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JP4296355B2 - 金属粉末焼結部品の製造方法 - Google Patents

金属粉末焼結部品の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、金属粉末に光ビームの照射を行なって造形する金属粉末焼結部品の製造方法に関する。
従来から、金属粉末で形成した粉末層に光ビームを照射し、粉末層を溶融して焼結層を形成し、その焼結層の上に新たな粉末層を形成して光ビームを照射することを繰り返して金属粉末焼結部品を製造する製造装置が知られている。図18に、このような金属粉末焼結部品製造装置の一構成を示す。金属粉末焼結部品製造装置101は、金属粉末111を供給する材料タンク121と、粉末層112が敷かれる造形プレート123と、造形プレート123を保持し、上下に昇降する造形テーブル124と、材料タンク121の金属粉末111を造形プレート123の上に敷くワイパ126と、光ビームLを発振する光ビーム発振器131と、光ビーム発振器131からの光ビームLを粉末層112に照射し走査する走査ヘッド137と、金属粉末焼結部品製造装置の動作を制御する制御部105を備えている。
走査ヘッド137は、光ビームLを集光する集光レンズ138と、光ビームLを反射する回転自在な2枚の走査ミラー134と、走査ミラー134の回転の角度制御を行うスキャナ135とを備えている。制御部105は、光ビーム発振器131に光ビームLを発振させ、発振された光ビームLを集光レンズ138によって集光する。そして、スキャナ135によって走査ミラー134を回転させ、集光された光ビームLを走査ミラー134によって反射して粉末層112に照射し、金属粉末111を焼結させ焼結層113を形成する。
しかし、このような金属粉末焼結部品製造装置においては、照射高さが一定なので、光ビームLの走査精度を調整することができない。図19は照射高さと照射面積の関係を示す。照射高さを高さH2から高さH1にすると、走査ミラー134の回転による照射位置の変化が小さくなるので、光ビームLの走査精度が良くなる。一方、照射高さを高さH1から高さH2にすると、光ビームLの走査精度は悪くなるが、走査速度は速くなる。
また、プロッタ式の金属粉末焼結部品製造装置が知られている。図20に、このような金属粉末焼結部品製造装置の一構成を示す。金属粉末焼結部品製造装置201は光ビームLを発振する光ビーム発振器231と、光ビームLを反射する2枚のX反射ミラー232、Y反射ミラー233と、反射された光ビームLを集光する光学部234と、粉末層212が敷かれた造形タンク225と、X反射ミラー232をX方向に移動させるX移動軸235と、Y反射ミラー233をY方向に移動させるY移動軸236と、を備えている。光ビーム発振器231から発振された光ビームLは、X反射ミラー232とY反射ミラー233とによって反射し、光学部234によって集光されて粉末層212に照射し、X移動軸235とY移動軸236によって粉末層212上を走査する。
しかし、このような金属粉末焼結部品製造装置201においては、光ビームLの走査精度が悪い。図21は、光ビーム発振器231からの光ビームLの照射角度と、照射位置の関係を示す。光ビームLの光軸長が長いので、光ビーム発振器231からの光ビームLの照射角度が少しずれるだけで、照射位置の誤差が大きく、走査精度は悪い。図22は、X反射ミラー232の移動方向と光ビームLの光軸とのズレと、照射位置の関係を示す。X反射ミラー232の移動方向が光ビームLの光軸と少しずれるだけで、移動距離が長くなるほど照射位置の誤差が大きく、走査精度は悪い。Y反射ミラー233の移動方向が光ビームLの光軸とずれても、照射位置の誤差は大きくなる。
また、光ビーム発振器と光ビームを照射する走査ヘッドとが、粉末層と平行な1方向に移動して光ビームを走査する金属粉末焼結部品製造装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に示されるような金属粉末焼結部品製造装置においても、照射高さは一定なので、光ビームの照射精度を調整することができない。
特開2004−122489号公報
