[go: up one dir, main page]

JP4295414B2 - 定量バルブ - Google Patents

定量バルブ Download PDF

Info

Publication number
JP4295414B2
JP4295414B2 JP2000084355A JP2000084355A JP4295414B2 JP 4295414 B2 JP4295414 B2 JP 4295414B2 JP 2000084355 A JP2000084355 A JP 2000084355A JP 2000084355 A JP2000084355 A JP 2000084355A JP 4295414 B2 JP4295414 B2 JP 4295414B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
stem
valve stem
metering
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000084355A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001270576A (ja
Inventor
恵造 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maruichi Co Ltd
Original Assignee
Maruichi Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maruichi Co Ltd filed Critical Maruichi Co Ltd
Priority to JP2000084355A priority Critical patent/JP4295414B2/ja
Publication of JP2001270576A publication Critical patent/JP2001270576A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4295414B2 publication Critical patent/JP4295414B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Nozzles (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器内に導入されたガス圧を利用して内容物を定量で噴射する定量バルブに関する。
【0002】
【従来の技術】
図9に実開平5−71183号公報に記載された従来の定量バルブの一例を示す。図9の中央より左側は、定量バルブの使用前の状態を示し、中央より右側はバルブステムが押し下げられた使用時の状態を示す。この定量バルブは、バルブステム1、ステムラバー2、バルブハウジング3、スプリング4、充填弁5、Oリング6を有している。ステムラバー2は、エアゾール容器10のマウンテンカップ11と、定量バルブのバルブステム1及びバルブハウジング3とに密着し、エアゾール容器10の内部と外部とを遮断している。スプリング4は、バルブステム1に対して常に上向きの力を与えている。また、バルブステム1には、定量バルブの内外をつなぐオリフィス孔7及び導出路8が設けられている。
【0003】
使用前には、オリフィス孔7はステムラバー2によって塞がれているが、使用時には、バルブステム1が下に押し下げられてステムラバー2が湾曲することにより、オリフィス孔7が開放状態になる。また、使用時には、バルブステム1が下に押し下げられることによって、Oリング6がバルブハウジング3に密着し、定量バルブの内部とエアゾール容器10の内部との間の連通が遮断される。従って、使用時には、バルブステム1とOリング6とバルブハウジング3とステムラバー2とによって囲まれた定量室9内の一定量の内容物のみが、オリフィス孔7及び導出路8を経由して外部に噴射される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の定量バルブでは、定量室9内に閉じ込められた内容物が、定量室9内の限定された圧力のみによって噴射されるようになっているので、定量噴射の精度が不安定であった。
【0005】
本発明は、上記事情を考慮し、正確な量を安定的に噴射することのできる定量バルブを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明の定量バルブは、容器内に導入されたガス圧を利用して容器内の内容物を容器外に定量で噴射する定量バルブにおいて、第1のスプリングの力に抗して定常位置からそれより下方の第1の押し下げ位置及びそれより更に下方の第2の押し下げ位置まで押し下げ操作可能なバルブステムと、ピストンを摺動自在に内装することで内空間を定量室とガス圧室の2室に仕切ったシリンダと、前記ピストンを、定量室を拡大する方向の移動限に向けて付勢する第2のスプリングと、前記ガス圧室に常時容器内のガス圧を導入するガス圧路と、容器内の内容物を外部に導出するために前記バルブステムに設けられた導出路と、前記定量室と容器内を連通する第1の連通路と、前記定量室と導出路をオリフィスを介して連通する第2の連通路と、前記バルブステムが定常位置にあるとき前記第1の連通路を開き、バルブステムが第1の押し下げ位置以上に押し下げられたとき前記第1の連通路を閉じる第1の弁手段と、前記バルブステムが定常位置から第1の押し下げ位置までの範囲にあるとき前記第2の連通路を閉じ、バルブステムが第2の押し下げ位置まで押し下げられたとき前記第2の連通路を開く第2の弁手段と、を備えたことを特徴としている。
【0007】
