JP4292927B2 - ペン型データ入力装置及び該プログラム - Google Patents
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Description
外部座標測定法とは、ペン外部でペンチップの座標を測定する方式のことであり、例えば、3角測量方式(特許文献1)、電磁波(特許文献2)、または超音波(特許文献3)の飛行時間差を利用する方式などがある。
内部座標測定法とは、ペン内部でペンチップの座標を測定する内蔵方式で、ペン内部でペンチップの運動を感知する方式であって、初期にはペン内部に装着された2軸または3軸加速度センサを利用して二重積分を通じて電子ペンの位置運動を求める方式(特許文献4、特許文献5、特許文献6)が提案された。
紙面座標印刷法とは、紙面上一面に細かい点で座標の記録を行い、この座標をペンに実装された2次元イメージセンサ(カメラ)にて読み込み、その座標にてペンの軌跡を算出する方法であって、特許文献12などが提案されている。この方法では紙面上に書かれた座標を読み込むことで、ペンの軌跡を検出するので正確である。
そこで、本発明では、上記の問題点を解決するために、加速度センサとカメラを設けたペン型データ入力装置(電子ペン)であって、紙面上からペン型データ入力装置が離れた場合には加速度センサにより、また紙面に筆記している場合はカメラで撮影した複数の画像により、紙面上のペンの移動情報を計算したり、座標位置を含むデータ符号が書かれた紙面から概符号を読み出して紙面上のペンの位置を計算したりするペン型データ入力装置及びプログラムを提供する。
また請求項3に記載の発明によれば、前記ペン型データ入力装置は、さらに、前記筆記対象媒体に対する圧力変化を検出する圧力検出手段と、該圧力検出手段により検出された前記圧力変化を示す情報に基づいて、前記第1の軌跡情報取得手段と前記第2の軌跡情報取得手段とのうちいずれか1つを選択して前記軌跡情報を取得する第2の選択手段と、を備えることを特徴とする。
また請求項4に記載の発明によれば、前記第2の軌跡情報取得手段は、前記撮像手段により今回撮像された前記画像と前回撮影された前記画像との比較をして、該比較結果に基づいて前記筆記手段により筆記された前記文字又は前記図形の軌跡を示す軌跡情報を生成することを特徴とする。
また請求項5に記載の発明によれば、前記第2の軌跡情報取得手段は、前記筆記手段により筆記している場合、前記第1の軌跡情報取得手段により今回取得した軌跡情報と前回取得した軌跡情報とに基づいて、前記比較をする範囲を決定することを特徴とする。
また請求項6に記載の発明によれば、前記ペン型データ入力装置は、さらに、前記第1又は前記第2の軌跡情報取得手段により取得した前記軌跡情報を外部装置に送信する送信手段を備えることを特徴とする。
また請求項7に記載の発明によれば、前記ペン型データ入力装置は、前記外部装置と通信が接続されている場合は、前記送信手段により前記軌跡情報を送信し、前記外部装置と前記通信が切断されている場合は、前記軌跡情報を保持することを特徴とする。
また、ペンが紙面にダウンしているかを検出できるセンサを設け、読み出した画像から符号が書かれているかの判定と、前記ペンダウンのセンサの値によって2つのペン軌跡の解析方法を切り替えて用いる工夫を設けたことで、符号が書かれた紙面、書かれていない紙面を自動的に適切に切り替えることができる。
本実施形態における電子ペンの特徴は、以下に示す4つの基本的な機能を有していることである。
(1)筆圧に応じてインクの量を電子で制御を行い、ペン字の太さが調整できる。
(2)普通紙に書いた文字や図形のペン軌跡と筆圧を記憶することができる。
(3)無線通信にて上記ペン軌跡をパーソナルコンピュータ(以下、PCという)に転送を行うことができる。
(4)特定符号が書き込まれた紙面からその符号を読み出し正確なペンの軌跡の検出ができる。
