JP4298827B2 - 少なくとも1つの電流調整段の監視方法及び少なくとも1つの電流調整段の監視用装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、少なくとも2つの電流調整段の監視方法であって、電流調整段は、各々1つの電気負荷に対応して設けられており、且つ、各々少なくとも1つのスイッチング手段と電流調整器を有しており、電気負荷にはスイッチング手段のオンオフ比によって決められる電流が流されており、電流は、電流調整器によって所定目標値に調整される監視方法に関する。更に、本発明は、少なくとも2つの電流調整段の監視用の装置であって、電流調整段は、各々1つの電気負荷に対応して設けられており、且つ、各々、少なくとも1つのスイッチング手段と電流調整器を有しており、負荷には、スイッチング手段のオンオフ比によって決められる電流が流れることができ、電流は、電流調整器によって目標値に調整可能である監視用装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
少なくとも1つの電流調整段の監視用の方法及び装置は、ドイツ連邦共和国特許公開第4012109号公報(米国特許公開第531138号公報)から公知である。そこには、終段の監視用の方法と装置が記載されている。負荷には、所定のオンオフ比でクロックパルス化された電流が流されている。誤差監視のために、制御信号、及び、終段と負荷との接続点の電圧が評価される。
【0003】
更に、電流評価される終段の監視用の方法及び装置が公知である。
【0004】
誤差が検出される際に用いられる限界値の決定には、負荷を流れる電流が種々のパラメータに依存しているから問題が多い。その種のパラメータは、殊に、作動電圧、個別の構成素子の作動温度、負荷回路内の抵抗、及び、それ以外の影響、例えば、プラグコネクションの接触抵抗、ケーブルハーネスの抵抗、負荷の抵抗、測定抵抗及び終段の抵抗である。
【0005】
許容偏差を考慮しないと、監視は極めて不確実となる。許容偏差を考慮すると、監視は極めてコスト高となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、少なくとも1つの電流調整段の監視用の方法及び装置において、簡単且つ確実に誤差を検出するための方法乃至装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この課題は、本発明によると、各電流調整段の1つのスイッチング手段のオンオフ比と、対応して設けられた負荷を流れる電流の所定目標値との比を形成し、それ以外の各電流調整段の少なくとも1つの電流調整段の単数又は複数のスイッチング手段の単数又は複数のオンオフ比と、対応して設けられた負荷を流れる電流の前所定目標値との基準比を形成し、監視のため、比を基準比と比較し、許容偏差より大きな偏差があった場合には、誤差を検出することによって解決され、各電流調整段の1つのスイッチング手段のオンオフ比と、対応して設けられた負荷を流れる電流の所定目標値との比を形成し、基準比を、全ての電流調整段のオンオフ比の和と全ての電流調整段の各目標値の和とから形成し、監視のため、比を基準比と比較し、許容偏差より大きな偏差があった場合には、誤差を検出することによって解決され、各電流調整段の1つのスイッチング手段のオンオフ比と、対応して設けられた負荷を流れる電流の所定目標値との比を形成し、基準比を、全ての電流調整段のオンオフ比の和と、検査すべき電流調整段の値を除く、全ての電流調整段の各目標値の和とから形成し、監視のため、比を基準比と比較し、許容偏差より大きな偏差があった場合には、誤差を検出することによって解決され、各電流調整段の1つのスイッチング手段のオンオフ比と、対応して設けられた負荷を流れる電流の目標値との比を形成するための手段が設けられており、それ以外の各電流調整段の少なくとも1つの電流調整段の単数又は複数のスイッチング手段の単数又は複数のオンオフ比と、対応して設けられた負荷を流れる電流の目標値との間の基準比を形成するための手段が設けられており、監視のために、比を基準比と比較するための手段が設けられており、許容偏差より大きな偏差があった場合には、誤差を検出するための手段が設けられていることによって解決され、各電流調整段の1つのスイッチング手段のオンオフ比