この定量バルブでは、定常時(使用前)は、第1の連通路が開き、第2の連通路が閉じていることにより、定量室に連通する容器内のガス圧が定量室に導入される。このとき、定量室はバルブステムの導出路に対して閉じているので、定量室とガス圧室は等圧となり、ピストンは、両側の室が等圧であることにより、第2のスプリングの力で定量室を拡大した移動限位置に保持される。
【0008】
使用時、この状態からバルブステムを第1の押し下げ位置まで押し下げると、第2の連通路が閉じたまま第1の連通路が閉じるため、定量室の内部に内容物とガスが閉じ込められる。更にバルブステムを第2の押し下げ位置まで押し下げると、第1の連通路が閉じたまま第2の連通路が開くため、定量室の内部に閉じ込められていた内容物とガスが、バルブステムに設けられた導出路からオリフィスを介して外部に噴射される。このとき、ピストンは常時ガス圧室側から容器内ガス圧を受けているので、そのガス圧によって、第2のスプリングの力に抗しながら定量室の容積を縮小する方向に移動し、それにより、定量室内の内容物及びガスがピストンによって強制的に押し出され、定量室内の内容物及びガスが残らず排出される。従って、精度の良い定量噴射を安定的に実現することができる。
【0009】
噴射を終わってバルブステムを離すと、バルブステムは第1のスプリングの力で定常位置に戻る。そして、その過程で第2の連通路が閉じ、第1の連通路が開くことにより、定量室に容器内のガス圧が導入され、ピストンの両側の室が等圧になることにより、ピストンが第2のスプリングの力で定量室を拡大し、定量室に一定量の内容物が再充填される。
【0010】
請求項2の発明の定量バルブは、請求項1記載の定量バルブであって、前記バルブステムに、該バルブステムの外周面から前記導出路に連通するように前記オリフィスを構成する小孔が形成され、この小孔と、バルブステムが気密に挿通されたステムラバーとにより前記第2の弁手段が構成され、バルブステムが定常位置から第1の押し下げ位置までの範囲にあるとき前記小孔がステムラバーの下側に開口しないことによって第2の連通路を閉じ、且つ、バルブステムが第2の押し下げ位置にあるとき前記小孔がステムラバーの下側に開口することによって第2の連通路を開くように、前記小孔とステムラバーとの位置関係が設定されていることを特徴としている。
【0011】
この定量バルブでは、使用前は、バルブステムが定常位置にあることによって第1の連通路が開き、バルブステムの小孔がステムラバーの下側に開口しないことによって第2の連通路を閉じている。従って、定量室に連通する容器内のガス圧が定量室に導入される。このとき、定量室は、小孔がステムラバーの下側に開口しないことによってバルブステムの導出路に対して閉じているので、定量室とガス圧室は等圧となり、ピストンは、両側の室が等圧であることにより、第2のスプリングの力で定量室を拡大した移動限位置に保持される。
【0012】
使用時に、この状態からバルブステムを第1の押し下げ位置まで押し下げる。そうすると、バルブステムの小孔がステムラバーの下側に依然として開口しないことによって第2の連通路を閉じているものの、第1の弁手段によって第1の連通路が閉じられることになり、そのため、定量室の内部に内容物とガスが閉じ込められる。
【0013】
更にバルブステムを第2の押し下げ位置まで押し下げると、第1の弁手段によって第1の連通路が閉じたまま、バルブステムの小孔がステムラバーの下側に開口することによって第2の連通路を開くことになるため、定量室の内部に閉じ込められていた内容物とガスが、バルブステムに設けられた小孔及び導出路を経由して外部に噴射される。このとき、ピストンは、常時ガス圧室側から容器内ガス圧を受けているので、そのガス圧によって、第2のスプリングの力に抗しながら定量室の容積を縮小する方向に移動し、それにより定量室内の内容物及びガスがピストンによって強制的に押し出される。従って、定量室内の内容物及びガスを洩れなく排出することができ、精度の良い定量噴射を安定的に実現することができる。
【0014】
噴射を終わってバルブステムを離すと、バルブステムは第1のスプリングの力で定常位置に戻る。そして、バルブステムの小孔が再びステムラバーの下側に開口しなくなることによって第2の連通路が閉じ、第1の弁手段の作用で第1の連通路が開くことにより、定量室に容器内のガス圧が導入され、ピストンの両側の室が等圧になることにより、ピストンが第2のスプリングの力で定量室を拡大して、定量室内に一定量の内容物が再充填される。
【0015】
請求項3の発明の定量バルブは、請求項1又は2記載の定量バルブであって、前記シリンダがバルブステムの下端部に結合されており、バルブステムの下端部とシリンダが、マウンテンカップに固定された筒状のバルブハウジング内に収容され、バルブハウジングの内周とシリンダの外周間に前記第1の連通路及び第2の連通路の一部が確保され、バルブハウジングとシリンダ間にシリンダが昇降することによって開閉する前記第1の弁手段が設けられていることを特徴としている。
【0016】
この定量バルブでは、バルブステムと共にシリンダが昇降することにより、第1の弁手段が開閉するようになっているので、例えば、バルブハウジングとシリンダに互いに摺動しながら嵌合する部分を設けてその部分に切欠を形成することにより、簡単に第1の弁手段を構成することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は実施形態の定量バルブの定常時の状態を示す断面図、図2は定量バルブのバルブステムを定常位置から下方の第1の押し下げ位置まで押し下げた状態を示す断面図、図3はバルブステムを第1の押し下げ位置から更に下方の第2の押し下げ位置まで押し下げた状態を示す断面図、図4は押し下げを解除することでバルブステムが定常位置間近まで戻った状態を示す断面図である。
【0018】