図1は、電子ペン1の構成図である。筆圧に応じてペン字の太さが調整できるように、インクジェット17とインクを紙面上に吹き付けるためのインクジェットノズル2を有している。ノズル2は直接紙面上と接しないように、ペン先3がノズル2の隣に実装されている。このペン先3からインクは出ることはなく、ペン1で図形を書いたときに違和感の無いような材料を選んで実装するものとする。
この混合比については、予め描画したい色に最も近い色になるためのインク混合比を調べておき、その混合比を導出する方法のプログラミングを行うか、またはそれぞれの色に対応するインクの混合比をメモリなどに記憶されることで容易に混合比は得ることはできる。
図3(a)は筆圧が小さいときのデューティ変調を示し、この場合、インクの流出量が少ないので、細い線(図3(a)右図)を描くことができる。図3(b)は筆圧が中間のときのデューディ変調を示し、この場合、インクの流出量が中程度であるので、中間の太さの線(図3(b)右図)を描くことができる。図3(c)は筆圧が大きいときのデューティ変調を示し、この場合、インクの流出量が多いので、太い線を描くことができる(図3(c)右図)。
次に、本実施形態における電子ペン1を用いて普通紙に描画を行った場合、その描画内容を記録するためにペン1の軌跡解析を行う。
3軸加速度センサ6は、空間3軸方向それぞれに加速度を検出できるピエゾ抵抗などを利用したものなどが開発されている。これらは加速度に応じた電圧値が出力されるので、それぞれの電圧値はセレクタ903を経由して、プロセッサ9内のAD変換器902で加速度の値を時分割に連続に読み出せるように構成される。
次に、3軸加速度センサ6による軌跡解析の動作を、図5,図6を用いて説明する。
ペン1の動きには紙面20上に沿った2次元的な動きとペン軸が紙面20に対して傾きを変えるペン軸の変化の動きとがある。また、(P1の地点で)ペン1が紙面20を離れ(ペンアップ)、ペンの傾きを変えながら(P2)、他の地点(P3)で紙面20に接する(ダウンする)動作が行われる。
このタスクでは、まず、3軸加速度センサ6により検出したデータを読み出す(S1)。これらのデータから3軸の加速度を求める(S2)。これら重力成分を排除した加速度からペンの速度v(3次元ベクトル)を計算する(S3)。さらに積分して3軸絶対位置Px(3次元ベクトル)を計算する(S4)。
これはペン1の速度および角速度は、加速度センサを積分して計算したものであるので、誤差の累積が生じて実際の速度と合っていない可能性があったが、この処理によってこの誤差の累積をクリアすることができる。次に紙面の基底ベクトルの作成を行う(S8)。これについては、図8を参照しながら説明する。
次に、2種類の座標の対応点数のサンプル数Nsを調べる(S11)。これは予めTask1の開始時に「0」に初期化されているものとする。初期化後、初めてこの処理が行われる場合はNs=0であるので、S12に分岐される。ここで、今回の紙面座標系のペン位置Puを(u1,v1)に、3軸加速度座標系のPxの座標値を(x1,y1,z1)に保存し(S12)、対応点数Nsを1に書き換え(S13)、本フローは終了する。
る基底ベクトルの計算の精度を上げるためにも、この値が大きいほうが望ましい。そのため、S16で、このΔが予め決められた所定の値より大きいか否かを判断する(S16)
。このΔが、この所定の値に達していない場合または所定の値以下の場合は、2点目のサ
ンプルは基底ベクトルを求めるのにふさわしくないと判断し、その後の処理をせずに終了する。
回のサンプルを有効として、サンプル数Nsを「2」にする(S17)。そして、(B−4)式にて基底ベクトルEu,Evを計算し(S18)、終了する。
以上より、S8において、現在の絶対座標PxとTask2から計算される紙面上の座標Puの参照を行い、これらの2つの座標を対で記憶しておき、過去数点の座標対からEu,Evを求めることができる。本実施形態ではEu,Evの計算をTask1で行ったが、もちろんTask2で行っても構わない。これによって、ペン1を用いて紙面20上に書いている間に基底ベクトルが計算できることになる。