本発明は、上記問題を解消するものであり、照射面積が広く、かつ光ビームの走査精度が良い金属粉末焼結部品の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、造形プレートに金属粉末を供給して粉末層を形成する粉末層形成手段と、前記粉末層形成手段により形成された粉末層の所定の箇所に光ビームを照射して該粉末層を焼結させ焼結層を形成する光ビーム照射手段と、前記各手段の動作を制御する制御部と、を備え、前記粉末層の形成と、前記焼結層の形成とを繰り返すことにより複数の焼結層が一体化した造形物を形成して三次元形状の金属粉末焼結部品を製造する製造装置を用いた金属粉末焼結部品の製造方法であって、前記光ビーム照射手段は、前記光ビームを反射して走査する少なくとも2枚の角度制御できる走査ミラーを有する走査ヘッドを備え、前記走査ヘッドは前記光ビームの照射平面に対して法線方向に移動するものであり、前記照射平面を複数の造形領域に分割し、この分割された各造形領域に順に光ビームを照射させ、前記分割は、照射平面の下に形成されている焼結層の各造形領域間の境界と、前記照射平面の各造形領域間の境界とが重ならないように行うものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の金属粉末焼結部品の製造方法おいて、前記走査ヘッドは、さらに前記照射平面に対して平行ないずれの方向にも移動するものである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の金属粉末焼結部品の製造方法おいて、前記造形物の形成の途中に、該造形物の表面部の表層及び不要部分を少なくとも1回以上繰り返して切削する切削手段を備え、前記切削手段は、前記照射平面に対して平行な方向と法線方向とに移動するミーリングヘッドを有し、前記走査ヘッドは、前記ミーリングヘッドを移動させるミーリングヘッド移動手段によって移動するものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の金属粉末焼結部品の製造方法おいて、前記制御部は、前記走査ヘッドが前記照射平面に最も近い照射高さに位置する場合の光ビームの照射位置及び集光径を設定値に補正する第1の補正データと、前記走査ヘッドが前記照射平面から最も遠い照射高さに位置する場合の光ビームの照射位置及び集光径を設定値に補正する第2の補正データとを有し、前記走査ヘッドが任意の照射高さに位置するときの補正データを、前記第1の補正データ及び第2の補正データから補間して算出し、この算出した補正データを用いて光ビームを照射するものである。
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の金属粉末焼結部品の製造方法おいて、前記走査ヘッドは、造形物表面部分には、前記照射平面に近い位置から光ビームを照射し、造形物中心部分には、前記照射平面から遠い位置から光ビームを照射するものである。
請求項6の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の金属粉末焼結部品の製造方法おいて、前記制御部は、予め定められた複数の照射高さから、光ビームの照射位置及び集光径を設定値に補正するそれぞれの照射高さに応じた補正データに基づいて前記走査ヘッドに光ビームを照射させるものである。
請求項7の発明は、請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の金属粉末焼結部品の製造方法おいて、前記照射平面を複数の造形領域に分割し、この分割された各造形領域の内で、互いに隣接しない造形領域に順に光ビームを照射させるものである。
請求項8の発明は、請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の金属粉末焼結部品の製造方法おいて、前記照射平面を、造形される造形物の中心部分、表面部分、及び前記中心部分と表面部分の間の中間部分の各々に対応する構成領域に区分し、これら区分された各構成領域をさらに複数の造形領域に分割し、この分割された各造形領域の内で、互いに隣接しない造形領域に順に光ビームを照射させるものである。