図1において、20は定量バルブ、11はエアゾール容器の開口に固定されたマウンテンカップ、Aは容器内、Bは容器外を示す。マウンテンカップ11の下側を向いた凹部には円筒形のバルブハウジング21の上端が固定され、バルブハウジング21の上端とマウンテンカップ11の凹部底面間にはステムラバー22が挟持されている。ステムラバー22の中心孔にはバルブステム23が気密に摺動自在に挿通され、バルブステム23の下端部には円筒状のシリンダ24が嵌合固定されている。バルブステム23の下端部とシリンダ24は、バルブハウジング21の内部に昇降自在に収容されている。
【0019】
この場合、バルブハウジング21の内周面には、円周方向に間隔をおいて軸線方向に延びる複数のリブ25が突設されており、そのリブ25にガイドされて、バルブハウジング21の内周面との間に一定の隙間26を確保しながら、シリンダ24が昇降できるようになっている。この隙間26は、バルブハウジング内空間40の一部をなしている。
【0020】
円筒状のバルブハウジング21の下端部には底壁21aが設けられており、底壁21aの中心部には、底壁21aを貫通するように小径筒部27が一体に形成されている。小径筒部27の上端は底壁21aよりも上側に突出し、下端は底壁21aよりも下側に突出しており、小径筒部27の内部が、容器内Aに通じる導通路28となっている。また、底壁21aよりも上側に突出した突出部分と、バルブハウジング21の底部内周面との間には、スプリング受け用の環状溝29が確保されている。
【0021】
シリンダ24はバルブステム23と同軸の円筒形状に構成されており、その内部にはピストン30が上下方向摺動自在に挿入されている。ピストン30は、円盤30aの上面中央に円錐台形状に突出した凸部30bを有すると共に、円盤30aの下面外周縁に下方に延びる円筒状の外周壁30cを有した形状をなしている。ピストン30は、凸部30bがバルブステム23の下端中央に突設したストッパ33に当たることで上死点で止まり、外周壁30cの下端がシリンダ24の底壁24aの上面に当たることで下死点で止まるようになっている。
【0022】
バルブハウジング21の底壁21a上面とシリンダ24の底壁24a下面の間には、第1のスプリング31が介装されており、このスプリング31により、シリンダ24及びそれと一体化されたバルブステム23は、定常位置である上端位置に付勢されている。バルブステム23は、ステムラバー22の下側の部分で拡径しており、その拡径部分がステムラバー22の下面に当たることで、上端位置で止まるようになっている。なお、第1のスプリング31の下端は、バルブハウジング21の環状溝29内に嵌め込まれ、上端は、シリンダ24の底壁24aに設けた係止溝24bに係止されている。
【0023】
シリンダ24の内部空間は、ピストン30によって、ピストン24の上側の定量室35と、ピストン24の下側のガス圧室36との2室に気密に仕切られている。シリンダ24内には、ピストン30を下死点側(下限位置)に付勢する第2のスプリング32が収容されている。この第2のスプリング32は、バルブステム23の下端面とピストン30の上面との間に介装されており、スプリング32の上端は、バルブステム23のストッパ33の周囲に形成された環状溝34に嵌め込まれ、下端は、ピストン30の凸部30bの根元の係止溝30dに係止されている。
【0024】
シリンダ24の底壁24aの下面には一体に下方に突出する軸部37が突設されている。この軸部37の下端は、バルブハウジング21の下端に設けた小径筒部27の上端内周に摺動自在に嵌め込まれている。軸部37には軸線方向に貫通したガス圧路38が形成されており、このガス圧路38により、シリンダ24内のピストン30の下面側に画成されたガス圧室36が、小径筒部27内の導通路28に連通している。導通路28は容器内Aに通じているので、ガス圧室36には、常時容器内Aのガス圧が作用するようになっている。
【0025】
前記軸部37の外周には切欠39が形成されており、この切欠39が小径筒部27の上端から上に露出することで、小径筒部27内の導通路28がバルブハウジング内空間40に連通する。また、この切欠39が小径筒部27内に完全に入り込むことで、軸部37によって、導通路28とバルブハウジング内空間40の連通を遮断する。従って、小径筒部27と軸部37と切欠39とによって、バルブハウジング内空間40と導通路(容器内A)とを連通したり遮断したりする第1の弁手段41が構成されている。この場合、気密遮蔽性を確保するために、軸部37の外周の切欠39の上側には、パッキン42が嵌め込まれている。第1の弁手段41は、シリンダ24が下降して、軸部37がパッキン42の位置まで小径筒部27内に挿入されることで、完全に閉じる。
【0026】
シリンダ24の上端周壁部には、シリンダ24内部の定量室35を、シリンダ24の外周とバルブハウジング21の内周間に確保された隙間26に連通させる通孔45が設けられている。この通孔45は、ピストン30が上死点にあるときにも、定量室35に連通するような位置にある。
【0027】
バルブステム23は、第1のスプリング31の力に抗して、図1に示す定常位置からそれより下方の図2に示す第1の押し下げ位置、及び、それより更に下方の図3に示す第2の押し下げ位置まで押し下げ操作可能に備わっている。バルブステム23には、容器内Aの内容物を容器外Bに導出するための導出路51が軸線方向の上端から下方に向かって形成されている。導出路51の下端は行き止まりになっており、導出路51の周壁部に、バルブステム23の外周面から導出路51に連通するようにオリフィス孔52が横孔として形成されている。
【0028】
オリフィス孔52は、図1に示すように、バルブステム23が定常位置にあるときはステムラバー22の上側に開口し、図2に示すように、バルブステム23が第1の押し下げ位置まで押し下げられたときは、ステムラバー22によって閉鎖され、図3に示すように、バルブステム23が第2の押し下げ位置まで押し下げられたときは、ステムラバー22の下側に開口するように、その位置がステムラバー22との関係で設定されている。
【0029】
