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JP4304757B2 - Absアクチュエータ - Google Patents

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JP4304757B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両におけるブレーキ液圧を制御するABSアクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】
ABSアクチュエータは、ホイールシリンダの圧力(以下、W/C圧という)を増減制御し、車輪のロック傾向の回避等を行う装置である。
従来におけるABSアクチュエータとして、例えば米国特許第5244262号明細書に示されるものがある。この従来のABSアクチュエータを図6に示す。この図に示されるように、ABSアクチュエータは、ホイールシリンダにおけるブレーキ液を逃がすリザーバ101、102、マスタシリンダとホイールシリンダとの連通・遮断を制御するための増圧制御弁103、106、107、110やホイールシリンダとリザーバ101、102との連通・遮断を制御するための減圧制御弁104、105、108、109等の各種制御弁、リザーバ101、102に貯留されたブレーキ液をマスタシリンダに向けて吐出するためのプランジャポンプ111、112、このポンプ111、112が吐出したブレーキ液の脈動を緩和するためのダンパ113、114がハウジング115内で一体となって構成されている。
【0003】
このように構成されるABSアクチュエータにおいては、各構成要素の配置関係の選択によってスペースの有効活用を図り、もってABSアクチュエータの全体的な小型化を図っている。
具体的には、上記従来のものでは、プランジャポンプ111、112の軸線116を境として、一方側に増圧制御弁103、106、107、110及び減圧制御弁104、105、108、109を配置し、他方側にリザーバ101、102とダンパ113、114とを4つ並べて配置することにより、スペースの有効活用を図るようにしている。
【0004】
しかしながら、上記従来のものでは、2つのリザーバ101、102及び2つのダンパ113、114を並列(一列)に並べているため、ハウジング115の幅がこれら4つの幅の総和以上になるようにしなければならず、小型化が十分ではなかった。
そのため、米国特許第5658056号明細書において、ABSアクチュエータの更なる小型化を達成している。このABSアクチュエータの断面図を図7(a)に示し、図7(a)の底面図を図7(b)に示す。
【0005】
図7(a)、(b)に示されるように、2つのリザーバ121、122の長手方向軸及び2つのダンパ123、124の長手方向軸中心を結ぶと4角形が構成されるようにリザーバ121、122及びダンパ123、124を2列に配置するようにしている。つまり、ハウジング125の幅をリザーバ121、122とダンパ123、124それぞれ1つずつ並べた幅にすることで、更なる小型化を図っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図7に示されるABSアクチュエータにおいても、ハウジング125の幅として、リザーバ121、122とダンパ123、124それぞれ1つずつ並べた幅以上が必要となるため、小型化が十分とは言えず、ABSアクチュエータの更なる小型化の要望に沿うことができない。
【0007】
本発明は上記点に鑑みて成され、ABSアクチュエータの更なる小型化を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、以下の検討を行った。米国特許第5244262号及び第5658056号明細書に示されたABSアクチュエータでは、共にリザーバ及びダンパを全てハウジングの一面側に配置している。このため、リザーバ及びダンパを全て一面側に配置できるようなスペース(面積)が必要とされ、それ以上の小型化を実現することができなくなっているのである。
【0009】
そこで、本発明は上記目的を達成するため、以下の技術的手段を採用する。請求項1に記載の発明においては、前記2つのダンパは、前記ハウジングの前記駆動軸を挟んで、前記2つのリザーバが配置される面と対向する面に配置され、第2の所定面は、駆動軸とポンプとで規定される面に対して第3の所定面と反対側に位置していることを特徴としている。
