JP4299588B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体集積回路装置およびデジタルカメラシステムに関し、特に、CCDセンサやCMOSセンサのアナログフロントエンド信号処理に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、カメラ付携帯電話などのカメラシステムには、電子撮像デバイスとしてCCD(Charge Coupled Device)センサが広く用いられている。
【0003】
デジタルビデオカメラなどに設けられたイメージセンサ用信号処理回路では、たとえば、CCDセンサなどの撮像素子から取り込まれた信号を相関ダブルサンプリング回路などによって色レベルのサンプリングを行うことが広く知られている。
【0004】
この相関ダブルサンプリング回路は、たとえば、2つのコンデンサと、該コンデンサの一方の接続部に接続されたバッファ回路と、該バッファ回路の入力部に接続された外付けのコンデンサと、D/A(Digital/Analog)変換器と、完全差動アンプとから構成されている。
【0005】
2つのコンデンサには、CCDセンサ出力信号である黒レベル信号と画素信号が個々にサンプルされる。バッファ回路は、各種のオフセットを補正するためのバイアス電圧を印加する。
【0006】
外付けのコンデンサは、オフセットなどを補正するためのバイアス電圧を保持する。D/A変換器は、外付けコンデンサを充放電する電流を出力する。完全差動アンプは、黒レベル信号と画素信号の差分を出力する。
【0007】
その他に、相関ダブルサンプリング回路は、2個のサンプル/ホールド(S/H)回路と個々にサンプル/ホールドされた黒レベル信号と画素信号の差信号を出力する減算回路とから構成されるものがある(たとえば、特許文献1参照)。
【0008】
サンプル/ホールド回路は、CCDセンサ出力信号(黒レベル信号と画素信号)を個々にサンプル/ホールドする。減算回路は、サンプル/ホールド回路によって個々にサンプル/ホールドされた黒レベル信号と画素信号の差信号を出力する。
【0009】
【特許文献1】
米国特許第5736886号
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のようなイメージセンサ用信号処理回路における信号処理技術では、次のような問題点があることが本発明者により見い出された。
【0011】
近年、カメラシステムの小型化、高画質化に伴い、電子撮像デバイスとして、小型、高画質で低消費電力なCMOSセンサが実用化されている。特に、これまで高画質製品には、主にCCDセンサが用いられてきたが、CMOSセンサも用いられ始めている。
【0012】
高画質向けイメージセンサには、センサ出力の信号処理回路が必須なため、CMOSセンサに対しては、CCDセンサ用に実用化されている前述した信号処理回路が使われている。
【0013】
しかし、CMOSセンサは、受光素子とアンプなどのアナログ回路とが内蔵されているために、CCDセンサの信号極性に対して反転して出力されることが多く、CCDセンサ用信号処理回路でCMOSセンサのセンサ出力に対応するには、外付け追加部品が必要となってしまい、カメラシステムの高コスト化、および大型化などの問題が生じてしまう。
【0014】
本発明の目的は、外付け回路などを設けることなく、フレキシブルにCCDセンサとCMOSセンサとの両方のイメージセンサの信号処理に対応することのできる半導体集積回路装置を提供することにある。
【0015】
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
【0017】
本発明の半導体集積回路装置は、第1のイメージセンサ、または第2のイメージセンサのいずれかから出力された黒レベル信号をサンプル/ホールドする黒レベルサンプルホールドアンプと、切り替え制御信号に基づいて、第1のイメージセンサ、または第2のイメージセンサのいずれかから出力された画素信号と黒レベルサンプルホールドアンプから出力された黒レベル信号とを切り替えて出力するセンサ切り替え部と、黒レベル信号と画素信号とをサンプル/ホールドし、かつ所期の利得で増幅する第1の増幅部と、さらに増幅することが必要な場合に該第1の増幅部から出力された信号を所期の利得で増幅する第2の増幅部を設け、、該第1もしくは該第2の増幅部から出力された信号をデジタル信号に変換するA/D変換器とを備え、センサ切り替え部は、第1、または第2のイメージセンサのいずれかから出力された出力信号の極性を反転して出力することにより、第1、または第2のイメージセンサのいずれかから出力された出力信号であっても共通のA/D変換器によって信号処理を行うものである。
【0018】
また、本発明の半導体集積回路装置は、第1のイメージセンサ、または第2のイメージセンサのいずれかから出力された出力信号を処理するイメージセンサ用信号処理回路を備え、該イメージセンサ用信号処理回路は、プリブランク期間において、オフセット信号を付加することにより、第1、または第2のイメージセンサのいずれかから出力された黒レベル信号をサンプル/ホールドする黒レベルサンプルホールドアンプに入力される黒レベル信号を所期の値にプリセットする第1の負帰還ループと、第1、または第2のイメージセンサのいずれかから出力された出力信号が黒レベルサンプルホールドアンプに入力される際に、該黒レベルサンプルホールドアンプの出力がバイアス電圧とほぼ等しくなるようにバイアス電圧を黒レベルサンプルホールドアンプに供給する第2の負帰還ループとを有したものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0020】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1によるイメージセンサ用信号処理回路のブロック図、図2は、図1のイメージセンサ用信号処理回路におけるCCDセンサ、およびCMOSセンサの信号出力波形の説明図、図3は、図1のイメージセンサ用信号処理回路におけるCCDセンサ選択時のタイミングチャート、図4は、図1のイメージセンサ用信号処理回路における他の構成例を示すブロック図、図5は、図4のイメージセンサ用信号処理回路におけるCCDセンサ選択時のタイミングチャートである。
【0021】
本実施の形態1において、半導体集積回路装置に設けられたイメージセンサ用信号処理回路1は、図1に示すように、黒レベルサンプル/ホールド(S/H)アンプ2、センサ切り替えスイッチ(センサ切り替え部)3、バイアススイッチ(第1のバイアススイッチ)4、CDSアンプ(第1の増幅部)5、PGA(プログラマブルゲインアンプ)アンプ(第2の増幅部)6、A/D変換器7、レジスタ(センサ切り替え用レジスタ)8、制御回路9、およびチャージポンプ回路10から構成されている。
【0022】
レンズを通して取り込んだ画像は、イメージセンサ(CMOSセンサまたはCCDセンサ)からセンサ信号として、外付けのコンデンサCin_exを介して端子CDS−inに入力される。
【0023】
端子CDS−inには、黒レベルS/Hアンプ2の正(+)側入力部、センサ切り替えスイッチ3の一方の入力部、およびバイアススイッチ4の一方の接続部がそれぞれ接続されている。
【0024】
バイアススイッチ4の他方の接続部、および黒レベルS/Hアンプ2には、バイアス電圧Vbiasが入力されるようにそれぞれ接続されている。バイアススイッチ4の制御端子には、制御回路9から出力される制御信号が入力されるように接続されており、該制御信号がHi信号になるとON(導通)となる。
【0025】
黒レベルS/Hアンプ2の負(−)側入力部には、チャージポンプ回路10の出力部が接続されており、該黒レベルS/Hアンプ2の出力部には、センサ切り替えスイッチ3の他方の入力部が接続されている。
【0026】