このように、バルブステム23の位置に応じてオリフィス孔52が開閉するようになっているので、このオリフィス孔52とステムラバー22とによって第2の弁手段55が構成されている。この第2の弁手段55は、オリフィス孔52がステムラバー22の下側に開口しているとき、バルブステム23内の導出路51と、バルブハウジング21内周とシリンダ24外周間の隙間26とを連通する役目を果たす。
【0030】
今、バルブハウジング21の下端の小径筒部27内の導出路28(容器内Aに相当)から、切欠39、バルブハウジング内空間40、隙間26、通孔45を経て定量室35に至る経路を第1の連通路61と言い、また、定量室35から、通孔45、隙間45、オリフィス孔52を経てバルブステム23内の導出路51に至る経路を第2の連通路62と言う場合、第1の連通路61は、第1の弁手段41によって開閉され、第2の連通路62は、第2の弁手段55によって開閉されることになる。
【0031】
そして、第1の弁手段41は、バルブステム23が定常位置にあるときは、前記第1の連通路61を開き、バルブステム23が第1の押し下げ位置以上に押し下げられたときは、前記第1の連通路61を閉じるような設定となっている。また、第2の弁手段55は、バルブステム23が定常位置から第1の押し下げ位置までの範囲にあるときは、前記第2の連通路62を閉じ、バルブステム23が第2の押し下げ位置まで押し下げられたときは、前記第2の連通路62を開くような設定となっている。
【0032】
次に作用を説明する。
この定量バルブ20では、使用前(放置された状態)は、図1に示すように、バルブステム23が定常位置にあることによって、第1の弁手段41が開き、第1の連通路61が開通状態になっている。即ち、シリンダ24の下端の軸部37の切欠39を通して、導通路28とバルブハウジング内空間40とが連通し、第1の連通路61が開通状態となっている。同時に、バルブステム23のオリフィス孔52がステムラバー22の下側に開口しないことによって、第2の弁手段55が閉鎖状態にあり、第2の連通路62は閉じられている。
【0033】
従って、定量室35には、第1の連通路61を介して、容器内Aのガス圧及び内容物が実線矢印のように導入される。このとき、定量室35は、オリフィス孔52がステムラバー22の下側に開口しないことによって導出路51に対して閉じているので、定量室35とガス圧室36は等圧となり、ピストン30は、両側の室が等圧であることにより、第2のスプリング32の力で下方に押されて、下死点の位置にあり、定量室35に定量の内容物が充填される。
【0034】
使用時には、この状態からボタン(図示略)を押してバルブステム23を第1のスプリング31の力に抗して押し下げる。バルブステム23が、図2に示すように第1の押し下げ位置まで下降すると、バルブステム23のオリフィス孔52がステムラバー22で塞がれることによって(ステムラバー22の下側に依然として開口しないことによって)、第2の連通路62が閉じられているものの、第1の弁手段41によって第1の連通路61も閉じられることになる。即ち、シリンダ24の下端の軸部37がパッキン42の位置までバルブハウジング21の小径筒部27内に入ることで、第1の弁手段41が閉じて、第1の連通路61が閉鎖状態になる。そのため、定量室35内に内容物とガスとが閉じ込められた状態になる。
【0035】
そして、更にバルブステム23を図3に示すように第2の押し下げ位置まで押し下げると、第1の弁手段41によって第1の連通路61が閉じられたまま、バルブステム23のオリフィス孔52がステムラバー22の下側に開口することによって第2の連通路61を開くことになるため、定量室35の内部に閉じ込められていた内容物が、バルブステム23に設けられたオリフィス孔52を経て導出路51から容器外Bに噴射される。
【0036】
このとき、ピストン30は、常時ガス圧室36側から容器内Aのガス圧を受けているので、そのガス圧によって、第2のスプリング32を縮めながら、ストッパ33で定められた上限位置まで押し上げられ(定量室35の容積を縮小する方向に移動し)、その結果、定量室35内の内容物及びガスが積極的に外部に押し出され噴射される。ピストン30が上死点に達すると、ピストン30の上昇が止まり、噴射が止まる。従って、定量室35内の内容物及びガスを洩れなく排出することができ、精度の良い定量噴射を安定的に実現することができる。
【0037】
噴射を終わってボタン(図示略)の押し圧力を緩めると、図4に示すように、圧縮されていた第1のスプリング31の力でバルブステム23が上昇し、オリフィス孔52がステムラバー22の下面より上方の位置になって、第2の弁手段55が閉じ第2の連通路62が閉鎖状態になる。次いで、バルブステム23と共にシリンダ24の軸部37が更に上昇することにより、第1の弁手段41が開く。つまり、軸部37の切欠39が小径筒部27の上端から露出することで第1の弁手段61が開き、第1の連通路61が開放状態になる。そして、定量室35に容器内Aの内容物及びガスが導入され、ピストン30の両側の室が等圧になることにより、ピストン30が、圧縮されていた第2のスプリング32の力で、下死点まで押し下げられる。これにより、定量室35内に一定量の内容物が再充填される。これで放置されていたときと同じ状態に戻る。
【0038】
なお、容器内Aへのガスの充填は、図1に点線矢印で示すように、マウンテンカップ11とステムラバー22の間の隙間を通して行うことができる。
【0039】
また、図5の定量バルブ20Bのように、バルブハウジング21の胴部に充填孔71を開けておき、この充填孔71の外側を充填バルブ(円筒状のパッキン材)72で塞ぎ、充填時の圧力で充填バルブ72を押しのけながら、容器内Aにガスを充填することも可能である。
【0040】
また、ピストン30を変形可能に構成しておき、充填時の圧力でピストン35を変形させながら、シリンダ24とピストン30の間隙を通して充填することも可能である。もちろん、アンダーカップ充填法により定量バルブ内を通さないでも充填することは可能である。
