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JP4330596B2 - デジタルガンマ補正回路およびデジタルガンマ補正方法 - Google Patents

デジタルガンマ補正回路およびデジタルガンマ補正方法 Download PDF

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Description

本発明は、ガンマ補正に関し、さらに詳しくは、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)やプラズマ表示パネル(PDP:Plasma Display Panel)などの表示装置などに使用されるデジタルガンマ補正回路およびデジタルガンマ補正方法に関する。
近年、携帯電話やデジタルカメラなどの電子機器には、高精細かつ高画質な画像を表示する表示装置(例えば、液晶表示装置)が設けられることが多い。このような表示装置には、より自然な画像を表示するために、入力されたデジタル画像データに対してガンマ補正を行うデジタルガンマ補正回路が不可欠となっている。また、スキャナやプリンタなどのデジタル画像処理を行う電子機器においても、より自然な画像を出力するために、デジタルガンマ補正回路が不可欠となっている。
デジタルガンマ補正回路については、従来から、ルックアップテーブル(Lookup Table:以下、LUTと略称する)を用いてガンマ補正を行う方式と、領域分割と演算処理によってガンマ補正を行う方式とが知られている。
LUT方式のデジタルガンマ補正回路には、ROMなどで構成され、入力データの値に対応づけて出力データの値(補正データ)を記憶したLUTが設けられる。例えば、液晶表示装置に使用されるデジタルガンマ補正回路には、入力データの値に対応づけて、液晶パネルのガンマ特性を補償する補正データを記憶したLUTが設けられる。LUT方式のデジタルガンマ補正回路は、入力データの値に対応した補正データをLUTから読み出すことにより、入力データに対するガンマ補正を行う。
一方、領域分割方式のデジタルガンマ補正回路では、入力データが取り得る値の範囲が複数の領域に分割され、各領域について直線で表されるガンマ補正特性が定められる。領域分割方式のデジタルガンマ補正回路は、入力データの値を含む領域のガンマ補正特性に従い、演算処理によって入力データに対するガンマ補正を行う。
LUT方式のデジタルガンマ補正回路に関し、特許文献1には、ROMで構成されたLUTから補正データを読み出すときに、映像信号にオフセット値を加算した結果をアドレスとして供給することが開示されている。また、領域分割方式のデジタルガンマ補正回路に関し、特許文献2には、ガンマ特性曲線を複数の領域に分割し、分割後のガンマ特性曲線を領域の境界で連接する直線で近似し、近似直線に基づきガンマ補正を行うことが開示されている。さらに、領域分割方式のデジタルガンマ補正回路に関し、特許文献3には、ガンマ補正折れ線の入力データ方向の折れ点位置を固定し、この固定位置により分割された複数の領域ごとに傾きデータを指定可能とし、ガンマ補正を行う前に出力データ方向の折れ点位置を演算で求めることが開示されている。
特開平8−51557号公報 特開平11−32237号公報 特開平11−120344号公報
しかしながら、LUT方式のデジタルガンマ補正回路では、LUTは入力データのすべての値に対応した補正データを記憶している必要がある。このため、LUT方式のデジタルガンマ補正回路には、入力データのビット数が増加するに従い、記憶すべき補正データの数が膨大になるという問題がある。
また、領域分割方式のデジタルガンマ補正回路では、様々なガンマ特性を有する装置に対応するためには、折れ点の座標を与えるなどして、装置のガンマ特性に応じて好適な位置に領域の境界を設定する必要がある。これに加えて、理想に近い滑らかなガンマ補正特性を得るためには、領域の数を増やす必要がある。このため、領域分割方式のデジタルガンマ補正回路には、滑らかなガンマ補正特性を得ようとすると、予め設定すべきデータの数が多くなるという問題がある。
それ故に、本発明は、少数のデータを予め設定するだけで、滑らかな補正特性が得られるデジタルガンマ補正回路およびデジタルガンマ補正方法を提供することを目的とする。
第1の発明は、補正特性を設定可能に構成されたデジタルガンマ補正回路であって、
補正特性を定めるデータとして、基本折れ線を特定するデータと、前記基本折れ線上の各折れ点の周囲に設けられた曲線近似範囲を特定するデータとを記憶する補正特性記憶部と、
前記補正特性記憶部に記憶されたデータに基づき、入力データが前記曲線近似範囲内にあるか否かを判定する範囲判定部と、
前記入力データと前記補正特性記憶部に記憶されたデータとに基づき、補正特性を定める補助直線の係数を算出する補助直線係数算出部と、
前記範囲判定部で範囲外と判定されたときには前記入力データに対して前記基本折れ線に基づく補正を行い、前記範囲判定部で範囲内と判定されたときには前記入力データに対して前記補助直線に基づく補正を行う補正実行部とを備え、
前記補助直線係数算出部は、前記入力データを含む曲線近似範囲について、前記基本折れ線のうち当該曲線近似範囲に含まれる2本の線分を、前記入力データが当該曲線近似範囲を分割する比率で分割する2個の分割点を求め、前記2個の分割点を通る補助直線の係数を算出することを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、
前記補正特性記憶部は、前記基本折れ線を特定するデータとして前記折れ点の座標を記憶し、
前記補正特性記憶部に記憶された折れ点の座標に基づき、前記基本折れ線の係数を算出する基本折れ線係数算出部をさらに備える。
第3の発明は、第1の発明において、
前記補正特性記憶部は、前記基本折れ線を特定するデータとして、前記折れ点の座標および前記基本折れ線の係数を記憶することを特徴とする。
