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JP4294119B2 - 抗菌性人造石とその製造方法 - Google Patents

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JP4294119B2 JP16401798A JP16401798A JP4294119B2 JP 4294119 B2 JP4294119 B2 JP 4294119B2 JP 16401798 A JP16401798 A JP 16401798A JP 16401798 A JP16401798 A JP 16401798A JP 4294119 B2 JP4294119 B2 JP 4294119B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この出願の発明は、抗菌性人造石とその製造方法に関するものである。さらに詳しくは、この発明は、御影石調あるいは大理石調等の優れた肌合いと良好な表面硬度および表面耐摩性等の優れた特性とともに抗菌性をも有する、軽量で高硬度、高強度の高密度人造石とその製造方法に関するものであって、壁材、床材、浴室、トイレ、キッチン、その他の用途のための建材や、家具、扉、窓枠、テーブル、カウンタートップ、手摺り、石柱等として有用な抗菌性人造石を提供するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】
従来より、天然石を適宜の大きさに粉砕し、これに炭酸カルシウム等と樹脂とを混合した後に硬化させて人造石とすることはすでに知られている。
このような人造石については、その組成や製造法の改良によって、透明感や深みがあり、どっしりとした御影石や大理石調の表面を実現することに努力が傾注されてきている。
【0003】
一方、このような改良への試みとともに、人造石の機能向上の検討も進められてきてもいる。
しかしながら、従来のほとんどの人造石の場合には、その表面として大理石調等のどっしりとした深みとともに、しかも透明感もあって、石材としての強度、硬度、耐久性も充分な人造石としては実現されてきていない。また、機能向上については、まさに今後の課題でもある。なかでも抗菌性人造石は、近年の住宅、公共施設等の建材として重要とされているにもかかわらず、いまだその実現は手がかりも得られていないのが実情である。
【0004】
このような状況において、この出願の発明者らは、従来の人造石とはその組成、物性が本質的に相違し、極めて少ない樹脂の配合によって、その色調並びに物理的性状も新しい人造石を開発してきた。そこで、この出願の発明者らは、さらにこの人造石に新しい機能として抗菌性を付与し、住宅建材、住宅設備、公共施設等の建材として有用な人造石を提供することを課題として検討を進めてきた。
【0005】
この出願の発明は、以上の事情から、製品としての人造石が、緻密な組織を持ち、透明感とともに深みがあり、大理石調等の優れた色調を有し、しかも成形性も良好であって、住宅をはじめ病院、福祉施設等の公共施設への利用が拡大される抗菌性人造石を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この出願の発明は、上記の課題を解決するものとして、10〜70メッシュの大きさの無機質細粒成分と100メッシュアンダーの無機質微粒成分の和が製品全体の85重量%以上であって、全体量の15重量%未満の樹脂成分を含有する高密度人造石の組成に、全体量の0.5〜5.0重量%の抗菌剤を配合して成形してなり、前記抗菌剤が銀、銀合金および酸化銀から選択される無機物またはその無機物を担持した担体であることを特徴とする抗菌性人造石を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】
この発明について以下にさらに詳しく説明する。まずこの発明の抗菌性人造石については、基本的に次の区分が考慮される。(1)高密度人造石組成物:10〜70メッシュの無機質細粒成分と100メッシュアンダーの無機質微粒成分との和が全体量の85重量%以上で、樹脂成分は15重量%未満であるもの。(2)抗菌剤。
【0009】
まず、(1)高密度人造石の組成について説明する。この組成を構成する原料は3成分に大別される。一つは主成分としての10〜70メッシュの大きさの無機質の細粒成分であって、これは、珪石、かんらん石、長石、輝石、雲母等の鉱物や、花崗岩、変成岩等の天然石、陶磁器、ガラス、金属等からの適宜な無機質の細粒成分が用いられる。
