ステータス情報管理処理,ジョブ情報記録処理は、制御部11が実行する印刷制御処理,異常現象発生監視処理,ステータス情報管理処理,ジョブ情報記録処理と同内容の処理である。一方、制御部41が実行するレポート送信条件情報設定処理,レポート送信処理は、制御部11が実行するレポート送信条件情報設定処理,レポート送信処理とは異なる処理となっている。ただし、制御部41が実行するレポート送信条件情報設定処理,レポート送信処理は、制御部11が実行するレポート送信条件情報設定処理,レポート送信処理と類似した処理ともなっている。このため、以下では、レポート送信条件情報設定処理,レポート送信処理に関する制御部41の動作のみを、制御部11の動作との差異を中心に説明することにする。
【0058】
まず、レポート送信条件設定処理に関する制御部41の動作を、説明する。
【0059】
レポート送信条件設定処理を実行している制御部41は、通常は、設定ページリクエスト,レポート送信条件指定情報,管理対象プリンタ選択ページリクエスト,管理対象プリンタ指定情報が受信されることを、監視している。
【0060】
制御部41が受信を監視する設定ページリクエスト,レポート送信条件指定情報は、それぞれ、制御部11が受信を監視する設定ページリクエスト,レポート送信条件指定情報と同じものである。また、制御部41の,情報設定ページリクエスト,レポート送信条件指定情報の受信時の動作も、それぞれ、制御部11の,情報設定ページリクエスト,レポート送信条件指定情報の受信時の動作と同じものとなっている。
【0061】
一方、制御部41が受信を監視する(制御部11が受信を監視しない)管理対象プリンタ選択ページリクエストは、設定ページリクエストとは異なる所定内容のHTTPリクエストとなっている。
【0062】
そして、制御部41は、この管理対象プリンタ選択ページリクエストを受信した場合には、まず、自プリンタ10と同一のLAN(ブロードキャスト・ドメイン)上に存在している,自プリンタ10と同一のメーカー製の各プリンタ(以下、選択可能プリンタと表記する)のモデル名,MACアドレス,IPアドレス等を調査する処理を、行う。なお、選択可能プリンタは、いずれも、SNTPをサポートした装置であって、ワーニング発生時にトラップ通知を送信させることとエラー発生時にトラップ通知を送信させることとが可能な装置となっている。また、一部の選択可能プリンタ(特定機種の選択可能プリンタ)は、ジョブ情報を記録し、他装置からの,ジョブ情報に関する各種の要求(主として、ジョブ情報の出力要求)に応答する機能を有するものとなっている。
【0063】
各選択可能プリンタのモデル名,MACアドレス,IPアドレス等を調査した制御部41は、管理対象プリンタ設定ページを,設定ページリクエストの送信元コンピュータ(以下、通信対象コンピュータと表記する)に提供する(表示させる)管理対象プリンタ設定ページ提供処理を,行う。より具体的には、制御部41は、この管理対象プリンタ設定ページ提供処理として、調査した情報とNVSに記憶されている管理対象プリンタ指定情報とに応じた内容のソースデータ(HTMLデータ)を作成して通信対象コンピュータに対して送信する処理を行う。
【0064】
この管理対象プリンタ設定ページ提供処理時に参照される管理対象プリンタ指定情報は、幾つか(0個以上)の管理対象プリンタ(選択可能プリンタの中から管理者によって選択されたプリンタ;詳細は後述)のそれぞれについて、モデル名,MACアドレス及びIPアドレスからなる情報(以下、管理対象プリンタ特定情報と表記する)を含む情報である。
【0065】
一方、管理対象プリンタ設定ページ提供処理によって提供される管理対象プリンタ設定ページは、図6に示したように、“設定”ボタン52が示されるWebページであると共に、各選択可能プリンタについて、モデル名,MACアドレス,チェックボックス51等が示されるWebページとなっている。そして、この管理対象プリンタ設定ページに示される各チェックボックス51は、対応する選択可能プリンタ(その左側にモデル名,MACアドレス等が示されている選択可能プリンタ)を、管理対象プリンタとして選択するためのアイテムとなっており、管理対象プリンタ設定ページ提供処理は、管理対象プリンタ指定情報を参照して、各チェックボックス51の初期値を決定する処理となっている。