第4の発明は、第1の発明において、
前記補正特性記憶部は、前記曲線近似範囲を特定するデータとして、前記曲線近似範囲のうち前記折れ点よりも下側部分の幅と、前記折れ点よりも上側部分の幅とを記憶することを特徴とする。
第5の発明は、第4の発明において、
前記下側部分に含まれる前記基本折れ線の長さと前記上側部分に含まれる前記基本折れ線の長さとが等しくなるように、前記下側部分と前記上側部分の幅を算出する範囲算出部をさらに備え、
前記補正特性記憶部は、前記範囲算出部で算出された2つの幅を記憶することを特徴とする。
第6の発明は、第1の発明において、
前記補正実行部は、
前記範囲判定部で範囲外と判定されたときには前記基本折れ線の係数を選択し、前記範囲判定部で範囲内と判定されたときには前記補助直線の係数を選択する係数選択部と、
前記係数選択部で選択された係数を有する1次式に前記入力データを代入したときの値を算出する1次式演算部とを含む。
第7の発明は、第1の発明において、
前記補正実行部は、
前記基本折れ線の係数を有する1次式に前記入力データを代入したときの値を算出する第1の1次式演算部と、
前記補助直線の係数を有する1次式に前記入力データを代入したときの値を算出する第2の1次式演算部と、
前記範囲判定部で範囲外と判定されたときには前記第1の1次式演算部で算出された値を選択し、前記範囲判定部で範囲内と判定されたときには前記第2の1次式演算部で算出された値を選択する演算結果選択部とを含む。
第8の発明は、第1の発明において、
前記補助直線係数算出部は、前記範囲判定部で範囲内と判定されたときに限り動作することを特徴とする。
第9の発明は、補正特性を設定可能に構成されたデジタルガンマ補正方法であって、
補正特性を定めるデータとして、基本折れ線を特定するデータと、前記基本折れ線上の各折れ点の周囲に設けられた曲線近似範囲を特定するデータとを記憶する補正特性記憶ステップと、
前記補正特性記憶ステップで記憶されたデータに基づき、入力データが前記曲線近似範囲内にあるか否かを判定する範囲判定ステップと、
前記入力データと前記補正特性記憶ステップで記憶されたデータとに基づき、補正特性を定める補助直線の係数を算出する補助直線係数算出ステップと、
前記範囲判定ステップで範囲外と判定されたときには前記入力データに対して前記基本折れ線に基づく補正を行い、前記範囲判定ステップで範囲内と判定されたときには前記入力データに対して前記補助直線に基づく補正を行う補正実行ステップとを備え、
前記補助直線係数算出ステップは、前記入力データを含む曲線近似範囲について、前記基本折れ線のうち当該曲線近似範囲に含まれる2本の線分を、前記入力データが当該曲線近似範囲を分割する比率で分割する2個の分割点を求め、前記2個の分割点を通る補助直線の係数を算出することを特徴とする。
第10の発明は、基本折れ線と、前記基本折れ線上の各折れ点の周囲に設けられた曲線近似範囲とに基づき、ガンマ補正特性を決定する方法であって、
入力データを含む曲線近似範囲を選択する範囲選択ステップと、
前記入力データが前記範囲選択ステップで選択された曲線近似範囲を分割する比率を算出する比率算出ステップと、
前記基本折れ線のうち前記範囲選択ステップで選択された曲線近似範囲に含まれる2本の線分を、前記比率算出ステップで算出された比率で分割する2個の分割点を算出する分割点算出ステップと、
前記入力データに適用されるガンマ補正演算を決定すべく、前記2個の分割点を通る補助直線の係数を算出する係数算出ステップとを備える。
上記第1または第9の発明によれば、補正特性を定めるデータとして、基本折れ線を特定するデータと曲線近似範囲を特定するデータとが記憶され、入力データが曲線近似範囲内にあるときには、入力データの変化に応じて連続的に変化する係数を有する補助直線に基づくガンマ補正が行われる。したがって、基本折れ線を特定するデータと曲線近似範囲を特定するデータとを予め設定するだけで、曲線近似範囲では曲線状に変化する滑らかなガンマ補正特性を得ることができる。
上記第2の発明によれば、折れ点の座標に基づき基本折れ線の係数が算出されるので、少数のデータで基本折れ線を特定し、曲線近似範囲では曲線状に変化する滑らかなガンマ補正特性を得ることができる。
上記第3の発明によれば、基本折れ線を特定するデータとして基本折れ線の係数を記憶することにより、入力データが曲線近似範囲外にあるときの演算を簡素化し、回路量を削減することができる。
上記第4の発明によれば、曲線近似範囲を特定するデータとして曲線近似範囲の下側部分の幅と上側部分の幅を設定することにより、曲線近似範囲では曲線状に変化する滑らかなガンマ補正特性を得ることができる。
上記第5の発明によれば、曲線近似範囲の下側部分と上側部分に含まれる基本折れ線の長さが等しくなるように下側部分の幅と上側部分の幅とが決定されるので、曲線近似範囲を特定するデータとして1つのデータ(例えば、基本折れ線方向の幅)を設定するだけで、曲線近似範囲では曲線状に変化し、かつ、折れ点で対称となるガンマ補正特性を得ることができる。
上記第6の発明によれば、係数を選択し、選択した係数を用いて1次式の値を算出することにより、基本折れ線に基づく補正と補助直線に基づく補正とを切り替えて行う補正実行部を構成することができる。
上記第7の発明によれば、2とおりの方法で1次式の値を算出し、いずれかの値を選択することにより、基本折れ線に基づく補正と補助直線に基づく補正を切り替えて行う補正実行部を構成することができる。
上記第8の発明によれば、不要な演算処理を抑制することにより、回路の消費電力を低減することができる。