このように、モータの駆動軸に対して2つのリザーバが配置されている面と対向する面に2つのダンパを配置するようにすれば、リザーバとダンパを並べて配置する必要がなくなるため、これらリザーバとダンパを1つずつ並べた幅にする必要がなくなり、ABSアクチュエータの更なる小型化を図ることができる。
【0010】
請求項2に記載の発明においては、略6面体からなるハウジング(15)において、第2の所定面に2つのリザーバ(9、10)が配置され、この第2の所定面の反対側の第3の所定面に2つのダンパ(11、12)が配置され、第2の所定面は、駆動軸とポンプとで規定される面に対して第3の所定面と反対側に位置していることを特徴としている。
このように、リザーバとダンパを反対側の面に配置することにより、これらの配置スペースをそれぞれに設ければよいため、ABSアクチュエータの更なる小型化を図ることができる。
【0011】
請求項3に記載の発明においては、第2の所定面に2つのリザーバ(9、10)を配置すると共に、この第2の所定面とは異なる第3の所定面に2つのダンパ(11、12)を配置しており、第2の所定面と第3の所定面とが略平行な関係をなしており、第2の所定面は、駆動軸とポンプとで規定される面に対して第3の所定面と反対側に位置していることを特徴としている。
このように、略平行な関係となっている第2の所定面と第3の所定面とにリザーバとダンパをそれぞれ配置するようにしても、ABSアクチュエータの小型化を図ることができる。
【0012】
請求項4に記載の発明においては、第2の所定面の法線から2つのリザーバと2つのダンパを見たときに、2つのリザーバの一方と2つのダンパの一方がオーバラップして配置されており、2つのリザーバの他方と2つのダンパの他方がオーバラップして配置されていることを特徴としている。
このように、リザーバとダンパをオーバラップさせるようにすれば、よりABSアクチュエータの小型化を図ることができる。
【0013】
請求項5に記載の発明においては、第2の所定面の法線から2つのリザーバと2つのダンパを見たときに、2つのリザーバと2つのダンパのうち、オーバラップしているもの同士の軸から軸までの距離は、該リザーバの径及び該ダンパの径のうちいずれか小さい方よりも短くなっていることを特徴としている。
このように、リザーバとダンパとのオーバラップ量を多くすれば、よりABSアクチュエータの小型化を図ることができる。
【0014】
なお、請求項6に示すように、2つのリザーバと2つのダンパのうち、オーバラップしているもの同士の軸が一致するように配置すれば、最もオーバラップ量を多くすることができる。
請求項7に記載の発明においては、ハウジングの第4の所定面に複数の制御弁(1〜8)が備えられており、複数の制御弁が配置される第4の所定面は、モータが配置される第1の所定面と対向する面であることを特徴としている。
【0015】
このように、複数の制御弁をモータが配置された第1の所定面と対向する第4の所定面に配置することができる。
例えば、4つずつ2列に並べられて配置された8つの制御弁を含んだ複数の制御弁の場合には、請求項8に示すように、ハウジングのうち駆動軸に対してダンパが形成されている側寄りに、第3の所定面と平行な方向に4つずつ並べて複数の制御弁を配置することができる。
【0016】
請求項9に記載の発明においては、2つのダンパ(11、12)が配置された第3の所定面とリザーバ(9、10)が配置された第2の所定面とが対向した面となっていると共に、ハウジング(15)の駆動軸(16)を挟んで、2つのリザーバの反対側に2つのダンパが配置されており、複数の制御弁(1〜8)は、第4の所定面において、駆動軸よりもダンパが配置されている側に配置され、第2の所定面は、駆動軸とポンプとで規定される面に対して第3の所定面と反対側に位置していることを特徴としている。
【0017】
ダンパはリザーバよりも形状を任意に設定することができる。このため、第4の所定面のうち、駆動軸よりもダンパが配置されている側寄りに、複数の制御弁を配置すれば、ダンパ形状を任意に設定することにより、駆動軸の軸方向において複数の制御弁が配置されるスペースを形成することができる。これにより、ハウジングの容積効率を向上させることができる。
【0018】
