JP4331253B2 - VoIPサービスシステム、呼制御サーバ、および呼制御方法 - Google Patents
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Description
IP網での音声通信では、送信側で音声データを小容量のデジタルデータからなる音声パケットに分割して送信し、受信側で音声に復号する方式がとられる。これにより、音声とデータとを区別することなく共存させて同一のIP網で送受信することを可能としている。
このようなサービスの1つに、VPN(Virtual Private Network:仮想閉域網)を用いた音声VPNサービスがある。この種の音声VPNサービスは、仮想的にユーザ専用のネットワークを構築して異なる拠点に位置する各支社・支店のPBXシステム間を接続して内線統合し、これら拠点の端末間で内線発信機能を実現するサービスである。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムについて説明する。図1は本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムの構成を示すブロック図である。
このVoIPサービスシステムには、呼制御サーバ10、IP網20、および端末31〜33が設けられている。
したがって、異なる内線番号計画の拠点を内線統合する場合、内線発信時の発信要求で端末から指定される着信先電話番号の桁数が異なる。
したがって、内線発信機能として、同一拠点内の端末への内線発信時に拠点番号を省略できる拠点番号省略機能を提供する場合、内線発信時の発信要求で端末から指定される着信先電話番号の桁数が異なる。
次に、図2を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムで用いられる呼制御サーバ10について詳細に説明する。図2は、本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムで用いられる呼制御サーバの構成例を示すブロック図である。
呼制御サーバ10は、全体としてコンピュータを有するサーバ装置からなり、通信インターフェース部(以下、通信I/F部という)11、画面表示部12、操作入力部13、記憶部14、および制御部15が設けられている。
画面表示部12は、LCDやCRTなどの画面表示装置からなり、制御部15からの指示に基づき各種情報を画面表示する。
操作入力部13は、キーボードやマウスなどの操作入力装置からなり、オペレータの操作を検出して制御部15へ出力する。
この機能手段としては、呼制御手段15Aおよび着信先検索手段15Bがある。呼制御手段15Aは、端末31〜33からの要求に基づき各種呼制御を行う手段である。着信先検索手段15Bは、記憶部14の内線/外線変換テーブル14Aを参照して、端末31〜33からの発信要求で通知された着信先電話番号に対応する着信先端末の外線番号を検索する手段である。
次に、図3を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムで用いられる内線/外線変換テーブル14Aについて詳細に説明する。図3は、内線/外線変換テーブルの構成例である。この内線/外線変換テーブル14Aは、各端末に固有の内線番号ごとに、当該端末が属する音声VPNグループ番号と外線番号とを管理するテーブルである。
呼制御サーバ10では、この内線/外線変換テーブル14Aのうち、発信要求で通知された着信先電話番号、さらには拠点番号を付加して桁数を変更した着信先電話番号と一致する内線番号を検索し、SIP(Session Initiation Protocol)などのVoIP用の公知の呼制御プロトコルにしたがって、その外線番号に基づき着信先端末の呼び出しを行う。
次に、図4を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムで用いられる外線/内線変換テーブル14Bについて詳細に説明する。図4は、外線/内線変換テーブルの構成例である。この外線/内線変換テーブル14Bは、各端末に固有の外線番号ごとに、当該端末の内線番号、当該端末が属する音声VPNグループ番号、当該端末の拠点番号、および端末のIPアドレスを管理するテーブルである。