と、対応して設けられた負荷を流れる電流の目標値との比を形成するための手段が設けられており、基準比を、全ての電流調整段のオンオフ比の和と全ての電流調整段の各目標値の和との比から形成するための手段が設けられており、監視のために、比を基準比と比較するための手段が設けられており、許容偏差より大きな偏差があった場合には、誤差を検出するための手段が設けられていることによって解決され、各電流調整段の1つのスイッチング手段のオンオフ比と、対応して設けられた負荷を流れる電流の目標値との比を形成するための手段が設けられており、基準比を、全ての電流調整段のオンオフ比の和と、検査すべき電流調整段の値を除く、全ての電流調整段の各目標値の和との比から形成するための手段が設けられており、監視のために、比を基準比と比較するための手段が設けられており、許容偏差より大きな偏差があった場合には、誤差を検出するための手段が設けられていることによって解決される。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の有利で合目的的な構成は、従属請求項に記載されている。
【0009】
【実施例】
以下、図示の実施例を用いて本発明について詳述する。
【0010】
図1には、本発明の装置がブロック図を用いて示されている。本発明の方法について、伝動装置の制御装置に使用される電流調整段の例で説明する。しかし、本発明の方法は、この用途に限定されず、これ以外の負荷用の電流調整段でも使用することができる。その種の電流調整段は、例えば、内燃機関への燃料供給、乃至、例えば、ABS、ASR又はFGR系の液圧流体の流れを調整する磁気弁にも使用することができる。本発明の方法は、少なくとも1つの同一又は同様の電流調整段が設けられている場合に使用することができる。
【0011】
図示の実施例には、3つの電流調整段が図示されている。100で、第1の電流調整段が示されており、101で、第2の電流調整段が示されており、109で、第3の電流調整段が示されている。破線で、任意の数の電流調整段を設けることができるということが示されている。更に、マイクロコントローラ110が設けられており、このマイクロコントローラは、第1の電流調整段に第1の目標値I1を供給し、第2の電流調整段に第2の目標値I2を供給し、第3の電流調整段109に第3の目標値Ilを供給する。更に、第1の電流調整段から信号n1がマイクロコントローラ110に供給され、第2の電流調整段101から信号n2がマイクロコントローラ110に供給され、第3の電流調整段109から第3の信号n1がマイクロコントローラ110に供給される。
【0012】
電流調整段の主要な要素は、第1の電流調整段100に詳細に示されている。それ以外の電流調整段は、相応に構成されている。電流調整段は、負荷回路120、信号形成回路130及び電流調整器140を有している。
【0013】
負荷回路は、一方の端子が給電電圧UBと接続されている負荷Lを有している。負荷Lの第2の端子は、測定抵抗Rの第1の端子と接続されている。測定抵抗Rの第2の端子は、スイッチング手段Sと接続されており、スイッチング手段Sの第2の端子は、アースに接続されている。
【0014】
負荷L、測定抵抗R及びスイッチング手段Sは、直列接続されている。各要素の直列接続は、実施例では、例としてのみ選択されている。スイッチング手段Sの第1の端子には、ダイオードDのアノードが接続されており、ダイオードのカソードは、給電電圧に接続されている。
【0015】
負荷Lの第2の端子は、信号形成回路130と接続されている。測定抵抗Rの両端子は、電流調整器140と接続されている。電流調整器140は、スイッチング手段Sの制御端子に制御信号を供給する。マイクロコントローラの目標値I1は、電流調整器140に供給される。マイクロコントローラによって処理される信号n1は、信号形成回路130によって形成される。
【0016】
この装置は、以下のように作動する。マイクロコントローラ110は、目標値I1を電流調整器140に供給する。測定抵抗Rの電圧降下に基づいて、電流調整器140は、負荷Lを流れる電流の実際値を測定する。この実際値と目標値I1との比較に基づいて、調整器140は、スイッチング手段Sに供給する制御信号を決める。この際、有利には、クロック制御される。
【0017】