上記第10の発明によれば、基本折れ線と曲線近似範囲とに基づき、曲線近似範囲では曲線状に変化する滑らかなガンマ補正特性を得ることができる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るデジタルガンマ補正回路の構成を示すブロック図である。図1に示すデジタルガンマ補正回路10は、補正特性記憶部11、基本折れ線係数算出部12、補助直線係数算出部13、範囲判定部14、係数選択部15、および、1次式演算部16を備えている。デジタルガンマ補正回路10は、入力データXに対して所定のガンマ補正を行い、補正結果を出力データYとして出力する。デジタルガンマ補正回路10のガンマ補正特性は、外部から与えられるデータ(以下、補正特性パラメータという)によって決定される。
デジタルガンマ補正回路10に与えられる補正特性パラメータには、ガンマ補正特性の基本構造を定める折れ線(以下、基本折れ線という)を特定するデータと、基本折れ線上の各折れ点の周囲に設けられた範囲(以下、曲線近似範囲という)を特定するデータとが含まれる。デジタルガンマ補正回路10は、入力データXが曲線近似範囲外にある場合には、基本折れ線に基づくガンマ補正を行い、入力データXが曲線近似範囲内にある場合には、入力データXおよび補正特性パラメータに基づきガンマ補正特性を定める補助直線(詳細は後述)を求め、求めた補助直線に基づくガンマ補正を行う。
補正特性記憶部11は、デジタルガンマ補正回路10の外部から与えられた補正特性パラメータを記憶する。デジタルガンマ補正回路10では、ガンマ補正特性の基本構造を定めるために、1個の折れ点を有する基本折れ線(図2を参照)が用いられる。補正特性パラメータには、基本折れ線を特定するデータとして折れ点Pの座標(Xp,Yp)が含まれ、曲線近似範囲を特定するデータとして曲線近似範囲の折れ点Pよりも下側部分の幅Waと上側部分の幅Wbとが含まれている。補正特性記憶部11に記憶された補正特性パラメータは、必要に応じて、デジタルガンマ補正回路10の各構成要素に供給される。具体的には、折れ点Pの座標(Xp,Yp)は基本折れ線係数算出部12、補助直線係数算出部13および範囲判定部14に供給され、曲線近似範囲幅Wa、Wbは補助直線係数算出部13および範囲判定部14に供給される。
基本折れ線係数算出部12は、折れ点Pの座標(Xp,Yp)に基づき、折れ点Pを含む基本折れ線の係数C1、C2を算出する。基本折れ線の係数C1とは、基本折れ線を定める2本の直線のうちの一方の傾きと切片であり、基本折れ線の係数C2とは、上記2本の直線のうちの他方の傾きと切片である。補助直線係数算出部13は、入力データX、曲線近似範囲幅Wa、Wbおよび折れ点Pの座標(Xp,Yp)に基づき、補助直線の係数C0を算出する。補助直線の係数C0とは、補助直線の傾きと切片である。
範囲判定部14は、入力データX、曲線近似範囲幅Wa、Wbおよび折れ点Pの座標(Xp,Yp)に基づき、入力データXが曲線近似範囲内にあるか否かを判定し、判定結果Dを出力する。なお、範囲判定部14では、折れ点PのY座標Ypは参照されない。
係数選択部15は、範囲判定部14で範囲外と判定されたときには、基本折れ線の係数C1またはC2を選択し、範囲判定部14で範囲内と判定されたときには、補助直線の係数C0を選択する。1次式演算部16は、係数選択部15で選択された係数を有する1次式に入力データXを代入したときの値を算出する。1次式演算部16で算出された値は、出力データYとしてデジタルガンマ補正回路10の外部に出力される。このように係数選択部15および1次式演算部16は、範囲判定部14で範囲外と判定されたときには、入力データXに対して基本折れ線に基づく補正を行い、範囲判定部14で範囲内と判定されたときには、入力データXに対して補助直線に基づく補正を行う補正実行部として機能する。
図2は、デジタルガンマ補正回路10で用いられる基本折れ線および曲線近似範囲を示す図である。図2において、横軸(X軸)は入力データXを表し、縦軸(Y軸)は出力データYを表す。図2に示す基本折れ線は、1個の折れ点P(Xp,Yp)を有している。また、折れ点Pの周囲にはX軸方向の幅がWa、Wbとなる曲線近似範囲が設けられている。このようにデジタルガンマ補正回路10では、(Xp−Wa)から(Xp+Wb)までが曲線近似範囲となる。以下、入力データXと出力データYは、0から1023までの値をとるものとする。
デジタルガンマ補正回路10では、入力データXが曲線近似範囲内にある場合には、基本折れ線上に設けられた2個の分割点を通る補助直線に基づくガンマ補正が行われる。これら2個の分割点は、基本折れ線のうち曲線近似範囲に含まれる2本の線分を、入力データXが曲線近似範囲を分割する比率で分割する点である。
例えば、図2に示すように、入力データXが(Xp−Wa)以上(Xp+Wb)以下の値X0である場合、入力データXが曲線近似範囲を分割する比率は{X0−(Xp−Wa)}:{(Xp+Wb)−X0}となる。基本折れ線と曲線近似範囲の境界との交点をA、Bとしたとき、基本折れ線のうち曲線近似範囲には2本の線分AP、PBが含まれる。線分APを上記比率で分割する点が分割点Qとなり、線分PBを上記比率で分割する点が分割点Rとなる。値X0を有する入力データXについてガンマ補正を行うときには、分割点P、Qを通る直線が、ガンマ補正特性を定める補助直線として使用される。なお、図2では、x1:x2=q1:q2=r1:r2が成立する。
以下、図2を参照して、デジタルガンマ補正回路10の動作をより詳細に説明する。補正特性記憶部11は、基本折れ線を特定するデータとして折れ点Pの座標(Xp,Yp)を記憶し、曲線近似範囲を特定するデータとして曲線近似範囲幅Wa、Wbを記憶する。
範囲判定部14は、入力データXと、補正特性記憶部11に記憶された曲線近似範囲幅Wa、Wbおよび折れ点Pの座標(Xp,Yp)とに基づき、入力データXが曲線近似範囲内にあるか否かを判定する。範囲判定部14は、入力データXが曲線近似範囲内にあるとき(すなわち、Xp−Wa≦X≦Xp+Wbのとき)には判定結果Dを0とする。また、範囲判定部14は、入力データXが曲線近似範囲よりも小さい側にあるとき(すなわち、X<Xp−Waのとき)には判定結果Dを1とし、入力データXが曲線近似範囲よりも大きい側にあるとき(すなわち、X>Xp+Wbのとき)には判定結果Dを2とする。
