JP4295001B2 - 表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示装置に関するものであり、発光型表示器の輝度を調整する表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、蛍光表示管等の発光型表示器の輝度を周囲の明るさに応じて自動調整する表示装置がある。例えば、ヘッドアップディスプレイからなる表示装置は、車両のフロントガラス上に投影される表示像の背景となる車両前方の明るさを光センサで検出し、この検出した車両前方の明るさに応じてフロントガラス上に投影される表示像の輝度を制御し、これにより車両前方が明るい場合には、表示輝度を強くし、また暗い場合には、表示輝度を弱くして、表示が見やすくなるように制御されるものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、車両が走行中に太陽の光が所々入ってくるような場合、光センサで検出する車両前方の明るさの値に応じて表示装置の表示輝度を調整すると、表示輝度の値が大きく変化し、それを繰り返すので運転者の目には表示がちらついたように感じるため、表示輝度を緩やかに変動させる制御手段を備えることによって、ちらつきを低減させた表示装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
実開昭61−42333号公報
【特許文献2】
特開平11−311972号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる表示装置においては、表示輝度を緩やかに変動させることにより、ちらつきを低減して視認性を高めた表示を提供できるものの、例えば昼間に車両がトンネルに進入した場合等の急に車両周辺の明るさが暗くなった際に、良好な表示輝度になるまで時間がかかってしまい、その間表示像の表示輝度が明る過ぎて見にくい状態となり、運転者にとって必ずしも視認性に優れたものとなっていないという問題があった。
【0006】
そこで本発明は、上述した問題に着目してなされたものであり、周囲の明るさが急激に暗くなった場合であっても、視認性の良好な表示装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の表示装置は、前記課題を解決するため、表示輝度を変更可能な発光型表示器と、周囲の明るさに応じた検出値を検出信号として出力する光検出手段と、前記検出値と調整値とに基づいて算出される制御輝度値を制御信号として出力する前記発光型表示器の表示輝度制御において、前記光検出手段によって検出された第一の検出値と前記検出値の閾値とを記憶し、前記光検出手段によって新たに検出された第二の検出値により目標輝度値を算出し、前記第一の検出値が前記閾値よりも明るい値でありかつ前記第二の検出値が前記閾値よりも暗い値である場合は、前記制御輝度値が通常時よりも変化量の大きい値となるような高速調整値を前記調整値として決定し、この高速調整値に基づいた前記制御輝度値を算出し、また、前記高速調整値を前記調整値として決定した後、前記第一の検出値が前記閾値より暗い値でありかつ前記第二の検出値が前記閾値よりも明るい値である場合に、前記高速調整値を前記調整値とした決定を解除する制御手段と、を備えてなることを特徴とする。
【0008】
また、前記制御手段は、前記高速調整値を前記調整値として決定した後、前記発光型表示器の表示輝度が前記高速調整値を前記調整値として決定した際の前記目標輝度値に近似あるいは到達した場合に、前記高速調整値を前記調整値とした決定を解除することを特徴とする。
【0010】
また、本発明の表示装置は、表示輝度を変更可能な発光型表示器と、周囲の明るさに応じた検出値を検出信号として出力する光検出手段と、前記検出値により算出される制御輝度値を制御信号として出力する前記発光型表示器の表示輝度制御において、前記光検出手段によって検出された第一の検出値と前記検出値の閾値とを記憶し、前記光検出手段によって新たに検出された第二の検出値により目標輝度値を算出し、前記第一の検出値が前記閾値より明るい値でありかつ前記第二の検出値が前記閾値より暗い値である場合は、前記制御輝度値が通常時よりも短い時間で前記目標輝度値に近似するように前記発光型表示器を高速制御し、また、前記第一の検出値が前記閾値より暗い値でありかつ前記第二の検出値が前記閾値より明るい値である場合に、前記高速制御を解除する制御手段と、を備えてなることを特徴とする。