【0041】
また、第1の弁手段41については、図6の定量バルブ20Cに示すように、必ずしもパッキン42(図1参照)を用いない構成としてもよい。その場合は、シリンダ24下端の軸部37と小径筒部27の摺動部分を差し込み液密にすればよい。
【0042】
また、この第1の弁手段41は、公知の弁機構を用いて代用することができるので、上記実施形態に限定されるものでない。
【0043】
図7は、他の構成の第1の弁手段41Dを備えた他の実施形態の定量バルブ20Dの要部拡大図である。図の左半分は使用前の状態を示し、右半分は使用時の状態を示している。この定量バルブ20Dでは、バルブハウジング21の底壁21aの上面に、ゴム等の可撓性材料よりなるパッキン材81を配置し、その上にバネ受けリング82を配して第1のスプリング31の下端を受けている。また、パッキン材81の円筒肉部81aの内周81bに、隙間85を開けて、シリンダ24の下端の軸部37Dを挿入しており、バルブハウジング21の下端の小径筒部27Dは底壁21aの下面側にのみ突出している。そして、定常状態において確保される軸部37Dとパッキン材81の内周81b間の隙間85により、小径筒部27D内の導通路28とバルブハウジング内空間40とを連通するようになっている。
【0044】
また、軸部37Dの上側に段部83を設けて、軸部37Dが下降した際にその段部83でパッキン材81の円筒肉部81aを潰すことにより、パッキン材81の内周81bが軸部37Dに密着して、導通路28とバルブハウジング内空間40との連通を遮断するようになっている。この定量バルブ20Dにおいては、パッキン材81と段部83を有する軸部37Dとで第1の弁手段41Dが構成されている。
【0045】
図8は更に他の実施形態の定量バルブ120の構成を示す。
この定量バルブ120は、円筒状のバルブハウジング121と、ステムラバー122と、バルブステム123と、円筒状のシリンダ124とを有している。バルブステム123とシリンダ124は一体に形成されており、ステムラバー122から上方に突き出した部分を除いて、バルブハウジング121内に収容されている。バルブステム121の下端には、内部を導通路128とした小径筒部127が設けられ、バルブステム121の中段内周にはバネ受け段部174及びOリング溝171が設けられている。Oリング溝171にはOリング175が嵌め込まれ、バネ受け段部174には、Oリング175にスプリング131が直接当たらないようにするためのバネ受け材176が配置されている。バルブステム121は、このOリング溝171及びバネ受け段部174を境にして、上側の大径部121Aと下側の小径部121Bとに分けられている。
【0046】
シリンダ124の外径は、バルブハウジング121の小径部121Bの内径に対応した寸法に設定されており、シリンダ124の外周と大径部121Aの内周間には、バルブハウジング内空間140としての隙間126が確保されている。この隙間126には、バルブステム123を定常位置である上端位置に向けて付勢する第1のスプリング131が収容されている。この第1のスプリング131の上端は、バルブステム123の下端の鍔部172に受けられ、下端は、前記バネ受け材176に受けられている。
【0047】
シリンダ124の内部には、シリンダ124の下端開口124a部より、ピストン130が上下方向摺動自在に挿入されている。ピストン130は、円盤130aの上面中央に円錐台形状に突出した凸部130bを有すると共に、円盤130aの下面外周縁に下方に延びる円筒状の外周壁130cを有した形状をなしている。ピストン130は、凸部130bがバルブステム123の下端中央に突設したストッパ133に当たることで上死点で止まり、外周壁130cの下端がシリンダ124の下端開口124aに形成したストッパ突起124bに当たることで下死点で止まるようになっている。
【0048】
このストッパ突起124bは、シリンダ124内に挿入したピストン130が抜け落ちないようにするためのものであるが、ピストン130をシリンダ124内に挿入するときには挿入の障害とならないものである。このストッパ突起124bは、シリンダ124の下端開口124aの内周に予め一体に形成しておくことができる。また、このストッパ片124bの代わりに、シリンダ124の下端開口124aに、ピストン130の抜け落ち防止のためのリングをねじ込んでもよい。いずれにしろ、シリンダ124の下端開口124aを塞がずに、ピストン130の下降限を定める機能を果たすストッパ手段を設ければよい。
【0049】
シリンダ124の内部空間は、ピストン130によって、ピストン124の上側の定量室135と、ピストン124の下側のガス圧室136との2室に気密に仕切られている。シリンダ124内には、ピストン130を下死点側(下限位置)に付勢する第2のスプリング132が収容されている。この第2のスプリング132は、バルブステム123の下端面とピストン130の上面との間に介装されており、スプリング132の上端は、バルブステム123のストッパ133の周囲に形成された環状溝134に嵌め込まれ、下端は、ピストン130の凸部130bの根元の係止溝130dに係止されている。
【0050】
シリンダ124の下半部は、バルブハウジング121の小径部121Bの内周に摺動自在に嵌め込まれている。シリンダ124の下端開口124aはガス圧路138としての役目を果たし、このガス圧路138により、シリンダ124内のピストン130の下面側に画成されたガス圧室136が、小径筒部127内の導通路128に連通している。導通路128は容器内Aに通じているので、ガス圧室136には、常時容器内Aのガス圧が作用するようになっている。
【0051】