図4では、例えば外線番号「05033335002」を持つ端末31は、その内線番号が「33330」であり、グループ番号「1」の音声VPNグループに属しており、拠点番号が「33」であることがわかる。
次に、図5を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムの発信処理動作について説明する。図5は、本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムの発信処理動作を示すシーケンス図である。ここでは、図1において、拠点40に属する端末31から、拠点41に属する端末33へ内線発信する場合を例として説明する。
呼制御サーバ10の制御部15は、通信I/F部11を介して端末31からの発信要求を受信し、呼制御手段15Aにより、その発信要求を解析する。そして、当該発信要求が「0ABJ」,「050」,「090」などの外線番号ではなく内線発信である場合は、着信先検索手段15Bにより、当該発信要求で指定された着信先電話番号に対する外線番号を検索して取得する(ステップ101)。
端末33は、呼制御サーバ10からの接続要求に応じて、スピーカからの着信音の送出、あるいはLEDやLCDなどを用いた着信表示により、利用者へ当該着信を報知し(ステップ104)、利用者による応答操作に応じて、呼制御サーバ10へ応答を通知する(ステップ105)。
なお、ステップ101において、着信先電話番号と対応する外線番号を取得できなかった場合、呼制御手段15Aは、端末31に対して内線発信失敗を示す切断を通知し、一連の発信処理動作を終了する。
次に、図6を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムの呼制御サーバ10で実行される着信先検索処理について詳細に説明する。図6は、本発明の第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムの呼制御サーバで用いられる着信先検索処理を示すフローチャートである。
ここで、着信先電話番号と全桁で一致する内線番号が見つかった場合は(ステップ212:YES)、正規発信検索処理(ステップ210)を終了して、当該内線番号に対応する外線番号を取得して呼制御手段15Aへ通知し(ステップ201)、一連の着信先検索処理を終了する。
まず、発信要求に含まれる発信元情報すなわち発信元端末の外線番号に基づき、記憶部14の外線/内線変換テーブル14Bを検索し、当該外線番号に対応する拠点番号を取得する。そして、その拠点番号すなわち発側拠点番号を着信先電話番号の先頭に付加して桁数を変更(調整)する(ステップ221)。
ここで、上記変更された着信先電話番号と全桁で一致する内線番号が見つかった場合は(ステップ222:YES)、拠点内発信検索処理(ステップ220)を終了して、当該内線番号に対応する外線番号を取得して呼制御手段15Aへ通知し(ステップ201)、一連の着信先検索処理を終了する。
なお、正規な内線番号を用いた内線発信機能より、同一拠点内の端末への内線発信時に拠点番号を省略できるという拠点番号省略機能を優先させる場合は、正規発信検索処理と拠点内発信検索処理との処理順序を入れ替えるなど、正規発信検索処理の処理結果より、拠点内発信検索処理の処理結果を優先して用いればよい。
次に、図7を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムについて説明する。図7は本発明の第2の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムの構成を示すブロック図である。なお、図7において、前述の図1と同じまたは同等部分には同一符号を付してある。
本実施の形態では、前述した第1の実施の形態のうち、呼制御サーバ10で呼制御される端末として、複数の端末を収容するIP−PBXが設けられている場合について説明する。
このIP−PBX25は、個別の拠点42として呼制御サーバ10で管理されており、当該VoIPサービスシステム内で個々の拠点を識別するための拠点番号「222」が割り当てられており、これら拠点番号として例えば拠点40とは異なる桁数の番号が用いられている。