【0011】
また、前記制御手段は、前記発光型表示器の表示輝度が前記高速制御を決定した際の前記目標輝度値に近似あるいは到達した場合に、前記高速制御を解除することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を車両用ヘッドアップディスプレイに適用したものを例に挙げて説明する。
【0014】
図1に示すように、Aは表示ユニットであり、この表示ユニットAは車両のダッシュボード1内に配設されており、表示ユニットAが投射する表示光Lはフロントガラス2により観察者3の方向に反射される。観察者3は虚像4を風景と重畳させて観察することができる。
【0015】
図2は表示ユニットAの断面図である。5は発光ダイオードからなる発光素子であり、この発光素子5の照明方向側には液晶表示素子6を有しており表示光Lを発する。7は回路基板であり、この回路基板7は発光素子5や液晶表示素子6と接続されている。後述するマイコンは回路基板7に搭載されている。
【0016】
11はハウジングであり、このハウジング11には発光素子5,回路基板7等が収容される。ハウジング11には表示光Lが出射する開口部12が設けられており、この開口部12には透光性樹脂(例えばアクリル)からなる透光性カバー13が配設されている。14は反射鏡であり、この反射鏡14は表示光Lを開口部12の方向に反射させる。15は遮光壁であり、この遮光壁15はハウジング11と一体に形成されており、太陽光等の外光が液晶表示素子6に入射し虚像4が見えにくくなること(ウォッシュアウト)を防止している。遮光壁15には後述する光センサに対向する個所に形成された貫通孔16が設けられている。17は光センサであり、この光センサ17は透光性カバー13を透過し貫通孔16を通過した光を検出する。光センサ17は遮光壁15の後方に配設されており、回路基板7と接続されている。
【0017】
次に、図3に示すブロック図に基いて、発光素子5の輝度の調整について説明する。18は光検出手段であり、この光検出手段18は光センサ17とA/D変換器19とからなるものである。A/D変換器19は光センサ17から出力された明るさ信号Wを検出値xとして変換し、この検出値xを検出信号Xとして制御手段20に出力する。なお、検出値xは整数であり、明るさ信号Wのレベルに対応して設定され、値が大きいほど明るい状態であることを示す。
【0018】
制御手段20は、主にマイクロコンピュータから構成されるものであり、光検出手段18からの検出信号Xに基づいて、各種演算処理を行う手段としてのCPU(中央処理装置)21と、CPU21における演算処理結果を一時記憶する読出しおよび書換え可能な作業用メモリなるRAM22と、制御プログラムを記憶した読出し専用のプログラムメモリなるROM23、を備えている。また、制御手段20は、光検出手段18や駆動回路等に電気的に接続するための入出力インターフェイス(図示しない)を備えている。また、制御手段20は、後述する目標輝度値を決定するためのデータテーブルや検出値の閾値あるいは調整値等を記憶するEEPROMやバックアップRAM等の記憶部24を有する。
【0019】
また、CPU21はROM23に記憶されたプログラムデータに従って、光検出手段18からの検出信号Xに応じて発光素子5の目標輝度値を算出し、この目標輝度値を制御信号Yとして、駆動回路25に出力し、発光素子5の表示輝度を調整することができる。また、制御手段20は、駆動回路26を介して、一対の透光性基板に液晶を封入した液晶セルの前後面に偏光部材を貼着してなる液晶表示素子8を駆動制御することができる。また、RAM22は、前回検出した検出値(第一の検出値)x1を一時的に記憶(格納)するものである。なお、発光素子5および液晶表示素子8によって発光型表示器27を構成するものである。
【0020】
次に、図4に示すフローチャートに基いて、制御信号Yを出力するまでの制御手段20による制御方法について説明する。