シリンダ124の下半部外周には、軸線方向に沿った溝状の切欠139が1本形成されており、この切欠139がバルブハウジング121の小径部121Bの上端から上に露出することで、バルブハウジング121の小径筒部127内の導通路128が、バルブハウジング121の大径部121A内周とシリンダ124外周間に確保されたバルブハウジング内空間140に連通する。また、この切欠139が小径部121B内に完全に入り込むことで、シリンダ124の下半部によって、導通路128とバルブハウジング内空間140の連通を遮断する。従って、小径部121Bとシリンダ124と切欠139とによって、バルブハウジング内空間140と導通路128(容器内A)とを連通したり遮断したりする第1の弁手段141が構成されている。この場合、バルブハウジング121側に嵌め込んだOリング175が遮蔽時の気密性を確保する。
【0052】
また、シリンダ124の上端周壁部には、シリンダ124内部の定量室135を、シリンダ124の外周とバルブハウジング121の大径部121A内周間に確保された隙間126(バルブハウジング内空間140)に連通させる通孔145が設けられている。この通孔145は、ピストン130が上死点にあるときにも、定量室135に連通するような位置にある。
【0053】
バルブステム123は、第1のスプリング131の力に抗して、定常位置から第1の押し下げ位置及び第2の押し下げ位置まで押し下げ操作可能に備わっており、内部には導出路151及びオリフィス孔152が形成されている。オリフィス孔152とステムラバー122の関係は、図1に示した実施形態の定量バルブ20と全く同様であるので、詳しい説明は省略する。そして、オリフィス孔152とステムラバー122とによって第2の弁手段155が構成されている。この第2の弁手段155は、オリフィス孔152がステムラバー122の下側に開口しているとき、バルブステム123内の導出路151と、バルブハウジング121の大径部121A内周とシリンダ24外周間の隙間126とを連通する役目を果たす。
【0054】
今、バルブハウジング121の下端の小径筒部127内の導出路128(容器内Aに相当)から切欠139、バルブハウジング内空間140(隙間126)、通孔145を経て定量室135に至る経路を第1の連通路161と言い、また、定量室135から通孔145、バルブハウジング内空間140(隙間126)、オリフィス孔152を経てバルブステム123内の導出路151に至る経路を第2の連通路162と言う場合、第1の連通路161は、第1の弁手段141によって開閉され、第2の連通路162は、第2の弁手段155によって開閉されることになる。
【0055】
そして、第1の弁手段141は、バルブステム123が定常位置にあるときは第1の連通路161を開き、バルブステム123が第1の押し下げ位置以上に押し下げられたときは、第1の連通路161を閉じるような設定となっている。また、第2の弁手段155は、バルブステム123が定常位置から第1の押し下げ位置までの範囲にあるときは、第2の連通路162を閉じ、バルブステム123が第2の押し下げ位置まで押し下げられたときは、第2の連通路162を開くような設定となっている。
【0056】
この定量バルブ120の噴射作用は、図1の実施形態の定量バルブ20とほとんど同じであるから、説明を省略する。
【0057】
ただし、この定量バルブ120は、図1の定量バルブ20と比べて、シリンダ124とバルブステム123を一体化したり、シリンダ124や小径筒部127の形状を単純化したり、第1の弁手段141の配置を変更したりして、各部の構成を単純化しているので、構造が簡略化して安価に製作できる利点がある。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、容器内ガス圧に応じた力を受けるピストンによって、シリンダの定量室内に閉じ込められた内容物を強制的に押し出すようにしたので、精度の良い定量噴射を安定して行うことができる。
【0059】
請求項2の発明によれば、更に、第2の弁手段を、バルブステムに形成したオリフィス孔とステムラバーとで構成しているので、構成が簡単になる。
【0060】
請求項3の発明によれば、更に、シリンダがバルブステムの下端部に結合された上で筒状のバルブハウジング内に収納され、バルブハウジングの内周とシリンダの外周間に第1の連通路及び第2の連通路が確保され、バルブハウジングとシリンダ間に第1の弁手段が設けられているので、よりコンパクトな構造を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の定量バルブの定常時(使用前)の状態を示す断面図である。
【図2】同定量バルブのバルブステムを定常位置から下方の第1の押し下げ位置まで押し下げた状態を示す断面図である。
【図3】同定量バルブのバルブステムを第1の押し下げ位置から更に下方の第2の押し下げ位置まで押し下げた状態を示す断面図である。
【図4】同定量バルブのバルブステムの押し下げを解除することで、バルブステムが定常位置間近まで戻った状態を示す断面図である。
【図5】本発明の実施形態の定量バルブの変形例を示す断面図である。
【図6】本発明の実施形態の定量バルブの更に別の変形例を示す断面図である。
【図7】本発明の他の実施形態に係る定量バルブの構成を示す要部断面図である。
【図8】本発明の更に他の実施形態に係る定量バルブの構成を示す断面図である。
【図9】従来の定量バルブの断面図である。
【符号の説明】
11 マウンテンカップ
20,20B,20C,20D,120 定量バルブ
21,121 バルブハウジング
22,122 ステムラバー
23,123 バルブステム
24,124 シリンダ
30,130 ピストン
31,131 第1のスプリング
32,132 第2のスプリング
35,135 定量室
36,136 ガス圧室
38,138 ガス圧路
41,41D,141 第1の弁手段
51,151 導出路
52,152 オリフィス孔
55,155 第2の弁手段
61,161 第1の連通路
62,162 第2の連通路
A 容器内
B 容器外