また、請求項11においては、前記電磁弁孔は、前記ピストンポンプよりも前記ダンパ孔が設けられる側に形成され、複数の電磁弁孔のうちの少なくとも一部は前記電磁弁孔の軸方向から見て、ダンパ孔と重なる部分があり、第2の所定面は、駆動軸とポンプとで規定される面に対して第3の所定面と反対側に位置しているようにした。
このように略6面体のABSアクチュエータを形成する際、電磁弁を含めて考慮するようにし、かつピストンポンプに対してリザーバ、ダンパの配置および電磁弁の配置位置を工夫すれば、ABSアクチュエータ全体として小型化が可能となる。
【0019】
なお、上記した括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に示す実施形態について説明する。
図1に本発明にかかわるABSアクチュエータ100の断面模式図を示す。また、図2に図1のA−A矢視断面図を示し、図3に図1の上面図を示す。
図1〜図3に示すABSアクチュエータ100は、車両ブレーキにおけるマスタシリンダとホイールシリンダとの間に組付けられ、車輪ロック傾向を回避するものである。このABSアクチュエータ100は、図1、図2のH方向(紙面上下方向)が車両天地方向になるように配置される。
【0021】
図1〜図3に示すように、ABSアクチュエータ100は、複数の制御弁1〜8、2つのリザーバ9、10、2つのダンパ11、12、2つのプランジャポンプ13、23、及びプランジャポンプ13、23を駆動するモータ14を備えており、これらがハウジング15によって一体とされている。
ハウジング15は、略6面体で構成されており、紙面上側の面を上面とし、下側の面を底面とし、他の面を側面として構成されている。
【0022】
ハウジング15の側面の一面にはこの一面に対して垂直な駆動軸16(図2参照)を有するモータ14が組付けられており、このモータ14が組付けられた面と対向する面に各種制御弁1〜8が配置されている。
この各種制御弁1〜8は、これらが組付けられる側面のうち、駆動軸16よりも紙面上側に配置されている。なお、図示しないが、この各種制御弁1〜8が備えられた側面のうち、駆動軸16よりも紙面下側には、各種制御弁1〜8のソレノイドやモータ14と駆動用電源との接続配線を構成するバスバーが配置されている。
【0023】
なお、17は、カバーであり、各種制御弁1〜8の駆動を行うソレノイド1a〜8aや各種電気配線18及びバスバー等を防水するためのものである。
また、ハウジング15の側面のうち、モータ14が配置された面と各種制御弁1〜8が配置された面の間の面には、プランジャポンプ13、23が配置されている。なお、このプランジャポンプ13、23はモータ駆動軸と略垂直設けられており、モータの駆動軸とは略垂直方向に往復運動してブレーキ液の吐出吸引作動を行なう。
【0024】
さらに、ハウジング15の底面には、この底面の法線を軸とする2つのリザーバ9、10が配置されており、駆動軸16に対して対称配置となるようにハウジング15の上面には、この上面の法線を軸とする2つのダンパ11、12が配置されている。
これらリザーバ9、10とダンパ11、12とは、アクチュエータ機能としてABSのみの場合には、ほぼ同等の容量が必要とされるが、リザーバ9、10の径がダンパ11、12の径よりも大きくなるように設定し、H方向(軸方向)においてリザーバ9、10よりもダンパ11、12の方が長くなるように設定している。
【0025】
このように、略6面体のそれぞれの面に各構成要素が配置されている。このように略6面体で構成されたハウジング15について、図1に示す紙面上下方向をH方向とし、紙面左右方向をL方向とし、紙面法線をW方向として以下の説明を行う。なお、H方向はリザーバ9、10及びダンパ11、12の軸方向に相当し、L方向はモータ14の駆動軸16の軸方向に相当している。
【0026】
なお、モータの駆動軸16とプランジャポンプ13,23で規定される面を基準にすると、リザーバ9,10とダンパ11,12はこの基準面に対して互いに異なる側のハウジング部位に設けられている。
ハウジング15には複数の管路19が形成されており、その管路19によってABSアクチュエータ100の構成要素が接続されて、ABSアクチュエータ100における油圧回路が構成されている。そして、この管路19の一部は前記ダンパ11,12が形成される孔と電磁弁1〜8が配置される電磁弁用の孔との間に設けられる。これは、後述するように、ダンパ11,12の孔がリザーバ9,10用の孔よりも径が小さく形成されるためであり、ダンパ11,12と電磁弁用の孔との間に管路19用のスペースができるためである。なお、紙面上面に形成された開口部20には各ホイールシリンダへの配管が接続され、紙面右面(モータ14が取り付けられている側の面)に形成された開口部21にはマスタシリンダからの配管が接続されるようになっている。