【0021】
制御手段20は、光検出手段18が発する検出信号Xから検出値xとして新たに第二の検出値x2を入力する。(ステップS1)。
【0022】
制御手段20は、ステップS1にて入力した第二の検出値x2に基づいて目標輝度値tを算出する(ステップS2)。なお、目標輝度値tは、第二の検出値x2に対応して予め設定されたデータテーブルを参照し、この第二の検出値x2に対応する値を、取り出すことによって決定されるものである。このデータテーブルは、車両前方の明るさ(検出値xに基づく明るさ)とこの明るさにおいて運転者が視認しやすい表示装置の表示輝度との対応関係により予め設定されており記憶部24に格納されている。
【0023】
制御手段20は、RAM22に記憶された第一の検出値x1及び第二の検出値x2を閾値sと比較する(ステップS3)。なお、閾値sは、記憶部24に記憶されるものであって、検出値xが閾値sよりも大きい場合には車両前方の明るさが夜間あるいはトンネル内での通常の明るさであることを示すように設定される。制御手段20は、ステップS3において、第一の検出値x1が閾値sより小さくかつ第二の検出値x2が閾値s以上である場合は、フラグを「1」とする(フラグ=1、ステップS4)。
【0024】
制御手段20は、前記フラグの状態を判定して(ステップS5)、制御輝度値yを算出するために用いられる調整値(変数)wを決定する。すなわち、制御手段20は、前記フラグが「0」なる状態にあっては(フラグ=0)、輝度変化の変化量が小さい通常調整値w1を調整値wとして決定し(ステップS6)、前記フラグが「1」なる状態にあっては、輝度変化の変化量が大きい高速調整値w2を調整値wとして決定する(ステップS7)。なお、通常調整値w1及び高速調整値w2は記憶部24に格納されており、高速調整値w2は、通常調整値w1よりも、制御輝度値yが後述する基準輝度値からの変化量が大きい値となるように促す値にて設定される。
【0025】
制御手段20は、決定された調整値wと、第二の検出値x2から得られた目標輝度値tと、RAM22に記憶された基準輝度値zと、を用いた以下の演算式にて、制御輝度値yを算出する(ステップS8)。
y=z+((t−z)/w)
なお、基準輝度値zは前回制御信号Yとして出力した制御輝度値である。また、制御輝度値yは、目標輝度値tと基準輝度値zとの間の値になるように設定される。また、制御輝度値yは、高速調整値w2を用いて算出された場合は、通常調整値w1を用いて算出された場合よりも目標輝度値tとの差が小さい値となる。
【0026】
また、制御手段20は、ステップS8にて得られた制御輝度値yを制御信号Yとして駆動回路25に出力する(ステップS9)。なお、駆動回路25は、この制御信号Yに基づいてPWM制御することで、制御輝度値yにて発光させるべく発光素子5の表示輝度を調整する。また、制御手段20は、前記フラグが「1」なる状態である場合、前記フラグが「1」となった際の目標輝度値tを比較輝度値bとしてRAM22に格納し、比較輝度値bと制御輝度値yとの差を比較して(ステップS10)、その差の絶対値が所定値a以下となった場合(|b−y|≦a)、発光素子5の表示輝度が比較輝度値bに近似したと判断して前記フラグを「0」とする(ステップS11)。なお、比較輝度値bと制御輝度値yとの差の絶対値が所定値aより大きい場合には(|b−y|>a)、発光素子5の表示輝度が目標輝度値tに近似していないと判断して前記フラグが「1」なる状態で維持される。したがって、高速調整値w2が調整値wとして決定された後、発光素子5の表示輝度が、高速調整値w2が調整値wに決定された際の目標輝度値tに近似した場合は、高速調整値w2を調整値wとする決定が解除され、発光素子5の表示輝度が、高速調整値w2が調整値wに決定された際の目標輝度値tに近似しない場合は、高速調整値w2を調整値wとする決定が維持されることとなる。
【0027】
なお、ステップS10においては、発光素子5の表示輝度が前記フラグが「1」となった際の目標輝度値tに到達した場合に、前記フラグを「0」とするものであってもよい。
【0028】