つまり、スイッチング手段には、所定のオンオフ比のクロックパルス信号が供給される。その際、オンオフ比は、電流の目標値と実際値との比較に依存している。
【0018】
スイッチング手段Sに供給されるオンオフ比に依存して、負荷に相応の電流が流される。
【0019】
オンオフ比としては、スイッチング手段Sが閉じられている時間と全制御期間との比が示される。しかし、オンオフ比として、他の相応の量を用いてもよい。例えば、スイッチング手段Sが閉じられている時間と、スイッチング手段Sが開かれている時間との比を用いてもよい。
【0020】
信号評価回路としての電流調整器140は、負荷Lの第2の端子に印加される電圧を評価して、この信号に基づいて終段のオンオフ比n1を測定する。このオンオフ比は、終段の出力オンオフ比として示される。
【0021】
このオンオフ比n1は、信号形成回路130によって、マイクロコントローラ110に信号n1として更に供給される。相応に、別の電流調整段101〜109にも供給される。
【0022】
出力オンオフ比n1に基づいて、マイクロコントローラ110によって、負荷L内を流れる電流の実際値を推測することができる。この推測の精度は、種々異なるパラメータ、例えば、それぞれの構成要素の作動電圧、作動温度、並びに、全負荷回路のオーム抵抗に依存している。
【0023】
第1の実施例では、誤差監視のために、出力オンオフ比n1と電流の目標値I1との比が利用される。出力オンオフ比の大きな許容偏差のために、この誤差検出は問題が多い。本発明によると、クロック制御される電流調整段の自己診断の際の検査精度を高めるために、電圧の影響、温度の影響及び抵抗の影響を、複数の電流調整段を介して相対評価を用いて除去することが提案される。
【0024】
本発明によると、電流調整段の監視のために、目標値I1と、監視すべき電流調整段の出力オンオフ比n1との比が、所定の比較値VRと比較される。この比較値VRは、目標値と、それ以外の電流調整段のオンオフ比とに基づいて形成される。有利には、全ての電流調整段を介して平均値が形成される。択一選択的に、スイッチング手段S用の制御信号のオンオフ比を使用してもよい。
【0025】
その際、有利には、検査精度が高められて、既存の信号と情報だけが評価され、そうすることによって、付加的な構成要素によってコストが高まることはない。
【0026】
本発明によると、マイクロコントローラは、相対量nr/Irを、測定された出力オンオフ比nk及び電流目標値Ik(検査すべき電流調整段の正規化された出力オンオフ比np/Ip用の比較値VRとして使われる)とからなる以下の式により算出する:
【0027】
【数1】
【0028】
つまり、基準値VRは、全電流調整段の出力オンオフ比n1〜nlの和と全電流調整段の電流目標値I1〜Ilの和との比から算出される。
【0029】
択一選択的に、基準値VRを決める際に、電流目標値Ipとオンオフ比npとを計算に入れないようにしてもよい。この場合には、以下の式が使用される:
【0030】
【数2】
【0031】
つまり、基準値VRは、全電流調整段の出力オンオフ比n1〜nlの電流目標値I1〜Ilと、検査すべき電流調整段の値を除く、全電流調整段の電流目標値I1〜Ilの和との比から算出される。
【0032】
この基準値と、検査すべき電流調整段の正規化された出力オンオフ比VP=np/Ipが比較される。量np/Ipに、基準値VRの許容偏差値ε以上の偏差がある場合、誤差が検出される。この場合には、マイクロコントローラは、系を確実な状態にするために、相応の手段を用いる。
【0033】
許容偏差εを小さく保持し、従って、検査感度を高く保持することができる。影響量である作動電圧、それぞれの構成要素の作動パラメータ及び負荷回路内の絶対抵抗は、この方法により除去することができる。この方法を用いて、高い感度で検出することができる誤差は、例えば、許容し得ない電流調整偏差又は構成部品の誤差又は経年変化に起因する負荷回路抵抗の変化である。
【0034】
本発明の方法の実施例が図2に流れ図を用いて示されている。
【0035】
第1のステップ200では、カウンタkが1にセットされる。続いて、ステップ210では、k番目の電流調整段の場合の値nkが検出される。続いて、ステップ220で、k番目の電流調整段の場合の目標値Ikが検出される。ステップ230では、カウンタkが1だけアップされる。
【0036】