請求項1の発明によれば、走査ヘッドが照射平面に対して法線方向に移動し、照射高さを変えることができるので、走査ヘッドの照射高さを変えて、光ビームの走査精度を調整することができる。また、走査ヘッドの照射高さを変えて、光ビームの集光径を調整することができる。また、照射平面の下に形成されている焼結層の各造形領域間の境界と、前記照射平面の各造形領域間の境界とが重ならないように照射平面が分割されているので、造形物の各造形領域間の強度が強くなる。
請求項2の発明によれば、走査ヘッドが照射平面に対して平行に移動するので照射面積を広くすることができ、大きな金属粉末焼結部品を製造することができる。また、照射高さが低くてよいので、光ビームの走査精度が良く、造形物の表面切削量が少なくなり、加工時間が短縮される。
請求項3の発明によれば、走査ヘッドをミーリングヘッドに固定させて移動させるので、金属粉末焼結部品の製造装置の構成が簡単になり、低コストにすることができる。
請求項4の発明によれば、走査ヘッドの任意の照射高さにおける、光ビームの照射位置及び集光径を設定値に補正する補正データを容易に求めることができるので、光ビームの走査精度が良くなる。
請求項5の発明によれば、造形物表面部分は、照射平面に近い位置から光ビームを照射するので、光ビームの走査精度が良くなり、このため、造形物表面の切削量を少なくすることができるので、切削時間が短くなり加工時間が短縮される。また、造形物中心部分は走査精度が低く焼結密度も低くてよいので、照射平面に遠い位置から照射し、走査速度を速くすることができ、加工時間を短縮することができる。
請求項6の発明によれば、予め定められた複数の照射高さから光ビームを照射するので、造形物の走査精度や走査速度の必要性に応じて光ビームの照射条件を容易に変えることができ、加工時間が短縮される。
請求項7の発明によれば、互いに隣接しない造形領域に順に光ビームを照射するので、焼結熱の熱溜まりが造形物に発生せず、造形物の熱歪を防ぎ、造形物の加工精度が良くなる。
請求項8の発明によれば、照射平面が複数の造形領域に分割されており、造形領域に応じた照射高さにすることができるので、造形物の表面部分の照射高さを低くすることにより、表面部分の走査精度が良くなる。また、互いに隣接しない造形領域に順に光ビームを照射するので、焼結熱の熱溜まりが造形物に発生せず、造形物の熱歪が防がれる。これらにより、大きな造形物を高精度に造形することができる。
本発明の製造方法に係る金属粉末焼結部品製造装置(以下、本装置と記す)について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1及び図2は、第1の実施形態に係る本装置の構成を示し、図3は本装置における走査ヘッドの光学カバーを取り外した光ビーム照射部の構成を示している。本装置1は、金属粉末11を供給して粉末層12を形成する粉末層形成部(粉末層形成手段)2と、粉末層形成部2により形成された粉末層12の所定の箇所に光ビームを照射して粉末層12を焼結させ焼結層13を形成する光ビーム照射部(光ビーム照射手段)3と、焼結層13が積層一体化された三次元形状の造形物を切削する切削部(切削手段)4と、各部の動作を制御する制御部5と、を備えている。本明細書においては、金属粉末焼結部品の製造工程中における形態を造形物とよんでいる。
粉末層形成部2は、金属粉末を供給する材料タンク21と、材料タンク21の金属粉末を上昇させる材料テーブル22と、粉末層12が敷かれる造形プレート23と、造形プレート23を保持し、上下に昇降する造形テーブル24と、造形テーブル24を囲む造形タンク25と、材料タンク21の金属粉末を造形プレート23の上に敷くワイパ26と、ワイパ26を移動させるワイパ移動軸27を有している。光ビーム照射部3は、光ビームを発振する光ビーム発振器31と、発振された光ビームLを送る光ファイバ32と、集光レンズ(図示なし)等を有して光ファイバ32から受けた光ビームLを粉末層に集光する光学部33とを有している。光ビーム発振器31は、例えば、炭酸ガスレーザやYAGレーザ、ファイバーレーザの発振器である。光ビーム照射部3は、また、光学部33からの光ビームLを反射する回転自在な2枚の走査ミラー34と、走査ミラー34の回転の角度制御を行うスキャナ35とを備えている。制御部5は、スキャナ35を介して走査ミラー34の回転角度を調整し、光ビームLを粉末層12の上を走査する。光学部33、走査ミラー34、スキャナ35は光学カバー36によって覆われており、光学カバー36と共に走査ヘッド37を構成している。