しかしながら、この方法だけでペン1の軌跡を得た場合には、通常の加速度センサの加速度検出間隔時間は数m秒あるために、検出時間間の加速度変化の誤差が生じる。座標を得るのに積分を行うためにこの誤差も積分されるので、かなり大きな誤差を生じることになる。現状の加速度センサでは100DPI(Dot Per Inch)の分解能の軌跡を得るのは困難である。
図10は、本実施形態におけるカメラから読み出した文字の筆記例を示す。ここで、カメラとは、レンズ7とイメージセンサ8とからなる撮像系をいう。同図において、筆記者が電子ペン1で「あ」の文字を描画している途中の連続(10m秒間隔)で撮影された2つの画像図10(a),(b)を示している。この2つの画像から図11、図12のアルゴリズムによってペンの移動距離およびペンの座標位置が計算できる。
イメージセンサ8による移動距離の計算は、もう1つのタスクで行われる(Task2)。タスクの開始後、まだ一度もペンが紙面20上にダウンしていないことを示す変数FirstDownフラグをYesにし、また、ペンの状態を示している変数PenStatusはペンアップ状態PEN_UPにして初期化を行う(S20)。それから繰り返し画像マッチングのフローを呼び出す(S21)。
初めてのペンアップ状態であるか否かがPenStatusに基づいて判定され(S48)、初めてである場合は、PenStatusをPEN_UPにし(S49)、そのときの3軸絶対座標PxをPxuに保存し(S50)、さらにそのときの紙面座標PuをPu_upに保存する(S51)。ペンアップ後、ペン1の空中での移動量の計測はTask1によってなされる。
そして、再度ペンダウンしたときの紙面座標位置Puは、S51でペンアップしたときの座標にS37で求めた(du,dv)を加算すればよい(S38)。このPuをPu_downとして保存する(S39)。このようにして3軸の絶対座標から紙面座標の移動ベクトルが計算することができる。
次に、D(du,dv)の最大値を探す(S65)。これは、以下に示すdu,dvの範囲
上記のように、2枚の画像のマッチングをS62で計算を行っている。想定されるDが大きいほど2枚の画像は類似していることになる。S60からS64で得られた類似度から最大の類似度をS65で探し出し、このときのdu,dvが最もこれらの2枚の画像が類似しているといえるから、このときの値が2つの画像間の間でペンが移動したベクトルとS66で推測することができる。
本実施形態では、軸の回転を考慮していないマッチングを行ったが、前述した角速度から軸の回転を考慮したマッチングを行うと、よりよい精度の高い移動量が求められる。
されている場合、「11」の符号が表現される。このように情報シンボルは2ビットの情報を表す。
このシンボル(符号)は予めプリンターや印刷などによって予め記録しておく。また、この符号を記録するのに使うインクは、ペン1で用いる通常のインクとは違う成分の素材を用いるのが望ましい。なぜならば、交差するような文字を描画する場合、ペンが符号の上に筆記された後、その同じ位置にペンを上書きする場合があり、このような場合に一度ペンのインクで符号を上書きされてもこの符号を読み出せるようにしなければならない。そのため本実施形態では、ペン1のインクは赤外線を透過する素材のインクを、符号を記録するインクは赤外線を吸収する材料を用いる。
図16は、紙面一面にシンボル(符号データ)を記した例である。このシンボルを図4で用いた同じ装置で読み出す。図4での筆記面には、図15のような符号が紙面一面に記録されている。すなわち、この用紙が、本実施形態における専用用紙である。この符号は前述したように赤外吸収材料で印刷されている。符号を読むときは、CPU901はスイッチ905を制御し、赤外LED14を点灯させる。また、赤外透過フィルタ15は電磁バネ16によって、縦向きから横向き方向へ回転軸を中心に回転し、レンズ7とイメージセンサ8の間にこのフィルタ15が挿入された形(点線で示した状態)になる。