【0066】
また、この管理対象プリンタ設定ページ上の“設定”ボタン52は、その押下により、通信対象コンピュータ(Webブラウザ)が、その時点における各チェックボックス51の値(チェックされているか否かを示す情報)を含む情報であって,制御部41により受信されることになる情報を、ネットワーク上に送信することになるアイテムとなっている。
【0067】
そして、“設定”ボタン52の押下により送信されるこの情報が、上記した管理対象プリンタ設定指示情報となっており、この管理対象プリンタ設定指示情報を受信した場合、制御部41は、NVSに記憶されている管理対象プリンタ指定情報を、その管理対象プリンタ設定指示情報に応じた内容のものに書き換える処理を行う。
【0068】
次に、レポート送信処理に関する制御部41の動作を説明する。
【0069】
図7〜図9に、制御部41が実行するレポート送信処理の流れ図を示す。なお、このレポート送信処理も、制御部11が実行するレポート送信処理(図3)と同様に、いずれかのレポートに関する送信条件情報が変更された場合には、再実行される処理となっている。
【0070】
図7に示したように、レポート送信処理を開始した制御部11は、まず、NVSに記憶されているエラーレポート送信条件情報,ステータスレポート送信条件情報及びジョブレポート送信条件情報をRAM上に読み出すと共に、エラーレポートを送信すべき異常現象(エラーやワーニング)の種類と、ステータスレポートを送信すべき日時(以下、ステータスレポート送信日時と表記する)と、ジョブレポートを送信すべき日時(以下、ジョブレポート送信日時と表記する)とを把握する処理(ステップS201)を行う。なお、このステップS201の処理は、ステップS101(図3)の処理と同じものである。
【0071】
次いで、制御部11は、管理対象プリンタ指定情報をRAM上に読み出すと共に、その管理対象プリンタ指定情報に含まれている管理対象プリンタ特定情報毎に、その管理対象プリンタ特定情報にて特定される管理対象プリンタに対して、エラーレポートレベル情報に応じた内容のSNMPトラップ設定を行う処理(ステップS202)を行う。
【0072】
すなわち、このステップS202にて、制御部41は、エラーレポートレベル情報が、エラー及びワーニングの発生時にエラーレポートを送信することを指定するものであった場合には、各管理対象プリンタに対して、エラーの発生を表すトラップ通知とワーニングの発生を表すトラップ通知とを自プリンタ40へ送信させるための設定を行う。また、エラーレポートレベル情報が、エラーの発生時にエラーレポートを送信することを指定するものであった場合には、制御部41は、各管理対象プリンタに対して、エラーの発生を表すトラップ通知を自プリンタ40へ送信させるための設定を行う。そして、エラーレポートレベル情報が、エラーレポートを送信しないことを指定するものであった場合、制御部41は、各管理対象プリンタに対して、エラー/ワーニングの発生を表すトラップ通知を自プリンタ40へ送信させないための設定を行う。
【0073】
ステップS202の処理を終えた制御部41は、トラップ通知が受信されることと、エラーレポートを送信すべき異常現象(エラー/ワーニング)の発生が異常現象発生監視処理により検出されることと、現在日時がステータスレポート送信日時或いはジョブレポート送信日時と一致することとを監視する処理(ステップS203〜S206からなるループ処理)を、開始する。なお、流れ図には表記してないが、制御部11は、ステップS201にて、各レポートに関するレベル情報が非送信指示値を取っているか否かも判断する。そして、制御部11は、レベル情報が非送信指示値を取っているレポートが1つ以上存在していた場合には、ステップS203〜S206のループ処理を、レベル情報が非送信指示値を取っている各レポートに関する判断を省略する形で実行する。
【0074】
ステップS203〜S206からなるループ処理中に、トラップ通知の受信を検出した場合(ステップS203;YES)、制御部41は、ステップS207にて以下の処理を行う。
【0075】