次の問い合わせ部240では、値k≧1かどうか検査される。カウンタ1は、監視すべき電流調整段の数に相応する。値kは、k≧1ではなく、即ち、全ての電流調整段に対して全ての値nk及びIkが検出されるとは限らない場合には、ステップ210のプログラムが続けられる。全ての値nk及びIkが検出された場合、ステップ250が続き、カウンタpが1にセットされる。次のステップ260では、比VRが上述の式の1つによって算出される。
【0037】
次のステップ265では、値Vp、即ち、出力オンオフ比npと、検査すべきp番目の電流調整段の電流目標値Ipとの比が決められる。
【0038】
次の問い合わせ部270では、VRとVpとの差の値が限界値εよりも小さいかどうか検査される。この問い合わせ部により、値VRとVpとがεよりも小さい値だけ相互にずれているかどうか検査される。値VRとVpとにεよりも小さい値だけ相互に偏差がある場合には、ステップ280で、カウンタpが1だけアップする。次の問い合わせ部285では、カウンタがp≧1であるかどうか検査される。この問い合わせ部では、全ての電流調整段が検査されたかどうか検査される。全ての電流調整段が検査されてはいない場合には、ステップ260でプログラムが続けられる。全ての電流調整段が検査された場合には、ステップ200でプログラムが続けられる。
【0039】
問い合わせ部270が、値VRとVpとにε以上の偏差があることを検出した場合、ステップ290で誤差が検出される。
【0040】
負荷回路は、誘導及びオーム負荷R、測定抵抗R及びスイッチング手段Sとの直列回路から構成されている。矩形状電圧Uで負荷を制御する場合、固定調整された電流Iに対しては、以下の関係式が成り立つ:
I=U*n*K/R
その際、量nは、矩形状電圧のオンオフ比である。その際、オンオフ比nから生じる矩形状電圧の周波数fは、インダクタンスの時定数に比して十分な大きさである必要がある。値Rは、負荷回路120の全抵抗である。量Kは、理想的な制御からの偏差、及び、例えば、インダクタンスLのような非直線構成部品の影響を考慮した、非直線性を考慮した補正係数である。
【0041】
抵抗Rは、全装置のオーム抵抗成分全てを含む。これは、特に、負荷L、測定抵抗、接触抵抗並びにその他の抵抗のオーム抵抗成分である。この成分は、許容偏差があり、一般には、温度に依存している。温度が分かっている場合には、温度を考慮してもよい。オーム抵抗成分の許容偏差は、実質的に、検出可能な電流偏差の高さを決める。つまり、許容偏差が小さい場合、即ち、温度に依存する変化が小さい場合、小さな偏差で誤差を検出することができる。
【0042】
負荷回路の監視のために、以下のように行われる。オンオフ比nと電流Iが分かっている場合には、抵抗Rは、以下の式によって得られる:
R=U*n*K/I
特に有利には、電流Iは測定されず、制御装置110内に内部量として入力されている電流の目標値が使われる。
【0043】
目標抵抗RSと実際に測定した抵抗Rとの偏差に基づいて、この偏差が限界値ΔRを超過した場合に、誤差が推定される。つまり、電流については単に事前に内部量として入力されている電流の目標値(Kenntnis)を用いることによって、抵抗が検査される。このようにして、負荷回路の変化を検出することができる。
【0044】
この方法は、図3に流れ図として詳しく記載されている。第1のステップ300では、オンオフ比n、実際に流れる電流I、乃至目標値及び電圧Uが検出される。電圧Uは、有利には、給電電圧UBである(制御装置110で、一般には生じる)。電流Iは、制御装置によって電流調整段に供給される目標値I1である。オンオフ比nは、信号形成段130から返送されて通知されるオンオフ比である。
【0045】
次のステップ310では、実際の抵抗Rが、上述の式によって測定される。次に、ステップ320では、偏差ΔR、つまり、算出された抵抗Rと目標抵抗RSとの差の値が測定される。つまり、オンオフ比nと電流Iとの比が比較値と比較される。
【0046】
次の問い合わせ部330では、差ΔRが目標値SWよりも大きいかどうか検査される。差ΔRが目標値SWよりも大きくない場合には、プログラムは、新たにステップ300を開始する。この偏差が目標値よりも大きい場合には、装置は、ステップ340で誤差を検出する。
【0047】