また、IP−PBX25には、各拠点40〜42間で、さらには各端末31〜35が属するグローバルな電話網、例えばIP電話網全体さらにはPSTNを含めた電話網全体で、IP−PBX25を識別するための電話番号として配下の各端末34,35を代表する外線番号が割り当てられている。図7の例では、IP−PBX25に代表の外線番号「05034505001」が割り当てられている。
本実施の形態では、このようなシステム形態に対応するため、IP−PBX25配下の端末に対する発信要求については、当該IP−PBX25を代表する外線番号へ発信する代表呼出機能を提供するものとする。
したがって、内線発信機能として、IP−PBXの代表外線番号を呼び出す代表呼出機能を提供する場合、内線発信時の発信要求で端末から指定される着信先電話番号の桁数が異なる。
次に、本発明の第2の形態にかかるVoIPサービスシステムで用いられる呼制御サーバ10について詳細に説明する。本実施の形態にかかるVoIPサービスシステムで用いられる呼制御サーバ10の構成については、前述した第1の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムで用いられる呼制御サーバ10(図2参照)と同様の構成を有しており、ここでの詳細な説明は省略する。
次に、図8を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムで用いられる内線/外線変換テーブル14Aについて詳細に説明する。図8は、内線/外線変換テーブルの構成例である。この内線/外線変換テーブル14Aは、各端末に固有の内線番号ごとに、当該端末が属する音声VPNグループ番号と外線番号とを管理するテーブルである。
次に、図9を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムで用いられる外線/内線変換テーブル14Bについて詳細に説明する。図9は、外線/内線変換テーブルの構成例である。この外線/内線変換テーブル14Bは、各端末に固有の外線番号ごとに、当該端末の内線番号、当該端末が属する音声VPNグループ番号、当該端末の拠点番号、および端末/IP−PBXのIPアドレスを管理するテーブルである。
図9では、例えば外線番号「05034505001」を持つIP−PBX25は、その内線番号(拠点番号)が「222」であり、グループ番号「1」の音声VPNグループに属しており、拠点番号が「222」であることがわかる。
次に、図10を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムの動作として、呼制御サーバ10で実行される着信先検索処理について説明する。図10は、本発明の第2の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムの呼制御サーバで用いられる着信先検索処理を示すフローチャートである。ここでは、図7において、拠点40に属する端末31から、拠点42に属する端末34へ内線発信する場合を例として説明する。なお、呼制御サーバ10での呼制御処理については、前述した第1の実施の形態の呼制御処理(図5参照)とほぼ同様であり、ここでの詳細な説明は省略する。
ここで、着信先電話番号と全桁で一致する内線番号が見つかった場合は(ステップ212:YES)、正規着信検索処理(ステップ210)を終了して、当該内線番号に対応する外線番号を取得して呼制御手段15Aへ通知し(ステップ201)、一連の着信先検索処理を終了する。
まず、着信先電話番号の末尾1桁を削除して桁数を変更(調整)し(ステップ231)、記憶部14の内線/外線変換テーブル14Aを参照して、内線/外線変換テーブル14Aに登録されている各内線番号のうち、上記変更された着信先電話番号と全桁で一致する内線番号を再検索する(ステップ232)。
また、当該着信先電話番号がIP−PBXでない場合(ステップ232:NO)、着信先電話番号が1桁になるまで(ステップ234:YES)、ステップ231へ戻ってIP−PBX着信検索処理を繰り返し実行する。
なお、正規な内線番号を用いた内線発信機能より、未管理端末への内線発信時にそのIP−PBXの代表外線番号を呼び出すという代表呼出機能を優先させる場合は、正規着信検索処理とIP−PBX着信検索処理との処理順序を入れ替えるなど、正規着信検索処理の処理結果より、IP−PBX着信検索処理の処理結果を優先して用いればよい。