走査ヘッド37は、走査ヘッド37zによって光ビームの照射平面に対し法線方向に移動する。切削部4は、造形物を切削する切削工具41と切削工具41を回転保持するミーリングヘッド42を備えている。ミーリングヘッド42はミーリングヘッドZ軸42zに固定されており、ミーリングヘッドZ軸42z、ミーリングヘッドX軸42x及びミーリングヘッドY軸42yによって、光ビームの照射平面に対して法線方向及び平行な方向に移動する。ミーリングヘッドZ軸42z、ミーリングヘッドX軸42x及びミーリングヘッドY軸42yは、ミーリングヘッド移動部(ミーリングヘッド移動手段)43を構成する。光ビームの照射平面はチャンバ(図示せず)によって覆われており、チャンバ内は金属粉末が酸化しないように、例えば窒素ガスのような不活性ガスによって満たされている。不活性ガスの供給は、チャンバ内の酸素濃度等を測定することにより管理される。
このように構成された本装置1の動作について説明する。図4(a)乃至(c)は、この動作の時系列状態を示す。最初に、造形プレート23の上面と造形タンク25の上面との段差が長さΔtになるように、造形テーブル24を下降させ、ワイパ26によって材料テーブル22上の金属粉末11を造形プレート23上に供給し、粉末層12を形成する(図4(a))。
続いて、走査ヘッド37は、走査ミラーを回転させて、光ビームLを粉末層12に走査させ、粉末層12を溶融し、焼結層13を形成する(図4(b))。続いて、走査ヘッド37は、図4(a)及び(b)の動作を繰り返して粉末層12と焼結層13の形成を繰り返し、焼結層13を積層する。焼結層13が所定の厚みになると、ミーリングヘッド42の切削工具41によって造形物の表面部の表層及び不要部分を切削する(図4(c))。このような動作を繰り返して、金属粉末焼結部品を製造する。
図5(a)及び(b)は、走査ヘッド37の照射高さHと光ビームLの走査精度の関係を示す。図5(a)は走査ヘッド37の照射高さHが高い場合を示し、図5(b)は照射高さHが低い場合を示す。走査ヘッド37から照射される光ビームLが同一角度θ振れた場合、照射高さHが高い方が光ビームLの振幅幅は大きくなるので、光ビームLの走査精度は悪くなる。
このように走査ヘッド37の照射高さを変えることにより、光ビームLの走査精度を変えることができる。高い走査精度が必要な場合には、走査ヘッド37の照射高さHを低くし、走査精度が必要でない場合には、走査ヘッド37の照射高さHを高くして光ビームLを照射する。
図6(a)乃至(c)は、走査ヘッド37の照射高さHと、光ビームLの集光径Dとの関係を示す。図6(a)は、走査ヘッド37の照射高さHが標準よりも高い場合の集光径Dを、図6(b)は照射高さHが標準の場合の集光径Dを、図6(c)は、照射高さHが標準よりも低い場合の集光径Dを示す。照射高さHが標準よりも高い場合には、照射高さHが標準の場合よりも集光径Dは大きくなり、照射高さHが標準よりも低い場合には、照射高さHが標準の場合よりも集光径Dは小さくなる。集光レンズ等の条件を同一のままで、照射高さHを変えることにより、集光径Dを容易に調整することができる。このように、造形物の必要に応じて照射高さHを変えることにより、光ビームLの走査精度と集光径を容易に調整することができるので、加工時間を短縮することができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係る本装置について図7を参照して説明する。図7は本装置の構成を示す。図7において、前述の実施形態と同一の構成物には同一番号を付し、説明を略す(以下、同様)。本実施形態の本装置1は、第1の実施形態の構成に加えて光ビームの照射平面に平行でX方向に移動する走査ヘッドX軸37xと、照射平面に平行でY方向に移動する走査ヘッドY軸37yを備えている。走査ヘッドZ軸37zは走査ヘッドY軸37yに接続されており、走査ヘッド37は走査ヘッドZ軸37zに保持されている。この構成により、走査ヘッド37は、照射平面に対して法線方向のみならず、照射平面に対して平行な方向にも移動することができる。