目標抵抗RSは、通常、種々の境界条件、殊に、温度依存の境界条件によって左右され、従って、高い精度で求めることはできない。従って、特に有利には、目標抵抗として、同じ境界条件下にある、それ以外の調整ユニットの抵抗に基づいて測定された値が使用される。
【0048】
特に有利には、複数の調整ユニットが設けられ、この全ての調整ユニットで、全ての抵抗が検出されて、この各値に基づいて平均値が形成される。有利には、検査される抵抗は、平均値形成の際に考慮されない。つまり、比較による検査が行われる。即ち、負荷の抵抗値は、それ以外の負荷の抵抗値と比較される。
【0049】
図4には、流れ図を用いて、その種の平均値を測定することが示されている。第1のステップ400では、カウンタkが1にセットされる。ステップ410では、装置は、k番目の調整ユニットの抵抗Rkを以下の式によって測定する:
Rk=nk*U*K/IK
この際、Ikは、k番目の調整ユニットに流れる電流であり、nkは、k番目の調整ユニットに供給されるオンオフ比である。
【0050】
次に、ステップ420では、カウンタは、値1だけ上昇される。問い合わせ部430では、カウンタKが値Lよりも大きいかどうか検査される。値Lは、調整ユニットの数を示す。カウンタkが値Lよりも大きくない場合には、新たなステップ410が行われる。
【0051】
カウンタkがLよりも大きい場合、つまり、全ての調整ユニットの値Rkが測定された場合、装置は、ステップ440で、目標抵抗RSを以下の式によって算出する。
【0052】
【数3】
【0053】
特に有利には、目標抵抗RSが学習乃至適合化されて、場合によっては、揮発性記憶される。特に有利には、目標抵抗RSの検出は、所定の条件の下でしか行なわれない。特に有利には、電圧UBが所定の値である場合に限って検出を行うとよい。更に、負荷を流れる電流Iが、下側の限界値と上側の限界値との間に位置している場合に、抵抗が検出される。更に、有利には、目標抵抗は、所定の温度領域内でしか検出されない。
【0054】
つまり、抵抗の値は、選択された測定点での測定値と比較される。
【0055】
図5には、目標抵抗RSの検出が流れ図を用いて示されている。プログラムは、所定の条件の場合に、ステップ500で開始する。量n,I及びUの検出に続いて、ステップ520で、目標抵抗RSが以下の式によって算出される:
RS=n*U*K/I
目標抵抗RSの算出に続いて、値RSは、ステップ530で非揮発性記憶される。
【0056】
特に有利な構成では、抵抗値Rが分かっている場合に、実際に流れている電流Iが式:
I=n*U*K/R
によって算出される。そのようにして算出された電流Iと、この電流の目標値ISとの偏差から、誤差が推定される。この偏差が限界値よりも大きい場合には、誤差が検出される。
【0057】
この実施例では、オンオフ比nと電圧Uとの比が比較値と比較される。
【0058】
この際、図3に示されたようなステップが相応に先行している。その際、量R及び量RSは、量Iによって置換される。
【0059】
この際、抵抗が分かっている(Kenntnis)場合に電流が検査される。
【0060】
固定作動、即ち、電圧Uと目標電流Iとが一定値である場合、同様に、固定オンオフ比nが調整される。特に有利には、固定作動時に、測定されたオンオフ比nが、これまで測定されたオンオフ比と比較され、偏差がある場合には、誤差が検出される。
【0061】
その際、実際のオンオフ比と固定オンオフ比nSとの偏差が測定される。つまり、オンオフ比nは、比較値と比較される。固定オンオフ比nSは、有利には、先行のオンオフ比の関数として算出される。有利には、これは、最終測定に至るまでの各オンオフ比に亘って平均値を形成することによって行われる。
【0062】
相応の実施例は、図6に示されている。
【0063】
第1のステップ600では、カウンタがkを1にセットする。ステップ610では、オンオフ比nkが検出される。次のステップ620では、装置は、先行測定時の固定オンオフ比nSをオンオフ比nk、オンオフ比nk−1、並びに後続のオンオフ比の関数fとして算出する。
【0064】
ステップ630では、実際のオンオフ比nkと固定のオンオフ比nSとの偏差Δnが測定される。偏差Δnとして、nkとnSとの差の値が使用される。次の問い合わせ部640では、偏差Δnが限界値SWよりも大きいかどうか検査される。偏差Δnが限界値SWよりも大きい場合には、装置は、ステップ650で誤差を検出する。偏差Δnが限界値SWよりも大きくない場合には、ステップ600で、値nk−1が値kで上書きされ、続いてステップ610で新たな値nkが検出される。