次に、図11を参照して、本発明の第3の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムについて説明する。図11は、本発明の第3の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムの呼制御サーバで用いられる着信先検索処理を示すフローチャートである。なお、本発明の第3の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムの構成については、前述した第2の実施の形態(図7参照)と同様であり、ここでの説明は省略する。また、本発明の第3の実施の形態にかかる呼制御サーバ10の構成については、前述した第1の実施の形態(図2参照)と同様であり、ここでの説明は省略する。
呼制御サーバ10の記憶部14では、第2の実施の形態で説明した内線/外線変換テーブル14A(図8)と外線/内線変換テーブル14B(図9)とを有しているものとする。
次に、図11を参照して、本発明の第3の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムの動作として、呼制御サーバ10で実行される着信先検索処理について説明する。なお、呼制御サーバ10での呼制御処理については、前述した第1の実施の形態の呼制御処理(図5参照)とほぼ同様であり、ここでの詳細な説明は省略する。
一方、ステップ212において、着信先電話番号と全桁で一致する内線番号が見つからなかった場合(ステップ212:NO)、着信先検索手段15Bは、正規着信検索処理(ステップ210)を終了した後、拠点内着信検索処理(ステップ220)を開始する。
一方、ステップ222において、変更した着信先電話番号と全桁で一致する内線番号が見つからなかった場合(ステップ222:NO)、着信先検索手段15Bは、拠点内着信検索処理(ステップ220)を終了した後、IP−PBX着信検索処理(ステップ230)を開始する。
また、当該着信先電話番号がIP−PBXでない場合(ステップ232:NO)、着信先電話番号が1桁になるまで(ステップ234:YES)、ステップ231へ戻ってIP−PBX着信検索処理を繰り返し実行する。
なお、正規な内線番号を用いた内線発信機能より、同一拠点内の端末への内線発信時に拠点番号を省略できるという拠点番号省略機能、あるいは未管理端末への内線発信時にそのIP−PBXの代表外線番号を呼び出すという代表呼出機能を優先させる場合は、正規着信検索処理と拠点内着信検索処理やIP−PBX着信検索処理との処理順序を入れ替えるなど、正規着信検索処理の処理結果より、拠点内着信検索処理やIP−PBX着信検索処理の処理結果を優先して用いればよい。
なお、拠点番号省略機能より代表呼出機能を優先させる場合は、拠点内着信検索処理とIP−PBX着信検索処理と処理順序を入れ替えるなど、拠点内着信検索処理の処理結果より、IP−PBX着信検索処理の処理結果を優先して用いればよい。
次に、図12を参照して、本発明の第4の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムについて説明する。図12は、本発明の第4の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムの構成を示すブロック図である。なお、図12において、前述の図1と同じまたは同等部分には同一符号を付してある。
本実施の形態では、前述した第1の実施の形態で用いた呼制御サーバ10の機能を、階層的に接続されたユーザ収容用の呼制御サーバ10Aと内線管理用の呼制御サーバ10Cに分散する場合について説明する。
次に、図13を参照して、本発明の第4の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムの発信処理動作について説明する。図13は、本発明の第4の実施の形態にかかるVoIPサービスシステムの発信処理動作を示すシーケンス図である。ここでは、図12において、拠点40に属する端末31から、拠点41に属する端末33へ内線発信する場合を例として説明する。
ユーザ収容サーバ10Aの制御部15は、通信I/F部11を介して端末31からの発信要求を受信し、呼制御手段15Aにより、その発信要求を解析する。そして、当該発信要求が内線発信である場合は、当該着信先電話番号と端末31の拠点番号すなわち発側拠点番号とを含む着信先検索要求を内線管理サーバ10Cへ送信する(ステップ121)。