まず、制御部41は、トラップ通知を送信してきた管理対象プリンタから、その管理対象プリンタにて発生した異常現象が何であるかを示す情報を取得する。なお、制御部41は、この情報の取得をSNMPにより行う。次いで、制御部41は、取得した情報とその管理対象プリンタの管理対象プリンタ特定情報(モデル名,MACアドレス,IPアドレス)と現在日時とに基づき、制御部11が作成するものと同形式のエラーレポートを作成する。そして、制御部41は、作成したエラーレポートを、制御部11と同手順で送信する。
【0076】
このような処理をステップS207にて行った制御部41は、ステップS203からの処理を開始することにより、再び、各種のイベントの発生を監視する状態となる。
【0077】
そして、制御部11は、エラーレポートを送信すべき異常現象が自プリンタ10内で発生したことを検出した場合(ステップS202;YES)には、ステップS105と同内容の処理をステップS205にて行った後、ステップS203〜S206のループ処理を再び開始する。
【0078】
また、現在日時がステータスレポート送信日時と一致した場合(ステップS204;YES)、制御部11は、図8に示してあるように、まず、各管理対象プリンタから、ステータスレポートレベル情報が指定している種類のステータス情報をSNTPにて取得する処理(ステップS109)を行う。次いで、制御部41は、各管理対象プリンタと自プリンタとについて、制御部11が作成するものと同形式の同形式のステータスレポートを作成して制御部11と同手順で送信する処理(ステップS210)を行う。すなわち、制御部41は、各管理対象プリンタに関しては、その管理対象プリンタから取得したステータス情報群とその管理対象プリンタの管理対象プリンタ特定情報等から、制御部11が作成するものと同形式の同形式のステータスレポートを作成して制御部11と同手順で送信し、自プリンタに関しては、自身が保持(管理)しているステータス情報群と自プリンタのプリンタ特定情報等から、制御部11が作成するものと同形式の同形式のステータスレポートを作成して制御部11と同手順で送信する。
【0079】
そして、ステータスレポートの送信(ステップS206の処理)を終えた制御部11は、ステータスレポート送信スケジュール情報に基づき、ステータスレポート送信日時を次回のステータスレポートの送信日時を表すものに変更(ステップS211)した後、ステップS203(図7)以降の処理を再び開始する。
【0080】
また、制御部11は、現在日時がジョブレポート送信日時と一致した場合(ステップS204;YES)には、図9に示してあるように、まず、ジョブ情報を管理する機能を有する各管理対象プリンタから、その管理対象プリンタが記憶しているジョブ情報を取得する処理(ステップS212)を行う。なお、この処理は、ジョブ情報を管理する機能を有するか否かがモデル名から判断される処理であると共に、各管理対象プリンタの内部にジョブ情報が残らない形で実行される処理となっている。
【0081】
次いで、制御部41は、ステップS213にて、各管理対象プリンタに関しては、その管理対象プリンタから取得したステータス情報群,その管理対象プリンタの管理対象プリンタ特定情報等から、制御部11が作成するものと同形式の同形式のステータスレポートを作成して制御部11と同手順で送信する処理であって、自プリンタに関しては、自身が保持(管理)しているステータス情報群(ジョブ情報記録処理によってNVSに記憶されているジョブ情報群),自プリンタのプリンタ特定情報等から、制御部11が作成するものと同形式の同形式のステータスレポートを作成して制御部11と同手順で送信する処理を、行う。
【0082】
そして、ステップS213の処理を終えた制御部11は、NVSに記憶されているジョブ情報群を削除する処理(ステップS214)と、ジョブレポート送信スケジュール情報と現在日時とに基づき、次回のジョブレポートの送信日時を表すものにジョブレポート送信日時を変更する処理(ステップS215)とを行った後に、ステップS203からの処理を再び開始する。
【0083】
以上、説明したように、この第2実施形態に係るプリンタ40は、自プリンタに関するエラー/ステータス/ジョブレポートと,他プリンタ(管理対象プリンタ)に関するエラー/ステータス/ジョブレポートとを、エラー/ステータス/ジョブレポート送信先指定情報によって指定されている装置に対して送信するように、第1実施形態に係るプリンタ10を変形(改良)した装置となっている。