【0065】
特に簡単な実施例では、種々のパラメータに基づいて、オンオフ比用の値nSが設けられる。この値と実際のオンオフ比nkとが比較される。両値に限界値以上の偏差がある場合には、誤差が検出される。つまり、簡単な実施例では、ステップ610がなく、ステップ620で、固定値Sが有利にはメモリから読み出される。
【0066】
特に有利には、量K、つまり、電流Iと抵抗R及び電圧Uとの関係での非直線性が考慮される。これは、特に、図3の方法では有利である。
【0067】
非直線回路素子が負荷回路内に含まれている場合(例えば、負荷Lの誘導性)、電流は、非直線時間経過特性を有し、この経過特性は、先ず第1に、オンオフ比と給電電圧UBとに依存する。この場合には、上述の式:
R=UB*n*K/I
が成立する。その際、値Kは、補正係数である。通常作動状態では、電流の値は、極めて目標値に相当しているので、この値は、よく分かっている。オンオフ比n及び値Uに相応する給電電圧UBは、マイクロコントローラ110には分かっており、乃至マイクロコントローラ110によって評価される。補正係数Kが分かっている場合には、各負荷回路の全抵抗は算出することができる。
【0068】
本発明によると、補正係数Kは、オンオフ比n及び給電電圧UBに依存することが分かった。補正係数UBの、オンオフ比への依存度は、任意の関数F(n)を用いて近似することができる。特に適切なものとしては、対数を用いるとよい。と言うのは、対数は、実際の依存度に最も近いからである。その際、以下の式が成立する:
K=A+B*F(n)
その際、量A及びBは、給電電圧UBに依存する所定のパラメータである。
【0069】
関数F(n)は、量Xによって置換されるので、補正係数Kに対しては、式
K=A+B*X
が成立する。量A及びBに対しては、その際、関係:
A=m1*UB+C1
B=m2*UB+C2
が成立する。量m1,m2,C1及びC2は、例えば、以下の値をとりうる定数である。
【0070】
m1=0.0101416*Uv/Volt
m2=−0.101506927*Uv/Volt
C1=0.94974807
C2=0.3592326
定数Kに対しては、従って、関係:
K=m1*UB+C1+(m2*UB+C2)*F(n)
補正係数Kは、給電電圧UB、オンオフ比n及び少なくとも1つの定数に依存して設けられる。有利には、任意の関数F(n)に対しては、自然対数ln(n)を用いることができる。
【0071】
調整回路の抵抗Rは、余計な電流測定なしに、各作動点に対して、オンオフ比nと給電電圧UBの関数として算出することができる。これは、殊に、電流の実際値及び目標値が極めて一致しているという前提下で成立する。
【0072】
R=UB*n*(m1*UB+C1+(m2*UB+C2)*F(n))/I目標値と実際の電流とに偏差がある場合には(つまり、測定抵抗の誤作動の場合)、抵抗値Rを決めることはできない。測定抵抗が変化すると、算出された値は逆方向に変化する。しかし、これは、誤差検出のために使用することができる。値が許容帯域を超過すると、誤差関数が形成される。
【0073】
自然対数が利用できない場合には、関数ln(n)を、所定の値領域に対して、巾級数によって近似することができる。
【0074】
等価的に、ln(n)の値を、基準位置でのテーブルの値を最重要作動点において補間することによって求めることもできる。評価関数が精度要求にとって十分でない場合には、対数の代わりに、他の関数を用いてもよい。
【0075】
問題となる負荷の量m1,m2,C1及びC2を制御装置内に記憶させて、許容帯域プログラミング(Bandendeprogrammierung)の使用タイプに応じて選択することができる。
【0076】
系電流の調整(例えば、ハイブリッド制御装置)の場合、同時に、補正係数パラメータを装置毎に個別に、オンオフ比を測定することによって、種々の給電電圧の元で電流を検出し、記憶装置内に記憶することができる。
【0077】
【発明の効果】