センサ切り替えスイッチ3は、スイッチ3a〜3dからなる。スイッチ3a,3bの一方の接続部が、センサ切り替えスイッチ3の他方の入力部となり、スイッチ3c,3dの一方の接続部が、センサ切り替えスイッチ3の他方の入力部となるように接続されている。
【0027】
スイッチ3b,3dの他方の接続部には、CDSアンプ5の一方の入力部が接続されており、スイッチ3a,3cの他方の接続部には、該CDSアンプ5の他方の入力部が接続されている。
【0028】
スイッチ3a〜3dの制御端子には、制御回路9から出力される制御信号が入力されるように接続されており、該スイッチ3a〜3dは、制御信号によりON/OFFする。スイッチ3a,3dは、制御信号がLo信号でそれぞれONとなり、スイッチ3b,3cは、制御信号がHi信号でそれぞれONとなる。
【0029】
このセンサ切り替えスイッチ3においては、イメージセンサとしてCMOSセンサ(第1のイメージセンサ)が接続されている場合には、スイッチ3a,3dがONとなり、CCDセンサ(第2のイメージセンサ)が接続されている場合には、スイッチ3b,3cがONとなる。
【0030】
黒レベルS/Hアンプ2は、イメージセンサのセンサ出力の黒レベル信号をサンプル/ホールドする。センサ切り替えスイッチ3は、CCDセンサとCMOSセンサとに選択的に対応できるようにするため、CDSアンプ5の2入力である画素信号と黒レベルS/Hアンプ出力の黒レベル信号とを、該CCDセンサ/CMOSセンサに応じて切り替えて出力する。
【0031】
CDSアンプ5は、黒レベルS/Hアンプ2から出力される黒レベル信号と画素信号とをサンプル/ホールドし、かつ所期の利得で増幅する。チャージポンプ回路10は、黒レベル信号のデジタル値を所期の値にプリセットするために黒レベルS/Hアンプ2に所望のオフセットを付加する。
【0032】
CDSアンプ5の出力部には、PGAアンプ6の入力部が接続されており、該PGAアンプ6の出力部には、A/D変換器7の入力部が接続されている。A/D変換器7の出力部には、制御回路9が接続されている。
【0033】
また、制御回路9には、黒レベルS/Hアンプ2、CDSアンプ5、チャージポンプ回路10、およびレジスタ8などが接続されている。
【0034】
PGAアンプ6は、CDSアンプ5の出力をさらに所期の利得で増幅する。A/D変換器7は、PGAアンプ6の出力信号をデジタル信号に変換する。制御回路9は、アナログ/デジタル変換値をデジタル信号処理するとともにクロックや各種の制御信号を発生する。
【0035】
レジスタ8は、外部より信号処理回路の利得や各種動作条件設定情報を設定保持する。このレジスタ8には、動作条件設定情報の1つとしてセンサ選択情報Sccdが設定される。
【0036】
センサ選択情報Sccdは、CCDセンサ、またはCMOSセンサのいずれかを選択する情報であり、たとえば、レジスタ8に’1’(Hi信号)が設定されるとCCDセンサが選択され、制御回路9は、センサ切り替えスイッチ3にHi信号の制御信号を出力する。
【0037】
また、レジスタ8に’0’(Lo信号)が設定されるとCMOSセンサの選択となり、制御回路9は、センサ切り替えスイッチ3に対してLo信号の制御信号を出力する。
【0038】
次に、本実施の形態におけるイメージセンサ用信号処理回路1の動作について説明する。
【0039】
はじめに、CCDセンサ、および2種のCMOSセンサの信号出力波形について、図2の信号出力波形例の説明図を用いて説明する。
【0040】
図示するように、CCDセンサとCMOSセンサとの大きな違いは、黒レベル信号と画素信号の大小関係が両センサ間で反転していることである。CCDセンサでは、画素信号が黒レベル信号より小さく、CMOSセンサでは、画素信号が黒レベル信号より大きくなる。これらCCDセンサ、CMOSセンサともプリブランク期間に黒レベルの信号を出力し、映像期間に画素信号を出力する。
【0041】
さらに、映像期間に黒レベルと画素信号とが交互に出力され、黒レベルからの画素信号の大きさを検出するためにダブルサンプルする必要のある信号と、CMOSセンサにおいて、プリブランク期間のみに黒レベルを出力し、映像期間には連続して画素信号を出力するものがある。
【0042】
図3は、CCDセンサ選択時におけるイメージセンサ用信号処理回路1のタイミングチャートである。
【0043】
図3においては、上方から下方にかけて、制御回路9から出力されるサンプリングクロック信号φCLP、サンプリングクロック信号φ0、およびレジスタ8に設定されたセンサ選択情報Sccdの信号タイミングをそれぞれ示している。サンプリングクロック信号φCLPは、プリブランク期間毎にHi信号となるサンプリングクロックである。サンプリングクロック信号φ0は、黒レベル、および画素信号のサンプリングクロックである。
【0044】
まず、イメージセンサとして、CCDセンサが選択される場合、レジスタ8には、該CCDセンサが備えられていることを示す情報が格納される。制御回路9は、レジスタ8に格納された情報に基づいて、センサ切り替えスイッチ3のスイッチ3b,3cがそれぞれONとなるように制御を行う。
【0045】
よって、CCDセンサの出力信号はCDSアンプ5の一方の入力部に入力され、黒レベルS/Hアンプ2の出力信号が該CDSアンプ5の他方の入力部に入力されるように接続されることになる。
【0046】
プリブランク期間において、サンプリングクロック信号φCLPがHi信号となると制御回路9からHi信号の制御信号が出力されてバイアススイッチ4がONとなり、黒レベルS/Hアンプ2には、バイアス電圧Vbias、およびCCDセンサから出力された黒レベル信号がそれぞれ入力される。
【0047】
黒レベルS/Hアンプ2から出力された信号、およびCCDセンサから出力された黒レベル信号は、CDSアンプ5、およびPGAアンプ6を介してA/D変換器7によってデジタルデータに変換されて制御回路9に出力される。
【0048】
制御回路9は、入力されたデジタルデータに基づいて、黒レベルS/Hアンプ2に所望のオフセットが付加されるようにチャージポンプ回路10を動作制御して黒レベル信号のデジタル値を所期の値にプリセットする。
【0049】
その後、映像期間においては、サンプリングクロック信号φCLPがLo信号となり、バイアススイッチ4がOFFとなり、画素信号のサンプリングが行われる。以下、プリブランク期間と映像期間とが繰り返し実行される。
【0050】
一方、イメージセンサとして、CMOSセンサが選択された場合、レジスタ8には、該CMOSセンサが備えられていることを示す情報が格納される。そして、制御回路9は、レジスタ8に格納された情報に基づいて、センサ切り替えスイッチ3のスイッチ3a,3dがONとなるようにそれぞれ制御する。
【0051】
この場合、CCDセンサの出力信号はCDSアンプ5の他方の入力部に入力され、黒レベルS/Hアンプ2の出力信号が該CDSアンプ5の一方の入力部に入力されるように接続される。
【0052】
これにより、図2に示したようにイメージセンサの出力信号の極性が反転しても、CDSアンプ5の両入力部には正常な信号が入力されることになり、CCDセンサ/CMOSセンサのいずれのイメージセンサにもフレキシブルに対応することができる。
【0053】
また、イメージセンサ用信号処理回路1において、イメージセンサ信号入力の端子CDS−inは黒レベルS/Hアンプ2やCDSアンプ5の入力動作範囲にある所期の電圧にバイアスされ、イメージセンサ出力振幅と等しく変動する。
【0054】
電源電圧が大きい場合には、この入力動作範囲も広くとることができるので、CCD、およびCMOSセンサのどちらの場合でも同じバイアス電圧でよいが、電源電圧が小さくなると、イメージセンサ出力振幅よりこの入力動作範囲が狭くなり、CCD、およびCMOSセンサに共通なバイアス電圧とすることが難しくなる。
【0055】