【0084】
従って、このプリンタ40を用いれば、図10(A),(B)に示したように、プリンタ管理用コンピュータ100内に,プリンタ40,管理対象プリンタの状態をその内容から把握可能なエラーレポート,ステータスレポート及びジョブレポートが保存されるシステム(何台かのプリンタ40と何台かの選択可能プリンタの管理がプリンタ管理用コンピュータ100を用いて行えるシステム)を、プリンタ管理用コンピュータ100として、通常のコンピュータ(FTP,CIFS,FTPのいずれかにより情報の受信を行えるコンピュータ)を、そのまま(情報収集用のプログラムをインストールすることなく)利用した形で構築できることになる。
【0085】
また、プリンタ40も、プリンタ10と同様に、レポートの種類別に送信先を指定できる装置であるので、このプリンタ40を用いても、図11に模式的に示したようなようなシステム、すなわち、プリンタ40及び管理対象プリンタに関するエラーレポート及びステータスレポートがプリンタ管理用コンピュータ100a内に保存され、プリンタ40及び管理対象プリンタに関するジョブレポートがプリンタ管理用コンピュータ100b内に保存されるが故に、プリンタ10を正常な状態で動作させるための管理がプリンタ管理用コンピュータ100aを用いて行え、課金関連の管理がプリンタ管理用コンピュータ100bを用いて行えるシステムを、プリンタ管理用コンピュータ100a,100bとして、通常のコンピュータをそのまま利用した形で、構築できることにもなる。
【0086】
<変形形態>
各実施形態のプリンタ10,40は、各種の変形を行うことが出来る。例えば、各実施形態のプリンタ10,40が送信するステータスレポートは、消耗品に関する情報と、消耗品以外のものに関する情報とを含むものであったが、消耗品のみを含むステータスレポートと、消耗品以外のものに関する情報を含むステータスレポートとを送信するように、プリンタ10,40を変形することができる。また、プリンタ10,40を、レポートの送信先が1つしか指定できないように変形しても良い。ただし、そのようにプリンタ10,40を変形した場合には、図5(B),図11に示したようなシステムを構築できなくなるので、上記した構成を採用しておくことが望ましい。
【0087】
また、プリンタ10,40は、エラーレポートの内容(エラーレポートに含ませる情報の種類)を指定できない装置であったが、プリンタ10,40を、エラーレポートの内容を指定できるように変形しても良い。なお、そのような変形を行う場合には、レポート送信条件設定ページ(図2)を、エラーレポートに特定の情報(例えば、トナー残量に関する情報や、発生したジャムに関する情報)を含ませるか否かを選択させるための幾つかのチェックボックスを備えたもの(或いは、選択可能な値の種類がより多いセレクトボックス21を有するもの)としておけば良い。
【0088】
また、プリンタ10,40は、レポートの送信に用いるプロトコルを指定できる装置であったが、プリンタ10,40を、プロトコルを指定できない装置(FTPやCIFSによりレポートを送信する装置)に変形しても良い。ただし、プリンタ10,40をそのような装置とした場合には、各レポートを受信させるコンピュータの仕様が制限されることになるので、上記したプリンタ10,40のようにしておくことが望ましい。
【0089】
また、プリンタ40は、他のプリンタに関するレポートと自プリンタ40に関するレポートとを別に送信する装置であったが、他のプリンタ及び自プリンタ40に関する1個のレポート(ファイル)を送信するように、プリンタ40を変形しても良い。また、送信するレポートのフォーマット(例えば、プレーンテキスト、CSV形式テキスト、XML)を指定できるように、プリンタ10、40を変形しておいても良い。
【0090】
また、プリンタ10/プリンタ40が実行するレポート送信条件情報設定処理は、レポート送信条件設定ページ/レポート送信条件設定ページ及び管理対象プリンタ選択ページの提供により各種情報を設定させる処理であったが、レポート送信条件情報設定処理を、エラーレポート送信条件情報等を含むファイルの場所を示す情報(例えば、コンピュータ名とフルパスファイル名、プリンタ名とファイル名)の指定を受け付け、その情報によって指定されるファイルの内容を読み出す処理としておいても良い。