図18は、符号方式と画像マッチング方式の切り替えによる軌跡解析タスクのフローを示す。符号が印刷された紙から符号を読み出して座標位置を得る方法は、ペンが紙面を離れてどのように移動しようが問題にならない。なぜならば、常にペン1は紙面上の座標を読み出すことにより自分のペンの位置を特定できるからである。この方法はペンの軌跡を完全に追跡することが可能である。
したがって、本実施形態では符号が読み出せる状態になった場合(S72で「Yes」へ進む)には、すぐにこの紙面に符号が書かれたものとして、PenModeフラグに「Code」を代入して符号モードにする(S73)。その後、読み出した画像から符号解析と符号から紙面位置Puを得て(S74,S75)、その座標値と現在の筆圧をメモリに保存し、軌跡を記録に残す(S76)。そして、ペンモードが符号モードになった場合にはFirstDownフラグをYesでリセットする(S77)。
(実施形態2)
実施形態1では、符号を読み出す場合と、通常のインクで書かれた文字を読み出す場合とで、赤外透過フィルタ15を切り替えることによって、2つの読み出しを実現したが、本実施形態では、イメージセンサにマクロフィルタを赤外線のみ透過とするフィルタと吸収するフィルタとを交互に配置する方法でイメージセンサを共有させる。
また、ほかの方法として、実施形態1で用いたペンのインクと符号のインクは排他的であればよいので、ペンのインクは紫外線透過材料、符号用のインクは紫外線吸収材料を用いイメージセンサ前のフィルタ15は紫外線透過フィルタに交換し、赤外LEDは紫外線LEDに交換して実現を行ってもよい。
実施形態1では、加速度センサを1つ搭載した電子ペンを説明したが、本実施形態では、加速度センサを2つ搭載した電子ペンについて説明する。
筆記の軌跡はペン先3が紙面20上でどのように移動しているかを特定できればよいので、本来、紙面20上に沿った2次元的な移動だけが検出できればよい。しかし、加速度センサを用いた方式を用いる場合、図5のようにペン軸が傾きに変化があると重力の影響を受けるのでペン1の傾きも検出する必要がある。
2 インクジェットノズル
3 ペン先
4 圧力センサ
5 カラーインクカートリッジ
6 3軸加速センサ
7 レンズ
8 CMOSイメージセンサ
9 プロセッサ
10 メモリ
11 電池
13 RF通信回路
14 赤外LED
15 赤外フィルタ
16 電磁バネ
17 インクジェット
20 紙面
30 電磁石A
31 電磁石B
32 センサ受光部
103(103a、103b、103c、103c) 弁
901 CPU
902 AD変換器
903 セレクタ
904 DMA
Claims (10)
- 筆記対象媒体に筆記した文字又は図形を、電子データとして取得するペン型データ入力装置において、
該ペン型データ入力装置を移動させた場合に生じる加速度を検出する加速度検出手段と、
該加速度検出手段により検出した前記加速度に基づいて、前記ペン型データ入力装置の移動した軌跡を示す軌跡情報を取得する第1の軌跡情報取得手段と、
インクを用いて前記筆記対象媒体に前記文字又は前記図形を筆記する筆記手段と、
該筆記手段により筆記された前記文字又は前記図形を撮像する撮像手段と、
該撮像手段により撮像された複数の前記文字又は前記図形の画像に基づいて、前記筆記手段により筆記された前記文字又は前記図形の軌跡を示す軌跡情報を取得する第2の軌跡情報取得手段と、
所定の符号パターンが配置された用紙より該符号パターンを読み取る読み取り手段と、
該読み取り手段により読み取られた前記符号パターンに基づいて、前記筆記手段により筆記された前記文字又は前記図形の軌跡情報を取得する第3の軌跡情報取得手段と、
前記読み取り手段により前記符号パターンが読み取られたか否かに基づいて、前記第2の軌跡情報取得手段と前記第3の軌跡情報取得手段のうちいずれか1つを選択して、前記軌跡情報を取得する第1の選択手段と、