図4は、イメージセンサの入力端子CDS−inのバイアス電圧をイメージセンサ(CCDセンサまたはCMOSセンサ)に合わせて切り替えることにより、低電源電圧時でも対応可能としたイメージセンサ用信号処理回路1aの回路構成図である。
【0056】
この場合、イメージセンサ用信号処理回路1aは、図1のイメージセンサ用信号処理回路1に示す黒レベルS/Hアンプ2、センサ切り替えスイッチ3、CDSアンプ5、PGAアンプ6、A/D変換器7、レジスタ8、制御回路9、およびチャージポンプ回路10の構成に、バイアススイッチ(第1のバイアススイッチ)4a,4bを新たに追加したものである。
【0057】
バイアススイッチ4a,4bの一方の接続部には、黒レベルS/Hアンプ2の正(+)側入力部がそれぞれ接続されている。また、バイアススイッチ4a,4bの他方の接続部には、バイアス電圧(第1のバイアス電圧)VRT、およびバイアス電圧(第2のバイアス電圧)VRBがそれぞれ供給されている。
【0058】
バイアススイッチ4a,4bの制御端子には、スイッチ3a〜3dと同様に、制御回路9から出力される制御信号が入力されるように接続されている。
【0059】
図5は、CCDセンサ選択時におけるイメージセンサ用信号処理回路1aのタイミングチャートである。
【0060】
図5においては、上方から下方にかけて、制御回路9から出力されるサンプリングクロック信号φCLP,サンプリングクロック信号φ0、およびレジスタ8に設定されたセンサ選択情報Sccdの信号タイミングをそれぞれ示している。
【0061】
イメージセンサとして、CCDセンサが選択された場合、レジスタ8には、センサ選択情報Sccdとして’1’が格納される。制御回路9は、その情報に基づいて、センサ切り替えスイッチ3のスイッチ3b,3cがそれぞれONとなるように制御を行う。
【0062】
プリブランク期間になると、制御回路9は、サンプリングクロック信号φCLPがHi信号、センサ選択情報Sccdが’1’の期間、バイアススイッチ4aをONさせてバイアス電圧VRTを黒レベルS/Hアンプ2の正(+)側入力部に供給する。
【0063】
また、CMOSセンサが選択されている場合には、レジスタ8のセンサ選択情報Sccdは’0’であるので、プリブランク期間において、制御回路9は、サンプリングクロック信号φCLPがHi信号で、かつセンサ選択情報Sccdが’0’となる期間、バイアススイッチ4bをONさせてバイアス電圧VRBを黒レベルS/Hアンプ2の正(+)側入力部に供給する。
【0064】
なお、選択されるバイアス電圧VRT、VRBは、バイアス電圧VRT>バイス電圧VRBである。
【0065】
それにより、本実施の形態1では、イメージセンサ用信号処理回路1、1aに新たな外付け回路などを用いることなく、容易に、かつ簡単な回路構成により、CCDセンサとCMOSセンサとの両方のイメージセンサにフレキシブルに対応することができる。
【0066】
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2よるイメージセンサ用信号処理回路のブロック図、図7は、図6のイメージセンサ用信号処理回路におけるCCDセンサ選択時のタイミングチャートである。
【0067】
本実施の形態2において、イメージセンサ用信号処理回路1bは、図6に示すように、イメージセンサの出力信号を、コンデンサCin_exを介して入力する際に、端子CDS−inをバイアスアンプ11によりVbiasにほぼ等しいバイアス電圧を印加するものである。
【0068】
イメージセンサ用信号処理回路1bは、前記実施の形態1に示したイメージセンサ用信号処理回路1(図1)と同様である黒レベルS/Hアンプ2、センサ切り替えスイッチ3、バイアススイッチ4、CDSアンプ5、PGAアンプ6、A/D変換器7、レジスタ8、制御回路9、およびチャージポンプ回路10の構成に、バイアスアンプ11とバイアススイッチ(第2のバイアススイッチ)12とを新たに追加したものである。
【0069】
バイアススイッチ4,12の制御端子には、制御回路9から出力される制御信号がそれぞれ入力されるように接続されている。また、レジスタ8には、バイアス方法を選択するバイアス選択情報Sbisが新たな情報として格納される。
【0070】
バイアスアンプ11の正(+)側入力部には、バイアス電圧Vbiasが入力されており、該バイアスアンプ11の負(−)側入力部には、黒レベルS/Hアンプ2の出力部、およびスイッチ3cの一方の接続部がそれぞれ接続されている。
【0071】
バイアスアンプ11の出力部には、バイアススイッチ12の一方の接続部が接続されており、該バイアススイッチ12の他方の接続部には、端子CDS−inが接続されている。
【0072】
図7は、CCDセンサ選択時におけるイメージセンサ用信号処理回路1bのタイミングチャートである。図7においては、上方から下方にかけて、制御回路9から出力されるサンプリングクロック信号φCLP、サンプリングクロック信号φ0、およびレジスタ8に格納されたバイアス選択情報Sbis、センサ選択情報Sccdの信号タイミングをそれぞれ示している。
【0073】
図7に示すように、プリブランク期間のサンプリングクロック信号φCLPがHi信号で、かつバイアス選択情報Sbisが’0’の際には、制御回路9が制御信号を出力してバイアススイッチ4をONにし、図1で示したバイアス電圧Vbiasが印加される。
【0074】
また、バイアス選択情報Sbisが’1’の場合、該バイアススイッチ4がOFF、バイアススイッチ12がONとなるように制御回路9が制御を行い、バイアスアンプ11から出力されるバイアス電圧が印加される。
【0075】
このバイアスアンプ11でバイアスする場合、発生するバイアス電圧は、黒レベルS/Hアンプ2の出力が常にバイアス電圧Vbiasと等しくなるように端子CDS−inをバイアスするように働く。
【0076】
これにより、チャージポンプ回路10によりオフセット電圧が黒レベルS/Hアンプ2に付加されても、黒レベルS/Hアンプ2の出力が所期の電圧となり、CDSアンプ5の入力動作点を一定に保つことができる。また、CDSアンプ5でセンサ信号のサンプルを繰り返すことで発生するコンデンサCin_exへの充放電電流による端子CDS-inのバイアス電圧変動を抑圧することができる。
【0077】
これにより、本実施の形態2においても、イメージセンサ用信号処理回路1bに新たな外付け回路などを用いることなく、容易に、かつ簡単な回路構成により、CCDセンサとCMOSセンサとの両方のイメージセンサにフレキシブルに対応することができる。
【0078】
(実施の形態3)
図8は、本発明の実施の形態3よるイメージセンサ用信号処理回路のブロック図、図9は、図8のイメージセンサ用信号処理回路におけるCCDセンサ選択時のタイミングチャートである。
【0079】
本実施の形態3において、イメージセンサ用信号処理回路1cは、図6に示したバイアスアンプ11を用いてバイアスする場合において、黒レベルS/Hアンプ2の出力電圧をイメージセンサ(CCDまたはCMOSセンサ)に応じて切り替えることができるものである。
【0080】
イメージセンサ用信号処理回路1cは、図8に示すように、図6のイメージセンサ用信号処理回路1bに示す黒レベルS/Hアンプ2、センサ切り替えスイッチ3、CDSアンプ5、PGAアンプ6、A/D変換器7、レジスタ8、制御回路9、チャージポンプ回路10、バイアスアンプ11、およびバイアススイッチ12の構成に、バイアススイッチ14〜17を新たに追加したものである。
【0081】
バイアススイッチ14〜17の制御端子には、制御回路9から出力される制御信号がそれぞれ入力されるように接続されている。バイアススイッチ14の一方の接続部には、バイアス電圧VRTが供給されており、該バイアススイッチ14の他方の接続部には、黒レベルS/Hアンプ2の正(+)側入力部、および端子CDS−inがそれぞれ接続されている。
【0082】
バイアススイッチ15の一方の接続部には、バイアス電圧VRBが供給されており、該バイアススイッチ15の他方の接続部には、黒レベルS/Hアンプ2の正(+)側入力部が接続されている。