【0010】
なお、人造石を得る場合において、如何なる色調や意匠性のものとするかは、重要な問題である。御影石や大理石は天然のものからの製品が得にくいことと、色艶が美麗なためによく目標とされる。この場合、その色艶は、御影石や大理石の価値を決める重要なテーマである。天然の御影石や大理石においては、まったく黒いものから白いもの、あるいは赤いものまで色そのものの種類も多く、かつ同じ色であってもその程度が異なる。
【0011】
従来、各種の人造石に色を与える場合、たとえば黒いものを得るには天然石等の粉粒体の黒いもののみを使用すればよいが、中間の色調の物を得るには、再現性が問題になる。また、色を与えても大理石の持つ独特の艶を与えることは、困難であった。
たとえば染料や顔料を使用して色を与えた場合でも、従来では艶や深みを与えることは困難であった。
【0012】
これに対して、この発明においては、細粒成分として透明性のものを使用することができる。たとえば、御影石調や大理石調等の艶のあるものを得ようとする際には、細粒成分として石英系天然石を粉砕して得た細粒を使用することができる。
石英系天然石を粉砕して得た細粒は、原料が石英系であるから表面が独特の平滑部を持っている。また多くの場合無色で透明である。色を持っている場合もあまり強くないし、透明でない場合もいくぶんの透明性を残しているものが多い。
【0013】
この原料を使用すれば得られた製品の色は制御でき、かつ、その色は、透明性の石英系細粒成分の存在により、深みを与え、艶を持たせることができる。また、この細粒成分とともに100メッシュアンダーの微粒成分が用いられる。この微粒成分としては、天然又は人造の各種の微粒成分が挙げられる。たとえば炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム等は得やすい微粒成分である。
【0014】
また、この微粒成分の1部として、色調の調整のための二酸化マンガン、二酸化チタン、珪酸ジルコニウム、酸化鉄等の成分や、夜光性や蛍光性という機能を付与するために、アルミン酸ストロンチウム等の蓄光材や、各種の酸化物の無機蛍光材を配合してもよいし、難燃性付与のための三酸化アンチモン、ホウ素化合物、臭素化合物等の成分を添加配合してもよい。
【0015】
第3番目の成分として樹脂成分がある。樹脂成分は熱硬化性のものの中から広い範囲で選ぶことができる。
たとえば、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等が例示される。なかでも、メタクリル樹脂、エポキシ樹脂、あるいはその混合、もしくはその共重合樹脂等が好ましいものとして示される。
【0016】
樹脂成分には、色調の調整のために、アゾ系、フタロシアニン系の有機顔料や染料を配合しておいてもよい。
天然石等の細粒成分は、得られる人造石の外観ならびに物理的性質に主要な要因として機能する。特に一部を露出することで他の成分と相まって外観上の色や模様の主要因となる。
【0017】
微粒成分は細粒成分に比べて100メッシュレベルよりも相当細かいものであり、細粒成分の一つ一つの粒の間に侵入し粒の間の空間を埋めるように位置し、得られる人造石の固さやしなやかさといった性質を得ることに寄与する。細粒成分とこの微粒成分とは、その重量比において0.5:1〜5:1とするのが好ましい。
【0018】
また、樹脂成分は、前述の骨格を形成する成分である天然石等の細粒成分や、微粒成分に対して、これらを包み込み、全体を結合することに寄与し、人造石が完成したとき製品に弾性あるいは引張強度を与える機能がある。
この発明においてはこれら成分の構成比率が重要である。特に重要なことは樹脂成分と他の成分との構成比率である。この発明では、緻密な組織を有する高密度品を可能とすることが特徴の一つであるが、ここで高密度とは、人造石製品の中に含まれている細粒成分と微粒成分とが高密度に存在するという意味であり、その程度はたとえば密度2.2g/cm3 以上という、従来の人造石に含有されている範囲を越えている。
【0019】
すなわち、骨格成分である天然石等の細粒成分の製品中の構成比率は多いほど天然石に近いものとなるが、あまり多いと固まったものとならず、製品として使用することはできない。また得られる製品の物理的性質が貧弱なものとなり、通常の用法による使用に耐えないものとなる。
また、微粒成分を多く用いても固まらない等の不都合を生ずるほかに、得られるものが艶のないものとなり、石とは言いにくいものになる。
【0020】
