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JP4337546B2 - 原燃料制御装置および原燃料制御方法 - Google Patents

原燃料制御装置および原燃料制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、原燃料を水素リッチなガスへ改質する改質器へ供給される原燃料の制御を行なう原燃料制御装置および原燃料制御方法に関する。
近年、燃料電池の開発が進められている。燃料電池は使用する電解質の種類により種々の型が存在しており、通常、空気を酸化ガスとして用い、天然ガス等の炭化水素系の原燃料を水蒸気改質して生成した水素を含むガスを燃料ガスとして用いている。このため、上述のような燃料電池を備えた燃料電池発電装置には、原燃料の改質を行ない、燃料ガスを生成する改質器が設けられている。例えば、燃料としてメタンを用いた場合の改質器におけるメタンの改質反応(水蒸気改質反応)は吸熱反応であるため、燃料電池からの燃料オフガスをバーナへ供給して炉内で燃焼させて触媒層の温度を上げることにより、水素に富む(水素リッチな)改質ガスを生成している。
図5は、特許文献1に記載された燃料電池の制御装置を示す。図5において、符号1は改質器(水素発生装置)、1aは改質器1の改質器反応管、1bは改質器1の炉体、2は改質器1に取付けられ改質器反応管1aを加熱するバーナ、3は電池排ガス(オフガス)をバーナ2で燃焼させるための燃焼用空気流量を制御するための燃焼用空気流量調節弁、4は燃焼用空気流量調節弁3が制御する燃焼用空気の流量を測定するための燃焼用空気流量計、5は原燃料を制御するための原燃料流量調節弁、6は改質器1へ流入される原燃料の流量を測定する原燃料流量計、7は原燃料とスチームとを混合して改質器1へ送るためのバルブ、8A、8Bは原料スチームの調節弁と流量計、9は改質器反応管1aの温度を改質器1の温度として測定する温度計、30は原燃料流量の基準流量(後述)を補正するための補正量を演算する補正原燃料流量演算装置、31は原燃料流量の基準流量と補正量とから、原燃料流量を補正するために、原燃料流量調節弁5を駆動する原燃料流量調節弁駆動装置である。
図6は、図5中の補正空気流量演算装置10Aおよび空気調節弁駆動装置11Aのブロック図である。図6に示されるように、補正空気流量演算装置10Aは、燃料電池の発電出力から改質器1の設定温度を定める関数器(FX)12Aと、関数器12Aにより定められた設定温度から改質器1の測定温度、すなわち温度計9の出力値を減算する減算器13Aと、減算器13Aの出力より温度制御用の補正量(補正空気流量)を演算する補正量演算器14Aとから構成されている。補正量演算器14Aには比例積分微分動作(Proportional position action Integral action Derivative action : PID)制御器が用いられている。空気調節弁駆動装置11Aは、燃料電池の発電出力から燃焼空気過剰率を設定する関数器(FX)15Aと、電池電流と原燃料流量計6の出力である原燃料の流量と関数器15Aの出力である燃焼空気過剰率とから燃焼用空気流量の基準流量を演算する基準流量演算器16Aと、基準流量演算器16Aにより演算された基準流量に補正空気流量演算装置10Aにより得られた補正空気流量を加算して燃焼用空気流量を求める加算器17Aと、加算器17Aで求められた燃焼用空気流量から燃焼用空気流量計4の出力である燃焼用空気の流量の測定値(燃焼用空気流量)を減算して最終的な燃焼用空気流量を求める減算器18Aと、減算器18Aで求められた最終的な燃焼用空気流量に対応して調節弁駆動信号を演算する駆動信号演算器19Aとから構成されている。
上述された従来の燃料電池の制御装置は、流入される原燃料を加熱して改質し、燃料電池等で利用した水素燃料ガス(オフガス)を得ると共に、流入された燃焼用空気によりオフガスを燃焼させて上記原燃料を加熱する改質器1を有する制御装置において、改質器1の測定温度を設定温度に維持しつつ上記原燃料を加熱するために、燃料電池の発電出力と改質器1の上記測定温度とに基づいて燃焼用空気流量を制御する燃焼用空気流量制御手段と、燃料電池の発電出力と改質器1の上記測定温度とに基づいて上記原燃料の流量を制御する原燃料制御手段とを備えている。このため、上記原燃料の組成変化または改質反応の変化が生じた場合であっても、改質器1の温度を設定温度に維持することができるという効果があった。