本装置1においては、走査ヘッド37を照射平面に対して平行な方向に移動させることができるので、走査ヘッド37と照射平面との距離が近いままで、大きな面積の走査が可能になり、大きな金属粉末焼結部品を製造できる。走査ヘッド37と照射平面との距離が近いので、光ビームLの走査精度が悪くならず、造形物の寸法精度が良い。造形物の寸法精度が良いので、切削工具41による切削量が少なくなり、切削時間が短くなって加工時間が短縮される。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態に係る本装置について図面を参照して説明する。図8は、本装置1の構成を示す。本実施形態において走査ヘッド37はミーリングヘッド42に固定されている。走査ヘッド37はミーリングヘッドX軸42x、ミーリングヘッドY軸42y、及びミーリングヘッドZ軸42zによって、光ビームの照射平面に対して平行な方向と法線方向に移動する。
このように走査ヘッド37をミーリングヘッド42に固定させて移動させるので、走査ヘッド37を移動させるための走査ヘッドX軸、走査ヘッドY軸、及び走査ヘッドZ軸が不要となり、本装置の構成が簡単になり、低コストにすることができる。また、走査ヘッド37は、造形物の表面部等の切削中は不要なので、切削動作を開始する前にミーリングヘッド42から取り外し、切削動作が終了して光ビームLを照射する前にミーリングヘッド42に取り付けてもよい。このように、切削動作中に走査ヘッド37を取り外すことにより、切削動作中のミーリングヘッド42の急激な加速度運動によって走査ヘッド37が故障する虞が少なくなる。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態に係る本装置について図面を参照して説明する。図9(a)及び(b)は走査ヘッド37からの光ビームの照射状態を示し、図9(a)は照射高さHが最も高い状態を、図9(b)は、照射高さHが最も低い状態を示す。本実施形態における本装置の構成は第2の実施形態と同等である。本装置の制御部は、走査ヘッド37の照射高さHを変更して光ビームLを照射するときは、走査ヘッド37の照射高さHに応じて、光ビームLの照射位置及び集光径Dを設定値に補正しなければならない。照射位置の補正は走査ミラー34の回転角度によって行い、集光径Dの補正は光学部33内の集光レンズの位置等によって行う。
本実施形態においては、照射高さHが最も高い位置と最も低い位置での、照射位置の補正データ(ΔX、ΔY)と集光径の補正データ(ΔZ)を求める。照射高さHが最も高い位置での補正データを第1の補正データとし、照射高さHが最も低い位置での補正データを第2の補正データとする。この補正は、照射面積Rと集光径を同一にして行う。そして、走査ヘッド37の任意高さHにおける補正データを、その高さに応じて、第1の補正データ及び第2の補正データから補間して求める。例えば、第1の補正データのΔXが0.1mmで、第2の補正データのΔXが0.2mmである場合、照射高さが最も高い位置と最も低い位置のちょうど中間であるときのΔXの補正データは0.15mmとなる。このように、走査ヘッド37の任意の照射高さHにおける、光ビームLの照射位置及び集光径を設定値に補正する補正データを容易に求めることができるので、光ビームLの走査精度が良くなる。
(第5の実施形態)
本発明の第5の実施形態に係る本装置について図面を参照して説明する。図10は造形物の垂直断面を示す。本実施形態における本装置の構成は第2の実施形態と同等である。本実施形態においては、光ビームの照射を次のように行う。造形物14を表面部分V1、中心部分V3、及び表面部分と中心部分の間の中間部分V2の構成領域に区分する。そして、焼結密度をそれぞれの構成領域で変え、表面部分V1では98%以上、中間部分V2では70〜90%、中心部分V3では60〜80%とする。焼結密度は、光ビームの集光径によって変化させることができる。
表面部分V1は造形後の表面切削量を少なくするために、高精度に走査する必要があるので照射高さを低くする。そして、照射高さを低くし集光径を小さくすることにより、面積当たりの照射エネルギが大きくなるので、焼結密度が高くなる。中心部分V3は、照射位置がずれても造形物の寸法精度に影響がなく、走査精度は低くてもよいので、照射高さを高くする。そして、照射高さを高くし集光径を大きくすることにより、面積当たりの照射エネルギが小さくなるので、焼結密度が低くなる。また、照射高さが高いので、走査ミラーの回転角速度が、照射高さが低い場合と同じでも、光ビームの走査速度は速くなり、焼結密度を低くすることができる。そして、中間部分V2を照射する場合は、表面部分V1を照射する照射高さと中心部分V3を照射する照射高さとの間の照射高さで照射する。焼結密度は、また、レーザ出力、走査速度、走査ピッチ、によって変化させてもよい。