従って、細粒成分や、微粒成分の使用量割合は限定される。すなわち、重量比で85%以上なければならず、好ましくは90%以上である。なお、95%を超すと製品が脆くなり、使用しにくいものしか得られない。また、85%未満では製品が柔らかすぎて石的な性質が得られず、使用範囲が樹脂板と同様な範囲となってしまう。
【0021】
このことは、天然石等の細粒成分ならびに微粒成分以外のもの、すなわち、樹脂成分は製品において多くても重量比15%以上存在してはならないことになる。
樹脂成分が15%程度を越えると製品がプラスチック的になり、もはや人造石とは名のみの見かけだけのものとなる。また、樹脂成分を過度に少なくすることは製品の天然色に近い外観性を増大させる面もあるが製品が脆いものとなり、使用に適しなくなる。このような観点からは、より好ましくは、樹脂成分は1〜10重量%となるようにする。
【0022】
そして、この発明の人造石組成物並びに製品としての人造石では、前記の無機質細粒成分の一部または全部が、透明性の粒子であって、あらかじめ、その粒子もしくは小塊が無機あるいは有機物によって被覆されているものであってもよい。
透明性の細粒成分のこのような被覆は、その透明性細粒成分の表面に樹脂を被覆硬化させることや、あるいは水ガラス、陶磁器用の釉薬等の無機物質を焼付て被覆すること等によって実現される。いずれの場合にも、透明細粒成分の粒子表面には数μm〜数十μm、たとえば5〜50μm、より好ましくは20〜30μm程度の被覆が施されているようにすることができる。より具体的には、たとえばアクリル系樹脂、不飽和ポリエステル系樹脂組成物を用い、150〜300℃程度に加熱して、あるいは光照射して細粒成分の粒子表面にこれら樹脂組成物を被覆硬化させることや、あるいは、水ガラス、釉薬等を用いて800〜1100℃程度の高温において焼付けて無機質被覆を施すことができる。
【0023】
製品の色は細粒成分の被覆層並びに樹脂成分の色調によって制御でき、かつ、その色は、透明性の石英系細粒成分の存在により、深みを与え、艶を持たせることができる。 たとえば被覆層として白色顔料を含む水ガラスの焼付層を有する場合や、ポリエステル系不飽和樹脂の硬化層を有する場合であって、樹脂成分としてポリエステル系不飽和樹脂を用いた場合は、樹脂の持つ色は一般に多少黄色味を含む白であるから、得られる製品は艶のある乳白色のものとなり、天然の乳白色の大理石によく似た色調の製品を得ることができる。
【0024】
被覆層を顔料、染料等の着色材を含有させたものとすることによって、深みと艶のある独特の色調を持たせることができる。
なお、この発明では、色成分として細粒成分とほぼ同じ大きさの粒状の有色のものとを混合して使用し、製品に色を与えることもできる。
いずれにしても、従来の人造石に比べて色の再現性が遙かに容易に確保でき、変色がなく、深みと艶に優れたものが得られる。
【0025】
また、この発明の人造石では、陶磁器等に着色する釉薬を天然の透明性細粒成分の粉粒体に塗布し、これを焼き付けて希望する色の粉粒体とし、これを細粒成分として使用することが特に有効でもある。この方法を用いれば色を確かなものとすることができるのみならず、幅広く選ぶことができる。
石英系の天然石を粉砕したもので細粒成分として使用するものと同じものを使用し、これに釉薬を塗布し焼き付けたものを使用すれば、黒あるいは赤といった色の場合、色の再現性についてはまったく心配がなく、再現される色は、単に色そのもののみでなく艶や色調といったものまで完全に再現される。
【0026】
これらの被覆は、人造石の骨材として機能する細粒成分の組織全体に対しての親和性を大きく向上させる。また、微粒成分と樹脂成分との混合によって、強度が大きく、表面の硬度も良好となる。
さらに重要なことは、細粒成分は前記の通りの透明性の天然石等を用い、その表面に上記の硬質被覆を行っていることから、人造石製品の表面を研磨すると、部分的にこの被覆層が破られることである。すると、部分的に露出した無機質透明性細粒成分の粒子とその周囲の被覆層との表面組織が、光の反射に独特の効果を得ることになる。
【0027】
つまり、光は透明性の細粒成分に入射し、その周囲の被覆層で反射され、透明細粒成分を再通過して反射されることになる。このような透光と反射の現象は、従来の人造石の表面だけの反射とは本質的に異なるものであって、この発明の人造石製品に独特の深み感を与えることになる。どっしりとした深みのある高品質な大理石調の人造石を得る。
【0028】
以上の通りの被覆層を有する透明細粒成分は、組成物に配合する無機質細粒成分の全量にして、一般的には10〜100%の割合とすることができる。