基本折れ線係数算出部12は、原点Oと折れ点Pを通る直線の係数C1(傾きと切片)と、折れ点Pと点P’(1023,1023)を通る直線の係数C2(傾きと切片)とを算出する。これら2本の直線は、順に式(1)および(2)で与えられる。基本折れ線の係数C1、C2は、これら2式から容易に得られる。
Y=Yp/Xp×X …(1)
Y=(1023−Yp)/(1023−Xp)×(X−Xp)+Yp …(2)
補助直線係数算出部13は、図3に示すように、比率算出部131、分割点算出部132、および、係数算出部133を含んでいる。比率算出部131は、入力データX(値をX0とする)と、補正特性記憶部11に記憶された曲線近似範囲幅Wa、Wbおよび折れ点Pの座標(Xp,Yp)に基づき、入力データXが曲線近似範囲を分割する比率(x1:x2)を算出する。この比率は、式(3)で与えられる。
x1:x2={X0−(Xp−Wa)}:{(Xp+Wb)−X0} …(3)
分割点算出部132は、補正特性記憶部11に記憶された曲線近似範囲幅Wa、Wbおよび折れ点Pの座標(Xp,Yp)と、比率算出部131で算出された比率とに基づき、線分APを比率(x1:x2)で分割する分割点Qの座標(Xq,Yq)と、線分PBを比率(x1:x2)で分割する分割点Rの座標(Xr,Yr)とを算出する。より詳細には、分割点Qが線分APを分割する比率と、分割点QのX座標Xqが曲線近似範囲幅Waを分割する比率とが等しく、分割点Rが線分PBを分割する比率と、分割点RのX座標Xrが曲線近似範囲幅Wbを分割する比率とが等しいことを考慮すると、式(4)が得られる。式(4)を解くことにより、分割点QのX座標Xqは式(5)で、分割点RのX座標Xrは式(6)で与えられる。また、分割点QのY座標Yqは式(1)および(5)より式(7)で与えられ、分割点RのY座標Yrは式(2)および(6)より式(8)で与えられる。
{X0−(Xp−Wa)}:{(Xp+Wb)−X0}
={Xq−(Xp−Wa)}:(Xp−Xq)
=(Xr−Xp):{(Xp+Wb)−Xr} …(4)
Xq={Wa×X0+Wb×(Xp−Wa)}/(Wa+Wb) …(5)
Xr={Wb×X0+Wa×(Xp+Wb)}/(Wa+Wb) …(6)
Yq=Yp/Xp×Xq …(7)
Yr=(1023−Yp)/(1023−Xp)×(Xr−Xp)+Yp …(8)
係数算出部133は、分割点算出部132で算出された分割点Qの座標(Xq,Yq)および分割点Rの座標(Xr,Yr)に基づき、分割点Q、Rを通る補助直線の係数C0(傾きと切片)を算出する。分割点Q、Rを通る補助直線は式(9)で与えられる。式(9)に含まれるXq、Xr、Yq、Yrは式(5)〜(8)により与えられるので、補助直線の係数C0は式(9)から容易に得られる。
Y=(Yr−Yq)/(Xr−Xq)×(X−Xq)+Yq …(9)
係数選択部15は、判定結果Dが0のときには、式(9)から得られる補助直線の係数C0を選択し、判定結果Dが1のときには、式(1)から得られる基本折れ線の係数C1を選択し、判定結果Dが2のときには、式(2)から得られる基本折れ線の係数C2を選択する。1次式演算部16は、係数選択部15で選択された係数を有する1次式に入力データXを代入したときの値を算出し、求めた値を出力データYとして出力する。判定結果Dが0のときの出力データYは、図2に示す点ZのY座標Y0となる。
このようにデジタルガンマ補正回路10は、入力データXが曲線近似範囲外にあるときには、式(1)および(2)に示す基本折れ線に基づくガンマ補正を行い、入力データXが曲線近似範囲内にあるときには、式(9)に示す補助直線に基づくガンマ補正を行う。
入力データXが曲線近似範囲内で連続的に変化したとき、分割点Q、Rはそれぞれ線分AP、PB上を連続的に移動し、補助直線の係数C0は連続的に変化する。このため、デジタルガンマ補正回路10のガンマ補正特性は、曲線近似範囲では2点A、Bを結ぶ曲線となる。領域分割方式の従来のデジタルガンマ補正回路では、滑らかなガンマ補正特性を得るためには、領域の数を増やして、多数のデータを予め設定する必要がある。これに対して、デジタルガンマ補正回路10では、折れ点Pの座標(Xp,Yp)と曲線近似範囲幅Wa、Wbを予め設定するだけで、曲線近似範囲では曲線状に変化する滑らかなガンマ補正特性を得ることができる。
以上に示すように本実施形態に係るデジタルガンマ補正回路10は、補正特性を定めるデータとして、基本折れ線を特定するデータと曲線近似範囲を特定するデータとを記憶し、入力データが曲線近似範囲内にあるときには、入力データの変化に応じて連続的に変化する係数を有する補助直線に基づくガンマ補正を行う。したがって、基本折れ線を特定するデータと曲線近似範囲を特定するデータとを予め設定するだけで、曲線近似範囲では曲線状に変化する滑らかなガンマ補正特性を得ることができる。
特に、デジタルガンマ補正回路10は、折れ点Pの座標(Xp,Yp)に基づき基本折れ線の係数C0を算出する基本折れ線係数算出部12を備えているので、少数のデータで基本折れ線を特定し、曲線近似範囲では曲線状に変化する滑らかなガンマ補正特性を得ることができる。
(第2の実施形態)
図4は、本発明の第2の実施形態に係るデジタルガンマ補正回路の構成を示すブロック図である。図4に示すデジタルガンマ補正回路20は、補正特性記憶部21、基本折れ線係数算出部22、補助直線係数算出部23、範囲判定部24、係数選択部25、および、1次式演算部26を備えている。デジタルガンマ補正回路20は、第1の実施形態に係るデジタルガンマ補正回路10(図1)と同じ構造を有し、同じ方式でガンマ補正を行う。そこで以下では、第1の実施形態との相違点を説明し、第1の実施形態との共通点については説明を省略する。