【0091】
また、プリンタ10、40は、RTCを備えた装置であったが、プリンタ10、40を、RTCを備えず、正確な日時を把握している他装置(NTP(Network Time Protocol)サーバ、RTCを備えたコンピュータ、NTPサーバを利用して定期的に時刻合わせを行っているコンピュータ等)と通信を行うことにより時刻合わせを行う装置としておいても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係るプリンタの構成図。
【図2】 第1実施形態に係るプリンタがコンピュータに表示させるレポート送信条件設定ページの説明図。
【図3】 第1実施形態に係るプリンタにて実行されるレポート送信処理の流れ図。
【図4】 第1実施形態に係るプリンタを用いて構築可能なネットワーク印刷システムの説明図。
【図5】 本発明の第2実施形態に係るプリンタの構成図。
【図6】 第2実施形態に係るプリンタがコンピュータに表示させる管理対象プリンタ設定ページの説明図。
【図7】 第2実施形態に係るプリンタにて実行されるレポート送信処理の流れ図。
【図8】 第2実施形態に係るプリンタにて実行されるレポート送信処理の流れ図。
【図9】 第2実施形態に係るプリンタにて実行されるレポート送信処理の流れ図。
【図10】 第2実施形態に係るプリンタを用いて構築可能なネットワーク印刷システムの説明図。
【図11】 第2実施形態に係るプリンタを用いて構築可能なネットワーク印刷システムの説明図。
【符号の説明】
10,40 プリンタ 11,41 制御部 12,42 操作パネル
13,43 印刷機構部
Claims (4)
- 第1プリンタと、1台以上の第2プリンタと、第1のプリンタ管理用コンピュータとを含むネットワーク印刷システムであって、
前記第1プリンタが、
自プリンタの、その時点における状態を示す情報であるプリンタ状態情報を、前記ネットワーク上のコンピュータに対して送信するためのプリンタ状態情報送信手段と、
前記プリンタ状態情報送信手段による前記プリンタ状態情報の送信先とされるコンピュータを指定する情報であるコンピュータ指定情報と、前記プリンタ状態情報送信手段の動作スケジュールを指定する情報である送信スケジュール情報と、前記ネットワークに接続された他のプリンタを特定可能な情報である幾つかのプリンタ特定情報からなる管理対象プリンタ情報とを、記憶するための情報記憶手段と、
前記情報記憶手段に記憶された前記コンピュータ指定情報と前記送信スケジュール情報と前記管理対象プリンタ情報とを、ユーザによって指定された内容の情報に書き換えるための情報書換手段と、
前記プリンタ状態情報送信手段と同期的に動作するプリンタ状態情報取得・送信手段であって、前記情報記憶手段に記憶された前記管理対象プリンタ情報内の各プリンタ特定情報について、そのプリンタ特定情報にて特定されるプリンタからそのプリンタに関する前記プリンタ状態情報を取得し、取得したそのプリンタ状態情報を、前記情報記憶手段に記憶された前記コンピュータ指定情報が指定するコンピュータに対して送信する処理を行うプリンタ状態情報取得・送信手段
とを、備える装置であると共に、
前記情報記憶手段に、前記コンピュータ指定情報として、前記第1のプリンタ管理用コンピュータを指定する情報が記憶され、前記管理対象プリンタ情報として、前記1台以上の第2プリンタのそれぞれに関するプリンタ特定情報を含む情報が記憶された装置であり、
前記第2プリンタが、自プリンタの前記プリンタ状態情報を設定された送信先へ送信可能な装置であり、
前記第1プリンタが、
前記ネットワーク上のコンピュータから管理対象プリンタ設定ページの要求を受信した場合、前記ネットワーク上の装置を調査し、所定条件を満たす装置情報と選択・非選択の設定を受け付け可能なアイテムとを含む管理対象プリンタ設定ページを前記ネットワーク上のコンピュータに送信し、前記ネットワーク上のコンピュータにより選択された装置に対して自プリンタを前記プリンタ状態情報の送信先と設定する管理対象プリンタ設定手段をさらに備える