【0027】
開口部21は、ハウジング15の紙面上面に形成されていても良く、開口部20はハウジング15の側面に形成されていても良い。
図2において、ABSアクチュエータ100の外形を成すハウジング15のほぼ中央に、モータ14駆動軸16によって偏心回転されるカム22が備えられている。そして、このカム22の両側にプランジャポンプ13、23が配置されて、カム22の偏心回転によりピストン運動を行うようになっている。
【0028】
また、プランジャポンプ13、23に対して紙面上方には8つの制御弁1〜8が上下に4つずつ並列して配置されている。これらのうち、上側の4つがマスタシリンダとホイールシリンダとの連通・遮断を行う増圧制御弁1〜4であり、下側の4つがホイールシリンダとリザーバ9、10との連通・遮断を行う減圧制御弁5〜8である。
【0029】
図1及び図3に示すように、リザーバ9(10)は、ハウジング15の底面から垂直方向に延設された略円筒状の凹部をリザーバ室9aとして、このリザーバ室9a内にリザーバピストン9bとリザーバピストン9bを押し戻すためのスプリング9c及びスプリング9cを固定するための円形状のカバー9dを内蔵し、カバー9dをハウジング15にかしめ固定することによって形成されている。そして、リザーバピストン9bがリザーバ室9aの深さ方向に摺動することで、リザーバ9はリザーバ動作を行うようになっている。なお、リザーバ10も上記と同様の構成となっている。
【0030】
ダンパ11、12は、ハウジング15の上面から垂直方向に延設された略円筒状の凹部で構成されている。このダンパ11、12は、プランジャポンプ13、23が吐出したブレーキ液の脈動を緩和する役割を果たす。
これらリザーバ9、10とダンパ11、12は2配管系統からなるブレーキ装置に対応するように2つずつ備えられており、上述したように、2つのリザーバ9、10がハウジング15の底面に、また2つのダンパ11、12がハウジング15の上面に配置されている。
【0031】
そして、これら2つのリザーバ9、10と2つのダンパ11、12は、図3に示すように、ABSアクチュエータ100を上面から見たときに、一方のリザーバ9が一方のダンパ11とオーバラップし、他方のリザーバ10が他方のダンパ12とオーバラップするように配置されている。
より詳しくは、略円筒状をしたダンパ11、12の中心軸が略円筒形状をしたリザーバ9、10の径の内側に位置するようにすると共に、またリザーバ9、10の中心軸がダンパ11、12の径の内側に位置するようにして、リザーバ9、10とダンパ11、12のオーバラップ量が多くなるようにしている。
【0032】
このように、リザーバ9、10の径方向断面とダンパ11、12の径方向断面とをオーバラップさせることで、L方向におけるABSアクチュエータ100の小型化を図ることができる。そして、リザーバ9、10とダンパ11、12のオーバラップ量を多くすることにより、さらにABSアクチュエータ100の小型化を図ることができる。
【0033】
一方、図3に示すように、リザーバ9、10とダンパ11、12はそれぞれ2つずつW方向に並列して配置されている。しかしながら、この場合にもハウジング15の上面及び下面においてW方向に2つしか配置されないためW方向における小型化も図ることができる。
H方向については、リザーバ9、10の軸方向の長さとダンパ11、12の軸方向の長さ以上にする必要があるため、小型化に貢献しないとも考えられるが、各種制御弁1〜8を配置するスペースをハウジング15のどこかに設けなければならないことを考えれば、H方向についてABSアクチュエータ100を大型化させることはない。
【0034】
ここで、上述したように、リザーバ9(10)の配置のための孔の径がダンパ11(12)のための孔の径よりも大きくなるようにしているが、これは以下に示す理由による。
第1にダンパ11(12)はピストン形式のプランジャポンプの吐出脈動を抑制するために設けられているものであるので、単にハウジングに対して孔を設け蓋をすればよい構造であるが、リザーバ9(10)はABSにおけるホイールシリンダ減圧分のブレーキ液を貯留およびマスタシリンダ側への排出をしなければならないため機械的な構成がリザーバ用の孔に配置されることになる。よって、リザーバとダンパが同等の容積を必要とする場合でもリザーバ用の孔は大きくなる。