なお、この発明では、無機質細粒成分の大きさも特定のものとすることが必要である。すなわち、無機質細粒成分は、前記の通り10〜70メッシュの大きさとする。そして特殊な場合を除き、同一大きさのもののみを用いることが好ましい。色のあるものとないものとを使用して、色を上あるいは下に濃く付けたい場合等において、色の有無により細粒の大きさを変えて使用することが考えられるが、極端に差のあるものの大量使用は、製品の強度を劣化させるので使用すべきではない。
【0029】
一方、微粒成分の粒子の大きさは、前記の通り100メッシュアンダーとする。細粒成分の粒子の間に十分に入り込めるものでなければならない。従って細粒成分の粒子の大きさに近いものは好ましくなく、より具体的には150〜至250メッシュ程度のものが好ましい。
さらに、高密度人造石において重要なことは、特例を除いて、これらの材料組成がどの部分においても均一であることが望ましいことである。
【0030】
色調とのかね合いにおいては、組織補強のために短繊維成分を配合してもよい。たとえば、ガラス繊維、セラミックス繊維、金属繊維、樹脂繊維等を用いることができる。なかでも、ガラス繊維が好ましいものとして例示される。 これらの短繊維は、一般的には、10〜100μm径、1〜10mm長程度のものが、細粒成分の1〜10重量%程度の割合で用いられる。
【0031】
次に、この発明において欠くことのできない成分が(2)抗菌剤である。この抗菌剤については、銀、銀合金、酸化銀、もしくはそれを担持した担体が用いられる。銀、銀合金、酸化銀は、粉末として用いられてもよいし、あるいは、たとえばシリカ、アルミナ、ゼオライト、マグネシア等の担体に担持させて銀イオンが存在し得るようにしたものでもよい。
【0032】
また、他の無機質抗菌剤や、非分解性の有機質抗菌剤でも、これらと前記銀等との組合わせであってもよい。
この発明においては、抗菌性人造石は、前記の高密度人造石組成への抗菌剤の配合により実現される。以下、この態様について説明する。
抗菌剤の高密度人造石組成への配合
前記抗菌剤の配合は、高密度人造石組成物を含めて全体量の0.5〜5.0重量%の割合で行われる。より好ましくは1.0〜2.5重量%である。
【0033】
0.5重量%未満の場合には抗菌性は必ずしも充分でなく、安定した効果は得られにくい。一方、5.0重量%を超えてもその効果の増加はあまり期待できない。しかもあまり多いと、人造石の基本的物理性能と、色調を損うことになり、好ましくない。抗菌剤として担体担持のものを用いる場合には、活性成分の存在量として前記の割合が考慮される。
【0034】
成形は、各種態様で可能であって、板状体、円筒体等の各種の形状に、注型成形、圧縮成形等により実施される。 たとえば圧縮成形においては、水平型枠としての下受型に、細粒成分、微粒成分および樹脂成分を予め成形完了後の組成において必要な量だけ配合して混練した材料(混合材料)を投入し、上型を合わせ、これを5〜100kgf/cm2 の面圧で押圧して圧縮成形を行うものである。そしてこの成形においては、圧縮時に、概略90〜140℃の温度に5〜20分間程度加熱する。
【0035】
また、この加熱しながらの圧縮成形においては、圧力とともに型枠に振動を加え、型枠内の上記混合材料の流動性を良くすることもできる。
このような圧縮成形による方法は、平板成形品のように比較的単純な形状の成形法として量産効果を発揮し、また、材料のロスがほとんどないため経済性にも優れたものである。
【0036】
そして、この発明においては、成形後の成形体表面に加工を施し、細粒成分が表面部に露出するようにしてもよい。
このための方法としては、まず、樹脂成分の選択的除去法が採用される。すなわち、たとえば、成形型から脱型した後に、成形品の表面に高圧水を噴出させて地肌面加工を施すことが有効である。
【0037】
この加工は、厚みや、ノズルとの距離、加工形態等の種々の条件によって異なるので限定的ではないが、通常は、2〜20cmの厚みの場合、2〜10cm程度のノズルの高さからは、50〜800kg/cm2 程度の水圧とすることができる。この圧力は、自然石を対象とする場合に比べて、より低い水圧条件となる。
【0038】
つまり、樹脂分の存在によって、より容易に、高品位での加工が可能となるためである。
高圧水の噴出のためのノズルやそのシステムについては特に制限はない。各種のものが採用される。
この地肌面加工によって、ウォータージェットによる平坦化、あるいは粗面化が実現され、深みのある質感を持った人造石が製造される。
【0039】
樹脂成分の存在によって、表面が白濁することもなく、また、薬品を用いるエッチング方法に比べて、廃液の処理も容易となる。