図5は、デジタルガンマ補正回路20で用いられる基本折れ線および曲線近似範囲を示す図である。図5に示す基本折れ線は、2個の折れ点P1(Xp1,Yp1)およびP2(Xp2,p2)を有している。また、折れ点P1の周囲にはX軸方向の幅がWa1、Wb1となる第1の曲線近似範囲が設けられ、折れ点P2の周囲にはX軸方向の幅がWa2、Wb2となる第2の曲線近似範囲が設けられている。このようにデジタルガンマ補正回路20では、(Xp1−Wa1)から(Xp1+Wb1)までと、(Xp2−Wa2)から(Xp2+Wb2)までとが曲線近似範囲となる。
デジタルガンマ補正回路20では、第1の実施形態と同様に、入力データXが曲線近似範囲内にある場合には、基本折れ線上に設けられた2個の分割点を通る補助直線に基づくガンマ補正が行われる。入力データXを含む曲線近似範囲をSとしたとき、これら2個の分割点は、基本折れ線のうち曲線近似範囲Sに含まれる2本の線分を、入力データXが曲線近似範囲Sを分割する比率で分割する点である。
例えば、図5に示すように、入力データXが(Xp1−Wa1)以上(Xp1+Wb1)以下の値X1である場合、入力データXが第1の曲線近似範囲を分割する比率は{X1−(Xp1−Wa1)}:{(Xp1+Wb1)−X1}となる。基本折れ線と第1の曲線近似範囲の境界との交点をA1、B1としたとき、基本折れ線のうち第1の曲線近似範囲には2本の線分A1P1、P1B1が含まれる。線分A1P1を上記比率で分割する点が分割点Q1、線分P1B1を上記比率で分割する点が分割点R1となる。値X1を有する入力データXについてガンマ補正を行うときには、分割点P1、Q1を通る直線が補助直線として使用される。
入力データXが(Xp2−Wa2)以上(Xp2+Wb2)以下の値X2である場合も、これと同様である。すなわち、基本折れ線と第2の曲線近似範囲の境界との交点をA2、B2としたとき、線分A2P2を比率{X2−(Xp2−Wa2)}:{(Xp2+Wb2)−X2}で分割する点が分割点Q2、線分P2B2を同じ比率で分割する点が分割点R2となる。値X2を有する入力データXについてガンマ補正を行うときには、分割点P2、Q2を通る直線が補助直線として使用される。なお、図5では、x1:x2=q1:q2=r1:r2と、x3:x4=q3:q4=r3:r4とが成立する。
以下、図5を参照して、デジタルガンマ補正回路20の動作をより詳細に説明する。補正特性記憶部21は、基本折れ線を特定するデータとして折れ点P1の座標(Xp1,Yp1)および折れ点P2の座標(Xp2,Yp2)を記憶し、曲線近似範囲を特定するデータとして曲線近似範囲幅Wa1、Wb1、Wa2、Wb2を記憶する。
範囲判定部24は、入力データXと、補正特性記憶部21に記憶された4つの曲線近似範囲幅および2個の折れ点の座標に基づき、入力データXが曲線近似範囲内にあるか否かを判定する。範囲判定部24は、入力データXが第1または第2の曲線近似範囲内にあるとき(すなわち、Xp1−Wa1≦X≦Xp1+Wb1またはXp2−Wa2≦X≦Xp2+Wb2のとき)には判定結果Dを0とする。また、範囲判定部24は、入力データXが第1の曲線近似範囲よりも小さい側にあるとき(すなわち、X<Xp1−Wa1のとき)には判定結果Dを1とし、入力データXが2つの曲線近似範囲の間にあるとき(すなわち、Xp1+Wb1<X<Xp2−Wa2のとき)には判定結果Dを2とし、入力データXが第2の曲線近似範囲よりも大きい側にあるとき(すなわち、X>Xp2+Wb2のとき)には判定結果Dを3とする。
基本折れ線係数算出部22は、原点Oと折れ点P1を通る直線の係数C1(傾きと切片)と、折れ点P1と折れ点P2を通る直線の係数C2(傾きと切片)と、折れ点P2と点P’(1023,1023)を通る直線の係数C3(傾きと切片)とを算出する。これら3本の直線は、順に式(11)、式(12)および式(22)で与えられる。基本折れ線の係数C1〜C3は、これら3式から容易に得られる。
Y=Yp1/Xp1×X …(11)
Y=(Yp2−Yp1)/(Xp2−Xp1)×(X−Xp1)+Yp1
…(12)
Y=(1023−Yp2)/(1023−Xp2)×(X−Xp2)+Yp2
…(22)
補助直線係数算出部23は、第1の実施形態に係る補助直線係数算出部13(図3)と同様に、比率算出部、分割点算出部、および、係数算出部を含んでいる。これら3つの構成要素は、以下に示すように、入力データXが第1の曲線近似範囲内にある場合と、入力データXが第2の曲線近似範囲内にある場合とで異なる動作を行う。
入力データXが第1の曲線近似範囲内にある場合、比率算出部は、入力データX(値をX1とする)と、補正特性記憶部21に記憶された曲線近似範囲幅Wa1、Wb1および折れ点P1の座標(Xp1,Yp1)に基づき、入力データX1が第1の曲線近似範囲を分割する比率(x1:x2)を算出する。この比率は、式(13)で与えられる。
x1:x2={X1−(Xp1−Wa1)}:{(Xp1+Wb1)−X1}
…(13)
分割点算出部は、補正特性記憶部21に記憶された曲線近似範囲幅Wa1、Wb1および折れ点P1の座標(Xp1,Yp1)と、比率算出部で算出された比率とに基づき、線分A1P1を比率(x1:x2)で分割する分割点Q1の座標(Xq1,Yq1)と、線分P1B1を比率(x1:x2)で分割する分割点R1の座標(Xr1,Yr1)とを算出する。より詳細には、第1の実施形態と同様に、式(14)を解くことにより、分割点Q1のX座標Xq1は式(15)で、分割点R1のX座標Xr1は式(16)で与えられる。また、分割点Q1のY座標Yq1は式(17)で、分割点R1のY座標Yr1は式(18)で与えられる。
{X1−(Xp1−Wa1)}:{(Xp1+Wb1)−X1}
={Xq1−(Xp1−Wa1)}:(Xp1−Xq1)
=(Xr1−Xp1):{(Xp1+Wb1)−Xr1} …(14)
Xq1={Wa1×X1+Wb1×(Xp1−Wa1)}/(Wa1+Wb1)