Claims (3)

  1. 容器内に導入されたガス圧を利用して容器内の内容物を容器外に定量で噴射する定量バルブにおいて、
    第1のスプリングの力に抗して定常位置からそれより下方の第1の押し下げ位置及びそれより更に下方の第2の押し下げ位置まで押し下げ操作可能なバルブステムと、
    ピストンを摺動自在に内装することで内空間を定量室とガス圧室の2室に仕切ったシリンダと、
    前記ピストンを、定量室を拡大する方向の移動限に向けて付勢する第2のスプリングと、
    前記ガス圧室に常時容器内のガス圧を導入するガス圧路と、
    容器内の内容物を外部に導出するために前記バルブステムに設けられた導出路と、
    前記定量室と容器内を連通する第1の連通路と、
    前記定量室と導出路をオリフィスを介して連通する第2の連通路と、
    前記バルブステムが定常位置にあるとき前記第1の連通路を開き、バルブステムが第1の押し下げ位置以上に押し下げられたとき前記第1の連通路を閉じる第1の弁手段と、
    前記バルブステムが定常位置から第1の押し下げ位置までの範囲にあるとき前記第2の連通路を閉じ、バルブステムが第2の押し下げ位置まで押し下げられたとき前記第2の連通路を開く第2の弁手段と、
    を備えたことを特徴とする定量バルブ。
  2. 請求項1記載の定量バルブであって、
    前記バルブステムに、該バルブステムの外周面から前記導出路に連通するように前記オリフィスを構成する小孔が形成され、この小孔と、バルブステムが気密に挿通されたステムラバーとにより前記第2の弁手段が構成され、バルブステムが定常位置から第1の押し下げ位置までの範囲にあるとき前記小孔がステムラバーの下側に開口しないことによって第2の連通路を閉じ、且つ、バルブステムが第2の押し下げ位置にあるとき前記小孔がステムラバーの下側に開口することによって第2の連通路を開くように、前記小孔とステムラバーとの位置関係が設定されていることを特徴とする定量バルブ。
  3. 請求項1または2記載の定量バルブであって、
    前記シリンダがバルブステムの下端部に結合されており、バルブステムの下端部とシリンダが、マウンテンカップに固定された筒状のバルブハウジング内に収容され、バルブハウジングの内周とシリンダの外周間に前記第1の連通路及び第2の連通路の一部が確保され、バルブハウジングとシリンダ間に、シリンダが昇降することによって開閉する前記第1の弁手段が設けられていることを特徴とする定量バルブ。
JP2000084355A 2000-03-24 2000-03-24 定量バルブ Expired - Lifetime JP4295414B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000084355A JP4295414B2 (ja) 2000-03-24 2000-03-24 定量バルブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000084355A JP4295414B2 (ja) 2000-03-24 2000-03-24 定量バルブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001270576A JP2001270576A (ja) 2001-10-02
JP4295414B2 true JP4295414B2 (ja) 2009-07-15