【0035】
また、第2に先に説明したように、リザーバ9はリザーバ室9a内においてリザーバピストン9bが摺動することによってブレーキ液の排出動作を行なうため、リザーバピストン9bが良好に摺動運動するということが要求されるが、リザーバ9の径が小さいと、リザーバピストン9bの摺動距離が増えリザーバピストン9bが揺動してしまい、この摺動運動が良好に行なわれなくなる。しかしながら、ダンパ11の場合、ブレーキ液の脈動緩和を果たすように、プランジャポンプ13が吐出したブレーキ液を一旦収容できれさえすればよく、形状は制限されないため、リザーバ9のように所定長さの径が必要とされず、径を小さくすることができるのである。このため、本実施形態では、ダンパ11、12の径とリザーバ9、10の径が上記関係となるように設定している。
【0036】
このように構成されたABSアクチュエータ100は、ABS制御時にホイールシリンダ内のブレーキ液をリザーバ9、10内に逃がし、リザーバ9、10内に逃がされたブレーキ液をプランジャポンプ13、23によって吸入すると共にこの吸入したブレーキ液をダンパ11、12に吐出し、ブレーキ液の脈動を緩和してマスタシリンダに戻すという作動を行う。
【0037】
このとき、上述したように、リザーバ9、10とダンパ11、12とをモータ14の駆動軸16に対して対称配置となるようにしているため、モータ14の駆動軸16に対してブレーキ液圧による応力が均等に負荷されるようすることもできる。
このように、リザーバ9、10とダンパ11、12を駆動軸16に対して対向し合う面に配置することにより、ハウジング15に対するABSアクチュエータ100の構成要素の容積率を大きくすることができ、ABSアクチュエータ100の小型化を図ることができる。
【0038】
また、本実施形態では、上述したように、リザーバ9、10用の孔径がダンパ11、12用の孔径よりも大きくなるように、つまりダンパ11、12の径がリザーバ9、10よりも小さくなるようにしている。このため、ハウジング15のうち、ダンパ11、12が配置されている側(紙面上側)では、リザーバ9、10が配置されている側(紙面下側)と比較して、ダンパ11、12を配置するために紙面L方向に必要とされるスペースが少なく、紙面L方向において空間的に余裕がある。このようなスペースに各種制御弁1〜8を配置するようにしているため、特にハウジング15の容積効率を良くすることができる。
【0039】
(他の実施形態)
上記実施形態に示す図3では、リザーバ9、10の軸とダンパ11、12の軸とがずらしたものを示したが、図4に示すようにリザーバ9、10の軸とダンパ11、12の軸が一致するように配置してもよい。
また、上記実施形態では、ABSアクチュエータとして説明を行ったが、ABS機能を備えたTRCや横滑り防止装置といった高機能アクチュエータとしてもよい。つまり、ABS機能を備えたアクチュエータであれば、他に機能が付加されていても本発明を適用してもよい。例えば、図5にABS機能に加えてTRC機能や横滑り防止機能を備えたアクチュエータを示す。図5に示されるTRCは、図1に示すABSアクチュエータに制御弁25〜27等を付加したものである。これら制御弁25〜27は、TRC制御や横滑り防止制御を行うとき等に用いられ、8つの制御弁1〜8よりも紙面下方に配置された構成となっている。制御弁25、27は、TRC制御や横滑り防止制御時等にマスタシリンダとホイールシリンダとの間を遮断するものであり、制御弁24、25はマスタシリンダにおけるブレーキ液がプランジャポンプ13、23へ導かれるように制御するものである。なお、制御弁24〜27の配置は例示であり、例えば制御弁24、27と制御弁25、26との配置を変更してもよい。なお、このようにABS機能に付加的にTRCや横滑り機能等を備えるものでは、リザーバ容量に対してダンパ11,12の容量は大きくされる。また制御弁24,25の位置にABS用の電磁弁1〜8のうちのいずれかを配置することも可能であるが、いずれにせよ、これら電磁弁1〜8および制御弁25〜27はプランジャポンプ13,23および駆動軸16よりもH方向においてダンパ側(図6における紙面上側)に配置される。
【0040】
さらに、上記実施形態ではプランジャタイプのポンプを用いた実施形態で説明を行ったが、トロコイドポンプ等の回転式ポンプを用いてもよい。この際には駆動軸16の軸方向にトロコイドポンプが設けられることとなる。