このように、造形物表面部分は、照射高さを低くして照射するので、光ビームの走査精度が良い。走査精度が良いと表面の切削量が少なくなるので、切削時間が短くなり加工時間が短縮される。また、造形物中心部分は走査精度が低く、焼結密度も低くてよいので、照射高さを高くして走査速度を早くすることができ、加工時間を短縮することができる。
(第6の実施形態)
本発明の第6の実施形態に係る本装置について図11を参照して説明する。図11(a)乃至(c)は走査ヘッド37からの光ビームの照射状態を示す。本実施形態における本装置の構成は第2の実施形態と同等である。本実施形態においては、複数の照射高さを予め定めておき、それぞれの照射高さに応じた補正データに基づいて前記走査ヘッドに光ビームを照射させる。図11は照射高さを3水準定めた場合の例を示し、図11(a)は、照射高さHが高い場合の、図11(b)は、照射高さHが中位の場合の、図11(c)は、照射高さHが低い場合の照射状態を示す。それぞれの照射高さでの、照射位置の補正データ(ΔX、ΔY)と集光径の補正データ(ΔZ)を求める。この補正は、照射面積Rと集光径を同一にして行う。そして、照射速度を早くする場合には高い位置で、高い照射精度が必要な場合には低い位置で、通常の照射条件でよい場合には中位の高さの位置で光ビームを照射する。
このように、予め定められた複数の照射高さから光ビームを照射するので、造形物の走査精度や走査速度の必要性に応じて光ビームの照射条件を容易に変えることができ、加工時間を短縮することができる。
(第7の実施形態)
本発明の第7の実施形態に係る本装置について図12を参照して説明する。図12は照射平面の平面視を示す。照射平面が複数の造形領域に分割されている。造形領域中の数字は、説明のために付した造形領域の番号である。本実施形態では照射平面を複数の造形領域に分割し、この分割された各造形領域の内で、互いに隣接しない造形領域に走査ヘッドを順に走査ヘッドX軸及び走査ヘッドY軸によって移動させ、走査ミラーを回転させて光ビームを造形領域に走査する。図12の照射平面では、例えば造形領域の番号1,5,3,4,2,6の順に繰り返して光ビームの照射を行う。互いに隣接しない造形領域に順に光ビームを照射するので、焼結熱の熱溜まりが造形物に発生せず、造形物の熱歪を防ぎ、造形物の寸法精度が良くなる。
次に、第7の実施形態の第1の変形例について図面を参照して説明する。図13(a)は照射平面の平面視を示し、図13(b)は造形物の垂直断面を示す。図13(a)中の造形領域中の数字は、説明のために付した造形領域の番号である。本変形例では、照射平面を複数の造形領域に分割し、この分割された造形領域に走査ヘッドを順に移動させて光ビームを造形領域に走査する。そして、この分割は、照射平面の下に形成されている焼結層の各造形領域間の境界と、これから光ビームを照射する照射平面の各造形領域間の境界とが重ならないように行う。図13(a)及び(b)では、造形領域の番号1,3,2,4の順に繰り返して光ビームの照射を行うが、各造形領域間の境界は、図13(b)に示すように、重なる上下の焼結層で位置が異なり、境界が上下の焼結層で重ならない。
図14は、光ビーム照射の時系列状態を示す。図中の粉末層12を一点鎖線で区分した領域の数字は、説明のために付した造形領域の番号である。走査ヘッド37は最初、造形領域1上に位置し、造形領域1に光ビームを照射する(図14(a))。続いて、走査ヘッド37は造形領域3上に移動し、造形領域3に光ビームを照射する(図14(b))。続いて、同様に造形領域2、4に光ビームを照射し、第1層を焼結する(図14(c)、(d))。続いて、第2層の造形領域1に照射を行うが、このとき、造形領域1と造形領域2との境界の位置を第1層での境界の位置とはずらして光ビームを照射する(図14(e))。続いて、走査ヘッド37は造形領域3上に移動し、第1層での境界の位置とはずらして造形領域3に光ビームを照射する(図14(f))。続いて、同様に造形領域2、4に光ビームを照射し、第2層を焼結する(図14(g)、(h))。