【0083】
バイアススイッチ16の一方の接続部には、バイアス電圧VRTが供給されており、バイアススイッチ17の一方の接続部には、バイアス電圧VRBが供給されている。これらバイアススイッチ16,17の他方の接続部には、バイアスアンプ11の正(+)側入力部がそれぞれ接続されている。
【0084】
図9は、CCDセンサ選択時におけるイメージセンサ用信号処理回路1cのタイミングチャートである。図9においては、上方から下方にかけて、制御回路9から出力されるサンプリングクロック信号φCLP、サンプリングクロック信号φ0、およびレジスタ8に格納されたバイアス選択情報Sbis、センサ選択情報Sccdの信号タイミングをそれぞれ示している。
【0085】
図示するように、サンプリングクロック信号φCLPがHi信号、センサ選択情報SccdがHi信号で、かつバイアス選択情報Sbisが’1’の場合、制御回路9は、バイアススイッチ14,15をOFFするとともに、バイアススイッチ16をONにし、バイアスアンプ11の正(+)側入力部の入力バイアスをバイアス電圧VRTにする。
【0086】
一方、レジスタ8に格納されたセンサ選択情報Sccdが’0’の場合、制御回路9はバイアススイッチ17がONとなるように制御を行い、バイアスアンプ11の正(+)側入力部にバイアス電圧VRBが入力される。これにより、低電源電圧下での動作を可能にすることができる。
【0087】
それにより、本実施の形態3でも、イメージセンサ用信号処理回路1cに新たな外付け回路などを用いることなく、容易に、かつ簡単な回路構成により、CCDセンサとCMOSセンサとの両方のイメージセンサにフレキシブルに対応することができる。
【0088】
また、図1、図4、図6、および図8に示したイメージセンサ用信号処理回路は、入力バッファを設けた構成としてもよい。
【0089】
図10は、図4に示すイメージセンサ用信号処理回路1aの構成に、新たに入力バッファ18を設けたイメージセンサ用信号処理回路1dの構成例を示したものである。
【0090】
この場合、入力バッファ18の入力部には、端子CDS−inが接続されており、該入力バッファ18の出力部には、黒レベルS/Hアンプ2の正(+)側入力部、およびスイッチ3a,3bの一方の接続部がそれぞれ接続されている。
【0091】
これにより、黒レベルS/Hアンプ2やCDSアンプ5が信号をサンプル/ホールドする際に発生する過渡的な充放電電流により発生した雑音を端子CDS−inに漏れ出ることを抑止することが可能となる。
【0092】
さらに、図1、図4、図6、図8、ならびに図10に示したイメージセンサ用信号処理回路においては、CCDまたはCMOSセンサの切り替えをCDSアンプ5の入力部側で行う構成であったが、たとえば、図11〜図14に示すように、CCD、またはCMOSセンサの切り替えをCDSアンプ5の出力部側で行うようにしてもよい。
【0093】
図11のイメージセンサ用信号処理回路1eにおいては、センサ切り替えスイッチ3は、CDSアンプ5の後段に設けられることになり、スイッチ3a,3bの一方の接続部には、CDSアンプ5の一方の出力部が接続され、スイッチ3c,3dの一方の接続部には、CDSアンプ5の他方の出力部が接続される。
【0094】
スイッチ3a,3cの他方の接続部には、PGAアンプ6の一方の入力部がそれぞれ接続され、スイッチ3b,3dの他方の接続部には、PGAアンプ6の他方の入力部がそれぞれ接続される構成となる。
【0095】
また、CDSアンプ5の一方の入力部には、端子CDS−inが接続されており、該CDSアンプ5の他方の入力部には、黒レベルS/Hアンプ2の出力部が接続されている。
【0096】
図12のイメージセンサ用信号処理回路1fは、CCDセンサ/CMOSセンサの切り替え制御をA/D変換器7の前段で行うこととしたものである。この場合、PGAアンプ6の一方の出力部には、スイッチ3a,3bの一方の接続部がそれぞれ接続されており、該PGAアンプ6の他方の出力部には、スイッチ3c,3dの一方の接続部がそれぞれ接続されている。
【0097】
スイッチ3a,3cの他方の接続部には、A/D変換器7の他方の入力部がそれぞれ接続され、スイッチ3b,3dの他方の接続部には、A/D変換器7の一方の入力部がそれぞれ接続される構成となる。
【0098】
この場合も、CDSアンプ5の一方の入力部には、端子CDS−inが接続されており、該CDSアンプ5の他方の入力部には、黒レベルS/Hアンプ2の出力部が接続されている。
【0099】
さらに、図13のイメージセンサ用信号処理回路1gは、図8に示した端子CDS−inをバイアスする手段としてバイアスアンプを用いる場合において、センサ切り替えスイッチ3をCDSアンプ5の出力部側に設けたものであり、図14のイメージセンサ用信号処理回路1hは、図13において、センサ切り替えスイッチ3をA/D変換器7の前段に設けたものである。
【0100】
イメージセンサ用信号処理回路1gにおいては、スイッチ3a,3bの一方の接続部には、CDSアンプ5の一方の出力部が接続され、スイッチ3c,3dの一方の接続部には、CDSアンプ5の他方の出力部が接続される。
【0101】
スイッチ3a,3cの他方の接続部には、PGAアンプ6の一方の入力部がそれぞれ接続され、スイッチ3b,3dの他方の接続部には、PGAアンプ6の他方の入力部がそれぞれ接続される構成となる。
【0102】
図13においても、CDSアンプ5の一方の入力部には、端子CDS−inが接続されており、該CDSアンプ5の他方の入力部には、黒レベルS/Hアンプ2の出力部が接続されている。
【0103】
また、図14のイメージセンサ用信号処理回路1hにおいては、PGAアンプ6の一方の出力部には、スイッチ3a,3bの一方の接続部がそれぞれ接続されており、該PGAアンプ6の他方の出力部には、スイッチ3c,3dの一方の接続部がそれぞれ接続されている。
【0104】
スイッチ3a,3cの他方の接続部には、A/D変換器7の他方の入力部がそれぞれ接続され、スイッチ3b,3dの他方の接続部には、A/D変換器7の一方の入力部がそれぞれ接続される構成となる。
【0105】
ここでも、CDSアンプ5の一方の入力部には、端子CDS−inが接続されており、該CDSアンプ5の他方の入力部には、黒レベルS/Hアンプ2の出力部が接続されている。
【0106】
(実施の形態4)
図15は、本発明の実施の形態4によるイメージセンサ用信号処理回路に設けられたCDSアンプの一例を示す説明図、図16は、図15のCDSアンプに設けられたスイッチにおける動作タイミングのタイミングチャート、図17は、図15のCDSアンプにおける入出力特性を示した説明図である。
【0107】
本実施の形態4において、CDSアンプ5は、スイッチドキャパシタアンプからなり、図15に示すように、コンデンサ19〜22、アンプ23、ならびにスイッチ24〜32から構成されている。スイッチ24,25の一方の接続部には、イメージセンサ、および黒レベルS/Hアンプ2から出力されるセンサ信号が入力されるように接続されている。
【0108】
スイッチ24,25の他方の接続部には、コンデンサ19,20の一方の接続部、およびスイッチ26の接続部がそれぞれ接続されている。コンデンサ19,20の一方の接続部、およびスイッチ27,28の一方の接続部がそれぞれ接続されている。
【0109】
スイッチ27,28の他方の接続部には、バイアス電圧VRMがそれぞれ入力されるように接続されている。コンデンサ21の他方の接続部には、スイッチ29の他方の接続部、およびスイッチ31の一方の接続部がそれぞれ接続されており、コンデンサ22の他方の接続部には、スイッチ32の他方の接続部、およびスイッチ30の一方の接続部がそれぞれ接続されている。
【0110】
スイッチ29の一方の接続部には、バイアス電圧VRTが入力されるように接続されており、スイッチ30の他方の接続部には、バイアス電圧VRBが入力されるように接続されている。