本発明の手段を用いると、簡単な方法且つ簡単な装置が所望される際に、電流調整段の自己診断時の検査精度を著しく改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置のブロック接続図
【図2】本発明の方法の説明に供する流れ図
【図3】本発明の方法の説明に供する流れ図
【図4】本発明の方法の説明に供する流れ図
【図5】本発明の方法の説明に供する流れ図
【図6】本発明の方法の説明に供する流れ図
【符号の説明】
100 第1の電流調整段
101 第2の電流調整段
109 第3の電流調整段
120 負荷回路
130 信号形成回路
140 電流調整器
Claims (10)
- 少なくとも2つの電流調整段(100,101,109)の監視方法であって、前記電流調整段(100,101,109)は、各々1つの電気負荷(L)に対応して設けられており、且つ、各々少なくとも1つのスイッチング手段(S)と電流調整器(140)を有しており、前記電気負荷(L)には前記スイッチング手段(S)のオンオフ比(n1,n2,nl)によって決められる電流が流されており、前記電流は、前記電流調整器(140)によって所定目標値(I1;I2;Il)に調整される監視方法において、
各電流調整段の1つ(100)のスイッチング手段(S)のオンオフ比(n1)と、対応して設けられた負荷(L)を流れる電流の所定目標値(I1)との比(V p )を形成し、それ以外の各電流調整段(101,109)の少なくとも1つの電流調整段の単数又は複数のスイッチング手段(S)の単数又は複数のオンオフ比(n2,nl)と、前記対応して設けられた前記負荷(L)を流れる前記電流の前記所定目標値(I2;Il)との基準比(VR)を形成し、監視のため、前記比(V p )を前記基準比(VR)と比較し、許容偏差(ε)より大きな偏差があった場合には、誤差を検出することを特徴とする監視方法。 - 基準比(VR)を、各オンオフ比と前記それ以外の各電流調整段(101,109)の各目標値とから形成する請求項1記載の方法。
- 少なくとも2つの電流調整段(100,101,109)の監視方法であって、前記電流調整段(100,101,109)は、各々1つの電気負荷(L)に対応して設けられており、且つ、各々少なくとも1つのスイッチング手段(S)と電流調整器(140)を有しており、前記電気負荷(L)には前記スイッチング手段(S)のオンオフ比(n1,n2,nl)によって決められる電流が流されており、前記電流は、前記電流調整器(140)によって所定目標値(I1;I2;Il)に調整される監視方法において、
各電流調整段の1つ(100)のスイッチング手段(S)のオンオフ比(n1)と、対応して設けられた負荷(L)を流れる電流の所定目標値(I1)との比(V p )を形成し、基準比(VR)を、全ての電流調整段(100,101,109)のオンオフ比の和と前記全ての電流調整段(100,101,109)の各目標値の和とから形成し、監視のため、前記比(V p )を前記基準比(VR)と比較し、許容偏差(ε)より大きな偏差があった場合には、誤差を検出することを特徴とする監視方法。 - 少なくとも2つの電流調整段(100,101,109)の監視方法であって、前記電流調整段(100,101,109)は、各々1つの電気負荷(L)に対応して設けられており、且つ、各々少なくとも1つのスイッチング手段(S)と電流調整器(140)を有しており、前記電気負荷(L)には前記スイッチング手段(S)のオンオフ比(n1,n2,nl)によって決められる電流が流されており、前記電流は、前記電流調整器(140)によって所定目標値(I1;I2;Il)に調整される監視方法において、
各電流調整段の1つ(100)のスイッチング手段(S)のオンオフ比(n1)と、対応して設けられた負荷(L)を流れる電流の所定目標値(I1)との比(V p )を形成し、基準比(VR)を、全ての電流調整段のオンオフ比の和と、検査すべき電流調整段の値を除く、前記全ての電流調整段の各目標値の和とから形成し、監視のため、前記比(V p )を前記基準比(VR)と比較し、許容偏差(ε)より大きな偏差があった場合には、誤差を検出することを特徴とする監視方法。 - オンオフ比(n1,n2,nl)を、電流の目標値(I1,I2,I1)と、負荷(L)を流れる電流の実際値との比較に依存して設定することができる