もちろん、必要に応じて、表面部を有機溶剤によって処理し、樹脂成分を軟化もしくは溶融させて部分除去することもできる。
この場合の有機溶媒としては、使用する樹脂成分に対応して選択すればよく、たとえば、塩化エチレン、塩化メチレン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素、無水酢酸、酢酸エチル、酢酸ブチル等のカルボン酸やそのエステル化合物、あるいはアセトン、テトラヒドロフラン、DMF、DMSO等が例示される。
【0040】
成形体はこれらの有機溶媒に浸漬するか、あるいはこれら有機溶媒をスプレーもしくは流下させ、軟化もしくは溶融した樹脂成分を表面部から取除くことで表面凹凸を形成することができる。
あるいはまた、ワイヤーブラシ、切削手段等によって硬度の低い樹脂成分を表面部よりかき取るようにして凹凸を形成してもよい。
【0041】
以上の各種手段によって粗面化し、地肌面加工を施した後に、前記した通り、表面を研磨することにより、表面の細粒成分の被覆層を部分的に破り、この被覆層と細粒成分の粒子とが断面として製品の表面部に露出させる。これによって、独特の深みと艶のある表面質感が実現される。これは光の独特の反射現象に帰因するものである。
【0042】
表面研磨のための手段には特に限定はなく、砥石、研磨布、研磨ベルトなどの工具を用いて、あるいは、バフ研磨剤、ラビングコンパウンド等の研磨剤を用いて実施する事ができる。
研磨材としては、研磨作用を主とするダイヤモンド、炭化ホウ素、コランダム、アルミナ、ジルコニアや、琢磨作用を主とするトリポリ、ドロマイト、アルミナ、酸化クロム、酸化セリウム等が適宜に使用される。
【0043】
もちろん、このような研磨を施した後に、表面部をさらに粗面化し、凹凸を形成してもよい。ただし、この場合にも、上記の通り、少くとも一部の細粒成分の粒子とその被覆層の断面が露出しているようにする。
こうすることによっても、抗菌性とともに、優れた肌合い、質感を有する人造石が製造される。
【0052】
以上、この発明の抗菌性人造石の強度向上や、より薄形製品としての構成のために、繊維材やメッシュ体を組合わせてもよいし、これらによって裏打ちすることもできる。これらの繊維材やメッシュ体については、電磁波シールド効果をも期待して炭素材を用いてもよいし、金属や、あるいは高炉スラグ等の廃棄物を利用するようにしてもよい。
【0053】
【実施例】
以下、実施例を説明する。もちろん、この発明は以下の実施例によって限定されるものではない。
(実施例1)
粒径10〜25メッシュの天然珪石を細粒成分とし、平均粒径230メッシュの水酸化アルミニウムを微粒成分として、その重量比2:1において、組成物全重量の88.5重量%となるようにし、9重量%のポリメチルメタクリル樹脂モノマーおよび1重量%の硬化剤、さらに1.5重量%の銀粉末を均一混合してモルタル状とした。
【0054】
この組成を、型枠内に投入し、厚み約10mmの板状体に成形した。
次いで、表面部をコランダム研磨材を用いて研磨した。これにより、細粒成分の部分断面を露出させた。
得られた人造石は、深みのある、大理石調の乳白色と艶をもち、内部や表面に気泡が存在せず、組成は均一であった。
【0055】
日本工業規格JIS K−7112に従った試験では、比重2.29であった。また、吸水率は、0.13%であった。その他の特性は以下の表1の通りであった。
また、3%塩酸水溶液8時間浸漬、並びに3%水酸化ナトリウム水溶液8時間浸漬による耐酸性、耐アルカリ性試験によっても異常は認められなかった。
【0056】
【表1】
Figure 0004294119
【0057】
得られた製品を建物の壁板として使用したところ、深みのある美麗な大理石の壁を得ることができた。
このものの抗菌性試験を行ったところ、後述の試験例に示した表2の試料1のように、優れた抗菌性能が得られた。
(実施例2)
実施例1において、細粒成分と微粒成分の和を93%、樹脂成分を6%とした。
【0058】
実施例1と同様にして、高品質な人造石が得られた。圧縮強度1386kg/cm2 、硬度1026kgf/mm2 の特性を有し、大理石調の深みのある優れた表面を有していた。また抗菌性能も、表2の試料2のように優れたものであった。
(実施例3)
実施例1において細粒成分としての天然珪石の全量の15%について、粒子表面に厚み25μm青色釉薬による焼付けを行ったものを使用した。
【0059】
この細粒成分10〜50メッシュのものを、用いて実施例1と同様にして板状体を成形した。
次いで、ウォータージェットにより表面粗面化処理した。