【0111】
スイッチ31の他方の接続部には、アンプ23の一方の出力部(Vo−)に接続されており、スイッチ32の一方の接続部には、アンプ23の他方の出力部(Vo+)に接続されている。
【0112】
コンデンサ19,20は、センサ信号の黒レベル信号と画素信号とをそれぞれサンプルする。アンプ23は、画素信号と黒レベル信号との差電圧を増幅する。コンデンサ21,22は、アンプ23の入出力間に接続される帰還容量である。
【0113】
スイッチ24,25はクロック信号φ1により動作制御され、スイッチ26はクロック信号φ1bにより動作制御される。スイッチ27,28はクロック信号φ1a、スイッチ29,30は信号φ2、スイッチ31,32は信号φ2bによってそれぞれ動作制御される。
【0114】
図16は、これらスイッチ24〜32における動作タイミングのタイミングチャートである。
【0115】
CDSアンプ5の利得は、コンデンサ19のサンプリング容量Cs1とコンデンサ21の帰還容量Cf1の比Cs1/Cf1で設定される。
【0116】
センサ信号サンプル時には、図16に示すように、スイッチ24,25,27,28,29,30がそれぞれONとなり、コンデンサ19,20の他方の接続部とコンデンサ21,22の一方の接続部、即ちアンプ23の入力部はバイアス電圧VRMにバイアスされ、コンデンサ21,22の他方の接続部はバイアス電圧VRT,VRBにそれぞれバイアスされる。
【0117】
増幅時には、スイッチ26,31,32がそれぞれONとなり、その他のスイッチ24,25,27〜30がOFFとなるので、コンデンサ19,20の一方の接続部(センサ信号入力側)が短絡され、該コンデンサ19,20の他方の接続部はバイアス電圧VRMから切り離される。また、コンデンサ21,22の他方の接続部には、アンプ23の出力部にそれぞれ接続される。
【0118】
なお、バイアス電圧VRT,VRM,VRBの大小関係は、VRT>VRM>VRBとなり、バイアス電圧VRMは、アンプ22出力の同相電圧である。
【0119】
CDSアンプ5の利得は、サンプリング容量Cs1,Cs2、および帰還容量Cf1,Cf2をそれぞれ可変することで、プログラマブルに利得を可変する。前述したイメージセンサ用信号処理回路1,1a〜1cの本発明と合わせて考えると、CCDセンサ選択時には、センサ信号サンプルコンデンサにおいて、コンデンサ19に画素信号をコンデンサ20に黒レベル信号を、CMOSセンサ選択時にはコンデンサ19に黒レベル信号を、コンデンサ20に画素信号がそれぞれサンプルされる。
【0120】
図17は、CDSアンプ5における入出力特性を示した説明図である。この図17は、アンプ22の出力((Vo+)−(Vo−))のCDSアンプ5への入力(画素信号−黒レベル信号)依存性を示したものである。
【0121】
CCDセンサの場合、画素信号は黒レベル信号より小さく、CMOSセンサでは画素信号は黒レベル信号より大きいので、図17から分かるように動作領域はY軸を境に左右に分かれる。
【0122】
CDSアンプ5の特徴は、画素信号と黒レベルとの差がゼロにおいて、出力((Vo+)−(Vo−))=VRB−VRTとなるようにレベルシフトされていることである。このレベルシフトはコンデンサ21,22の他方の接続部をバイアス電圧VRT,VRBと異なる電圧に信号サンプル時にバイアスすることで実現されている。
【0123】
これにより、本実施の形態4においては、レベルシフトのためだけのレベルシフト回路を不要にすることができる。
【0124】
(実施の形態5)
図18は、本発明の実施の形態5による黒レベルS/Hアンプ2の構成例を示した説明図、図19は、図18の黒レベルS/Hアンプにおけるダブルサンプル時のタイミングチャート、図20は、図18の黒レベルS/Hアンプにおけるシングルサンプル時のタイミングチャートである。
【0125】
本実施の形態5において、図18は、図1、図6、図11、図12にそれぞれ示した黒レベルS/Hアンプ2の4つの構成例を示した説明図である。
【0126】
黒レベルS/Hアンプ2は、図示するようにサンプリングクロック信号φ0に同期して動作するとともに、ダブルサンプル/シングルサンプル(図2)を選択する制御信号により制御される。
【0127】
このダブルサンプル/シングルサンプルを選択する制御信号は、レジスタ8(図1)に動作条件設定情報の1つとして設定されるサンプル選択情報Sspに基づいて制御回路9が生成する。
【0128】
図19は、黒レベルS/Hアンプ2におけるダブルサンプル時のタイミングチャート、図20は、黒レベルS/Hアンプ2におけるシングルサンプル時のタイミングチャートである。
【0129】
図19に示すように、サンプリングクロック信号φ0=’1’でセンサ信号の黒レベルをサンプル容量であるコンデンサCBLHにサンプルし、サンプリングクロック信号φ0=’0’で黒レベルのセンサ信号がホールド出力される。ホールド出力には、チャージポンプ出力で決まる電圧により、イメージセンサ用信号処理回路のオフセット電圧などが重畳される。
【0130】
Ssp=’1’の場合には、黒レベルS/Hアンプ2は、クロック動作せず、連続時間動作し、チャージポンプで決まる電圧、もしくはバイアス電圧Vbiasにチャージポンプで決まるオフセット電圧が重畳された電圧が常時出力される状態となる。
【0131】
ちなみに、図18(a)は、オフセット電圧も含んだチャージポンプ電圧が出力され、図18(b)〜(d)は、バイアス電圧Vbiasにチャージポンプ電圧で決まるオフセット電圧が重畳された電圧が出力される。
【0132】
図18(a)、(b)では、チャージポンプが対固定電圧に接続された外付けコンデンサCextに充放電することで電圧が決定される。他方、図18(c)、(d)では、チャージポンプはアンプの入出力間に接続された外付けコンデンサCextのアンプ入力端側に充放電する。
【0133】
図18(a)、(b)では、外付けコンデンサCextの一端を固定電圧としているため、LSIなどの半導体集積回路装置の観点から見た場合には、ピン数低減と外部雑音混入経路が少なくなるという効果がある。
【0134】
しかし、アンプ出力には信号処理回路とのオフセットが重畳されるため、黒レベル信号サンプル時とホールド出力時が異なることがあり、サンプリングクロック信号φ0に同期して変動する。
【0135】
他方、図11(c)、(d)の外付けコンデンサCextは、アンプの入出力端間に接続されており、半導体集積回路装置の観点からは、ピン数が多くなるとともに外部雑音が混入される可能性が高くなるという欠点がある。
【0136】
図18に示した黒レベルS/Hアンプ2では、黒レベル信号サンプル時とホールド時のアンプ出力がほぼ等しくなるため、サンプリングクロック信号φ0で同期して動作してもアンプ出力変動が小さいという利点がある。
【0137】
(実施の形態6)
図21は、本発明の実施の形態6によるCDSアンプの構成例を示した説明図、図22は、図21のCDSアンプに設けられた各スイッチにおける動作タイミングを示すタイミングチャート、図23は、図21のCDSアンプにおける入出力特性の説明図である。
【0138】
本実施の形態6において、CDSアンプ(第1の増幅部)5aは、図21に示すように、コンデンサ19〜22、アンプ23、ならびにスイッチ24〜32からなる図15の構成に、スイッチ33〜36を新たに追加した構成からなる。
【0139】
スイッチ33の一方の接続部には、バイアス電圧VRBが入力されるように接続されており、スイッチ34の一方の接続部には、バイアス電圧VRT入力されるように接続されている。スイッチ33,34の他方の接続部には、スイッチ27の一方の接続部が接続されている。
【0140】
スイッチ35,36の一方の接続部には、スイッチ28の他方の接続部が接続されており、該スイッチ35,36の他方の接続部には、バイアス電圧VRTが入力されるように接続されている。その他の接続においては、図15と同様であるので説明を省略する。