図15(a)は、このようにして形成した造形物14の構成を、図15(b)は、各焼結層の造形領域の境界を揃えた場合の造形物14の構成を示す。このように、照射平面の下に形成されている焼結層の各造形領域間の境界と、照射平面の各造形領域間の境界とが重ならないように照射平面が分割されているので、造形物の造形領域間の強度が強くなる。
次に、第7の実施形態の第2の変形例について説明する。図16(a)は造形物の水平断面を、図16(b)は造形物の垂直断面を示し、図16(c)は造形物の造形領域の一部分を分離して示す。図中の造形領域中の数字は、説明のために付した造形領域の番号である。本変形例では、照射平面を造形される造形物の中心部分、表面部分、及び中心部分と表面部分の間の中間部分の各々に対応する構成領域に区分し、これら区分された各構成領域をさらに複数の造形領域に分割している。そして、第7の実施形態と同様に、この分割された各造形領域の内で、互いに隣接しない造形領域に走査ヘッドを順に移動させ、走査ミラーを回転させて光ビームを造形領域に走査する。互いに隣接しない造形領域に順に光ビームを照射するので、焼結熱の熱溜まりが造形物に発生せず、造形物の熱歪が防がれて、造形物の寸法精度が良くなる。
本変形例では、光ビームの照射を、例えば造形領域の1,6,9,2,8,10,4,7,12,3,5,11の順に繰り返して行なう。そして、焼結密度をそれぞれの構成領域で変え、表面部分は98%以上、中間部分は70〜90%、中心部分は60〜80%とする。光ビームの照射高さは、上述した第5の実施形態と同様に、表面部分は照射高さを低くし、中心部分は照射高さを高くし、中間部分は中位の照射高さにする。これにより、表面部分は照射高さが低いので、走査精度が良く、集光径が小さくなって焼結密度が高くなる。また、中心部分は、照射高さが高いので走査速度を速くし、焼結密度が低くなる。このように、造形物の熱歪が防がれ、造形物表面部分の光ビームの走査精度が良いので、大きな造形物を高精度に造形することができる。
この第2の変形例において、構成領域間の境界を第1の変形例のように造形領域の分割を、照射平面の下に形成されている焼結層の各造形領域間の境界と、これから光ビームを照射する照射平面の各造形領域間の境界とが重ならないように行なってもよい。図17は、そのように分割した図16(c)の中心部分の造形領域3の形状を示す。造形領域3と他の造形領域との境界の位置が焼結層によって異なり、重なる上下の焼結層で境界が重ならない。この中心部の造形領域が隣接する中間部の造形領域に入り込んでいる部分の焼結密度は中心部の焼結密度にする。これにより、造形領域間の強度が増すので、造形物が強固になる。
なお、本発明は、上記各種実施形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、照射平面を覆うチャンバ内は真空雰囲気としてもよく、この場合においても、チャンバ内を不活性ガスで満たした場合と同等の効果を得ることができる。
本発明の第1の実施形態に係る本装置の斜視図。 同本装置の構成図。 同本装置の光ビーム照射部の斜視図。 同本装置における製造方法を時系列に示す図。 同本装置における照射高さと走査精度の関係を示す図。 同本装置における照射高さと集光径の関係を示す図。 本発明の第2の実施形態に係る本装置の構成図。 本発明の第3の実施形態に係る本装置の構成図。 本発明の第4の実施形態に係る本装置における光ビームの照射状態を示す図。 本発明の第5の実施形態に係る本装置における造形物の垂直断面図。 本発明の第6の実施形態に係る本装置における光ビームの照射状態を示す図。 本発明の第7の実施形態に係る本装置における照射平面の平面図。 (a)は同本装置の第1の変形例における照射平面の平面図、(b)は同変形例における造形物の垂直断面図。 同変形例における製造方法を時系列に示す図。 同変形例における造形物の斜視図。 (a)は本発明の第7の実施形態に係る本装置の第2の変形例における造形物の水平断面図、(b)は同造形物の垂直断面図、(c)は同造形物の斜視図。 同造形物の一部の斜視図。 従来の第1の本装置の構成図。 同本装置における光ビームの照射状態を示す図。 従来の第2の本装置の斜視図。 同本装置における光ビームの照射角度と、照射位置の関係を示す図。 同本装置における反射ミラーの移動方向のズレと、照射位置の関係を示す図。
符号の説明
1 金属粉末焼結部品製造装置
12 粉末層
13 焼結層
14 造形物
2 粉末層形成部(粉末層形成手段)
23 造形プレート