を備えることを特徴とするペン型データ入力装置。 - 前記読み取り手段は、前記撮像手段を兼用することを特徴とする請求項1に記載のペン型データ入力装置。
- 前記ペン型データ入力装置は、さらに、
前記筆記対象媒体に対する圧力変化を検出する圧力検出手段と、
該圧力検出手段により検出された前記圧力変化を示す情報に基づいて、前記第1の軌跡情報取得手段と前記第2の軌跡情報取得手段とのうちいずれか1つを選択して前記軌跡情報を取得する第2の選択手段と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載のペン型データ入力装置。 - 前記第2の軌跡情報取得手段は、前記撮像手段により今回撮像された前記画像と前回撮影された前記画像との比較をして、該比較結果に基づいて前記筆記手段により筆記された前記文字又は前記図形の軌跡を示す軌跡情報を生成すること
を特徴とする請求項1に記載のペン型データ入力装置。 - 前記第2の軌跡情報取得手段は、前記筆記手段により筆記している場合、前記第1の軌跡情報取得手段により今回取得した軌跡情報と前回取得した軌跡情報とに基づいて、前記比較をする範囲を決定すること
を特徴とする請求項4に記載のペン型データ入力装置。 - 前記ペン型データ入力装置は、さらに、
前記第1又は前記第2の軌跡情報取得手段により取得した前記軌跡情報を外部装置に送信する送信手段
を備えることを特徴とする請求項1に記載のペン型データ入力装置。 - 前記ペン型データ入力装置は、前記外部装置と通信が接続されている場合は、前記送信手段により前記軌跡情報を送信し、前記外部装置と前記通信が切断されている場合は、前記軌跡情報を保持すること
を特徴とする請求項6に記載のペン型データ入力装置。 - 筆記対象媒体に筆記した文字又は図形を電子データとして取得するペン型データ入力装置内のコンピュータに、該電子データを取得させる処理を実行させるためのデータ入力プログラムにおいて、
該ペン型データ入力装置を移動させた場合に生じる加速度を検出する加速度検出処理と、
該加速度検出処理により検出した前記加速度に基づいて、前記ペン型データ入力装置の移動した軌跡を示す軌跡情報を取得する第1の軌跡情報取得処理と、
インクを用いて前記筆記対象媒体に前記文字又は前記図形を筆記する筆記処理と、
該筆記処理により筆記された前記文字又は前記図形を撮像する撮像処理と、
該撮像処理により撮像された複数の前記文字又は前記図形の画像に基づいて、前記筆記処理により筆記された前記文字又は前記図形の軌跡を示す軌跡情報を取得する第2の軌跡情報取得処理と、
所定の符号パターンが配置された用紙より該符号パターンを読み取る読み取り処理と、
該読み取り処理により読み取られた前記符号パターンに基づいて、前記筆記処理により筆記された前記文字又は前記図形の軌跡情報を取得する第3の軌跡情報取得処理と、
前記読み取り処理により前記符号パターンが読み取られたか否かに基づいて、前記第2の軌跡情報取得処理と前記第3の軌跡情報取得処理のうちいずれか1つを選択して、前記軌跡情報を取得する第1の選択処理と、
をコンピュータに実行させるためのデータ入力プログラム。 - 前記第2の軌跡情報取得処理は、
前記撮像処理により今回撮像された前記画像と前回撮影された前記画像との比較をして、該比較結果に基づいて前記筆記処理により筆記された前記文字又は前記図形の軌跡を示す軌跡情報を生成することを特徴とする請求項8に記載のデータ入力プログラム。 - 前記データ入力プログラムは、さらに、
前記第1又は前記第2の軌跡情報取得処理により取得した前記軌跡情報を外部装置に送信する送信処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項9に記載のデータ入力プログラム。
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