…(15)
Xr1={Wb1×X1+Wa1×(Xp1+Wb1)}/(Wa1+Wb1)
…(16)
Yq1=Yp1/Xp1×Xq1 …(17)
Yr1=(Yp2−Yp1)/(Xp2−Xp1)×(Xr1−Xp1)+Yp1
…(18)
係数算出部は、分割点算出部で算出された分割点Q1の座標(Xq1,Yq1)および分割点R1の座標(Xr1,Yr1)に基づき、分割点Q1、R1を通る補助直線の係数C0(傾きと切片)を算出する。分割点Q1、R1を通る補助直線は式(19)で与えられる。式(19)に含まれるXq1、Xr1、Yq1、Yr1は式(15)〜(18)により与えられるので、補助直線の係数C0は式(19)から容易に得られる。
Y=(Yr1−Yq1)/(Xr1−Xq1)×(X−Xq1)+Yq1
…(19)
これに対して、入力データXが第2の曲線近似範囲内にある場合、比率算出部は、入力データX(値をX2とする)と、補正特性記憶部21に記憶された曲線近似範囲幅Wa2、Wb2および折れ点P2の座標(Xp2,Yp2)に基づき、入力データX2が第2の曲線近似範囲を分割する比率(x3:x4)を算出する。この比率は、式(23)で与えられる。
x3:x4={X2−(Xp2−Wa2)}:{(Xp2+Wb2)−X2}
…(23)
分割点算出部は、補正特性記憶部21に記憶された曲線近似範囲幅Wa2、Wb2および折れ点P2の座標(Xp2,Yp2)と、比率算出部で算出された比率とに基づき、線分A2P2を比率(x3:x4)で分割する分割点Q2の座標(Xq2,Yq2)と、線分P2B2を比率(x3:x4)で分割する分割点R2の座標(Xr2,Yr2)とを算出する。より詳細には、第1の実施形態と同様に、式(24)を解くことにより、分割点Q2のX座標Xq2は式(25)で、分割点R2のX座標Xr2は式(26)で与えられる。また、分割点Q2のY座標Yq2は式(27)で、分割点R2のY座標Yr2は式(28)で与えられる。
{X2−(Xp2−Wa2)}:{(Xp2+Wb2)−X2}
={Xq2−(Xp2−Wa2)}:(Xp2−Xq2)
=(Xr2−Xp2):{(Xp2+Wb2)−Xr2} …(24)
Xq2={Wa2×X2+Wb2×(Xp2−Wa2)}/(Wa2+Wb2)
…(25)
Xr2={Wb2×X2+Wa2×(Xp2+Wb2)}/(Wa2+Wb2)
…(26)
Yq2=(Yp2−Yp1)/(Xp2−Xp1)×(Xq2−Xp1)+Yp1
…(27)
Yr2=(1023−Yp2)/(1023−Xp2)×(Xr2−Xp2)
+Yp2 …(28)
係数算出部は、分割点算出部で算出された分割点Q2の座標(Xq2,Yq2)および分割点R2の座標(Xr2,Yr2)に基づき、分割点Q2、R2を通る補助直線の係数C0(傾きと切片)を算出する。分割点Q2、R2を通る補助直線は式(29)で与えられる。式(29)に含まれるXq2、Xr2、Yq2、Yr2は式(25)〜(28)により与えられるので、補助直線の係数C0は式(29)から容易に得られる。
Y=(Yr2−Yq2)/(Xr2−Xq2)×(X−Xq2)+Yq2
…(29)
係数選択部25は、判定結果Dが0のときには、式(19)または式(29)から得られる補助直線の係数C0を選択し、判定結果Dが1のときには、式(11)から得られる基本折れ線の係数C1を選択し、判定結果Dが2のときには、式(12)から得られる基本折れ線の係数C2を選択し、判定結果Dが3のときには、式(22)から得られる基本折れ線の係数C3を選択する。1次式演算部26は、係数選択部25で選択された係数を有する1次式に入力データXを代入したときの値を算出し、求めた値を出力データYとして出力する。判定結果Dが0のときの出力データYは、図5に示す点Z1のY座標Y1または点Z2のY座標Y2となる。
このようにデジタルガンマ補正回路20は、入力データXが曲線近似範囲外にあるときには、式(11)、(12)および(22)に示す基本折れ線に基づくガンマ補正を行い、入力データXが曲線近似範囲内にあるときには、式(19)または(29)に示す補助直線に基づくガンマ補正を行う。
第1の実施形態と同様に、入力データXが第1の曲線近似範囲内で連続的に変化したとき、分割点Q1、R1はそれぞれ線分A1P1、P1B1上を連続的に移動し、補助直線の係数C0は連続的に変化する。入力データXが第2の曲線近似範囲内で連続的に変化したときも、これと同様である。デジタルガンマ補正回路20では、折れ点P1の座標(Xp1,Yp1)と折れ点P2の座標(Xp2,Yp2)と曲線近似範囲幅Wa1、Wb1、Wa2、Wb2を予め設定するだけで、第1および第2の曲線近似範囲では曲線状に変化する滑らかなガンマ補正特性を得ることができる。
以上に示すように、本実施形態に係るデジタルガンマ補正回路20によれば、第1の実施形態に係るデジタルガンマ補正回路10と同様に、基本折れ線を特定するデータと曲線近似範囲を特定するデータとを予め設定するだけで、曲線近似範囲では曲線状に変化する滑らかなガンマ補正特性を得ることができる。
なお、以上の説明では、基本折れ線は2個の折れ点を有することとしたが、基本折れ線上の折れ点の数が3個以上であっても、デジタルガンマ補正回路20と同じ構造を有し、同じ方式でガンマ補正を行うデジタルガンマ補正回路を構成することができる。この場合、折れ点の数は、デジタルガンマ補正回路を設ける装置(例えば、液晶表示装置)のガンマ特性に基づき決定される。装置が何度も折れ曲がるガンマ特性を有する場合には、基本折れ線上の折れ点の数を増やせばよい。
第1の実施形態に係るデジタルガンマ補正回路10については、以下に示す各種の変形例を構成することができる。第1変形例に係るデジタルガンマ補正回路30(図6を参照)では、基本折れ線係数算出部32は、入力データXが曲線近似範囲よりも小さい側にあるか否かを判定し、その判定結果に従い、基本折れ線の係数C1およびC2のいずれかを係数Cとして出力する。範囲判定部34は、入力データXが曲線近似範囲内にあるときには判定結果Dを0とし、入力データXが曲線近似範囲外にあるときには判定結果Dを1とする。係数選択部35は、判定結果Dが1のときには基本折れ線の係数Cを選択し、判定結果Dが0のときには補助直線の係数C0を選択する。このように、基本折れ線係数算出部32が基本折れ線の係数を選択してもよい。