ことを特徴とするネットワーク印刷システム。 - 前記ネットワーク印刷システムは第2のプリンタ管理用コンピュータも含み、
前記第1プリンタが、
自プリンタの、前記プリンタ状態情報が示す状態とは異なる状態を示す情報である第2種プリンタ状態情報を、前記ネットワーク上のコンピュータに対して送信するための第2種プリンタ状態情報送信手段と、
前記第2種プリンタ状態情報送信手段による前記第2種プリンタ状態情報の送信先とされるコンピュータを指定する情報である第2種コンピュータ指定情報と、前記第2種プリンタ状態情報送信手段の動作スケジュールを指定する情報である第2種送信スケジュール情報と、前記ネットワークに接続された他のプリンタを特定可能な情報である幾つかのプリンタ特定情報からなる第2種管理対象プリンタ情報とを、記憶するための第2種情報記憶手段と、
前記第2種情報記憶手段に記憶された前記第2種コンピュータ指定情報と前記第2種送信スケジュール情報と前記第2種管理対象プリンタ情報とを、ユーザによって指定された内容の情報に書き換えるための第2種情報書換手段と、
前記第2種プリンタ状態情報送信手段と同期的に動作する第2種プリンタ状態情報取得・送信手段であって、前記第2種情報記憶手段に記憶された前記管理対象プリンタ情報内の各プリンタ特定情報について、そのプリンタ特定情報にて特定されるプリンタからそのプリンタに関する前記第2種プリンタ状態情報を取得し、取得したその第2種プリンタ状態情報を、前記第2種情報記憶手段に記憶された前記コンピュータ指定情報が指定するコンピュータに対して送信する処理を行う第2種プリンタ状態情報取得・送信手段
とを、さらに備える装置であると共に、
前記第2種情報記憶手段に、前記コンピュータ指定情報として、前記第2のプリンタ管理用コンピュータを指定する情報が記憶され、前記管理対象プリンタ情報として、前記1台以上の第2プリンタのそれぞれに関するプリンタ特定情報を含む情報が記憶された装置であり、
前記情報書換手段が書き換える前記送信スケジュールと前記第2種情報書換手段が書き換える前記第2種送信スケジュールは異なるスケジュールを書き換え可能な装置であり、
前記第2プリンタが、自プリンタの前記第2種プリンタ状態情報をも設定された送信先へ送信可能な装置であり、
前記第1プリンタの前記管理対象プリンタ設定手段が、前記ネットワーク上のコンピュータにより選択された装置に対して自プリンタを前記第2種プリンタ状態情報の送信先としても設定する手段である
ことを特徴とする請求項1記載のネットワーク印刷システム。 - 前記情報記憶手段が、前記プリンタ状態情報送信手段が前記プリンタ状態情報の送信時に用いるプロトコルを指定する情報であるプロトコル指定情報も記憶する手段であり、
前記情報書換手段が、前記プロトコル指定情報も、ユーザによって指定された内容の情報に書き換える手段であり、
前記プリンタ状態情報取得・送信手段が、前記プリンタ状態情報を、前記情報記憶手段に記憶された前記プロトコル指定情報が指定するプロトコルにより、前記情報記憶手段に記憶された前記コンピュータ指定情報が指定するコンピュータに対して送信する処理をする手段であり、
前記第2種情報記憶手段が、前記第2種プリンタ状態情報送信手段が前記第2種プリンタ状態情報の送信時に用いるプロトコルを指定する情報である第2種プロトコル指定情報も記憶する手段であり、
前記第2種情報書換手段が、前記第2種プロトコル指定情報も、ユーザによって指定された内容の情報に書き換える手段であり、
前記第2種プリンタ状態情報取得・送信手段が、前記第2種プリンタ状態情報を、前記第2種情報記憶手段に記憶された前記第2種プロトコル指定情報が指定するプロトコルにより、前記第2種情報記憶手段に記憶された前記コンピュータ指定情報が指定するコンピュータに対して送信する処理をする手段である
ことを特徴とする請求項2記載のネットワーク印刷システム。 - 前記プリンタ状態情報送信手段が、前記プリンタ状態情報としてテキスト情報を送信する手段であり、
前記第2種プリンタ状態情報送信手段が、前記第2種プリンタ状態情報としてテキスト情報を送信する手段である
ことを特徴とする請求項2又は請求項3記載のネットワーク印刷システム。
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