3 光ビーム照射部(光ビーム照射手段)
34 走査ミラー
37 走査ヘッド
4 切削部(切削手段)
42 ミーリングヘッド
43 ミーリングヘッド移動部(ミーリングヘッド移動手段)
5 制御部
L 光ビーム

Claims (8)

  1. 造形プレートに金属粉末を供給して粉末層を形成する粉末層形成手段と、前記粉末層形成手段により形成された粉末層の所定の箇所に光ビームを照射して該粉末層を焼結させ焼結層を形成する光ビーム照射手段と、前記各手段の動作を制御する制御部と、を備え、前記粉末層の形成と、前記焼結層の形成とを繰り返すことにより複数の焼結層が一体化した造形物を形成して三次元形状の金属粉末焼結部品を製造する製造装置を用いた金属粉末焼結部品の製造方法であって、
    前記光ビーム照射手段は、前記光ビームを反射して走査する少なくとも2枚の角度制御できる走査ミラーを有する走査ヘッドを備え、
    前記走査ヘッドは前記光ビームの照射平面に対して法線方向に移動するものであり、
    前記照射平面を複数の造形領域に分割し、この分割された各造形領域に順に光ビームを照射させ、
    前記分割は、照射平面の下に形成されている焼結層の各造形領域間の境界と、前記照射平面の各造形領域間の境界とが重ならないように行うことを特徴とする金属粉末焼結部品の製造方法。
  2. 前記走査ヘッドは、さらに前記照射平面に対して平行ないずれの方向にも移動することを特徴とする請求項1に記載の金属粉末焼結部品の製造方法。
  3. 前記造形物の形成の途中に、該造形物の表面部の表層及び不要部分を少なくとも1回以上繰り返して切削する切削手段を備え、
    前記切削手段は、前記照射平面に対して平行な方向と法線方向とに移動するミーリングヘッドを有し、
    前記走査ヘッドは、前記ミーリングヘッドを移動させるミーリングヘッド移動手段によって移動することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の金属粉末焼結部品の製造方法。
  4. 前記制御部は、前記走査ヘッドが前記照射平面に最も近い照射高さに位置する場合の光ビームの照射位置及び集光径を設定値に補正する第1の補正データと、
    前記走査ヘッドが前記照射平面から最も遠い照射高さに位置する場合の光ビームの照射位置及び集光径を設定値に補正する第2の補正データとを有し、
    前記走査ヘッドが任意の照射高さに位置するときの補正データを、前記第1の補正データ及び第2の補正データから補間して算出し、この算出した補正データを用いて光ビームを照射することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の金属粉末焼結部品の製造方法。
  5. 前記走査ヘッドは、造形物表面部分には、前記照射平面に近い位置から光ビームを照射し、造形物中心部分には、前記照射平面から遠い位置から光ビームを照射することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の金属粉末焼結部品の製造方法。
  6. 前記制御部は、予め定められた複数の照射高さから、光ビームの照射位置及び集光径を設定値に補正するそれぞれの照射高さに応じた補正データに基づいて前記走査ヘッドに光ビームを照射させることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の金属粉末焼結部品の製造方法。
  7. 前記照射平面を複数の造形領域に分割し、この分割された各造形領域の内で、互いに隣接しない造形領域に順に光ビームを照射させることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の金属粉末焼結部品の製造方法。
  8. 前記照射平面を、造形される造形物の中心部分、表面部分、及び前記中心部分と表面部分の間の中間部分の各々に対応する構成領域に区分し、これら区分された各構成領域をさらに複数の造形領域に分割し、この分割された各造形領域の内で、互いに隣接しない造形領域に順に光ビームを照射させることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の金属粉末焼結部品の製造方法。
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