また、制御手段20は、第二の検出値x2を第一の検出値x1に代入して第一の検出値x1を更新するとともに、制御輝度値yを基準輝度値zに代入して基準輝度値zを更新する(ステップS12)。
【0029】
以上のステップS1からステップS12までの処理を繰り返すことによって、車両前方の明るさに応じた視認性の良好な表示輝度にて表示を行うように発光型表示器27の表示輝度を自動的に調整することが可能な表示装置となる。また、調整値wを用いて制御輝度値yを算出することによって、表示輝度を滑らかに変動させることができ、表示像4のちらつきを低減することができる。また、制御輝度値yは、加速調整値w2を用いて算出された場合は基準輝度値zからの変化量が大きい値となるため、短時間で比較輝度値bに近似する。
【0030】
かかる表示装置は、表示輝度を変更可能な発光型表示器27と、周囲の明るさに応じた検出値xを検出信号Xとして出力する光検出手段18と、検出値xと調整値wとに基づいて算出される制御輝度値yを制御信号Yとして出力し、発光型表示器27の表示輝度を制御する制御手段20と、を備える表示装置であって、制御手段20は、光検出手段18によって検出された第一の検出値x1と検出値xの閾値sとを記憶し、光検出手段18によって新たに検出された第二の検出値x2により目標輝度値tを算出し、第一の検出値x1が閾値sよりも明るい値でありかつ第二の検出値x2が閾値sよりも暗い値である場合は、前記フラグを「1」として、制御輝度値yが通常時よりも変化量の大きな値となるような高速調整値w2を調整値wとして決定し、この高速調整値w2に基づいた制御輝度値yを算出してなる。また、制御手段20は、高速調整値w2を調整値wとして決定した後、発光素子5の表示輝度が高速調整値w2を調整値wとして決定した際の目標輝度tに近似した場合に、前記フラグを「0」として、高速調整値w2を調整値wとする決定を解除するものである。
【0031】
したがって、かかる表示装置は、周囲の明るさが急激に暗くなった場合には、高速調整値w2に基づいて基準輝度値zからの変化量が大きい制御輝度値yが算出されるため、周囲の明るさが急激に暗くなった場合であっても、従来のように良好な表示輝度になるまで時間を要してしまうことがなく、表示像の表示輝度が明る過ぎて見にくい状態を短時間で解消し、前記明るさの変化に追従した表示輝度によって視認性の良好な表示を行うことが可能となる。
【0032】
なお、本発明の実施の形態では、上述した車両用ヘッドアップディスプレイを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その構成は同様の効果が得られるものであればよく、例えば、有機EL素子等を搭載した発光型表示装置に適応するものであってもよい。また、ナビゲーション装置の表示装置として用いられる液晶ディスプレイに適応するものであってもよい。
【0033】
また、上述した実施の形態では、調整値wがデータテーブルを用いて決定されるものを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、基準輝度値と検出値とに基づいて、所定の演算にて求められるものであってもよい。
【0034】
また、上述した実施の形態では、高速調整値w2を調整値wとして決定した後、発光素子5の表示輝度が目標輝度tに近似した際に、前記フラグを「0」として高速調整値w2を調整値wとする決定を解除するものであったが、本発明は、高速調整値を調整値として決定した後、前回検出された第一の検出値が閾値より暗い値でありかつ新たに検出された第二の検出値が前記閾値よりも明るい値である場合に、前記高速調整値を前記調整値とする決定を解除するものであってもよい。かかる表示装置は、トンネルから出た際に前記高速調整値を前記調整値とする決定を解除する場合に好適である。
【0035】