第2変形例に係るデジタルガンマ補正回路40(図7を参照)では、1次式演算部47は、基本折れ線係数算出部32で算出された係数Cを有する1次式に入力データXを代入したときの値を算出する。1次式演算部48は、補助直線係数算出部13で算出された係数C0を有する1次式に入力データXを代入したときの値を算出する。演算結果選択部49は、範囲判定部34で範囲外と判定されたときには1次式演算部47で算出された値を選択し、範囲判定部34で範囲内と判定されたときには1次式演算部48で算出された値を選択する。このように補正実行部は、2とおりの方法で1次式の値を算出し、いずれかの値を選択することにより、基本折れ線に基づく補正と補助直線に基づく補正とを切り替えて行ってもよい。
第3変形例に係るデジタルガンマ補正回路50(図8を参照)は、基本折れ線係数算出部を備えていない。その代わりに補正特性記憶部51が、基本折れ線を特定するデータとして、デジタルガンマ補正回路50の外部から与えられた折れ点Pの座標(Xp,Yp)と基本折れ線の係数C1、C2を記憶する。補正特性記憶部51に記憶された基本折れ線の係数C1、C2は、係数選択部15に供給される。このように基本折れ線を特定するデータとして基本折れ線の係数C1、C2を記憶することにより、入力データXが曲線近似範囲外にあるときの演算を簡素化し、回路量を削減することができる。
第4変形例に係るデジタルガンマ補正回路60(図9を参照)は、範囲算出部61をさらに備えている。範囲算出部61には、デジタルガンマ補正回路60の外部から、曲線近似範囲の基本折れ線方向の幅Wが与えられる。図2に示す例では、曲線近似範囲幅Wは線分AP、PBの長さを規定する。
範囲算出部61は、曲線近似範囲の下側部分に含まれる基本折れ線の長さと上側部分に含まれる基本折れ線の長さとが等しくなるように、曲線近似範囲のX軸方向の幅Wa、Wbを算出する。具体的には、範囲算出部61は、式(31)および(32)に従い、与えられた幅Wに基づき曲線近似範囲のX軸方向の幅Wa、Wbを算出する。なお、以下の2式において、m、Mは基本折れ線を定める2本の直線の傾きである。
Wa=W/(1+m21/2 …(31)
Wb=W/(1+M21/2 …(32)
補正特性記憶部11は、範囲算出部61で算出された曲線近似範囲のX軸方向の幅Wa、Wbを記憶する。これにより、曲線近似範囲を特定するデータとして基本折れ線方向の幅を設定するだけで、曲線近似範囲では曲線状に変化し、かつ、折れ点で対称となるガンマ補正特性を得ることができる。
第5変形例に係るデジタルガンマ補正回路(図示せず)では、補助直線係数算出部は、範囲判定部で範囲内と判定されたときに限り動作する。また、基本折れ線係数算出部は、範囲判定部で範囲外と判定されたときに限り動作してもよい。このように不要な演算処理を抑制することにより、回路の消費電力を低減することができる。
また、第2の実施形態に係るデジタルガンマ補正回路20については、上記第1〜第5変形例に加えて、以下に示す第6変形例を構成することができる。第6変形例に係るデジタルガンマ補正回路(図示せず)では、補正特性記憶部は、各折れ点の周囲に設けられた曲線近似範囲幅について同じ値を記憶する。例えば、図5に示す例では、補正特性記憶部21は、曲線近似範囲幅Wa1、Wa2について同じ値を記憶し、曲線近似範囲幅Wb1、Wb2について同じ値を記憶する。これにより、より少数のデータを用いて曲線近似範囲を特定し、補正特性を設定する処理を簡素化することができる。第6変形例は、曲線近似範囲内でのガンマ補正特性がほぼ等しい場合に効果的である。
また、基本折れ線や曲線近似範囲を特定するために、これまでに述べた以外のデータを使用することもできる。例えば、基本折れ線を特定するデータとして、直前の折れ点の座標との差(直前の折れ点からの相対位置)を使用してもよく、曲線近似範囲を特定するデータとして、曲線近似範囲の境界のX座標(図2では(Xp−Wa)と(Xp+Wb))を使用してもよい。
本発明の第1の実施形態に係るデジタルガンマ補正回路の構成を示すブロック図である。 図1に示すデジタルガンマ補正回路で用いられる基本折れ線および曲線近似範囲を示す図である 図1に示すデジタルガンマ補正回路に含まれる補助直線係数算出部の詳細な構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係るデジタルガンマ補正回路の構成を示すブロック図である。 図4に示すデジタルガンマ補正回路で用いられる基本折れ線および曲線近似範囲を示す図である。 本発明の第1の実施形態の第1変形例に係るデジタルガンマ補正回路の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態の第2変形例に係るデジタルガンマ補正回路の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態の第3変形例に係るデジタルガンマ補正回路の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態の第4変形例に係るデジタルガンマ補正回路の構成を示すブロック図である。
符号の説明
10、20、30、40、50、60…デジタルガンマ補正回路
11、21、41、51…補正特性記憶部
12、22、32…基本折れ線係数算出部
13、23…補助直線係数算出部
14、24、34…範囲判定部
15、25、35…係数選択部
16、26、47、48…1次式演算部
49…演算結果選択部
61…範囲算出部
131…比率算出部