請求項1〜4までのいずれか1記載の方法。 - 電流値I、抵抗値Rと電圧Uとの間の関連での非直線性を、理想的な制御と非直線構成部品の影響による偏差に基づく非直線性を考慮する補正係数Kを用いて、nをオン/オフ比として、式I=U*n*K/Rにより考慮する
請求項1〜5までのいずれか1記載の方法。 - 補正係数Kを、量m1,m2,C1,C2を定数とし、UBを電圧値とし、nをオンオフ比とし、F(n)を自然対数ln(n)として、式K=m1*UB+C1+(m2*UB+C2)*F(n))により算出する
請求項6記載の方法。 - 少なくとも2つの電流調整段(100,101,109)の監視用の装置であって、前記電流調整段(100,101,109)は、各々1つの電気負荷(L)に対応して設けられており、且つ、各々、少なくとも1つのスイッチング手段(S)と電流調整器(140)を有しており、前記負荷(L)には、前記スイッチング手段(S)のオンオフ比(n1,n2,n1)によって決められる電流が流れることができ、前記電流は、電流調整器(140)によって目標値(I1,I2,I1)に調整可能である監視用装置において、
各電流調整段(100)の1つのスイッチング手段(S)のオンオフ比(n1)と、対応して設けられた負荷(L)を流れる電流の目標値(I1)との比(V p )を形成するための手段が設けられており、それ以外の各電流調整段(101,109)の少なくとも1つの電流調整段の単数又は複数のスイッチング手段(S)の単数又は複数のオンオフ比(n2,n1)と、対応して設けられた前記負荷(L)を流れる前記電流の前記目標値(I2,I1)との間の基準比(VR)を形成するための手段が設けられており、監視のために、前記比(V p )を前記基準比(VR)と比較するための手段が設けられており、許容偏差(ε)より大きな偏差があった場合には、誤差を検出するための手段が設けられていることを特徴とする監視用装置。 - 少なくとも2つの電流調整段(100,101,109)の監視用の装置であって、前記電流調整段(100,101,109)は、各々1つの電気負荷(L)に対応して設けられており、且つ、各々、少なくとも1つのスイッチング手段(S)と電流調整器(140)を有しており、前記負荷(L)には、前記スイッチング手段(S)のオンオフ比(n1,n2,n1)によって決められる電流が流れることができ、前記電流は、電流調整器(140)によって目標値(I1,I2,I1)に調整可能である監視用装置において、
各電流調整段(100)の1つのスイッチング手段(S)のオンオフ比(n1)と、対応して設けられた負荷(L)を流れる電流の目標値(I1)との比(V p )を形成するための手段が設けられており、基準比(VR)を、全ての電流調整段(100,101,109)のオンオフ比の和と前記全ての電流調整段(100,101,109)の各目標値の和との比から形成するための手段が設けられており、監視のために、前記比(V p )を前記基準比(VR)と比較するための手段が設けられており、許容偏差(ε)より大きな偏差があった場合には、誤差を検出するための手段が設けられていることを特徴とする監視用装置。 - 少なくとも2つの電流調整段(100,101,109)の監視用の装置であって、前記電流調整段(100,101,109)は、各々1つの電気負荷(L)に対応して設けられており、且つ、各々、少なくとも1つのスイッチング手段(S)と電流調整器(140)を有しており、前記負荷(L)には、前記スイッチング手段(S)のオンオフ比(n1,n2,n1)によって決められる電流が流れることができ、前記電流は、電流調整器(140)によって目標値(I1,I2,I1)に調整可能である監視用装置において、
各電流調整段(100)の1つのスイッチング手段(S)のオンオフ比(n1)と、対応して設けられた負荷(L)を流れる電流の目標値(I1)との比(V p )を形成するための手段が設けられており、基準比(VR)を、全ての電流調整段のオンオフ比の和と、検査すべき電流調整段の値を除く、前記全ての電流調整段の各目標値の和との比から形成するための手段が設けられており、監視のために、前記比(V p )を前記基準比(VR)と比較するための手段が設けられており、許容偏差(ε)より大きな偏差があった場合には、誤差を検出するための手段が設けられていることを特徴とする監視用装置。
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