この際、発側拠点番号は、発信元端末31の外線番号に基づき外線/内線変換テーブル14Bから取得される。
この際、着信先検索手段15Bは、前述した第1〜第3の実施の形態で説明したいずれかの着信先検索処理を用いて、着信先検索要求に含まれる着信先電話番号に対応する外線番号を取得する。
この際、接続要求の宛先については、各ユーザ収容サーバで収容する外線番号を、内線管理サーバ10C、あるいは各ユーザ収容サーバ10A,10B、あるいは他のサーバで管理しておき、当該外線番号に対応するユーザ収容サーバへ送信するようにしてもよく、各ユーザ収容サーバで順に接続要求を転送するようにしてもよい。
そして、発信元端末31の外線番号を発信元情報とし、着信先端末33の外線番号を着信先情報とする接続要求を、上記IPアドレスに基づき通信I/F部11からIP網20を介して端末33へ送信する(ステップ126)。
この端末33からの応答は、ユーザ収容サーバ10Bを介してユーザ収容サーバ10Aへ通知され(ステップ129)、さらにユーザ収容サーバ10Aから発信元の端末31へ通知される(ステップ130)。
なお、ステップ122において、着信先電話番号と対応する外線番号を取得できなかった場合、内線管理サーバ10Cからユーザ収容サーバ10Aに対して検索失敗が通知され、これに応じてユーザ収容サーバ10Aから端末31に対して内線発信失敗を示す切断が通知され、一連の発信処理動作が終了する。
これにより、各拠点を1つのユーザ収容サーバで収容する必要がなくなり、拠点の収容先変更に伴って必要となる作業、例えばユーザ収容サーバと各端末の外線番号との対応関係情報について変更を行う必要がなくなり、極めて容易に新たな音声VPNサービスを提供できる。
また、各ユーザ収容サーバと内線管理サーバとの間については、専用のIP網で接続してもよく、インターネットなどの公衆IP網、さらにはIP網20を用いてもよい。ユーザ収容サーバ間の接続についても同様である。
以上の各実施の形態では、各拠点を1つの呼制御サーバ10で管理する場合、さらには2つのユーザ収容サーバ10A,10Bと1つの内線管理サーバ10Cとで管理する場合を例として説明したが、これら呼制御サーバやユーザ収容サーバの数については、各端末や拠点の構成に応じて柔軟に増減させることができ、前述と同様の作用効果を得ることができる。
また、内線管理サーバ10Cを複数設け、各ユーザ収容サーバでこれら内線管理サーバのアドレスを管理しておき、当該発信元端末が属する音声VPNグループや着信先電話番号などの各種情報に基づき、これらユーザ収容サーバを分散して使用するようにしてもよい。
Claims (6)
- 各拠点に設けられIP網を介して音声パケットの送受信を行う複数の端末について、呼制御サーバでこれら端末の呼制御を行うことにより、前記IP網を用いた前記端末での音声通信を実現するVoIPサービスシステムであって、
前記呼制御サーバは、
前記端末ごとに、当該端末の拠点を識別する任意の桁数の拠点番号と当該拠点内で当該端末を識別する任意の桁数の端末番号とからなる内線番号と当該端末の外線番号とを関連付けて管理する内線/外線変換テーブルと、
前記内線/外線変換テーブルの各内線番号のうちから、発信要求に含まれる任意の桁数の着信先電話番号と全桁で一致する内線番号を検索し、その一致した内線番号に関連付けられている外線番号を取得する着信先検索手段と、
前記端末からの発信要求に応じて、当該発信要求で指定された着信先電話番号に対応する外線番号を前記着信先検索手段により取得し、その外線番号に対応する端末のIPアドレスを取得して当該端末への発信処理を行う呼制御手段と
を備えることを特徴とするVoIPサービスシステム。 - 請求項1に記載のVoIPサービスシステムにおいて、
前記呼制御サーバとして、前記IP網を介して前記各端末の呼制御を行うユーザ収容サーバと、前記ユーザ収容サーバと接続されて前記各端末の内線番号を管理する内線管理サーバとを備え、
前記内線管理サーバは、前記内線/外線変換テーブルと前記着信先検索手段とを有し、
前記ユーザ収容サーバからの検索要求に応じて、当該検索要求で指定された着信先電話番号に対応する外線番号を検索して通知し、