また、上記実施形態では、8つの制御弁1〜8を備えた8solタイプのASBSアクチュエータについて説明を行ったが、6つの制御弁を備えた6solタイプのABSアクチュエータにも本発明を適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかわるABSアクチュエータ100の模式図である。
【図2】図1に示すABSアクチュエータ100のA−A断面図である。
【図3】図1に示すABSアクチュエータ100の上面図である。
【図4】他の実施形態にかかるABSアクチュエータ100の模式図である。
【図5】他の実施形態にかかるTRCや横滑り防止装置といった高機能アクチュエータの模式図である。
【図6】従来におけるABSアクチュエータを説明するための図である。
【図7】従来におけるABSアクチュエータを説明するための図である。
【符号の説明】
1〜8、24〜27…制御弁、9、10…リザーバ、11、12…ダンパ、
13、23…プランジャポンプ、14…モータ、15…ハウジング、
16…駆動軸、17…カバー、18…電気配線、19…配管、
20、21…開口部、22…カム。

Claims (23)

  1. ハウジング(15)と、
    前記ハウジングの第1の所定面に組み付けられ、該第1の所定面の法線に略平行な駆動軸(16)を有するモータ(14)と、
    前記ハウジングに組付けられ、前記モータに駆動されて流体の吸入、吐出を行うポンプ(13)と、
    前記ハウジングの、前記モータが組付けられる面とは異なる第2の所定面に配置され、該第2の所定面の法線と略平行な軸を有する2つのリザーバ(9、10)と、
    前記ハウジングの、前記リザーバが配置された面とは異なる第3の所定面に配置され、該第3の所定面の法線と略平行な軸を有し、前記ポンプが吐出した流体の脈動を緩和する2つのダンパ(11、12)と、を備えてなり、
    前記2つのダンパは、前記ハウジングの前記駆動軸を挟んで、前記2つのリザーバが配置される面と対向する面に配置され
    前記第2の所定面は、前記駆動軸と前記ポンプとで規定される面に対して前記第3の所定面と反対側に位置していることを特徴とするABSアクチュエータ。
  2. 略6面体からなるハウジング(15)と、
    前記ハウジングの第1の所定面に組み付けられ、該第1の所定面の法線に略平行な駆動軸(16)を有するモータ(14)と、
    前記ハウジングに組付けられ、前記モータに駆動されて流体の吸入、吐出を行うポンプ(13)と、
    前記ハウジングのうち、前記モータが組付けられた面と隣合う第2の所定面に配置され、該第2の所定面の法線と略平行な軸を有する2つのリザーバ(9、10)と、
    前記ハウジングのうち、前記リザーバが配置された面の反対側の第3の所定面に配置され、該第3の所定面の法線と略平行な軸を有し、前記ポンプが吐出した流体の脈動を緩和する2つのダンパ(11、12)と、を備え
    前記第2の所定面は、前記駆動軸と前記ポンプとで規定される面に対して前記第3の所定面と反対側に位置していることを特徴とするABSアクチュエータ。
  3. ハウジング(15)と、
    前記ハウジングの第1の所定面に組み付けられ、該第1の所定面の法線に略平行な駆動軸(16)を有するモータ(14)と、
    前記ハウジングに組付けられ、前記モータに駆動されて流体の吸入、吐出を行うポンプ(13)と、
    前記ハウジングを第2の所定面から略円筒形状に凹ませた凹部をリザーバ室とし、前記第2の所定面の法線と略平行な軸を有する2つのリザーバ(9、10)と、
    前記ハウジングを第3の所定面から略円筒形状に凹ませて形成され、前記第3の所定面の法線と略平行な軸を有する2つのダンパ(11、12)と、を備え、
    前記第2の所定面と前記第3の所定面とは異なる面であり、前記第2の所定面と前記第3の所定面とが略平行な関係をなしており、
    前記第2の所定面は、前記駆動軸と前記ポンプとで規定される面に対して前記第3の所定面と反対側に位置していることを特徴とするABSアクチュエータ。
  4. 前記第2の所定面の法線方向から前記2つのリザーバと前記2つのダンパを見たときに、前記2つのリザーバの一方と前記2つのダンパの一方がオーバラップして配置されており、前記2つのリザーバの他方と前記2つのダンパの他方がオーバラップして配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載のABSアクチュエータ。