特開平8−45521
上述のように、従来の燃料電池の制御装置では改質器1の測定温度等に基づいて原燃料の流量を制御することにより、改質器1の温度を設定温度に維持していた。しかし、原燃料の流量は原燃料流量計6の指示値から得ていたため、この原燃料流量計6の指示値と原燃料の流量の真の値との間に差異が生じた場合、改質器1の温度を設定温度に維持することが困難であるという問題があった。特に、原燃料流量計6の計測上限値の30%以下または計測下限値以下では、原燃料流量調節弁5の開度が閉方向または見方により全開方向の状態であるため、原燃料の流速等との関係上、原燃料流量調節弁5を適切に制御することが困難であるという問題があった。
例えば、原燃料流量計6の指示値が原燃料の流量の真の値より少なかった場合、原燃料流量調節弁5は開度を増加させる方向へ動作するため、必要以上の原燃料が導入されることになる。一方、改質器1の温度制御においては原燃料流量を減らすことにより温度を下げようとするが、原燃料流量計6の指示値が原燃料の流量の真の値より少ない、言い換えれば原燃料の流量の真の値は原燃料流量計6の指示値と比較して多いため、結果的に改質器1の温度は上昇してしまうことになる。本来、設定された原燃料流量において熱のバランスは一定に保たれる、すなわち設定温度に維持されるはずである。しかし上述のように、設定または計画された原燃料流量に対して実際に流れている原燃料の流量が多いため、燃料電池の制御装置の運転を安定して行なうことができないという問題があった。
上述とは反対に、原燃料流量計6の指示値が原燃料の流量の真の値より多かった場合、原燃料流量調節弁5は開度を減少させる方向へ動作するため、本来必要な原燃料が不足することになる。一方、改質器1の温度制御においては原燃料流量を増やすことにより温度を上げようとするが、原燃料流量計6の指示値が原燃料の流量の真の値より多い、言い換えれば原燃料の流量の真の値は原燃料流量計6の指示値と比較して少ないため、結果的にバーナ2への改質ガスの供給量が減少して改質器1の温度は下降してしまう現象が発生していた。本来、設定された原燃料流量において熱のバランスは一定に保たれる、すなわち設定温度に維持されるはずである。しかし上述のように、設定または計画された原燃料流量に対して実際に流れている原燃料の流量が少ないため、燃料電池の制御装置の運転を安定して行なうことができないという問題があった。
さらに、改質器1から水素燃料ガスが出る下流側の圧力が制御圧力より低い場合、オフガス流量が増加することにより改質器1の温度が上昇し、一方、上記下流側の圧力が制御圧力より高い場合、オフガス流量が減少することにより改質器1の温度が下降するという現象が発生するという問題があった。
そこで、本発明の目的は、上記問題を解決するためになされたものであり、原燃料流量計の計測上限値の30%以下または計測下限値以下であっても原燃料流量調節弁を適切に制御することができ、原燃料流量計の計測において比較的不安定な領域であっても改質器の運転を適切に継続することができる改質器の原燃料制御装置等を提供することにある。
本発明の他の目的は、改質器から水素燃料ガスが出る下流側の圧力が制御圧力と異なる場合であっても、改質器の温度を一定に維持することができる改質器の原燃料制御装置等を提供することにある。
本発明の原燃料制御装置は、原燃料を水素リッチなガスへ改質する改質器へ供給される原燃料の制御を行なう原燃料制御装置であって、該改質器へ原燃料を供給するラインには供給される原燃料の流量を計測する原燃料流量計と供給される原燃料の流量を調節する原燃料流量調節弁とが設けられ、該改質器には該改質器の温度を計測する温度計が設けられており、前記原燃料流量調節弁の開度を増加減させることにより原燃料流量計測値を原燃料流量設定値とする制御を行う原燃料制御装置において、前記原燃料流量計の計測値が、該原燃料流量計の計測上限値の30%以下または計測下限値の場合前記原燃料流量計の計測値に優先させて、前記温度計の計測値が前記改質器の温度の設定値である改質器温度設定値より大きい場合、前記原燃料流量調節弁の開度を減少させ、該温度計の計測値が該改質器温度設定値より小さい場合、該原燃料流量調節弁の開度を増加させることを特徴とする。