前記ユーザ収容サーバは、前記呼制御手段を有し、前記端末からの発信要求で指定された着信先電話番号に対応する外線番号の検索を前記内線管理サーバへ要求し、前記内線管理サーバから通知された外線番号に対応する端末への発信処理を行う
ことを特徴とするVoIPサービスシステム。 - 各拠点に設けられIP網を介して音声パケットの送受信を行う複数の端末について、これら端末の呼制御を行うことにより、前記IP網を用いた前記端末での音声通信を実現する呼制御サーバであって、
前記端末ごとに、当該端末の拠点を識別する任意の桁数の拠点番号と当該拠点内で当該端末を識別する任意の桁数の端末番号とからなる内線番号と当該端末の外線番号とを関連付けて管理する内線/外線変換テーブルと、
前記内線/外線変換テーブルの各内線番号のうちから、発信要求に含まれる任意の桁数の着信先電話番号と全桁で一致する内線番号を検索し、その一致した内線番号に関連付けられている外線番号を取得する着信先検索手段と、
前記端末からの発信要求に応じて、当該発信要求で指定された着信先電話番号に対応する外線番号を前記着信先検索手段により取得し、その外線番号に対応する端末のIPアドレスを取得して当該端末への発信処理を行う呼制御手段と
を備えることを特徴とする呼制御サーバ。 - 各拠点に設けられIP網を介して音声パケットの送受信を行う複数の端末について、これら端末の呼制御を行うことにより、前記IP網を用いた前記端末での音声通信を実現するユーザ収容サーバと接続されて、前記ユーザ収容サーバからの着信先検索要求に応じて、当該着信先検索要求で指定された着信先電話番号に対応する端末の外線番号を検索する
呼制御サーバであって、
前記端末ごとに、当該端末の拠点を識別する任意の桁数の拠点番号と当該拠点内で当該端末を識別する任意の桁数の端末番号とからなる内線番号と当該端末の外線番号とを関連付けて管理する内線/外線変換テーブルと、
前記内線/外線変換テーブルの各内線番号のうちから、着信先検索要求に含まれる任意の桁数の前記着信先電話番号と全桁で一致する内線番号を検索して、その一致した内線番号に関連付けられている外線番号を取得し、前記ユーザ収容サーバへ通知する着信先検索手段と
を備えることを特徴とする呼制御サーバ。 - 各拠点に設けられIP網を介して音声パケットの送受信を行う複数の端末について、呼制御サーバで前記IP網を用いた前記端末での音声通信を実現する呼制御方法であって、
前記呼制御サーバにより、前記端末ごとに、当該端末の拠点を識別する任意の桁数の拠点番号と当該拠点内で当該端末を識別する任意の桁数の端末番号とからなる内線番号と当該端末の外線番号とを関連付けて内線/外線変換テーブルで管理する管理ステップと、
前記呼制御サーバにより、前記内線/外線変換テーブルの各内線番号のうちから、発信要求に含まれる任意の桁数の着信先電話番号と全桁で一致する内線番号を検索し、その一致した内線番号に関連付けられている外線番号を取得する着信先検索ステップと、
前記呼制御サーバにより、前記端末からの発信要求に応じて、当該発信要求で指定された着信先電話番号に対応する外線番号を前記着信先検索ステップにより取得し、その外線番号に対応する端末のIPアドレスを取得して当該端末への発信処理を行う呼制御ステップと
を備えることを特徴とする呼制御方法。 - 各拠点に設けられIP網を介して音声パケットの送受信を行う複数の端末について、これら端末の呼制御を行うことにより、前記IP網を用いた前記端末での音声通信を実現するユーザ収容サーバと接続された呼制御サーバで、前記ユーザ収容サーバからの着信先検索要求に応じて、当該着信先検索要求で指定された着信先電話番号に対応する端末の外線番号を検索する呼制御方法であって、
前記呼制御サーバにより、前記端末ごとに、当該端末の拠点を識別する任意の桁数の拠点番号と当該拠点内で当該端末を識別する任意の桁数の端末番号とからなる内線番号と当該端末の外線番号とを関連付けて内線/外線変換テーブルで管理する管理ステップと、
前記呼制御サーバにより、前記内線/外線変換テーブルの各内線番号のうちから、着信先検索要求に含まれる任意の桁数の前記着信先電話番号と全桁で一致する内線番号を検索して、その一致した内線番号に関連付けられている外線番号を取得し、前記ユーザ収容サーバへ通知する着信先検索ステップと
を備えることを特徴とする呼制御方法。
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