また、上述した実施の形態は、周囲の明るさが急激に暗くなった場合には、検出値xと調整値wとによって制御輝度値yを算出して発光素子5の表示輝度を調整するものであったが、本発明は、調整値を用いない表示装置にも適用可能であり、その制御方法としては、光検出手段にて検出された第一の検出値と検出値の閾値とを制御手段に記憶し、前記光検出手段によって新たに検出された第二の検出値により目標輝度値を算出し、前記第一の検出値が前記閾値より明るい値でありかつ前記第二の検出値が前記閾値より暗い値である場合は、制御輝度値が通常時よりも短い時間で前記目標輝度値に近似するように発光素子5を高速制御するものである。かかる表示装置は、急に車両周辺の明るさが暗くなった場合に、短時間にて発光素子5の表示輝度を弱めることができるため、表示像の表示輝度が明る過ぎて見にくい状態を短時間で解消することができ視認性の良好な表示装置となる。
【0036】
【発明の効果】
本発明は、表示輝度を変更可能な発光型表示器と、明るさに応じた検出値を検出信号として出力する光検出手段と、前記検出値によって前記発光型表示器の制御輝度値を算出し、前記制御輝度値に基づいて前記発光型表示器の表示輝度を制御する制御手段と、を備える表示装置であって、周囲の明るさが急激に変化する場合であっても、視認性の良好な表示装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における車両に搭載された表示装置を示す図。
【図2】 同上実施の形態を示す表示ユニットの断面図。
【図3】 同上実施の形態を示すブロック図。
【図4】 同上実施の形態における制御手段の処理手順を示す流れ図。
【符号の説明】
5 発光素子
6 液晶表示素子
18 光検出手段
20 制御手段
22 RAM
23 ROM
24 記憶部
27 発光型表示器
t 目標輝度値
w 調整値
w2 高速調整値
x 検出値
x1 第一の検出値
x2 第二の検出値
y 制御輝度値
z 基準輝度値
X 検出信号
Y 制御信号
Claims (4)
- 表示輝度を変更可能な発光型表示器と、周囲の明るさに応じた検出値を検出信号として出力する光検出手段と、前記検出値と調整値とに基づいて算出される制御輝度値を制御信号として出力する前記発光型表示器の表示輝度制御において、前記光検出手段によって検出された第一の検出値と前記検出値の閾値とを記憶し、前記光検出手段によって新たに検出された第二の検出値により目標輝度値を算出し、前記第一の検出値が前記閾値よりも明るい値でありかつ前記第二の検出値が前記閾値よりも暗い値である場合は、前記制御輝度値が通常時よりも変化量の大きい値となるような高速調整値を前記調整値として決定し、この高速調整値に基づいた前記制御輝度値を算出し、また、前記高速調整値を前記調整値として決定した後、前記第一の検出値が前記閾値より暗い値でありかつ前記第二の検出値が前記閾値よりも明るい値である場合に、前記高速調整値を前記調整値とした決定を解除する制御手段と、を備えてなることを特徴とする表示装置。
- 前記制御手段は、前記高速調整値を前記調整値として決定した後、前記発光型表示器の表示輝度が前記高速調整値を前記調整値として決定した際の前記目標輝度値に近似あるいは到達した場合に、前記高速調整値を前記調整値とした決定を解除することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 表示輝度を変更可能な発光型表示器と、周囲の明るさに応じた検出値を検出信号として出力する光検出手段と、前記検出値により算出される制御輝度値を制御信号として出力する前記発光型表示器の表示輝度制御において、前記光検出手段によって検出された第一の検出値と前記検出値の閾値とを記憶し、前記光検出手段によって新たに検出された第二の検出値により目標輝度値を算出し、前記第一の検出値が前記閾値より明るい値でありかつ前記第二の検出値が前記閾値より暗い値である場合は、前記制御輝度値が通常時よりも短い時間で前記目標輝度値に近似するように前記発光型表示器を高速制御し、また、前記第一の検出値が前記閾値より暗い値でありかつ前記第二の検出値が前記閾値より明るい値である場合に、前記高速制御を解除する制御手段と、を備えてなることを特徴とする表示装置。
- 前記制御手段は、前記発光型表示器の表示輝度が前記高速制御を決定した際の前記目標輝度値に近似あるいは到達した場合に、前記高速制御を解除することを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
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