ここで、この発明の原燃料制御装置において、前記改質器の下流側に出口圧力を計測する圧力計をさらに備え、前記原燃料流量調節弁の開度を増加減させる前記制御に該圧力計により計測された指示値も含めて原燃料流量調節弁の開度を増加減させる制御を行なうものであり、該指示値が改質器出口圧力基準値より高い場合は該原燃料流量調節弁の開度を減少させ、該指示値が改質器出口圧力基準値より低い場合は該原燃料流量調節弁の開度を増加させることができる。
本発明の原燃料制御方法は、原燃料を水素リッチなガスへ改質する改質器へ供給される原燃料の制御を行なう原燃料制御方法であって、該改質器へ原燃料を供給するラインには供給される原燃料の流量を計測する原燃料流量計と供給される原燃料の流量を調節する原燃料流量調節弁とが設けられ、該改質器には該改質器の温度を計測する温度計が設けられており、前記原燃料流量調節弁の開度を増加減させることにより原燃料流量計測値を原燃料流量設定値とする制御を行う原燃料制御方法において、前記原燃料流量計の計測値が、該原燃料流量計の計測上限値の30%以下または計測下限値の場合前記原燃料流量計の計測値に優先させて、前記温度計の計測値が前記改質器の温度の設定値である改質器温度設定値より大きい場合、前記原燃料流量調節弁の開度を減少させ、該温度計の計測値が該改質器温度設定値より小さい場合、該原燃料流量調節弁の開度を増加させることを特徴とする。
ここで、この発明の原燃料制御方法において、前記改質器の下流側に出口圧力を計測する圧力計をさらに備え、前記原燃料流量調節弁の開度を増加減させる前記制御に該圧力計により計測された指示値も含めて原燃料流量調節弁の開度を増加減させる制御を行なうものであり、該指示値が改質器出口圧力基準値より高い場合は該原燃料流量調節弁の開度を減少させ、該指示値が改質器出口圧力基準値より低い場合は該原燃料流量調節弁の開度を増加させることができる。
原燃料流量計6により計測された原燃料流量計測値(PV1)および原燃料流量設定値(SV1)と、改質器1に備えられた温度計9により計測された改質器温度計測値(PV2)および改質器温度設定値(SV2)とに基づき、改質器1の温度に応じて、原燃料流量計6の指示値に優先させて原燃料流量調節弁5の開度を増加減させる制御を行なうことができる。このため、原燃料流量計6の計測上限値の30%以下または計測下限値以下であっても原燃料流量調節弁5を適切に制御することができ、原燃料流量計6の計測において比較的不安定な領域であっても改質器1の運転を適切に継続することができる改質器の原燃料制御装置40を提供することができるという効果がある。
以下、各実施例について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1における改質器1(水素発生装置)の原燃料制御装置40を示す。図1で図5に示された従来の燃料電池の制御装置と同じ符号を付した箇所は同じ要素を示すため説明は省略する。図1において、符号40は原燃料流量計6の指示値と改質器1の温度計9により計測された温度とから原燃料流量調節弁5の制御を行なう原燃料制御装置、20は燃焼用空気50をバーナ2へ送るための空気ブロワ、52は天然ガス、LNG(Liquefied Natural Gas : 液化天然ガス)、LPG(Liquefied Petroleum Gas : 液化石油ガス)またはメタノール等の炭化水素を主成分とする原燃料である。改質器1に備えられたバーナ2では、空気ブロワ20により送られた燃焼用空気50を用いて燃料電池(不図示)で発電に使われなかったオフガス51が燃焼され触媒層の温度を上げることにより、改質器1の外側から吸熱反応のための熱を加えられる。改質器1では、原燃料供給ライン55から供給された原燃料52と水蒸気供給ライン(不図示)から供給された水蒸気とが水蒸気改質反応により水素リッチな改質ガス(水素53)として発生され、燃焼排ガス54が排出される。
次に、原燃料制御装置40の機能について説明する。原燃料制御装置40は、原燃料流量計6を計測値上限値の30%以下または計測下限値以下で使用する際に、温度計9により計測された改質器1の温度に応じ原燃料流量計6の指示値に優先させて、原燃料流量調節弁5の開度を増加減させる制御を行なうものである。図2は、本発明の実施例1における原燃料制御装置40の制御ブロック図を示す。図2で図1と同じ符号を付した箇所は同じ要素を示すため説明は省略する。