【0141】
また、図22に、これらスイッチ24〜32,33〜36における動作タイミングのタイミングチャートを示す。
【0142】
このCDSアンプ5aは、図15のCDSアンプ5と比べた場合の特徴は、アンプ23入力部のバイアス電圧をアンプ23の出力同相電圧であるバイアス電圧VRMと異なる電圧としたことである。
【0143】
これにより、バイアス電圧VRMを低インピーダンスとするための大きなバイパスコンデンサが不要となり、バイアス電圧VRMに外付けバイパスコンデンサを付加するためのピンを削減することができる。
【0144】
また、CDSアンプ5(図15)では、センサ信号のサンプル時にサンプル容量であるコンデンサ19,20の他方の接続部をバイアス電圧VRMにバイアスしているため、バイアス電圧VRM印加回路には、クロック信号(φ1,φ1a,φ2,φ2b)に同期したパルス性の過渡電流が流れるため、低インピーダンスでないとバイアス電圧VRMの電圧が変動することになり、精度よくサンプリングできないという問題が発生する。
【0145】
そこで、図21に示すように、アンプ23の入力部のバイアスをバイアス電圧VRT、若しくはバイアス電圧VRBとすることで、バイアス電圧VRMへの大きなバイパスコンデンサを不要にすることができる。
【0146】
しかしながら、アンプ23のホールド動作時に、該アンプ23の入力同相電圧は、入力端バイアス電圧から、センサ信号タイプにより変動方向が変わる。CCDセンサでは、入力同相電圧はバイアス電圧より低下し、CMOSセンサでは、大きくなる。
【0147】
したがって、バイアス電圧VRTやバイアス電圧VRBにバイアスするためには、アンプ23の入力動作範囲をより広くする必要があり、低電源電圧下では両センサに対応することができなくなる。
【0148】
そこで、イメージセンサに応じてアンプ23のバイアス電圧を切り替えることで、該アンプ23の入力同相電圧を動作可能入力同相電圧範囲内となるようにすることにした。
【0149】
本実施の形態では、レジスタ8に格納されたセンサ選択情報Sccdに基づいて制御回路9から出力される制御信号により、Sccd=’1’CCDセンサに対応となり、入力部のバイアスはバイアス電圧VRTに、Sccd=’0’はCMOSセンサ対応となり、入力部の端バイアスはバイアス電圧VRBとなる。
【0150】
また、図23にCDSアンプ5aにおける入出力特性を示す。図示するように、前記実施の形態4に記載したCDSアンプ5における入出力特性(図17)と同様な特性となる。
【0151】
それにより、本実施の形態6においては、低電源電圧下であっても動作を容易にすることのできるCDSアンプ5aを実現することができる。
【0152】
(実施の形態7)
図24は、本発明の実施の形態7による黒レベルS/Hアンプの構成例を示した説明図、図25は、図24の黒レベルS/Hアンプにおけるダブルサンプル時のタイミングチャート、図26は、図24の黒レベルS/Hアンプにおけるシングルサンプル時のタイミングチャートである。
【0153】
本実施の形態7において、図24は、図4、図8、図10、図13にそれぞれ示した黒レベルS/Hアンプの他の構成例を示した説明図である。
【0154】
黒レベルS/Hアンプ2aにおいて、図18に示した黒レベルS/Hアンプ2との違いは、バイアス電圧Vbiasをイメージセンサに応じて、バイアス電圧VRT、若しくはバイアス電圧VRBを選択可能にしたことである。
【0155】
レジスタ8に格納されたセンサ選択情報Sccdに基づいて制御回路9から出力される制御信号により、Sccd=’1’でCCDセンサ対応となりバイアス電圧としてバイアス電圧VRTが選択され、Sccd=’0’でCMOSセンサ対応となり、バイアス電圧としてバイアス電圧VRBが選択される。
【0156】
それにより、本実施の形態7によれば、黒レベルS/Hアンプ2aの低電源電圧下での使用が可能になる。
【0157】
(実施の形態8)
図27は、本発明の実施の形態8によるCDSアンプの構成例を示した説明図、図28は、図27のCDSアンプに設けられた各スイッチにおける動作タイミングを示すタイミングチャート、図29は、図27のCDSアンプにおける入出力特性の説明図である。
【0158】
本実施の形態8において、図27は、図11〜図14にそれぞれ示したようにセンサ切り替えスイッチ3がCDSアンプの後に接続されたイメージセンサ用信号処理回路に設けられたCDSアンプ(第1の増幅部)の他の構成例を示した説明図である。
【0159】
CDSアンプ5bは、図27に示すように、コンデンサ19〜22、アンプ23、ならびにスイッチ24〜32からなるCDSアンプ5(図15)の構成に、スイッチ37,38を新たに追加した構成からなる。
【0160】
スイッチ37の一方の接続部には、コンデンサ19の他方の接続部が接続されており、スイッチ38の一方の接続部には、コンデンサ22の他方の接続部が接続されている。
【0161】
スイッチ37の他方の接続部には、バイアス電圧VRBが入力されるように接続されており、スイッチ38の他方の接続部には、バイアス電圧VRTが入力されるように接続されている。また、図28に、これらスイッチ24〜32,37,38における動作タイミングのタイミングチャートを示す。
【0162】
このように、CDSアンプ5bは、センサ信号の切り替えを入力部側ではなく出力部側で切り替えることとするために、帰還容量であるコンデンサ21,22のサンプル時のバイアス電圧を切り替える構成としたものである。
【0163】
画素信号、および黒レベル信号をそれぞれサンプル容量であるコンデンサ(第1、および第2のサンプル容量素子)Cs1,Cs2にサンプルする際、コンデンサ(第1、および第2の帰還容量素子)Cf1,Cf2はバイアス電圧VRT、あるいはバイアス電圧VRBにバイアスされる。
【0164】
本実施の形態では、レジスタ8に設定されるセンサ選択情報Sccd=’1’でCCDセンサ対応となり、コンデンサ21はバイアス電圧VRTに、コンデンサ22はバイアス電圧VRBにバイアスされる。
【0165】
Sccd=’0’では逆に、コンデンサ21は、バイアス電圧VRBに、コンデンサ22は、バイアス電圧VRTにバイアスされる。なお、ここでは、アンプ23の入力部もバイアス電圧VRMにバイアスされる例を示している。
【0166】
また、CDSアンプ5bの入出力特性を図29に示す。CCDセンサ選択時の特性は、本図の左側の実線で示される。もし、この状態でCMOSセンサ信号が入力されるとした場合、このCCDセンサ特性をそのまま正の入力側に外挿した特性となる。
【0167】
このことは、アンプ出力振幅が大きくなることになり、アンプの出力範囲を大きく採る必要がある。これを避けるため、出力範囲をシフトさせるようにしたものが、本図右側に示したCMOS選択時の特性である。
【0168】
また、図30は、センサ切り替えスイッチ3がCDSアンプの後に接続されたイメージセンサ用信号処理回路に設けられたCDSアンプ(第1の増幅部)のさらに他の構成例を示した説明図である。
【0169】
CDSアンプ5cは、図30に示すように、コンデンサ19〜22、アンプ23、ならびにスイッチ24〜26,29〜32,37,38からなるCDSアンプ5b(図27)の構成に、スイッチ39〜42を新たに追加した構成からなる。
【0170】
スイッチ39の一方の接続部、およびスイッチ42の他方の接続部には、バイアス電圧VRBが入力されるように接続されている。スイッチ40の一方の接続部、およびスイッチ41の他方の接続部には、バイアス電圧VRTが入力されるように接続されている。
【0171】
これらスイッチ39,40の他方の接続部には、コンデンサ21の一方の接続部がそれぞれ接続されており、スイッチ41,42の一方の接続部には、コンデンサ22の他方の接続部がそれぞれ接続されている。また、図31に、これらスイッチ24〜26,29〜32,37,38,39〜42における動作タイミングのタイミングチャートを示す。