深みのある美しい青白色の表面が得られた。
物理特性は実施例1と略同一であり、建材として高品質の人造石製品が実現された。抗菌性能も表2の試料3のように優れたものであった。
(実施例4)
細粒成分としての10〜50メッシュの天然珪石の全量の65%について、コバルト青(Pig.Blue 28)顔料を混合したポリメチルメタクリル樹脂を厚み約50μmに被覆して硬化させた。
【0060】
実施例3と同様に成形し、その後表面粗面化した。青色と乳白色とが混在した深みのある美しい表面が得られた。この人造石製品は、比重2.30で、曲げ強度30.45kgf/cm、圧縮強度1306kgf/cm2 、硬度951kgf/mm2 であった。抗菌性性能も、表2の試料4のように優れたものであった。
(実施例5)実施例1において、銀粉末に代えて、銀イオンを担持したゼオライトを抗菌剤として使用した。同様に成形し、研磨したところ、色調、および物理特性に優れた人造石が得られ、その抗菌性能は、表2の試料5のように優れたものであった。
参考例1)粒径10〜30メッシュの天然珪石と、平均粒径180メッシュの炭酸カルシウムとを、その重量比2.2:1において全重量の90重量%となるようにし、9重量%のポリメチルメタクリル樹脂モノマーと1重量%の過酸化物系硬化剤とを均一に混合し、型枠内に投入して圧縮成形して厚み15mmの板状体とした。
【0061】
このものをウォータージェットによって表面粗面化した。次いで、濃度45%のアクリル樹脂エマルジョンに、樹脂量に対して10重量%の銀粉末を分散させた後に、このものを粗面化表面に対して400g/m2 の割合で塗布して硬化させた。
次いで、表面を研磨した。
【0062】
得られた人造石の色調、物理特性ともに良好であり、また、その抗菌性能は、表2の試料6のとおり優れたものであった。
参考例2参考例1において、表面研磨することなしに、ウォータージェットにより粗面化処理した。このものの抗菌性能も、表2の試料7のように良好であった。
(試験例)前記実施例1〜5、参考例1〜2の試料1〜7(50×50mm)に、リンガー溶液(メルク社製リンガータブレット使用)で調製した菌の懸濁液を0.5ml滴下し、35℃で24時間保存した。
【0063】
その後、滅菌済みリン酸緩衝液にて試料表面を洗い出した。この洗い出した液中の生残菌数を菌数測定用寒天培地を用いて混釈平板法により測定した。
なお、対照として菌液のみの試験(ブランク)も同時に行った。
以上の結果を、次の表2に示した。
【0064】
【表2】
Figure 0004294119
【0065】
【発明の効果】
以上の通り、この発明では、従来得られなかった深みと艶のある優れた色調と、良好な特性を持つ、抗菌性の高密度人造石を提供する。得られた製品は、御影石調、あるいは大理石調のものを得るのに好適であり、天然石と同様に使用することができる。
【0066】
製品は深みのある高級品として天然品よりも幅広く壁材、床材、柱等として使用することができるものである。
そして、特に重要なことであるが、この発明によって抗菌性の人造石が提供されることである。病院、老人福祉センター、住宅等において、テーブル、手摺り、窓枠、扉をはじめ、トイレ、キッチン、バス、家具等の各種部材やカウンタートップ、床、壁、柱等の建材として、雑菌やカビの発生を抑えることのできる人造石が提供されることになる。

Claims (6)

  1. 10〜70メッシュの大きさの無機質細粒成分と100メッシュアンダーの無機質微粒成分との和が全体の85重量%以上で、全体量の15重量%未満の樹脂成分を含有する高密度人造石の組成に、全体量の0.5〜5.0重量%の抗菌剤が配合されて成形されており、前記抗菌剤が銀、銀合金および酸化銀から選択される無機物またはその無機物を担持した担体であることを特徴とする抗菌性人造石。
  2. 抗菌剤は1.0〜2.5重量%配合されている請求項1の抗菌性人造石。
  3. 細粒成分と微粒成分とが重量比で0.5:1〜5:1の割合で配合されている請求項1の抗菌性人造石。
  4. 樹脂成分の割合が1〜10重量%である請求項1の抗菌性人造石。
  5. 無機質細粒成分は、その一部または全部について、その表面にあらかじめ被覆硬化された無機物層もしくは有機物層を有していることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の抗菌性人造石。
  6. 表面の被覆硬化層が、厚み5〜50μmである請求項5抗菌性人造石。
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