  5. 前記第2の所定面の法線方向から前記2つのリザーバと前記2つのダンパを見たときに、前記2つのリザーバと前記2つのダンパのうち、オーバラップしているもの同士の軸から軸までの距離は、該リザーバの径及び該ダンパの径のうちいずれか小さい方よりも短くなっていることを特徴とする請求項4に記載のABSアクチュエータ。
  6. 前記2つのリザーバと前記2つのダンパのうち、オーバラップしているもの同士の軸が一致するように配置されていることを特徴とする請求項5に記載のABSアクチュエータ。
  7. 前記ハウジングの第4の所定面に組付けられ、ブレーキ液の流動を制御する複数の制御弁(1〜8)を備えており、前記複数の制御弁が配置される前記第4の所定面は、前記モータが配置される第1の所定面と対向する面であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載のABSアクチュエータ。
  8. 前記複数の制御弁は、4つずつ2列に並べられて配置された8つの制御弁を含んでおり、この8つの制御弁は、前記ハウジングのうち前記駆動軸に対して前記ダンパが形成されている側寄りに、前記第3の所定面と平行な方向に4つずつ並べられて配置されていることを特徴とする請求項7に記載のABSアクチュエータ。
  9. ハウジング(15)と、
    前記ハウジングの第1の所定面に組付けられ、該第1の所定面の方線に略平行な駆動軸(16)を有するモータ(14)と、
    前記ハウジングに組付けられ、前記モータに駆動されて流体の吸入、吐出を行なうポンプ(13)と、
    前記ハウジングのうち、前記モータが組付けられる面とは異なる第2の所定面に配置され、該第2の所定面の法線と略平行な軸を有する2つのリザーバ(9、10)と、
    前記ハウジングのうち、前記リザーバが配置された面とは異なる第3の所定面に配置され、該第3の所定面の法線と略平行な軸を有し、前記ポンプが吐出した流体の脈動を緩和する2つのダンパ(11、12)と、
    前記ハウジングのうち、前記第1の所定面と対向する第4の所定面に配置され、前記ブレーキ液の流動を制御する複数の制御弁(1〜8)と、を備えてなり、
    前記2つのダンパが配置された第3の所定面と前記リザーバが配置された第2の所定面とが対向した面となっていると共に、前記ハウジングの前記駆動軸を挟んで、前記2つのリザーバの反対側に前記2つのダンパが配置されており、前記複数の制御弁は、前記第4の所定面において、前記駆動軸および前記ポンプよりも前記ダンパが配置されている側に配置されており、
    前記第2の所定面は、前記駆動軸と前記ポンプとで規定される面に対して前記第3の所定面と反対側に位置していることを特徴とするABSアクチュエータ。
  10. 前記ダンパは前記第3の所定面の垂直方向に前記ハウジングを開口させたダンパ室を有しており、前記リザーバは前記第2の所定面の垂直方向に前記ハウジングを開口させたリザーバ室を有しており、前記ハウジングにおいて、前記ダンパ室が形成されるダンパ孔の軸方向長さが前記リザーバ室が設けられるリザーバ孔の軸方向の長さよりも長くされていることを特徴とする請求項9に記載のABSアクチュエータ。
  11. 略6面体のハウジング(15)と、
    前記ハウジングに取り付けられ、往復運動によりポンプ作動をなすピストンポンプ(13)を駆動するモータ(14)と、
    前記ピストンポンプに対して略垂直に設けられた2つのリザーバ孔に配置されるリザーバ(9,10)と、
    前記ピストンポンプに対して、前記リザーバ孔が設けれらた側とは反対側に設けられる2つのダンパ孔により形成されるダンパ(11,12)と、
    前記ハウジングにおいて前記モータが取り付けられる面と対向する面に設けられた複数の電磁弁孔に配置される電磁弁と、を備え、
    前記電磁弁孔は、前記ピストンポンプよりも前記ダンパ孔が設けられる側に形成され、複数の電磁弁孔のうちの少なくとも一部は前記電磁弁孔の軸方向から見て、ダンパ孔と重なる部分があり、
    前記リザーバが配置された面は、前記駆動軸と前記ポンプとで規定される面に対して前記ダンパが配置された面と反対側に位置していることを特徴とするABSアクチュエータ。