図2において、符号21は、温度計9により計測された改質器温度計測値PV2と改質器1の触媒温度を一定に保つための改質器温度設定値SV2との偏差△tを求める減算器、22は減算器21の出力に基づいて原燃料流量補正値SV3を求める関数演算器、25は改質器1の運転に際して設定された原燃料流量設定値SV1に原燃料流量補正値SV3を加算する加算器、26は原燃料流量計6により計測された原燃料流量計測値PV1と加算器25により得られたSV4との偏差△Fを求める減算器、27は減算器26により得られた偏差△Fを零にするような操作値MV1を求める演算器(PID制御器等)、24は原燃料計測値PV1が原燃料流量計6の計測値上限値の30%以下または計測下限値以下の領域に入ったことを判定する判定器、23は減算器21で得られた偏差△tに基づいて流量計補正値MV2を求める関数演算器である。判定器24で原燃料計測値PV1が原燃料流量計6の計測値上限値の30%以下または計測下限値以下の領域に入ったと判定された場合、補正開始指令29により、関数演算器23で得られた流量計補正値MV2は演算器27により得られた操作値MV1と加算器28で加算され、原燃料流量調節弁5への開度指令を出力することができる。
以上より、本発明の実施例1によれば、原燃料流量計6により計測された原燃料流量計測値PV1および原燃料流量設定値SV1と、改質器1に備えられた温度計9により計測された改質器温度計測値PV2および改質器温度設定値SV2とに基づき、改質器1の温度に応じて、原燃料流量計6の指示値に優先させて原燃料流量調節弁5の開度を増加減させる制御を行なうことができる。このため、原燃料流量計6の計測上限値の30%以下または計測下限値以下であっても原燃料流量調節弁5を適切に制御することができ、原燃料流量計6の計測において比較的不安定な領域であっても改質器1の運転を適切に継続することができる改質器の原燃料制御装置40および原燃料制御方法を提供することができる。
図3は、本発明の実施例2における改質器1(水素発生装置)の原燃料制御装置41を示す。図3で図1に示された改質器1の原燃料制御装置40と同じ符号を付した箇所は同じ要素を示すため説明は省略する。実施例2の原燃料制御装置41が実施例1の原燃料制御装置40と異なる点は、原燃料制御装置40の機能に、改質器1の下流側に設置された圧力計42の指示値に応じて原燃料流量調節弁5の開度を増加減させる制御を行なう機能を加えた点にある。
次に、原燃料制御装置41の機能について説明する。原燃料制御装置41は、原燃料流量計6を計測値上限値の30%以下または計測下限値以下で使用する際に、温度計9により計測された改質器1の温度と圧力計42により計測された改質器1の下流側の圧力とに応じ、原燃料流量計6の指示値に優先させて、原燃料流量調節弁5の開度を増加減させる制御を行なうものである。図4は、本発明の実施例2における原燃料制御装置41の制御ブロック図を示す。図4で図2および図3と同じ符号を付した箇所は同じ機能を有するため説明は省略する。図4において、符号43は圧力計42で計測された改質器出口圧力計測値PV5と改質器出口圧力基準値SV5との偏差△tを求める減算器、44は減算器43により得られた偏差△tに基づいて原燃料流量調節弁5の開度を増加減させる関数a1を求める関数演算器、45は関数演算器23で求められた流量計補正値MV2に関数演算器24で求められた関数a1を乗算して圧力流量補正値MV4を求めるための乗算器である。判定器24で原燃料計測値PV1が原燃料流量計6の計測値上限値の30%以下または計測下限値以下の領域に入ったと判定された場合、補正開始指令46により、乗算器45で得られた圧力流量補正値MV4は演算器27により得られた操作値MV1と加算器28で加算され、原燃料流量調節弁5への開度指令を出力することができる。
以上より、本発明の実施例2によれば、実施例1の原燃料制御装置40の機能に、改質器1の下流側に設置された圧力計42の指示値に応じて原燃料流量調節弁5の開度を増加減させる制御を行なう機能を加えることができる。このため、原燃料制御装置41は、原燃料流量計6を計測値上限値の30%以下または計測下限値以下で使用する際に、温度計9により計測された改質器1の温度と圧力計42により計測された改質器1の下流側の圧力とに応じ、原燃料流量計6の指示値に優先させて、原燃料流量調節弁5の開度を増加減させる制御を行なうことができる。この結果、改質器1から水素燃料ガスが出る下流側の圧力が制御圧力と異なる場合であっても、改質器1の温度を一定に維持することができる改質器1の原燃料制御装置41および原燃料制御方法を提供することができる。
本発明の活用例として、天然ガス、LNG、LPGまたはメタノール等の炭化水素を主成分とする原燃料と水蒸気とから水素を製造する改質器への適用が挙げられる。