【0172】
このように、CDSアンプ5cにおいては、サンプル時のアンプ23の入力部のバイアスをセンサによって切り替える構成とした。
【0173】
また、CDSアンプ5cの入出力特性を図32に示す。この場合においても、CCDセンサ選択時の特性は、本図の左側の実線で示され、CMOSセンサ選択時の特性は、本図の左側の実線で示される。
【0174】
ここでは、レジスタ8に設定されるセンサ選択情報Sccd=’1’でバイアス電圧VRTにSccd=’0’でバイアス電圧VRBにバイアスされる。
【0175】
それにより、CDSアンプ5cにおける構成により、低電源電圧下での回路動作を可能とすることができる。
【0176】
以上、本発明者によってなされた発明を発明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0177】
【発明の効果】
本願によって開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
【0178】
(1)簡単な回路構成により、CCDセンサとCMOSセンサとの両方のイメージセンサにフレキシブルに対応することができるので、イメージセンサ用信号処理回路を備えた半導体集積回路装置を低コスト化、および小型化することができる。
【0179】
(2)また、上記(1)により、デジタルカメラシステムなどに用いることにより、該デジタルカメラシステムの低コスト化、ならびに小型化などを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるイメージセンサ用信号処理回路のブロック図である。
【図2】図1のイメージセンサ用信号処理回路におけるCCDセンサ、およびCMOSセンサの信号出力波形の説明図である。
【図3】図1のイメージセンサ用信号処理回路におけるCCDセンサ選択時のタイミングチャートである。
【図4】図1のイメージセンサ用信号処理回路における他の構成例を示すブロック図である。
【図5】図4のイメージセンサ用信号処理回路におけるCCDセンサ選択時のタイミングチャートである。
【図6】本発明の実施の形態2によるイメージセンサ用信号処理回路のブロック図である。
【図7】図6のイメージセンサ用信号処理回路におけるCCDセンサ選択時のタイミングチャートである。
【図8】本発明の実施の形態3によるイメージセンサ用信号処理回路のブロック図である。
【図9】図8のイメージセンサ用信号処理回路におけるCCDセンサ選択時のタイミングチャートである。
【図10】図1、図4、図6、図8に示したイメージセンサ用信号処理回路に入力バッファを設けた構成図である。
【図11】本発明の他の実施の形態によるイメージセンサ用信号処理回路の一例を示すブロック図である。
【図12】本発明の他の実施の形態によるイメージセンサ用信号処理回路の他の例を示すブロック図である。
【図13】本発明の他の実施の形態によるイメージセンサ用信号処理回路の一例を示すブロック図である。
【図14】本発明の他の実施の形態によるイメージセンサ用信号処理回路の他の例を示すブロック図である。
【図15】本発明の実施の形態4によるイメージセンサ用信号処理回路に設けられたCDSアンプの一例を示す説明図である。
【図16】図15のCDSアンプに設けられたスイッチにおける動作タイミングのタイミングチャートである。
【図17】図15のCDSアンプにおける入出力特性を示した説明図である。
【図18】本発明の実施の形態5による黒レベルS/Hアンプの構成例を示した説明図である。
【図19】図18の黒レベルS/Hアンプにおけるダブルサンプル時のタイミングチャートである。
【図20】図18の黒レベルS/Hアンプにおけるシングルサンプル時のタイミングチャートである。
【図21】本発明の実施の形態6によるCDSアンプの構成例を示した説明図である。
【図22】図21のCDSアンプに設けられた各スイッチにおける動作タイミングを示すタイミングチャートである。
【図23】図21のCDSアンプにおける入出力特性の説明図である。
【図24】本発明の実施の形態7による黒レベルS/Hアンプの構成例を示した説明図である。
【図25】図24の黒レベルS/Hアンプにおけるダブルサンプル時のタイミングチャートである。
【図26】図24の黒レベルS/Hアンプにおけるシングルサンプル時のタイミングチャートである。
【図27】本発明の実施の形態8によるCDSアンプの構成例を示した説明図である。
【図28】図27のCDSアンプに設けられた各スイッチにおける動作タイミングを示すタイミングチャートである。
【図29】図27のCDSアンプにおける入出力特性の説明図である。
【図30】本発明の他の実施の形態によるイメージセンサ用信号処理回路の一例を示すブロック図である。
【図31】図30のCDSアンプに設けられた各スイッチにおける動作タイミングを示すタイミングチャートである。
【図32】図30のCDSアンプにおける入出力特性の説明図である。
【符号の説明】
1 イメージセンサ用信号処理回路
1a〜1h イメージセンサ用信号処理回路
2,2a 黒レベルサンプル/ホールドアンプ
3 センサ切り替えスイッチ(センサ切り替え部)
3a〜3d スイッチ
4 バイアススイッチ(第1のバイアススイッチ)
4a,4b バイアススイッチ(第1のバイアススイッチ)
5 CDSアンプ(第1の増幅部)
5a〜5c CDSアンプ(第1の増幅部)
6 PGAアンプ(第2の増幅部)
7 A/D変換器
8 レジスタ(センサ切り替え用レジスタ)
9 制御回路
10 チャージポンプ回路
11 バイアスアンプ
12 バイアススイッチ(第2のバイアススイッチ)
14〜17 バイアススイッチ
18 入力バッファ
19〜22 コンデンサ
23 アンプ
24〜32 スイッチ
33〜36 スイッチ
37,38 スイッチ
39〜42 スイッチ
Cin_ex コンデンサ
CDS−in 端子
Claims (14)
- 第1のイメージセンサ、または第2のイメージセンサのいずれかから出力された黒レベル信号をサンプル/ホールドする黒レベルサンプルホールドアンプと、
切り替え制御信号に基づいて、前記第1のイメージセンサ、または前記第2のイメージセンサのいずれかから出力された画素信号と前記黒レベルサンプルホールドアンプから出力された黒レベル信号との出力先を切り替えるセンサ切り替え部と、
黒レベル信号と画素信号とをサンプル/ホールドし、かつ所期の利得で増幅する第1の増幅部と、
前記第1の増幅部から出力された信号を所期の利得で増幅する第2の増幅部と、
前記第2の増幅部から出力された信号をデジタル信号に変換するA/D変換器とを備え、
前記センサ切り替え部は、前記第1のイメージセンサ、または前記第2のイメージセンサのいずれかから出力された出力信号の極性を反転して出力することにより、前記第1のイメージセンサ、または前記第2のイメージセンサのいずれかから出力された出力信号であっても共通の前記A/D変換器によって信号処理を行うことを特徴とする半導体集積回路装置。 - 請求項1記載の半導体集積回路装置において、
センサ選択情報を格納するセンサ切り替え用レジスタを備え、
前記センサ切り替え用レジスタに設定されたセンサ選択情報に基づいて、切り替え制御信号が生成されることを特徴とする半導体集積回路装置。 - 請求項1または2記載の半導体集積回路装置において、
前記第1のイメージセンサはCMOSセンサからなり、前記第2のイメージセンサがCCDセンサからなり、前記センサ切り替え用レジスタに設定されるセンサ選択情報が、ダブルサンプル時のCMOSセンサ、およびCCDセンサ、シングルサンプル時のCMOSセンサの出力波形にそれぞれ対応することを特徴とする半導体集積回路装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置において、