  12. 前記ダンパ孔は前記リザーバ孔と比較して小径に形成されていることを特徴とする請求項11に記載のABSアクチュエータ。
  13. 前記電磁弁から延びる管路の一部は、前記ダンパと前記電磁弁孔との間に配置されることを特徴とする請求項12に記載のABSアクチュエータ。
  14. 6面体のハウジング(15)と、
    前記ハウジングに取り付けられ、往復運動によりポンプ作動をなすピストンポンプ(13)を駆動する駆動軸(16)を有するモータ(14)と、
    前記ピストンポンプの移動方向と前記駆動軸とにより規定される面に対して一方側のハウジング部位に設けられた2つのリザーバ孔に配置されるリザーバ(9,10)と、
    前記ハウジングにおいて、前記ピストンポンプの移動方向と前記駆動軸とにより規定される面より、前記リザーバ孔が設けれらた側とは反対側のハウジング部位に設けられる2つのダンパ孔により形成されるダンパ(11,12)と、
    前記ハウジングにおいて、前記ピストンポンプの移動方向と前記駆動軸とにより規定される面より前記ダンパが配置される側のハウジング部位に設けられる複数の電磁弁孔に配置される電磁弁と、を備え
    前記リザーバが配置された面は、前記駆動軸と前記ポンプとで規定される面に対して前記ダンパが配置された面と反対側に位置していることを特徴とするABSアクチュエータ。
  15. 前記第2の所定面の法線方向から前記2つのリザーバと前記2つのダンパを見たときに、前記2つのリザーバの一方と前記2つのダンパの一方がオーバラップして配置されており、前記2つのリザーバの他方と前記2つのダンパの他方がオーバラップして配置されていることを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1つに記載のABSアクチュエータ。
  16. 前記第2の所定面の法線方向から前記2つのリザーバと前記2つのダンパを見たときに、前記2つのリザーバと前記2つのダンパのうち、オーバラップしているもの同士の軸から軸までの距離は、該リザーバの径及び該ダンパの径のうちいずれか小さい方よりも短くなっていることを特徴とする請求項15に記載のABSアクチュエータ。
  17. 前記2つのリザーバと前記2つのダンパのうち、オーバラップしているもの同士の軸が一致するように配置されていることを特徴とする請求項16に記載のABSアクチュエータ。
  18. 前記リザーバが配置された面の法線方向から前記2つのリザーバと前記2つのダンパを見たときに、前記2つのリザーバの一方と前記2つのダンパの一方がオーバラップして配置されており、前記2つのリザーバの他方と前記2つのダンパの他方がオーバラップして配置されていることを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1つに記載のABSアクチュエータ。
  19. 前記リザーバが配置された面の法線方向から前記2つのリザーバと前記2つのダンパを見たときに、前記2つのリザーバと前記2つのダンパのうち、オーバラップしているもの同士の軸から軸までの距離は、該リザーバの径及び該ダンパの径のうちいずれか小さい方よりも短くなっていることを特徴とする請求項17に記載のABSアクチュエータ。
  20. 前記2つのリザーバと前記2つのダンパのうち、オーバラップしているもの同士の軸が一致するように配置されていることを特徴とする請求項19に記載のABSアクチュエータ。
  21. 前記ダンパは、第3の所定面に設けられた複数のダンパ孔に配置され、前記電磁弁は前記第4の所定面に設けられた複数の電磁弁孔に配置され、前記電磁弁孔は、前記ポンプよりも前記ダンパ孔が設けられる側に形成され、前記複数の電磁弁孔のうちの少なくとも一部は前記電磁弁孔の軸方向から見て、前記ダンパ孔と重なる部分があることを特徴とする請求項7ないし10および請求項15ないし17のいずれか1つに記載のABSアクチュエータ。
  22. 前記ポンプはピストンポンプであることを特徴とする請求項1ないし10および請求項15ないし17および請求項21のいずれか1つに記載のABSアクチュエータ。
  23. 前記ピストンポンプの移動方向と前記駆動軸とにより規定される面に対して、前記リザーバおよび前記ダンパの軸方向がそれぞれ垂直であることを特徴とする請求項11ないし14および請求項22のいずれか1つに記載のABSアクチュエータ。
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