本発明の実施例1における改質器1(水素発生装置)の原燃料制御装置40を示す図である。 本発明の実施例1における原燃料制御装置40の制御ブロック図である。 本発明の実施例2における改質器1(水素発生装置)の原燃料制御装置41を示す図である。 本発明の実施例2における原燃料制御装置41の制御ブロック図である。 特許文献1に記載された燃料電池の制御装置を示す図である。 図5中の補正空気流量演算装置10Aおよび空気調節弁駆動装置11Aのブロック図である。
符号の説明
1 改質器、 1a 改質器反応管、 1b 炉体、 2 バーナ、 3 燃焼用空気流量調節弁、 4 燃焼用空気流量計、 5 原燃料流量調節弁、 6 原燃料流量計、 7 バルブ、 8A 原料スチームの調節弁、 8B 原料スチームの流量計、 9 温度計、 12A,15A 関数器(FX)、 13A,18A,21,26,43 減算器、 14A 補正量演算器、 16A基準流量演算器、 17A,25,28 加算器、 19A 駆動信号演算器、 20 空気ブロワ、 22,23,44 関数演算器、 24 判定器、 27 演算器、 30 補正原燃料流量演算装置、 31 原燃料流量調節弁駆動装置、 40,41 原燃料制御装置、 42 圧力計、 45 乗算器、 29,46 補正開始指令、 50 燃焼用空気、 51 オフガス、 52 原燃料、 53 水素、 54 燃焼排ガス。

Claims (4)

  1. 原燃料を水素リッチなガスへ改質する改質器へ供給される原燃料の制御を行なう原燃料制御装置であって、該改質器へ原燃料を供給するラインには供給される原燃料の流量を計測する原燃料流量計と供給される原燃料の流量を調節する原燃料流量調節弁とが設けられ、該改質器には該改質器の温度を計測する温度計が設けられており、前記原燃料流量調節弁の開度を増加減させることにより原燃料流量計測値を原燃料流量設定値とする制御を行う原燃料制御装置において、
    前記原燃料流量計の計測値が、該原燃料流量計の計測上限値の30%以下または計測下限値の場合前記原燃料流量計の計測値に優先させて
    前記温度計の計測値が前記改質器の温度の設定値である改質器温度設定値より大きい場合、前記原燃料流量調節弁の開度を減少させ、該温度計の計測値が該改質器温度設定値より小さい場合、該原燃料流量調節弁の開度を増加させることを特徴とする原燃料制御装置。
  2. 請求項1記載の原燃料制御装置において、前記改質器の下流側に出口圧力を計測する圧力計をさらに備え、前記原燃料流量調節弁の開度を増加減させる前記制御に該圧力計により計測された指示値も含めて原燃料流量調節弁の開度を増加減させる制御を行なうものであり、該指示値が改質器出口圧力基準値より高い場合は該原燃料流量調節弁の開度を減少させ、該指示値が改質器出口圧力基準値より低い場合は該原燃料流量調節弁の開度を増加させることを特徴とする原燃料制御装置。
  3. 原燃料を水素リッチなガスへ改質する改質器へ供給される原燃料の制御を行なう原燃料制御方法であって、該改質器へ原燃料を供給するラインには供給される原燃料の流量を計測する原燃料流量計と供給される原燃料の流量を調節する原燃料流量調節弁とが設けられ、該改質器には該改質器の温度を計測する温度計が設けられており、前記原燃料流量調節弁の開度を増加減させることにより原燃料流量計測値を原燃料流量設定値とする制御を行う原燃料制御方法において、
    前記原燃料流量計の計測値が、該原燃料流量計の計測上限値の30%以下または計測下限値の場合前記原燃料流量計の計測値に優先させて
    前記温度計の計測値が前記改質器の温度の設定値である改質器温度設定値より大きい場合、前記原燃料流量調節弁の開度を減少させ、該温度計の計測値が該改質器温度設定値より小さい場合、該原燃料流量調節弁の開度を増加させることを特徴とする原燃料制御方法。
  4. 請求項3記載の原燃料制御方法において、前記改質器の下流側に出口圧力を計測する圧力計をさらに備え、前記原燃料流量調節弁の開度を増加減させる前記制御に該圧力計により計測された指示値も含めて原燃料流量調節弁の開度を増加減させる制御を行なうものであり、該指示値が改質器出口圧力基準値より高い場合は該原燃料流量調節弁の開度を減少させ、該指示値が改質器出口圧力基準値より低い場合は該原燃料流量調節弁の開度を増加させることを特徴とする原燃料制御方法。
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