Family

ID=18600842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000084355A Expired - Lifetime JP4295414B2 (ja) 2000-03-24 2000-03-24 定量バルブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4295414B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0917731D0 (en) * 2009-10-09 2009-11-25 Univ Salford Liquid dispensing apparatus
PL2485966T3 (pl) * 2009-10-09 2016-12-30 Urządzenie do dozowania płynu
JP6435182B2 (ja) * 2013-12-13 2018-12-05 株式会社丸一 エアゾール容器の定量噴射機構

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001270576A (ja) 2001-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101487191B1 (ko) 크림타입 화장품 용기
US7377711B2 (en) Liquid cosmetic case
KR101590865B1 (ko) 디스펜서 용기
JPH05254578A (ja) 倒立姿勢で使う計量弁
US10485321B2 (en) Case for liquid state cosmetics
KR20150110573A (ko) 거품 토출기
JP4295414B2 (ja) 定量バルブ
US4071057A (en) Method for filling gas into sealed cylinder device
EP2050432A1 (en) Eye drops container
KR20170091035A (ko) 염색약 용기
JP6315556B2 (ja) 泡吐出器
JP5903342B2 (ja) 塗布容器
JP5126838B2 (ja) 液体吐出容器
JPH0698987B2 (ja) ディスペンサ
KR101975504B1 (ko) 펌프 용기
KR101389530B1 (ko) 이종물질혼합용기
JP2002264978A (ja) 定量バルブ装置およびそれを備えるエアゾール式噴射器
JP4102108B2 (ja) 液体吐出容器
JP2025034804A (ja) 液体噴出器
JP2006103754A (ja) エアゾール容器
KR102478899B1 (ko) 튜브리스 토출 용기
JP2006306432A (ja) 少量吐出容器
JPH0724628Y2 (ja) 液体注出器
JP2001335085A (ja) エアゾール容器用噴射器
JPS6040454Y2 (ja) ピストン式圧力容器のガス抜き構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061226

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20061226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090319

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090331

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090410

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120417

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4295414

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120417

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130417

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130417

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140417

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term