前記センサ切り替え部は、前記第1の増幅部の前段、または後段、あるいは前記A/D変換器の前段のいずれかに設けられたことを特徴とする半導体集積回路装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置において、
バイアス電圧を供給する第1のバイアススイッチを備え、
前記第1のバイアススイッチは、プリブランク期間において、前記第1のイメージセンサ、または前記第2のイメージセンサのいずれかから出力された出力信号が前記黒レベルサンプルホールドアンプに入力される際に、前記黒レベルサンプルホールドアンプにバイアス電圧を供給することを特徴とする半導体集積回路装置。 - 請求項5記載の半導体集積回路装置において、
前記第1のバイアススイッチは、前記第1のイメージセンサが選択された際に出力される第1のバイアス電圧と前記第2のイメージセンサが選択された際に出力される第2のバイアス電圧とを前記センサ切り替え用レジスタに設定されたセンサ選択情報に基づいて、切り替えて出力することを特徴とする半導体集積回路装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置において、
バイアス電圧を増幅するバイアスアンプと、
前記バイアスアンプから出力されたバイアス電圧を前記黒レベルサンプルホールドアンプに供給する第2のバイアススイッチとを備え、
前記第2のバイアススイッチは、プリブランク期間において、前記第1のイメージセンサ、または前記第2のイメージセンサのいずれかから出力された出力信号が前記黒レベルサンプルホールドアンプに入力される際に、前記バイアスアンプから出力されたバイアス電圧を前記黒レベルサンプルホールドアンプに供給し、
前記バイアスアンプは、前記黒レベルサンプルホールドアンプの出力が、バイアス電圧とほぼ等しくなるようにバイアスすることを特徴とする半導体集積回路装置。 - 請求項7記載の半導体集積回路装置において、
前記黒レベルサンプルホールドアンプの出力が、前記第1のイメージセンサが選択された際に出力される第1のバイアス電圧、または前記第2のイメージセンサが選択された際に出力される第2のバイアス電圧とするために前記センサ切り替え用レジスタに設定された情報に基づいて切り替え、前記バイアスアンプに第1のバイアス電圧と第2のバイアス電圧を選択入力する第3のバイアススイッチを設けたことを特徴とする半導体集積回路装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置において、
前記黒レベルサンプルホールドアンプは、少なくとも2つの異なるバイアス電圧が入力され、前記第1のイメージセンサ、または前記第2のイメージセンサのいずれかから出力された出力信号に応じて、前記少なくとも2つのバイアス電圧から任意の1つのバイアス電圧を選択して供給することを特徴とする半導体集積回路装置。 - 請求項1〜9のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置において、
前記第1の増幅部は、
前記第1のイメージセンサ、または前記第2のイメージセンサのいずれかから出力される黒レベル信号の黒レベルサンプルホールドアンプ出力信号をサンプルする第1のサンプル容量素子と、
前記第1のイメージセンサ、または前記第2のイメージセンサのいずれかから出力される画素信号をサンプルする第2のサンプル容量素子と
黒レベルサンプルホールドアンプ出力信号と画素信号との差を増幅する信号増幅部と、
前記信号増幅部の入出力間に接続される第1、および第2の帰還容量素子とを備え、
黒レベルサンプルホールドアンプ出力信号と画素信号とを前記第1、および第2のサンプル容量素子にサンプルする際に、前記第1の増幅部の入力部には所期のバイアス電圧が入力され、前記第1、および第2の帰還容量素子には、異なるバイアス電圧を印加することを特徴とする半導体集積回路装置。 - 請求項1〜9のいずれか1項に記載の半導体集積回路装置において、
前記第1の増幅部は、
前記第1のイメージセンサ、または前記第2のイメージセンサのいずれかから出力される黒レベル信号の黒レベルサンプルホールドアンプ出力信号をサンプルする第1のサンプル容量素子と、
前記第1のイメージセンサ、または前記第2のイメージセンサのいずれかから出力される画素信号をサンプルする第2のサンプル容量素子と
黒レベルサンプルホールドアンプ出力信号と画素信号との差を増幅する信号増幅部と、
前記信号増幅部の入出力間に接続される第1、および第2の帰還容量素子とを備え、
黒レベルサンプルホールドアンプ出力信号と画素信号とを前記第1、および第2のサンプル容量素子にサンプルする際に、前記第1の増幅部の入力部には、少なくとも2つの異なるバイアス電圧が供給され、前記第1のイメージセンサ、または前記第2のイメージセンサのいずれかの選択に応じて前記少なくとも2つのバイアス電圧から所期の1つのバイアス電圧を選択入力し、前記第1、および第2の帰還容量素子には、異なるバイアス電圧を印加することを特徴とする半導体集積回路装置。 - 第1のイメージセンサ、または第2のイメージセンサのいずれかから出力された出力信号を処理するイメージセンサ用信号処理回路を備えた半導体集積回路装置であって、
前記イメージセンサ用信号処理回路は、プリブランク期間において、オフセット信号を付加することにより、前記第1のイメージセンサ、または前記第2のイメージセンサのいずれかから出力された黒レベル信号をサンプル/ホールドする黒レベルサンプルホールドアンプに入力される黒レベル信号を所期の値にプリセットする第1の負帰還ループと、前記第1のイメージセンサ、または前記第2のイメージセンサのいずれかから出力された出力信号が前記黒レベルサンプルホールドアンプに入力される際に、前記黒レベルサンプルホールドアンプの出力が所期のバイアス電圧とほぼ等しくなるようにバイアス電圧を前記黒レベルサンプルホールドアンプに供給する第2の負帰還ループとを有したことを特徴とする半導体集積回路装置。 - 第1のイメージセンサ、または第2のイメージセンサに結合可能な半導体集積回路装置であって、
前記第1、または第2のイメージセンサから出力される黒レベル信号をサンプル/ホールドする黒レベルサンプルホールドアンプと、
結合されるべきイメージセンサに従った切り替え制御信号に基づいて、前記イメージセンサからの画素信号と前記黒レベルサンプルホールドアンプから出力される黒レベル信号との出力先を切り替えるセンサ切り替え部と、
黒レベル信号と画素信号とをサンプル/ホールドし、かつ所期の利得で増幅する第1の増幅部と、
前記第1の増幅部から出力される信号を所期の利得で増幅する第2の増幅部と、
前記第2の増幅部から出力される信号をデジタル信号に変換するA/D変換器とを備え、
前記センサ切り替え部は、結合されるべきイメージセンサに応じて、前記イメージセンサからの出力信号の極性を反転して出力することを特徴とする半導体集積回路装置。 - 第1のイメージセンサ、または第2のイメージセンサに結合可能であって、前記第1、または第2のイメージセンサからの出力信号を処理するイメージセンサ用信号処理回路を備えた半導体集積回路装置であって、
前記イメージセンサ用信号処理回路は、プリブランク期間において、オフセット信号を付加することにより、イメージセンサからの黒レベル信号をサンプル/ホールドする黒レベルサンプルホールドアンプに入力される黒レベル信号を所期の値にプリセットする第1の負帰還ループと、イメージセンサからの出力信号が前記黒レベルサンプルホールドアンプに入力される際に、前記黒レベルサンプルホールドアンプの出力が所期のバイアス電圧とほぼ等しくなるようにバイアス電圧を前記黒レベルサンプルホールドアンプに供給する第2の負帰還ループとを有したことを特徴とする半導体集積回路装置。
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