132…分割点算出部
133…係数算出部
X…入力データ
Wa、Wb、Wa1、Wb1、Wa2、Wb2、W…曲線近似範囲幅
Xp、Yp、Xp1、Yp1、Xp2、Yp2…折れ点の座標
C1、C2、C3、C…基本折れ線の係数
C0…補助直線の係数
D…判定結果
Y…出力データ

Claims (10)

  1. 補正特性を設定可能に構成されたデジタルガンマ補正回路であって、
    補正特性を定めるデータとして、基本折れ線を特定するデータと、前記基本折れ線上の各折れ点の周囲に設けられた曲線近似範囲を特定するデータとを記憶する補正特性記憶部と、
    前記補正特性記憶部に記憶されたデータに基づき、入力データが前記曲線近似範囲内にあるか否かを判定する範囲判定部と、
    前記入力データと前記補正特性記憶部に記憶されたデータとに基づき、補正特性を定める補助直線の係数を算出する補助直線係数算出部と、
    前記範囲判定部で範囲外と判定されたときには前記入力データに対して前記基本折れ線に基づく補正を行い、前記範囲判定部で範囲内と判定されたときには前記入力データに対して前記補助直線に基づく補正を行う補正実行部とを備え、
    前記補助直線係数算出部は、前記入力データを含む曲線近似範囲について、前記基本折れ線のうち当該曲線近似範囲に含まれる2本の線分を、前記入力データが当該曲線近似範囲を分割する比率で分割する2個の分割点を求め、前記2個の分割点を通る補助直線の係数を算出することを特徴とする、デジタルガンマ補正回路。
  2. 前記補正特性記憶部は、前記基本折れ線を特定するデータとして前記折れ点の座標を記憶し、
    前記補正特性記憶部に記憶された折れ点の座標に基づき、前記基本折れ線の係数を算出する基本折れ線係数算出部をさらに備えた、請求項1に記載のデジタルガンマ補正回路。
  3. 前記補正特性記憶部は、前記基本折れ線を特定するデータとして、前記折れ点の座標および前記基本折れ線の係数を記憶することを特徴とする、請求項1に記載のデジタルガンマ補正回路。
  4. 前記補正特性記憶部は、前記曲線近似範囲を特定するデータとして、前記曲線近似範囲のうち前記折れ点よりも下側部分の幅と、前記折れ点よりも上側部分の幅とを記憶することを特徴とする、請求項1に記載のデジタルガンマ補正回路。
  5. 前記下側部分に含まれる前記基本折れ線の長さと前記上側部分に含まれる前記基本折れ線の長さとが等しくなるように、前記下側部分と前記上側部分の幅を算出する範囲算出部をさらに備え、
    前記補正特性記憶部は、前記範囲算出部で算出された2つの幅を記憶することを特徴とする、請求項4に記載のデジタルガンマ補正回路。
  6. 前記補正実行部は、
    前記範囲判定部で範囲外と判定されたときには前記基本折れ線の係数を選択し、前記範囲判定部で範囲内と判定されたときには前記補助直線の係数を選択する係数選択部と、
    前記係数選択部で選択された係数を有する1次式に前記入力データを代入したときの値を算出する1次式演算部とを含む、請求項1に記載のデジタルガンマ補正回路。
  7. 前記補正実行部は、
    前記基本折れ線の係数を有する1次式に前記入力データを代入したときの値を算出する第1の1次式演算部と、
    前記補助直線の係数を有する1次式に前記入力データを代入したときの値を算出する第2の1次式演算部と、
    前記範囲判定部で範囲外と判定されたときには前記第1の1次式演算部で算出された値を選択し、前記範囲判定部で範囲内と判定されたときには前記第2の1次式演算部で算出された値を選択する演算結果選択部とを含む、請求項1に記載のデジタルガンマ補正回路。
  8. 前記補助直線係数算出部は、前記範囲判定部で範囲内と判定されたときに限り動作することを特徴とする、請求項1に記載のデジタルガンマ補正回路。
  9. 補正特性を設定可能に構成されたデジタルガンマ補正方法であって、
    補正特性を定めるデータとして、基本折れ線を特定するデータと、前記基本折れ線上の各折れ点の周囲に設けられた曲線近似範囲を特定するデータとを記憶する補正特性記憶ステップと、
    前記補正特性記憶ステップで記憶されたデータに基づき、入力データが前記曲線近似範囲内にあるか否かを判定する範囲判定ステップと、
    前記入力データと前記補正特性記憶ステップで記憶されたデータとに基づき、補正特性を定める補助直線の係数を算出する補助直線係数算出ステップと、
    前記範囲判定ステップで範囲外と判定されたときには前記入力データに対して前記基本折れ線に基づく補正を行い、前記範囲判定ステップで範囲内と判定されたときには前記入力データに対して前記補助直線に基づく補正を行う補正実行ステップとを備え、
    前記補助直線係数算出ステップは、前記入力データを含む曲線近似範囲について、前記基本折れ線のうち当該曲線近似範囲に含まれる2本の線分を、前記入力データが当該曲線近似範囲を分割する比率で分割する2個の分割点を求め、前記2個の分割点を通る補助直線の係数を算出することを特徴とする、デジタルガンマ補正方法。
  10. 基本折れ線と、前記基本折れ線上の各折れ点の周囲に設けられた曲線近似範囲とに基づき、ガンマ補正特性を決定する方法であって、
    入力データを含む曲線近似範囲を選択する範囲選択ステップと、
    前記入力データが前記範囲選択ステップで選択された曲線近似範囲を分割する比率を算出する比率算出ステップと、
    前記基本折れ線のうち前記範囲選択ステップで選択された曲線近似範囲に含まれる2本の線分を、前記比率算出ステップで算出された比率で分割する2個の分割点を算出する分割点算出ステップと、
    前記入力データに適用されるガンマ補正演算を決定すべく、前記2個の分割点を通る補助直線の係数を算出する係数算出ステップとを備えた、ガンマ補正特性の決定方法。
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